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  3. 【速報】2018年・第60回グラミー賞、受賞者・結果リスト #grammy #グラミー #GRAMMYs

現地時間2018年1月28日(日)(日本時間29日)にニューヨーク州ニューヨーク市のマディソン・スクエア・ガーデンにて授賞式が行われた第60回グラミー賞60th Annual Grammy Awards)。

早速、受賞速報結果を一覧リストにしてまとめてみます。
ノミネートと合わせてどうぞ。

2018年第60回グラミー賞受賞結果一覧

まずは主要4部門。
年間最優秀レコード賞
年間最優秀アルバム
年間最優秀楽曲賞
最優秀新人賞

ちなみに、主要4部門の受賞予想を以前していたので、そちらとの答え合わせをしてみたいと思います。
第60回グラミー賞ノミネート&結果予想

※受賞者/受賞作品にはを付けて太字にしています。

2018年・第60回グラミー賞受賞者・結果リスト


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Album Of The Year年間最優秀アルバム
Childish Gambino – 『Awaken, My Love!』
Jay-Z – 『4:44』
Kendrick Lamar – 『DAMN.』
Lorde – 『Melodrama』
Bruno Mars – 『24K Magic』

年間最優秀アルバムはブルーノ・マーズに決定。
ケンドリック・ラマーは獲れず。
Jay-Zも含め、やはりグラミーではヒップホップ勢はアルバム・オブ・ザ・イヤーは獲れないのですね。。

Record Of The Year年間最優秀レコード賞
Childish Gambino – Redbone
Luis Fonsi & Daddy Yankee Featuring Justin Bieber – Despacito
Jay-Z – The Story Of O.J.
Kendrick Lamar – HUMBLE.
Bruno Mars – 24K Magic

年間最優秀レコード賞はブルーノ・マーズに決定。
正直、無難な結果に収まったかなという印象です。
グラミーっぽいね。

Song Of The Year年間最優秀楽曲賞
Luis Fonsi & Daddy Yankee Featuring Justin Bieber – Despacito
Jay-Z – 4:44
Julia Michaels – Issues
Logic Featuring Alessia Cara & Khalid – 1-800-273-8255
Bruno Mars – That’s What I Like

最優秀楽曲賞はブルーノ・マーズに決定。
個人的には特にコメントはありません。。

Best New Artist最優秀新人賞
Alessia Cara
Khalid
Lil Uzi Vert
Julia Michaels
SZA

最優秀新人賞はアレッシア・カーラが獲りました。
アレッシアは結構前から売れてたので、予想では本命にしませんでしたが、人気で言えば順当な結果でしたね。
正直今回の新人賞はみんなとてもレベルが高かった気がするので、この中から来年のグラミーの主要部門をとる人も出てくるかも。

■POP FIELD


【最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞/Best Pop Solo Performance】
Kelly Clarkson – Love So Soft
Kesha – Praying
Lady Gaga – Million Reasons
P!nk – What About Us
Ed Sheeran – Shape Of You

【最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞/Best Pop Vocal Album】
Coldplay – 『Kaleidoscope EP』
Lana Del Rey – 『Lust For Life』
Imagine Dragons – 『Evolve』
Kesha – 『Rainbow』
Lady Gaga – 『Joanne』
Ed Sheeran – 『÷ (Divide)』

【最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞/Best Traditional Pop Vocal Album】
Michael Bublé – 『Nobody But Me (Deluxe Version)』
Bob Dylan – 『Triplicate』
Seth MacFarlane – 『In Full Swing』
Sarah McLachlan – 『Wonderland』
(Various Artists) Dae Bennett, Producer – 『Tony Bennett Celebrates 90』

【最優秀ポップ・デュオ・グループ・パフォーマンス賞/Best Pop Duo/Group Performance】
The Chainsmokers & Coldplay – Something Just Like This
Luis Fonsi & Daddy Yankee Featuring Justin Bieber – Despacito
Imagine Dragons – Thunder
Portugal. The Man – Feel It Still
Zedd & Alessia Cara – Stay

■ROCK FIELD


【最優秀ロック・アルバム賞/Best Rock Album】
Mastodon – 『Emperor Of Sand』
Metallica – 『Hardwired…To Self-Destruct』
Nothing More – 『The Stories We Tell Ourselves』
Queens Of The Stone Age – 『Villains』
The War On Drugs – 『A Deeper Understanding』

【最優秀ロック・ソング賞/Best Rock Song】
Metallica – Atlas, Rise!
K.Flay – Blood In The Cut
Nothing More – Go To War
Foo Fighters – Run
Avenged Sevenfold – The Stage

【最優秀ロック・パフォーマンス賞/Best Rock Performance】
Leonard Cohen – You Want It Darker
Chris Cornell – The Promise
Foo Fighters – Run
Kaleo – No Good
Nothing More – Go To War
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■ALTERNATIVE FIELD


【最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞/Best Alternative Music Album】
Arcade Fire – 『Everything Now』
Gorillaz – 『Humanz』
LCD Soundsystem – 『American Dream』
Father John Misty – 『Pure Comedy』
The National – 『Sleep Well Beast』

■R&B FIELD


【最優秀R&B・アルバム賞/Best R&B Album】
Daniel Caesar – 『Freudian』
Ledisi – 『Let Love Rule』
Bruno Mars – 『24K Magic』
PJ Morton – 『Gumbo』
Feel The Real –Musiq Soulchild

【最優秀メタル・パフォーマンス賞/Best Metal Performance】
August Burns Red – Invisible Enemy
Body Count – Black Hoodie
Code Orange – Forever
Mastodon – Sultan’s Curse
Meshuggah – Clockworks

【最優秀アーバン・コンテンポラリーアルバム賞/Best Urban Contemporary Album】
6LACK – 『Free 6LACK』
Childish Gambino – Awaken, My Love!
Khalid – 『American Teen』
SZA – 『Ctrl』
The Weeknd – 『Starboy』

【最優秀R&B・ソング賞/Best R&B Song】
PJ Morton – First Began
Khalid – Location
Childish Gambino – Redbone
SZA – Supermodel
Bruno Mars – That’s What I Like

【最優秀トラディショナル・R&B・パフォーマンス賞/Best Traditional R&B Performance】
The Baylor Project – Laugh And Move On
Childish Gambino – Redbone
Anthony Hamilton Featuring The Hamiltones – What I’m Feelin’
Ledisi – All The Way
Mali Music – Still



■RAP FIELD


【最優秀ラップ・アルバム賞/Best Rap Album】
Jay-Z – 『4:44』
Kendrick Lamar – 『DAMN.』
Migos – 『Culture』
Rapsody – 『Laila’s Wisdom』
Tyler, The Creator – 『Flower Boy』

【最優秀ラップ/サング・パフォーマンス賞/Best rap/sung collaboration】
6LACK – PRBLMS
Goldlink Featuring Brent Faiyaz & Shy Glizzy – Crew
Jay-Z Featuring Beyoncé – Family Feud
Kendrick Lamar Featuring Rihanna – LOYALTY.
SZA Featuring Travis Scott – Love Galore

【最優秀ラップ・ソング賞/Best Rap Song】
Cardi B – Bodak Yellow
Danger Mouse Featuring Run The Jewels & Big Boi – Chase Me
Rapsody – Sassy
HUMBLE. – Kendrick Lamar
Jay-Z – The Story Of O.J.

【最優秀ラップ・パフォーマンス賞/Best Rap Performance】
Big Sean – Bounce Back
Cardi B – Bodak Yellow
Jay-Z – 4:44
Kendrick Lamar – HUMBLE.
Migos Featuring Lil Uzi Vert – Bad And Boujee

■DANCE/ELECTRONIC FIELD


【最優秀ダンス・エレクトロニカ・アルバム賞/Best Dance/Electronica Album】
Bonobo – 『Migration』
Kraftwerk – 『3-D The Catalogue』
Mura Masa – 『Mura Masa』
Odesza – 『A Moment Apart』
Sylvan Esso – 『What Now』

【最優秀ダンス・レコーディング賞/Best Dance Recording】
Bonobo Featuring Innov Gnawa – Bambro Koyo Ganda
Camelphat & Elderbrook – Cola
Gorillaz Featuring DRAM – Andromeda
LCD Soundsystem – Tonite
Odesza Featuring WYNNE & Mansionair – Line Of Sight

■その他


【最優秀プロデューサー/Producer Of The Year, Non-Classical】
Greg Kurstin
Calvin Harris
Blake Mills
No I.D.
The Stereotypes

【BEST REGGAE ALBUM】
Damian "Jr. Gong" Marley - 『Stony Hill』

【PRODUCER OF THE YEAR, CLASSICAL】
David Frost

【BEST NEW AGE ALBUM】
Peter Kater - 『Dancing On Water』

【BEST LATIN ROCK, URBAN OR ALTERNATIVE ALBUM】
Residente - 『Residente』

【BEST LATIN POP ALBUM】
Shakira - 『El Dorado』

【BEST REMIXED RECORDING】
Depeche Mode – You Move (Latroit Remix)

【BEST ENGINEERED ALBUM, NON-CLASSICAL】
Bruno Mars – 24K Magic

【最優秀ミュージックビデオ/Best Music Video】
Kendrick Lamar – HUMBLE.
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●過去のグラミー賞の結果はこちら
2017年・第59回グラミー賞・結果
2016年・第58回グラミー賞・結果
2015年・第57回グラミー賞・結果
2014年・第56回グラミー賞・結果
2013年・第55回グラミー賞・結果
2012年・第54回グラミー賞・結果
2011年・第53回グラミー賞・結果
2010年・第52回グラミー賞・結果
2009年・第51回グラミー賞・結果
2008年・第50回グラミー賞・結果

【サイト内関連記事】
HUMBLE. / Kendrick Lamar (HUMBLE. 収録)
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2018年01月29日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2018)
  3. モーモールルギャバン、ヤなことそっとミュート「Beat Happening!11th記念2MAN MAX!」@渋谷LUSH (Opening Act:ジョニー大蔵大臣) 感想&セットリスト

渋谷のライブハウス、LUSHにて『Beat Happening!11th記念2MAN MAX!』というイベントを見てきました。

モーモールルギャバン、ヤなことそっとミュートの2マンに行ってきました

私の2018年ライブ初めです。

出演はモーモールルギャバンヤなことそっとミュートのツーマンに、オープニングアクトとして水中、それは苦しいジョニー大蔵大臣というメンツ。

まずはジョニー大蔵大臣
前から一度ライブ観てみたいと思ってたので、オープニングアクトで見れるのがわかってすごく得した気分。
まずは「ラジオに出た時に安めぐみにファンだと言われて気が触れて作った曲」と言って演奏が始まる。
途中からリバーブめっちゃかけて歌う。
オモロイ。

その後も、曲ごとに解説があって歌という流れ。
「農家の息子で、先生になって校長までになって、今は手品師をしているという親父の数奇な運命」とか「物販ではCDやDVDよりもTシャツやタオルの方が売れるから職業欄にはアパレルって書いてる」とかいちいち面白く歌詞も最高。

「ネット上で活動する。得意技は炎上。」と言って始まった"おっと乙武"とかよくあんなに思いつくね。
と、笑いをとりつつも、谷川俊太郎「詩人の墓」を本人の了承をとり、詩の「詩人」を「芸人」に、「詩」を「ギャグ」に置き換えて曲をつけたという"芸人の墓"って曲はすごかったな。
でも「シリアルな曲なので朝食にどうぞ」ってギャグも忘れないところはさすが!

最後に超短い曲"ドラゴンボーイ"でシメ。
面白かった。
水中、それは苦しいのライブも観たいなぁ。

続いてヤなことそっとミュート(ヤナミューとかYSMって略すらしいです)。
モーモールルギャバン、ヤなことそっとミュートの2マンのヤなことそっとミュート
4人組。
プロフィールなんかにも書いてあったようにアイドルアイドルした感じの曲というよりもロック系の音。
バンドを率いてのライブなんかもやるみたいです。
ステージが低いので客の頭であんまり姿は見えなかったけど、ダンスはなかなか激しい感じ。
一人背の高い子がいて(間宮まにって子らしい)、その子は顔がよく見えたけど、なかなかかわい子だったな。
この子はモーモールルギャバンが好きらしく「今日のためにこの一週間がんばった」って言ってた。

ロック系アイドルだともはや別格となったベビメタとかあるけど、オルタナロックだとちょっとインパクトにかける気がしたな。


最後はモーモールルギャバン
モーモールルギャバン、ヤなことそっとミュートの2マンのモーモールルギャバンの機材
数年前までは毎年1回ずつワンマン観ていたのに、最近は全然見れてなかったので間宮ちゃんじゃないけど、かなり楽しみにして参戦。
セットチェンジも本人たちがやってたので、演奏前からステージに釘付け。
するとゲイリーがマイクチェックの途中でチャゲアスの"Yah Yah Yah"を歌ったり、trfの"Survival Dance"を合唱したり。お立ち台で天井に頭ぶつけたり(狭いライブハウスなので天井も低い)してた。

ほどなくしてライブ開始。
まずは"細胞9"からスタート。
いきなりかっこよすぎるんですけど。
やっぱり彼らのライブは最高だ!と1曲目から再認識。

そこから大好きな"POP!烏龍ハイ"になだれ込む流れは最高。
正直、ヤナミューがモッシュ起こるくらい盛り上がってたので、ほとんどがヤナミューファンだったらどうしようって思ってたんだけど、全く問題ないくらい盛り上がってた。

"ガラスの三十代"、"Dr.PANTY"など私がライブを観てない間にリリースされた曲もライブで聴くとさらに良いね。

"パンティー泥棒の唄"では後ろの方で観ていたヤナミューファンにも合唱させるゲイリー。
で、歌わせて満足するだけでなく、ステージから客席に降りてきてフロアを徘徊。
近くで見るゲイリーは顔のデカさが半端なく(ごめんなさい)、なんだかすごい威圧感(笑)
徘徊しながら「1日10回モーモールルギャバンは天才ってツイッターで書けば俺らもWANIMA(のように人気者)になれる。」って言ってた。

てか、ワニマファンには申し訳ないが、全然モーモールルギャバンの方がイケてるんだけどなぁ。
もっと売れてほしい!

他にも
「アイドルのイベントに呼ばれるけどアイドルとの合コンには呼ばれない」
とか
「トリを任されたのにジョニー大蔵大臣のような面白いことも言えない」
などネガティヴなこと言ってたけど、もっとポジティヴでイケイケどんどんでやってほしい!

"夢ならば覚めてくれ"の後半で15秒だけモッシュするってのが最近のライブのルールらしい。
売れてほしいとか言いながらライブ見に行けてないことを反省。。

終盤"ユキちゃん"、"バイララ"と続いて最後は"サイケな恋人"。
「みんながパンティーっていうことで喜んでくれることのために1日でも1年でも長く続けたいと思ってがんばっている」
というゲイリーに応えて万雷のパンティーコール。
最終的にはユコがフロアに降りてきてギターノイズを振り撒いて大盛り上がり!

パンティーコールが起こる中、「ツーマンだし、アンコールはどうするんだろう」なんて思った瞬間再登場。
すぐ出てきた理由は「ポール・マッカートニーのライブ行ったらアンコール出てくるのめっちゃ早かったから」らしい。
(ちなみにヤナミューとの共演はなかった)

「アンコールに何をするか決めてなかった」というゲイリーに、「久々にやりたい曲があるんだけど」というユコ。
どうやらジョニー大蔵大臣の"安めぐみのテーマ"に触発されたらしく、"美沙子に捧げるラブソング"を。
なんでも昔、ゲイリーがジョニーに「売れてる人がそれやられたら、先にやったうちらが後出しジャンケンみたいじゃないですか」とメールを送ったことがあるらしい(笑)

というわけで近年レアになってきているこの曲を堪能してライブ終了。
(「拝啓、間宮まにさん」とか言ってた)

楽しかった。
最後に一言。

「モーモールルギャバンは天才!」

以下、セットリスト。

2018.01.28 Beat Happening!11th記念2MAN MAX! Setlist

・モーモールルギャバン@渋谷LUSH Setlist
01. 細胞9
02. POP!烏龍ハイ
03. ガラスの三十代
04. Dr.PANTY
05. パンティー泥棒の唄
06. モスコミュール・メルシー
07. さらば人類
08. 夢ならば覚めてくれ
09. ユキちゃん
10. バイララ
11. サイケな恋人
---encore---
12. 美沙子に捧げるラブソング

・ジョニー大蔵大臣 Setlist
01. 安めぐみのテーマ
02. 農業、校長、そして手品
03. おっと!オトタケ
04. 仕上げはおじいさん
05. 芸人の墓
06. ドラゴンボーイ

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2018年01月28日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Always Ascending / Franz Ferdinand (Always Ascending 収録)

 Franz Ferdinandフランツ・フェルディナンド)、2018年2月9日にDominoからリリースされる5枚目のアルバム『Always Ascending』からの1stシングル"Always Ascending"。アルバムの1曲目でタイトルトラックになっています。

・Franz Ferdinand - Always Ascending (Official Video)


 フランスのエレクトロデュオ、Cassius(カシアス)のフィリップ・ゼダールをプロデュースに迎えたのが功を奏したかもともと踊れるバンドだったけど、さらにダンサブルになった印象。Sparksとのコラボバンド、FFSのアルバムをはさんだとはいえ、前作『Right Thoughts, Right Words, Right Action』から5年というそこそこ長いブランクの間、ヴォーカルのアレックス・カプラノスと双璧をなす存在感を放っていたギタリストのニック・マッカーシーが脱退。その穴を埋めるために新たにギタリストにDino Bardotを、そしてこれまでにいなかったキーボード専従のメンバーとしてJulian Corrieを加えたのも大きいかも。

 歌詞に目を向けると、「Whisper "we’ll miss you". But go. Let go」とニックを失ったショックを抱えながらも前を見て進んでいくしかないっていう決意が感じられますね。ちなみにニックは家族との時間を大事にしたいという理由とサイドプロジェクトにも力を入れたいとのことで脱退。2つの道に別れてしまったけど、それぞれの今後の作品(まずは本作)も楽しみ。でも、またいつか一緒にやって欲しいなぁ。

 2018年1月25日に行われた一夜限りの来日公演のセトリはこちら。新作からめっちゃやってますね。1月26日にはテレ朝のミュージックステーションにも出演。勝手な予想だけど、今年のフジロックあたりに出演しそうな予感。

2018.01.25 Franz Ferdinand@新木場STUDIO COAST Setlist

01. Lazy Boy
02. No You Girls
03. Paper Cages
04. Do You Want To
05. Walk Away
06. Academy Award
07. Matinee
08. Lois Lane
09. Love Illumination
10. Huck & Jim
11. Take Me Out
12. Lucid Dreams
13. Glimpse Of Love
14. Feel The Love Go
---encore---
15. Always Ascending
16. Ulysses
17. Fire


Franz Ferdinand -『Always Ascending』収録曲リスト
1. "Always Ascending"
2. "Lazy Boy"
3. "Paper Cages"
4. "Finally"
5. "The Academy Award"
6. "Lois Lane"
7. "Huck and Jim"
8. "Glimpse of Love"
9. "Feel the Love Go"
10. "Slow Don't Kill Me Slow"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード




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FRANZ FERDINAND@Zepp Tokyo 感想&セットリスト
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2018年01月25日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2010年代)
  3. 芍薬 / 折坂悠太 (ざわめき 収録)

 シンガーソングライター、折坂悠太(おりさかゆうた)の2018年1月17日リリースのミニアルバム『ざわめき』の1曲目"芍薬"(しゃくやく)。SPACESHOWER TV 1月度レコメンドアーティスト『it!』に選出。

・折坂悠太 - 芍薬 (Official Music Video)


 「あああー、ああああー」というコーラスとクラリネットのメロディ。ジャケットのえも言えぬ表情の男性に何か惹かれて再生したところで一気に耳を持ってかれた。ブルースやジャズの要素を感じさせる演奏に、なんか凄まじくインパクトのある歌声。歌詞は何言ってるのか聞き取りにくいけど、「光化学スモッグ」とか「わかるんぜ」、「徳利が割れるほど見つめてみて」「移ろう季節を蹴り上げるんぜ」「朝はきぬ」とかなんか気になるフレーズが満載です。シャクヤクは何を表してるんでしょうか。ちなみにシナリオライターの活動も行っていたようで、その経験が歌詞に活かされているそうです。

 この曲は下記のメンバーでレコーディング。
折坂悠太 : 歌、ガットギター
寺田燿児(yoji & his ghost band) : ベース
青野慧志郎(yoji & his ghost band / Ghostlight) : クラリネット
飯島はるか(に角すい) : ピアノ
田中久仁彦(yoji & his ghost band / Ghostlight) : ドラム
ヴィブラフォン:影山朋子

 バンドでの演奏風景と折坂一人が砂の上を歩く(彼の出身地・鳥取で撮影されたそうなので鳥取砂丘でしょう)ミュージックビデオもチェック。

 今作で初めて彼のことを知ったのでオフィシャルサイト等から彼のバイオとディスコグラフィを調べてみました。平成元年(1989年)鳥取県生まれ。幼少期はロシア、イランで過ごし、帰国後は千葉県で育つ。2013年よりギター弾き語りでライヴ活動を開始する。2016年より折坂悠太(合奏)としてバンド編成での活動。

■Discography
2014.11.22 1st ミニアルバム「あけぼの」
2016.09.07 1st アルバム「たむけ」
2017.08.18 会場限定販売ライヴEP「なつのべ live recording H29.07.02」
2018.01.17 2nd ミニアルバム「ざわめき」

 初のバンド編成でのレコーディングとなった本ミニアルバムのメンバーには、上記のメンツに加え、シンセサイザーに井手健介、フルートに松村拓海(1983、俺はこんなもんじゃない)、トランペットに高橋三太(1983)などが参加しています。

 2018年2月16日(金)には渋谷TSUTAYA O-nestで本作のレコ発ライブを、2月後半からは参加自由の投げ銭制の弾き語りツアーがあります。ライブも一度見てみたいなぁ。

■折坂悠太「ざわめき」発売記念ライブ
日程:2018年2月16日(金)
時間:開場:18:30 / 開演:19:30
会場:渋谷TSUTAYA O-nest
出演者:
折坂悠太(合奏)+ざわめき重奏
あだち麗三郎クワルテッット
井手健介

■折坂悠太 弾き語り投げ銭ツアー2018
日程・会場はこちら
https://www.cowandmouse.info/orisakayutatour2018


折坂悠太 -『ざわめき』収録曲リスト
1.芍薬
2.茜
3.口無し
4.呼び名
5.ざわめき
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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2018年01月21日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2018
  3. ソニマニ 2018、第1弾出演アーティスト発表!ナイン・インチ・ネイルズ、マイブラなど3組決定! #summersonic #sonicmania

SONICMANIA 2018ソニックマニア2018ソニマニ2018)の出演アーティスト第1弾発表がありました。

今回発表されたのは以下の3組。

■ソニマニ2018 出演者 第1弾
NINE INCH NAILS
MY BLOODY VALENTINE
marshmello

新作が待たれるナイン・インチ・ネイルズマイ・ブラッディ・ヴァレンタインという強力なベテランバンド2組に、サマソニにも出演が決まっている今一番売れてるダンスアクトともいえるマシュメロとなかなかなメンツです。

サマソニの方はこちら
サマソニ 2018、第1弾発表

■ SUMMER SONIC 2018
日程:2018年8月18日(土)・19日(日)
東京会場:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
大阪会場:舞洲サマーソニック大阪特設会場

■SONICMANIA
日程:2018年8月17日(金)
会場:幕張メッセ
オフィシャルサイト:http://www.summersonic.com/2018/

2017年のラインナップはこちらをチェック。
サマソニ2017、全出演者一覧まとめ

■過去のさまそ日記
SUMMER SONIC 2005
SUMMER SONIC 2005
SUMMER SONIC 2007
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SUMMER SONIC 2009
SONICMANIA 2011
SUMMER SONIC 2011
SUMMER SONIC 2012
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SONICMANIA 2017
SUMMER SONIC 2017

・その他、2018年のフェス/イベント情報はこちら。
カテゴリ : フェス・イベント情報2018 ・ comments(0) K 
2018年01月17日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2018
  3. サマソニ 2018、第1弾出演アーティスト発表!ヘッドライナーにベック、ノエル・ギャラガー決定! #summersonic #sonicmania

SUMMER SONIC 2018サマーソニック2018サマソニ2018)の出演アーティスト第1弾発表がありました。

今回発表されたのは以下の10組。

■サマソニ 2018 出演者 第1弾
・SUMMER SONIC 2018 1st ANNOUNCEMENT

Noel Gallagher's High Flying Birds
Beck
Chance The Rapper
marshmello
Nickelback
Shawn Mendes
J Balvin
Jess Glynne
Kelela
Mastodon

ヘッドライナーに、ノエル・ギャラガーベック決定!
この辺はちょっとフジロックっぽい感じもしますが、ニッケルバックショーン・メンデスなどサマソニらしいアーティストもばっちり押さえているところはさすが。

そして、何よりチャンス・ザ・ラッパーの初来日!
クリマンありがとう!
この日はチャンスを見るだけでもサマソニに行く価値ありです。

合わせてSONICMANIAも第1弾発表されています。
ソニマニ 2018、第1弾発表

■ SUMMER SONIC 2018
日程:2018年8月18日(土)・19日(日)
東京会場:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
大阪会場:舞洲サマーソニック大阪特設会場

■SONICMANIA
日程:2018年8月17日(金)
会場:幕張メッセ
オフィシャルサイト:http://www.summersonic.com/2018/


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サマソニ2017、全出演者一覧まとめ

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2018年01月17日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. drink i'm sippin on / Yaeji (EP2 収録)

 NYはブルックリンを拠点に活動する韓国系アメリカ人エレクトロニックアーティスト、Yaejiイエジ、本名:Kathy Yaeji Lee、ハングルだと「예지」、発音的には「イェィジー」って感じ)の2017年リリースの『EP2』収録の"Drink I'm Sippin On"。

・Yaeji - Drink I'm Sippin On (Official Music Video)


 最近のHIP HOPにありそうなベースの効いたクールなサウンドに、韓国語と英語を織り交ぜた彼女のなんともいえないボーカルがクセになる曲。気がつくと「クゲアニヤークゲアニヤー、アニヤクゲアニヤー」と口ずさんでしまします。ちなみにハングルだと"그게아니야"となっていて、日本語に翻訳すると「そうじゃない」って意味らしい。

 Yaejiは1993年にニューヨークで生まれ、ロングアイランドやアトランタなどのアメリカ国内だけでなく、日本や両親の出身地・韓国にも住んでいたことがあるそう。名門カーネギーメロン大学でアート系を専攻していたそうですが、大学のラジオの運営に関わることで音楽に興味を持ち、次第にこの道に入ったという経歴の持ち主。

 他の曲を含め英語だけでなく韓国語をかなり使っているのが面白いと思います。最近、アメリカで韓国のボーイズグループ、BTS(防弾少年団)がBillboardのHot 100に曲をチャートインさせたりしてますがそちらも韓国語でヒットさせてたんだよなぁ。アメリカだけでなく彼女はイギリスのBBCが選ぶ2018年の期待の新人『Sound of 2018』のリストにも選ばれてたし、世界的に韓国が来てますね!

 2018年、Yaejiに注目です。ライブも楽しそう。すでに2017年の大晦日に来日してたみたいですが。。。ちなみに中学生の時に1年だけ日本に住んでて、その後も何度も日本に遊びに来ているらいしい。下のDJの動画でも後ろに日本のCMがいっぱい流れてますね。こちらもチェック!

・Yaeji Boiler Room New York DJ Set



Yaeji -『EP2』収録曲リスト
1. "feelings change"
2. "raingurl"
3. "drink i'm sippin on"
4. "after that"
5. "SPRORGNSM"
6. "passionfruit"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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2018年01月16日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Pop
  3. My My My! / Troye Sivan (My My My! 収録)

 南アフリカ生まれ、オーストラリア育ち(現在も在住)のミュージシャン/俳優のTroye Sivanトロイ・シヴァン)の2018年1月10日リリースの新曲""。来る2ndアルバム(タイトル未定)にも収録予定。

・Troye Sivan - My My My!


 OzGoとして知られるプロデューサー/ソングライターのOscar GörresやJames Alan Ghalebとの共作。ダンサブルなサウンドに、少しエフェクトのかかったヴォーカルが乗るクールな曲。「My My My」と恋人への思いを切実に訴える歌詞。ゲイであることをオープンにしている彼らしいセクシャリティ全開なミュージクビデオもかっこいいです。

 以下、簡単に彼の経歴を載せておきます。

■Troye Sivan biography
 1995年6月5日・南アフリカ生まれ。2歳でオーストラリアに移住。子供の頃に俳優として2009年の映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』でヒュー・ジャックマン演じる主人公の幼少期を演じる。2006年頃から地元テレビに出演して歌い始めていたが、2013年にUniversal Music Australiaと契約し本格的に音楽活動を開始。2014年のEP『TRXYE』は全米5位を記録するヒット。米TIME誌の「2014年最も影響力のあるティーン25人」の一人にも選ばれる。2015年のデビューアルバム『Blue Neighbourhood』からのシングル"Youth"は全米Billboard Hot 100でも23位のヒットを記録。フジロック2016で初来日

■Troye Sivan discography
・Album
Blue Neighbourhood(2015年 全豪6位・全米7位・全英43位)

・EP
Dare to Dream(2007年)
June Haverly(2012年)
TRXYE(2014年 全米5位)
Wild(2015年 全豪1位・全米5位・全英5位)


Troye Sivan -『My My My!』収録曲リスト
1. "My My My!"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード
カテゴリ : Pop ・ comments(0) K 
2018年01月15日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Everybody Wants To Be Famous / Superorganism (Superorganism 収録)

 UKはロンドンを拠点に活動する8人組バンド、Superorganismスーパーオーガニズム)の2018年3月2日に名門Dominoからリリースされるデビューアルバム『Superorganism』からの先行シングル"Everybody Wants To Be Famous"。

・Superorganism - Everybody Wants To Be Famous (Official Video)


 さまざまな音がつまった遊び心溢れるサウンドに、日本人ボーカリスト(まだ17歳なんだとか!)・Oronoのやる気があるのかないのかすらわからない脱力系ボーカルがこれまた気持ち良い曲。"Everybody Wants To Be Famous"(みんな有名になりたい)って歌われる歌詞が、子供のなりたい職業の上位に「ユーチューバー」がランクインするような今の世相を表しているようないないような。

 そんなバンド、Superorganismはそれこそ結成の経緯も今風。前述のOnoroが日本出身(当時はアメリカ在住)なのをはじめ、アメリカ、韓国、オーストラリア、ニュージーランドなどからインターネットを通じて知り合い、当初は曲作りもネット経由でリモートで行っていたそう(1stシングル"Something For Your M.I.N.D."はその当時作られています。現在はロンドンで共同生活中)。メンバーの名前はこんな感じ。なんかハンドルネームっぽいですねぇ。

・Superorganism member
Orono
Harry
Emily
Ruby
B
Tucan
Soul
Robert

 当初あまりに情報がなさすぎたこともあり、OronoがGorillazのヌードルのルックスに似てるとかで、デーモン・アルバーンの覆面ユニットなんじゃないかと噂されたこともあったんだとか。言われてみればゴリラズに通じるところもありますね。

 ちなみにバンド名にあるorganism(オーガニズム)は日本語にすると「生物」とか「有機体」を意味する言葉(スペルをちょっと変えると全然別の意味になるのでご注意を・・・)で、そこにsuperってついてて、つまり「超有機体」ってことですよね。なんかこの「超」ってつけちゃうところがちょっとテキトーな感じでかっこいいと思います。

 ちなみにバンドはBBCの選ぶ有力新人リスト「Sound of 2018」にもリストアップされているので要チェック!ブレイク必至です。すでに来日も決まっています。(残念ながらチケットソールドアウト。チケット余ってる人いたら譲って下さい!)

■Superorganism “A Tour For Your M.I.N.D. 2018”
日時:2018年2月5日(月) Open 18:00 / Start 19:00
場所:東京・Shibuya WWW

 というわけで、この"Everybody Wants To Be Famous"が新年最初のおすすめ曲紹介記事となりました。今年も少しでも多く紹介できればと思います!


Superorganism -『Superorganism』収録曲リスト
1. "It’s All Good"
2. "Everybody Wants To Be Famous"
3. "Nobody Cares"
4. "Reflections On The Screen"
5. "SPRORGNSM"
6. "Something For Your M.I.N.D."
7. "Nai’s March"
8. "The Prawn Song"
9. "Relax"
10. "Night Time"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0) K 
2018年01月14日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 独り言(音楽ネタ)
  3. 2018年注目の新人リスト!英BBCが選ぶ『Sound of 2018』決定!音源・動画まとめ

UKの国営放送・BBC(British Broadcasting Corporation)が発表するその年の期待の新人リスト『Sound of』。
その2018年版『BBC Sound of 2018』が発表されました。

BBC Sound of 2018

(参考)2017年のロングリストと動画はこちら。
英BBC『Sound of 2017』音源・動画まとめ

それでは以下、『BBC Sound of 2018』のロングリストを順位順にまとめたリストです。
参考までにYouTube動画と合わせてどうぞ。

名前の次にある文章はBBCの付けた紹介見出し(日本語訳は私の直訳です)

■Longlist for BBC Sound of 2018


●1位:Sigrid
Norwegian pop star in waiting(次のノルウェー・ポップスター)

・Sigrid - Don't Kill My Vibe


●2位:Rex Orange County
Vibrant, vulnerable pop writer(煌めく、傷つきやすいポップライター)

・Rex Orange County - Sunflower


●3位:IAMDDB
Inventive vocals and jazz-tinged soul(発明的ヴォーカルとジャジーなソウル)

・IAMDDB - Shade


●4位:Khalid
Rising R&B star and teenage diarist(R&Bのライジングスター、10代の日記を綴る人)

・Khalid - Location (Official Video)


●5位:Pale Waves
Inseparable Manchester indie quartet(切っても切れない仲のマンチェスターの4人組インディーバンド)

・Pale Waves - Television Romance


2018年の1位はノルウェー出身の21歳の女性シンガー、シグリッド
昨年リリースされた"Don't Kill My Vibe"は個人的にも好きな曲だったんですが、まさか1位になるとは。

2位はサリー州出身の19歳、Alex O'Connorによるソロ・プロジェクト、レックス・オレンジ・カウンティー

3位はマンチェスター出身の21歳の女性シンガー、IAMDDB
名前も初めて聞いたのでチェックしてみよう。

4位は期待の新人なんていまさらな感じもする19歳の男性シンガー、カリード
昨年アルバム『American Teen』も大ヒット、今年はグラミーにもノミネートされていて受賞が期待されます。

5位はマンチェスターの4人組ロックバンド、ペール・ウェーブズ
同郷のThe 1975のマシュー・ヒーリーとジョージ・ダニエルがプロデュースしたりしてます。

ソロシンガーが中心の中、バンドが1組いるのは良いですね。
ヒップホップやグライム系のアーティストがいないのが今年の特徴ですかね。
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以下、順不同。
Alma
Pop with a punk attitude(パンクのアティデュードを備えたポップ)

・ALMA, French Montana - Phases (Official Video)
youtube start

Billie Eilish
Devilishly dark pop from LA(LAから登場した悪魔的にダークなポップ)

・Billie Eilish - Bellyache
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Jade Bird
A British spin on Americana(アメリカーナの英国的解釈)

・Jade Bird - Cathedral (Live at Dreamland Studios, NY)
youtube start

Lewis Capaldi
Raw and compelling piano balladeer(生々しく心を掴んで離さないバラード歌い)

・Lewis Capaldi - Bruises
youtube start

Nilüfer Yanya
Guitar-driven psychedelic soul(ギターに駆り立てられたサイケデリックソウル)

・Nilüfer Yanya - Keep On Calling
youtube start

Not3s
Playful MC with bashment beats(バッシュメントビートに乗る遊び心溢れるMC)

・Not3s - Aladdin [Music Video]
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Sam Fender
Hard-hitting indie rock(激しく打つインディーロック)

・Sam Fender - Play God
youtube start

Superorganism
Multicultural pop experimentalists(多文化のポップ実験家集団)

・Superorganism - Something For Your M.I.N.D. (Official Video)
youtube start

Tom Walker
Gravel-voiced singer-songwriter(当惑した声を持つシンガーソングライター)

・Tom Walker - Leave a Light On (Official Video)
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Yaeji
Korean-American house music innovator(韓国系アメリカ人のハウスミュージックイノヴェーター)

・Yaeji - Drink I'm Sippin On (Official Music Video)
youtube start

Yxng Bane
Drake-certified UK rapper(ドレイクに認められたUKラッパー)

・Yxng Bane - Rihanna
youtube start

5位以内に入らなかったアーティストだと、個人的に気になるのはBillie Eilish、Sam Fender、Superorganism、Yaejiあたりかな。
ビリー・アイリッシュはまだ15歳とかそれくらい。
この大人っぽさはやばい。

スーパーオーガニズムは日本人ボーカルorono擁するバンドなので要注目。
同じくアジア系でYaejiも選ばれていてなんだか良い感じです。

サム・フェンダーは数少ない男性ロックシンガーなので応援したいです。

以下、これまでの受賞者。(左から年、Winner、2位〜5位)

2003 50 Cent/Electric Six/Yeah Yeah Yeahs/The Thrills/Dizzee Rascal
2004 Keane/Franz Ferdinand/Wiley/Razorlight/Joss Stone
2005 The Bravery/Bloc Party/Kano/The Game/Kaiser Chiefs
2006 Corinne Bailey Rae/Clap Your Hands Say Yeah/The Feeling/Plan B/Guillemots
2007 Mika/The Twang/Klaxons/Sadie Ama/Enter Shikari
2008 Adele/Duffy/The Ting Tings/Glasvegas/Foals
2009 Little Boots/White Lies/Florence + the Machine/Empire of the Sun/La Roux
2010 Ellie Goulding/Marina and the Diamonds/Delphic/Hurts/The Drums
2011 Jessie J/James Blake/The Vaccines/Jamie Woon/Clare Maguire
2012 Michael Kiwanuka/Frank Ocean/Azealia Banks/Skrillex/Niki & The Dove
2013 Haim/AlunaGeorge/Angel Haze/Laura Mvula/Chvrches
2014 Sam Smith/Ella Eyre/Banks/Sampha/George Ezra
2015 Years & Years/James Bay/Stormzy/Raury/George the Poet
2016 Jack Garratt/Alessia Cara/NAO/Blossoms/Mura Masa, WSTRN
2017 Ray BLK/Rag'n'Bone Man/Raye/Jorja Smith/Nadia Rose

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2018年01月13日(土)