1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. 奥田民生@渋谷公会堂 「okuda tamio tour 2011-2012 〜おとしのレイら〜」

奥田民生のワンマンツアー、【okuda tamio tour 2011-2012 〜おとしのレイら〜】〜 GREAT RAY AND THE CHAIN GANG 〜のツアーファイナル、渋谷公会堂公演に参戦してきました。


私は、今月12日のNHKホール2DAYS2日目にも行きましたが、どうしてももう1公演観たくて(その理由は後述)、ソールドアウトになったチケットをなんとかゲットして行ってきました。

まずは今ツアーのメンバー。

奥田民生:ヴォーカル/ギター
斎藤有太:キーボード/コーラス
小原礼:ベース/ コーラス
湊雅史:ドラム

ツアータイトルにもあるようにベースの小原礼の還暦を祝ってのツアー。


ほぼ定刻に開演。
1曲目は"ギブミークッキー"からスタート。
真っ赤な照明(これも還暦だから?)がかっこいい。


今日の衣装はワークシャツ。
って、これ斉藤和義のツアーグッズなんですね。
つい先日斉藤和義のライブを見たばかりなのですぐに分かった。
(この時点ではこの後に起こるサプライズなど想像だにしなかったのだが・・・)


3曲終わってMC。
「最初の3曲がうまくいったから、今日はもういいです」
ってなんか昨年のユニコーンの時にも何度か聞いたセリフを・・・

ここからしばらく先日見たNHKホール2日目と同じセットリストで進む。

ブルージーな"ロボッチ"の後は、"かたちごっこ"。
この曲超好き。『OTRL』では一番好き。
NHK2日目では聞けなかったので嬉しい♪


そろいの赤いパーカー(RAYLA Hoodie)に衣装チェンジしてMC。
グッズでもあるパーカーの紹介。
フードの部分に「OTOSHINO」って書いてあって、胸の部分には「RAYLA」と書いてあるので、民生いわく、
「頭の部分を隠せば、クラプトンのコンサートにも行けます」
って(笑)
ま、本家(?)は"LAYLA"ですが・・

後、「ぼんやりと広島カープの応援にも行けます」とのこと。
赤だからね・・
ここからしばらく野球ネタ。
ちなみに礼さんは巨人ファンだうです。
で、そっからなぜか民生の阪神批判へ。
巨人が他チームから選手を買い集めてくるのはもはやお家芸だから許せるけど、阪神まで巨人のマネをするのが許せないらしい。

「あの反骨心のあった阪神が・・・ハービー・ハンコッツ(もちろんハービー・ハンコックのもじり)」って(笑)
ここでタイミング良く、礼さんが「ターミィオー」って言って流してくれた。
もはや阿吽の呼吸ですね。

そういや民生が「僕たちのこと何者だと思ってるんですか?・・・コメディアンですよ」
って言ってたな(笑)
まさに名ボケと突っ込み


というわけで小原礼コーナー。
まずはサディスティック・ミカ・バンドの"ダンス・ハ・スンダ"。
そして、"監獄ロック"ならぬ"還暦ロック"。

抑え気味のテンポなんだけどロックンロールしていてカッコイイ。


礼さんコーナーが終わり、次は"手紙"。
そう、どうしても今日の渋公公演に行きたかった理由はこの曲がどうしても聞きたかったから。
今回のツーのセットリストは実は2種類しかなく、"かたちごっこ"と"手紙"をやる日と、"人間"と"愛のボート"をやる日があって、この前見たNHK2日目は後者のほうでした。

"かたちごっこ"も"手紙"も大好きで、特に"手紙"は民生のすべての曲の中でも1番好きかも知れない曲なのです。
イントロのギターリフ、民生の「あーなたを」の「あーーー」の部分、後半のギターソロ、すべてが好き。
照明が客席全体を照らすのを見ながら、「これこれー」って思った。

まぁ、始まった瞬間の歓声が昔ほどじゃなくなった感はちょっとあったかな。
私が昔民生のライブをよく見てた頃は、その日一番の歓声が上がるくらいだった気がしたけど。

ま、なにはともあれ名曲!

この曲が終わり、民生が「今日のピークは過ぎました(笑)」って言ってたを聞いて、この曲体力使いそうだなぁって思った。


ここで、今回の東京4公演ではその日のライブ音源を、公演直後に売る『LIVE CD「Tamio Okuda “Gray Ray & The Chain Gang Tour”」』の話題に。
私も今日の公演のCD欲しくて、16時半くらいに会場に行ったけど、あえなく撃沈。
NHK2日間は18時ぎりぎりまで売ってたので油断してた。。
ファイナル恐るべし・・

そっからさらに違法録音の話に。
ここで文句を言うのではなく、
「どうせ音良くないはずだけど、もし間違って違法録音して、音が良かった場合、僕にお金をください」
「もしかしたら税金も掛からない?」
なんて茶化しながら注意する感じがいいね。


ピークは過ぎたとかいいつつも、"MANY"を皮切りに、超ハードな井上陽水の"最後のニュース"、まさにツアーのことをうたった"解体ショー"、礼さんのベースがブイブイいう"御免ライダー"、そして、とどめの"明日はどうだ"、と本編最後までピークを更新し続ける展開。

いやぁかっこよすぎ。
セットリストも最高過ぎた。
このブログで紹介したことのある曲が5曲も演奏されてる!
まさに俺得♪


グッズの赤Tシャツに着替えてアンコールは2曲。
"拳を天につき上げろ"と"近未来"。
新曲の"拳を天につき上げろ"はほんとライブ向きだなぁ。


アンコールが終わり、終演を告げるアナウンスが流れても、さらに続く拍手。

それに応えて再登場。

・・・と思ったらなんか民生じゃないけど、どっかで見覚えのある人物が。
あ、斉藤和義だ!って1人はすぐ分ったけど、もう1人だれかいる。
よく見ると、吉井和哉じゃん!!

なんちゅー豪華な。
民生が「東京の人は得してる」って言ったのを身をもって実感。

一応、民生が2人の紹介。
「ALFEEです!」
「斉藤和義!吉井和哉!(民生自身を指して)坂崎幸之助です!」
って、ひたすらアルフィー押し(笑)

さらに「ディスタンス(星空のディスタンス)やります!」て(笑)


それも聞きたいっちゃ聞きたいけど、実際何を演奏するんだろう?と思ってたら、この現場で打ち合わせを始める。
「1番は和義、2番は俺・・・」
と打ち合わせをしておきながら結局「まぁ始まれば、終わるよ」って超テキトーな話で曲へ。

はじまったのは"息子"。
そういや斉藤和義は今やってるツアーの広島公演でこの曲のカバーをやったみたいですね。
てか、ハマりすぎやろ。

歌は斉藤和義から始まって、民生へ。
ギターを弾きながら歌う2人に対し、ただ見に来ただけなのにステージにあげられてしまったという吉井和哉は、借りてきた猫のようにタンバリンを担当。
ある意味豪華すぎる使い方。
とかなんとかいいつつも、途中から入れてきたコーラスが素晴らしかった。

超豪華なサプライズが終わり、去っていく2人。
それを深々と礼しながら見送る民生(笑)

いやぁいいもの見せてもらった。


今度は他のメンバーも登場し、オーラスは"さすらい"。
一番最後に、ステージ中央にある机に飛び乗ってギターを弾く姿はかっこよすぎた。

今日で今ツアーも終わりだけど、またすぐ全国をさすらってくれることを願います!
後、ニューアルバムもお願いします。


以下、セットリスト。

2011.01.31 奥田民生@渋谷公会堂 Setlist

01. ギブミークッキー
02. ルート2
03. わかります
04. 夕陽ヶ丘のサンセット
05. 何という
06. フロンティアのパイオニア
07. ベビースター
08. ライオンはトラより美しい
09. ロボッチ
10. かたちごっこ
11. ダンス・ハ・スンダ(サディスティック・ミカ・バンド)
12. 還暦ロック(監獄ロック 替歌)
13. 手紙
14. MANY
15. 最後のニュース(井上陽水)
16. 解体ショー
17. 御免ライダー
18. 明日はどうだ
---encore1---
19. 拳を天につき上げろ
20. 近未来
---encore2---
21. 息子 (with 吉井和哉&斉藤和義)
22. さすらい




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かたちごっこ / 奥田民生 (OTRL 収録)
明日はどうだ / 奥田民生 (Fantastic OT9 収録)
奥田民生愛のテーマ / 奥田民生 (29 収録)
無限の風 / 奥田民生 (無限の風 収録)
遺言 / 奥田民生 (股旅 収録)
手紙 / 奥田民生 (LIVE SONGS OF THE YEARS 収録)
サプリメン / 奥田民生 (LION 収録)
トリッパー(one light club mix) / 奥田民生 (「カスタムメイド10.30」オリジナル・サウンドトラック 収録)
トリッパー / 奥田民生 (トリッパー 収録)
custom / 奥田民生 (E 収録)
ベビースター / 奥田民生 (comp 収録)
快楽ギター / 奥田民生 (comp 収録)
ギブミークッキー / 奥田民生 (comp 収録)
愛のために / 奥田民生 (29 収録)
恋のかけら / 奥田民生 (股旅 収録)
奥田民生@NHKホール 「okuda tamio tour 2011-2012 〜おとしのレイら〜」
長田進 presents bar MALPASO@品川ステラボール (guest:GRAPEVINE、奥田民生、KUMI&NAOKI (LOVE PSYCHEDELICO)、他)
奥田民生 DOUBLEHEADER@ZEPP LEAGUE 『TRIPLEHEADER SPECIAL!!!』@Zepp Tokyo (guest:木村カエラ、B-DASH)
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2012年01月31日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. 斉藤和義@ナムラホール

今日は斉藤和義のライブを観に那覇のナムラホールにいってきました。


開演時間が近づいたところで女性の声で「間もなく開演します」とアナウンス。
珍しいなぁと思っていたら、19時を5分ほど過ぎたところで、「それでは開演します。1曲目は"Would you join me?"です」
と続けてアナウンスされて斉藤和義(普段私はこう呼ばないけど、この後はせっちゃんで統一します)始め、揃いのシャツを着たメンバーが登場し、演奏開始。

なかなか面白い演出です。

そこから、リフで攻める"桜ラプソディ"、3人のギターが鳴り響く"ささくれ"と冒頭3曲はかなりロックなナンバーが続く。

シングル曲の"劇的な瞬間"(この曲好き!)もライブならではの迫力でカッコイイ。

ここで、MC。
今回のツアー「LIVE TOUR 2011-2012“45 STONES”」で、ライブハウスでやるのは、この沖縄公演だけとのこと。
そして、「気分の悪い人は・・・かわいい子はステージに。僕が介抱します。すぐ終わるから。2分で・・・」と、エロオヤジ全開(笑)
この辺のキャラは一般的なイメージとは違うかもしれないけど、こっちが本性です(笑)

MCも上々の滑り出しのMCに続いて"ずっと好きだった"。
この辺になるともはやメジャーアーティスト感が強い。

「10年前に出した『35 STONES』から」という短いMCからの"グッドタイミング"、「去年の震災の次の日にできた(降りてきた)曲」という"ウサギとカメ"と続く。

この曲が終わって、ギターからキーボードへチェンジ。

ここでメンバー紹介も。
ギターはおなじみ、キセル(お兄ちゃんの方)の辻村豪文
ドラムは3,4本ツアーを一緒に周ってる玉田豊夢
ベースは社長こと隅倉弘至
そして、もう1人、ギターで藤井謙二
元マイラバで、今は極悪非道のバンド、The Birthdayのギタリストって紹介されてた。
極悪非道って(笑)


キーボードで数曲演奏。
ドラムセットが2個ある時点で、もちろんこの後にドラムもやることは確実。
多才だ。


アコギにもちかえ静かに歌われた"虹が消えるまで"(シンプルな白い照明が曲にピッタリ)の後、今度はエレキを静かに弾き始め、何の曲をやるんだろう?って思ってたら、"歌うたいのバラッド"でした。
後半、バンドの他のパートも加わって盛り上がってくとこがカッコイイ!!
曲の終わりの方ではかなり熱のこもったギターソロも聴かせてくれた。
名曲!


次の"おとな"が終わって、何やらエプロンを付けるせっちゃん。
どうやら主題歌"やさしくなりたい"を歌ったドラマ「家政婦のミタ」の主演の松嶋菜々子からもらったものらしい。
日テレ系のない沖縄では、ちょうど年明けから再放送でこのドラマを連日やってて、つい先日最終回をやったばかりなのである意味ベストタイミング!

さらにそのエプロンに書かれてるメッセージを見ながら
「斉藤さん大好きです。反町と別れます。早くいれてください。菜々子」
って「どスケベ菜々子が書いてる」とまたまたど下ネタ(笑)

歌の世界観と、このキャラのギャップがたまらんね。

そんなことを言ってるうちに辻村があのミタさん風のキャップを被り、せっちゃんの業務命令で「承知しました」とあのお決まりのセリフを言ってあの印象的なギターのイントロ開始。
ドラマのおかげもあるだろうけど、オリコンでも過去最高順位を記録しただけあって、かなりキャッチーでカッコイイね。


ここで、今度はドラムセットに着席し、ドラムをたたきながらヘッドマイクで2曲披露。
ツインドラムで疾走。
""もカッコ良かったけど、今回のツアーのモードにぴったりの"罪な奴"のパンキッシュな感じはやばかったな。

そっからの玉田豊夢とのドラムバトル。
さすがに本職には勝てないか(笑)


ツインドラムの勢いそのままに、ギターに持ちかえ怒りの2曲。
"猿の惑星"と"オオカミ中年"。
もうまさに今の世情を反映した、この時代だからこそ生まれるナンバー。

歌詞に、東電・関電・九電とか、例の"ずっとウソだったんだぜ"を挟みこんだり。
(沖縄電力は原子力発電ないからね)
ま、正直すべてに同意できるわけではないけど、こういった意見を反映させるのはミュージシャンとしてあるべき姿なのかもね、と思った。


KARAのヒップダンスも飛び出した"Stick to fun,Tonight!"、"COME ON!"と明るめの曲が続いた後は、私のような世代にはどんぴしゃな"歩いて帰ろう"で大合唱。
この曲がポンキッキーズで流れてた頃は、大ヒットドラマの主題歌を歌うなんて想像しなかったなぁ。
ちなみに「どうすりゃいいの?」の後の「教えて」が「沖縄」って替え歌してた。


と、盛り上がりも最高潮に達したところで、ギターの藤井謙二が三線(三味線)を持って登場し、沖縄と言えばこの曲"ハイサイおじさん"を披露。
なんか微妙にメロディが抜けてた気がするけど・・・盛り上がったので良しとしよう。

そんなこんなで"ボクと彼女とロックンロール"で本編終了。


アンコールで再登場し、"Are You Ready?"、"やわらかな日"、"ドレミの歌"、"ギター"の4曲を披露。
メンバー揃いのTシャツに着替えてきたなぁって思ったら、胸に「THE BEACHIKS」の文字が。
さすがです(笑)

"やわらかな日"は沖縄では久々に演奏する曲って言ってた。

客席を真中から2つに分けてコーラスを振り分けた"ドレミの歌"が終わり、最後は"ギター"。
もうすぐ新しくHPを立ち上げて、所有のギターの数々をオークションに出すとのこと。

なんでもその売り上げで新しくギターを購入して、東日本大震災の被災地に送るということ。

なんかそういうのイイね。

3時間近くに及んだライブはこれで終了。
大満足。

今日はライブハウスだったけど、ホールでも見てみたいと思った。

以下、セットリスト。


2012.01.28 斉藤和義@ナムラホール Setlist

01.Would you join me?
02.桜ラプソディ
03.ささくれ
04.劇的な瞬間
05.ずっと好きだった
06.グッドタイミング
07.ウサギとカメ
08.映画監督
09.わすれもの
10.雨宿り
11.虹が消えるまで
12.歌うたいのバラッド
13.おとな
14.やさしくなりたい
15.虹
16.罪な奴
17.猿の惑星
18.オオカミ中年
19.Stick to fun,Tonight!
20.COME ON!
21.歩いて帰ろう
(藤井謙二 三線ソロ)ハイサイおじさん
22.ボクと彼女とロックンロール
---encore---
23.Are You Ready?
24.やわらかな日
25.ドレミの歌
26.ギター



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フラワーカンパニーズ×斉藤和義〜フラカン和義の300万ボルト〜@渋谷O-EAST (guest:キセル、リリー・フランキー 他)
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なぜか今日は / The Birthday (I'M JUST A DOG 収録)
カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(0) K 
2012年01月28日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. Noel Gallagher’s High Flying Birds@TOKYO DOME CITY HALL 感想&セットリスト

oasisオアシス)のNoel Gallagherノエル・ギャラガー)率いる、Noel Gallagher's High Flying Birdsノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ)の初来日公演、TOKYO DOME CITY HALL公演2日目に行ってきました。

数年前にノエルとゲムが恵比寿のLIQUIDROOMでやった弾き語りライブを見たことはあるものの、バンド形式でこの東京ドームホールクラスの会場で見れるのはなかなかプレミアものです。

当然、昨日・今日とソールドアウト。

会場に入るとビートルズを始めUK系の音楽が流れてた。
マイブラの"Soon"のリミックスみたいなのがかかっててちょっと気になってたら、ノエルのソロ曲がミックスされたあたり、定刻より5分遅れで客電が落ちノエルご一行の登場!

今回のメンバー(High Flying Birdsの定常メンバー?)は以下。
Noel Gallagher - Vo.,Gt.
Jeremy Stacey - Drum
Russell Pritchard - Ba.
Mike Rowe - Key.
Tim Smith - Gt.

ノエルは結構小柄。
一人だけマイクの位置がかなり低かった。

oasisでは何度かライブ見てるけど、こうやって狭いハコでバンドを近くで肉眼でみたらなかなかかわいかったりするね。

1曲目は"(It's Good) To Be Free"。
ノエル本人もやると宣言してたし、ここに集まったほとんどの人が期待していたオアシスナンバーを1曲目から披露。
ま、この曲のようにシングルのB面曲からスタートするなんてなかなかニクい。

さらに続けて"Mucky Fingers"(『Don't Believe The Truth』収録)と立て続けにオアシス曲。

こうオアシス曲を聴いてまず思ったのが音の良さ。
これまでライブ見たのは、代々木体育館×3回、幕張メッセ1回とどれも大会場で音が悪かった。
(現在のところ)最後の来日となったフジロックはまぁ悪くはなかったけど、ここまでではなかったかな。

という感じに軽く先制パンチを浴びせて会場を暖めた後は、『Noel Gallagher's High Flying Birds』からの"Everybody's on the Run"。

個人的にはこのソロデビュー作は昨年のマイベスト5に入るくらい好きだったので、むしろこっからが本番って感じ。
普通にスタジオ盤聴いてた時から思ってたけど、ドラマチックな曲が多いからライブで絶対盛り上がるはず。

というか、どちらかというとオアシスではリアムの歌うロックンロール寄りの曲に、ノエルの歌う歌い上げ系が混ざることでハイライトを作ってたんだけど、このある意味ハイライトしかない楽曲ばかりだとどうなっちゃうんだろうって心配も・・・

でも、その心配は杞憂に終わった。
"Wonderwall"や"Supersonic"をアコースティックで歌ったり、"Talk Tonight"や"Half The World Away"をしっとりと歌い上げたりと、オアシスの大名曲をコントラストにつかってて、さすがだと思った。

個人的にはオアシスのライブヴァージョンの"Wonderwall"よりもノエルの弾き語りの方が好きだったりします。
("Wonderwall"に関してはスタジオ録音ヴァージョンが一番好きです)

ノエルの新境地とも言える"AKA... What a Life!"も聴けたし、"Soldier Boys and Jesus Freaks"あたりでちょっと機材トラブルっぽいのがあったりもしたけど、もう、「リリース即スタンダード」みたいな曲が連発され、どんどんテンションあがる。

何気にアルバムで一番好きな"AKA... Broken Arrow"とかも、ライブだとなおさらメロディが際立ってカッコ良かった。

"(Stranded On) The Wrong Beach"で本編はシメて、アンコール。

アンコールは4曲あって、4曲ともオアシスナンバーという徹底ぶり。

"Whatever"はたぶん日本だけのサービスナンバー。
CMに使われてたりと、日本ではやたらと人気ありますね。

残りの3曲はノエルのヴォーカルナンバー。

それぞれ、全英2位、1位、1位っていう、ほんとバンドのメインヴォーカリストじゃない人の曲でこの輝かしい成績はヤバすぎる。

そして、もちろん最後の"Don't Look Back In Anger"はこれまでよりもいっそう大きな大合唱で大団円。

一瞬、オアシスのライブ見てるのかと勘違いしそうに・・・

いや、ちょっと今回のライブで、ノエルのすごさが身にしみてわかった気がする。

次は武道館でやるらしい。
スケール的にはそれが相応しいな。

以下、セットリスト。

2012.01.17 Noel Gallagher's High Flying Birds@TOKYO DOME CITY HALL Setlist

01. (It's Good) To Be Free (Oasis cover)
02. Mucky Fingers (Oasis cover)
03. Everybody's on the Run
04. Dream On
05. If I Had a Gun...
06. The Good Rebel
07. The Death of You and Me
08. Freaky Teeth
09. Wonderwall (Oasis cover) (Acoustic)
10. Supersonic (Oasis cover) (Acoustic)
11. (I Wanna Live in a Dream in My) Record Machine
12. AKA... What a Life!
13. Talk Tonight (Oasis cover)
14. Soldier Boys and Jesus Freaks
15. AKA... Broken Arrow
16. Half The World Away (Oasis cover)
17. (Stranded On) The Wrong Beach
---encore---
18. Whatever (Oasis cover)
19. Little By Little (Oasis cover)
20. The Importance of Being Idle (Oasis cover)
21. Don't Look Back In Anger (Oasis cover)

■ノエル・ギャラガーJAPAN TOUR 2012
5月23日(水)日本武道館
5月24日(木)愛知県芸術劇場大ホール
5月26日(土)大阪市中央体育館
<日本武道館公演> 全席指定S席 ¥8,500 サイドビュー席 ¥8,000 バックビュー席 ¥7,500
<愛知・大阪公演> ¥8,500(全席指定)

【サイト外関連記事】
If I Had A Gun... / Noel Gallagher (Noel Gallagher’s High Flying Birds 収録)
In The Heat Of The Moment / Noel Gallagher’s High Flying Birds (Chasing Yesterday 収録)
Ballad Of The Mighty I / Noel Gallagher's High Flying Birds (Chasing Yesterday 収録)
Holy Mountain / Noel Gallagher’s High Flying Birds (Who Built The Moon? 収録)
NOEL GALLAGHER & GEM OF OASIS@LIQUIDROOM
I'm Outta Time / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
Bag It Up / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
Hello / oasis ((WHAT'S THE STORY)MORNING GLORY? 収録)
Wonderwall / oasis ((WHAT'S THE STORY)MORNING GLORY? 収録)


カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(0) K 
2012年01月17日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. KASABIAN@新木場STUDIO COAST (support act:BELAKISS)

KASABIANカサビアン)のアルバム『Velociraptor!』をひっさげたジャパンツアーの新木場STUDIO COAST公演2DAYSの初日に行ってきました。

今ツアー唯一の休日と言うことでチケットもソールドアウト。

カサビアンを観るのは、アルバムデビュー前の初来日になったサマソニ、2ndリリース後のZepp Tokyo、3rdリリース前のフジロック08以来なので、3rdアルバム以降の曲をライブで聴けるのを楽しみに行ってきた。

前座となったBELAKISSベラキス、リンゴ・スターの娘とかがやってるバンド)は最後の方だけちょろっと観て、いよいよカサビアン。

19時10分くらいに客電落ちて、メンバー登場。
リーゼントな髪型でサングラスというロックンロールないでたちのトムと、長髪にバンダナというちょっと60Sサイケというかヒッピーな感じのサージという対照的な2人。
(後の3人は・・・まぁ普通です)

1曲目は最新作から"Days Are Forgotten"
「アー、アーア、アーア、アーア、アーアアー」っていうまさにカサビアン節な曲からスタート。
言葉は悪いけど、この軽く頭悪い感じが好き。
誰でも一度聴けばその場で歌えるってのがライブでは強い強い。

次は"Shoot The Runner"。
新作モードで来るかと思えば、いきなり昔の曲に。
ちょっと意外。

と、思ったらまた"Velociraptor"がきて、と新旧織り交ぜたセットリストで進む。

ライブを見れていない3rdの曲"Underdog"とかすごくライブ映えして良かった。


"I.D."〜"Take Aim"と比較的ゆっくり目の曲が終わり、あの不穏なイントロが聞こえ始める。

"Club Foot"で間違いない。
こんな中盤でやってしまうんですね。

キタキタキタキタと思ってうちにサージのあのリフが響き渡る。
そして、Aメロから合唱が始まって、もちろんあの「ウッ、アーアアアーアーアー」って大爆発。

と、書いたけど、正直音が全体的にモコモコしてて若干微妙な感じはした。
まぁそんな事お構いなしに叫びまくったけど。


それよりも次の"Re-Wired"がカッコよすぎた。
なんか私の中では、今は1st2ndよりも3rd4thの方が好きなのかも。
歌詞をちゃんと覚えて行かなかったのがちょっと悔やまれる。。

続く"Empire"ではもちろん「ストーップ!」と叫んで、次のスピード感のある"Fast Fuse"もモッシュして盛り上がった後は、"Goodbye Kiss"でクールダウン。

と思ったら、次の"L.S.F."で本編最後だった。。
短い・・・

1stではこれと"CLUB FOOT"では、"L.S.F."の方が今は好きだな。
後は、"Processed Beats"とかもこのセットリストにハマリそうだから聴きたかったけど・・


演奏が終わりメンバーが去っていく中、サージ一人残ってこの曲のコーラスをちょっと歌ってった。
で、それがそのままアンコールの間合唱になってて、なかなか良かった。
5年くらい前に同じくコーストで観たアーケイド・ファイアを思い出したなぁ。


アンコールは3曲。
"Switchblade Smile"、"Vlad The Impaler"と4th、3rdの中でもアッパーな曲をかまして、最後は"Fire"。

この"Fire"の時、一旦客を全員しゃがませて、サビとともに立ちあがらせるってのやってた。
全員座ってる光景が面白かった(笑)
ベラキスのメンバーも出てきたりして一緒になって楽しんでるのが良かった。

そんな感じでライブ終了。

アルバム1曲目の"Let's Roll Just Like We Used To"をやらなかったのはちょっと残念だけど、概ね満足。
って、なんか煮え切れない評価だけど、正直過渡期感があったからかなぁ。
フェスとかでみるとまた印象違うのかもしれないけどね。


以下、セットリスト。

2012.01.15 KASABIAN@新木場STUDIO COAST Setlist

01. Days Are Forgotten
02. Shoot The Runner
03. Velociraptor
04. Underdog
05. Where Did All the Love Go
06. I.D.
07. Take Aim
08. Club Foot
09. Re-Wired
10. Empire
11. Fast Fuse
12. Goodbye Kiss
13. L.S.F.
---encore---
14. Switchblade Smile
15. Vlad The Impaler
16. Fire

■KASABIAN JAPAN TOUR 2012 日程
2012年1月10日(火) 横浜ブリッツ
2012年1月12日(木) ZEPP OSAKA
2012年1月13日(金) ZEPP NAGOYA
2012年1月15日(日) 新木場スタジオコースト
2012年1月16日(月) 新木場スタジオコースト



【サイト内関連記事】
Vlad The Impaler / KASABIAN (West Ryder Pauper Lunatic Asylum 収録)
Me Plus One / KASABIAN (Empire 収録)
Empire / KASABIAN (Empire 収録)
Shoot The Runner / KASABIAN (Empire 収録)
Club Foot / KASABIAN (KASABIAN 収録)
KASABIAN (Guest: CSS)@ZEPP TOKYO
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2012年01月15日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. 奥田民生@NHKホール 「okuda tamio tour 2011-2012 〜おとしのレイら〜」

奥田民生のワンマンツアー、【okuda tamio tour 2011-2012 〜おとしのレイら〜】〜 GREAT RAY AND THE CHAIN GANG 〜のNHKホール2DAYSの2日目に参戦してきました。

まずは今ツアーのメンバー。

奥田民生:ヴォーカル/ギター
斎藤有太:キーボード/コーラス
小原礼:ベース/ コーラス
湊雅史:ドラム

なぜメンバー紹介からと言うと、メンバーの小原礼が今ツアーの由来だから。

日本のロック黎明期を代表するバンド、サディスティック・ミカ・バンドのベーシストとしても有名な礼さんが還暦を迎えるというので、それを記念したツアーになります。

それをエリック・クラプトン(厳密にはDerek and the Dominos)の名曲「いとしのレイラ」にかけて「おとしのレイら」って・・・オヤジギャグ・・(笑)


そんなツアー名由来はいいとして、超久々の民生ワンマン参戦。
10〜15年くらい前はよくライブ観てたけど。
ワンマンは7,8年ぶりかも。
フェスやイベントで毎年ちょいちょい観てるし、昨年ユニコーンのワンマンに行きまったので久しぶり感はあんまりないけどね。

(参考)
ユニコーン 全国ツアー『ユニコーンツアー2011 ユニコーンがやって来る zzz...』日程&セットリスト&感想

前置きが長くなりましたが、ライブ。

といきたいところだけど、感想は後ほど。
まずはセットリストのみ。






2011.01.12 奥田民生@NHKホール Setlist

01. ギブミークッキー
02. ルート2
03. わかります
04. 夕陽ヶ丘のサンセット
05. 何という
06. フロンティアのパイオニア
07. ベビースター
08. ライオンはトラより美しい
09. ロボッチ
10. 人間
11. ダンス・ハ・スンダ(サディスティック・ミカ・バンド)
12. 還暦ロック(監獄ロック 替歌)
13. 愛のボート
14. MANY
15. 最後のニュース
16. 解体ショー
17. 御免ライダー
18. 明日はどうだ
---encore1---
19. 拳を天につき上げろ
20. 近未来
---encore2---
21. さすらい




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かたちごっこ / 奥田民生 (OTRL 収録)
明日はどうだ / 奥田民生 (Fantastic OT9 収録)
奥田民生愛のテーマ / 奥田民生 (29 収録)
無限の風 / 奥田民生 (無限の風 収録)
遺言 / 奥田民生 (股旅 収録)
手紙 / 奥田民生 (LIVE SONGS OF THE YEARS 収録)
サプリメン / 奥田民生 (LION 収録)
トリッパー(one light club mix) / 奥田民生 (「カスタムメイド10.30」オリジナル・サウンドトラック 収録)
トリッパー / 奥田民生 (トリッパー 収録)
custom / 奥田民生 (E 収録)
ベビースター / 奥田民生 (comp 収録)
快楽ギター / 奥田民生 (comp 収録)
ギブミークッキー / 奥田民生 (comp 収録)
愛のために / 奥田民生 (29 収録)
恋のかけら / 奥田民生 (股旅 収録)
長田進 presents bar MALPASO@品川ステラボール (guest:GRAPEVINE、奥田民生、KUMI&NAOKI (LOVE PSYCHEDELICO)、他)
奥田民生 DOUBLEHEADER@ZEPP LEAGUE 『TRIPLEHEADER SPECIAL!!!』@Zepp Tokyo (guest:木村カエラ、B-DASH)
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2012年01月13日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '12
  3. フジロック2012、RADIOHEAD出演決定!!

FUJI ROCK FESTIVAL '12RADIOHEADレディオヘッド)の出演が決定しました!!

直前に台湾でのライブが発表されていて、その後来るのではないかと噂されていましたが、ついに正式発表。

Atoms For Peaceとしてトム・ヨークフジロック出演はありましたが、ついにレディヘ来ちゃいますか。
これはやばい。

ストーン・ローゼズだけでもやばいのに、今年は早割とれなさそう・・・

FUJI ROCK FESTIVAL '12
期 間:2012年7月27日(金)28日(土)29日(日)
会 場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
出演者:RADIOHEAD / THE STONE ROSES (アルファベット順) ...and many more

期間限定早い割引チケットは2月4日(土)〜受付開始、34,800円
先行発売(全券種取扱開始)3月3日(土)〜発売開始、3日券¥39,800・1日券¥16,800
一般発売5月19日(土)〜発売開始、3日券¥42,800・1日券¥17,800

何気に値上げしてますね。。

●過去のフジロック日記
Fuji Rock Festival '04
Fuji Rock Festival '05
Fuji Rock Festival '06
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2012年01月12日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2012)
  3. 岡村靖幸@SHIBUYA-AX

岡村靖幸のLIVE TOUR 2012、『エチケット+(プラス)』のSHIBUYA-AX、2DAYS2日目に行ってきました。

2011年9月に行った約4年ぶりのツアー『エチケット』のアンコール・ツアーです。

2012年の私のライブ初めです。

昨年のSWEET LOVE SHOWERでの復活ライブ以来に見る岡村ちゃん。
そして、ワンマンは初参戦です。

中に入るとステージには薄い幕が掛かっており、期待感を煽る。

開演時間を10分ほど過ぎてドラムの低音が鳴り響く。
ちょうど、スピーカーの近くで観てたので低音が鳩尾にズンズン響いてテンション上がったところで、幕の後ろに岡村ちゃんが登場し、会場の期待がピークに達して、ついに幕が開いてライブ開始!

1曲目は"どぉなっちゃってんだよ"。
これから始まるってのは知ってたけど、やっぱテンション上がりますね。

サックスやトランペット、フルートなどを操るホーンの2人と、キーボード、ドラム、パーカッションその他、ギター、ベースの7人のバックバンドを率いて中央のお立ち台みたいなところに立つロングコートの岡村ちゃん。

コート着ながら踊るのに、なんだあのキレ(笑)
そりゃ全盛期はもっとすごかっただろうけど、若干恰幅の良くなったあの体型で踊られると、ある意味逆にすごさがわかるというか。
(ま、10年前、20年前はもっとすごかったと言われてたら返す言葉はないですが・・・)


"どぉなっちゃってんだよ"でファンクネスをおしだした後は、バラード"カルアミルク"。
原曲よりグッとテンポを抑えた感じが良かった。
SLSの時に聴けなかったのですごくうれしい。


ライブ中、基本的に岡村ちゃんのMCらしいMCはなく、歌のメロディに合わせて「ホントに会いたかったんだよぉ」とか歌いながら言う感じで、そこがまたカッコイイ。
(今回はパーカッション等を担当されているメンバーの白石さんと言う人がMCを担当。これが面白かった!)
そりゃもう、今や●十歳を超えた人たちもキャー、キャー言っちゃいますよね。(失礼)
男の私でも言いたくなるもの。

こういうとファンの人には怒られると思うけど、決して万人がカッコイイと思うルックスではないと思うんですよ。
ま、ある意味キモイ感じ?
歌もダンスもカッコイイんだけど、一歩間違えると・・・
そのギリギリで紙一重なところが好きです。

一瞬キムタクに見える時もあるし、とんねるずの石橋に見える瞬間もあったり・・・

ま、和製プリンスって言われることもあって、まさにプリンスもそんな感じで、天才ゆえに常人には理解できないところと、誰にもでもわかる表現に落とし込む能力の高さはハンバないなと。
何が言いたいかよくわからなくなってきたけど、とにかく凄いってことで。


その後も代表曲のオンパレード。
"あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう"からの"だいすき"とか、マジヤバかった。
岡村ちゃんがギターを弾くのも結構いいね。


ここで本編(第1部?)が終わりアンコール(第2部?)。

真っ赤なスーツに着替えて登場。
ここでも歌い踊る岡村ちゃん。
この人の体力はどうなってんだろう。

7曲もやったのでアンコールというよりも第2部って感じかな。

"Super Girl"でシメた後、深々とお辞儀をして去っていく岡村ちゃん。

これで終わりかなと思ったら、さらにアンコールがある模様。


程なくして、幕より前、ステージ右側にキーボードが設置される。
そして、グレーのスーツの岡村ちゃん登場。
そこで弾き語り。

歌い出したのは「もう、いーくつねーるとー」と"お正月"を歌い出す。
そこから"東京ベイベ"へと。

そんな飛び道具を挟んで、アンコールでも踊り、ギターを弾き、歌って、最後はデビュー曲"Out Of Blue"で終了。

再度深々とお辞儀をして去って行きました。

うん、カッコ良かった。

まさに完全復活。

2月のスタジオコーストの追加公演も観たいなぁ。


以下、セットリスト

2012.01.11 岡村靖幸@SHIBUYA-AX Setlist

01. どぉなっちゃってんだよ
02. カルアミルク
03. ラブタンバリン
04. ア・チ・チ・チ
05. Vegetable
06. 聖書
07. Punch↑
08. Co'mon
09. イケナイコトカイ
10. 19-nineteen-
11. いじわる
12. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
13. だいすき
---encore1---
14. DATE
15. 祈りの季節
16. マシュマロハネムーン
17. セックス
-メンバー紹介-
18. ハレンチ
19. ステップUP↑
20. Super Girl
---encore2---
21. 東京ベイベ
22. 友人のふり
23. どうかしてるよ
24. 家庭教師〜Out Of Blue

■バンドメンバー
佐藤純郎 (guitar)
横倉和夫 (bass)
大古富士子 (keyboard)
白石元久 (manipulator, percussion, mc)
上 良典 (drums)
上杉雄一 (sax)
澤野博敬 (trumpet)


■岡村靖幸 LIVE TOUR 2012 「エチケット+」
1月10日(火)・11日(水) SHIBUYA-AX(東京都)
1月13日(金) 仙台市民会館 大ホール(宮城県)
1月15日(日) Zepp Sapporo(北海道)
1月19日(木) Zepp Nagoya(愛知県)
1月22日(日) 広島アステールプラザ 大ホール(広島県)
1月24日(火) Zepp Fukuoka(福岡県)
1月27日(金) 新潟 りゅーとぴあ・劇場(新潟県)
2月1日(水)・2日(木) なんばHatch(大阪府)
2月8日(水)・9日(水) STUDIO COAST (東京都)(追加公演)



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チャーム ポイント / 岡村靖幸 (禁じられた生きがい 収録)
だいすき / 岡村靖幸 (靖幸 収録)
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2011@山中湖交流プラザ きらら 初日 part2 (岡村靖幸、髭、HY、The Mirraz、BRAHMAN、andymori、Salyu×Salyu、plenty 他)

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2012年01月11日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 年間ベスト
  3. K's今年の1曲 2011 (洋楽編)

当ブログ、「K's 今日の1曲」にて2011年中に紹介した楽曲の中から、
2011年のベストソングとして"K's 今年の1曲 2011"を選びたいと思います。

洋楽編。

邦楽編はこちら。
K's今年の1曲 2011 (邦楽編)

以下、TOP10。
(一部2010年後半の曲も含みます)

1位
 Rolling in the Deep / Adele (21 収録)


2位
 Ready To Start / Arcade Fire (The Suburbs 収録)
3位
 Art Of Almost / Wilco (The Whole Love 収録)


4位
 All Of The Lights / Kanye West (My Beautiful Dark Twisted Fantasy 収録)
5位
 Only Girl (In the World) / Rihanna (LOUD 収録) 
6位
 2 Hearts / Digitalism (I Love You Dude 収録)
7位
 Every Teardrop Is A Waterfall / Coldplay (mylo xyloto 収録)
8位
 Get Some / Lykke Li (Wounded Rhymes 収録)
9位
 If I Had A Gun... / Noel Gallagher (Noel Gallagher’s High Flying Birds 収録)
10位
 Young Blood / The Naked And Famous (Passive Me, Aggressive You 収録)


曲の詳細は各リンク先(動画リンク等もあります)でみてください。
以下、TOP3だけ簡単に。

1位は文句なし、アデルの"Rolling In The Deep"。
初めて聴いた昨年1月の時点で、年間1位に選んでしまうんじゃないかと思ってたけど、その通り選んでしまいました。
2008年もアデルの"Chasing Pavements"を1位に選んでるんですが、あの頃ですら既に「成熟」という言葉がちらつく楽曲だったのが、さらに熟成されパワーアップしていてホントに感動的なまでに素晴らしい曲になっていました。
しかも、まだ「完熟」ではない伸び白を感じさせるところがすごい。
また数年後に彼女の楽曲を1位に選ぶ日が来るんじゃないかと思います。

お願いだから早死にだけはしないでね。

2位はアーケイド・ファイア
ま、2010年末の曲なので、2位ですが、2011年初頭のグラミー賞でのパフォーマンスも記憶に新しいので2011年のランキングに選びました。
The Suberbs』のツアーではこの曲でライブが始まるらしい。
ぜひとも体感したい!!

3位はウィルコのアルバム『The Whole Love』の1曲目を飾る"Art Of Almost"。
シングル曲ではないけど、アルバムを名作たらしめてるのはこの曲が1曲目にあるから。
そういや1位のアデルもアルバム1曲目ですね。

その他TOP10を見ると、いわゆるロックバンドの曲ってのが少ないね。


アデルとかリッケ・リとか我ながら意外と女性ボーカルが結構好きなのもわかった。
リアーナとかどんだけ好きなんでしょ。(カニエさんの曲もほぼリアーナありき)

そんな感じのトップ10。


次点で4曲ほど。(順不同)

The Glorious Land / PJ Harvey (Let England Shake 収録)
Under Cover of Darkness / The Strokes (Angles 収録)
Ice Cream (feat. Matias Aguayo) / Battles (Gloss Drop 収録)
L Y F / WU LYF (Go Tell Fire To The Mountain 収録)

K's今年の1曲 2011 (邦楽編)

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K's今年の1曲 2010 (洋楽編)
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K's今年の1曲 2007
K's今年の1曲 2006
K's今年の1曲 2005
K's今年の1曲 2004
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2012年01月08日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 年間ベスト
  3. K's今年の1曲 2011 (邦楽編)

当ブログ、「K's 今日の1曲」にて2011年中に紹介した楽曲の中から、
2011年のベストソングとして"K's 今年の1曲 2011"を選びたいと思います。

まずは、邦楽編。

洋楽編はこちら。
K's今年の1曲 2011 (洋楽編)

以下、TOP10。


1位
 デジタルスープ / ユニコーン (Z 収録)


2位
 僕から君へ / Galileo Galilei (パレード 収録)
3位
 なぜか今日は / The Birthday (I'M JUST A DOG 収録)


4位
 SAMURAI 5 / ユニコーン (Z 収録)
5位
 デスコ / 女王蜂 (孔雀 収録) 
6位
 Hello!!Mr.Coke-High / モーモールルギャバン (BeVeci Calopueno 収録)
7位
 Back / あらかじめ決められた恋人たちへ (Calling 収録)
8位
 くだらないの中に / 星野源 (くだらないの中に 収録)
9位
 ドッコイ生キテル街ノ中 / eastern youth (心ノ底ニ灯火トモセ 収録)
10位
 ただのともだち / salyu × salyu (s(o)un(d)beams 収録)


曲の詳細は各リンク先(動画リンク等もあります)でみてください。
なので、1位だけ簡単に。


1位はユニコーンの"デジタルスープ"。
2009年に1位に選んだ前作『シャンブル』収録の"HELLO"同様に、阿部義晴作詞作曲の楽曲を奥田民生が歌うという布陣の曲。
実はリリース当初はそこまで大好きってわけではなかったんですが、2011年の1年間にライブを見まくって、本編ラストに必ず演奏されるこの曲にどんどんはまっていったスルメ曲でした。

(参考)
ユニコーン 全国ツアー『ユニコーンツアー2011 ユニコーンがやって来る zzz...』日程&セットリスト&感想

4位にも"SAMURAI 5"を選んでいたり、下の方に私のPCでの再生回数ランキングを載せておりますが、ほとんどユニコーンで占められてますね。。
はっきり言って、私の中ではユニコーン一色の年だったかなと。

その中、2位と3位に食い込んだガリレオ・ガリレイザ・バースデイの健闘が光ります。
女王蜂とかあら恋とか星野源とか、私の中では新しい人達もでてきましたが、2012年はもっと新しいのも聞かなきゃなぁと思いました。
ユニコーンの活動もなさそうですし。

後、実は再生か数を見ると2位に食い込んでいる□□□(クチロロ)の"1234 feat.内田慈"って曲があって、何気に曲単位でいうと一番印象に残ってる曲だったりするのですが、当ブログで紹介しきれなかったので圏外になってます。
ホントは、これが2位になるのかも。


次点で4曲ほど。(順不同)

真昼の子供たち / GRAPEVINE (真昼のストレンジランド 収録)
Walk This Way / RHYMESTER (POP LIFE 収録)
頼みたいぜ / ユニコーン (Z 収録)
luck / Serph (Heartstrings 収録)

次は洋楽編
K's今年の1曲 2011 (洋楽編)

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K's今年の1曲 2005
K's今年の1曲 2004
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2012年01月07日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 年間ベスト
  3. MY BEST ALBUM 2011 (洋楽編) TOP10

2011年のMY BEST ALBUM洋楽編です。
(一部2010年後半の作品も含みます)

以下、TOP10。

1位 Adele 『21
21 - ADELE
Rolling in the Deep / Adele (21 収録)


2位 Wilco 『The Whole Love

Art Of Almost / Wilco (The Whole Love 収録)


3位 Kanye West 『My Beautiful Dark Twisted Fantasy
My Beautiful Dark Twisted Fantasy - Kanye West
Runaway / Kanye West (My Beautiful Dark Twisted Fantasy 収録)
POWER / Kanye West (My Beautiful Dark Twisted Fantasy 収録)
All Of The Lights / Kanye West (My Beautiful Dark Twisted Fantasy 収録)


4位 Noel Gallagher 『Noel Gallagher's High Flying Birds
Noel Gallagher's High Flying Birds - Noel Gallagher's High Flying Birds
If I Had A Gun... / Noel Gallagher (Noel Gallagher’s High Flying Birds 収録)


5位 PJ Harvey 『Let England Shake
Let England Shake (Plus Videos) - PJ Harvey
The Glorious Land / PJ Harvey (Let England Shake 収録)


6位 Digitalism 『I Love You, Dude
I LOVE YOU, DUDE - デジタリズム
2 Hearts / Digitalism (I Love You Dude 収録)


7位 Lykke Li 『Wounded Rhymes

Wounded Rhymes (Deluxe Version) - Lykke Li
Get Some / Lykke Li (Wounded Rhymes 収録)


8位 The Strokes 『Angles
Angles - The Strokes
Under Cover of Darkness / The Strokes (Angles 収録)


9位 Radiohead 『The King Of Limbs
The King of Limbs - Live from the Basement - Radiohead
Lotus Flower / Radiohead (The King Of Limbs 収録)
L Y F / WU LYF (Go Tell Fire To The Mountain 収録)


10位 Wu Lyf 『Go Tell Fire To The Mountain
Go Tell Fire to the Mountain - WU LYF
L Y F / WU LYF (Go Tell Fire To The Mountain 収録)


というわけでトップ10.

1位はアデルの2ndアルバム『21』。
言わずもがなの2011年世界で最も売れたアルバム。(現時点で1500万枚)

日本のワイドショーでアホみたいに騒がれていたレディ・ガガの『Born This Way』なんかより余裕で3,4倍も売れてるなんて想像もできないくらい派手さはないけど、歌の力だけで世界をねじ伏せてしまった感があります。
グラミーにたくさんノミネートされたからか最近になってテレビとかでも取り上げられるようになったけど「遅すぎるのにも程がある」(なんて言ったってほぼ1年前の作品)と憤ってしまうほど、リリース当初から聴きまくった作品。
1stの『19』も好きだったけど、はるかその上をいきました。


2位以下は簡単に。
ウィルコ、1曲目から泣きそうなくらいカッコイイ。
途中からどんどんポップになってくとこも良かった。

カニエ・ウェストの傑作『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』は2010年リリースでなければウィルコと2位3位入れ替わってたかも。
カニエさん、変態だと思います。

4位のノエル・ギャラガーのソロ作。
弟リアムのバンド、ビーディー・アイがトップ10ランク外になったのは、今作が良過ぎたからってのも実はちょっとあります。
あなたはやっぱり偉大なソングライターです。

5位PJハーヴェイ姉さんは「イングランドを揺さぶれ」というタイトルとは裏腹にサウンドは落ち着いたものがあったけど、内なる力強さにあふれた作品でした。

フロアで踊らせることと、歌を聴かせることの両方にチャレンジした6位デジタリズム、北欧ポップな佇まいな1stからインディーロック寄りにシフトしたリッケ・リーの2nd、5人が再び集まり曲を持ち寄り新たなアングルを見せたストロークスの4枚目と、変化・進化を感じさせるアルバムを6,7,8位に選出。


9位のレディオヘッド
これが何より1番難しい。
悪くはない、というか良いんだけど、やっぱりどうもしっくりこない。
要するに私の求めてるレディヘとは違うってことなんだろうけど。
でもやっぱ良いんだよなぁ。不思議。

10位はウー・ライフ
なんかよくわからんけど、結構好きでした。
いろいろ秘密にするほど変わってもなかったけど、次作とかどうなるのか展開が読めないとこは面白そう。


そんな感じの10枚でした。


以下、その他、良かったものを順不同でいくつか。

Beady Eye 『Different Gear, Still Speeding
Bring The Light / Beady Eye
The Roller / Beady Eye (Different Gear, Still Speeding 収録)
The Decemberists 『The King Is Dead
Foo Fighters 『Wasting Light
Jay-Z & Kanye West 『Watch The Throne
Kasabian 『Velociraptor!』
Miles Kane 『Colour Of The Trap
Diddy-Dirty Money 『Last Train To Paris
I Hate That You Love Me / Diddy-Dirty Money (Last Train to Paris 収録)
R.E.M. 『Collapse Into Now

邦楽編はこちら。
MY BEST ALBUM 2011 (邦楽編) TOP10



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2012年01月06日(金)