1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. The Birthday × POLYSICS 「QUATTRO MIRAGE VOL.4」@渋谷CLUB QUATTRO 感想&セットリスト

タワレコとクアトロによるイベント、『QUATTRO MIRAGE VOL.4 powered by TOWER RECORDS』の渋谷公演“SHIBUYA Comes Alive!”3日目に行ってきた。

今日の出演は、The Birthdayザ・バースデイ)とPOLYSICSポリシックス)の2組。
(その他の日の公演の出演者は下の方に載せておきます)


会場に入り、いつものようにワンドリンクで500円払うと、普通のドリンクチケットのほかに、「ウェルカム・ハイボール」のチケットも一緒にくれた。
このクアトロ・ミラージュの期間内に使えるっぽい。

というわけで、さっそくハイボール!(今日しか来ないしね)

アルコールで気分をあげて待つこと数十分、開演時間を5分ほど過ぎたところで、暗転。

セットされてる機材でモロバレだったけど、先発はポリシックス

1曲目は"Heavy POLYSICK"から。
さっそくモッシュ、モッシュ!

整理番号がそこそこ良かったので、結構前のほうに行けたのでメンバーが近い。
フミ側にいたんだけど、たまにメガネの下の目が見えた気がする。

それにしても相変わらずテンション高め、そして、キー高め!
3人になってからも勢い落ちないね。

ちなみに渋谷のクアトロでライブやるのは3年ぶりとかなんとか。

後、MCで笑ったのは、ハヤシが初めてチバユウスケに会った時の話。
13年くらい前に、ライブハウスの楽屋で会ったときにチバに
「オマエ、のび太だなぁ。悪いけどビール買ってきてくれ!」
だって。

チバヒドイ。。(笑)
んで、「はいっ」って言って買いに行ったとか。

なんかその光景が目に浮かぶ・・・

そんなこんなでライブは進み、私の大好きな"シーラカンス イズ アンドロイド"をやって最後は"Boys & Girls"でシメ。
もっと聴きたい曲もあったけど、今日は近くで観れたので良しとする。
後、今日は、フミよりヤノ推しな感じのライブだったな。


約50分のポリのステージを終え、約20分セットチェンジ。

後攻は、The Birthday

始まるや否や、ポリ以上の圧が後方からかかって、気づけばさらに前に行ってた。

1曲目、早速知らない曲。。。
(6月に出るシングル「さよなら最終兵器」のカップリング曲"泥棒サンタ天国"という曲らしい)

ま、知ってる知らないお構いなしに盛り上がる。
ポリでかいた汗が乾いたと思ったら、それ以上の汗が噴き出した!

そして、ここから休むことなく曲が進む。
しかも、ほとんどがテンポの早いナンバーを連発。

イマイアキノブが脱退してフジイケンジが加入してからはライブみるの2回目だけど、フジイのギターはほんとバースデイに合ってるなぁって思う。
最初加入決まった時は元マイラバってのにびっくりしたけどね。

チバのギターと補完し合う感じ。

圧巻だったのは、後半の"なぜか今日は"〜"さよなら最終兵器"〜"涙がこぼれそう"〜"ROKA"のシングル4連発。
反則でしょうこれ。

「さよなら最終兵器」はかなり名曲な気がする。
リリースが待ち遠しいね。

アンコールが1曲。
"BABY YOU CAN"をやって、約1時間のライブ終了。

今日は、MCもなく、アンコール前にハルキが「今日の俺、ポリシックスみたいじゃねぇ?」って言ったくらい。
黒いツナギだったけど、確かにあれをオレンジにしたら・・・


いやはや、素晴らしい対バンでした。

以下、セットリスト。


2012.05.30 QUATTRO MIRAGE VOL.4“SHIBUYA Comes Alive!”The Birthday×POLYSICS@渋谷CLUB QUATTRO Setlist

・Polysics Setlist
01. Heavy POLYSICK
02. BUGGIE TECHINICA
03. Bleeping Hedgehog
04. Young OH!OH!
05. ムチとホース
06. Tei! Tei! Tei!
07. ポニーとライオン
08. 明るい生活
09. Mix Juice
10. How are you?
11. Shout Aloud!
12. URGE ON!!
13. シーラカンス イズ アンドロイド
14. Boys & Girls

・The Birthday Setlist
01. 泥棒サンタ天国
02. Buddy
03. 2秒
04. ホロスコープ
05. 愛でぬりつぶせ
06. YUYAKE
07. なぜか今日は
08. さよなら最終兵器
09. 涙がこぼれそう
10. ROKA
---encore---
11. BABY YOU CAN

【サイト内関連記事】
HUM69 / The Birthday (ピアノ 収録)
The Birthday@Zepp Tokyo 「TOUR 愛でぬりつぶせ 09」 感想&セットリスト
The Birthday / こだま和文 from DUB STATION TOKYO FM×SHINJUKU LOFT presents 「90×90」@新宿LOFT 感想&セットリスト
なぜか今日は / The Birthday (I'M JUST A DOG 収録)
さよなら最終兵器 / The Birthday (VISION 収録)
Mother / The Birthday (Blood And Love Circus 収録)
抱きしめたい / The Birthday (NOMAD 収録)

Let’s ダバダバ / Polysics (Oh! No! It's Heavy Polysick!!! 収録)
Rocket / Polysics (We ate the machine 収録)
I My Me Mine / POLYSICS (Now is the time! 収録)
ROCKS TOKYO 2011@若洲公園 初日 Part1 (世界の終わり、POLYSICS、ねごと、THE BAWDIES、オワリカラ、Base Ball Bear 他)
音楽と人200号記念 「MUSIC and PEOPLE VOL.8」@Zepp Tokyo (BUCK-TICK、POLYSICS、毛皮のマリーズ)
EX-PRESS ver.4 / II.I.II (KLAXONS / Polysics / the telephones)@Zepp Tokyo
『DECKREC NIGHT 2010』@Shibuya O-EAST (POLYSICS、SCOOBIE DO、KING BROTHERS、住所不定無職)

カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(0) K 
2012年05月30日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン YouTube公式チャンネルオープン!

5月28日(月)に、UNICORNユニコーン)のYouTube公式チャンネルがオープンしました。

URLは以下。
http://www.youtube.com/user/unicornSMEJ


現在のコンテンツとしては、2009年の再結成シングル"WAO!"以降のシングルのミュージックビデオや、6月13日(水)発売予定のライヴDVD/Blu-ray『MOVIE23 / ユニコーンツアー2011 ユニコーンがやって来る zzz...』収録の"WAO!"と"デジタルスープ"の2曲と、6月22日(金)発売のニュー・シングル『Feel So Moon』のスペシャル・ムービー等です。


■ユニコーン LIVE DVD/Blu-ray Disc 「MOVIE23 / ユニコーンツアー2011 ユニコーンがやって来る zzz...」
 


ユニコーン 全国ツアー『ユニコーンツアー2011 ユニコーンがやって来る zzz...』日程&セットリスト&感想
ユニコーン アルバム『Z』作詞・作曲クレジット&各曲レビュー
ユニコーンツアー2009"蘇える勤労" ツアースケジュール&セットリスト集
ユニコーン 『日本の夏 勤労の夏』日程&セットリスト
ユニコーン 『日本の秋 G(ゲー)10ツの秋』日程&セットリスト



カテゴリ : ユニコーン ・ comments(0) K 
2012年05月28日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2013
  3. サマソニ2012、出演アーティスト第7弾発表!!

サマソニ2012の出演アーティストの第7弾発表です。


●サマーソニック 2012 出演アーティスト 第七弾
GREAT3 / Alexandra Stan / MAYDAY / RUSSIAN RED
JUN SKY WALKER(S) / MAN WITH A MISSION / SKA SKA CLUB
WHITE ASH / FIRE BALL with HOME GROWN / BELAKISS

第7弾発表前にプリンセス・プリンセスの大阪出演も決まってます。
・大阪会場
PRINCESS PRINCESS(Ocean Stage)

ジュンスカとプリプリってなかなかアレですね。

いよいよ今週末6/2(土)からチケットの一般発売です。


サマソニ2012、出演アーティスト第1弾
サマソニ2012、出演アーティスト第2弾
サマソニ2012、出演アーティスト第3弾
サマソニ2012、出演アーティスト第4弾
サマソニ2012、日程別ラインナップ発表
サマソニ2012、出演アーティスト第5弾
サマソニ2012、出演アーティスト第6弾
サマソニ2012、出演アーティスト、ステージ割発表&これまでの出演者まとめ

■『SUMMER SONIC 2012』
日時:2012年8月18日(土)、19日(日)open 10:00 / start 11:00
会場:東京 QVCマリンフィールド&幕張メッセ
   大阪 舞洲サマーソニック大阪特設会場
料金:[東京] 1日券¥15,000 / 2日券¥27,000(税込・ブロック指定)
   [大阪] 1日券¥12,500 / 2日券¥22,500(税込・ブロック指定)



●過去のさまそ日記
SUMMER SONIC 05 Tokyo1日目
SUMMER SONIC '06 1日目
SUMMER SONIC '06 2日目
SUMMER SONIC 07 1日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 07 2日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月7日(金)
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月8日(土) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張
SONICMANIA 2011@幕張メッセ (UNDERWORLD、primal scream 他)
SUMMER SONIC 2011@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 2日目 8月14日(日) 日記 part1
SUMMER SONIC 2011@QVCマリンフィールド、幕張メッセ 2日目 8月14日(日) 日記 part2

カテゴリ : フェス・イベント情報2013 ・ comments(0) K 
2012年05月28日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. What'll It Take / Graham Coxon (A+E 収録)

 言わずと知れたUKを代表するバンド、BLUR(元ブラーではなく、ブラー)のギタリスト、Graham Coxonグレアム・コクソン)がソロ通算8枚目となるスタジオアルバム『A+E』(「accident & emergency」=「救急外来」の意)をリリース。全英39位。

 "What'll It Take"はアルバムからのリード曲。フォーキーで地味ながらも味わい深い歌を聴かせてくれた前作『The Spinning Top』に対するリアクションという形で制作された今アルバムを象徴するように、エレキギターとシンセサウンドが全編で鳴り響く、ポップでキャッチーな曲。曲の構造や歌詞もすごくシンプルで、思わずリズムを取りながら口ずさみたくなりますね。

 まぁポップになったと言ってもブラーやデーモン・アルバーンのいくつかのプロジェクトと比べるとローファイで、ほとんどの楽器をグレアム自身が演奏してたり、ドラムマシーンなども使われてたりして、手作り感があって、そこがまたグレアムならではの色になってる気がします。NME誌で10点満点中9点を獲得したりといたるところで絶賛されるだけの佳作ですね。

 グレアム・コクソンはこの夏行われるロンドンオリンピックの閉会コンサートでブラーとして大トリを務めることが決定しています。その近辺にUKではいくつかライブもするみたいだけど、日本には来ないんでしょうか。まぁブラーのライブはお祭り的な楽しみ方で、作品としてはグレアムとデーモンがそれぞれ良作を発表し続けてくれれば楽しみが2倍になっていいかなぁ、なんて個人的には思います。

・Graham Coxonの『A+E』を試聴&ダウンロード⇒A+E - Graham Coxon



【サイト内関連記事】
Sorrow's Army / Graham Coxon (The Spinning Top 収録)
SONG 2 / Blur (Blur 収録)
カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0) K 
2012年05月27日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. 井上陽水「Hello,Goodbye」@NHKホール 感想&セットリスト

井上陽水のツアー『井上陽水 LIVE 2012 Hello,Goodbye』、NHKホール公演2days2日目に行ってきました。

言わずと知れた日本を代表するシンガーソングライターの陽水さんですが、このページの下の方にツアー日程を載せておきますが、御歳63歳にしてこの本数をこなすとはなんともすごい。

こんなにライブをこなしているのに、まともにライブを見たことがなくて、この機会にということで参戦。
(以前、テレビ番組の収録観覧で1曲だけ生歌聴いたことあって、それだけでもすごかった!)


というわけで、NHKホールへ。
(渋谷駅から向かう途中、何を勘違いしたのか渋谷公会堂に行ってしまいました。。。何のライブやってたんだろ?)


普段行くライブだと私は平均年齢を上げてる部類の年齢なんですが、今日は年上の方々が多くいらっしゃって、なんか安心。

では、ライブのレポ。


定刻を5分ほど過ぎたあたりで静かに客電が落ちていく。
バンドメンバーが登場し、演奏が始まる。

ちなみに、今のバンド編成はこんな感じ。
Piano & keyboards 小島良喜
Bass 高水健司
Drums 山木秀夫
Guitar 長田進
Keyboards 佐藤準

奥田民生好きの私にとって、ギターが長田さんってのはちょっとポイント高し。

シンセのようなサウンドが主体でちょっと驚く。
演奏が進み、ほどなくしてゆっくりと陽水登場!

おおー、本物!(←当たり前!)

歌い始めて1曲目が"東へ西へ"だと気づく。
この曲好きなんだよなぁ。
「ガンバレー、みんなガンバレー」なんてあの声で歌われた日にゃ。

ちょっとバンドの演奏の音が小さいかなと思ったけど、それ以上に陽水自身の歌声がすごすぎて前に実際よりも前に出てるような錯覚に陥ってるだけかも。

続くパフィの"アジアの純真"のカヴァーで改めて歌詞の「なんじゃこりゃー」感に驚きつつ、"Make-up Shadow"では様々なイメージを連想させるフレーズが流れ、冒頭3曲ですでに魅惑の陽水ワールドへ。

先述のように普段よりも大人な客層なので、基本席は立たず座ってみてたんだけど(しかも、リズムすら取らない人多し!)、その分、どっぷりと演奏に集中できた気がする。


"俺の事務所はCAMP"が終わり、初MC。
もうただしゃべっているだけなのに、メロディとリズムがあるというか、音楽に聞こえる軽快さ。
しかも、話が面白い。

次に歌う"MAP"が、NHKで放送されていた「ブラタモリ」のエンディングテーマになってたことから、「ご当地ソング」って言ってた(笑)


他には、"海へ来なさい"では小さい頃にお父さんの出身地である高知の海に福岡から行ったという話や、小さい頃にいった祭りの記憶があるって話からの"夏まつり"があったり。

どちらも、郷愁を誘う歌が沁みた。


ツアータイトルは別にあってもなくてもいいけど、あったらあったで、後で思い出しやすいということで付けているらしく、今回のタイトル「Hello, Goodbye」はビートルズの曲から取られてるとか。

で、ひねくれた性格である陽水は最初はあえてこの曲を歌わなかったけど、「意地はることもないか」と歌うことにしたらしい。
なんていうかテキトーというか(笑)

で、そのカヴァーがまたイイんだ!


続く"リバーサイドホテル"はひょっとしたら、私が小さい頃に初めて井上陽水というアーティストの存在を認識した曲かもしれない。
んで、調べてみたら、1982年の曲らしい。

ってことは、私は3歳くらい。。
なんでだろうと思ったら、1988年にフジテレビの『ニューヨーク恋物語』ってドラマで使われてヒットしたっぽい。
なるほど、それで合点がいきました。

ま、話はそれましたが、陽水との出会いの曲ってことで、非常に感慨深い。
初めてまともにライブ見るのに24年もかかったのか・・・

そんな感慨にふけりつつ、名曲"リバーサイドホテル"を聴き、ちょっと抑え目なアレンジなった"ジェラシー"に酔いしれたりしつつライブは進む。


"新しいラプソディー"が終わったところで、MCで、「いろんな曲を作ってきたけど、これは唯一健全な曲」みたいなこと言ってた(笑)

要約すると「あなたが好きな」的な純粋な甘いラブソングは作ったことがないとかなんとか。
そして、今度作ってみようって言ってた。
それはそれですごく聴いてみたい!

で、次に歌うのはそんな曲ではないけど、変わった面白い曲って言って始まったのが"最後のニュース"。

これは絶対聴きたかった。
奥田民生がカヴァーしたのはライブで何度か聞いたことがあって、そのたびに圧倒されてた。

陽水本人が歌うのはもちろん民生の鬼気迫る感とは全然違って、激しさはなかったけど、語りかけるように歌われると、また違った感じで心にずっしりくるものがあった。
カッコイイ!

しっとりと"積荷のない船"を歌いあげた後は、本編のハイライト。


大大大名曲"氷の世界"。
超ファンキーで、超ロック!
バンドの演奏も最高!!
歌も最高!
後、陽水のハーモニカもとてもカッコイイ!
って、思ってたら、最後に客席に向けてそれを投げた!
取った人羨ましいなぁ。

と、熱狂の演奏からの流れで"少年時代"へ。

どちらの曲も日本の音楽史に残る名曲中の名曲なわけですが、同じアーティストが作ったものとは思えないところがすごいですね。

ちなみにまた個人的な思い出になって申し訳ないけど、この曲の8cmシングルが実家にあって、小学生のころにカップリングだった"荒ワシの歌"が衝撃的だったのを思い出した。
下手すると"氷の世界"との違い以上の落差。
八幡イーグルスとか懐かしなぁ。


と、話をライブに戻して、"少年時代"で本編終了。


アンコールが4曲。

"御免"を激しめに演奏し、それに合わせて立ち上がる人続出。

さらにパフィの"渚にまつわるエトセトラ"でさらに盛り上げ、前の方はほぼ総立ち!この勢いで最後まで!

・・・と思ったら、"結詞"で一気にしっとりとさせてからの、"夢の中へ"で一気に盛り上げて大団円。
ジェットコースターのようなアップダウンの激しいアンコールでした。


セットリストを観てもらえばわかるけど、ほぼベスト盤状態な選曲。
私のようなビギナーにも優しく、その魅力を十二分に伝える素晴らしいライブでした。

また観に行きたい!


とりあえず、予定では今年のフジロックかな。

野外でスタンディングで観たらまた全然違う楽しさがありそうです♪


以下、今日のセットリスト。

2012.05.25 井上陽水@NHKホール Setlist

01. 東へ西へ
02. アジアの純真 (Puffy cover)
03. Make-up Shadow
04. 俺の事務所はCAMP
05. MAP
06. 自然に飾られて
07. なぜか上海
08. 海へ来なさい
09. 夏まつり
10. Hello, Goodbye (The Beatles cover)
11. リバーサイドホテル
12. ジェラシー
13. 5月の別れ
14. クレイジーラブ
15. 新しいラプソディー
16. 最後のニュース
17. 積荷のない船
18. 氷の世界
19. 少年時代
---encore---
20. 御免
21. 渚にまつわるエトセトラ (Puffy cover)
22. 結詞
23. 夢の中へ

【サイト内関連記事】
氷の世界 / 井上陽水 (氷の世界 収録)
心もよう / 井上陽水 (氷の世界 収録)
手引きのようなもの / 井上陽水奥田民生 (ショッピング 収録)


カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(0) K 
2012年05月25日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Dark Steering / Squarepusher (Ufabulum 収録)

 Squarepusherスクエアプッシャー)が『Ufabulum』をWarpよりリリース。前作『Shobaleader One: d'Demonstrator』がShobaleader Oneというバンド名義だったのが、今回はTom Jenkinsonトム・ジェンキンソン)個人に回帰しています。

 "Dark Steering"はミュージック・ビデオも制作されたアルバムからのリード曲。この曲の魅力を最も理解するには、映像と音がシンクロしたそのPVを観てもらえば一発だと思うけど、もちろん音だけ聴いてもかなりアガる曲になってます。抑え目な前半から、メロディアスなブリッジ、そこからレーシングカーが加速していくように盛り上がっていく様がカッコ良すぎる!

 この曲について、トム自身は以下のように語っています。
核ミサイルが夜空を飛び交う、まるで世界の終わりのような悪夢を見る夜が続いたことがあって、あの興奮と恐怖と悲しみが混ざり合った不思議な組み合わせを映像と感情で再現しようと思った。すごいスピードで地球を脱出する宇宙船のイメージを音楽に合わせてい たら、なぜか頭の中の宇宙船は図書館の間を突っ切っていったんだ。だから曲が進行するにつれ、見ている人はどこまでも続く本棚の間を加速していくような感覚を体験する。

 先述のようにPVがカッコイイ。巨大なLEDスクリーンに囲まれる中、これまたLEDスクリーンになっているフルフェイスのヘルメットを被ったスクエアプッシャーがいて、そのLEDライトと音がシンクロしていくという仕上がり。音声データのインプットに合わせて映像を作る独自のビデオ・シンセサイザーによって作成されているそうです。

 ちなみにアルバムの全編に渡って、その音と映像を交互に作り上げていったそうで、ライブでもそれが再現されているらしい。先日、「SónarSound Tokyo 2012」で来日した際にもそれが披露され、圧巻のライブだったようです。私は行けてないので、読んでて一番アガったレポをリンクしときます。ついでに海外のライブの様子も下の方にYouTubeに上がってのを下の方に載せときます。これは生で体験したい!

■Squarepusher 『Ufabulum』収録曲
1. 4001
2. Unreal Square
3. Stadium
4. Energy Wizard
5. Red In blue
6. The Metallurgist
7. Drax 2
8. Dark Steering
9. 303 Scopem Hard
10. Ecstatic Shock
(その他、国内盤ボートラやデラックスエディションがあります)

・Squarepusherの『Ufabulum』を試聴&ダウンロード⇒Ufabulum - Squarepusher

カテゴリ : Dance / Techno / House ・ comments(0) K 
2012年05月24日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Blood for Poppies / Garbage (Not Your Kind of People 収録)

 紅一点ヴォーカリスト、シャーリー・マンソンと手だれのミュージシャン/プロデューサーのオッサン3人からなる4ピースバンド、Garbageガービッジ)が約7年ぶりとなる新作『Not Your Kind of People』(全米17位・全英10位)をリリース。

 "Blood for Poppies"はアルバムからのリードシングル。長いブランクの末に発表された新曲だっただけにどんな楽曲を出してくるかと期待して聴いてみたら、笑っちゃうくらいガービッジなサウンドでなんか安心してしまった。激しくノイジーなギターが主導しながらもポップで聴きやすい。少しのダークさと、ほんのりエレクトロな味付けもされててカッコイイ。まぁ何というかシャーリーの声が入るとガービッジになっちゃうって気もするけど・・・。それくらいの記号性のある声ですね。

 敢えてこれまでのイメージを覆そうとするのではなく、自分たちの得意なサウンドをさらにブラッシュアップさせたようなアルバムになっていて、UKでのリードシングルになった"Battle In Me"や、"I Hate Love"とか"Man on a Wire"などライブでも盛り上がりそうな曲が個人的には特に好みでした。

 ちなみにインタビューでブッチ・ヴィグが以下のように応えてました。
とにかく自分たちらしくあろう。バンドを刷新するとか余計なことは考えずに、アルバムを作って、自分たちがやりたいように、バンドとして自分たちが鳴らす音に忠実なものにしよう

 まさにそんなアルバム。言わずと知れた名プロデューサー(蛇足ながら、あのNirvanaの『Nevermind』を始め、最近では、Green Dayの『21st Century Breakdown』やFoo Fightersの『Wasting Light』等)だけあって、目指すべきとこがわかってらっしゃる。

 ガービッジはサマソニ2012への出演も決定していて、インタビューでは過去作品からも均等に選んだセットリストになるなんて言ってます。楽しみですね!

・Garbageの『Not Your Kind of People』を試聴&ダウンロード⇒Not Your Kind of People - Garbage


【サイト内関連記事】
Why Do You Love Me / GARBAGE (BLEED LIKE ME 収録)
カテゴリ : Alternative Rock ・ comments(0) K 
2012年05月23日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. VANISHING POINT vol.2@Shibuya WWW (bonobos、こだま和文 from DUB STATION、あらかじめ決められた恋人たちへ)

OTOTOY presents VANISHING POINT vol.2』ってイベントを観にShibuya WWWに行ってきた。

出演は以下の3組。
bonobosこだま和文 from DUB STATIONあらかじめ決められた恋人たちへ

なんともダビーなメンツですね。

ライブのレポの前に、まずは会場のShibuya WWWについて。
ここ、私は今回初めて行きました。

WWWができる前はシネマライズって映画館だったので、その時は何度か行ったことあるので中がどのように変わってるかも楽しみにしてた。
(関係ないけど、代官山のUNITも、UNITになる前のバーだったころに行ったことあるな)

中に入ると、構造は何とそのまま。
階段状になってて、椅子が全部とっぱわれて、各段の前によくライブハウスにあるようなクッションの付いた柵が設置されてる感じになってた。
段差がある分、後ろの方でも見やすかったかな。


と、会場の話はここまでにして、ライブ。

トップバッターはあら恋
先月リキッドでのワンマン見て以来。

登場するなり、バックのスクリーンに、昨年の東日本大震災直後の、福島原発爆発事故について会見する枝野官房長官のNHKのニュース映像が流れ、さっそくメッセージをぶちかます。
インストバンドだし、今日のライブでは特にMCもなかったけど、まずはここで意思表示と言うか。

ま、原発問題についてはここで私見を書くこともないと思うので、割愛。

ライブ1曲目は最新EPからの"前日"からスタート。
その他は、基本的にアルバム『Calling』からのセトリ。

ダビーな音像に鍵盤ハーモニカの音色がホントによく合う。
池永正二だけでなく、クリテツもたまにメロディカ(白鍵も黒く塗ってる?)を弾くんだけど、その2人の音が重なる瞬間が特に気持ちいい。

それにしても、クリテツ氏は本職(?)のテルミンだけでなく、メロディカやパーカッションなどなんでもこなしてて見ててすごいと思った。
風貌は普通のオッサン(ごめんなさい)なのにね。
ま、ベースの劔樹人の着てた「男」って書かれたTシャツもどうかと思うけど(笑)

それにしても、WWWはなかなか音が良くて、あら恋のような音にはもってこいの会場かも。
さすがにワンマンだったリキッド公演には全体の熱量としては及ばなかったものの、サウンド的には抜群でした。

そしてやはり"Back"は名曲過ぎる。
メロディカも、テルミンも、リズム隊も最高。
泣ける!

最後は"ラセン"でガッツリ盛り上げて終了。


今日は各組50分くらいのセット。
20分ほどセットチェンジがあって、2組目は、こだま和文

なんかのそのそと人が出てきたと思ったら、茶色い紙袋を頭からすっぽり顔が隠れるまで被って小玉さん登場。
しばらくそれを被ったままワチャワチャやってて、ちょっと笑いが起きてた(笑)

紙袋をとると、小玉さん、髪ちょっと伸びてた。
なんか短髪のイメージしかなかったけど。

今回のライブは小玉さんのほかにバックでリディムを作るDJ-YABBYをひきつれて。
1曲始まるごとに小玉さんが「リディーム!」って合図をしてビートが始まるって言う感じで。

さすが日本のダブのパイオニアとも言える小玉さんだけあって音が深い!
って、なんかわかったような感じで書いちゃうけど、オーラあるよね。
ま、一歩間違えるとただの酔っ払いに見えますけど・・・(笑)

あら恋同様に、3.11に思いを馳せるMCと楽曲があった。
"ナマハゲ"って曲の歌詞に強い力を感じた。

トランペットだけでなく、小玉さんの弾くメロディカも良かったな。



トリはbonobos
ライブ見るのはこの3組の中では一番久しぶりかも。
んで、最近はちょっと作品の方も追えてない状態が続いてた。

というわけで、今日はやっぱり知らない曲が多かったんだけど、やっぱりボノボいいですね。
蔡忠浩の声が心地よい。

ギタリストの佐々木康之が抜けて以降、当たり前だけどギターサウンドの方はだいぶシンプルになったのかな。

MCでは、蔡とあら恋の池永が同じ大学の同期だったという話してた。
同期だってことを最近知ったんだってさ。
なんかすごい。

後、小玉さんとはよく飲みに行くらしい。
小玉さんと飲んでみたいな。

そういやbonobosって昔、小玉さんと同じ元Mute Beatの朝本浩文プロデュースだったよね。
今はどうなんだろう。
蔡ってなんかすごくコントロールフリークっぽいからセルフプロデュースとかかな。

私の中では結構前のボノボで止まってるので、最後に"Thank You For The Music"とか聞きたかったけど、やってくれなかったな。
たしか、あの曲って脱退した佐々木の曲だよね。
最近もやることあるのかな?

でも、最後の"GOLD"も負けず劣らずいい曲なので満足です。


アンコールがあって、そこには、bonobosに加え、小玉さんとあら恋の池永が登場し、セッション。
小玉さんは変な笛吹きながら登場。
もう完璧に酔っ払いでした(笑)


そんなメンツでまずはミュート・ビートの"キエフの空"。
ちなみに"キエフの空"はチェルノブイリ原発の後に発表された曲。
このブレない姿勢はいいね。

そして、ルイ・アームストロングの"What a Wonderful World"でこの豪華なイベントを締めくくった。

この曲で終わることにすごい意味が含まれてるような気がした。
そんなイベント。


以下、セットリスト。

2012.05.20 VANISHING POINT vol.2@Shibuya WWW Setlist

・あらかじめ決められた恋人たちへ Setlist
01. 前日
02. Nothing
03. ワカル
04. Calling
05. Out
06. トカレフ
07. Back
08. ラセン

・bonobos Setlist
01. Go Symphony!
02. 果報者
03. Night Apes Walking
04. リレー
05. あなたは太陽
06. GOLD
---encore---
with こだま和文&池永正二
07. キエフの空
08. この素晴らしき世界(What a Wonderful World)



【サイト内関連記事】
GOLD / bonobos (オリハルコン日和 収録)
あ、 / bonobos (あ、うん 収録)
Beautiful / bonobos (あ、うん 収録)
on and on / bonobos (あ、うん 収録)
Floating / bonobos (electlyric 収録)
あの言葉、あの光 / bonobos (electlyric 収録)
THANK YOU FOR THE MUSIC / bonobos (electlyric 収録)
Factory0623@お台場フジテレビ(bonobos、COMEBACK MY DAUGHTERS、SPECIAL OTHERS、APOGEE)
Factory@フジテレビV4スタジオ(orange pekoe, bonobos,SOIL&"PIMP"SESSIONS, 9 Miles)

Back / あらかじめ決められた恋人たちへ (Calling 収録)
あらかじめ決められた恋人たちへ@恵比寿LIQUIDROOM

DUB CLASH@LIQUIDROOM (The DUBWISE、ヤン富田、Moomin with YOTA & KENTA 他)
The Birthday / こだま和文 from DUB STATION TOKYO FM×SHINJUKU LOFT presents 「90×90」@新宿LOFT

カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(1) K 
2012年05月20日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Green / Paul Weller (Sonik Kicks 収録)

 Paul Wellerポール・ウェラー)がソロ11枚目となるスタジオアルバム『Sonik Kicks』をリリース。今作でソロ通算4作目の全英1位を獲得。80年代にはザ・ジャムの『The Gift』(82年)とザ・スタイル・カウンシルの『Our Favourite Shop』(85年)で、90年代には『Stanley Road』(95年)、2000年代には『Illumination』(02年)と『22 Dreams』(08年)、そしてこの『Sonik Kicks』で4つのデケイドで全英1位を獲得という快挙を達成してます。

 そんな2010年代も絶好調なポール・ウェラー師匠の最新作を聴いてビックリ。この1曲目を飾る"Green"からしてシンセサウンドとフィードバックギターが飛び交うナンバーで新境地を見せる。上記のような輝かしいキャリアを築いて、今年でもう54歳になろうというミュージシャンがこんな音を鳴らすとは。そして、それがまたオッサンが無理して若づくりしてるって感じでもないところが頼もしい。ま、従来のサウンドを期待して1曲目でずっこけてしまった人もいるかもしれないけど、例えばこれがライブの1発目にきたりなんかしたのを想像するだけでウキウキしてきませんか?

 ちなみにアルバム全体を聴くと、この"Green"のような新たな試みやアグレッシブな姿勢を随所に見せつつ、渋みを増した歌も聴かせる曲もあったりと、なかなかバランスの良い作品になってます。ネオン輝く中、ダブルのスーツでキメた姿でたたずむウェラーの映るアルバムジャケットがそれを象徴してるようにも見えますね。後、プロデュースを担当するヌーンデイ・アンダーグラウンドサイモン・ダインの尽力も大きいのかもね。

 また多彩なゲストが参加してるのも話題。お馴染みオーシャン・カラー・シーンのギタリスト、スティーヴ・クラドックを始め、"The Attic"と"When Your Garden’s Overgrown"にはノエル・ギャラガーが、"Dragonfly"にはグレアム・コクソンが参加と、オアシスとブラーと言うブリットポップの2大バンドのギタリストを招集するというウェラーならではの離れ業を披露。他にも、ストーン・ローゼズの2代目ギタリストのアジズ・イブラハムとジ・ハイ・ラマズのショーン・オヘイガンなんかが参加してます。

 と、豪華なメンツが揃う中、個人的に一番好きだったのがダビーなナンバー"Study in Blue"。こちらは過去作でもコーラスを務めてた新妻のハンナ・アンドリューズ(なんとウェラーよりも27歳年下!!)とのデュエットになってます。そういやライブとかでは"Wild Wood"のダブアレンジなんかを披露したりしてましたね。

 というわけで、今作収録曲をライブで聴きたいので早く来日してください。CDで聴くよりも絶対ライブ向きだと思う曲も多いし。今年の秋ごろなんて噂もあるので、期待して待ちます!

(2012.06.11追記)
 来日が決定しました。日程は以下。

■Paul Weller Japan Tour 2012
・10月22日(月)、10月23日(火)
東京・Zepp DiverCity
・10月25日(木)
名古屋・Zepp Nagoya
・10月26日(金)
大阪・Zepp Namba
・10月27日(土)
東京・Zepp DiverCity


・Paul Wellerの『Sonik Kicks』(Deluxe Edition) を試聴&ダウンロード⇒Sonik Kicks (Deluxe Edition) - Paul Weller


【サイト内関連記事】
7 & 3 Is the Strikers Name / Paul Weller (Wake Up The Nation 収録)
Echoes Around The Sun / Paul Weller (22 Drems 収録)
COME ON/LET'S GO / PAUL WELLER (AS IS NOW 収録)
From The Floorboards Up / PAUL WELLER (AS IS NOW 収録)
Wild Wood / Paul Weller (Wild Wood 収録)
Paul Weller@新木場STUDIO COAST
The Eton Rifles / The Jam (Setting Sons 収録)
IN THE CITY / THE JAM (THe JaM aT THe BBC)
THE LODGERS / THE STYLE COUNCIL (OUR FAVOURITE SHOP 収録)

If I Had A Gun... / Noel Gallagher (Noel Gallagher’s High Flying Birds 収録)
Noel Gallagher’s High Flying Birds@TOKYO DOME CITY HALL
NOEL GALLAGHER & GEM OF OASIS@LIQUIDROOM
Sorrow's Army / Graham Coxon (The Spinning Top 収録)
Day we caught the train / Ocean Colour Scene (Moseley Shoals 収録)
カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0) K 
2012年05月19日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. MANIC STREET PREACHERS@新木場STUDIO COAST (guest:Gruff Rhys)

MANIC STREET PREACHERSマニック・ストリート・プリーチャーズ)のライブを見に新木場STUDIO COASTへ。

つい昨年もスタジオ・コーストで観ましたが、今回はその時の来日とは違う趣き。

昨年リリースした2枚組のベスト盤(シングル集)『National Treasures singles collection』(国宝とは言い得て妙!)に収録された曲を、今日・明日の2日間かけて演奏するというもの。
(一部、収録されてない曲も披露)

ちなみに、昨年末、12月17日に、ロンドンはO2アリーナ公演で1日で全部やったライブは完売だったらしい。
(この時のセトリを下の方に載せときます。日本でも武道館とかで1日でやっても良かったと思うんだけど・・・)

というわけで、初日。

まずは2日ともオープニングアクトを務める、マニックスと同郷ウェールズ出身のSuper Furry Animalsスーパー・ファーリー・アニマルズ)のフロントマン、Gruff Rhysグリフ・リース)のソロから。

1人でギターを弾きながらリズムボックスや、キーボード、その他変なエフェクトかけるやつとかを使って超DIYなライブ。
SFAも何回かライブ見たことあるけど、ソロもなかなか面白い。

最後は、手書きした「拍手お願いします。」、「ありがとね。」「おしまい。」って紙を見せて終了。
20分ちょっとという短い時間だったけど楽しかった。



さて、いよいよマニックス。
今日はステージ向かって右側、ニッキー側の位置に陣取ってみた。
ニッキーの飾りのいっぱいついたマイクスタンドが置かれるだけでテンション上がる!

グリフの時からすでにセットされてたけど、ステージ後ろには大きく女性の肖像画が書かれた幕が張られ、ステージ上にはキラキラしたマネキンや、桜の木を模したであろうものが立ってた。
もちろん、ウェールズの国旗も誇らしげに飾られてた!


そして、暗転しメンバー登場。
3人に加え、ギターとキーボードでサポート2人加えた編成。

ニッキーはSex PistolsやStar Warsの刺繍の入った派手なジャケットを着てて(残念ながらミニスカではなかったです)、ジェームスは普通のシャツなんだけど肩にウェールズの紋章のワッペンをつけてた。
ショーンは・・・特に特徴なかったです(笑)


で、お待ちかねの1曲目は、なんと"Motorcycle Emptiness"!!。
1曲目からぶちかましてくれた!
シングル集のライブとはいえ、その中でも名曲中の名曲からスタート。

か、かっこいい!

もちろん、モッシュ&大合唱。

次も畳みかけるように・・・と言いたいところだけど、意外と落ち着いた選曲へと流れる。
"Your Love Alone Is Not Enough"とか"(It's Not War) Just the End of Love"等の比較的最近の曲を。

と、油断させておいての"Australia"。
やっぱり個人的に好きな、というか世間的に一番売れた時期の4th『Everything Must Go』〜5th『This Is My Truth Tell Me Yours』の時期の曲は盛り上がる!

さらに1st『Generation Terrorists』からの"Love's Sweet Exile"でさらなる盛り上がり。
曲の前にニッキーが、20年前の初来日時のクラブチッタの話とかしてた。

結構、1曲1曲始まる前にジェームス(たまにニッキー)が曲の説明とかしてたな。
これ、まとめて解説集とか出してほしいな。


ここからいくつかハイライトのみをかいつまんで。

"The Everlasting"では、バックの桜の木が光ってすごくきれいだった。
(その後、要所要所で光ってました)

今の日本で聴く"Tsunami"は感慨深いし、日本でのみシングルカットされた"Further Away"の弾き語り、そして、1988年に自主制作でリリースされていた"Suicide Alley"なんていうレアな曲をやったり。

とまぁなかなか面白いセトリだったんだけど、2日間でやるにしては若干地味目の曲が多いかなって思ったところに、"Motown Junk"投下。

今日一番の盛り上がりを見せ、さらに続けて、全英No.1ヒット曲"If You Tolerate This Your Children Will Be Next"へ。

もう最高!

もっともっと、って思ったら、ここで本日のセット終了。

うーむ、物足りない。
あの曲もあの曲もあの曲も・・・やってない。。

そして、明日は仕事で行けない。。
残念すぎる。

ま、マニックスは過去に何度か見てて、代表曲は結構聴けてるので、今日は普段聞けないレア曲がその分いっぱい聞けたということで、満足することにします。

明日行く人はお楽しみに。

以下、セットリスト。
(明日のセットリストも後ほど追記します)

2012.05.17 MANIC STREET PREACHERS@新木場STUDIO COAST Setlist

01. Motorcycle Emptiness (from Generation Terrorists, 1992)
02. Your Love Alone Is Not Enough (from Send Away the Tigers, 2007)
03. Ocean Spray (from Know Your Enemy, 2001)
04. (It's Not War) Just the End of Love (from Postcards from a Young Man, 2010)
05. Australia (from Everything Must Go, 1996)
06. Love's Sweet Exile (single version, originally from Generation Terrorists, 1992)
07. She Is Suffering (from The Holy Bible, 1994)
08. From Despair to Where (from Gold Against the Soul, 1993)
09. The Everlasting (from This Is My Truth Tell Me Yours, 1998)
10. Empty Souls (from Lifeblood, 2004)
11. Revol (from The Holy Bible, 1994)
12. There by the Grace of God (from Forever Delayed, 2002)
13. Tsunami (from This Is My Truth Tell Me Yours, 1998)
14. Further Away (アコースティック) (from Everything Must Go, 1996)
15. Suicide Alley (from "Suicide Alley" single, 1988)
16. Life Becoming a Landslide (from Gold Against the Soul, 1993)
17. This Is the Day (New Song, 2011)
18. Some Kind of Nothingness (from Postcards from a Young Man, 2010)
19. Little Baby Nothing (edit, originally from Generation Terrorists, 1992)
20. Motown Junk (from "Motown Junk" single, 1991)
21. If You Tolerate This Your Children Will Be Next (from This Is My Truth Tell Me Yours, 1998)


以下、今日やってない残りの曲。

・Disc One
2. Stay Beautiful (from Generation Terrorists, 1992)
4. You Love Us (from Generation Terrorists, 1992)
5. Slash 'N' Burn (from Generation Terrorists, 1992)
7. Suicide Is Painless (Theme from M*A*S*H) (from Theme From M.A.S.H. (Suicide Is Painless) single, 1992)
10. La Tristesse Durera (Scream to a Sigh) (from Gold Against the Soul, 1993)
11. Roses in the Hospital (from Gold Against the Soul, 1993)
13. Faster (from The Holy Bible, 1994)
16. A Design for Life (from Everything Must Go, 1996)
17. Everything Must Go (from Everything Must Go, 1996)
18. Kevin Carter (from Everything Must Go, 1996)

・Disc Two
3. You Stole the Sun from My Heart (from This Is My Truth Tell Me Yours, 1998)
5. The Masses Against the Classes (from "The Masses Against the Classes" single, 2000)
6. So Why So Sad (from Know Your Enemy, 2001)
7. Found That Soul (from Know Your Enemy, 2001)
9. Let Robeson Sing (from Know Your Enemy, 2001)
11. The Love of Richard Nixon (from Lifeblood, 2004)
14. Autumnsong (from Send Away the Tigers, 2007)
15. Indian Summer (from Send Away the Tigers, 2007)
18. Postcards from a Young Man (from Postcards from a Young Man, 2010)¥




【サイト内関連記事】
Peeled Apples / MANIC STREET PREACHERS (JOURNAL FOR PLAGUE LOVERS 収録)
YES / MANIC STREET PREACHERS (THE HOLY BIBLE 収録)
Your Love Alone Is Not Enough / Manic Street Preachers (Send Away the Tigers 収録)
A DESIGN FOR LIFE / MANIC STREET PREACHERS (EVERYTHING MUST GO 収録)
CARDIFF AFTERLIFE / MANIC STREET PREACHERS (LIFEBLOOD 収録)
EVERYTHING MUST GO / MANIC STREET PREACHERS (EVERYTHING MUST GO 収録)
MANIC STREET PREACHERS@新木場STUDIO COAST (guest:Carl Barat)
カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(2) K 
2012年05月17日(木)