1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Take It There feat. Tricky / Massive Attack (Ritual Spirit 収録)

 英ブリストルサウンド(Trip Hop)の象徴、Massive Attackマッシヴ・アタック)がEP『Ritual Spirit』をリリース。"Take It There"はヴォーカルにマッシヴ・アタックの前身、Wild Bunch時代からの盟友Trickyトリッキー)をフィーチャー。94年の2nd『Protection』収録の"Karmacoma"や"Eurochild"以来となるコラボが実現です。

・Massive Attack, Tricky & 3D - Take It There


 鍵盤をメインとしたダークなサウンドにトリッキーの声はすごく合いますね。「Massive Attack, Tricky & 3D」というアーティスト表記からしてトリッキーと3Dが中心になって作った作品ということでしょう。ミュージックビデオの監督はHiro Muraiヒロ・ムライ)というアメリカ在住の日本人。これまでFlying Lotusの"Never Catch Me"、Queens Of The Stone Ageの"Smooth Sailing"、Earl Sweatshirtの諸作などを手がけています。このPVで印象的なダンスを披露するのは俳優のJohn Hawkesジョン・ホークス)。

 "Take It There"以外の曲では、"Dead Editors"にRoots Manuva、タイトルトラック"Ritual Spirit"にはAzekel、"Voodoo In My Blood"にはYoung Fathersがフィーチャーされていて、こちらも要注目。

 また、本EPはiOSアプリ『Fantom』(Apple Watch/iPhone5S以降の機種に対応)として先にリリースされていました。3DことRobert del NajaによるデザインのFantomは、自身の場所、時間、動き、心拍数、カメラの映像に合わせて新曲4曲をリアルタイムでミックスしてくれるというものになっています。

・アプリのダウンロードはこちら。


 2010年の『Heligoland』以来となるアルバムも待ち遠しいですが、まずは春にもう1枚EPをリリースする予定があるそうです。


Massive Attack -『Ritual Spirit』収録曲リスト
1. Dead Editors - Massive Attack and Roots Manuva
2. Ritual Spirit - Azekel and Massive Attack
3. Voodoo In My Blood - Massive Attack and Young Fathers
4. Take It There - 3D and Massive Attack and Tricky
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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five man army / massive attack (blue lines 収録)
safe from harm / massive attack (blue lines 収録)
LIVE WITH ME / MASSIVE ATTACK (Collected 収録)
Paradise Circus / Massive Attack (Heligoland 収録)

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2016年01月30日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. The Answer / Savages (Adore Life 収録)

 ロンドンを拠点に活動する4人組(ボーカルのジェニー・ベスはフランス人)、Savagesサヴェージズ)が2013年のデビュー作『Silence Yourself』に続く2ndアルバム『Adore Life』を2015年1月22日にリリース。"The Answer"はアルバムに先駆け2015年に発表されていた曲で、アルバムのオープニングナンバーです。

・Savages - "The Answer"


 ダークでゴシックな雰囲気はそのままに、そこにさらに獰猛なサウンドが加わった曲。暴れまくる観客の中で演奏するミュージックビデオがカッコイイ。ライブは2013年のフジロックでちょっと観たけど、ちゃんとワンマンで観てみたいな。PVのジェニーの姿が貫禄が付いててかっこよすぎ。

 『Adore Life』はプロデューサーにJohnny Hostile、エンジニアにRichard Woodcraftを迎え、ミックスはAnders Trentemøllerが担当したものとなっています。アルバムのトレイラーはこちら。「Read by Henry Rollins」って書いてあるけど、あのヘンリー・ロリンズ

・SAVAGES - NEW ALBUM TRAILER



Savages -『Adore Life』収録曲リスト
01 The Answer
02 Evil
03 Sad Person
04 Adore
05 I Need Something New
06 Slowing Down The World
07 When In Love
08 Surrender
09 T.I.W.Y.G.
10 Mechanics
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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Shut Up / Savages (Silence Yourself 収録)

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2016年01月28日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. I Exhale / Underworld (Barbara Barbara, we face a shining future 収録)

 Underworldアンダーワールド)が2016年3月にアルバム『Barbara Barbara, we face a shining future』をリリースします。"I Exhale"はアルバムからの先行シングルで、アルバムの1曲目。

・Underworld - I Exhale


 近年のEDMと対極を行くようなダークなエレクトロビートにどこかポストパンクっぽい雰囲気を持った曲に仕上がってます。カール・ハイドの陰鬱なヴォーカルも個人的には結構好みの感じです。この曲はメンバーのリック・スミスに加え、ドラムンベース系のアーティスト、High Contrastがプロデュースに名を連ねています。

 アルバムアートワークはメンバーも所属するアート集団TOMATOによるもので、さらに今作は同じくTOMATOがデザインしたTシャツがついたバージョンも販売予定。

 彼らの評価・人気を決定付けた名作『dubnobasswithmyheadman』(1994年作)と『Second Toughest in the Infants』(1996年作。邦題『弐番目のタフガキ』)のデラックス盤をリリースし一旦過去に向き合った彼らが新たに作った音楽がどんなものになるかアルバムが楽しみです。

 また、SUMMER SONIC 2016への出演も決定。どちらかというとフジロックのイメージの強い彼らですが、サマソニ初登場のステージではどんなライブを見せてくれるのでしょうか。
(参考)サマソニ2016、出演者第1弾発表!Radiohead、Underworld、サカナクションなど11決定


Underworld -『Barbara Barbara, we face a shining future』収録曲リスト
1. I Exhale
2. If Rah
3. Low Burn
4. Santiago Cuatro
5. Motorhome
6. Ova Nova
7. Nylon Strung
8. Twenty Three Blue(ボーナストラック)
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


【サイト内関連記事】
Two Months Off / Underworld (A Hundred Days Off 収録)
REZ/COWGIRL / Underworld (EVERYTHING, EVERYTHING 収録)
SonarSound Tokyo@新木場STUDIO COAST / ageHa (Underworld DJs、Flying Lotus 他)
SONICMANIA 2011@幕張メッセ (UNDERWORLD、primal scream 他)

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2016年01月26日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2016
  3. サマソニ2016、出演者第1弾発表!Radiohead、Underworld、サカナクションなど11組決定 #summersonic #サマーソニック

SUMMER SONIC 2016』(サマソニ2016)の出演アーティストの第1弾発表がありました。



今回発表されたのは以下の11組。

■サマーソニック2016 出演者 第1弾
RADIOHEAD
UNDERWORLD
サカナクション
FERGIE
WEEZER
TWO DOOR CINEMA CLUB
THE 1975
BLOSSOMS
CHARLIE PUTH
ELLE KING
RAT BOY

レディオヘッド来ましたね。
海外フェスへの出演が次々と発表されていただけに期待通りのセレクションです。
新曲もやると宣言してるだけに楽しみ。

それと、サマソニ×レディへと言えば、何と言っても2003年の"Creep"でしょう。
私も当時その場に居合わせましたが、あのイントロがなり始めた時の衝撃は今でも忘れられないです。

その時のセットリストはこんな感じ。

2003.08.03 Radiohead@SUMMER SONIC 2003 Setlist

01. There There
02. 2 + 2 = 5
03. Morning Bell
04. Exit Music (for a Film)
05. The National Anthem
06. Backdrifts
07. Sit Down. Stand Up.
08. No Surprises
09. Bones
10. Kid A
11. Go to Sleep
12. Just
13. A Punch Up at a Wedding
14. Paranoid Android
15. Idioteque
16. Everything in Its Right Place
---encore---
17. Pyramid Song
18. A Wolf at the Door
19. Karma Police
20. Creep

そして、昨年のThe Chemical Brothersに続いて、今年はアンダーワールドが決定。
フジロックの印象が強いですが、サマソニではどのようなステージを見せてくれるのでしょうか。
(ステージは屋内の方かな?)
新作も3月にリリース予定。
(参考)I Exhale / Underworld (Barbara Barbara, we face a shining future 収録)


ウィーザーのような30代、40代のロックファンが喜ぶバンドに加え、サマソニではお馴染みのトゥー・ドア・シネマ・クラブThe 1975などはもちろん、ブロッサムズラット・ボーイと言った今年注目の新人ロックバンドの名前があるのがさすが。

さらにファーギーを始め、海外では昨年ブレイクしたチャーリー・プースエル・キングのようなポップ/ロック系アクト、日本からはサカナクションと、盛り上がること間違いない感じがいいですね。

ファレルやディアンジェロなどが出演し、HIP HOP/R&Bが充実していた昨年の反動って感じかな。

今回の第1弾のメンツにケンドリック・ラマーかウィークエンドでも加えれば最強って感じはするけど、さすがにそれは望みすぎですね。

後はもう1日のヘッドライナーと、サマソニがこうきた後のフジロック発表が楽しみです。

チケットなどの詳細はこちら。

■SUMMER SONIC 2016 開催概要
日程:2016年8月20日(土)・21日(日)
●東京会場
QVC マリンフィールド&幕張メッセ
・開場/開演時間
開場 9:00 / 開演 11:00
・チケット
前売り1日券 ¥16,500(税込|ブロック指定)
前売り2日券 ¥30,500(税込|ブロック指定)
プラチナチケット ¥30,000(税込|サマソニ1日券+プラチナ特典)
※枚数限定 プラチナ特典:専用ヴューイングエリア、専用ラウンジ、専用クローク、グッズ売り場ファストレーン、ウェルカムドリンク、会場間専用シャトルバス

・先行発売
【CREATIVEMAN 3A 会員・CREATIVEMANモバイル会員】
<受付期間>1月26日(火)15:00〜1月31日(日)18:00
※チケット代金割引あり 3A 2日券:¥1,000割引、1日券:¥500割引/モバイル (1年以上の継続) 2日通し券:¥500割引 プラチナは割引対象外 【オフィシャル先行】
<受付期間>2月1日(月)12:00〜5月27日(金)18:00
※先行特典 2日通し券:Tシャツ、1日券:トートバッグ ※1日券・プラチナチケットは日割り発表後受付

一般発売日 5月28日(土) AM10:00〜

●大阪会場
舞洲サマーソニック大阪特設会場
・開場/開演時間
開場 10:00 / 開演 11:00
・チケット
前売り1日券 ¥14,000(税込)
前売り2日券 ¥25,500(税込)
プラチナチケット ¥25,000(税込|サマソニ1日券+プラチナ特典) ※枚数限定 プラチナ特典:専用ヴューイングエリア、専用ラウンジ、専用クローク、グッズ売り場ファストレーン、ウェルカムドリンク、会場間専用シャトルバス
※シャトルバス、駐車券詳細は後日発表

・先行発売
【CREATIVEMAN 3A 会員・CREATIVEMANモバイル会員】
<受付期間>1月26日(火)15:00〜1月31日(日)18:00
※チケット代金割引あり 3A 2日券:¥1,000割引、1日券:¥500割引/モバイル (1年以上の継続) 2日券:¥500割引 プラチナは割引対象外

【オフィシャル先行】
<受付期間>2月1日(月)12:00〜5月27日(金)18:00
※先行特典 2日通し券:Tシャツ、1日券:トートバッグ
※1日券・プラチナチケットは日割り発表後受付

一般発売日 5月28日(土) 10:00〜

オフィシャルサイト:http://www.summersonic.com/2016/

■過去のさまそ日記
SUMMER SONIC 05 Tokyo1日目
SUMMER SONIC '06 1日目
SUMMER SONIC '06 2日目
SUMMER SONIC 07 1日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 07 2日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月7日(金)
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月8日(土) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張
SONICMANIA 2011@幕張メッセ (UNDERWORLD、primal scream 他)
SUMMER SONIC 2011@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 2日目 8月14日(日) 日記 part1
SUMMER SONIC 2012@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 初日 8月18日(土) 日記 part1
SUMMER SONIC 2012@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 2日目 8月19日(日) 日記 part1
SUMMER SONIC 2013@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 初日 8月10日(土) 日記 part1
SUMMER SONIC 2013@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 2日目 8月11日(日) 日記 part1
SUMMER SONIC 2014@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 初日 8月16日(土) 日記 part1
SUMMER SONIC 2014@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 2日目 8月17日(日) 日記 part1
SUMMER SONIC 2015 初日 8月15日(土) 日記 part1

・その他、2016年のフェス/イベント情報はこちら。
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2016年01月25日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』@新宿ピカデリー #davidbowie

映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』(原題『DAVID BOWIE IS』)を新宿ピカデリーで見てきました。

映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』を見てきました

2016年1月10日。69歳の誕生日からわずか2日後に亡くなったDavid Bowieデヴィッド・ボウイ)の追悼上映ということでアンコール上映が決定。

映画の概要はこちら。
<映画について>

本作は、V&A博物館でのクロージング・ナイトに撮影された。司会進行役には本展覧会のキュレーターでもあるヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが務め、ボウイのステージ衣装、歌詞などの創作活動に使われたメモ、ストーリーボード、ダイアリーなど、珍しい貴重な資料や当時の衣装などを巡りながら、それらについての意味合い・背景を興味深く語ってくれる。
また、クロージング・ナイトに登壇したスペシャルゲスト、日本を代表するデザイナー山本寛斎氏らが思い思いに明かすデヴィッド・ボウイとの秘話も必見だ。本作の監督はBAFTA受賞歴を持つ2012年ロンドン・オリンピックの生中継や第82回アカデミー賞の監督も手掛けたハミッシュ・ハミルトンが務めた。実際に回顧展を観るのとはまた別の味わいがあるドキュメンタリー映画に仕上がっている。

2015年1月に日本で超限定上映された本作は、メインの映画館では連日ほぼ満席を記録し、上映のエンディングでは客席から拍手が起こることもあるほど、ボウイ ファンの心を鷲掴みにした。


<作品基本情報>

原題:DAVID BOWIE IS
監督:ハミッシュ・ハミルトン(BAFTA受賞監督)
司会:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ
尺:98分  製作国:イギリス
言語:英語  字幕:日本語字幕あり

http://www.culture-ville.jp/#!about-dbi/cf98より。



中に入るとほぼ満席というような人の入り。
ボウイの長年のファンと思しき熟年の方から、デートで来ましたって感じのカップルまで幅広い客層で、最初違うスクリーンと間違ったかなと思った。

ボウイの生い立ちから、現在(ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で回顧展が行われたのが2013年3月。『The Next Day』で見事なカムバックを果たした頃ですね)までを、時系列ではなく、様々な切り口でキュレートしたものを紹介しつつ、展覧会に来たお客さんや研究者や作家などのインタビューと、回顧展の最終日に行われたトークセッション(山本寛斎Pulpジャーヴィス・コッカーなどなど)の模様を挟み込む形で映画は進んでいきます。


楽曲のビデオやライブ映像などの挟み方がすごく良く考えられていて、見ていてすごく引き込まれるものがありました。


ちょっと気になったのは、インタビューで話しているお客さんが、70年代初頭にボウイをテレビで見て衝撃を受けた世代の人が結構多かったことかな。

V&Aまで足を運んだ人の中心がその層だったのでしょうかね。
まぁ皆それぞれの思い入れが強くて話も面白かったけど。


改めてボウイってカッコイイ、すごい!と興奮しながら見てたけど、最後の方で少し若めのお客さんが「この展示会でボウイを身近に感じることができた。後は本人を生でみるだけ」って言ってたけど、その一言で一気に現実に戻されました。

今後ボウイを生で見ることはもう叶わないんだなって。
(私は2004年の来日公演に行きました)

でも、ボウイの残した音楽やアート、その生き様はきっと後世にずっと残り続けるんでしょう。

ボウイの死から2週間経って徐々にボウイロスから抜け出して来たところで、これを見てまたボウイロスが再燃してしまったので、これからボウイのレコードでも聴きます。


ちなみに、回顧展『David Bowie is』は2017年春に日本でも開催されることが決定しています。
絶対に行く!

【サイト内関連記事】
The man who sold the world / David Bowie (The man who sold the world 収録)
RUBBER BAND / DAVID BOWIE (THE DERAM ANTHOLOGY 1966-1968 収録)
Rock 'n' Roll Suicide / DAVID BOWIE (ZIGGY STARDUST 収録)
HEROES / DAVID BOWIE (HEROES 収録)
Sue (Or In A Season Of Crime) / David Bowie (Nothing has changed 収録)
鋤田正義/デヴィッド・ボウイ写真展「TIME - David Bowie by Masayoshi Sukita」@スパイラルガーデン1F
鋤田正義 写真展 『Flash Back!』@箱根彫刻の森美術館
Lazarus / David Bowie (★ (Blackstar) 収録)
Blackstar / David Bowie (★ (Blackstar) 収録)


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2016年01月24日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2016)
  3. James Chance & the Contortions@Blue Note Tokyo 感想

70年代後半、No Waveを代表するサックス奏者・シンガーのJames Chanceジェイムス・チャンス)率いるJames Chance & the Contortionsジェームス・チャンス・アンド・ザ・コントーションズ)を見にBlue Note Tokyoに行ってきました。

ブルーノートでジェイムス・チャンスを見てきました

前回見たのがライブハウスだったのですが、ブルーノートなんてシャレオツなハコで、なんかムーディーな音楽になってたらどうしよう・・・なんて一抹の不安を抱えながら。。


今回の来日メンバーはこんな感じ。

James Chance - ジェームス・チャンス (vo,as,key)
Mac Gollehon - マック・ゴルホン (tp,vtb)
Tomas Doncker - トーマス・ドンカー (gt)
Eric Klaastad - エリック・クラースタッド (ba)
Richard Dworkin - リチャード・ドゥオーキン (ds)

軽く飲みながら過ごす事1時間ほどで開演。
(行く前にご飯食べてったのでここでは食べず。ブルーノートは高いしね)

客席後方からメンバー登場。

チャンスさんはジャケットにネクタイという出で立ち。
なんか前に見た時よりもスリムになったような気がする。

ブルーノートに併設されているバー、Bar BACKYARDでは、70年代当時、彼の恋人でマネージャーだったというアーニャ・フィリップスという女性(1981年に26歳で癌のため亡くなったそうです)によるポートレート展をやってたんだけど、顔は意外と変わってない(もちろん老けたけど)気がしました。

そんなチャンスさんは、まず生ピアノに腰掛け演奏開始。

Jazzyな演奏で最初に不安に思ったことが始まったかと思ったけど、これがまた緊張感のある演奏ですごくよかった。

2曲ほど演奏した後はお待ちかねのサックスと彼の歌が始まる。

待ってましたと会場も盛り上がる。

ブルーノートでライブを見るとちょっと客席が静かすぎる時があるけど、今日はみんなノリノリでした。
彼のシャウトがこれまた全盛期を彷彿させる(ってもちろん見たことないけど)もので最高。

汗をダラダラ垂らしながら歌い、サックスを吹き、キーボードを弾き、そしてダンスするチャンスさん。
そのダンスもなんだか味があって素敵。

同じジェイムスでもこちらはファンクの帝王、James Brownのカバーなんかもありました。


終盤ではジャケットを脱いで、ネクタイも外し、最後まで熱いライブを見せてくれました。

アンコールもあったけど、もっともっと聴いていたかった。
次はまたライブハウスでもやってほしいな。


終演後、フロントのフロアに上がるとチャンスさんがいたんですが、すごく小柄な人でびっくり。
ステージではすごく大きく見えたのに。
存在感のでかさでしょうか。

セットリストは割愛。
分かれば追記します。

■JAMES CHANCE & THE CONTORTIONS 来日公演2016
・1月22日(金) Blue Note Tokyo
 [1st]Open5:30pm Start7:00pm [2nd]Open8:45pm Start9:30pm
・1月23日(土)24日(日) Blue Note Tokyo
 [1st]Open4:00pm Start5:00pm [2nd]Open7:00pm Start8:00pm

【サイト内関連記事】
Contort Yourself / JAMES CHANCE & THE CONTORTIONS (BUY 収録)
James Chance & The Contortions@LIQUIDROOM Japan Tour 2010 TWIST YOUR SOUL(Guest:FRICTION)

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2016年01月23日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2016)
  3. Television@shibuya duo MUSIC EXCHANGE (Guest:THE ROOSTERZ) 感想&セットリスト

NY Punkの雄、Televisionテレヴィジョン)のライブを観にshibuya duo MUSIC EXCHANGEに行ってきました。

televison@shibuya duo MUSIC EXCHANGEに行ってきました

つい先日、1st『MARQUEE MOON』を全曲演奏ライブにも参戦しましたが、通常公演も参戦。
(参考)
Television@下北沢Garden (Television plays MARQUEE MOON) 感想&セットリスト

今日は何と言ってもオープニングアクトにあのザ・ルースターズを迎えた豪華版。(昨日の灰野敬二も捨てがたかったけど)

しかも、THE ROOSTERSではなくTHE ROOSTERZってとこがレア。
違いがわからない人は詳しくは自分で調べてもらえばいいけど、簡単に言うとオリジナルがTHE ROOSTERSで、1984年の5thアルバム『GOOD DREAMS』からがTHE ROOSTERZです。

厳密に言うと違うけど、大江慎也が元気だった時がTHE ROOSTERSで、元気なくなってきた時期〜脱退〜花田裕之がメインボーカルになったのがTHE ROOSTERZって感じでしょうか。

今日の編成はこんな感じ。
花田裕之(vo,g)
下山淳(g,vo)
穴井仁吉(b)
三原重夫(ds)
木原龍太郎(key)

さてさて、まずはルースターズ
個人的にはやっぱり初期ルースターズ派なので、曲はあまり馴染みがなかったんですが、なかなかカッコ良かった。

時代的には80年代中盤〜後半なので80sな感じは強かったけど(キーボードが入ってたのがでかいかも)、ブルージーなとこやルードなロックンロール感もあって面白かったです。

花田裕之ももちろんですが、下山淳のギターがカッコ良かったです。
下山ボーカルの曲も2曲ありました。

最後の"再現出来ないジグソウ・パズル"は知ってる曲で結構アガりました。


1時間以上やったルースターズの熱いライブの後は、15分くらいセットチェンジがあって、いよいよTelevisionです。

テレヴィジョンのメンバーは以下の4人。
トム・ヴァーレイン - Tom Verlaine(vo.gt.)
フレッド・スミス - Fred Smith(ba.)
ビリー・フィッカ - Billy Ficca(dr.)
ジミー・リップ - Jimmy Ripp(gt.)

出てくるなりトムが震えるフリをして「エアコンが寒いっす」とアピール。
3日前に見た下北のライブでは「暑い、照明が明るすぎる」って言ってたのに(笑)

この人ホント気難しそうだ。
他のメンバーはよく長らく一緒にバンドやってられるね(笑)

(ちなみにトムが寒い寒い言うから後半は空中が切れてちょっと暑かった)

もはや恒例とも言えるチューニングといかジャムというかがあって、1曲目は"1880 or So"からスタート。
この曲は再結成後、92年の3rd『Television』収録曲で、割とライブでも演奏されるのでメンバーも結構気に入ってるんでしょうね。
確かに、あのアルバムでは初期に雰囲気が近いかも。


続いて『MARQUEE MOON』から"Elevation"と"Prove It"を。
この前の時よりもトムの声が出てた気がする。
このコンディションで全曲ライブも聞いてみたかったな。

トムがMCで「次は新曲をやる。良い曲かどうかわからないけど」的なことを言って新曲を披露。

ブルージーかつオルタナっぽいギターフレーズがあって、確かに過去の名曲に匹敵するかというと全然だけど、悪くはないという印象でした。
トムのギターソロも冴えてたし。

ジミーをリードギタリストと紹介してたけど、トムも負けてないね。

それにしても、ジミーのギターはかっこいい。
ジミーを含めた編成で新曲を作りたくなる気持ちもわかるね。

ここで日曜はアンコールでやった"Little Johnny Jewel"が始まる。
今日は長尺なナンバーが多い。

極め付けは、続く"Venus"の後にやった"Persia"。
前々回の来日の時に見た高円寺HIGH公演でも聴いたけど、これがまたカッコイイんだ。

フレッドのベースリフを基調とし、2本のギターが絡み、そして、今日もかっこいいビリーのドラミング。
いまいちこの曲がいつの曲かわからないけど、何かスタジオ盤に入ってるんですかね?

"Persia"が終わり、"Guiding Light"を経てラストは"Marquee Moon"。
今日は私の観ていた場所の問題なのか、最初ちょっとジミーのギターとトムのギターのバランスが変な感じがしたけど、曲が進むにつれどんどん良くなってった。

なんだかんだでやっぱり一番この曲が好きだなぁ。


アンコールは1曲。
トムが「バンドで一番最初に作った曲。1972年くらいだったけな?」という"I'm Gonna Find You"でシメ。

今日は割とトムの声が出てて良かった。
でも、トムの声が厳しい部分はもうちょっと他のメンバーがサポートしてもいいかもなって思ったのは正直なのところ。
演奏は衰えることなく、むしろどんどんかっこ良くなってるので尚更ね。

全体的に見るととても満足な公演でした。


以下、余談ですが一緒に行った妻が一番聴きたかった"See No Evil"をやらなかったことは心残り。
昨日の公演ではやったらしい。
灰野敬二の日に行きたいと言った妻に、ルースターズ見たさに今日にしてもらったので、申し訳なくて。。。

また来たら行くしかないな。


では、今日のセットリスト。

2016.01.20 Television@shibuya duo MUSIC EXCHANGE Setlist

01. 1880 or So
02. Elevation
03. Prove It
04. 新曲
05. Little Johnny Jewel
06. Venus
07. Persia
08. Guiding Light
09. Marquee Moon
---encore---
10. I'm Gonna Find You

2016.01.20 THE ROOSTERZ@shibuya duo MUSIC EXCHANGE Setlist

01. 鉄橋の下で
02. OASIS
03. Stranger In Town
04. GUN CONTROL
05. SEARCHIN'
06. Hurt By Love〜LAND OF FEAR
07. 曼荼羅
08. Everybody's Sin
09. LADY COOL
10. 再現出来ないジグソウ・パズル

その他の公演日程はこちら。

■Television 来日公演2016
・1月17日(日) 東京・Shimokitazawa Garden
 TELEVISION plays MARQUEE MOON
・1月19日(火) 東京・Shimokitazawa Garden
 Guest:灰野 敬二
・1月20日(水) 東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE
 Guest:THE ROOSTERZ
 花田裕之(vo,g)/下山淳(g,vo)/穴井仁吉(b)/三原重夫(ds)/木原龍太郎(key)
・1月22日(金) 大阪・大阪MUSE
 Guest:KING BROTHERS
・1月25日(月) 東京・新宿MARZ
 TELEVISION the Instrumental & Improvisation Show

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DAYS / TELEVISION (ADVENTURE 収録)
Television@高円寺HIGH 感想&セットリスト
Television@下北沢Garden (Television plays MARQUEE MOON) 感想&セットリスト
花田裕之 神楽坂流れ@KAGURAZAKA EXPLOSION (ゲスト 桂歌蔵)
ROSIE / THE ROOSTERS (THE ROOSTERS 収録)
C.M.C. / THE ROOSTERS (BEST SONGS COLLECTION 収録)
恋をしようよ / THE ROOSTERS (BEST SONGS COLLECTION 収録)

カテゴリ : LIVE (2016) ・ comments(0) K 
2016年01月21日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2016)
  3. Nothing But Thieves@shibuya duo MUSIC EXCHANGE 感想&セットリスト

英エセックス出身の5人組、昨年デビューアルバムをリリースしたばかりの新人バンド、Nothing But Thievesナッシング・バット・シーヴス)のライブを観に渋谷はduo MUSIC EXCHANGEに行ってきました。



去年のサマソニの2日目は泣く泣く参戦を諦めたので、今日見れることを楽しみに。

・メンバー
Conor Mason (Vocals)
Joe Langridge-Brown (Guitars)
Dom Craik (Guitars and keyboard)
Philip Blake (Bass)
James Price (Drums)

開演時間から15分くらい経った頃、一人で甲斐甲斐しくチューニングやらセッティングをしてたスタッフ(ライブ中の対応も含め、何気に彼が今日のMVPだったかも)の合図で暗転。

Queens Of The Stone Ageの"Feel Good Hit Of The Summer"が爆音で流れ、それが終わるとメンバー登場。

まずは"Excuse Me"からスタート。
のっけからコナーの超絶ヴォーカルが響き渡る。

そんなコナーはアコギも弾いてた。

今日私はギターのジョー側で観てたんだけど、ルックスもステージアクションもロックスター然としたジョーに比べ、コナーくんは顔からしてそうなんだけど、ちょっと幼く見えて頼りなさそうだけど、歌い出すと本当すごい。


2曲目には早速"Itch"が飛び出しさらに盛り上がりが加速していく。


コナーの声質的にどうしても叙情系な美メロバンドって印象を持ちがちだけど、演奏だけを取り出すと本当いろんな音楽的要素があるのがライブだとさらによくわかる。

こりゃかっこいいわ。

「ニホン、ゲンキ?」とか日本語のMCを織り交ぜながら(5つくらいのフレーズを覚えたらしい)、どんどんライブが進む。

個人的には"Graveyard Whistling"とか"Painkiller"とか"Trip Switch"がすごく良かった。

マイクを向けると合唱になったり、お客さんも結構みんな歌えてた。

本編最後は、"Wake Up Call"。
この曲のリフはライブだとさらに映えてかっこいいね。

あっという間に本編が終わり(だいたい40分くらい)、アンコール。

再び出てきたメンバーに客席からバンド名の書かれた日の丸の旗を渡されたり(それをさっきのスタッフがアンプに掛けてた)、コナーは薔薇(造花?)を受け取って、それを咥えたりとかして場が和んだとこで演奏開始。

ギターの2人とヴォーカルだけで"Lover, Please Stay"を。
ジェフ・バックリーにも例えられるコナーの声ですが、まさにジェフの"Lover you should've come over"ばりに歌い上げる。

残りのメンバーも登場し、2曲。

"Hanging"をやって最後にお待ちかねの"Ban All the Music"で大団円。

正味1時間だったけど、これからもっとビッグになっていきそうな世界観が垣間見れたライブでした。

次のアルバムが出る頃にはスタジアムでやってたりして。
楽しみなバンドです。

ちなみに終演後、メンバーがフロアに出てきたので、ボーカルのコナーと一緒に写真を撮ってもらって、チケットにサインももらいました♪

以下、セットリスト。

2016.01.18 Nothing But Thieves@shibuya duo MUSIC EXCHANGE Setlist

01. Excuse Me
02. Itch
03. Hostage
04. Honey Whiskey
05. Graveyard Whistling
06. Drawing Pins
07. If I Get High
08. Painkiller
09. Trip Switch
10. Wake Up Call
---encore---
11. Lover, Please Stay
12. Hanging
13. Ban All the Music


(2016.01.19 追記)
2016.01.19 Nothing But Thieves@梅田CLUB QUATTRO Setlist

01. Excuse Me
02. Itch
03. Hostage
04. Honey Whiskey
05. Graveyard Whistling
06. Drawing Pins
07. If I Get High
08. Painkiller
09. Trip Switch
10. Wake Up Call
---encore---
11. Lover, Please Stay
12. Hanging
13. Ban All the Music

■Nothing But Thieves 来日公演2016
・1月18日(月) 東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGE
・1月19日(火) 大阪・梅田CLUB QUATTRO

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Wake Up Call / Nothing But Thieves (Nothing But Thieves 収録)
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2016年01月18日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2016
  3. 『TAICOCLUB'16』出演アーティスト第1弾発表!サカナクション、Oneohtrix Point Neverなど6組決定

長野県はこだまの森にて行われる野外フェス『TAICOCLUB'16』の出演アーティスト第1弾発表がありました。

今回発表されたのは以下の6組。

■TAICOCLUB'16 第1弾
KiNK / LUCKY TAPES / Nozinja / Oneohtrix Point Never / サカナクション / シンリズム

日本勢と海外勢が3組ずつ確定しています。


以下、日程など開催概要。

■TAICOCLUB'16
日時:2016年6月4日(土)、5日(日)
会場:長野県・こだまの森
チケット等はオフィシャルサイトにてご確認ください
オフィシャルサイト: http://taicoclub.com/16/

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『TAICOCLUB’13』、Polaris他発表で最終ラインナップ決定!
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・その他、2016年のフェス/イベント情報はこちら。
カテゴリ : フェス・イベント情報2016 ・ comments(0) K 
2016年01月18日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2016)
  3. Television@下北沢Garden (Television plays MARQUEE MOON) 感想&セットリスト

NYパンクを代表するバンド、Televisionテレヴィジョン)のライブを観に下北沢Gardenに行ってきました。

televison plays marquee moonに行ってきました

元々決まっていた通常公演も観に行く予定ですが、今回なんと1977年の名盤1stアルバム『MARQUEE MOON』を全曲演奏するという特別ライブとのことで、散財もいとわず参加。

(2016.01.20 追記)
Television@shibuya duo MUSIC EXCHANGE (Guest:THE ROOSTERZ) 感想&セットリスト

前回来日した時は確か行ってないので、その前の2013年に高円寺で観て以来のテレヴィジョンです。

メンバーはその時と変わらず以下の4人。

トム・ヴァーレイン - Tom Verlaine(vo.gt.)
フレッド・スミス - Fred Smith(ba.)
ビリー・フィッカ - Billy Ficca(dr.)
ジミー・リップ - Jimmy Ripp(gt.)


会場に入るとBGMはずっとデヴィッド・ボウイが流れてた。

自然とボウイ話に花を咲かせる人もチラホラ。
みんな悲しいよね。。。

開演時間を過ぎ、待つこと10分ほどでメンバー登場。
相変わらず飾らないアメリカのおっちゃんって感じの風貌。

チューニングともジャムとも取れるようなものがあって始まったのは"See No Evil"。
前回見に行った時はやらなかったので、待ってましたー!!って感じ。

ジミーのギターがいい感じ。
そして、前回も思ったけど、ビリーのドラミングがヤバすぎる。

「あっしーのー」ってコーラスも決まって、後はアレを待つのみ。
お待ちかねの「イヴォー!」が来たと思ったら、全然声出てなくって、ちょっとズッコケタ。
ま、年齢的に仕方ないか。。

と、割り切るとすごくかっこよかった。

そんなこと言うとちょっとダメだったように聞こえるけど、この後も演奏が本当にカッコよくて痺れる瞬間が何度もあった。

2曲目は"Elevation"。
アルバム全曲やると言ってたけど、順番通りはやらないようです。
(そうなることは予想してたので問題なし。アルバムの曲順でやるとライブではちょっと辛いかも)

ちなみに曲が始まる前にトムがチューニングに困ってて、「New Strings」と言い訳してた。
確かに新しい弦だと狂いやすいけど(笑)
ライブの後半ではジミーがそれを真似して笑いをとってて、なんか仲よさそうで良いなって思った。

その後もトムは「暑い、照明が明るすぎる」とか言ってて、なんか駄々っ子のようで意外とカワイイ。


そんなこんなで『Marquee Moon』の曲が進んでいく。
さっきも書いたけど、いちいちカッコよすぎ。
ボーカルもあの部分意外はバッチリでした。

これまた前回聴けなかった"Friction"も聴けたし(またチューニング狂ってたけど。。)、"Torn Curtain"や"Guiding Light"など渋めの曲も想像以上にカッコよく大満足。

そして最後はお待ちかねの"Marquee Moon"。
数分にわたるジャムから始まり、焦らした後に必殺のあのフレーズが鳴り出した時のカタルシスと言ったら。
演奏がタイトで、最後まで緊張感ある演奏で、過去2回観た中で一番よかったかも。

これにてアルバム全曲やって、本編終了。

『MARQUEE MOON』以外もやるというので期待してたらアンコールで"Little Johnny Jewel"を。
フレッドのベース音ですぐにわかった。

"Little Johnny Jewel"が来たら次はなんだ?と思ったらこれで終わり。
客電が付き、再びボウイが流れ出したけど、なりやまないアンコールを求める拍手。

するとまた暗くなって、最初にジミーが登場。
そのジミーが客に他のメンバーが出てくるように拍手を煽る。

一人ずつ出てきて、2回目のアンコールで"I'm Gonna Find You"をやってシメ。

何度も言うけど、今回すごく演奏が良くてもっともっと聴きたいと思ったので、短く感じた。

もう1公演行くので、その頃にはきっとチューニングも上手くいってるはずだし(笑)、さらにすごいライブになるんじゃないかと期待。

以下、今日のセットリスト。

2016.01.17 Television@下北沢Garden Setlist

01. See No Evil
02. Elevation
03. Prove It
04. Torn Curtain
05. Venus
06. Friction
07. Guiding Light
08. Marquee Moon
---encore1---
09. Little Johnny Jewel
---encore2---
10. I'm Gonna Find You

その他の公演日程はこちら。

■Television 来日公演2016
・1月17日(日) 東京・Shimokitazawa Garden
 TELEVISION plays MARQUEE MOON
・1月19日(火) 東京・Shimokitazawa Garden
 Guest:灰野 敬二
・1月20日(水) 東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE
 Guest:THE ROOSTERZ
 花田裕之(vo,g)/下山淳(g,vo)/穴井仁吉(b)/三原重夫(ds)/木原龍太郎(key)
・1月22日(金) 大阪・大阪MUSE
 Guest:KING BROTHERS
・1月25日(月) 東京・新宿MARZ
 TELEVISION the Instrumental & Improvisation Show

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Television@shibuya duo MUSIC EXCHANGE (Guest:THE ROOSTERZ) 感想&セットリスト

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2016年01月17日(日)