1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2013
  3. サマソニ2011、出演アーティスト第1弾発表!!

サマソニ2011

すでに2010年の年末にRed Hot Chili Peppersレッド・ホット・チリ・ペッパーズ)とThe Strokesザ・ストロークス)がヘッドライナーとして発表されていましたが、ついにその他の出演者の第1弾発表がありました。

早速、そのメンツをどうぞ。

●サマーソニック 2011 出演アーティスト 第1弾
RED HOT CHILI PEPPERS / THE STROKES
SPECIAL GUEST [fromUK]
PRIMAL SCREAM present SCREAMADELICA LIVE(OSAKA)
P.I.L. (PUBLIC IMAGE LIMITED) (TOKYO)
SUEDE / THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION
THE MARS VOLTA / マキシマム ザ ホルモン / JAMES BLUNT
PANIC! AT THE DISCO / MUTEMATH / SIMPLE PLAN
OUSE OF PAIN / ARRESTED DEVELOPMENT(TOKYO)
BROTHER / DEERHUNTER / FRIENDLY FIRES / JESSIE J
MONA / NEON TREES / OFWGKTA(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)
ONE OK ROCK(TOKYO) / SHARKS / TWO DOOR CINEMA CLUB

名作『SCREAMADELICA』を再現する特別なセットリストを披露するというプライマル・スクリームが大阪限定で、再結成パブリック・イメージ・リミテッドが東京限定という、なんとも客泣かせなラインナップ(笑)
(たぶん、サマソニ後のEXTRAかなんかでどちらも単独公演をやるんじゃないでしょうか?)

さらに再結成スウェードジョンスペとかテンションあがりますね。
何気にハウス・オブ・ペインとかも気になる。。

BBC一押しのジェジー・JやUKロック期待の星ブラザーとかなかなかツボを押さえてますね。

個人的には、昨年のサマソニより全然いいと思います。
第2弾も楽しみ。

そして、スペシャルゲスト[fromUK]の正体とは??

・SUMMER SONIC 2011
<東京>
会場:千葉マリンスタジアム&幕張メッセ
8/13[sat]&14[sun] Open 9:00am / Start 11:00am
1日券 ¥15,000- / 2日券 ¥27,000- (税込・ブロック指定)

<大阪>
会場:舞洲サマーソニック大阪特設会場
8/13[sat]&14[sun] Open 10:00am / Start 11:30am
1日券 ¥12,500- / 2日券 ¥22,500- (税込)

●過去のさまそ日記
SUMMER SONIC 05 Tokyo1日目
SUMMER SONIC '06 1日目
SUMMER SONIC '06 2日目
SUMMER SONIC 07 1日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 07 2日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part2
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part3
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part2
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part3
サマソニ08@千葉 セットリスト集 初日8月9日(土)
サマソニ08@千葉 セットリスト集 2日目8月10日(日)

SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月7日(金)
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月8日(土) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月8日(土) Part2
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part2
サマソニ09@千葉 セットリスト集 初日 8月7日(金)
サマソニ09@千葉 セットリスト集 2日目 8月8日(土)
サマソニ09@千葉 セットリスト集 最終日 8月9日(日)

2010年は行ったけど、実はまだ書いてません。。。



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Swastika Eyes / PRIMAL SCREAM (XTRMNTR 収録)
Burning Wheel / Primal Scream (Vanishing Point 収録)
loaded (7"version) / primal scream (come together 収録)
higher than the sun / PRIMAL SCREAM (SCREAMADELICA 収録)
Primal Scream@Zepp Tokyo

Death Disco / Public Image Ltd. (Metal Box 収録)

ANIMAL NITRATE / suede (suede 収録)
Stay Together / suede (Stay Together 収録)
SO YOUNG / suede (suede 収録)
THE DROWNERS / suede (suede 収録)

CYGNUS....VISMUND CYGNUS:A.SARCOPHAGI / THE MARS VOLTA (FRANCES THE MUTE 収録)

Spotlight / MUTEMATH (Armistice 収録)
MUTEMATH@duo music exchange(opening act:Cinjun Tate of Remy Zero)

Helicopter / Deerhunter (Halcyon Digest 収録)
4AD evening@O-EAST (DEERHUNTER、BLONDE REDHEAD、ARIEL PINK’S HAUNTED GRAFFITI)
DEERHUNTER@Shibuya O-Nest

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2011年02月28日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Check It Out (feat. will.i.am) / Nicki Minaj (Pink Friday 収録)

 本名Onika Tanya Maraj(オニーカ・タニヤ・マラージ)というインド系トリニダード人の女性ラッパー、Nicki Minajニッキー・ミナージュ)が、2010年にリル・ウェインのレーベル、Young Money Entertainmentよりデビューアルバム『Pink Friday』(全米1位)をリリース。

 "Check It Out"は、そのデビュー作からのシングル曲。The Black Eyed Peasザ・ブラック・アイド・ピーズ)のwill.i.amウィル・アイ・アム)をフィーチャーしたこの曲は、The Bugglesザ・バグルス)の"Video Killed the Radio Star"(ラジオスターの悲劇)をサンプリングしています。ニッキー・ミナージュの強烈なポップ性が原曲の雰囲気にマッチしてますね。

 私が通っているスポーツジムでも一時期頻繁に流れていて、初めて流れてるのを聴いたときは、バクルスの「アーウ、アーウ」って部分がすごく耳に残ってたけど、聞いているうちにニッキーのラップのフロウにハマってしまいました。なんか勢いに乗ってた時期のMissy Elliottを彷彿させられました。

 『ピンク・フライデー』には、ウィルの他にも、RihannaDrakeKanye WestNatasha Bedingfield等の豪華なゲストがフィーチャーされています。その中でもEMINEMをフィーチャーした"Roman's Revenge"が個人的にお気に入りかな。

 ちなみにニッキーのAlter-ego(分身)として、Roman Zolanskiローマン・ゾランスキ)というものがあるらしい。曲によって「Nicki Minaj」と「Roman Zolanski」を使い分けているんだとか。なんかエミネムで言うところの「Eminem」「Marshall Mothers」「Slim Shady」みたいですね。

 まぁ末永く活躍するかはわからないけど、「レディー・ガガとかにそろそろ飽きたなぁ、何か新しいのないかなぁ」とか思ってるような人にオススメです。

 最後に、共演・客演した様々なアーティストからのコメントを紹介。

マライア・キャリー:
「彼女とコラボできてとてもよかったと思ってるわ。彼女がビッグになる運命というのを感じたわ。私、彼女のスタイルとかフロウのファンなの。「フェイス(Up Out My Face)の曲を一緒に共演して楽しかったし、また何か一緒にやりたいと思っているわ。私、ヒップホップが大好きだし、将来また(彼女と)やりたいと思ってるの。前のもうまくいったし、彼女素晴らしいアーティストよ。人間的にもとてもクールな人だし、彼女の成功を心から喜んでいるわ。」

カニエ・ウェスト:
「ニッキーは歴史に残るアーティストになる可能性が高い。正直オレはイマ彼女が一番怖いと思う。」、「彼女は史上で2番目のラッパー(エミネムの次)になる可能性がある」

ウィル・アイ・アム:
「彼女はフレッシュだし、人としても素晴らしいよ。なんといっても音楽好きだし、表現力がすごいと思う。彼女は本物のアーティストだよ、自分で全て考えている。」

リアーナ:
「彼女には以前から一緒に仕事がしたいってオファーをしていたのよ。ラッパーだからラップを送ってくると思っていたら、実際に聴いたらとても素晴らしくて、暖かいバラードだったの。彼女の才能を感じて、彼女とはもっと曲を作りたいと思ったわ。」

ブルース・ウィリス:
「ニッキーがオレの名前を曲(「ユア・ラヴ」)に入れてくれて嬉しいよ。」
Regis & Kelly:
「アナタはガガ以上に成功するかもしれないわね」

リル・ウェイン:
「ニッキーはヴィジョンがはっきりしている。オレは彼女みたいなアーティストが自分のレーベルにいてくれて感謝しているぜ。オレが面倒見るはずなのに、それどころかオレは彼女からモチベーションを貰うことが多いんだ。」

ドレイク:
「彼女はフレッシュで本物のMCだよ。ニッキーにはいつも人を驚かせるクリエイティヴィティ(想像力)があるから大好きなんだ。」

・Nicki Minajの『Pink Friday』を試聴&ダウンロード⇒ピンク・フライデー - ニッキー・ミナージュ


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Love Lockdown / Kanye West (808's And Heartbreaks 収録)
Stronger / Kanye West ft. Duft Punk (Stronger 収録)
Diamonds From Sierra Leone / Kanye West (Late Registration 収録)
Gold Digger featuring Jamie Foxx / Kanye West (late registration 収録)
THROUGH THE WIRE / Kanye West (THE COLLEGE DROPOUT 収録)
Only Girl (In the World) / Rihanna (LOUD 収録)
Russian Roulette / Rihanna (Rated R 収録)
Don't Stop The Music / Rihanna (Good Girl Gone Bad 収録)
Pon de Replay / Rihanna (Music of the Sun 収録)

カテゴリ : Hip Hop / R&B / Soul ・ comments(0) K 
2011年02月26日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. ももクロとかまってちゃん@SHIBUYA-AX HMV THE 2MAN みんな仲良くできるかな?編(ももいろクローバー、神聖かまってちゃん) 感想&セットリスト

HMVが「感覚的に新しい組合わせ」をキーワードに、一見相容れないアーティスト2組をブッキングするイベント『HMV THE 2MAN』の記念すべき1回目を観にSHIBUYA-AXに行ってきました。

今回は、「みんな仲良くできるかな?編」というらしく、ももいろクローバー神聖かまってちゃんの2組で「ももクロとかまってちゃん」というまんまなタイトルで開催。

先行は、ももクロ

あんまり前知識がなかったので、とりあえず予習結果。
通称ももクロまたはももクロちゃん。キャッチフレーズは週末ヒロイン
コンセプトは「いま会えるアイドル」だって。
(ちょっと初期AKBっぽいコンセプトですが・・・)

メンバーは、以下の6人。(wikipedia&会場で貰ったフライヤー調べ)
高城れに(1993年6月21日 - )・紫(元リーダー、最年長)
百田夏菜子(1994年7月12日 - )・赤(リーダー、「茶畑のシンデレラ」)
有安杏果(1995年3月15日 - )・緑 (小さな巨人)
早見あかり(1995年3月17日 - )・青(サブリーダー、「ももクロのクールビューティー」、4月10日中野サンプラザ公演をもっての脱退予定)
玉井詩織(1995年6月4日 - )・黄(「みんなの妹」)
佐々木彩夏(1996年6月11日 - )・桃(最年少)

開演ギリギリに会場に着いて、トイレ行ってたら、登場SEが聞こえ出して、それとともにフロアの方から怒号のような歓声があがり、慌てて中に入るとペンライトを持って大盛り上がりの人達が大勢!!!

そして、金3人、銀3人のキラキラした衣装のももクロちゃんが登場し、一気に熱狂へ。

ちょこっとYouTubeで予習してったんですが、ダンスがすごい。
何がすごいって、動きがすごいのはもちろんですが、振付がやけくそ過ぎて・・・(笑)
普通、アイドルの振り付けであんなに激しく反り返ったり、脚をあげたりしない・・よね?

そんな感じで休みなく7曲ぶっ続けたあと、やっとMC。
さすがにみんな息が上がって肩で息してたね。
(どうやら普段はこんなに連続でやることはないらしく、近くにいたファンであろう2人組が驚いてた)

百田夏菜子によるやった曲目紹介があったり、メンバーそれぞれの自己紹介があったり。
それに対するファンとのコール・アンド・レスポンスも面白ろかった。

一通りMCが終わって後半戦。
後半戦も5曲ぶっ続け。

すごかった。
もはや全員盛り上がってて、どれがももクロちゃんのファンで、どれがかまってちゃんのファンかわからなくなりました。


ももクロちゃんが終わり、お次は、神聖かまってちゃん
(ももクロちゃんより少し客は減ったかも。ま、かまってちゃん目当ての人はももクロちゃんは盛り上がれても、その逆は然りとは限らないって感じでしょうか・・・)

メンバー4人登場。
さわやかな青いカーディガンを着たの子が、いきなり
「神聖かまってちゃんが映画化されるらしいがそんなもの見なくていい。なぜなら、おれ自身が映画だ!」
と、言いだす。。
もちろん、映画「劇場版 神聖かまってちゃん」があってこそのフリだと思いますが・・・

"あるてぃめっとレイザー"からライブはスタート。
演奏が上手いか下手かはとりあえず置いといて、相変わらずキレキレ。

で、歌・演奏ともにキレキレなんだけど、相変わらずライブ全体の印象としてはグダグダ(笑)
その辺は人気が出ても変わらんなぁ。
(ま、変わられても嫌だけど・・・)

ちなみに今日ツボだったのは、かまってちゃんの前がももクロだったったのもあり、唯一の女性メンバーであるみさこに対して「みーさーこぉーーー」って声が飛んでたこと。
ある意味コラボってたね。

そんなみさこは「今日25年間生きて初めてラブレターをもらった」らしい。
まぁなんじゃそりゃって感じですが・・・
てか、個人的にみさこはかわいいと思う(って、それこそ、なんじゃそりゃですが・・・)


その後もそのグダグダな感じでライブは進んでいく。

ちなみに今日のライブは"ぺんてる"まではセットリストが決まってたらしい。
・・・てことはそれ以降は・・・

というわけで、後はの子の気の向くまま。

"バグったのーみそ"で本編が終わった後も、いつものようにステージに残ろうとするし(笑)


そして、アンコール。

みさこの「チャラララ、チャラララ」もばっちり決まった"ベイビーレイニーデイリー"、そして、最初1曲だけのアンコールって言われてたのに、の子が
「スタッフが怒られればいいんだよ。みんな(お客さん)は気にしなくていい」
って言って、あのすさまじいリフレインが続く"夕方のピアノ"と2曲やりました。

そういや、序盤で披露された"レッツゴー武道館"では、武道館を連呼してたけど、かまってちゃんが武道館をやる時代が来たら・・・ある意味恐ろしいですね(笑)

てか、今日は"ロックンロールは鳴り止まないっ"はやらなかったな。
でも、全然満足でしたが。
意識的にやらなくなるのは嫌だけど、たまに聞けるならいいかな、なんて思った。


とまぁ2組とも楽しかったわけですが、イベント的に、この2組が同じステージに立つっていうインパクトはあったものの、2組の絡みが全くないってのはちょっと期待外れだった気もする。

ま、それぞれのファンは十分絡んだような気もしますが(笑)
次回以降に期待。


以下、セットリスト。


2011.02.25 ももクロとかまってちゃん HMV THE 2MAN みんな仲良くできるかな?編@SHIBUYA-AX Setlist

・ももいろクローバー Setlist
01. Chai Maxx
02. ココ☆ナツ
03. キミとセカイ
04. Believe
05. ピンキージョーンズ
06. 最強パレパレード
07. 全力少女
08. ミライボウル
09. words of the mind
10. 行くぜっ!怪盗少女
11. ツヨクツヨク
12. 走れ!

・神聖かまってちゃん Setlist
01. あるてぃめっとレイザー
02. 肉魔法
03. レッツゴー武道館
04. さわやかな朝
05. 夜空の虫とどこまでも
06. ぺんてる
07. 制服b少年
08. バグったのーみそ
---encore---
09. ベイビーレイニーデイリー
10. 夕方のピアノ

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ロックンロールは鳴り止まないっ / 神聖かまってちゃん (友だちを殺してまで。 収録)
MUSIC LTD.@SHIBUYA-AX(神聖かまってちゃん、SISTER JET、ナオト・インティライミ、moumoon) 感想&セットリスト
モテキナイト@代官山UNIT (難波章浩、神聖かまってちゃん、TOKYO No.1 SOUL SET、向井秀徳、Half-Life 他) 感想&セットリスト
神聖かまってちゃん@LIQUIDROOM (オープニングゲスト:ねごと) 感想&セットリスト
映画『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』
ROCKS TOKYO 2011@若洲公園 初日 Part2 (サカナクション、クラムボン、神聖かまってちゃん、SEBASTIAN X 他)
氣志團万博2012 房総ロックンロール・オリンピック@袖ヶ浦海浜公園 初日 (岡村靖幸、ももいろクローバーZ、小泉今日子、グループ魂 他)

カテゴリ : LIVE (2011) ・ comments(0) K 
2011年02月25日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. MGMT@新木場STUDIO COAST (Opening act:OGRE YOU ASSHOLE) 「JAPAN TOUR 2011」 感想&セットリスト

アンドリュー・ヴァンウィンガーデンとベン・ゴールドワッサーの2人を中心とするブルックリンの5人組、MGMTエム・ジー・エム・ティー)の来日公演の東京2DAYS、新木場STUDIO COAST公演初日に行ってきました。

個人的にはMGMTは2008年のサマソニ@Sonic Stage2010年のフジロック@ホワイトステージから3度目にして、初めてフルで見ます。

今回、東京公演のサポートアクトとして日本のOGRE YOU ASSHOLEオウガ・ユー・アスホール)が登場。


まずは、そのOGRE YOU ASSHOLE
彼らはThe CribsとかDeerhoofとか海外バンドとの共演や前座で見る機会多いです。
昨年はWolf Paradeのサポートで全米を回ったりと、洋楽畑のお客さんにも結構浸透してるかなぁって思ったけど、意外とロビーで酒飲んだりしてて見てない人が多かったのは残念。
ま、私自身はかなり好きなので、ガッツリ観ましたけど。

ためにためたイントロから"ひとり乗り"。
大らかなメロディに一気に彼らの世界に引き込まれる。
前はギターとドラムに激しく惹きつけられてたんですが、最近はベースが結構ツボです。

前から私は彼らのことを洋楽っぽいってこのブログでも表現してた気がするけど、今日のライブを観てて(特に現在のところ最新作の『浮かれている人』からの"バランス"を聴いて)、こんな音作るバンドって海外にもあるようでないんじゃないかと思った。
オリジナリティ溢れすぎ。
ここ最近のバンドでは群を抜いてると思う。

バンド名と「ありがとう」を言う以外、特にMCはなかったけど、最後の"ワイパー"まで存分にその存在感を示した気がする。


で、オウガが35分くらいで終わり、セットチェンジがあって、20時ジャストくらいに暗転。
次はいよいよMGMT

オウガの時はすっかすかだった会場も結構埋まったなぁと始まる前は思ってたけど、メンバーが登場し、客が前に詰めるとやっぱりフロアに空きが・・・
フジの時の入場制限を考えるとちょっと悲しいものが・・・
やっぱ洋楽で平日にコースト2DAYS埋めるのは難しいね。。

何はともあれMGMT。
イケメンのアンドリューのファンであろう黄色い歓声も飛ぶ中、始まったのは意外にもアコースティックな"Pieces of What"。
続く"Of Moons, Birds & Monsters"も含めてフジの時のある意味緩い空気よりも、アーティスティックな空気が流れていた気がする。

そこからいきなり代表曲の"Time To Pretend"。
ステージから照らされる黄色いライトのまぶしさも相まって、一気に盛り上がった。

冒頭から1st『Oracular Spectacular』の3曲という意外なセットリスト(先に行われた名古屋公演とも全然違うみたい)の後は、2nd『Congratulations』から"It's Working"へ。
ここからステージバックのスクリーンに様々な映像が流れだしました。

それにしても2ndの楽曲は音が1stに比べて格段にポップになった気がする。
1stと2nd、EPの曲も織り交ぜて満遍なく進んで行く今日のセットリストの中でも、2ndの曲だけやたらにね。


個人的にテンション上がったのは"Electric Feel"。
この曲のファンキーな感じはライブで聴くと気持ちいい。

そこから、客の外国人女性も歓喜の声を挙げた"The Youth"、12分にも及ぶ大曲の"Siberian Breaks"と続いて、待ってましたのあの曲。
"Kids"の投下。

アンドリューとベン以外のメンバーがステージから下がって、フジの時と同様にカラオケ状態で始まったと同時にステージの2人もフロアの客も大盛り上がり。
(後でネットに上がっていたセットリストを観ると、思いっきり「KARAOKE」って書いてあった。。)

ま、カラオケには賛否両論あると思いますが、もはやバンド自身の手からも離れて、皆の物になったというニュアンスだと思えば、まぁ「あり」ではないかと。
この曲だけでバンドのことを語られてもなぁ、ってメンバーの思いもあるかもしれませんが。


個人的には"Kids"よりもその次の"The Handshake"がすごく良くてビックリ。
純粋に曲として良い曲だな。


"Congratulations"で本編が終わって、アンコール。

"Future Reflections"をやって、今日はもうやらないのかなぁと落胆しかけたところで、聞きたかった"Brian Eno"を最後にやって、盛り上がったところでライブ終了。


正直客の入りはイマイチだったけど、なかなか良いライブだったかな。

でも、1点気になったのは、私の周りだけだったかもしれないけど、マナーの悪い客が多かった。
静かな曲の間ずっとしゃべってる人とか、ずっと写真や動画を撮ってる人とか。
洋楽のライブだと、外国人のお客さんではそういう人多いけど、日本人でも多かったのが残念でした。。。


以下、セットリスト。

2011.02.24 MGMT@新木場STUDIO COAST Setlist

・Ogre You Asshole Setlist
00. イントロ
01. ひとり乗り
02. フラッグ
03. バランス
04. アドバンテージ
05. ワイパー

・MGMT Setlist
01. Pieces of What
02. Of Moons, Birds & Monsters
03. Time To Pretend
04. It's Working
05. Weekend Wars
06. I Found A Whistle
07. Destrokk
08. Flash Delirium
09. Electric Feel
10. The Youth
11. Siberian Breaks
12. Kids
13. The Handshake
14. Congratulations
---encore---
15. Future Reflections
16. Brian Eno

『MGMT JAPAN TOUR 2010』日程
2011年2月22日(火) 名古屋 Zepp Nagoya
2011年2月24日(木) 東京 新木場STUDIO COAST
2011年2月25日(金) 東京 新木場STUDIO COAST
2011年2月26日(土) 大阪 IMP HALL

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Kids / MGMT (Oracular Spectacular 収録)
Time to Pretend / MGMT (Oracular Spectacular 収録)
ヘッドライト / OGRE YOU ASSHOLE (フォグランプ 収録)
ピンホール / OGRE YOU ASSHOLE (ピンホール 収録)
バランス / OGRE YOU ASSHOLE (浮かれている人 収録)
OGRE YOU ASSHOLE Live in 日芸 ―浮かれている学校―@日本大学芸術学部 江古田校舎 大ホール
nest festival'10@Shibuya O-EAST (在日ファンク、OGRE YOU ASSHOLE、PE'Z、group_inou 他)
FACTORY LIVE 0911@フジテレビV4スタジオ(OGRE YOU ASSHOLE、monobright、ART-SCHOOL、のあのわ、ねごと)
9mmの髭とNICOのASSHOLE@赤坂BLITZ (HiGE、OGRE YOU ASSHOLE)
CHAMPION ROAD Vol.1 OGRE YOU ASSHOLE vs DEERHOOF@LIQUIDROOM
The Cribs@赤坂BLITZ(guest:OGRE YOU ASSHOLE)
version 21.1(サカナクション / ogre you asshole / the telephones)@新木場STUDIO COAST

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2011年02月24日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン 映画「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」の主題歌に新曲「ぶたぶた」決定!

2011年4月30日より公開される映画「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」の主題歌をUNICORNユニコーン)が担当すること決定しました。

タイトルは「ぶたぶた」で、4月27日にリリースされるユニコーンのニュー・シングルに収録予定です。

「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」は、小学館の編集者の武居俊樹が、マンガ家の赤塚不二夫(「天才バカボン」「おそ松くん」他)との35年間にわたる関係を描いた著書「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」を原作とした映画。

主演は、赤塚不二夫役が浅野忠信、編集者役が堀北真希


以下、ユニコーンの阿部Bと映画のプロデューサーである岡田真のコメント

赤塚さんの作品を観ながら作曲したのだ。全国の子供たちにも聴いてほしいですのだ」(阿部義晴)。

ユニコーンサウンドのいい意味での〈ゆるさ〉や〈楽しさ〉は赤塚マンガの面白さに通じるものがあるなぁ……などと思いながらある日CDを聞いていると、ホーンセッションの名称が〈天才バカホーン〉であることに発見。お願いするしかないと思いました。“ぶたぶた”は素晴らしい曲です。常識や意味の呪縛から飛び出して、子供も大人もみんなで笑顔で歌いましょう」(岡田真)。


"ぶたぶた"は「ポジティヴかつ遊び心いっぱいのメッセージが織り込まれている」らしい。

赤塚不二夫vsユニコーン、これは楽しみですね!

■ニューシングルの収録曲
1. デジタルスープ
2. ぶたぶた

こちらから予約できます⇒http://amzn.to/gxU47H

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カテゴリ : ユニコーン ・ comments(0) K 
2011年02月23日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Lotus Flower / Radiohead (The King Of Limbs 収録)

 英オックスフォード出身の5人組ロックバンド・・・なんて説明はもはや不要の現代最高のバンド、Radioheadレディオヘッド)が2011年2月18日に通算8枚目となるニューアルバム『The King Of Limbs』を突如ダウンロードリリースしました。(全英7位・全米3位)

・Radiohead - Lotus Flower


 "Lotus Flower"はアルバムの発売の数時間前にYouTubeのバンド公式アカウントで発表された曲。モノクロの映像でトム・ヨークがクネクネと踊る姿が話題に。ちなみに英国ロイヤル・バレエの演出家・振付師のウェイン・マクレガーによるものらしい。曲調はエレクトロなビートにバンドサウンドがさりげなく溶け込んだもので、シンプルなようでいてリズムが複雑に絡んだりして聴く度に発見のある曲ですね。

 ちなみに今作は、2月14日にアルバムタイトル及び、19日にネット配信での販売&完全予約制限定生産のデラックスエディションの予約を開始することを発表。その後、公式アカウントのTwitterの上に「渋谷 ハチ公広場 金曜日 18時59分」という書き込みがあり、「バンドが渋谷でライブを行うのではないか?」という憶測がネット中に駆け回り、後に主催者側から「生ライブはありません」と異例のコメント発表と、さらにイベント自体の中止が発表されるという事態に。実際はこの"Lotus Flower"のビデオを街頭ビジョンで世界プレミア公開の予定だったっぽいです。で、代わりにYouTubeにアップ、リリースも1日前倒しになることに。

 前作『In Rainbows』は値段を買い手に委ねる方式でしたが、今回は、価格はMP3版が1200円、WAV版が1500円。また、10インチアナログレコードやCD、スペシャル・ニュースペーパーなどがセットになった「The King Of Limbs ニュースペーパー・アルバム」の予約も受付中。そちらは、MP3版が4590円、WAV版が4890円で、楽曲ファイルのダウンロードはすぐに行えますが、その他のセット商品は5月9日より順次発送されるということです。通常盤のCDは、高音質のBlu-spec CDで3月23日に発売とのこと。

 アルバムタイトルは、『イン・レインボウズ』のレコーディングが行われたトッテナム・ハウスから3マイルの距離にあるウィルトシャーのセイバーネイク・フォレストにある樹齢1,000年を超えるオークの木ではないかとの話。「The King Of Limbs」は日本語に訳すと「枝木の王」となるみたい。最新のアーティスト写真に写ってる木でしょうか。

 というわけで、私もアルバムを聴いてみた。ざっと聴いてみた感じだと、結構地味です。"Lotus Flower"はリードトラックに選ばれただけあってその中でもキャッチーな部類の曲かも。でも、早速iPodに入れてイヤホンで聴いてみたら意外と良いかも。全体的に繊細な音づくりになっているので、集中して聴くといろんな発見がありそうです。まぁ正直、彼らのこれまでの作品のように音楽史を変える!って感じではないのは否めませんが・・・。収録時間も37分ちょいと短いので、ひょっとしたら続編があるのかもね(ラストの"Separator"の歌詞が怪しいらしい)。双子アルバム的な。とりあえず、もうちょっと聴き込んでみます!


Radiohead -『The King Of Limbs』収録曲リスト
1. "Bloom"
2. "Morning Mr Magpie"
3. "Little by Little"
4. "Feral"
5. "Lotus Flower"
6. "Codex"
7. "Give Up the Ghost"
8. "Separator"
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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2011年02月22日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Odessa / Caribou (Swim 収録)

 カナダ出身のミュージシャン、Dan Snaithダン・スナイス)によるユニット、Caribouカリブー)(元々Manitobaマニトバ)名義で活動していたんですが、元The Dictatorsのヴォカーリストのマニトバさんに訴えられて改名したんだとか)。

 "Odessa"はそんなCaribouの2010年作『Swim』(全米97位)の1曲目を飾る曲。低音の効いたエレクトリックなビートとたゆたうようなヴォーカルのメロディ感がたまらない。

 ちなみにダン・スナイスは数学博士の肩書も持っていて、そんな人がエレクトロニックな音楽を作るって聞いて想像すると、すごく機械的で無機的なプログラミングされたような音楽を思い浮かべてしまいそうですが、アルバム全体を通して、どちらかというと温かみのある有機的な感触がある作品だと思います。

 『Swim』ってタイトルからして「水」を連想しますが、ダン自身も「ほとんどのダンス・ミュージックで使われている金属的な音ではなく、自在にほとばしる水のようなサウンドでアルバムを作った」と語っています。アルバムジャケットも水の波紋が広がる様子にも見えますね。

 本作は、様々な音楽誌等で2010年のベストアルバムの上位に選ばれていたりします。

・Caribouの『Swim (iTunes Swim remixes version)』を試聴&ダウンロード⇒Swim (iTunes Swim remixes version) - Caribou
カテゴリ : Dance / Techno / House ・ comments(0) K 
2011年02月21日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. 音楽と人200号記念 「MUSIC and PEOPLE VOL.8」@Zepp Tokyo (BUCK-TICK、POLYSICS、毛皮のマリーズ) 感想&セットリスト

1993年に創刊された月刊誌『音楽と人』の200号記念イベントMUSIC and PEOPLE VOL.8』を見にZepp Tokyoに行ってきました。

Zepp tokyoイメージ画像

出演は、BUCK-TICKPOLYSICS毛皮のマリーズの3組。

いくら音人とゆかりのあるアーティストを選んだからって言って、なんて節操のないメンツなんでしょ(笑)

ま、それはおいといて、ライブ。

トップバッターは毛皮のマリーズ
2,3年前に法政大の学園祭でチラッと見た時は、得体のしれないバンドでしたが、いつの間にか人気バンドになってましたね。

メンバー登場し、6,70年代のブリティッシュな雰囲気のギターが鳴り響く曲"BOYS"からスタート。
あれ?5人いる、って思ったら、サポートキーボードでSOUL FLOWER UNIONの奥野真哉が参加してたようです。

それにしてもメンバーの雰囲気が皆バラバラ(笑)
スーツにノータイで渋く決めたギターの西くんこと越川和磨に、上半身裸でぷよぷよした腹をさらしたボンバーヘッドのドラムの富士山富士夫、セクシーに胸元の開いたキャットスーツ姿のベースの栗本ヒロコ
そしてヴォーカルの志磨遼平は、ピンクの燕尾服のようなものを着て、吉井和哉をちょっとB級にした感じの出で立ち。(このB級感が良いね)

"DIG IT"では志磨がドラムの後ろに回って太鼓たたきながら手拍子を促したり盛り上げる。
終始、盛り上げ方が結構上手かった。
盛り上がりすぎたのか、ライブ中に倒れてスタッフに運ばれてく女性がいたけど・・・
って、実は私もゼップで一度倒れたことあります。あそこ絶対空気悪いと思う。

"すてきなモリー"では、栗本ヒロコの可愛い歌声も聴けたし満足。

MCでは、「音楽と人」にちなんで、自分達の音楽でバンドと客の距離をなくしたい的なことも言ってた。
なんか、サカナクションの山口とかthe telephonesの石毛とか、音楽の力を信じているMCをする若手が多くて、なんか気持ちいいですね。

他には、「音楽と人」であこがれのアラーキーこと荒木経惟に写真を撮ってもらったことを感謝したり、西くんとの出会いを
「アートスクールからの帰りのバス停で、マディー・ウォーターズのレコードを持った西くんと出会い・・・」
って、まんまストーンズのミック・ジャガーキース・リチャーズの話のパクリの話とかしてました(笑)



意外と長く50分くらいで毛皮のマリーズ終了。
セットチェンジがあって、お次は、Polysicsの登場です。

なんかここ3ヶ月くらい連続で月1でポリシックスのライブ観てる気がする。
マリーズもなかなか盛り上がったけど、こちらはのっけからダイバーが登場。
ハヤシのテンションも高いし、ポリのライブに外れないなぁ。
ハヤシとフミのお決まりともいえるポージングも曲によってあって一体感がハンパないね。

今日のライブで思ったのは、ヤノのドラムがカッコ良すぎるということ。
ポリの場合打ち込みも入るわけだけど、このヤノの生ドラムがあってこそのカッコ良さだと思った。

ちなみに今日もトイスを連発。
言うと思ったけど、「音楽と人、200号オメデトーイス!」って(笑)
で、今日も「トイスとはポリシックスが考えた新しい挨拶」って説明をしてたけど、使用する場面としては「タクシーを止めるとき」って。。
それ、トイスって言うか、ただ手を挙げてるだけ(笑)

後は、3月9日に出る、現体制になっての初アルバム『Oh! No! It's Heavy Polysick!!!』からの曲をやったり、全国ツアー(<We are All Heavy Polysick!!! 〜ツアーでダバダバ!!!〜>)決定の話を。
全国にヘヴィ・ポリシックス菌を撒き散らしに行くそうです(笑)

で、メガネを外して始まった"カジャカジャグー"(この曲で外すのは定番?)から"シーラカンスイズアンドロイド"、締めくくりに"Shout Aloud!"を投下してライブ終了。
マリーズよりちょっと短かった気がするけど、内容は濃かった。



そして、トリを飾るのは大ベテランのBUCK-TICKです。
しかし、やっぱりどう考えてもカオスなラインナップですね(笑)

てか、実は私、バクチクは昔から結構好きなんだよねぇ。
初期のニュー・ウェイヴな感じとか、90年代中ごろのオルタナ・ロックな時期も、00年代のデジタル方面に行ってた時も。

私は今日はどのバンドも同じ場所からライブ観てたけど、気づけば周りの雰囲気がさっきまでとはかなり変わって、バクチク仕様のお客さんが・・・
そして、待ちに待ったメンバーの登場。
黄色い歓声が上がる。

1曲目は"独壇場 Beauty"。
一番最後に登場したヴォーカルの櫻井敦司は、のっけから客席に水をまきまくり。
(ライブ中ずっとでしたね。前にゼップでマリリン・マンソンを観た時を思い出した)

それにしても、櫻井超かっこいいなぁ、ルックス衰えないなぁって思いながら見てたんだけど、良く良く見るとズボンじゃなくて、タイツ(レギパン?)に腰巻してるだけだったのに驚いた。
それにシャツを合わせて、豹柄のガウンを着て、ハット被って、あんだけキマるのは「凄い!」の一言。

てか、そんなクールな佇まいの彼に「ハロー、みなしご達」なんて言われたら男でもグッときますね。
しかも、MCをちょっと噛んだりするところなんかは女性にはたまらないだろうね。


後は、私はステージに向かって右側のギターの星野英彦側で観てたんだけど、星野って結構男前ですね。
ちょっとトヨエツっぽいって思った(どっちのファンにも似てねーよって怒られそうですが・・・)
てか、私の周りの女性がみな「ヒデー」って叫んでたのは、星野が人気あるのか、星野ファンだから右側に陣取ってる人が多いのか、どっちでしょうね?

今井寿のほうが人気ありそうなイメージあったけど。
(てか、今井さん、今日至近距離でみたら微妙に老けててちょっとショックだったな。遠目にはすごく若々しかっただけに・・・)

と、そんなことは置いといて、ライブは昨年リリースの最新作『RAZZLE DAZZLE』の曲をメインに進んで行く。
昔のヒット曲をほとんどやらないところが潔い。(ま、正直言えば聴きたいけど)

昨年末のCDJ10/11で観た時に気になってた"Django!!! -眩惑のジャンゴ-"とか"羽虫のように"とか、アルバム『RAZZLE DAZZLE』をちゃんと聴いて、再度ライブで見たら、もっとカッコ良かった。
ジャンゴの"BIBBIDI - BOBBIDI - BOO"ってとこやっぱいイイわー。

トリなので、アンコールもありました。
いたずら小僧のようなベースの樋口豊と、何故かバナナを客席に投げ入れた、一貫してモヒカンを続けるドラムのヤガミトールの兄弟の再登場の仕方も面白かった。

アンコールではオリコンで1位を獲った'89年の名作『TABOO』からの"Iconoclasm"を披露。
CDJの時と同じように拡声器も登場しました。
なんかこの曲とか聴いてると、'89年当時はこんなバンド日本にはいなかっただろうなぁって思うね。

そして、最後は200号おめでとう、「乾杯」ということで"DIABOLO"で妖艶に終了。

いやぁカッコ良かった。

イベントとしては、「音楽の人」の関係者が登場したりとかそういうのはなかったので、あんまり記念イベントな感じはしなかったけど、セットチェンジ中のBGMとかもたぶん200号の間に取り上げたゆかりのある曲を流していたような気もするし、なかなか面白かったと思います。


以下、セットリスト。

2011.02.20 音楽と人200号記念 「MUSIC and PEOPLE VOL.8」@Zepp Tokyo Setlist

・毛皮のマリーズ Setlist
01. BOY
02. ボニーとクライドは今夜も夢中
03. DIG IT
04. ハートブレイクマン
05. BABYDOLL
06. ビューティフル
07. すてきなモリー
08. Mary Lou
09. コミック・ジェネレイション

・Polysics Sstlist
01. Heavy POLYSICK
02. BUGGIE TECHINICA
03. How are you?
04. Young OH! OH!
05. Mach肝心
06. Eye Contact
07. First Aid
08. Don't Cry
09. 機械食べちゃいました
10. Let's ダバダバ
11. BEAT FLASH
12. KAJA KAJA GOO
13. シーラカンスイズアンドロイド
14. Shout Aloud!

・BUCK-TICK Setlist (微妙に違うかも・・・)
01. 独壇場 Beauty -R.I.P.-
02. Baby,I want you
03. Madman Blues- ミナシ児の憂鬱ー
04. Django!!! -眩惑のジャンゴ-
05. 羽虫のように
06. 狂気のデッドヒート
07. Tango Swanka
08. memento mori
09. Jonathan Jet-Coaster
10. 真っ赤な夜
---encore---
11. Iconoclasm
12. DIABOLO

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2011年02月20日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『kocorono』

シアターN渋谷にて、映画『kocorono』を見てきた。

・映画『kocorono』予告編


1987年から活動を続ける日本のロックバンド、bloodthirsty butchersブラッドサースティー・ブッチャーズ)を追ったドキュメンタリーです。

現在のメンバーである、吉村秀樹(Vo.&Gt.)、射守矢雄(Ba.)、小松正宏(Dr.)、田渕ひさ子(Gt.)を中心にバンド関係者、彼らと同時代を生きたバンドや後輩バンドの証言、過去のライブ映像により映画は進んでいきます。
Rage Against The Machineザック・デ・ラ・ロッチャなんかも出てきます!)

ちなみに映画のタイトルにもなった『kocorono』とは、ブッチャーズが1996年にリリースした日本のロックの名盤に挙げられる同名アルバムからとられています。
アルバムは、2月〜12月までをモチーフにした11曲が収められていたもので、2010年には、別のコンピ盤にのみ入っていた"1月/january"も加えた、完全盤がリリースされています。

■『kocorono』
2010 年/日本映画/カラー/ HD /ビスタサイズ/ステレオ/116分/デジタル上映
製作:重村博文、宮路敬久
音楽: bloodthirsty butchers
製作担当:長谷川英行、近藤順也、渡邊恭子(なべちゃん)
制作:アイランドフィルムズ
協力:リバーラン
製作:「 kocorono 」製作委員会
出演: bloodthirsty butchers  吉村秀樹、射守矢雄、小松正宏、田渕ひさ子 他

配給:日本出版販売  提供:キングレコード + 日本出版販売



(以下、ちょっとだけネタばれがあるかもしれませんのでご了承ください)


映画の内容としては、バンドのこれまでの栄光の軌跡を追った映画・・・というよりは、ロックバンドとして活動していくことの困難さ、そして、それを乗り越えてでも続けていくしかないという姿、つまり、バンドのこれから先を見つめた作品だと思った。

メンバー間の音楽に向き合う姿勢等で言い争う姿や、マネージメント会社との金銭に関してもめる姿など、隠すところなくさらけ出されています。
特に、リーダーである吉村秀樹が他のメンバーに対して厳しく当たる姿など、見ていてちょっと辛くなったりするかもしれません。

でもそれは、バンドを思ってのことってのが見ているうちにわかっていきます。

面白かったのは、田渕ひさ子が吉村のことを「悪役を買って出ている」と表現してたところかな。
田渕ひさ子といえば、元Number Girlで、2003年にブッチャーズに途中加入したしたのは周知の事実だけど、長年培ったバンドのヒエラルキーの外から見れる人ということですごい貴重な存在なんだろうなぁって思った。
後は、同じく「この人たち売れる気は微塵もないんだろうなぁって思ってたら、そんなことなくてすごく売れたいと思っていた」と田渕ひさ子が語っていたのもかなり興味深い発言でした。


射守矢雄が「アーティストやミュージシャンといわれるより、あえて言うなら『バンドの人』って呼ばれたい」って話にもなんかすごくグっときた。

これからもバンドの人として長く活動してくれるといいな。
そして、もっと一般的に広く知られるバンドになってほしいと思った。

(2013.05.30 追記)
2013年5月27日、吉村秀樹が急性心不全のため、46歳という若さで逝去されました。
ご冥福をお祈りします。

カテゴリ : 映画 ・ comments(0) K 
2011年02月16日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. NO AGE@渋谷CLUB QUATTRO (Special Guest:A-ron the Downtown Don) 感想&セットリスト

ロサンゼルス出身の、ドラム&ヴォーカルのランディとギターのディーンのツーピースバンド、NO AGEノー・エイジ)のライブを渋谷のCLUB QUATTROにて観てきた。

開演時間ちょうどくらいにクアトロ着。

今回の来日公演には、スペシャルゲストとして、A-ron the Downtown Donと書かれていた、どんな音楽の人か情報なしに待ってると、いつまでたっても出てこない。

で、25分ほど経って急にヒップ・ホップな音楽が流れ出し、A-ron登場。
そして、前説的な感じでフリースタイルでラップして、最後にA-ronが"NO"って言って、客が"AGE"というコール・アンド・レスポンスをやって去ってきました。
うーん、面白かったけど、短っ。

そして、サポートを1人加えたノー・エイジの2人が登場。

1曲目は昨年リリースした3rdアルバム『Everything In Between』でも1曲目を飾る"Life Prowler"からスタート。

シンプルなドラムキットながら激しく突き進むランディのドラムに、ノイズをばらまくディーンのギター。
スッカスカなのは間違いないけど、その2人の熱量だけで、空間が埋め尽くされていく。

そして、サンプラーを操る、サポートメンバーが様々な音を重ねていく。
てか、このサポートの人、シャツにネクタイ、それにロングコートという、「どこのビジネスマンですか?」って感じの服装で、ある意味異彩を放ちまくり(笑)

個人的に好きな前作『Nouns』収録の"Teen Creeps"なんかを2曲目にやられちゃって一気にテンションあがった。

その後も、ローファイなんだか、パンクなんだか、シューゲイザーなんだかよくわかんないけど、とにかくノイズいっぱいで爆音を鳴らしていく。

「ワタシタチハ、ノー・エイジ、デス」なんて日本語で言ったあとにやった"Fever Dreaming"とかカッコ良かった。

MCと言えば、「隣の人を抱きしめるんだ」みたいなMCをジェスチャーとともに、言ってた。
ま、もちろん隣の人に抱きつくのは遠慮しましたが・・・(笑)

本編が終わり、アンコール。
BLACK FLAGの"Six Pack"のカヴァーから。

なるほど、彼らのルーツは80sのUSハードコアにあるんだろうな。
パンクというよりももっとシンプルにそぎ落とされて純化したサウンドはその辺から来てるのかも。

DIYな態度は、ライブ中にギターの弦が切れた時もステージ上でディーン自身で張りなおしてたのにも表れてたね。

そんな感じのあっという間の1時間半。
面白いライブでした。

以下、セットリスト。

2011.02.16 NO AGE@渋谷CLUB QUATTRO Setlist

01. Life Prowler
02. Teen Creeps
03. You're A Target
04. Every Artist Needs A Tragedy
05. Fever Dreaming
06. Depletion
07. Common Heat
08. Losing Feeling
09. Cappo
10. Glitter
11. Valley Hump Crash
12. Eraser
13. Brain Burner
14. Chem Trails
15. Sleeper Hold
---encore---
16. Six Pack
17. Shed And Transcend
18. Miner

■No Age 来日公演2011 日程
2010.2.15(火) @ 鰻谷SUNSUI
2010.2.16(水)@ 渋谷 CLUB QUATTRO