1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. The Vaselines@Shibuya WWW (guest:KIMONOS) 『HMV GET BACK SESSION』

渋谷のWWWに『HMV GET BACK SESSIONThe Vaselines「Dum-Dum」 LIVEを見に行ってきました。

HMVが主催するイベント『HMV GET BACK SESSION』。
アーティスト本人が自身の作品を収録曲順どおりに再現し、演奏するというもので、第1回bloodthirsty butchers『未完成』、第2回カーネーション『天国と地獄』に続いて開催された今回の第3回は、The Vaselinesザ・ヴァセリンズ)の『Dum-Dum』の再現ライブです。


The Vaselinesといえば、スコットランド出身のユージン・ケリーフランシス・マッキーを中心としたインディーバンドで、かのNirvanaの故カート・コヴァーンが「世界で一番好きなバンド」とファンを公言したことで有名。

そのヴァセリンズが1989年に解散する前に唯一残したアルバムがこの『Dum-Dum』です。
(まぁ正直『Dum-Dum』は廃盤になってて、ヴァセリンズと言えばベスト盤『The Way of the Vaselines: A Complete History』のイメージが強いですが・・・)


まずは今日のオープニングアクト。
一応、チケットに記載の開演時間は20時だけど、オープニングアクトはその前の19時半から。
今ツアーの3日ともメンツが違って、最終日の今日はKIMONOSが登場。

いつのまにかシレっと向井秀徳が座ってギター抱えてて、ほどなくしてLEO今井も登場し、「キモノス・・・from 東京でございます」というLEOの言葉から演奏がおもむろに始まる。
1曲目は"Soundtrack To Murder"。
テンポをグッと落としたアレンジで。

KIMONOSやっぱりイイ。
ギターとキーボードの2人でえも言われぬ独特な雰囲気を醸し出してて。

30分弱と短いながらも、今日はキモノスの中でも特に好きな曲をやってくれた気がする。
最後の"No Modern Animal"とかLEO今井がホントにアニマルのような感じになってて良かった。



15分ほどセットチェンジがあって、いよいよヴァセリンズ
ま、伝説のバンドとはいえ、何気に09年のサマソニとブリティッシュ・アンセムズでライブは見た事ありますが。

現在のメンバーは以下。
Eugene Kelly - vocals, guitar
Frances McKee - vocals, guitar
Stevie Jackson - guitar
Bobby Kildea - bass
Michael McGaughrin - drums

スティーヴとボビーは同郷スコットランドのBelle & Sebastianのメンバーで、ドラムのマイケルももちろんスコットランド人脈。

ユージンはラフな感じではあるけど紳士なオーラを漂わせて、一方フランシスはなかなかかわいらしい感じ。

前半は触れ込み通り、アルバム『Dum-Dum』の再現コーナー。

色あせないメロディと歌声。
シンプルなサウンドだからこそ、時を経た劣化を感じさせない。

フランシスは、「コンニチワ」を連発したり、客を煽ったり、客席とコミュニケイトしようとしてた。
ユージンとも冗談を言い合ったりしながら大笑いしたりと、アットホームな雰囲気。

ま、陽気なおばちゃんノリのフランシスに若干押され気味に苦笑するユージンっていう構図が面白かった(笑)
そのフランシスの笑顔に、会場全体が暖かい雰囲気に包まれてたのが良かったです。


サウンド的にはギターが3本あるだけあって、曲の瑞々しさを失わない程度に厚く激しい音が鳴っていてすごくかっこよかった。
"Teenage Superstars"とか"Dum-Dum"とか特に良かったな。

約45分ほどで『Dum-Dum』の曲をやり通して終了。


一旦メンバーが去ってから、5分弱ほどで再登場。
これからは、『Dum-Dum』に収録されていない曲や2009年の再結成に出したアルバム『Sex with an X』からのナンバーを。

もちろんニルヴァーナがカヴァーしたことで有名なあの曲たちもここで披露。
"Molly's Lips"での、あの「パフパフッ」って音の部分のために、KIMONOSの2人が出てきて楽しそうにパフパフして帰ってった。
(3日間とも前座の出演者がパフパフ担当だったみたいです)


そして、やっぱり一番盛り上がったのはこの曲、"Son Of A Gun"。
3本のギターが響き合って、CDよりもかっこよさが増してた。
2人のヴォーカルの掛け合いも最高。


でも個人的に一番聴きたかったのは、アンコールで最後にやった"You Think You're a Man"。
カヴァー曲なんだけど。
この曲のギターが超好きなんだよなぁ。

まぁおかげで若干スティーヴがおいしいところを持ってちゃった感はあるけどね(笑)

曲の終盤のコーラスでMCなんかして、ライブ終了。


終始笑顔がこぼれる幸せな時間はあっという間に1時間半以上過ぎていました。

7月1日(日)に河口湖ステラシアター・大ホールにて行われる『DUM-DUM PARTY’2012 〜夏の黄金比〜』にも出演するので、行ける人はぜひ見に行ったほうがいいです。


以下、セットリスト(全然未完成・・・)

2012.06.29 『HMV GET BACK SESSION』@Shibuya WWW Setlist

・KIMONOS Setlist
01. Soundtrack To Murder
02. Yureru
03. Mogura
04. Tokyo Lights
05. No Modern Animal

・The Vaselines Setlist
Dum-Dum set
01. Sex Sux (Amen)
02. Slushy
03. Monsterpussy
04. Teenage Superstars
05. No Hope
06. Oliver Twisted
07. The Day I Was A Horse
08. Dum-Dum
09. Hairy
10. Lovecraft

Bonus Track set
(調査中)
Molly's Lips (with 向井秀徳&LEO今井)
Son Of A Gun
Jesus Doesn't Want Me for a Sunbeam
---encore---
You Think You're a Man

■『HMV GET BACK SESSION』The Vaselines「Dum-Dum」 LIVE
6月27日(水)会場:大阪府 梅田 Shangri-La(with N'夙川BOYS)
6月28日(木)会場:東京都 渋谷 WWW(with 百々和宏とテープエコーズ)
6月29日(金)会場:東京都 渋谷 WWW(with KIMONOS)

■DUM-DUM PARTY’2012 〜夏の黄金比〜
7月1日(日)会場:河口湖ステラシアター 大ホール(野外)
The Vaselines
相対性理論
Guest: 小山田圭吾(コーネリアス)
Opening: Stevie Jackson(Belle & Sebastian)

・The Vaselinesの『Enter the Vaselines』を試聴&ダウンロード⇒Enter the Vaselines - The Vaselines


【サイト内関連記事】
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part1
BRITISH ANTHEMS vol.8@新木場STUDIO COAST(The Vaselines、Patrick Wolf、Johnny Foreigner、Bombay Bicycle Club 他)

カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(0) K 
2012年06月29日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. Hostess Club Weekender@恵比寿ガーデンホール (The Cribs、Mystery Jets、Gaz Coombes、Cloud Nothings、Exlovers)

恵比寿のガーデンホールに、『Hostess Club Weekender』なるイベントを観に行ってきた。

今年2月に第1回が開催されたイベントの第2回目。
(ちなみに第3回目も今年11月に開催が決定。11月3・4日の2日間、zepp divercityにて)


今日はその初日。出演は以下の5組。
The CribsMystery JetsGaz CoombesCloud NothingsExlovers

参考までに明日2日目の出演者はこんな感じ。
私はチケット取りそこないました。ブロックパーティー観たかった・・(泣)
Bloc Party、Hot Chip、Here We Go Magic、Ariel Pink's Haunted Graffiti、Willis Earl Beal


というわけで、おしゃれ風な人の集まる街、恵比寿へ。
ちょっと開演時間を過ぎた頃に会場到着。

まずは、エックスラヴァーズ
ロンドン出身の5人組。
シューゲイズ・ドリーム・ポップ・ バンドなんてわかるようなわからんような説明文がついてたけど、靴の先を見つめることなく皆しっかりと前を見ながらメロディアスなギターポップを聴かせてくれた。

何といっても綺麗なお姉さんがいるだけでポイント高いんですが、その人とメインボーカルの男性との男女混声ボーカルが心地よく、程よくハードな音も鳴らしててトップバッターとしての役目をしっかりと果たしたステージでした。


セットチェンジが30分ほどあって、次はクラウド・ナッシングス
何気に今日のお目当て。
米オハイオ州クリーブランド出身のディラン・バルディ率いる4人組。

"Stay Useless"というスピード感のあるナンバーから始まったおかげで前半から早速モッシュが起こるほど盛り上がる。
前半は立て続けにスピード感ある曲を続けてからの"WASTED DAYS"の後半の圧巻の展開へ。

若く新しい感じももちろんするけど、90年代にロックを聴き始めた私のような年代の人にもどこか懐かしい音とヴォーカルのオルタナな感じがいいですね。
期待に違わぬステージで満足満足。



せっかく前の方まで来ていたのでこの流れでギャズ・クームスを前から3人目くらいの至近距離で観ることに。
いわずもがなの元Supergrassのフロントマン。
これまたブリットポッパーな私のような人にはたまらんね。

登場したギャズは髪をピッチリと分けて、ジャケットを着た、ちょっと大人な雰囲気。
ま、結構横に大きくなってる感は否めないけど・・・

スーパーグラスの曲もやる・・・わけもなくソロアルバム『Here Come The Bombs』の曲を。
(1回だけだけど、スーパーグラスのライブを観ることができてよかった)
もちろんソロ曲もいい曲が詰まってるので無問題。

バンドを引き連れてはいるけど、ループを使ったりとかエレクトロな感触もあるサウンド。
ギャズはエレキも弾くけど、基本はアコギで、声もかなり落ち着いた感じで大人な音に感じたな。


ギャズが終わり、フロアの外へ。
外に出て腹ごしらえしたり、酒飲んだり、トイレ行ったり。
ねごとってバンドの人たちが客として来てたので、握手してもらったり。
(何度かライブ見たことあるけど、近くで見るともっとかわいかった←オッサン丸出し・・)


そうこうしてるうちにトリ前のミステリー・ジェッツ
ギャズ終わりで外に出ようとしたら、入れ替わるように多くの人が前の方に詰め寄せてきたので、かなり人気がある模様。
私はといえば、何曲かは聴いたことあるけど、アルバムは聞いたことないって感じの状態でした。

そんな感じでライブに臨んだけど、どの曲もポップで楽しい。
コーラスもわかりやすいし、客をノセるのも上手い。
歌える人が2人いるのもいいね。
それぞれの味が出てた。



いよいよ次ははヘッドライナーのクリブス
ジョニー・マー在籍時に2回くらいライブ見たけど、ジャーマン3兄弟だけに戻ってから見るのは初めて。
(サポートのギタリストは今日もいたけど。ちなみにNine Black Alpsの人らしいです)

ステージの後ろにはバンドのロゴの入った幕も下がってるしトリらしく貫録十分。

のっけから激しくやりたい放題。
ミステリー・ジェッツも盛り上がってたけど、それ以上の盛り上がりを見せる。
てか、マイクスタンドの位置おかしいでしょう(笑)

ゲイリーもライアンもそれぞれ熱いヴォーカルを聴かせ、ロスはイスの上に立ってドラム叩いたり。
いやはや面白い。

面白いといえば、日本語で一生懸命MCをしようとしてた。
前にワンマン見た時もやってたけど、ライブ後にわかったことは、足元にローマ字で書かれたカンペが貼られてた。

後、「1stアルバムで聴きたい曲は?」なんてものもあって、いくつか候補をあげて、客の歓声の多いものを選ぶという流れで"Baby Don't Sweat"が選ばれたり。
こういうのって楽しい。

んで、最新作『In the Belly of the Brazen Bull』の曲を中心にしながらも、キャリア全体から代表曲を選んでこれ以上ないセットリスト(某クリブスファン談)でライブ終了。

アンコールもなく、トリの割には1時間で終わっちゃったけど、満足です。


明日は残念ながら行けないけど、次の11月の第3回も誰が出演するのか楽しみ。
(次は、発売後にさっさと2日券買おう・・)

以下、セットリスト。
抜けてるのや、間違ってるのがあってもご勘弁を。


2012.06.23 Hostess Club Weekender@恵比寿ガーデンホール Setlist

・Exlovers Setlist
01. YOU'RE SO QUIET
02. BLOWING KISSES
03. NEW SONG
04. STARLIGHT, STARLIGHT
05. JUST A SILHOUETTE
06. UNCOVABLE
07. THIS LOVE WILL LEAD YOU ON
08. EMILY
09. MOTH-EATEN MEMORIES

・Cloud Nothings Setlist
01. STAY USELESS
02. FALL IN
03. SEPARATION
04. CUT YOU
05. WASTED DAYS
06. NO SENTIMENT
07. OUR PLANS
08. NO FUTURE/NO PAST

・Gaz Coombes Setlist
01. Bombs
02. Hot Fruit
03. Whore
04. Sub Divider
05. Universal Cinema
06. White Noise
07. Simulator
08. Sleeping Giant
09. Fanfare
10. Break the Silence

・Mystery Jets Setlist
01. Someone Purer
02. Half In Love with Elizabeth
03. Serotonin
04. Greatest Hits
05. Saviour
06, Radlands
07. Sister Everett
08. Veiled In Grey
09. Young Love
10. Two Doors Down
11. Lost In Austin
12. Flakes

・The Cribs Setlist
01. Chi-Town
02. I'm A Realist
03. Cheat On Me
04. Glitters Like Gold
05. Come On Be A No One
06. Hey Scenesters
07. Anna
08. Bolt Hole
09. Mirror Kissers
10. Jaded Youth
11. Another Number
12. Baby Don't Sweat
13. Be Safe (AUDIO VISUAL)
14. We Were Aborted
15. Our Bovine Public
16. City Of Bugs
17. Arena Rock Encore



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Hostess Club Weekender@恵比寿ガーデンホール (Spiritualized、atlas sound、TORO Y MOI、ANNA CALVI、PERFUME GENIUS)
Cheat On Me / The Cribs (Ignore The Ignorant 収録)
The Cribs@赤坂BLITZ(guest:OGRE YOU ASSHOLE)
Hot Fruit / Gaz Coombes (Here Come The Bombs 収録)
No Future, No Past / Cloud Nothings (Attack On Memory 収録)
カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(4) K 
2012年06月23日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. モーモールルギャバン@Zepp Tokyo 『31歳、それでも若さを叫ぶ!!Too-Ah!!』 感想&セットリスト

モーモールルギャバンの『モーモールルギャバン 2012「31歳、それでも若さを叫ぶ!!Too-Ah!!」』全22公演のツアーファイナル、Zepp Tokyo公演に行ってきました。

Zepp tokyoイメージ画像

僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ』を引っ提げてのツアー。
ゲイリーよりちょっとだけ年上の私も若さを叫びに行ってました!

ちなみに今日のライブはUstreamで生中継され、さらにライブDVDとして発売されるらしい。

開演に先だって、ライブ中は非常灯を消す、とかそういう注意事項のアナウンスが流れるんだけど、今日はなんかその声に聞き覚えがあるな、っておもったらゲイリー本人だった。
結構アナウンス上手いなって思ってたら途中から噛みまくりだったけどね(笑)

んで、「開演までまだ時間があるのでこちらでお楽しみください」と言って、客席に巨大な風船を4つほど投げ込み、皆でわちゃわちゃ。

そんなこんなで、10分ちょっと過ぎたところでやっと暗転。
周りの人に押される感じ、気づけば前から2,3人目くらいまでに来てた。
ゲイリーの目の前の絶好のポジション♪

登場するなりドラムの横に設置されたお立ち台(これまでいつもドラムチェアーとバスドラに上ってたのから進化!ちゃんとそこにもマイクが用意されてた!)に上る。

上半身は裸にベスト、派手なスパッツを銀色のサスペンダーでクロスに留めた出で立ち。

マルゲリータも同じようなサスペンダー付けてた(髪は丸刈りに戻ってて、そこにもExileみたいなクロスの模様が!)。
ユコもまた派手目な格好。

1曲目は"パンティー泥棒の唄"。
これはかなり意外な曲からスタート。
アルバムも出たしそこからの曲とか、それかもっとアップテンポな曲からくると思ってたので。

あ、でも後半からの一体感は何気にスタートにはもってこいだったかも。

続けて"美沙子に捧げるラブソング"ときたと思ったら、前半はもう旧曲を連打。
しかも、もうちょっと後半のハイライト的な場面で使ってもいいような曲ばかり。

前半から飛ばしまくりで、もうすでに汗でびっしょり。

もちろん、演者はもっと大変なわけで、ゲイリーなんて上半身裸だけに汗の滴り落ち方がハンパない。

と、ここでゲイリーが「このままやってると死んじゃうので、ここでユコ・カティの美声を」って言って、やっと最新作から"午前二時"。
ここでやっと一息、ユコの歌に癒される。

ユコのヴォーカルって声量的にはあんまりなくて決して上手くはないけど、ゲイリーとは対照的な声とサウンドがあってこれまたモーモールルギャバンの魅力の一つですね。
特に、今日のライブはコーラス隊がいたので尚良かったかも。

続くタイトルトラック"僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ"もゲイリーの優しげなヴォーカルと、ユコのキーボードの音がマッチしてて良かった。

"コンタクト"でユココーナーが終わって、またもアグレッシブゾーンへ。

"Smells like SURUME!!"でバーストしてから"ATTENTION!"〜"愛と平和の使者"〜"裸族"と一気に駆け抜ける。
再度汗が吹き出した。

と、ここでバラード、"Good Bye Thank You"。
普段のシンセではなく、グランドピアノを弾くユコ。
沁みる。

ジーンとさせたと思ったら、またいきなりお立ち台に立つゲイリー。
本名である「矢島ー」と客席から声が飛ぶ中(そういや最初のころのプロフィールにゲイリー・ヤジマッツとかあったよね。後、ポック・ユコとかも)、「バラードからこのテンションにもって行く大変なんだよー」って言いながら、次の曲の話を。

元々、ギター&ボーカルでBump Of Chickenみたいなバンドをやりたかったということ、ドラムが別にいたけどだったしてしまい代わりのドラマーを探して「パンティー泥棒」についての歌の入ったデモテープを聴かせると皆断って仕方なくドラム&ボーカルになった、とかいうお馴染みの話に。

そうきたらもちろん次は、"野口、久津川で爆死"です。

曲の途中で、マルが声にエフェクトかけてしゃべりだす(CDだとインタビューの部分ですね)。
元ドラマーの野口の近況。

前にリキッドルームで観た時もやってて、野口が脱退後、弁護士を目指すもなれず、結婚したけど離婚したってことは知ってたけど、新情報としては、結婚してた時に家を建てたのに離婚後は奥さんに取られたとか、現在は、小学生のころの同級生の子にメールをしたけど返事が来ない、とかもう個人情報をばらされまくり。
(って、ネットに書いていんだろうか・・・)

最後にマルが「野口、東京で彼女募集中!」って言ってた(笑)

そして、曲終りでゲイリーが「野口に教えてもらったことは女を顔で選んだらロクなことない」だそうです(笑)

そっからの「大和撫子に捧げます」ってMCでテンションが一気に上がる!
もちろん次は"POP! 烏龍ハイ"。

この曲、ひょっとしたらモーモールルギャバンの中で一番好きかも知れない。
「ウーロン、ハイ!」の「ハイ!」の部分で手をあげて一緒に叫ぶのが楽しくて仕方ない。

最高です!

さらに立て続けに"ユキちゃん"へとなだれ込み、それこそ爆死状態。

「後3曲!」の言葉からの"サノバ・ビッチェ"〜"いつか君に殺されても"と最新作からのアップテンポなナンバー2曲やって、最後はお待ちかね"サイケな恋人"。

この曲をYouTubeで初めて見た時の衝撃と言ったら・・
この曲と出会って、それからライブを観て、すっかりモーモールルギャバンマジックにハマりまくり。

ゲイリーも言ってたけど、初めて彼らのライブを観た(新宿LOFTでのイベントでした)時には、まさかワンマンのZepp Tokyoで、3000人と「パンティー」なんて叫ぶことになるなんて思いもしなかったよ。。

無数の風船が舞い降りるなか、ラップし、そして今日もJ-POPの限界に挑み敗れ去ったゲイリー(なんのことかはゲイリーも言ってたけど、YouTube等で調べてくださいww)。

最後のユコの凶暴なシンセと銅鑼に完全にやられて本編終了。
楽しかった。

アンコール(パンティーコール)があり、まずはマルが登場しお立ち台へ。
身長がマイクの高さに足りない(笑)

次のユコももちろん足りない。

んで、最後にゲイリーが登場し、まずは"悲しみは地下鉄で"。
泣ける!

こちらもなかなか歌詞が深い次の"My Shelly"でハナモゲラを合唱して、アンコール終了。

と、思ったらもう1回アンコールあった。

最後の最後はアルバム1曲目"スシェンコ・トロブリスキー"。
もはや意味など求めてはいけないような単語が並ぶなか、ライライライの合唱で1つになってライブ終了。

最高だった。

正直ライブを観る前に思ってたことと言えば、実は最新作が個人的にはそこまでハマれなくて、そのモードでのライブだったら辛いなぁって思ってた。
去年くらいのインタビューでも「もうパンティーは封印する」とかいう発言もあったりしたし。

でも、ライブを観て、最新作について考えると、これは彼らがソングライティングってものについて真剣に考えた結果だったんじゃないかなと。
奇をてらうことなく、曲としての強度を増して、次に進むためのステップになる作品にしたかったんじゃないかな。

で、過去は過去で捨て去るのではなく、それもまた自分たちの一部だということがセトリにも表れてる気がする。

ま、とにかく今後のモーモールルギャバンも楽しみでしかたないです。

最後にライブDVD用の写真をフロアの客と撮って(私も映ってたらいいな)、11月23日(金・祝)に東京は新木場STUDIO COAST、大阪は11月30日(金)になんばHatchでのワンマンの告知がありました。
これも行きたいなぁ。

以下、セットリスト。

2012.06.22 モーモールルギャバン@Zepp Tokyo Setlist

01. パンティー泥棒の唄
02. 美沙子に捧げるラブソング
03. BeVeci Calopueno
04. Hello!! Mr. Coke-High
05. 細胞9
06. 琵琶湖とメガネと君
07. ユキちゃんの遺伝子
08. 午前二時
09. 僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ
10. コンタクト
11. Smells like SURUME!!
12. ATTENTION!
13. 愛と平和の使者
14. 裸族
15. Good Bye Thank You
16. 野口、久津川で爆死
17. POP! 烏龍ハイ
18. ユキちゃん
19. サノバ・ビッチェ
20. いつか君に殺されても
21. サイケな恋人
---encore1---
22. 悲しみは地下鉄で
23. My Shelly
---encore2---
24. スシェンコ・トロブリスキー

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POP!烏龍ハイ / モーモールルギャバン (野口、久津川で爆死 収録)
サイケな恋人 / モーモールルギャバン (野口、久津川で爆死 収録)
Hello!!Mr.Coke-High / モーモールルギャバン (BeVeci Calopueno 収録)
モーモールルギャバン@恵比寿LIQUIDROOM 『Oneman The BeVeci Calo☆Too-Ah』
日芸ROCKS@日本大学芸術学部 (モーモールルギャバン、0.8秒と衝撃。) 感想&セットリスト
モーモールルギャバン@新木場STUDIO COAST セットリスト&感想 
モーモールルギャバン@Zepp Tokyo 『URBAN NIGHT! 騒ぎまSHouT!』 感想&セットリスト
モーモールルギャバン@Zepp Tokyo 『「乱れうち。」からの、「打止め!」』 感想&セットリスト
モーモールルギャバン@Zepp DiverCity Tokyo 感想&セットリスト
日芸ROCKS@日本大学芸術学部 (モーモールルギャバン、0.8秒と衝撃。) 感想&セットリスト

カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(0) K 
2012年06月22日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Hot Fruit / Gaz Coombes (Here Come The Bombs 収録)

 元Supergrassスーパーグラス)のフロントマン、Gaz Coombesギャズ・クームス)がソロデビュー作『Here Come The Bombs』をリリース。プロデュースは、スーパーグラスの全英1位を記録した'95年の1st『I Should Coco』と同じ、サム・ウィリアムズ。

・Gaz Coombes Presents... - Hot Fruit


 "Hot Fruit"はアルバムからのシングル曲。ほぼすべての楽器をギャズ1人で演奏しているということでシンプルではあるけど、ちょっと激しく、アップテンポでノリの良いロックナンバーになってて、さすがブリットポップ時代に名を馳せた人物だけあるなぁって思った。後、声が若かりし頃とは違って大人な声になってるのも注目です。ミュージックビデオも面白い!

 アルバムのどの曲もメロディはいいし、程よいエレクトロサウンドが効いていたりして、スーパーグラスとはまた一味違った佳曲が揃ってます。音楽の方向性の不一致で解散(人間関係のもつれではないそうです)したとのことなので、これがギャズのやりたかったことなのでしょう。ちなみに他の2人もそれぞれ音楽活動を続けるみたいなので、そちらも聴いてみたいですね。

 6月23日(土)に恵比寿ガーデンホールで行われる『Hostess Club Weekender』での来日も決まっています。楽しみ!

■Gaz Coombes Presents...Here Come The Bombs
1. Bombs
2. Hot Fruit
3. Whore
4. Sub Divider
5. Universal Cinema
6. Simulator
7. White Noise
8. Fanfare
9. Break The Silence
10. Daydream On A Street Corner
11. Sleeping Giant

【サイト内関連記事】
British Anthems 2006@新木場STUDIO COAST (Supergrass、The Dead 60s、The Little Flames 他)


カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0) K 
2012年06月21日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '12
  3. フジロック2012、出演アーティスト第9弾発表!! #fujirock

Fuji Rock Festival '18フジロック2012)の出演アーティストの第9弾発表がありました。

第九弾で発表されたのは85組。

初日深夜のオレンジコート、オールナイトフジの開催の発表と、NEW POWER GEAR Stage / Gypsy AvalonCRYSTAL PALACE TENT苗場食堂DAY DREAMING木道亭PYRAMID GARDENCAFE DE PARISの7ステージのアーティストが一気に発表されています。

●FUJI ROCK FESTIVAL '12 出演アーティスト 第9弾
◆2012年7月27日(金)
■RED MARQUEE
フラワーカンパニーズ

■ORANGE COURT
Jah Wobble & Keith Levene – Metal Box In Dub

■オールナイトフジ MEGA-10
DJ KRUSH / KEN ISHII / DJ EMMA / DJ NOBU / DEXPISTOLS
DJ AKi & YUUKi MC / !!!KYONO+DJ BAKU!!! / Q'HEY / Ree.K / DJ TSUYOSHI

■NEW POWER GEAR Stage / Gypsy Avalon
ホウリベルウ / U-zhaan×mabanua / アトミック・カフェ:FRYING DUTCHMAN
アトミック・カフェトーク:津田大介、藤波心&かなる / iyco(アイコ)
Upendra and friends plus Mr. Sunil and Babu / トンチ

■THE PALACE OF WONDER:CRYSTAL PALACE TENT
シム・キャス / LINDIGO / DJ SCRATCHY / ONDA VAGA / CUMBIA KID
CHE SUDAKA / リンヴァル・ゴールディング(THE SPECIALS)

■THE PALACE OF WONDER:PALACE ARENA
BIR KHALSA DAL

■苗場食堂
奇妙礼太郎リトルスイング / SARATOGA / 百々和宏とテープエコーズ
苗場音楽突撃隊(池畑潤二、井上富雄、松田文) and Special Guests

■DAY DREAMING 〜Into The Dream〜
moshimoss / Ametsub(DJ set) / The Beauty
Dorian / Eccy / やけのはら

■木道亭
KENSINGTON HILLBILLYS / suzumoku+航 / ONDA VAGA

■PYRAMID GARDEN
LOVE FOR NIPPON(青谷明日香、小久保淳平)/ 阿部芙蓉美 / SANDII feat. Aureana Tseu

■CAFE DE PARIS
加藤登紀子 / ZAZA FOURNIER / Big Willie's Burlesque presents 'The New Recessionaires' / MIMI MAURA


◆2012年7月28日(土)
■NEW POWER GEAR Stage / Gypsy Avalon
Magnolia / 東田トモヒロ×Leyona×沼澤尚 -TRI-ARTIST SESSION-
Chihana / 倉井夏樹 / アトミック・カフェ:加藤登紀子<Guest>佐藤タイジ
アトミック・カフェトーク:津田大介、加藤登紀子、佐藤タイジ / 井手綾香

■THE PALACE OF WONDER:CRYSTAL PALACE TENT
GYPSYPHONIC DISKO aka Ben Ellman from Galactic / KINGDOM☆AFROCKS
尾川雄介(universounds / Deep Jazz Reality)/ BUGS GROUP(ONION RECORDS)
KING NABE(CLUB SKA)/ THE TROJANS / BABY SOUL(GAZ'S ROCKIN' BLUES)

■THE PALACE OF WONDER:PALACE ARENA
BIR KHALSA DAL

■苗場食堂
キノコホテル / ONDA VAGA / Special Guest!!
苗場音楽突撃隊(池畑潤二、井上富雄、松田文) and Special Guests

■DAY DREAMING オールナイトフジ10周年〜After Party! “朝からフジ”〜
SEINOIZE / DJ AYASHIGE / Q'HEY / MASA / ブライアン・バートンルイス

■木道亭
AO YOUNG with GORO SHIBATA / クガツハズカム / モーフの旅

■PYRAMID GARDEN
Magnolia / KENSINGTON HILLBILLYS / SANDII

■CAFE DE PARIS
ZAZA FOURNIER / Big Willie's Burlesque presents 'The New Recessionaires'
Samanyolu with サラーム海上&空中紳士 / CHE SUDAKA


◆2012年7月29日(日)
■RED MARQUEE
JAPANDROIDS

■NEW POWER GEAR Stage / Gypsy Avalon
tricot / ONDA VAGA / アトミック・カフェ:後藤正文
アトミック・カフェトーク:津田大介、松田美由紀、巻上公一、後藤正文
アトミック・カフェ:ゴジラ・放射能・ヒカシュー / jizue / 百々和宏 / Deserts Chang

■THE PALACE OF WONDER:CRYSTAL PALACE TENT
松田"CHABE"岳二 / 山名昇 / 勝手にしやがれ
OKAWA TAKESHI(SUNSHOT / The Ska Flames)
Big Willie's Burlesque presents 'The New Recessionaires'
紫ベビードール with JVC FORCE TYO / DJ JIM

■THE PALACE OF WONDER:PALACE ARENA
BIR KHALSA DAL

■苗場食堂
THE DEKITS / KENSINGTON HILLBILLYS / チャラン・ポ・ランタン
片想い / 苗場音楽突撃隊(池畑潤二、井上富雄、松田文) and Special Guests

■DAY DREAMING 〜Sunshine On The Top〜
MATSUSAKA DAISUKE / YOGURT & KOYAS(Live)/ HIDEO KOBAYASHI / YODA

■木道亭
Sunil Dev & Babu / Upendra and Friends / SUGEE

■PYRAMID GARDEN
Sunil Dev & Babu / AO YOUNG with GORO SHIBATA / SANDII

■CAFE DE PARIS
Big Willie's Burlesque presents 'The New Recessionaires' / ONDA VAGA / NEW COOL COLLECTIVE / ZAZA FOURNIER

一応全部書いてみたけど、あまりにも多すぎてわけわかめですね・・・

ジャー・ウォブルキース・レヴィンって、今年2月に来日予定で入国審査に引っ掛かって公演中止でチケット払い戻しっていう苦い思い出が・・・
今回は大丈夫なのでしょうか。。

いやぁいよいよ盛り上がってまいりました!

フジロック2012、出演アーティスト第1弾
フジロック2012、出演アーティスト第2弾
フジロック2012、出演アーティスト第3弾
フジロック2012、出演アーティスト第4弾
フジロック2012、出演アーティスト第5弾
フジロック2012、出演アーティスト出演日別発表
フジロック2012、出演アーティスト第6弾
フジロック2012、出演アーティスト第7弾
フジロック2012、出演アーティスト第8弾
フジロック2012、ステージ別ラインナップ発表&これまでの出演者まとめ

FUJI ROCK FESTIVAL '12
期 間:2012年7月27日(金)28日(土)29日(日)
会 場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場

先行発売(全券種取扱開始)3月3日(土)〜発売開始、3日券¥39,800・1日券¥16,800
一般発売5月19日(土)〜発売開始、3日券¥42,800・1日券¥17,800



●過去のフジロック日記
Fuji Rock Festival '04
Fuji Rock Festival '05
Fuji Rock Festival '06
Fuji Rock Festival '07
Fuji Rock Festival '08
Fuji Rock Festival '09
Fuji Rock Festival '10
Fuji Rock Festival '11

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フラワーカンパニーズ×斉藤和義〜フラカン和義の300万ボルト〜@渋谷O-EAST (guest:キセル、リリー・フランキー 他)
恋をしようよ / THE ROOSTERS (BEST SONGS COLLECTION 収録)
C.M.C. / THE ROOSTERS (BEST SONGS COLLECTION 収録)
ROSIE / THE ROOSTERS (BEST SONGS COLLECTION 収録)
Death Disco / Public Image Ltd. (Metal Box 収録)
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2012年06月21日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. No Future, No Past / Cloud Nothings (Attack On Memory 収録)

 米オハイオ州クリーブランド出身のDylan Baldiディラン・バルディ)を中心とするバンド、Cloud Nothingsクラウド・ナッシングス)が2ndアルバム『Attack On Memory』をリリース。全米121位。

 "No Future/No Past"はアルバムの1曲目。静かなピアノとベースに先導されるように始まるイントロから呻くように抑えられたヴォーカルが乗る前半から徐々に激しさを増していく後半へと展開していく様がカッコイイ曲。静と動の対比がグランジーな雰囲気を醸し出してます。

 エンジニアにSteve Albiniスティーヴ・アルビニ)を迎えており(レコーディングもアルビニ所有のスタジオElectrical Audioで行われています)、彼特有の飾り気のない生な感触のサウンドに仕上がっています。スティーヴ・アルビ二起用の理由は「部屋で録った感じにしたかった」とかなんとかだそうです。

 元々、ディラン・バルディ1人の宅録ユニットとして始まったクラウド・ナッシングスが、今作よりライブメンバーをフルタイムメンバーとしてバンドで録音されています。90年代のオルタナティヴ、ポストハードコアな雰囲気のバンドサウンドが詰まった作品になっています。8分にも及ぶ2曲目"Wasted Days"やメロディアスな"Stay Useless"等が白眉かな。全8曲でシンプルにまとめられてるのも潔くて良いです。

 クラウド・ナッシングスは今週末にHostess Club Weekenderでの来日が決まっており、6月21日にはクリブスとのツーマンライブも大阪で開催されます。要チェック。

■THE CRIBS / CLOUD NOTHINGS大阪公演
日時: 2012/6/21(木) OPEN 18:00/START 19:00
会場: 梅田クラブクアトロ
出演: THE CRIBS / CLOUD NOTHINGS

■東京公演
タイトル: Hostess Club Weekender
出演:
6/23(土): The Cribs / Mystery Jets / Gaz Coombes
Cloud Nothings / Exlovers
6/24(日): Bloc Party / Hot Chip / Here We Go Magic
Ariel Pink's Haunted Graffiti and more...
会場: 恵比寿ガーデンホール

■Cloud Nothings - 『Attack On Memory』収録曲
1. No Future/No Past
2. Wasted Days
3. Fall In
4. Stay Useless
5. Separation
6. No Sentiment
7. Our Plans
8. Cut You

・Cloud Nothingsの『Attack On Memory』を試聴&ダウンロード⇒Attack On Memory - Cloud Nothings


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2012年06月20日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2013
  3. サマソニ2012、出演アーティスト第9弾発表!!

サマソニ2012の出演アーティストの第9弾発表です。

●サマーソニック 2012 出演アーティスト 第九弾
・東京会場
アルカラ / 音速ライン / SCOOBIE DO / Def Tech×Dub Master X
怒髪天&THE アコースティックバカンス / 七尾旅人 /
Fear, and Loathing in Las vegas / FLiP / レキシ / LA-PPISCH / 永野亮


邦楽系が一挙発表になりました。
レピッシュとか七尾旅人とか楽しそう。

この中で、アルカラとFLiPはMOUNTAIN STAGEのオープニングアクトを務めることが決まっています。

サマソニ2012、出演アーティスト第1弾
サマソニ2012、出演アーティスト第2弾
サマソニ2012、出演アーティスト第3弾
サマソニ2012、出演アーティスト第4弾
サマソニ2012、日程別ラインナップ発表
サマソニ2012、出演アーティスト第5弾
サマソニ2012、出演アーティスト第6弾
サマソニ2012、出演アーティスト、ステージ割発表&これまでの出演者まとめ
サマソニ2012、出演アーティスト第7弾
サマソニ2012、出演アーティスト第8弾

■『SUMMER SONIC 2012』
日時:2012年8月18日(土)、19日(日)open 10:00 / start 11:00
会場:東京 QVCマリンフィールド&幕張メッセ
   大阪 舞洲サマーソニック大阪特設会場
料金:[東京] 1日券¥15,000 / 2日券¥27,000(税込・ブロック指定)
   [大阪] 1日券¥12,500 / 2日券¥22,500(税込・ブロック指定)



●過去のさまそ日記
SUMMER SONIC 05 Tokyo1日目
SUMMER SONIC '06 1日目
SUMMER SONIC '06 2日目
SUMMER SONIC 07 1日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 07 2日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月7日(金)
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月8日(土) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張
SONICMANIA 2011@幕張メッセ (UNDERWORLD、primal scream 他)
SUMMER SONIC 2011@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 2日目 8月14日(日) 日記 part1
SUMMER SONIC 2011@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 2日目 8月14日(日) 日記 part2

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ROCKIN'ON PRESENTS JAPAN CIRCUIT - vol.32 -@SHIBUYA-AX(GRAPEVINE、スネオヘアー、音速ライン、NICO Touches the Walls)

『DECKREC NIGHT 2010』@Shibuya O-EAST (POLYSICS、SCOOBIE DO、KING BROTHERS、住所不定無職)

労働CALLING / 怒髪天 (労働CALLING 収録)

七尾旅人 presents 百人組手 vol.2 〜10年代の不屈精神〜@LIQUIDROOM(ROVO、DJ BAKU、後藤まり子、サイプレス上野、鶴見済 他)

青空 / 髭 (HiGE)
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2011@山中湖交流プラザ きらら 初日 part2 (岡村靖幸、髭、HY、The Mirraz、BRAHMAN、andymori、Salyu×Salyu、plenty 他)
9mmの髭とNICOのASSHOLE@赤坂BLITZ (HiGE、NICO touches the walls)
9mmの髭とNICOのASSHOLE@赤坂BLITZ (HiGE、OGRE YOU ASSHOLE)
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2012年06月20日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2010年代)
  3. さよなら最終兵器 / The Birthday (VISION 収録)

 The Birthdayザ・バースデイ)の2012年06月13日発売のシングル曲"さよなら最終兵器"。「生身の人間が最も強いんだ、最終兵器なんてさよなら」というチバユウスケならではのメッセージ・ソング。

・The Birthday - さよなら最終兵器 (Short ver.)


・さよなら最終兵器


 5月末に行われたポリシックスとの対バン『QUATTRO MIRAGE VOL.4』でも生で聴いたけど、疾走感あるサウンドに切ないメロディ、ロマンチックだけど前に進んでいこうとする強い力を感じるナンバー。ギターがフジイケンジに代わってから、個人的にはこれまで以上にツボを突かれまくりです。延々リピートできる!

 シングルの初回限定盤には、全国ツアー「I'M JUST A DOG TOUR」赤坂BLITZ公演の模様を収めたライブDVD「"Blitzkrieg Bop" Vol.2」が付きます。

■さよなら最終兵器 / The Birthday
Disc1
1. さよなら最終兵器
2. 泥棒サンタ天国
初回盤Disc2
1. SとR
2. Red Eye
3. OUTLAW II
4. シルエット
5. なぜか今日は
6. READY STEADY GO

 また、7月18日にはニューアルバム『VISION』の発売も決定しており、この曲も収録予定です。さらに秋からは全国ツアー「The Birthday Tour 2012『VISION』も開催。また生で聴きたい!


The Birthday -『VISION』収録曲リスト
1. ゲリラ
2. 黒いレイディー
3. ROKA (VISION Mix)
4. Riot Night Serenade
5. KICKING YOU
6. SPACIA
7. LOVE SICK BABY LOVE SICK
8. PINK PANTHER
9. LOOSE MEN
10. STORM
11. さよなら最終兵器
12. BECAUSE

・初回盤Disc2
1. ROKA (MUSIC VIDEO)
2. さよなら最終兵器 (MUSIC VIDEO)
3. Buddy (@Nagoya Club Quattro(2012.04.16)) (Quattro×Quattro Tour’12 Bootleg)
4. PARTY PEOPLE (@Umeda Club Quattro(2012.04.20)) (Quattro×Quattro Tour’12 Bootleg)
5. ビート (@Hiroshima Club Quattro(2012.04.14)) (Quattro×Quattro Tour’12 Bootleg)
6. YUYAKE (@Shibuya Club Quattro(2012.04.18)) (Quattro×Quattro Tour’12 Bootleg)
7. 春雷 (@Nagoya Club Quattro(2012.04.16)) (Quattro×Quattro Tour’12 Bootleg)
8. ローリン (Quattro×Quattro Tour’12) (Quattro×Quattro Tour’12 Bootleg)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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The Birthday × POLYSICS 「QUATTRO MIRAGE VOL.4」@渋谷CLUB QUATTRO
Mother / The Birthday (Blood And Love Circus 収録)
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カテゴリ : 邦楽 (2010年代) ・ comments(0) K 
2012年06月17日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. SCABIES & JAMES play DAMNED DAMNED DAMNED@新代田Fever

新代田FeverにANOTHER 35th ANNIVERSARY GIGS【SCABIES & JAMES play DAMNED DAMNED DAMNED】なるものを見に行ってきました。

SCABIES & JAMESって誰?って人のためにまずは説明。

1976年に結成されたパンクバンド、The Damnedザ・ダムド)。

Sex Pistols、The Clashと並び、ロンドンパンク3大バンドなんて呼ばれるThe Damnedのオリジナルメンバーがこの2人、ドラムのラット・スケイビーズ(Rat Scabies)とギターのブライアン・ジェイムス(Brian James)です。

2人が同時に在籍したのは1st『Damned Damned Damned』と2nd『Music For Pleasure』の1977年の一時期だけ(ラットはその後も長く在籍、ブライアンも一時的な参加は有)のみ。

しかも、名盤の誉れ高い1stの『地獄に堕ちた野郎ども』のほとんどの楽曲がブライアン作ってところがポイント高く、楽しみにして行ってまいりました。


ちなみに過去に2004年のサマソニ、2009年のパンスプで、残るオリジナルメンバーの2人、ヴォーカルのデイヴ・ヴァニアン(Dave Vanian)とギター(デビュー時はベース)のキャプテン・センシブル(Captain Sensible)擁する現在のダムドのライブを見たことはあります。
(パンスプの方はデイブがのどの不調かなんかで出演できず、キャプテンがGt.&Vo.でした)


というわけで、前置きが長くなってしまったので、前座のEDDIE LEGEND STORYVIBRATE TWO FINGERS(Vinyl Japan主催のイベントでお馴染みの2組ですね)のレポは省かせてもらって、早速SCABIES & JAMESのレポ。


まず最初に気になるのが、ヴォーカルを誰がやるか。
今回は、TERRI LAIRDという女性でした。

ウィキペディアによるとTexas Terriって名前で、Texas Terri & The Stiff Onesというバンドをやってたりして、1955年生まれで年齢も結構行ってて、キャリアも長い人らしい。


まずはセットチェンジでラットがサウンドチェックに出てきて早速フロアの熱が上がる。
まぁ正直昔の面影はないです・・・

いったん下がって、程なくして残りのメンバーが登場。
ブライアンは老けてはいたものの、ラットよりも面影は残ってた!

そして、ヴォーカルのテリー。
赤い髪をした強烈なルックス!
それにしても、御歳57歳とは思えない、若々しさ!
シナロケのシーナっぽい雰囲気と言えばわかりやすいかも。


ベースの方はイマイチどなたか存じ上げませんが、ちょうど登場の時にSEでかかってたTHE RUTSの"BABYLON'S BURNING"を歌ったりしてご機嫌な様子。

そして、1曲目が始まる。
早速"Neat Neat Neat"!!

ラットのドラムのドカドカ感がイイ!
ブライアンのギターもたまにヨレる時もあるけど、カッコイイ。

心配されたヴォーカルも、まぁ悪くはない。
むしろ現在の本家ダムドの方はデイヴは朗々としたヴォーカルを聞かせがちなので、テリーの荒い感じの方がパンクっぽいとも言える。


1曲目にNeat×3をもってきたので、アルバムの曲順にやるかなと一瞬思ったけど、そういうわけでもなく、ランダムに。
MCは「アリガトウ」とかメンバーの名前を呼ぶくらいで、曲をどんどん矢継ぎ早に演奏していく流れ。

1stはもう捨て曲なしの全曲パンク・クラシックな乗りなのでどれをやっても盛り上がる。


ちょうど偶然にも昨夜、タモリ倶楽部の空耳アワーで「作業場」って聞こえるってやってた"Stab Your Back"の時はおもわず笑いそうになったけど・・・


"I Feel Alright"で本編終了。

誰もがあの曲やってないよ!と思いながらアンコール。

ビートルズのカヴァー"Help"なんかやったりして、最後、突然テリーが薔薇の花束を取り出した。

そしてもちろん"New Rose"へ。

薔薇をフロアに数本投げた後、最後の一本、花弁を口にくわえ吹き出した!

ロンドンパンク勢の先陣を切ってリリースされたこの曲。
やっぱりダントツでカッコイイ!

本日最高の盛り上がりを見せ、ライブ終了。

楽しかった!

明日もあるので行ける人はぜひ。

後、いつかオリジナルメンバー勢揃いのダムドのライブも見てみたいな。


以下、セットリスト・・・といきたいけど、本編とアンコールのそれぞれ最初と最後以外覚えてません。
1stの曲は全部やったと思います。
順番がわかり次第更新します。

2012.06.16 SCABIES & JAMES play DAMNED DAMNED DAMNED@新代田Fever Setlist

01. Neat Neat Neat
 ・
 ・
 ・
 ・
I Feel Alright
---encore---
Help
 ・
 ・
New Rose

・The Damnedの楽曲を試聴&ダウンロード⇒The Damned



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カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(0) K 
2012年06月16日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. I Wanna Be Adored / The Stone Roses (The Stone Rose 収録)

 The Stone Rosesザ・ストーン・ローゼズ)の1989年リリースのUKロック史上に燦然と輝くデビューアルバム『The Stone Roses』(リリース時『石と薔薇』という邦題がついていました)。プロデュースはジョン・レッキー。"I Wanna Be Adored"はその1stアルバムの1曲目を飾る曲。

・The Stone Roses - I Wanna Be Adored


 イントロの何やら不穏な雰囲気を出すベース音からして何かが始まる感じがしてカッコイイ。そこに控えめにならされる綺麗なギターのフレーズと徐々に力強くなっていくドラムのリズムが加わり盛り上がっていく様がたまらない。そして、"I Wanna Be Adored"(崇拝されたい/憧れられたい)と繰り返す歌詞。同郷の後輩oasisの"rock'n roll star"にも通じるピュアな上昇志向がまた良いですね。

 この曲から続く"She Bangs the Drums"以降は、キラキラしたサウンドが満載。ギターももちろんカッコいいけど、リズム隊が特にいいですね。イアンの儚げな(音程も・・)ヴォーカルもこのサウンドだからこそ光る。最後に大曲"I Am The Resurrection"で終わる流れも完璧。

 ちなみに、『The Stone Roses』発売当初は全英19位、全米86位を記録。数度の再発があって2009年には全英5位を記録していることからもその影響力は年を経ることに増しているのがわかります。
 
 そして、2011年10月18日、Ian Brown(イアン・ブラウン、vo.)、John Squire(ジョン・スクワイヤ、Gt.)、Mani(マニ、Ba.)、Reni(レニ、Dr.)の黄金のラインナップでの再結成を発表。さらに、フジロック12での来日(初日・金曜日のヘッドライナー)も決まっています。イアンとジョンのそれぞれのソロではローゼズナンバーを演奏したのを聴いたことあるけど、この4人が揃って演奏されるなんて夢のよう。楽しみ♪

(このページの下の方に再結成ツアー初日のバルセロナ公演のセットリストを参考までに載せておきます)


The Stone Roses -『The Stone Roses』収録曲リスト
1. "I Wanna Be Adored"
2. "She Bangs the Drums"
3. "Waterfall"
4. "Don't Stop"
5. "Bye Bye Badman"
6. "Elizabeth My Dear"
7. "(Song for My) Sugar Spun Sister"
8. "Made of Stone"
9. "Shoot You Down"
10. "This Is the One"
11. "I Am the Resurrection"
オリジナルは以上の11曲。その他、後のリリースでシングルなどを収録した様々なバージョンが出ています。
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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One Love / The Stone Roses (Turns Into Stone 収録)
All For One / The Stone Roses
Stellify / Ian Brown (My Way 収録)


カテゴリ : UK Rock (1990年代以前) ・ comments(0) K 
2012年06月11日(月)