1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. 9mmの髭とNICOのASSHOLE@赤坂BLITZ (HiGE、NICO touches the walls) 感想&セットリスト

赤坂BLITZにてHiGE主催の『9mmの髭とNICOのASSHOLE』を見てきた。

3回にわたった今イベントの最終回で今回の対バンはNICO touches the walls

ちなみに私は5月にあったOGRE YOU ASSHOLEの回も行きました


まずはNICO touches the walls

ほぼ定刻通りにライブスタート。
しょっぱなから"THE BUNGY"〜"ホログラム"と盛り上がる曲を連発。

実は私はニコを観るのは4年ぶりくらい。
あれはまだデビュー間もないころだったのかな。
British Anthemsって洋楽イベントに出てた時に初めて見て、その時の印象は全くパッとしなかったんだけど、
その数ヵ月後に観たライブではなかなか良かったような記憶がある。

それから年月が経ち、武道館公演を行うまでになるとは当時は露にも思わなかったよ・・・

で、そんな久々のニコはやたらとカッコイイバンドになってた。

まだまだ若干地味な感じはするけど・・・
それは最近の若手バンドは往々にしてその傾向があるのでいたしかたないですが。

とりあえず初めて観た時もやってた"そのTAXI,160km/h"とか全く違う曲かと思うくらいの勢いがありました。


MCではライブの前夜に行われたサッカーワールドカップの日本対パラグアイ戦の話とかありました。
とかいいつつVo.の光村(みっちゃんって呼ばれてるんですね)は試合見てないらしいけど・・・

ギターの古村とベースの坂倉は2人でテレビ観戦したらしい。
2人はできてるんだって・・・(笑)


後は、ドラムの対馬が演奏中に「俺も髭だーー」って叫んでたのがウケた。


ちなみに、今日のライブはイベント仕様でいろんな曲を新旧織り交ぜてのセットリストとのこと。
なるほど、盛り上がる曲ばかりなわけだ。

というわけで、今度は単独のライブに行って、普段の彼らのライブも観てみたくなりました。



1時間ほどでニコが終わり、次は主催者の髭(HiGE)改め、HiGE

1曲目は、新加入のアイゴンのギターの音色一発で分かった。
"青空"だ。

個人的には聴きたい曲のトップにあるので、いきなり1曲目に来るとはビックリ。

やっぱいい曲だな、これ。

で、頭3曲ゆったり目の曲を続けた後は、"ロックンロールと五人の囚人"で一気に盛り上げる。
ニコの時もかなり盛り上がってたけど、やはりメインの盛り上がりはもっとすごかった。


ゆっくり目の怪しい曲と勢いのある怪しい曲、どちらにせよ変な曲が多いんだけど(個人的にはこれ褒め言葉)、その曲調の振り幅が面白いバンドだなぁって思う。

ま、ドラマーが2人もいる時点ですでにおかしいですが。
2人ともキャラが立ってるのもさすが。

なのに今度出るアルバム『サンシャイン』には、ユニコーン川西幸一とかさらにドラマーがゲスト参加してるのがウケますね。

そんな新作から民生プロデュースの"サンシャイン"をやったあと、次の""ぐらいからの盛り上がりがすごかった。

"テキーラ!テキーラ!"とかひょっとしたら今のところHiGEの曲で一番好きかも。
扱い的にはベスト盤に入ってる新曲なので、彼らの代表曲ってわけではないと思うけど。

そして"髭よさらば"で本編終了。


アンコールではヴォーカルの須藤が
「髭が一番似合う男、いや髭に愛された男、むしろ毛に愛された男を紹介」
みたいなことを言って、ニコのドラムの対馬(ツッシー)を呼び込む。

(前回はオーガのVO.の出戸が同様にいじられてましたね)

で、須藤が「今日挨拶に行ったのね、そしたらその数分後にうちの楽屋にツッシーが挨拶しに来たの。しかも、ガチャって入ってきて、俺しゃべるの苦手なんです、って。しゃべるの苦手なやつが楽屋にくる?」
みたいな話をしてた。

しかも、楽屋でブブゼラ(ワールドカップで流行った楽器ね)を吹いてたらしく、ここでもブブゼラを高らかに吹き鳴らす。

ちなみに本編の時にフィリポがブブゼラを吹いてそれが全然吹けてなかったんだけど、そのツッシーに対抗して再び前に出てきて、再度挑戦すると、なんと上手く吹けるという感動的な(?)シーンがありました。


ちなみにギターの斉藤曰く、「ドラマー、パンチドランカー説があって、ドラマーは頭が変な人が多い。今日も楽屋で2人(フィリポとツッシー)の会話を聞いててもずっと話が平行線で一向に交わってなかった」
って。

そんなこんなでツッシーいじりも終了し、アンコール。

曲始まる前に「将来、毛に嫌われたりして・・・」って須藤が言ったのがウケたな。
それってハゲるってこと??


気を取り直して演奏開始。

"ブラッディ・マリー、気をつけろ!"で盛り上げた後は、
"MR.アメリカ"と"ミスター・タンブリンマン"の比較的ゆったりした曲でシメ。


今更だけど、ミスター・タンブリンマンって、ディランの"ミスター・タンブリンマン"と"風に吹かれて"を合わせたような曲ですね。

そんなこんなでライブ終了。

HiGE、聴き始めてそんなに経ってないけど、聴けば聴くほど個人的には面白くなってきてる。

新作楽しみだな。

以下、セットリスト。


2010.06.30 9mmの髭とNICOのASSHOLE@赤坂BLITZ Setlist

・NICO touches the walls Setlist
01. THE BUNGY
02. ホログラム
03. 武家諸法度
04. そのTAXI,160km/h
05. 君だけ
06. 波
07. Broken Youth
08. サドンデスゲーム
09. 泥んこドビー

・HiGE Setlist
01. 青空
02. ランチ
03. GOO
04. ロックンロールと五人の囚人
05. B級プロパガンダ
06. D.I.Y.H.i.G.E.
07. 溺れる猿が藁をもつかむ
08. 魅惑の深海パーティ
09. サンシャイン
10. 虹
11. イカしてる俺は×××
12. テキーラ!テキーラ!
13. ハリキリ坊やのブリティッシュジョーク
14. 黒にそめろ
15. 髭よさらば
---encore---
16. ブラッディ・マリー、気をつけろ!
17. MR.アメリカ
18. ミスター・タンブリンマン

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2010年06月30日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. FEEDER@代官山UNIT 感想&セットリスト

代官山のUNITにFEEDERフィーダー)のライブを見に行ってきた。

日本人ベーシスト、タカ・ヒロセ擁するUKバンド。
90年代から変わらぬ人気を誇ってますね。

そんなバンドがUNITでライブってことで、当然チケットはソールドアウト。

中は熱気でムンムン。

開演時間を10分ほど過ぎたところで、西部劇(?)みたいな音楽(なんか映画の曲だっけ?)をSEにメンバー登場。

メンバーは、Vo.のGrant Nicholas(グラント・ニコラス)、Ba.のTaka Hirose、そしてドラムはKarl Brazil(カール・ブラジル)の3人のみ。
サポートギタリストとか無しのありのままのフィーダーって感じ。


そんなメンバーで始まったライブは、ほんと3人だけですか?って言うくらいの音圧。

そういや今年はUNITで同じく3人組のUKバンド、BIFFY CLYROのライブを見ましたが、なんかそれより重く激しいんじゃないかってくらい。
まだまだ若い者には負けないか。


ちなみに今回の来日は、新作『RENEGADES』をサポートする(お披露目する?)ライブで、セットリストは『RENEGADES』からの曲中心。

海外のライブでは、RENEGADESという変名を使ってツアーをやって鍛え上げた楽曲たち。

で、このアルバム自体の発売日は明日6月30日(海外では7月)発売(と言っても今日から店には並んでたけど)なので、私も含めほとんどの人が聴きこんでたとは言えないであろう状況の中でのライブだったんですが、
そんなことは全く感じさせない盛り上がり。


途中、MCでタカが
「まだ発売前の曲ばかりだから白けるかもって思ったけど、全然そんなことないね」
的なことを言うほど。

MCといえば、グラントが「今日は日本のフットボールの試合があるね」的なことを言うと、
タカが「ニッポン、チャチャチャッだよ」って言って、
なぜか会場中でニッポン、チャチャチャッコール。

ちょっと古いかなぁ、タカ・・・(笑)


そんなことは置いといて、怒涛の『RENEGADES』ナンバーのオンパレード。

ライブ向きの曲ばかり。

新しい曲だけど、ライブで鍛え上げてきてるだけあるね。


と、新曲群を演奏してたんですが、
Doorsの"The End"のまねで「ディシ・シズ・ジ・エーンド」って歌ったりして始まった"THE END"とか、タイトルトラック"RENEGADES"などを披露した後に、
急にシングルベストにも収録された"Lost and Found"を披露。

一気に湧き上がる会場。

やっぱ過去曲の盛り上がりはハンパなかった。

客の反応は正直ですね。。


そして、本編最後は"CALL OUT"でシメ。


この時点で大体始って50分くらい。

内容が濃かったからかもっと時間が経ったような満足感。


5分弱あって、アンコールで再びメンバー登場。

本編で新作からの曲は全部やったので、こっからは過去曲を連発。

まずは、"INSOMNIA"。
この曲と、"Godzilla"とどっちをやるかって迷ったらしかったんだけど、タカが
「日本ではゴジラよりインソムニアなんだよ」的なことをグラントに言ってこの曲に。

ちなみにグラントは「古い曲だけど弾けるかな」みたいなこと言ってた。

とか言いながら始まった"INSOMNIA"。
もう大盛り上がり!

続く"SWEET 16"と盛り上げ続けたところで、NIRVANAのカヴァー曲へ。

最初グラントが"Smells Like Teen Spitit"のリフを弾き始め、
「うぉー」って思った瞬間に「冗談だよ」的な感じで演奏を止め(カールがわざとドラムを1フレーズだけ叩いたのは面白かった)、本来予定されていた"BREED"へ。

カッコイイ。
これはかなりテンションあがった。


そして、最後の曲。
最後は"JUST A DAY"。

ここでダイバー出現!

飛ばずにはいられなかったか。

気持ちはわかるよ。(ま、私はダイブしないし、比較的反対派・・・)


とにかく大盛り上がりのままライブ終了。
1時間強。
もっと見たいね。

今年は夏フェス出演はないようですが、なんと9月にJAPAN TOURが決定。

その時はきっと『RENEGADES』の曲も今回以上の盛り上がりになってるだろうし、ぜひ体感したいですね!

以下、セットリスト。


2010.06.29 FEEDER@代官山UNIT Setlist

01. BARKING DOGS
02. SENTIMENTAL
03. THIS TOWN
04. WHITE LINES
05. LEFT FOOT RIGHT
06. DOWN TO THE RIVER
07. HOME
08. CITY IN A RUT
09. THE END
10. RENEGADES
11. LOST & FOUND
12. CALL OUT
---encore---
13. INSOMNIA
14. SWEET 16
15. BREED (NIRVANA cover)
16. JUST A DAY

・FEEDER JAPAN TOUR 2010 日程
9.11(土)福岡 DRUM Be-1 
9.13(月)大阪 BIG CAT   
9.14(火)名古屋 CLUB QUATTRO 
9.16(木)東京  O-EAST 
9.18(土)仙台  JUNK BOX 
9.19(日)東京  UNIT 

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2010年06月29日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Harrowdown Hill / Thom Yorke (The Eraser 収録)

 現代最高のロックバンドとしばしば評されるRadioheadレディオヘッド)の頭脳、Thom Yorkeトム・ヨーク)が2006年にリリースしたソロアルバム『The Eraser』(全英3位・全米2位)。プロデュースはレディオヘッドの第6のメンバーと言っても過言ではないNigel Godrichナイジェル・ゴドリッチ)。

 "Harrowdown Hill"はそこからの1stシングル。限定盤として発売され全英23位を記録。跳ねるようなベースと、エレクトリックなビート。『Kid A』期のレディヘをさらに陰鬱に、しかしメロディアスにしたようなサウンド。よりトム・ヨークその人に近づいたって感じでしょうか。ちなみにトムはこの曲について、「自分がこれまでの人生で書いた曲で、一番怒りに満ちた曲」と語っています。曲のテーマとしては、2003年のイラク戦争関連でイギリスの生物兵器の専門家デビッド・ケリー博士が不審な自殺を遂げたことについて書かれています。この事件の内容はこの辺のサイトに詳しく書かれますので興味のある方は読んでみては?

 そんなトムのソロですが、『Spitting Feathers』ってEPやリミックスアルバム等を出してた後は、ご存知のようにレディへ本体のほうの活動が再開し名作『In Rainbows』のリリース、そしてツアーがあって、ソロのほうは単発のライブがいくつかあったのみだったんですが、それが2009年からまた本格化。しかも、今作の収録曲から名前をとってAtoms for Peaceアトムズ・フォー・ピース)って名前のバンドに発展。さらにそのメンツがヤバい。

・Atoms for Peace member
Thom Yorke – lead vocals, guitar, piano, keyboards, percussion
Flea – bass guitar, melodica
Nigel Godrich – keyboards, guitar, backing vocals, percussion
Mauro Refosco – percussion
Joey Waronker – drums

 レッチリのフリーって・・・。この"Harrowdown Hill"とかフリーのベースで聴けたらかなりカッコイイだろうなぁ。

 そして、この編成でなんとフジロックフェスティヴァルへの出演が決定。ついにトム・ヨークが苗場に降臨です。はぁもう興奮して寝れない日が続きそうです。。

・Thom Yorkeの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Thom


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ALL I NEED / RADIOHEAD (IN RAINBOWS 収録)
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PROVE YOURSELF / RADIOHEAD (PABLO HONEY 収録)
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2010年06月28日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Drunk Girls / LCD Soundsystem (This Is Happening 収録)

 NYに本拠地を置くレーベルDFA Recordsを率いるJames Murphyジェイムズ・マーフィー)による音楽ユニットLCD SoundsystemLCDサウンドシステム)。彼らの3rdアルバムにしてラストアルバム(とジェイムズ自身が語っています)『This Is Happening』が2010年5月にリリース。全英7位、全米10位。

・LCD Soundsystem - Drunk Girls


 この"Drunk Girls"はアルバムからの1stシングルで全英190位獲得している曲。タイトルの「Drunk Girls=酔っぱらった女の子たち」とは、LCDのメンバーの女性が、他の男性メンバーのことをガールズって呼ぶのが面白くて付けたんだとか。だから意訳すると「酔っぱらったおっさん達」って感じ。「バカみたいに楽しい曲」をアルバムに入れたくて作ったのだとか。

 で、勢いで一気に作っちゃったんじゃないだろうかと思うようなシンプルでノリのいい楽曲が完成。サウンドもそうだけど、ジェイムズのヨレヨレのヴォーカルも80年代のPOST PUNK/NEW WAVEな雰囲気がありますね。曲のノリもさることながら、PVの悪ノリっぷりひどい(笑)監督はスパイク・ジョーンズ。どのようにひどいからは一度見てもらえれば分かると思います。ジェイムズの普通のおっさんぷりも注目。

 アルバム全体的な雰囲気としては、いろんなところで言われているように、70年代後半から80年代初頭のDavid Bowieデヴィッド・ボウイ)の『Lodger』『Scary Monsters』辺りを彷彿とさせる仕上がり。ジャケットの雰囲気とかまんま『Lodger』ですしね。曲単体でも"All I Want"なんてまるで"Heroes"みたいで思わず笑っちゃいました。ほんとこういうの好きなんだなぁって思わせられます。それでもやっぱり「今」な音になってるのは、ジェイムズのセンスの良さって感じがしますが。

 それにしても本当にこのアルバムで最後になってしまうんでしょうか。ジェイムズはインタビューで以下のように語ってます。
自分にとってすごく重要なことなんだけど、変わらなきゃいけないような気がしてるんだ。このバンドとプレイしていくことは、すごく楽しいし、気に入ってるよ。このLCDサウンドシステム以外に、一緒にプレイしたいと思うようなバンドなんて存在しない。でも、僕は生きていて、他にいろいろやりたいことがある。レーベルの運営とかDJとか。本当に、やりたいことがたくさんあるんだ。そんな中、このバンドは、あまりにも僕の時間を独占しすぎる存在になってきてしまった

 とにかく、このアルバムを引っ提げて現在ツアー中の彼ら。日本にはフジロックに出演します。フジでのライブが日本での最後のライブになってしまうのか。とにかく、フジでは絶対見なきゃいけないですね!


LCD Soundsystem -『This Is Happening』収録曲リスト
1. "Dance Yrself Clean"
2. "Drunk Girls"
3. "One Touch"
4. "All I Want"
5. "I Can Change"
6. "You Wanted a Hit"
7. "Pow Pow"
8. "Somebody's Calling Me"
9. "Home"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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Daft Punk Is Playing at My House / LCD Soundsystem (LCD Soundsystem 収録)
tribulation / lcd soundsystem (lcd soundsystem 収録)
american dream / LCD Soundsystem (american dream 収録)



(2017.10.04最終更新)
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2010年06月27日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2013
  3. サマソニ2010、出演アーティスト第14弾

サマソニ2010、出演アーティスト第14弾発表がありました。

今回発表されたのは以下の3組。

●SUMMER SONIC 2010 出演アーティスト 第14弾
・7日(土)東京・8日(日)大阪
coldrain / JASMINE

・7日(土)東京
[Champagne] / 星野 源 / おおはた雄一 guest:原田郁子 / sighboat
Dachambo / likkle Mai & The K / あらかじめ決められた恋人たちへ
東田トモヒロ

・8日(日)東京
JAY'ED / lecca / Rake / te' / RADIQ septet / suzumoku
加護亜依〜Jazz the First Door〜 / 植村花菜 / ナオト・インティライミ

・8日(日)大阪
ビッグポルノ


・・・加護亜依ですか。そうですか。。


サマソニ2010、出演アーティスト第1弾
サマソニ2010、出演アーティスト第2弾
サマソニ2010、出演アーティスト第3弾
サマソニ2010、出演アーティスト第4弾
サマソニ2010、出演アーティスト第5弾
サマソニ2010、出演アーティスト第6弾
サマソニ2010、日程別出演ラインナップ発表!!
サマソニ2010、出演アーティスト第7弾
サマソニ2010、出演アーティスト第8弾
サマソニ2010、出演アーティスト第9弾
サマソニ2010、ステージ別アーティスト発表
サマソニ2010、出演アーティスト第10弾
サマソニ2010、出演アーティスト第11弾
サマソニ2010、出演アーティスト第12弾
サマソニ2010、出演アーティスト第13弾
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2010年06月25日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Eclipse / The Flaming Lips (The Flaming Lips and Stardeath and White Dwarfs with Henry Rollins and Peaches Doing The Dark Side of the Moon 収録)

 80年代から活躍するベテランオルタナバンド、The Flaming Lipsザ・フレーミング・リップス)が、Pink Floydピンク・フロイド)が1973年にリリースされた歴史的アルバム『The Dark Side of the Moon』(邦題『狂気』)をアルバム丸ごとカヴァーした作品『The Flaming Lips and Stardeath and White Dwarfs with Henry Rollins and Peaches Doing The Dark Side of the Moon』をリリース。当初、iTunesでの配信限定で発売され、その後CD等のフィジカルリリースもされました。

 まずは、原作『狂気』を軽く説明。『狂気』はプログレッシヴ・ロックを代表するイギリスのバンド、ピンク・フロイドの作品で、全米1位・全英2位を獲得し、全米Billboardチャートの200位以内にでは15年以上にもわたってランクインし、世界中で4000万枚ともいわれる売り上げた傑作。「月の暗い部分(=裏側)」=「人間の内面に潜む『狂気』」を描いた作品だと言われています。

 そんな作品をリップスがカヴァー。リップス単独ではなく、中心メンバーのWayne Coyneウェイン・コイン)の甥であるDennis Coyneが所属するバンド、STARDEATH AND WHITE DWARFSとのコラボレート。さらにゲストヴォーカルとして、Henry Rollinsヘンリー・ロリンズ)とPeachesピーチズ)が参加しています。リップス×ロリンズってだけでかなりテンション上がりますね!!

 このアルバムラストを飾る"Eclipse"(狂気日食)まで、オリジナルの世界観を残しつつ、オリジナルよりも少しノイジーで、効果音の一つ一つにリップス色がでてるところとか面白いですね。この曲の最後の「There is no dark side of the moon really. Matter of fact it's all dark」(月の裏側なんて本当は存在しない。何故なら、すべてが闇そのものだから)という有名なセリフもバッチリ入ってますね!

・The Flaming Lips - Eclipse (feat. Henry Rollins)


オリジナル
・Pink Floyd - Brain Damage / Eclipse


 ちなみに今作リリース直後の2009年の大晦日には、バンドの地元オクラホマ・シティのコックス・センターにて行われたNew Year's Eveライブで『狂気』の再現ライブも実現しています。

 と、海外のライブをうらやましく思っていたら、なんと11月に来日が決まりました。サマソニでの来日はありましたが(昨年のソニックのトリのステージは15分くらいしか見れませんでした・・・)、単独での来日は11年ぶりとのこと。こりゃ行くっきゃないですね。あの祝祭的なライブをフルで味わってみたい!しかも、MEWを引き連れてのツアーになるなんて贅沢すぎ!!日程は以下。

THE FLAMING LIPS TOUR 2010
2010年11月15日(月)なんばHATCH
2010年11月17日(水)ZEPP TOKYO
2010年11月18日(木)ZEPP TOKYO


The Flaming Lips -『The Flaming Lips and Stardeath and White Dwarfs with Henry Rollins and Peaches Doing The Dark Side of the Moon』収録曲リスト
1. "Speak to Me/Breathe" (featuring Henry Rollins and Peaches)
2. "On the Run" (featuring Henry Rollins)
3. "Time/Breathe (Reprise)"
4. "The Great Gig in the Sky" (featuring Henry Rollins and Peaches)
5. "Money" (featuring Henry Rollins)
6. "Us and Them" (featuring Henry Rollins)
7. "Any Colour You Like"
8. "Brain Damage" (featuring Henry Rollins)
9. "Eclipse" (featuring Henry Rollins)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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Another Brick In The Wall Part 2 / PINK FLOYD (Echoes;The Best Of Pink Floyd 収録)
Do You Realize?? / The Flaming Lips (Yoshimi Battles the Pink Robots 収録)
THE FLAMING LIPS & MEW@Zepp Tokyo 感想&セットリスト
METAMORPHOSE SPRING 12@幕張メッセ (The Flaming Lips、Orbital、Afrika Bambaataa、GORILLAZ SOUND SYSTEM 他)
Sunrise (Eyes Of The Young) / The Flaming Lips (Oczy Mlody 収録)



(2017.03.03最終更新)
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2010年06月25日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Celestica / Crystal Castles (Crystal Castles (II) 収録)

 Ethan Kath(イーサン・ケイス)とAlice Glass(アリス・グラス)によるカナダはオンタリオ出身のエレクトロデュオ、Crystal Castlesクリスタル・キャッスルズ)が2ndアルバム『Crystal Castles』を5月にリリース(1stアルバムと同じくセルフタイトルのため、便宜上『Crystal Castles (II)』と表記される機会が多いようです)。全英48位、全米188位。

・Crystal Castles - Celestica


 "Celestica"はアルバムからの1stシングル。悲しげで美しいメランコリックなサウンド。アリスのヴォーカルも、PVで見せる表情もどこか物憂げですね。クリスタル・キャッスルズと言えば個人的には"Alice Practice"のような攻撃的なイメージが強いけど、1stにもこれ系の曲もいくつか含まれていて、それを前面に押し出した曲ですね。

 アルバム全体的に"Celestica"のようなメロディ重視の曲が増えてますが、もちろん"Doe Deer"のようにアグレッシヴなサウンドも健在です。

 彼らのライブは2008年のサマソニで観ることができましたが、アリスの佇まいも含めてヤバいカッコよさをビシバシ放ってた記憶があります。後は、アリスのステージングにも負けないくらい踊ってた(暴れてた?)外国人の集団も記憶に残ってますが・・・。ライブまた見たいなぁ。



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Alice Practice / Crystal Castles (Crystal Castles 収録)
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2010年06月23日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Go Do / Jonsi (Go 収録)

 アイスランドを代表するロックバンドSigur Rósシガー・ロス)。そのSigur RosのヴォーカリストであるJónsi(Jón “Jónsi” Þór Birgisson、ヨンシー・バーギッソン)が初のソロアルバム『Go』をリリース。全英20位、全米23位を獲得。

・Jónsi - Go Do (Live at the Wiltern)


 プロデュースを手掛けるのは、InterpolやThe National等を手掛けたPeter Katis(ピーター・ケイティス)、そして、2009年にはヨンシーとの共作アルバム『Riceboy Sleeps』をリリースし、シガー・ロスのビジュアルデザイナーも担当するヨンシーのボーイフレンドAlex Somers(アレックス・ソマーズ)も今作での共同制作者に名を連ねています。

 そんな『Go』からの1stシングルがこの"Go Do"。地元アイスランドで6位、全英シングルチャートでは127位。アルバム1曲目に収録されていてアルバムを象徴するような曲。エレクトロニクスとフルートなどの生音が有機的に溶け合い、天使の歌声とも形容されるヨンシーのファルセットヴォイスが柔らかく飛翔するような曲。

 この躍動感はシガー・ロスの現在のところの最新作である2008年の『残響』からのモードを引き継いでいるような気がする。サウンド面で個人的にはシガー・ロスとの大きな違いは感じないけど、ほとんどの歌詞を英語で歌うことにより(シガー・ロスではアイスランド語や彼らが考案したホープランド語を使用)、より多くの人へ曲に込めた意味を伝えたい、聞き手とコミュニケーションをとりたいという、より開かれた姿勢を意図してるんじゃないかと思います。

 ちなみに本作を制作し始めた時点では、「落ち着いたアコースティックなアルバム」にするつもりだったらしい。しかし、コラボレーターであるピアニスト/コンポーザーのNico Muhly(ニコ・マーリー)の参加で一気に爆発し、このように開放的でカラフルな音像を持つ作品に仕上がったのだとか。

 ヨンシーは、SUMMER SONIC 2010への出演が決まっています。海外でのツアーではAlex(guitar, soundeffects,keyboards)、Thorvaldur Thór Thorvaldsson(drums)、Ólafur Björn Ólafsson( keyboards)、Úlfur Hansson(bass,monome)という編成で回っているようです。サマソニではどんなライブを見せてくれるのか楽しみ♪

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2010年06月22日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Cryptic / Pin Me Down (Pin Me Down 収録)

 現在活動休止中のBloc Partyブロック・パーティー)のアシンメトリーな髪形がトレードマークのギタリスト、Russell Lissack(ラッセル・リサック)のサイドプロジェクト、Pin Me Downピン・ミー・ダウン)が1stアルバム『Pin Me Down』をリリース。

 ピン・ミー・ダウンはNYを拠点に活動していたエレクトロパンクバンドBlack MoustacheのヴォーカリストMilena Mepris(ミレーナ・マーフィス)を迎え結成。2人はブラック・マスターシュがブロック・パーティーをサポートしたことがきっかけで知り合ったそうです。

 彼らの1stシングルとなったこの"Cryptic"は、すでに2008年に発売されたフランスのKitsunéレーベルのコンピ『Kitsuné Maison 5 GOLD』にも収録されていた楽曲。イントロから鳴り響くギターがもうまんまブロック・パーティーだったのにはちょっと笑ってしまいそうになりましたが、そこに女性ヴォーカルが乗ることにより曲全体の印象としては全く違うものに。ものすごくポップです。

 アルバム全体としてはそこまでブロック・パーティー色は強くなく、もっと80sな雰囲気を持ったキラキラしたダンスチューンがそろっています。

 ラッセルはこのPin Me Downの他、ASHのライブにもサポートギタリストとして参加していて、先ごろ行われた来日公演にも参加していました。Bloc Partyの活動休止は突然だったし、その理由もなんだかよくわからないし、ヴォーカルのケリーも最近ソロアルバム『BOXER』を発表したりと、Pin Me Downを聞きつつもブロック・パーティーが気になって仕方ない自分がいたりします。。

・Pin Me Downの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Pin


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Mercury / Bloc Party (Intimacy 収録)
SONG FOR CLAY (DISAPPEAR HERE) / BLOC PARTY. (A WEEKEND IN THE CITY 収録)
HUNTING FOR WITCHES / BLOC PARTY. (A WEEKEND IN THE CITY 収録)
Banquet / BLOC PARTY (SILENT ALARM 収録)
SHE'S HEARING VOICES / BLOC PARTY (SILENT ALARM 収録)
BLOC PARTY@新木場STUDIO COAST
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2010年06月21日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Emperor of Charms / Pit er Pat (The Flexible Entertainer 収録)

 米シカゴにてFay Davis-Jeffers(Key.&Vo.)、Butchy Fuego(Dr.)、Rob Doran(Ba.)によって結成されたバンド、Pit er Patピット・アー・パット)が、FayとButchy2人体制になって初、通算6枚目のフルアルバム『The Flexible Entertainer』を米Thrill Jockyよりリリース。



 この"Emperor of Charms"は『The Flexible Entertainer』の6曲目に収録されている曲。トライバルなリズムの上をフェイのどこかエキゾチックなヴォーカルの乗る前半、そして、徐々にリズムが複雑に絡み合っていきトランス状態になっていくサウンドがたまらない。

 私はこの作品で初めて彼らを知りました。最近かなりいろんな音楽を雑食的に聴いているんですが、右の耳に入って左から出ていくみたいなバンドも結構ある中、この作品は凄く引っかかるものがありました。GANG GANG DANCE辺りが好きな人は絶対にはまると思う。GGDよりはメロディがはっきりしているのでこっちのほうがハマる人も多いかも。

 また、ButchyはRed Krayola、These Are Powers、Hecuba、Rainbow Arabia、Soft Circle他、数多くのレコーディングに参加しているそうです。その他にもBoredomsのEYEが主催した「77 Boadrum」に参加してたりしてるのでボアダムズ好きも要チェック。

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2010年06月20日(日)