1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. 第63回自主法政祭「サウンド・ウィズ・ジョイ」@法政大学ボアソナードタワー (在日ファンク、teneleven 他)

第63回自主法政祭(学園祭だよね?自主ってなに?)の前夜祭の一環で行われたフリーライブ『サウンド・ウィズ・ジョイ』 に行ってきた。

出演は、在日ファンクakutagawaイルリメtenelevenの4組。

会場は、法政大学市ヶ谷キャンパス野外特設ステージとHPに書いてあったので、2年くらい前にそこでサンボマスターと毛皮のマリーズを見たので、同じ場所だろうと思って行ってみたものの、ステージっぽいものは見当たれどライブはやってなかった。。

で、ケータイで検索してなんとか会場がボアソナードタワーというところに変わったことがわかってそこに移動。
超分かりにくっ・・・


気を取り直してライブ。
すでにakutagawaとイルリメは終了していたので、tenelevenから。

名前すら初めて聞くバンド。
ベースのナスノミツルという方が有名な人みたい。
灰野敬二とか吉田達也とかと一緒にやったりしてるみたいなので、そっち系の人なんでしょう。
大きくくくるとポストロック的なサウンドでしたが、なるほどノイズ系の要素もふんだんにあったのはそいうことか。

オフィシャルHPとか見ると、キーボードが2人いる4人編成みたいですが、今日は1人でベース・ドラムの3人編成でした。


tenelevenが終わり、セットチェンジ。
トリの在日ファンク

ちなみに今日は、多摩美の"多摩美術大学芸術祭"にもお昼に出演してたみたいで、学園祭のダブルヘッダーだったみたい。

サウンドチェックで、ヴォーカルのハマケンこと浜野謙太以外のメンバーが出てきて自分でチェック。
トロンボーンのジェントル久保田が「もうすぐはじまるよー」って言って盛り上げながらも入念なチェック。
プロだなぁ。

で、チェックが終わり、ギターの仰木亮彦によるアナウンスで演奏スタート。
そして、ハマケン登場!

1曲目は"ダンボール肉まん"から。
実はCDは聞いたことないんですが(すいません。。)、先週nest fesでライブを見たばかりだったので、曲はバッチリ覚えてた。

さっそくハマケンのJBばりの踊りが冴えまくる!
スーツ着てよくあれだけ動けるなぁ。
マイクスタンドパフォーマンスもバッチリ!

「キョウト・アンド・レスポンス」のある"京都"、丸くない環八を歌った"環八ファンク"、エロい歌を作ろうとした"○○ファンク"を披露。
途中ハマケンの衣装チェンジなんかもあったりして。
"きず"とかも盛り上がりまくった。


バラードを作ろうとしたら引きこもりの歌になってしまったという""では感極まって涙が出てきたとハマケンが言ってたけどホント?

ちなみに、前回初めて彼らのライブを見た時は、トロンボーンの久保田に目がいきがちでしたが、今日はギターの仰木に釘付け。
ギター上手い、そして実は歌もうまい。
イチローに似てる、でも告知は下手(笑)

後は、福島"ピート"幹夫のサックスが超カッコ良かったなぁ。

メロディアスなコーラスのある"最北端"で本編終了。

トリなのでアンコール。
まずはMC。

ジェントル久保田のお父さんが法政を首席卒業(2部だけど)したらしい。
さらにマネージャーも法政出身で、在日ファンクと法政はゆかりがあるという話を。

そして、アンコールまで盛り上げまくってライブ終了。

いやぁ面白かった。
またライブ観たい。

YOUR SONG IS GOODのサイトウ"JxJx"ジュン、サイプレス上野、The BawdiesのROYをそれぞれゲストに迎えた3ヶ月連続リリースのシングルも要チェックですね!

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nest festival'10@Shibuya O-EAST (在日ファンク、OGRE YOU ASSHOLE、PE'Z、group_inou 他)
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在日ファンク@TSUTAYA O-EAST 感想&セットリスト

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2010年10月31日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. VAMPIRE WEEKEND@新木場STUDIO COAST 感想&セットリスト

新木場のSTUDIO COASTでVAMPIRE WEEKENDヴァンパイア・ウィークエンド)のライブを見てきた。

VAMPIRE WEEKEND JAPAN TOUR 2010のスタジオコースと公演に行ってきた

今年の頭に出た2nd『Contra』が全米チャートで初登場1位を獲得したNY出身のインディーバンドですね。
って説明ももはや不要?

フジロックでも観ましたが、あの時はドラゴンドラ乗ったりして遊んでて半分以上みてないという失態を犯してしまったのでそのリベンジ

で、ライブ。

ちょっとヒップホップなSEに乗ってメンバー登場。
1曲目は"Holiday"で軽快にスタート。

音楽性としては決して激しいバンドではないけど、なかなかの盛り上がり。

1曲1曲が短い曲ばかりなので、テンポよく進んで行く。
牧歌的だったり、アフロだったり、アートパンクっぽかったり、雑多な音楽性ながらもダイブする人も続出する盛り上がり。

私はキーボードやギターを担当するロスタム・バトマングリ側で観たんですが、彼がサウンドに彩りを与えているのを近くで見れて面白かった。

後は、クリストファー・トムソンのドラム。
ほんと躍動的。
そういやなんか1人だけ衣装の雰囲気が違ってたね。

"M79"が始まる前にヴォーカルのエズラ・クーニグの主導のもとコーラスの練習をやって、曲中で合唱。
彼らの楽曲はホント1回聞いただけで口ずさめるフレーズが満載。

"One (Blake's Got a New Face)"でも、エズラが
「君たちはヴァンパイア・ウィークエンド・コミュニティの新しい一員だ」
みたいなMCとともにコーラスの練習。

オーディエンスと一緒にライブを盛り上げようってのが伝わってきてとても楽しい。

本編の白眉は、会場がダンスフロアと化した"A-Punk"とギターワークが圧巻だった"Giving Up the Gun"かな。

ホント盛り上げるのが上手い!!

アンコールの"Horchata"ではロスタムのコーラス歌唱指導があったりして、"Walcott"でこの日最大の盛り上がりを見せ(ダイバー続出!!)ライブ終了。

20曲やったのに、1時間10分ほど。

あっという間だったけど、楽しかった♪

MCで「新しいアルバムができたらまたくるよ。いつとは言えないけど、必ず」
って言ってたし、またライブ観に行きたいな。

以下、セットリスト。

2010.10.29 VAMPIRE WEEKEND@新木場STUDIO COAST JAPAN TOUR 2010 Setlist

01. Holiday
02. White Sky
03. Cape Cod Kwassa Kwassa
04. I Stand Corrected
05. M79
06. Bryn
07. California English
08. Cousins
09. Taxi Cab
10. Run
11. A-Punk
12. One (Blake's Got a New Face)
13. Diplomat's Son
14. I Think Ur a Contra
15. Giving Up the Gun
16. Campus
17. Oxford Comma
---encore---
18. Horchata
19. Mansard Roof
20. Walcott

・VAMPIRE WEEKEND JAPAN TOUR 2010
10/29(金)東京 新木場STUDIO COAST
10/31(日)大阪 BIG CAT
11/1(月)名古屋 CLUB QUATTRO

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Cousins / Vampire Weekend (Contra 収録)
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2010年10月29日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. nest festival'10@Shibuya O-EAST (在日ファンク、OGRE YOU ASSHOLE、PE'Z、group_inou 他) 感想&セットリスト

O-EASTにて開催された『nest festival'10』に行ってきました。

詳しい経緯は知りませんが、名前と出演者のMCから察するにO-EASTと同じくOグループのO-nestが企画したものっぽいですね。


出演者は、以下。
PE'Z / OGRE YOU ASSHOLE / group_inou / The Advantage(from US) / 在日ファンク
ペトロールズ / Discharming man / YOMOYA / oono yuuki
長谷川健一(+石橋英子+山本達久) / Ryan Francesconi(from US)


以下、簡単にレポを。

1発目を飾るのはPE'Z
オープニングアーティストとしては贅沢ながら、イベントを盛り上げて行くのには最高の出番ですね。
和とジャズ。
トランペットとサックスのホーン隊に絡むキーボードのメロディとリズム隊、どれも相変わらずカッコイイバンドですね。
なんかこれまで何度か見たライブよりも若干衣装が地味な感じがしたけど、よく見るとメンバーの着ているTシャツが凝ってたりして、その辺のさりげなさがイイネ。
"Akatsuki"や"Hale no sola sita"とかあんまり詳しくない私にもわかる曲も聴けて楽しかった。



今回のこのフェスの会場になったO-EASTは実はステージの横の方にもう1個ちっちゃなステージがあって(以前別のイベントでも使ってるの見ました)、今日はそこも使って進行。
というわけで、お次のYOMOYAはそこで。

名前すら初めて聞くバンドでしたが、なかなか良かった。
歌はポップス風なんだけど、演奏はローファイっぽいオルタナ臭があったりと不思議な感じ。
キーボードの人が軽くキモイ感じがあったのはわざとなのか天然なのか分かりませんが、彼のだす音が曲を魅力的にしてる気がした。


次はメインステージに戻ってペトロールズ
こちらも名前も初めて聞くバンドだなぁって思ってうちにメンバー登場。
ん?ボーカルギターの人、どっかで観たことが・・・
って、東京事変浮雲じゃないですか。。
(ペトロールズでは長岡亮介と本名で活動してるみたい)
事変でもその歌声を時たま聞かせてくれますが、上手いって訳ではないけど、なかなか優しげな愁いを帯びた声してますよね。
穏やかな曲が中心だけど、時に激しくギターを弾きまくる姿はやっぱカッコイイ。
リズム隊の2人もかなり良かったです。



続いてサブステージでRyan Francesconi
ジョアンナ・ニューサムのバックを務めてる人だそうです。
今年ジョアンナのライブ観ときにもいた人です
今回はそのライアンのアコースティックの弾き語り。
いやぁもう音が優しすぎる。
繊細な音に酔いしれた。
アコースティックギターってあれだけ弾けたら楽しくて仕方ないだろうなぁっていつも思う。


メインに戻ってDischarming man
札幌から着たバンドだそうです。
名前からどうしてもThe Smith(名曲"This Charming Man")っぽい音なのかなって連想してしまいますが、かなり激しい音、特に轟音ギターとその対比となるキーボードの音が印象的なバンドでした。
むしろヴォーカルさんの頭が爆発しててThe Mars Voltaって感じ。
よくよくメンバー見て、おっさんが1人いるなぁって思ってたら、bloodthirsty butchersの吉村秀樹だった。
なるほど、そりゃ轟音だわ・・・


サブステージにて長谷川健一(+石橋英子+山本達久)
すごくいい歌を聴かせてくれたけど、このあたりで結構疲労がたまってきて、酒とか飲んでたらウトウトしながら聞いてしまった。


ここから後半戦。
テンション上げていこー。

お次は、そういう気分にもってこいなgroup_inou
ステージ前の幕が上がる前からサウンドチェック用のビートとライムが響き渡り、俄然テンション上がる。
激しく頭を振りながらアゲアゲなビートを繰り出すimaiと、ステージを動き回り速射砲のようなライムを繰り出すcp
そんな2人のルックスは相変わらず地味ですでねぇ(笑)
imaiのトークも人を食ったような話ばかりで笑える。
cpが一旦ステージから下がって(Tシャツを着替えてきたっぽい)戻ってきて、「あ、まだこの曲じゃなかった」みたいなこと言って、着てきたTシャツを脱いだりとか、そんなグダグダなところを見せつつも、曲が始まるとカッコイイというこのギャップがたまらんね。


次のサブステージのoono yuukiはてっきり弾き語りとかする人なのかと思ってたら、かなり大所帯のバンドでした。
oono yuuki以外に、ギター・ベース・ドラム・キーボードがいて、さらにチェロとフルートまで。
ステージに人がいっぱい。
ホンワカしてるようで激しい、民族音楽っぽいのとかいろんな音楽が混ざった雑食サウンドがかなり良かった。
今日出会ったバンドで一番の収穫かも。
カッコイイ!


そして、ここからお目当てゾーンへ。

まずは、OGRE YOU ASSHOLE
ここ最近の日本のロックバンド(J-POPバンドではなくロックバンド)では1,2を争うほど好きかも。
ライブがかっこいいんだ。
ステージの幕は上がっていたものの、サウンドチェックを兼ねて曲の途中まで演奏したりとかして、そのまま一言挨拶だけしてライブスタート。
1曲目は"バランス"からスタートし、そこから"タンカティーラ"〜"どちらにしろ"と最新ミニアルバム『浮かれている人』から3連発。
先月見たFactoryの時は"バランス"しかやらなかったので、ライブで聴けてうれしい。
"タンカティーラ"のビーチボーイズみたいなコーラスが結構ツボです。
後、「浮かれてる曲やります」ってMCはウケた。
それよりも、実は出番の直前に会場に着いたって話をしてた。
中央高速に乗ってたら渋滞に巻き込まれ、車を乗り捨てて途中から電車で来たんだって。
そんな準備不足も感じさせず最後の"アドバンテージ"までやって終了。
やっぱこのバンドいいわ。
"ヘッドライト"とかカッコよすぎた。


次はサブでThe Advantage
ポストロックな緻密さと爆音がカッコイイ。
よく知らないバンドだったけど、調べたらHELLAとかの名前が出てきたので、「あーそういことか」って妙に納得してしまいました。
で、ところどころ聞き覚えのあるメロディがあるなぁって思ってたら、バンドのコンセプトがファミコンゲームの音楽を鳴らすってものみたいですね。
元ネタに詳しかったらもっと楽しめそう。


さてさてお昼の2時から始まったこのフェスも8時半を余裕で回り、いよいよトリの時間。
トリを務めるのはSKAROCKのトロンボーニスト、ハマケンこと浜野謙太率いる在日ファンクです。
本日最大のお目当て。
以前、カクバリズムのイベントでハマケンがオープニングでターンテーブル回して踊ってるのは見たけど、フルバンドはお初です。

まずは、ギター、ベース、ドラムに、サックス・トランペット・トロンボーンのホーン隊の演奏が始まる。
そこに満を持してハマケンがスーツ姿で登場!

そして、ジェイムス・ブラウンばりに踊りまくる!
おおー、カッコイイ。。

動きのキレがすごい!

コールアンドレスポンスあり、合唱ありで、初めてでも楽しめる。

ジャニーズばりに3カ月連続シングルリリースなんてのも控えてるらしいが、まずはライブを見た方が彼らの魅力が伝わる気がする。

そして、個人的にはハマケンの動き以上に、トロンボーンのジェントル久保田の動きや表情がツボでした(笑)


そんな在日ファンクでネストフェスも大団円。

みんなそれぞれO-nestへの思いを語ったりしてたけど、私個人的にもO-nestは好きなハコ(なんと言ってもステージが近い!そして、結構好みのマイナーな洋楽バンドが出演することが多い)なので、これからもいろんなライブをやってほしいと思います。

以下、セットリスト。

2010.10.24 nest festival'10@Shibuya O-EAST Setlist

・OGRE YOU ASSHOLE Setlist
01. バランス
02. タンカティーラ
03. どちらにしろ
04. コインランドリー
05. ヘッドライト
06. ピンホール
07. レースのコース
08. しらない合図しらせる子
09. アドバンテージ

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在日ファンク@TSUTAYA O-EAST 感想&セットリスト
ピンホール / OGRE YOU ASSHOLE (ピンホール 収録)
ヘッドライト / OGRE YOU ASSHOLE (フォグランプ 収録)
バランス / OGRE YOU ASSHOLE (浮かれている人 収録)
フラッグ(alternate version) / Ogre You Asshole (confidential 収録)
Ogre You Asshole@渋谷CLUB QUATTRO 感想&セットリスト
ムダがないって素晴らしい / Ogre You Asshole (ペーパークラフト 収録)
ROPE (meditation ver) / OGRE YOU ASSHOLE (workshop 収録)
OGRE YOU ASSHOLE@赤坂BLITZ 感想&セットリスト


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2010年10月24日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. コマ企画Vol.8 奇跡の“おっさんです”祭 @高円寺グリーンアップル (ギターパンダ、ハッチハッチェル)

高円寺にあるグリーンアップルというレトロな内装の喫茶店にライブを観に行ってきました。

見てきたのは、『コマ企画Vol.8 奇跡の“おっさんです”祭』というイベントで、出演は、あのギターパンダハッチハッチェルです。

・・・って誰?って思いっきり突っ込みを方々からもらいそうですが、私にとっては今年のフジロックで出会ってしまったアーティストです。

で、フジロックのどのステージに出てたの?てか、出演者リストやタイムテーブルにも載ってないじゃないか、とさらなる突っ込みを頂きそうですが、彼らが出演してるのは苗場名物の世界最長のゴンドラリフトのドラゴンドラに乗ってった先にある山の上の方なのです。

数年前から出演してたみたいですが、今年ドラゴンドラ初体験の私はそこで出会ってしまったのです。

というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、同じく今年のフジで彼らに衝撃を受けた友人と観に行ってきた。


中に入ると3,40人くらいの人が来てて、なかなかの盛況ぶり。

イスに座ってビールを飲みつつ待ってると、まずはハッチハッチェルが登場。

ちなみに彼はフジでは怪しい3人組という名前で出てて、普段はハッチハッチェルバンドというバンド形式で活動してるみたいですが、今日はソロでの弾き語りでの出演です。

フジではちゃんと演奏してなかったんですが今回は弾き語りなのでどんなのをやるんだろうと思ったら、ギターとか超上手いし、歌もユーモアたっぷりだけど(ツーと言ったらフーと返す痛風コールアンドレスポンスとか、トランペットの音を口でパーパーパーってやっちゃったりとか)、ちゃんとしててビックリ。

ビックリと言えば43歳(だっけ?)と言う年齢にもビックリしましたが、何よりビックリしたのが、元デキシード・ザ・エモンズの人だったということ。
まぁとはいっても曲は知らないんですが、名前は結構馴染みのあるバンドだったので。
なるほど、ちゃんとしてるわけだ。

そんなハッチこと八馬さんのステージが終わり、次はいよいよギターパンダ。

もちろんパンダ姿で登場です。

まぁ流れとしては、パンダで登場⇒本名が山川ノリヲだと明かす⇒衝撃映像と言ってパンダを脱ぐ⇒中からさらに小さなパンダの帽子をかぶったおっさん登場⇒カルピスプレスリー登場
というフジロックと全く同じ流れ。

てか、基本全てのライブがこの流れだそうです。

いやぁでもこの一度見た流れでも全然楽しめるこの感じがたまらん。
吉本新喜劇的なベタな面白さと言うか。

フジロックと違った点はギターがアコースティックギターからエレキギターに変わった点か。
(後述するトークショーで、フジでは電気を使ってはいけないという制約があることを明かしていました)

てか、この人ふざけてるようでギターも歌も超上手い。
実は80年代には甲本ヒロトとにザ・コーツと言うバンドのメンバーとして活動してたり、
その後ディープ&バイツのフロントマンとしてデビューし、90年代には忌野清志郎&2・3’Sにギタリストとして参加しているすごい人らしい。

だから武道館や東京ドームのステージにも立ったことあるんだってさ。

そんな人が「私のーおなかのーうーえーに、ださないでくーだーさーいー」(秋川雅史の"千の風になって"のメロディにのせて)なんて「サイテーな歌」を歌うってとこがいいよね。


そんなサイテーでサイコーなギターパンダのライブが終わり、次はギターパンダとハッチハッチェルのトークショーが。
事前にお客から集めた質問に答えるというもの。

そこで、ギターパンダの甘酸っぱい初体験の話とかをしたりした後、フジロックの話に。

でも、ここではその話の詳細は割愛。

だって、それを書いちゃうと、来年から彼らがフジロックに出られなくなっちゃうかもしれないから(笑)
来年のフジの3日目に再度歌にして披露するとか言ってるので、聞きたい人は来年のフジの3日目の昼過ぎにドラゴンドラの先に集合です!!

最後は2人で即興のセッションを繰り広げライブ終了。
延々と続けようとするギターパンダがウケた。

このおっさんかなりぶっ飛んでますね。
ハッチさんがなんとかフォローに回ろうと翻弄してるのが面白かった。

2人ともまた何かの機会にライブみたいなぁ。

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2010年10月23日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2010年代)
  3. J-POP / Half-Life (table 収録)

 3人組ロックバンド、Half-Lifeハーフ・ライフ)の最新シングル"J-POP"。今年の夏に放送されていたテレビ東京系・ドラマ24・第20弾・特別企画「モテキ」のエンディングテーマになっていました。4月にリリースした1st EP『Many comes, many past.ep』のDVDにライブ映像として収録されてます。

・Half-Life / J-POP


 私自身、この曲との出会いもやっぱりそのドラマ「モテキ」。作中で毎回印象的に様々な楽曲(モテ曲)が使われていたこのドラマ。そのエンディングに流れる「本当はJ-POPが好きで、本当はLOVESONGが好きだった。これで成立するでしょ?ねえ?ねえ?もう無え。。。」っていう歌詞とメロディが毎回毎回ドラマが終わるたびに耳に残って仕方がなかった曲。

 というわけで最初から最後まで聴いてみた。3ピースだけど広がりのあるギターサウンド。メロディや曲展開もひねりがあって、TVで一部分だけ聴いてたのとは印象がかなり変わって一筋縄ではいかない感じが面白い。そして最後に出てくるあのフレーズが出てきて、「オォー」って盛り上がる。

 実際この歌詞はヴォーカルの上里の失恋体験から生まれたらしく、「J-POPが嫌いと言いながらも実は少しは好きだったりして、そんな本音を素直に言えてたらこの恋は終わることもなかったかも」という思い、要するに「あの時こう言えてたら・・・」っていうものの例えが「J-POP」みたいです。まぁそんなこと言ったら元も子もないけど「その駆け引きを少しでも、そう少しでも 間違えた僕、一瞬で 大事な何かを失ってしまったよ」ってとこがなかなか切実ですねぇ・・・。

 ちなみにドラマ「モテキ」の監督・脚本を務めた大根仁曰く「ボーカルの子にいろいろ話をきいたんですけど。恋愛話とかきいたら、まあ、やっぱり幸世(モテキの主人公)的な感じで(笑)。またしみったれた話でさ」と語ってます(ro69より)。そんな大根仁が監督を務めたPVも必見。

 11月24日には"J-POP"も収録予定の2ndアルバム『table』も発売決定。また、11月26日に発売される、『モテキDVD-BOX(5枚組)』には、「エンディングテーマ Half-Life“J-POP”PVモテキmix ver !!」として、"J-POP"のスペシャルミュージックビデオが収録予定となっています。

・Half-LifeのJ-POPを試聴&ダウンロードする⇒J-POP


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夜明けのBEAT / フジファブリック (MUSIC 収録)
カテゴリ : 邦楽 (2010年代) ・ comments(0) K 
2010年10月22日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. TEENAGE FANCLUB@Shibuya O-EAST 感想&セットリスト

スコットランドのギタポバンド、TEENAGE FANCLUBティーンエイジ・ファンクラブ)のJAPAN TOUR 2010の渋谷はO-EAST公演2daysの初日に行ってきました。

TFCはもはやベテランの域に達していると言っても過言ではないキャリアと実績と音楽的貢献を残してきているバンド。

音楽バカを自称する私ももちろん彼らの音楽を聞き込んできた・・・

・・・と言いたいところなんですが、実はこれまでその存在感を感じながらも深く接してくることもなくライブも観ることもなく来てしまいました。
(もちろん全く聞いてなかったわけではないです。)

それじゃいかんということで、この日集まった筋金入りのファン(私の周りにいた女性のグループは1曲始まるごとにキャーキャー言ってました)に囲まれ楽しんできた。


時間になりメンバー5人がサラッと登場。
なんとイメージ通りの登場の仕方だろう。

そして、鳴らされる1曲目"Start Again"。
心地よいギターサウンドにグッドメロディ。

基本的に今回のツアーは今年発表された最新作『Shadows』の楽曲を中心に構成されているセットリスト。
そんな最新作は特に彼らのメロディの良さに焦点が当てられてる作品だと個人的には感じてて、それがライブでも存分に発揮されていてかなり気持ちいい。

ノーマン・ブレイク、レイモンド・マッギンリー、ジェラード・ラヴのフロントを務める3人が、それぞれがヴォーカルを曲ごとにチェンジし、そこに他のメンバーがハーモニーを加えて行くんだけど、その気持ちよさがたまらなさすぎる。

入場時のワンドリンクで飲んだ氷結が良い感じで回ってきてたのも手伝って、かなり夢見心地になってしまいました。
あー、フジロックでこのサウンドを体感したいって思った。


しかし、やはり真骨頂は彼らの人気を決定づけたと言ってもいい90年代初頭の『Bandwagonesque』や『Grand Prix』期の楽曲群。
当時のUSオルタナティヴロック勢とも共振したノイジーなギターサウンドが炸裂。
カッコイイ・・・

ポップな楽曲の中に孕んだ毒、このあたりが彼らが長く愛されてきた理由なんだろうなって思った。


ちなみにこの日個人的に一番上がった楽曲はノーマンがアコギを弾きながら歌った"Ain't That Enough"。
当時洋楽にはまりたてだった高校生の私がたまたま買ったコンピアルバムにこの曲が入ってて、かなり聴いた思い出が。
この日集まった人の中にも彼らの曲それぞれに思い出があったりするんだろうな。


"The Concept"で本編を締めて、アンコール。

1stシングル"Everything Flows"で締めた最後の最後まで良質なギターロックを聴かせて去って行きました。

またライブ観たいな。


ちなみに、ツアー2日目となる10月20日はノーマンの45歳の誕生日です。
O-EASTではなにかサプライズがあるかもね。

以下、セットリスト。

2010.10.19 TEENAGE FANCLUB@Shibuya O-EAST Setlist

01. Start Again
02. Sometimes I Don't Need To Believe In Anything
03. The Past
04. It's All In My Mind
05. Don't Look Back
06. Baby Lee
07. Verisimilitude
08. Star Sign
09. The Cabbage
10. About You
11. Sweet Days Waiting
12. When I Stil Have Thee
13. Ain't That Enough
14. Your Love Is The Place Where I Come From
15. Sparky's Dream
16. The Concept
---encore---
17. Can't Feel My Soul
18. I Need Direction
19. Everything Flows

・TEENAGE FANCLUB JAPAN TOUR 2010 日程
10/19(火)東京 渋谷O-EAST
10/20(水)東京 渋谷O-EAST
10/21(木)名古屋 CLUB QUATTRO
10/22(金)大阪 心斎橋CLUB QUATTRO

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2010年10月19日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン ベストヒット☆SMA@渋谷C.C.Lemonホール セットリスト

UNICORNユニコーン)も所属する音楽事務所SMA所属アーティストが渋谷・原宿地区のホールやライブハウス10会場で同時開催されるイベント『ベストヒット☆SMA』。

ユニコーンは渋谷C.C.Lemonホールにて登場。

そのセットリストです。

そりゃ"SMA"は絶対やるよね。


これにて、現在発表されてる分のユニコーンのライブは終了。
はたして私は今年は生ユニコーンが観れる日がくるのでしょうか。

Countdown Japanあたりに出てくれないと・・・


2010.10.17 ユニコーン ベストヒット☆SMA@渋谷C.C.Lemonホール Setlist

01. 裸の太陽
02. 薔薇と憂鬱
03. 与える男
04. オッサンマーチ
05. SMA
06. WAO!
07. 大迷惑


(参考)
・ユニコーン 2010ライブスケジュール&セットリスト集



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ユニコーン 『日本の夏 勤労の夏』日程&セットリスト
ユニコーン 『日本の秋 G(ゲー)10ツの秋』日程&セットリスト
シャンブル 各曲レヴュー
すばらしい日々 / UNICORN (SPRINGMAN 収録)
スターな男 / UNICORN (ケダモノの嵐 収録)
働く男 / UNICORN (ケダモノの嵐 収録)
雪が降る町 / UNICORN (The Very Best Of Unicorn 収録)
デーゲーム / 坂上二郎とユニコーン (THE VERY RUST OF UNICORN 収録)
忍者ロック / ユニコーン (THE VERY RUST OF UNICORN 収録)
ユニコーン@横浜アリーナ ツアー 2009 蘇る勤労 4月1日 感想
ユニコーン@日本武道館 ツアー 2009 蘇る勤労 5月20日 感想
ユニコーン@横浜アリーナ 7月20日 ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES. 2009 感想
ユニコーン@国営ひたち海浜公園 8月2日 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009 感想
ユニコーン@千葉マリンスタジアム SUMMER SONIC 2009 東京 感想
ユニコーン 川西幸一 50歳記念 チョットオンチー栄光の50年 初日@日本武道館(UNICORN、PUFFY、BLACK BORDERS、髭(HiGE)) 感想
ユニコーン 川西幸一 50歳記念 チョットオンチー栄光の50年@日本武道館 2日目(UNICORN、PUFFY、BLACK BORDERS、くるり) 感想
ユニコーン@山中湖交流プラザ きらら SWEET LOVE SHOWER 2009 感想
ユニコーン@幕張メッセ国際展示場 COUNTDOWN JAPAN 09/10 感想
与える男 / 吉井和哉 (UNICORN TRIBUTE 収録)

カテゴリ : ユニコーン ・ comments(0) K 
2010年10月17日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. LOUD PARK 10@さいたまスーパーアリーナ 2日目 (OZZY OSBOURNE、MOTORHEAD、AVENGED SEVENFOLD 他) 感想&セットリスト

さいたまスーパーアリーナへ、ヘヴィメタルの祭典『LOUD PARK 10』に行ってきました。

さいたまスーパーアリーナイメージ画像

初日のトリのKornは先日ワンマン@コーストで観たので、2日目だけの参戦。

2日目のラインナップはこちら。(初日は公式サイトで確認してください)
OZZY OSBOURNEAVENGED SEVENFOLDMOTORHEADANGRA
SPIRITUAL BEGGARSKUNIALEXISONFIRERECKLESS LOVE
HALESTORMTURISASTRASH TALK3 INCHES OF BLOOD


ちなみにラウパーは5回目の開催で、昨年は幕張メッセでしたが、たまアリでは2年ぶり3回目の開催となります。

私は昨年初参加だったため、さいたまでのラウパーは初体験。
3ステージ制の幕張と違ってさいたまは2ステージ制でそれぞれのステージが交互に進むので、全ての出演者を見れるので良い感じです。


というわけで簡単なレポを。
開演時間の11時直前に会場入り。

フロアに行くと、向かって左側のステージ、ULTIMATE STAGEにてちょうどスリー・インチズ・オブ・ブラッドが始まったところ。
ロン毛にヒゲ、高音シャウト!もちろんバスドラは2つ!うん、この暑苦しさがラウパーに来たって実感を与えてくれる。
さっそくモッシュサークル全開の盛り上がりを見せる会場。
さすがです。


続いて向かって右側のBIGROCK STAGEにてトラッシュ・トーク
こちらはどちらかというとメタルというよりハードコア。
ちょっと客入りは寂しかったけど、ヴォーカルの人が1曲目からステージからフロアに降りてもりあげまくる。
結局、終始ステージ上にいた時間はほとんどなかった気がする・・・
ステージ上に残ったメンバーのうち、ギターとベースが2人ともスキンヘッドだったのが、なんか見た目のバランスがカッコよかった。


と、ここで先はまだまだ長いので、アリーナで立って観るのはひかえて、スタンド席に座って観ることに。

次はレックレス・ラヴ
80年代なLAメタル臭のするバンド。
曲はかなりポップ。まぁでも可もなく不可もなくかな。


続いてヘイルストーム
紅一点の美人ヴォーカルさんを擁するバンド。
カッコよかったんですが、メタルで女性ヴォーカルって下手するとただの歌うまい歌手の曲聞いてるみたいな気になってくる。。
去年出たArch Enemyとかあのくらいのインパクトがないと・・・
あ、でも全員で打楽器大会みたいになってたのは面白かった。
てか、ドラマーが逆で、普通よりかなりでかいスティックを使って叩いたのがウケた!


ここで腹減ったので外へ出て、ロコモコ丼とドリンクチケットでターキージンジャーを購入して腹ごしらえ。
お客さんの人数の割には出店がどこも混んでなかったんですが、メタラーは腹減らないのでしょうか・・・


腹がいっぱいになりアルコールも入って良い気分になってまた中へ。
次はULTIMATE STAGEでチュリサス
バンドのトレードマークである赤と黒のコープスペイントが血のり観たいでちょっとおどろおどろしかったけど、音の方は、ヴァイオリンとアコーディオンのメンバーがいたりして、民族音楽的な雰囲気もあって面白かった。


続くBIGROCKのアレクシスオンファイアはちょっとだけ観た。
メタルというよりもパンクに近いかな。

アレクシスオンファイアの途中で外に出て友人と久々の再会。
前回会ったのもここさいたまスーパーアリーナ。
AC/DCの時だったな。

友人と別れ、再び中へ入りスタンド席に座りKUNIを途中から。
KUNIとは日本人ギタリストで、なかなかの経歴を持った人物らしい。
音の方も嫌いではなかったのですが・・・他の外国人メンバーが「アリガトウ」ってがんばって日本語でMCしてるのに、KUNI本人が英語でMCしてるのを聞いてちょっと萎えた・・・


次は、スピリチュアル・ベガーズ
名前は15年近く前の高校生時代から知ってたけど、まともに音は聞いたことなかったので今日初体験。
モッシュサークルができるようなスピード感はないけど、ずっしりと重心の思い音を鳴らしてた。
ギタリストのマイケル・アモットはアーク・エネミーとかでも活躍してるので、何気にLOUD PARKは5年連続の出演らしい。
すごい!


さていよいよ佳境を迎えたLOUD PARK 10。
そろそろ気合を入れてアリーナへ。
と、その前に軽く腹ごしらえをしてから、BIGROCK STAGEへ。

ちょうどステージとステージの間の柵近辺に場所取りして、そこから反対側のULTIMATE STAGEのアングラを観戦。
今日会場に向かう電車とかでもANGRAのTシャツ率は高かった気がする。
ヴォーカルの人の動きが面白い。
霧吹きのように宙に吹きだしたり、演奏に合わせて動き回ったり。
「ミンナゲンキトーキョー タノシンデルゥ?」なんて日本語のMCも飛び出し、「プレゼントガアリマス」といってステージ上にはサンバに使うようなパーカッションが登場し、打楽器大会。
さすがブラジルのバンド!
全体的にはブラジル要素はほとんどない気がするけど、ドラムのフレーズにサンバっぽいのがあった時は「おっ!」って思った。

関係ないけど、アングラのバイオをラウパのHPで見たら、元VIPERの人が中心になって結成したバンドだったんですね。
昔高校生の時に友達からCDを借りたのを思い出して思わず懐かしさがこみあげてきた。


とかなんとかあって、いよいよ私にとってここからがメインです!

メインはちょっと感想書くのに時間かかりそうなので、一旦備忘録とセットリストだけ上げておきます。
(後ほど追記更新していきます)


まず、モーターヘッド
今日のお目当て第1弾。
前にサマソニで2,3曲(10分強)見たことがあったくらいなので楽しみに。
ステージ後ろに掛けられた幕もカッコイイ!!

時間になり定位置につく3人。
繰り出される爆音。
でっかいモッシュサークルも次々に出来上がっていく。
レミー!カッコよすぎ。
てか、64歳て・・・

彼らの曲はRamonesのように金太郎飴的ですが、まぁ言ってしまえば全部名曲ってことで、特にライブでの破壊力は絶大ですね。
それに、途中にドラムソロがあったりとか緩急もしっかり付いてるし。

そしてお待ちかねの"Ace Of Spades" !!
イントロのベースから「ウォォォォーー」って歓声が上がり最大の熱狂へ。
そしてとどめの一発とばかりに"Overkill"を投下。
ステージ上からもモッシュサークルを作れとの指示が出て巨大な円が出来てました。


で、トリ前のアヴェンジド・セブンフォールド
64歳のレミーと62歳のオジーに挟まれる出番のA7Xってなんかすごいな・・・
彼らの半分くらいの年齢だろうに・・・

というわけで、出てきたときから勢いが若い!
いぶし銀的なかっこよさのモーターヘッドとはまた違ったカッコよさ。
客の盛り上がりもハンパない。

昨年ドラマーのRevが28歳の若さで逝去したため、そのトリビュート的なものがあって感動。
そのRevの穴を埋めたのがつい先日Dream Theaterからの脱退を電撃発表したマイク・ポートノイ。
A7Xはあまり知らないけど、マイクがドラムをたたくって聞いて興味を持った人も多いんじゃないでしょうか。
ちなみにRevが生前好きだったのがマイク・ポートノイだったそうで、その経緯でマイクにサポートを依頼したのだとか。

で、そのドラミングはやはり驚異的でした。
どうもドリームシアターとA7Xに音楽的な共通点が少ないような気がしてたけど、全然問題なかった。
(それよりもマイクのいないDTが今後どうなるかも気になるところですが・・・)



そして、トリを飾るのは本日最大のお目当て、メタルの帝王オジー・オズボーンです。

A7Xの熱狂冷めやらぬままのフロアに鳴り響く甲高い声。
まだ予定時間になってもないのにオジーが舞台裏でしゃべってるし(笑)
さすがオジー、やることが違う!!
「オーオー、オオオオオオー」(サッカーとかでよくある「オーレー、オレオレオレー」ってやつ)をオジーがかまし、それに客が応えるっていうコールアンドレスポンスもライブ開始前から始まる。
(結局ライブ中も何度かやりました)

満を持してオジー登場。
おぉー生オジーだ!と感動するのもつかの間、1曲目"Bark At The Moon"が始まる。

「バカだもーん」の空耳で有名なやつです。
(バーク・アット・ザ・ムーンがバカだもんに聞こえる)

なんかオジーのキャラと空耳がピッタリ過ぎる・・・(失礼・・)


セットリストは2曲目に最新作『Scream』から"Let Me Hear You Scream"をかましたのみで、後はソロになってからのヒットパレードとBlack Sabbath時代の名曲を。

って、よく考えるとサバス時代って言っても全部『Paranoid』からの曲??
『Paranoid』はロック史に残る名盤なのでそこからの曲を生で聴けるってだけでも嬉しい。
ソロの曲より俄然テンションが上がってしまったのはちょっと申し訳ない。。
(ま、オリジナル・サバスでぜひ聞いてみたいけど)

で、オジー。
なんだあの音のカッコよさと、存在そのもののお茶目さ。

自ら頭からバケツで水を被り開始3曲でびしょ濡れ、しかも、バケツの水を最前列の客にも掛けまくる。。

そして、おなかの出たおっさん体型でよたよた歩く。

カッコイイ要素なんてなさそうだけど、カッコ良い。


それをサポートするバンドメンバーたち。(バケツに水を補給するスタッフも大活躍(笑))
新加入のガスGもオジーから頭にキスされたりして愛されているようで何より。
途中、ギターソロやドラムソロを挟んだ"Rat Salad"もカッコ良かった。
(ただ単にオジーが休みたいだけって説も(笑))


本編最後は"Crazy Train"。
今回ちょっと曲が始まるまで違ったアレンジが入ってたりしたけど、個人的にはいきなりあのリフに突入したほうがいいんじゃないかとちょっと思った。

そしてアンコール。
本編の"War Pigs"辺りでは合唱が危うくてオジーも途中で客に歌わせずに自分で歌った場面があったりしたけど、アンコール1曲目の"Mama, I'm Coming Home"ではバッチリコーラスが決まってた。

LOUD PARK 10を締めくくるのは名曲中の名曲"Paranoid"。
締めくくりとしてはこれ以上ない曲でした。

いやぁ。オジーまた見たい!
来年のラウパーはぜひオリジナルメンバーでブラック・サバスで出てください!!


そんなこんなで約11時間に渡って爆音を浴びた1日が終わって行きました。


以下、セットリスト。

2010.10.17 LOUD PARK 10@さいたまスーパーアリーナ 2日目 Setlist

・Ozzy Osbourne Setlist
01. Bark At The Moon
02. Let Me Hear You Scream
03. Mr.Crowley
04. I Don't Know
05. Fairies Wear Boots (BLACK SABBATH cover)
06. Suicide Solution
07. War Pigs (BLACK SABBATH cover)
08. Shot In The Dark
09. Rat Salad (BLACK SABBATH cover)(w/ guitar and drum solos)
10. Iron Man (BLACK SABBATH cover)
11. I Don't Want To Change The World
12. Crazy Train
---encore---
13. Mama, I'm Coming Home
14. Paranoid (BLACK SABBATH cover)


・AVENGED SEVENFOLD
01. Nightmare
02. Critical Acclaim
03. Drum Solo
04. Welcome To The Family
05. Beast and the Harlot
06. Buried Alive
07. So Far Away
08. Afterlife
09. God Hates Us
10. Unholy Confessions
11. Almost Easy


・MOTORHEAD Setlist
01. Iron Fist
02. Stay Clean
03. Be My Baby
04. Rock Out
05. Metropolis
06. Over The Top
07. One Night Stand
08. Guitar Solo
09. The Thousand Names Of God
10. Cradle to the Grave
11. In The Name Of Tragedy 〜Drum Solo
12. Going To Brazil
13. Killed By Death
14. Ace Of Spades
15. Overkill


・ANGRA Setlist
01. Viderunt Te Aquae
02. Arising Thunder
03. Angels Cry
04. Carry On
05. Nova Era
06. Lisbon
07. Percussion Solo
08. Awake From Darkness
09. Nothing to Say
10. Rebirth
11. Deus le volt!
12. Spread Your Fire


・SPIRITUAL BEGGARS Setlist
01. SE
02. Left Brain Ambassadors
03. Beneath the Skin
04. Coming Home
05. One Man Army
06. Wonderful World
07. Fools Gold
08. Guitar Solo
09. Star Born
10. Concrete Horizon
11. Throwing Your Life Away
12. Euphoria


・ALEXISONFIRE Setlist
01. Young Cardinals
02. Boiled Frogs
03. Sons of Privilege
04. Drunks, Lovers, Sinners And Saints
05. No Transitory
06. Old Crows
07. The Northern
08. This Could Be Anywhere In The World


・RECKLESS LOVE Setlist
01. One More Time
02. Wild Touch
03. Love Machine
04. Romance
05. Guitar solo
06. Back To Paradice
07. Badass
08. Beautiful Bomb

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2010年10月17日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Hard Rock / Heavy Metal
  3. Let Me Hear You Scream / Ozzy Osbourne (Scream 収録)

 ヘヴィ・メタルのカリスマ、Ozzy Osbourneオジー・オズボーン)が、記念すべきソロ10作目となる新作『Scream』をリリース。長年連れ添ったギタリストZakk Wyldeザック・ワイルド)から新たにGus.GガスG、FIREWIND・ex-DREAM EVIL・ARCH ENEMY)に変わったことも話題になっています。LAにあるオジーのホームスタジオ「The Bunker」にて、前作『Black Rain』も手掛けたKevin Churkoを共同プロデューサーに迎えて制作。全米4位・全英12位。

・メンバー
Ozzy Osbourne – vocals, production
Gus G – guitars
Rob "Blasko" Nicholson – bass
Tommy Clufetos – drums, percussion (ex-ROB ZOMBIE, ALICE COOPER)
Adam Wakeman – keyboards

 この"Let Me Hear You Scream"はアルバムのリード曲。全米Rock Songsチャートで6位のヒットを記録。タイトルからしてアルバムを象徴する曲のようですね。タイトなリフに、オジー節のヴォーカルで歌われる力強い歌詞が勢いがあって、まだまだ帝王健在!って感じですね。ギターソロが短めなのは、加入したてだからでしょうか。(実際に今作ではまだ曲作りにはほとんど関わってないようです)
 
 この曲はドラマ「CSI:科学捜査班 ニューヨーク編」にてアルバム発売前にプレミア放送されたらしい。オジー自身もパフォーマンス・シーンで登場しており、Ozzy曰く「この曲が番組内の刑務所での暴動シーンで起用されると聞いて、それなら俺にもわかる事だ、と思った」と語っているそうです。

 個人的にアルバムは前半3曲あたりがすごく好きですね。今のところ"Soul Sucker"がベストトラックかな。アルバムからの2ndシングル"Life Won't Wait"とかあまりにポップ過ぎて聞いてちょっとずっこけたけど・・・。アルバム全体的にすごくモダンな音づくりになってて個人的には結構好きですが、過去のアルバムを全て聞いてるような筋金入りのファン(残念ながら私はそこまでではないです。。)にはウケるかどうかは微妙かな。個人的にはオジーはソロキャリア前半とやはりサバス時代のものが好きです。

 ちなみに今作リリースにあたり、2010年6月11日(金)にロサンゼルスのドジャース・スタジアムにて行われた大リーグ、LAドジャース対LAエンゼルス戦の試合の合間に、オジー本人と場内の観衆52,000人による「声の大きさ」と「叫び続けた長さ」(the longest scream by a crowd)のギネス記録に挑戦し、見事記録達成しています。

 というわけで名実ともに世界一音が大きくうるさいという称号を得たオジー(ってむりやりなこじつけ)がヘッドライナーを務めるフェス、LOUD PARK 10が明日開催されます(初日の今日はKornがトリ)。私ももちろん参戦します!この曲や、もちろん過去の代表曲、そしてサバス時代の名曲もやると思うのでホント楽しみ♪
(参考までにラウパに先んじて行われた東京国際フォーラムでの単独公演のセットリストを下の方に載せておきます)



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2010年10月16日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. KORN@新木場STUDIO COAST 「KORN III:WHO YOU ARE JAPAN TOUR 2010」 感想&セットリスト

新木場STUDIO COASTにてKORNKoЯnコーン)を見てまいりました!

最新作『KORN III:WHO YOU ARE JAPAN TOUR 2010』を引っ提げたツアーで、昨日のZepp Osakaに続いての東京公演。
明日のLOUD PARK 10にもヘッドライナー出演が決まってますが、私は行かないので、単独を!

仕事を定時退社して一路新木場へ。

会場に着き、ロッカーに荷物を預けてすぐ中に入った瞬間にライブスタート。

慌ててフロアに降りて人をかき分け前へ。
ベースのフィールディーのまん前くらいのポジションをゲット。
相変わらずコーストはステージが近い!
あのジョナサンもこんなに目の前!!!

てか、ジョナサンは上下バッチリ、アディダスのジャージで決めてる!
あ、でもマイクスタンドがギーガーじゃない・・・

とか思ってるうちにモッシュの嵐!
跳ねる!押す!押される!ライ、ナ〜〜ウと叫ぶ!

一気に汗だく・・・

てか、いつの間にかジョナサンはジャージの上脱いでタンクトップに・・・


続く"Need To"とかフィールディーのベースのスラッピングがカッコよすぎ。
ほんと目の前の位置だったので、弾く姿が間近で観れて興奮!

対照的にギターのマンキーがあんまり見れなかったのが残念・・・
(なんか変わったメイクしてたよね?)


今回良かったのはドラム。
レイ・ルジアーという人で、一応現在は正式メンバーみたい。
ルックスは地味なんだけど、テクニックがなかなかでツーバス連打しながらおかずも入れつつ、スティックを上にくるくる投げてキャッチしたりと派手さを加えようとがんばってたところもグッド!
何度かソロも任されてたし、そのドラムとフィールディーのベースの絡みもカッコ良かった。


それにしてもセットリストは全キャリアから満遍なくって感じ。
特に最新作に偏るわけでもないし。
まぁちょいちょい1曲もやってないアルバムはあるけど・・・


ちなみに今回個人的に一番アガったのは意外にも"Freak on a Leash"。
抑えた前半から合唱が起こり、徐々に徐々に爆発に向かってくところが「くるぞくるぞ!」って感じで、そして「キターーー」に変わるところがライブならではですごく良かった。
あのジョナサンのわけのわからんスキャットみたいな部分も堪能できたし!


そして、ピンク・フロイドの"Another Brick in the Wall"のカヴァーの後は、本編ラストで、今日一番の盛り上がりを記録した1st『Korn』からの"Blind"。
始まった瞬間にいろんな意味で「ヤバイ!」って思った。。
尋常じゃない盛り上がり。

フロアのちょこっと空いたスペースでバック転とかしてる人がいたりと、まさにカオス!

圧巻の盛り上がりで本編を終え、しばらくあって、アンコール。

アンコール開始を告げるのはバクパイプの音色!

ジョナサンがバグパイプを吹きながら登場!
ここでキルト・スカートに履き替えてくるかなぁと思ったけど、それは叶わず。
でもバクパイプ面白い。
息を吹いたときに音が鳴るんじゃないんだ?!

というどうでもいい驚きとともに始まった"Shoots and Ladders"。
さらに後半メタリカの"one"を付け足すアレンジ!
(中盤にもクイーンの"We Will Rock You"がありましたね。)

そして"Clown"ときて、"Got the Life"へ。
モッシュはそれほどでもなかったけど、合唱度は今日一番かな。

私もここぞとばかりに盛り上がってきました!


ライブ終了後は、ピックやらセットリストやらをばらまいて、ばっちりファンサービスをして去って行きました。

あー、明日のラウパーも観たくなってきた!!

以下、セットリスト。

2010.10.15 KORN@新木場STUDIO COAST KORN III:WHO YOU ARE JAPAN TOUR 2010 Setlist

01. 4 U
02. Right Now
03. Need To
04. Coming Undone / We Will Rock You (Queen cover)
05. Pop a Pill
06. Here to Stay
07. Oildale (Leave Me Alone)
08. Falling Away From Me
09. Did My Time
10. Let the Guilt Go
11. Somebody Someone
12. Throw Me Away
13. Helmet in the Bush
14. Good God
15. Freak on a Leash
16. Another Brick in the Wall (Pink Floyd cover)
17. Blind
---encore---
18. Shoots and Ladders / One (Metallica cover)
19. Clown
20. Got the Life

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GOT THE LIFE / KoRn (FOLLOW THE LEADER 収録)
ANOTHER BRICK IN THE WALL (PARTS 1, 2, 3) / KoRn (GREATEST HITS VOL.1 収録)

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2010年10月15日(金)