「叙情派インストゥルメンタル・DUB・ユニット」ことあらかじめ決められた恋人たちへ（あら恋）が6枚目のアルバム『After dance / Before sunrise』をリリース。"gone"はアルバムからのリードトラックでボーカルに曽我部恵一を迎えています。（フルアルバムにボーカル曲を入れるのは初）

・あらかじめ決められた恋人たちへ「gone feat.曽我部恵一」MV


　元々2014年作『キオク』収録曲"Going"をバンド・サウンドで解釈したもの。ハウスを基調とした切ないメロディに曽我部恵一の声がぴったり。リーダーの池永正二は"gone"をABBAの"Dancing Queen"のような王道のダンスミュージックだと思って作ったとのこと。暗いニュースが溢れる世の中に、音楽で踊ろう、ステップを踏む感じで前に進めるような曲をやりたかったと。

　そんな曲のテーマを表すようなミュージックビデオも良い。『南極料理人』や『横道世之介』、このほど公開された『モヒカン故郷に帰る』を撮った沖田修一が監督を務めています。PTAダンサーズのダンスに注目です。

　アルバムは2部構成。「After dance-SIDE」と「Before sunrise-SIDE」それぞれの頭文字がA面・B面になってますね。また曽我部恵一の他、詩人の和合亮一、女性ボーカリスト・ハチスノイトを迎えたナンバーも収録。これまでの劔樹人（ベース）、大竹康範（ギター）、クリテツ（テルミ ン / パーカッション）に加え、新たなメンバーも加わって人力のグルーヴも強化した切なく泣けて踊れるダンストラックがつまってます。


■あらかじめ決められた恋人たちへ -『After dance / Before sunrise』収録曲リスト
【After dance-SIDE】
1.after dance
2.blast
3.rise
4.焦点 feat.和合亮一
5.gone feat.曽我部恵一
6.風花
【Before sunrise-SIDE】
7.before sunrise
8.view
9.high
10.void
11.波 feat.ハチスノイト
12.月下
・Apple Musicで試聴＆ダウンロードする


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