1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Money on My Mind / Sam Smith (In the Lonely Hour 収録)

 UKはロンドン出身のシンガー・ソングライター、Sam Smithサム・スミス)の全英1位/全米2位を記録したデビューアルバム『In the Lonely Hour』からの2ndシングル"Money on My Mind"。サム・スミス自身ととプロデュースも務めたベン・アッシュ作。シングルチャートでも全英1位を獲得しています。

・Sam Smith - Money On My Mind


 「お金の為に音楽をやっているんじゃない」っていうレコード会社に向けたような歌詞の曲。アメリカでも大ヒットしたこの後のシングル、"Stay with Me"(英1位/米2位)や"I'm Not the Only One"(英3位/米7位)が有名ですが、私は断然この曲の方が好き。アルバムの1曲目を飾るにふさわしいアップテンポなナンバーで、サムのファルセットも堪能できるし。彼がフィーチャーされて大ヒットしたDisclosureの"Latch"(英1位/米7位)やNaughty Boyの"La La La"などダンス系の曲の方を先に聴いてたってのも大きいかも。

・Disclosure - Latch feat. Sam Smith


 アルバムはどちらかというとバラード系の曲が多い印象で、まさに『In the Lonely Hour』という感じ。まぁこの"Money on My Mind"も歌詞はそんな感じなんですが。本作のスペシャルエディションなどでは先述の"Latch"のアコースティックバージョンが入ってるものがあって、これがしっとりとした感じになってて、これはこれでアルバムにあってて凄く良いので機会があれば聴いてみてください。

 彼と同じく『Sound of 2008』の1位に選ばれたAdeleと比較されて男版アデルなんて言われ方もされていて、「なんか酷い言われようだなぁ」って思ったけど、2ndで更なる大ヒットを飛ばしたアデルのようにさらに化けたら面白いですね。

 ちなみについ先日ノミネートが発表された、2015年2月に授賞式が行われる第57回グラミー賞で、「Album of the Year」「Record of the Year」「Song of the Year」「Best New Artist」の主要4部門全てを含む全6部門にノミネートされていてこれを獲ったらホント凄いことになりそう(獲る可能性結構高いと思います)。

(参考)
2015年発表、第57回グラミー賞ノミネート発表!候補まとめ&受賞予想

 そんなグラミー直後に待望の来日公演も決定!一夜限りのショーケースライブで、しかも、キネマ倶楽部という小さなとこでやるのでプラチナチケットになること間違いなし。これに行けたら一生自慢できそうですが、たぶんチケット取れないだろうな・・・

(2014.02.08追記)
グラミー賞で、主要4部門のうちの3部門を含む4部門を獲得しました!また、初来日のチケットもゲットできたのでレポ書きます!
2015年・第57回グラミー賞、受賞者・結果まとめ

(2014.02.19追記)
ライブ行ってきました。
Sam Smith@東京キネマ倶楽部 感想&セットリスト

■来日情報
Sam Smith Premium Showcase
〜In The Lonely Hour: Special Live in Tokyo〜
2015年2月18日(水)東京キネマ倶楽部
OPEN 18:30 / START 19:30
TICKET発売 12月20日(土)10:00〜
TICKET ¥3,600-(税込/All Standing/1Drink別)
※未就学児(6歳未満)入場不可
※ショーケースイベントのためセット時間は約30分、4人編成でのセットとなります

■Sam Smith 『In the Lonely Hour』収録曲リスト

1."Money on My Mind"
2."Good Thing"
3."Stay with Me"
4."Leave Your Lover"
5."I'm Not the Only One"
6."I've Told You Now"
7."Like I Can"
8."Life Support"
9."Not in That Way"
10."Lay Me Down"


【サイト内関連記事】
La La La ft. Sam Smith / Naughty Boy (Hotel Cabana 収録)
Chasing Pavements / Adele (19 収録)
Tired / Adele (19 収録)
Rolling in the Deep / Adele (21 収録)


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2014年12月11日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Thievery / Arca (Xen 収録)

 Kanye Westの『Yeezus』、FKA Twigs等のプロデューサーとして知られるベネズエラ出身、ニューヨークはブルックリン在住のアーティスト、ARCAアールカ、本名:Alejandro Ghersi)。EP『Baron Libre』、『Stretch 1』、『Stretch 2』や昨年リリースしたミックステープ『&&&&&』が話題になっていた彼が老舗インディーレーベルMUTEから1stアルバム『Xen』を10月末にリリースすることが発表されました。

 そんな待望のアルバムから先日"Thievery"という曲が先行公開されています。

・Thievery / Arca


 ヒップ・ホップなビートに不穏なシンセのメロディが心をざわつかせますね。Aphex Twinと比較されたりしますが、その清濁入り交じったところが相通ずるものを感じさせます。アルバムが楽しみ。

 また、Arcaは映像作家のジェシー・カンダという人とのタッグも話題。『&&&&&』を映像化した作品をMoMA(ニューヨーク近代美術館)で披露したりと、音楽と映像が一体となった活動も行っています。その辺はエイフェックス・ツインとクリス・カニンガムの関係性を彷彿させられますね。

・Arca & Jesse Kanda - TRAUMA Scene 1


■Arca 『Xen』収録曲

1. Now You Know
2. Held Apart
3. Xen
4. Sad Bitch
5. Sisters
6. Slit Thru
7. Failed
8. Family Violence
9. Thievery
10. Lonely Thugg
11. Fish
12. Wound
13. Bullet Chained
14. Tongue
15. Promise
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2014年09月15日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Two Weeks / FKA twigs (LP1 収録)

 UKはグロスタシャー出身、ジャマイカとスペインの血を引くシンガーソングライター、FKA twigsFKAツイッグス、本名:Tahliah Barnett。FKAは「Formerly Known As」の意)が2枚のEP、『EP1』と『EP2』を経て、満を持してフルアルバム『LP1』をリリース。The XXやSBTRKT等が属するレーベル、YOUNG TURKSより。全英16位、全米30位。

 "Two Weeks"はその『LP1』からのシングル。全英シングルチャート200位。

・【日本語字幕付】 FKAツイッグス「Two Weeks」


 抑制されたバックトラックの上を囁くように歌われるラブソング。と、ラブソングって言い切っていいのか迷うような倒錯した感情が歌われています。なんかちょっと昔のCoccoの歌詞の世界観に通じる物がある気がする。音は所謂インディーR&Bの系譜ではあるけど、トリップホップをもっと無機質にしたような雰囲気があって面白い。彼女の出自からの音楽的影響もあるのでしょうか。

 本アルバムはKanye Westの『Yeezus』も手がけたArcaがプロデューサーを務め彼女の評価を一気に高めた『EP2』に比べ、若干物足りないという批評もあるみたいですが、先鋭性に商業的なアピールも兼ね備えた今作はなかなかの傑作だと個人的には思います。

 BBCの選ぶ注目新人アーティスト「BBC sound of 2014」のリストにも選出(1位はSam Smith)、『LP1』はマーキューリー賞にノミネート、米ビルボード誌も2014年の注目新人に選んだりと、今後も目が離せないアーティストです。ちなみに過去には、Kylie MinogueやEd Sheeran、Jessie Jのビデオにダンサーとして出演していたらしいので、それを探してみるのも面白いかも。

■FKA twigs 『LP1』収録曲

1."Preface"
2."Lights On"
3."Two Weeks"
4."Hours"
5."Pendulum"
6."Video Girl"
7."Numbers"
8."Closer"
9."Give Up"
10."Kicks"

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2014年09月14日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. The Man / Aloe Blacc (Lift Your Spirit 収録)

 米カリフォルニア出身のシンガー/ラッパー、Aloe Blaccアロー・ブラック。本名Egbert Nathaniel Dawkins III (エグバート・ナサニエル・ドーキンズ三世))の3rdアルバム『Lift Your Spirit』からのシングル曲で、全米8位・全英1位を獲得したヒット曲"The Man"。

・Aloe Blacc - The Man (Explicit)


 印象的なサビの"And you can tell everybody"という部分はElton Johnエルトン・ジョン)の代表曲"Your Song"から引用されています。上のミュージックビデオからも伝わるように「俺は俺だぜ」的な堂々とした歌いっぷり、元々はラッパーとして、プロデューサーのexileと組んでEmanonという名前で活動していただけあってソウルフルな歌の中にもリズミカルな部分があってすごく耳に残りますね。

 ちなみに彼の事をよく知らない人でも、昨年から世界中で大ヒットしているスウェーデンのアーティスト、aviciiアヴィーチー)の"wake me up"という曲を聴いた事ある人は多いかもしれません。それでヴォーカルでフィーチャーされているのがこのAloe Blaccです。Aloe Blaccヴァージョンの"wake me up"もあるので、下のほうにYouTubeの動画を貼っておきますので要チェック。

■Aloe Blacc 『Lift Your Spirit』収録曲

1."Wake Me Up (Acoustic)"
2."The Man"
3."Soldier In the City"
4."Love Is the Answer"
5."Here Today"
6."Wanna Be With You"
7."Lift Your Spirit"
8."Red Velvet Seat"
9."Can You Do This"
10."Ticking Bomb"
11."Eyes of a Child"


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2014年05月03日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. La La La ft. Sam Smith / Naughty Boy (Hotel Cabana 収録)

 UK出身のプロデューサー/ソングライター、Shahid Khanシャイード・カーン)によるソロプロジェクト、Naughty Boyノーティー・ボーイ)のデビューアルバム『Hotel Cabana』からの2ndシングル"La La La"。

 この曲は昨年5月にリリースされ全英1位を獲得。2013年の年間チャートでも5位。ヨーロッパ各国でも大ヒットしていますが、ここ最近になって全米ビルボードHOT100でもTOP40入り(2014年4月末の時点で現在26位)。『MOBO Awards』で「Best Song」と「'Best Video」も受賞しています。

 フィーチャーされているのは今年最もブレイクが期待されるアーティストに贈られる『BBC Sound of 2014』で1位を獲得したSam Smithサム・スミス)。音域の広いソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれます。しかし、元々はNaughty Boyが大半を共作し大ヒットさせた『Our Version of Events』で一躍有名になったEmeli Sandéエミリー・サンデー)を起用するつもりだったらしい。それはそれで聴いてみたいですが、こうして良い曲が出来たので結果オーライでしょう。

 サム・スミスのヴォーカルも聞き物ですが、やはりこの曲を強く印象づけてるのは少年の声で歌われる「ララ、ラララララ、ララ、ララ」っていうコーラス。最初聴いた時はちょっと耳障りなくらい耳に残るなって感じだったけど、聴けば聴くほど頭から離れずハマってしまいました。

 後はミュージックビデオを見ながら聴くとなお良いです。ボリビアで撮影されたこのPVは、ボリビアに伝わる耳の聞こえない少年の物語と、『オズの魔法使い』がモチーフになっているそうです。必見。

・Naughty Boy - La La La ft. Sam Smith


■Naughty Boy 『Hotel Cabana』収録曲

1. Act I (feat. George The Poet)
2. Welcome To Cabana (feat. Emeli Sand & Tinie Tempah)
3. Wonder (feat. Emeli Sand)
4. Think About It (feat. Wiz Khalifa & Ella Eyre)
5. Hollywood (feat. Gabrielle)
6. Act II (feat. George The Poet)
7. La La La (feat. Sam Smith)
8. One Way (feat. Mic Righteous & Maiday)
9. Pluto (feat. Emeli Sand & Wretch 32)
10. So Strong (feat. Chasing Grace)
11. No One’s Here To Sleep (feat. Bastille)
12. Lifted (feat. Emeli Sand)
13. Top Floor (feat. Ed Sheeran)
14. Epilogue (feat. George The Poet)
15. Never Be Your Woman (feat. Wiley & Emeli Sand) [Bonus Track]
16. Daddy (Ifan Dafydd Remix) [feat. Naughty Boy] [Bonus Track]
17. Get Lucky (feat. Tanika) [Bonus Track]
18. Lifted (feat. Emeli Sand & Professor Green) [Bonus Track]
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2014年05月02日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Happy / Pharrell Williams (G I R L 収録)

 Pharrell Williamsファレル・ウィリアムス)の大ヒット曲"Happy"。四の五の言わずにとりあえずYouTubeで動画と一緒に聴いてください。ハッピーになれます。

・Happy / Pharrell Williams


 一応簡単に説明しておくと、プロデューサーとしても大活躍のファレル・ウィリアムスの8年振りとなるソロアルバム『G I R L』(全米2位、全英1位)からのシングル曲。元々は映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』(原題『Despicable Me 2』)に使われて、全米/全英だけでなく世界各国のシングルチャートでNo.1を獲っています。効果的に使われる手拍子がこれまた幸せな気分になりますね。

 ちなみにこの曲のビデオは24時間それぞれのバージョンが作られていて、「24hoursofhappy.com」で公開されています。また、世界中で各国バージョンが作られてYouTubeとかにいっぱい上がっているので良かったら探してみてください。

 超余談ですが、今日は私の結婚記念日(1周年)なのでこの曲を今日の1曲にします。

■Pharrell Williams 『G I R L』収録曲

1."Marilyn Monroe" (written by Williams and Ann-Marie Calhoun)
2."Brand New" (duet with Justin Timberlake)
3."Hunter"
4."Gush"
5."Happy" (from Despicable Me 2)
6."Come Get It Bae"
7."Gust of Wind"
8."Lost Queen" (includes hidden track "Freq" with JoJo)
9."Know Who You Are" (duet with Alicia Keys)
10."It Girl"


【サイト内関連記事】
FRONTIN' / PHARRELL FEATURING JAY-Z (THE NEPTUNES PRESENT... CLONES 収録)
Get Lucky (featuring Pharrell Williams) / Daft Punk (Random Access Memories 収録)
Blurred Lines (Ft. T.I. + Pharrell) / Robin Thicke (Blurred Lines 収録)
Spaz / N*E*R*D (SEEING SOUNDS 収録)


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2014年04月29日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. It’s On Again / Alicia Keys featuring Kendrick Lamar (Music from and Inspired by The Amazing Spider-Man 2 収録)

 R&BシンガーのAlicia Keysアリシア・キーズ)がラッパーのKendrick Lamarケンドリック・ラマー)をフィーチャーした曲"It's On Again"を発表しました。

・Alicia Keys - It’s On Again (from The Amazing Spider-Man 2) ft. Kendrick Lamar


 この曲は映画『アメイジング・スパイダーマン2』のサウンドトラック『Music from and Inspired by The Amazing Spider-Man 2』からのリードシングルで、映画のエンディングテーマにもなっています。アリシア・キーズとケンドリック・ラマーの他に、映画の音楽を担当したHans Zimmerハンス・ジマー)と、プロデューサーを務めたPharrell Williamsファレル・ウィリアムス)によって書かれています。

 アリシア・キーズとケンドリック・ラマーが共演!ってことでかなり期待して聴いたんですが、ケンドリックが登場するのはイントロの部分だけで、基本的にはアリシアの曲って感じ。映画音楽のハンス・ジマーが関わってるということで、まぁ割とベタな要素もありつつって感じでしょうか。楽曲的には平均点な気はしますが、映画の世界観を踏襲したビデオで見目麗しいアリシアさんと、演技をしてるファレルが見れるのが評価ポイントかな。個人的にはもっとガッツリとタッグを組んだ作品を待ってます。

 それにしてもファレルの仕事量の多さに脱帽です。


V.A. -『Music from and Inspired by The Amazing Spider-Man 2』収録曲リスト
1. "I'm Electro"
2. "There He Is"
3. "I'm Spider-Man"
4. "My Enemy"
5. "Ground Rules"
6. "Look at Me"
7. "You Need Me"
8. "So Much Anger"
9. "I Need to Know"
10. "Sum Total"
11. "I Chose You"
12. "We're Best Friends"
13. "Still Crazy"
14. "You're That Spider Guy"
15. "It's On Again"
16. "Song for Zula"
17. "You Know You Like It (Trap Remix)"
18. "Here"
19. "Honest"
20. "Electro Remix"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
Fallin' / Alicia Keys (Songs in A Minor 収録)
You Don't Know My Name / Alicia Keys (The Diary of Alicia Keys 収録)
Girlfriend / Alicia Keys (Songs in A Minor 収録)
Swimming Pools (Drank) / Kendrick Lamar (good kid, m.A.A.d city 収録)
Poetic Justice (featuring Drake) / Kendrick Lamar (good kid, m.A.A.d city 収録)
i / Kendrick Lamar (To Pimp a Butterfly 収録)



(2017.11.11最終更新)
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2014年04月28日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Same Love featuring Mary Lambert / Macklemore & Ryan Lewis (The Heist 収録)

 現地時間2014年1月26日(日本時間1月27日)にロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われた第56回グラミー賞で、主要部門の1つ、最優秀新人賞(Best New Artist)を含む計4部門を受賞したMacklemore & Ryan Lewisマックルモア&ライアン・ルイス)。その授賞式でも披露された曲"Same Love"を紹介。

(参考)
第56回グラミー賞、受賞者/結果まとめ

 デビューアルバム『The Heist』からの4枚目のシングルとして2012年の7月にリリースされ全米チャート11位を記録しています。

 曲のテーマは「同性愛」。同性愛者である叔父を持つマックルモアの経験をふまえつつ、キリスト教的社会、ヒップホップ界で特に差別の対象となるテーマに切り込んだ作品になっています。この曲がリリースされた年の暮れに彼の出身地であるワシントン州では同性婚が法的に認められたり、ラッパーのFrank Oceanフランク・オーシャン)がカミングアウトしたりと、この曲の影響という訳ではないと思うけど、まさに名曲がしかるべきときに産み落とされたという感じでしょうか。

 この曲を感動的にしている要素の一つであるコーラス部分は、自身も同性愛者であるシンガーのMary Lambertメアリー・ランバート)によるもの。このパートはわずか2時間で書き上げたそうです。"She Keeps Me Warm"(『Welcome to the Age of My Body』収録)という曲でこのパートから派生した曲を発表しています。

 歌詞の内容については国内盤がリリースされていないため(全米2位を始め、世界中で大ヒットしているにも関わらず・・・)、自分でがんばって和訳するなり、ググれば訳してくれているサイトもあるのでそちらを参照してください。と、いいつつ、まずはこの曲の素晴らしいミュージックビデオを観てください。曲の本質を見事に描ききったPVになっています。男女で愛し合う事、親子/家族で愛し合う事、そして同性同士で愛し合う事、つまるところ全て等しく愛であることだと思います。

・MACKLEMORE & RYAN LEWIS - SAME LOVE feat. MARY LAMBERT (OFFICIAL VIDEO)


 惜しくもノミネートされていた最優秀楽曲賞(Song Of The Year)は逃したこの曲ですが、授賞式でのパフォーマンスも感動的でした。メアリー・ランバートと、トロンボーン・ショーティーをゲストに迎え曲が始まり、曲の途中で性別、人種など様々な組み合わせのカップルが指輪の交換をし愛を誓い合う場面をクライマックスに、なんとあのMadonnaマドンナ)まで登場し、彼女の"open your heart"を挟み込むというステージを見せました。いつまで公開されているかわかりませんが、下に動画を貼っときます。

・Macklemore & Ryan Lewis, Mary Lambert & Madonna performing - The Grammy's 2014


 さすがにこれだけ話題になれば国内盤は当然出るでしょうが、それより一足先に来日公演が決まっています。2014年3月26日(水)SHIBUYA-AX(OPEN 18:00 / START 19:00)の1公演のみのプレミアム公演となるので時間のある人は絶対観ておいた方がいいと思います。



【サイト内関連記事】
Thrift Shop featuring Wanz / Macklemore & Ryan Lewis (The Heist 収録)

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2014年01月28日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. The Monster (featuring Rihanna) / Eminem (The Marshall Mathers LP 2 収録)

 2000年代、世界で最もCD/レコードを売り上げたアーティスト、Eminemエミネム)が、アメリカだけで1千万枚(世界で2千万枚)売り上げた、自身の本名を冠した2000年作『The Marshall Mathers LP』の続編となる8枚目のアルバム『The Marshall Mathers LP 2』をリリース。当然のように英米で初登場1位を獲得。アメリカでは初週で79万枚のセールス。

 "The Monster"はそんなアルバムからの4枚目のシングル。Rihannaリアーナ)をフィーチャーした曲で、シングルチャートでも英米共に1位の大ヒット曲。タイトルにもなっている"モンスター"はエミネムという破格の才能、一人の人間マーシャル・マザーズからある意味一人歩きして大きくなっていくパブリックイメージであるエミネム、様々な意味を含んでいそうですね。前作『Recovery』でも"Love the Way You Lie"で共演し大ヒットさせ、この曲に花を添えるリアーナもまたモンスターという感じ。エミネム自身も彼女の事を大絶賛しています。

・Eminem - The Monster (Explicit) ft. Rihanna


 この"The Monster"やFun.Nate Ruessを迎えた"Headlights"なんかはさすがにメジャー感あふれる音になってますね。それ以外にもリック・ルービンをプロデュースに迎えた1stシングル"Berzerk"(ルービンを迎えてBeastie Boysへのオマージュを捧げるなんて泣ける!)や15秒間に97単語をぶち込んだまさに神のようなラップスキルを披露した"Rap God"など硬派な曲も良いです。話題のラッパー、ケンドリック・ラマーを迎えたコミカルな"Love Game"もいい。

 さすがに時代を象徴するってアーティストではもう無いかもしれないけど、まだまだ健在って感じの作品です。


■Eminem 『The Marshall Mathers LP 2』 クレジット
1. "Bad Guy" Part 1 produced by S1, M-Phazes Part 2 produced by StreetRunner, Vinny Venditto
2. "Parking Lot" (skit) Eminem
3. "Rhyme or Reason" Rick Rubin, Eminem
4. "So Much Better" Eminem, Luis Resto
5. "Survival" DJ Khalil
6. "Legacy" Emile
7. "Asshole" (featuring Skylar Grey) Alex da Kid, Eminem
8. "Berzerk" Rick Rubin
9. "Rap God" DVLP, Filthy
10. "Brainless" Eminem, Luis Resto
11. "Stronger Than I Was" Eminem, Luis Resto
12. "The Monster" (featuring Rihanna) Frequency, Aalias
13. "So Far..." Rick Rubin
14. "Love Game" (featuring Kendrick Lamar) Rick Rubin
15. "Headlights" (featuring Nate Ruess) Emile, Jeff Bhasker, Eminem
16. "Evil Twin" Sid Roams, Eminem



【サイト内関連記事】
The Real Slim Shady / EMINEM (THE MARSHALL MATHERS LP 収録)
Pon de Replay / Rihanna (Music of the Sun 収録)
Don't Stop The Music / Rihanna (Good Girl Gone Bad 収録)
Run This Town featuring Rihanna & Kanye West / Jay-Z (The Blueprint 3 収録)
Russian Roulette / Rihanna (Rated R 収録)
Only Girl (In the World) / Rihanna (LOUD 収録)
You da One / Rihanna (Talk That Talk 収録)
Swimming Pools (Drank) / Kendrick Lamar (good kid, m.A.A.d city 収録)
Poetic Justice (featuring Drake) / Kendrick Lamar (good kid, m.A.A.d city 収録)



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2013年12月22日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Thrift Shop featuring Wanz / Macklemore & Ryan Lewis (The Heist 収録)

 シアトル出身のラッパー、Macklemoreマックルモア)とプロデューサー、Ryan Lewisライアン・ルイス)からなるヒップホップ・デュオ、Macklemore & Ryan Lewisの大ヒット曲"Thrift Shop"。インディーズからのリリースながら全米2位、全英25位を記録した2012年のアルバム『The Heist』からの最後のシングルとして昨年8月にリリースされたものが、徐々にランクを上げて今年頭にかけてUSチャート1位にまで上り詰め、UKでも1位、その他10カ国以上でNo.1になっています。

 タイトルにもなったスリフトショップとはリサイクル店や古着屋を指し、ブランドショップで高いお金を出して服などを買って、しかも同じような物を着てる人がいっぱいいるようなことになるより、そういうところで時間をかけて自分にとって本当に良い物を探し当てる楽しさについてリリックが綴られています(←中古レコードを漁るDJ文化にも通じる物がありますね)。金ピカの装飾品を身につけ金持ってるアピールをする黒人ラッパーへの皮肉も込められてるのだとか。そういや彼らを有名にしたシングル"Same Love"が同性愛についての曲で、同性愛に嫌悪を示す事の多いヒップホップ文化の中に一石を投じたものになっていて、それに通じる物がありますね。

 音の方はサックスのループが効果的に使われていて、すごく耳に残ります。黒人シンガー、Wanzの歌うフックの部分も曲の中にそんなに頻繁に出て来る訳じゃないのに、とてもインパクトがあります。もちろんマックルモアのラップも良いです!実際にThrift Shopで撮影したシーンも出てくるPVもとても楽しいですね。YouTubeでこれを書いてる8月末時点で再生回数4億回というわけのわからん数をたたき出しています(笑)

 この曲(ビデオも含め)、同じく全米1位を獲得した"Can't Hold Us"等の印象が強いためか、アルバムもパーティーアルバムになってるんじゃないかと思ったら、先述の"Same Love"の様にシリアスというか、哀愁のあるサウンドを聴かせる曲が意外と多いのが意外でした。結構深みがあって何度でも聴きたくなる作品になっていると思います。

■Macklemore & Ryan Lewis 『The Heist』収録曲
1. Ten Thousand Hours
2. Can't Hold Us
3. Thrift Shop
4. Thin Line
5. Same Love
6. Make The Money
7. Neon Cathedral
8. Bombom
9. White Walls
10. Jimmy Iovine
11. Wings
12. A Wake
13. Gold
14. Starting Over
15. Cowboy Boots

・マックルモア&ライアン・ルイスの『The Heist (Deluxe Edition) 』を試聴&ダウンロード→

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2013年08月24日(土)

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