- K's今日の1曲 >
- LIVE (2011) >
- RETURN TO FOREVER@東京国際フォーラム ホールA Returns to Japan Tour 2011
RETURN TO FOREVER@東京国際フォーラム ホールA Returns to Japan Tour 2011
カテゴリ・タグ:LIVE (2011)
2011.09.29
ksmusic最新情報
RETURN TO FOREVER(リターン・トゥ・フォーエヴァー)のライブを見に東京国際フォーラムに行ってきました。
言わずと知れたジャズピアニストのチック・コリアとベーシストのスタンリー・クラークを中心としたバンドです。
来日メンバーはこちら。
以下、ステージに向かって左からの立ち位置順
Chick Corea(チック・コリア) - keyboards
Jean-Luc Ponty(ジャン=リュック・ポンティ) - violin
Stanley Clarke(スタンリー・クラーク) - bass
Frank Gambale(フランク・ギャンバレ) - guitar
Lenny White(レニー・ホワイト) - drums
開演時間をちょっと過ぎたところで暗転。
(余談ですが、19:05頃、東北地方で震度5の地震があったようで、会場もちょっと揺れてました)
しかし、またすぐに明るくなったと思ったら、1階席のお客さんが(私は2階席で観ました)みんな立ち上がって後ろを振り返ってた。
どうやら、メンバーが1階客席後方から登場したらしい。
そして、通路を通ってステージに上がった。
1階の通路側の席の人羨ましい・・・
1曲目は"Medieval Overture"。
いきなりプログレともハードロックとも言えるようなサウンドでガツンとスタート。
か、カッコイイ・・・
中盤のMCでチック・コリア自身「JAZZか?ロックンロールか?いやスペース・ミュージックだ」と言ってたけど、まさにスペーシーな音で一気に大気圏圏外まで連れてかれるような演奏。
続く"Senor Mouse"では、スタンリー・クラークのベースがバッキバキ言っててこれまたカッコイイ。
特に、フランク・ギャンバレがギターソロを引いてる時のバッキングとか軽く感動を覚えました。
チック・コリアがエレクトリック・キーボードから生ピアノに切り替えて始まった"Sorceress / Shadow of Lo"では、そのピアノとジャン=リュック・ポンティのバイオリンの絡みが秀逸。
今日のコンサートを通して、ジャンのバイオリンがメロディを担当するリード楽器として終始存在感を示してた。
3曲終り、ここで初MC。
チックがメンバーを1人1人紹介。
そういえばドラムのレニー・ホワイトってチックと同じく、あのMiles Davisのエレクトリック期の歴史的名盤『Bitches Brew』に参加してる人なんですね。
このMCで知りました。
ジャズに詳しくてなくてすみません。。
ひと際大きな拍手起こったスタンリーの紹介の後、そのスタンリーによってチックが紹介されてメンバー紹介終わり。
と、思ったら、なんと今日はバイオリンのジャンの誕生日らしい。
(調べたところ69歳になるみたいです)
そこで、会場を巻き込んでハッピーバースデイを歌って祝福。
特別な夜の次の曲はジャンの曲"Renaissance"。
この曲、もちろんジャンのバイオリンも素晴らしかったんだけど、もう主役はスタンリー・クラークで決定。
ウッドベース(コントラバス?)を弾いてたんだけど、中盤のソロがもうすごかった。
まるでフラメンコでも踊ってるかのような弾き方で、目も耳も、そして心もすっかりスタンリーに奪われてしまいました。。
個人的に今日はチック・コリアをお目当てに行ったようなものだったんですが、すっかりスタンリー・クラークとジャン=リュック・ポンティに魅せられて、ファンになっちゃいました。
その後も"After the Cosmic Rain"、"Romantic Warrior"と素晴らしい演奏が続き、本編ラストはチック・コリアの"Spain"。
待ってましたとばかりに湧きあがる会場。
ジャンの奏でるメロディがもう哀愁たっぷりでほんと最高。
もちろん、チック自身の演奏も最高で、いうことなし。
ライブではお決まりになっているのか、チックの弾くメロディに合わせてお客さんに合唱させて超盛り上がりました。
これにて本編が終わり、スタンディングオベーションに見送られてメンバーが去った後、また程なくしてアンコールで再登場。
最後は、スタンリー・クラークのロッキンな楽曲、"School Days"でシメ。
立ちあがってノリノリで聴いている人もいて、まさにロックコンサートな雰囲気で大団円。
実は正直、普段ロックを中心に聴いてる私のような人間にとって「フュージョン」って聞くと、なんかちょっとダサイってイメージがあったんだけど(ごめんなさい。。)、ホント固定観念にとらわれたら人生損すると実感させられた、そんなライブでした。
以下、セットリスト。
2011.09.28 RETURN TO FOREVER@東京国際フォーラム ホールA Setlist
01. Medieval Overture
02. Señor Mouse
03. Sorceress / Shadow of Lo
04. Renaissance (Jean-Luc Ponty cover)
05. After the Cosmic Rain
06. Romantic Warrior
07. Spain (Chick Corea song)
---encore---
08. School Days (Stanley Clarke song)
■Returns to Japan Tour 2011 日程
2011年9月27日(火) 愛知県芸術劇場 大ホール
2011年9月29日(木) 東京国際フォーラム ホールA
2011年10月2日(日) 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
2011年10月6日(木) 福岡サンパレス ホテル&ホール
2011年10月8日(土) 東京・日比谷野外大音楽堂
2011年10月10日(月・祝) グランシップ 大ホール・海
・Chick Coreaの楽曲を試聴&ダウンロード⇒
言わずと知れたジャズピアニストのチック・コリアとベーシストのスタンリー・クラークを中心としたバンドです。
来日メンバーはこちら。
以下、ステージに向かって左からの立ち位置順
Chick Corea(チック・コリア) - keyboards
Jean-Luc Ponty(ジャン=リュック・ポンティ) - violin
Stanley Clarke(スタンリー・クラーク) - bass
Frank Gambale(フランク・ギャンバレ) - guitar
Lenny White(レニー・ホワイト) - drums
開演時間をちょっと過ぎたところで暗転。
(余談ですが、19:05頃、東北地方で震度5の地震があったようで、会場もちょっと揺れてました)
しかし、またすぐに明るくなったと思ったら、1階席のお客さんが(私は2階席で観ました)みんな立ち上がって後ろを振り返ってた。
どうやら、メンバーが1階客席後方から登場したらしい。
そして、通路を通ってステージに上がった。
1階の通路側の席の人羨ましい・・・
1曲目は"Medieval Overture"。
いきなりプログレともハードロックとも言えるようなサウンドでガツンとスタート。
か、カッコイイ・・・
中盤のMCでチック・コリア自身「JAZZか?ロックンロールか?いやスペース・ミュージックだ」と言ってたけど、まさにスペーシーな音で一気に大気圏圏外まで連れてかれるような演奏。
続く"Senor Mouse"では、スタンリー・クラークのベースがバッキバキ言っててこれまたカッコイイ。
特に、フランク・ギャンバレがギターソロを引いてる時のバッキングとか軽く感動を覚えました。
チック・コリアがエレクトリック・キーボードから生ピアノに切り替えて始まった"Sorceress / Shadow of Lo"では、そのピアノとジャン=リュック・ポンティのバイオリンの絡みが秀逸。
今日のコンサートを通して、ジャンのバイオリンがメロディを担当するリード楽器として終始存在感を示してた。
3曲終り、ここで初MC。
チックがメンバーを1人1人紹介。
そういえばドラムのレニー・ホワイトってチックと同じく、あのMiles Davisのエレクトリック期の歴史的名盤『Bitches Brew』に参加してる人なんですね。
このMCで知りました。
ジャズに詳しくてなくてすみません。。
ひと際大きな拍手起こったスタンリーの紹介の後、そのスタンリーによってチックが紹介されてメンバー紹介終わり。
と、思ったら、なんと今日はバイオリンのジャンの誕生日らしい。
(調べたところ69歳になるみたいです)
そこで、会場を巻き込んでハッピーバースデイを歌って祝福。
特別な夜の次の曲はジャンの曲"Renaissance"。
この曲、もちろんジャンのバイオリンも素晴らしかったんだけど、もう主役はスタンリー・クラークで決定。
ウッドベース(コントラバス?)を弾いてたんだけど、中盤のソロがもうすごかった。
まるでフラメンコでも踊ってるかのような弾き方で、目も耳も、そして心もすっかりスタンリーに奪われてしまいました。。
個人的に今日はチック・コリアをお目当てに行ったようなものだったんですが、すっかりスタンリー・クラークとジャン=リュック・ポンティに魅せられて、ファンになっちゃいました。
その後も"After the Cosmic Rain"、"Romantic Warrior"と素晴らしい演奏が続き、本編ラストはチック・コリアの"Spain"。
待ってましたとばかりに湧きあがる会場。
ジャンの奏でるメロディがもう哀愁たっぷりでほんと最高。
もちろん、チック自身の演奏も最高で、いうことなし。
ライブではお決まりになっているのか、チックの弾くメロディに合わせてお客さんに合唱させて超盛り上がりました。
これにて本編が終わり、スタンディングオベーションに見送られてメンバーが去った後、また程なくしてアンコールで再登場。
最後は、スタンリー・クラークのロッキンな楽曲、"School Days"でシメ。
立ちあがってノリノリで聴いている人もいて、まさにロックコンサートな雰囲気で大団円。
実は正直、普段ロックを中心に聴いてる私のような人間にとって「フュージョン」って聞くと、なんかちょっとダサイってイメージがあったんだけど(ごめんなさい。。)、ホント固定観念にとらわれたら人生損すると実感させられた、そんなライブでした。
以下、セットリスト。
2011.09.28 RETURN TO FOREVER@東京国際フォーラム ホールA Setlist
01. Medieval Overture
02. Señor Mouse
03. Sorceress / Shadow of Lo
04. Renaissance (Jean-Luc Ponty cover)
05. After the Cosmic Rain
06. Romantic Warrior
07. Spain (Chick Corea song)
---encore---
08. School Days (Stanley Clarke song)
■Returns to Japan Tour 2011 日程
2011年9月27日(火) 愛知県芸術劇場 大ホール
2011年9月29日(木) 東京国際フォーラム ホールA
2011年10月2日(日) 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
2011年10月6日(木) 福岡サンパレス ホテル&ホール
2011年10月8日(土) 東京・日比谷野外大音楽堂
2011年10月10日(月・祝) グランシップ 大ホール・海
・Chick Coreaの楽曲を試聴&ダウンロード⇒