1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. The Dead Weather@Zepp Tokyo 感想&セットリスト

Zepp Tokyoにスーパーバンドのライブを観にいってきた。

Zepp tokyoイメージ画像

そのスーパーバンドとは、The White Stripesのジャック・ホワイトとThe KillsのViViことアリソン・モシャートによって結成されたバンドで名前をThe Dead Weatherデッド・ウェザー)と言います。

●The Dead Weather メンバー
・ジャック・ホワイト / Jack White
 (THE WHITE STRIPES / THE RACONTEURS)
・アリソン・モシャート / Alison Mosshart
 (THE KILLS)
・ディーン・フェティータ / Dean Fertita
 (QUEENS OF THE STONE AGE)
・"リトル" ジャック・ローレンス / Jack Lawrence
 (THE RACONTEURS / THE GREENHORENS)

まぁ豪華ですね。

そんなデッド・ウェザーの東京1公演のみの来日公演に行ってきました。

アーティスト側の以降で開演時間が20:00と、平日の社会人にも嬉しい時間に変更。
会場に入ると60年代あたりのブリティッシュロックな曲がかかっていて、開演時間を過ぎること15分弱、The Yardbirdsの"Over Under Sideways Down"がかかって会場の熱気も上がったところで暗転しメンバー登場。
バックの幕が落ち、アートワークが出現。

もちろんジャックはドラムへ。
フロントマンを務めるはアリソン。(あ、フロントウーマンですね・・・)

まずは登場してアリソンのモデルさんのようなカッコよさに痺れたところにヘヴィなサウンドが炸裂!
1曲目は昨年リリースされたデビュー作『Horehound』でも1曲目を飾っている"60 Feet Tall"からスタート。
ブルーの照明に浮かび上がる4人のシルエット。
ヘヴィなブルースナンバーをアリソンが客を挑発するように歌い上げる。
超カッコイイ。

ジャックのドラムはシンプルな構成なんだけど、ヘヴィでなかなか良い。
天才はやっぱり何でもできちゃうのね・・・

2曲目を終え、ジャックがどっか行ったかと思えば、戻ってきてマイクの前へ。
それだけで客席から大歓声。
やっぱそうこなくっちゃ!

で、ジャックがリードヴォーカルを取るのは海外のセットリストにも入っている、Themのカヴァーで"You Just Can't Win"。
メランコリックなメロディがジャックのすこし女性のような雰囲気を持つ声質にぴったり。
ちなみにジャックが歌ってる間、アリソンはドラムの前に腰掛け、タンバリンを叩いてました。
曲の途中からジャックはドラムに戻り、ドラムを叩きながら歌ってた。

と、そういう感じで、基本的にはリードヴォーカルはアリソンなんだけど、ジャックもメインを取ったり、アリソンとの絡みもあったりして、その絡みが無茶苦茶カッコ良過ぎてたまらない。。

ちなみに他の2人も、ディーンはギター以外にもキーボードを操り、ジャック・ローレンスもベースの他ドラムも叩いたりと結構フレキシブルに。
アリソンも何曲かギターを弾いてたんだけど、そのギターを抱えた姿も様になっててカッコよい。

しかし、やっぱり彼1人だけ別格でした。
ジャック・ローレンスがドラムとか書いたので分かると思いますが、もう1人のジャック、ジャック・ホワイトももちろんギターを弾きました。
もう、彼が一度前に出てきてギターを弾くと、場の空気が一変。
オーラが違う。
俄然客も盛り上がり一気に前に詰めてくる人が多数。
アリソンには申し訳ないけど、やっぱり皆ジャックの歌とギターが聴きたいってのが本音でしょうか。
(もちろん、アリソンの歌も、ジャックのドラムもかっこいいですよ!)


ちなみに今日のセットリスト、1stアルバムの曲以外にも、先述のTHEM等カヴァー曲が4曲あったり、今年発売される予定の2ndアルバムからの曲も結構やりました。
こんなメンツが集まったんだから1枚で終わっちゃもったいないと思ってたので、今日のライブを観て2ndへの期待が倍増しました。

あ、カヴァー曲といえばアルバムにも収録されているボブ・ディランの"New Pony"もやりました。
つい先日まで同じこのZepp Tokyoで御大がライブをやってたって考えるとすごいですね!
(私は2公演に参加しました。ちなみにこの曲のオリジナルヴァージョンは聞いたことないです。。)


話はそれましたが、ジャックがギターを弾きまくる"Will There Be Enough Water?"で本編は終了。
(この曲で、ジャックとアリソンが1本のマイクで一緒に歌うのを観てかなりドキドキさせられました)
もちろんアンコール。
そりゃこんなライブいつまでも観ていたいよね!

アンコールでは私の大好きな"I Cut Like a Buffalo"をやってくれた。
レゲエチックなこの曲、ディーンの弾くキーボードの音がツボです。

続く"I Can't Hear You"では、リズムマシーンがリズムを刻む中、ジャックが前に出てきてギターを弾きまくり。
そこはもちろん最高なんですが、曲の後半にジャックがドラムに戻ってからがヤバイ。
爆発的な盛り上がりを見せ、そのまま最後の曲"Treat Me Like Your Mother"に雪崩れ込んでいく展開は圧巻の一言。

最後は4人前に出てきて肩を組んで挨拶して去っていきました。

とにかく凄かった。
今日観なかった人はかなり損してると思うな。

またの来日を期待しています。

あ、ジャックさん、ホワイト・ストライプスもよろしく。


以下、セットリスト。

2010.03.31 The Dead Weather@Zepp Tokyo Setlist

01. 60 Feet Tall
02. Hang You From The Heavens
03. You Just Can't Win (Them cover)
04. So Far From Your Weapon
05. No Horse
06. Die By The Drop
07. Blue Blood Blues
08. Rocking Horse
09. A Child of a Few Hours Is Burning To Death (West Coast Pop Art Experimental Band cover)
10. Jawbreaker
11. Hustle & Cuss
12. New Pony (Bob Dylan cover)
13. No Hassle Night
14. Will There Be Enough Water?
---encore---
15. Forever My Queen (Pentagram cover)
16. I Cut Like a Buffalo
17. I Can't Hear You
18. Treat Me Like Your Mother

【サイト内関連記事】
I Cut Like A Buffalo / The Dead Weather (Horehound 収録)
Blue Orchid / The White Stripes (Get Behind Me Satan 収録)
FOREVER FOR HER (IS OVER FOR ME) / THE WHITE STRIPES (GET BEHIND ME SATAN 収録)
Seven Nation Army / The White Stripes (ELEPHANT 収録)
Icky Thump / The White Stripes (Icky Thump 収録)
Another Way to Die / Jack White and Alicia Keys (Quantum of Solace [Original Motion Picture Soundtrack] 収録)
カテゴリ : LIVE (2010) ・ comments(2) K 
2010年03月31日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 独り言(音楽ネタ)
  3. BOB DYLAN Japan Tour 2010 全演奏曲 演奏回数別

Bob Dylanボブ・ディラン)の夢のようなJapan Tour 2010も終わってしまいました。

前半の大阪と名古屋の7公演、後半の東京7公演で演奏曲を演奏回数順にまとめた物は以前載せましたが、全14公演の合計をまとめてみました。
ついでにどのアルバムから何曲やったかもまとめてみました。
オリジナルアルバムに収録されてない曲とか結構曖昧なのがありますがそれはご了承下さい。

ちなみにそれぞれの公演のセットリストはいろんなサイトでまとめたのがあるようなので、他サイトを参照願います。

それでは、全14公演で演奏された、全66曲の統計をどうぞ。

(参考)
BOB DYLAN@Zepp Tokyo Japan Tour 2010 3月23日(火) 感想&セットリスト
BOB DYLAN@Zepp Tokyo Japan Tour 2010 3月28日(日) 感想&セットリスト
BOB DYLAN Japan Tour 2010 演奏曲集(大阪・名古屋 7公演分)
BOB DYLAN Japan Tour 2010 演奏曲集(東京 7公演分)

●BOB DYLAN JAPAN TOUR 2010 スケジュール
・大阪追加公演 3/11 Zepp Osaka
・大阪公演 3/12,13,15,16 Zepp Tokyo
・名古屋公演 3/18,19 Zepp Nagoya
・東京公演 3/21,23,24,25,26,29 Zepp Tokyo
・東京追加公演 3/28 Zepp Tokyo



■アルバム別演奏曲数
●7曲
Modern Times』(モダン・タイムズ)

●6曲
Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ)
Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト)

●5曲
Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61)
Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド)
Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド)
The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン)

●3曲
Another Side of Bob Dylan』(アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン)
Bringing It All Back Home』(ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム)

●2曲
Blood on the Tracks』(血の轍)
Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II』(グレーテスト・ヒット第2集)
Under the Red Sky』(アンダー・ザ・レッド・スカイ)
The Times They Are a-Changin'』(時代は変る)

●1曲
John Wesley Harding』(ジョン・ウェズリー・ハーディング)
ワンダー・ボーイズ オリジナル・サウンドトラック
Nashville Skyline』(ナッシュヴィル・スカイライン)
New Morning』(新しい夜明け)
DYLAN』(ディラン)
MTV Unplugged』(MTVアンプラグド)
Shot of Love』(ショット・オブ・ラブ)
The Basement Tapes』(地下室(ザ・ベースメント・テープス))
Street Legal』(ストリート・リーガル)
Oh Mercy』(オー・マーシー)
The Bootleg Series Volumes 1-3 (Rare & Unreleased) 1961-1991』(ブートレッグ・シリーズ第1〜3集)
Slow Train Coming』(スロー・トレイン・カミング)
Planet Waves』(プラネット・ウェイヴズ)span style="font-size:x-small;">プラネット・ウェイヴズ)


上記を見ると、近年の名作と、初期の傑作から多く演奏してることがわかりますね。
個人的には歴史的名盤『DESIRE』(欲望)から1曲もやってないことが驚きです。

それでは、以下、演奏回数別。

■演奏回数別
●演奏回数 14回
Highway 61 Revisited追憶のハイウェイ61) / 『Highway 61 Revisited』
Thunder On The Mountainサンダー・オン・ザ・マウンテン) / 『Modern Times』
Like A Rolling Stoneライク・ア・ローリング・ストーン) / 『Highway 61 Revisited』
Joleneジョリーン) / 『Together Through Life』

●演奏回数 13回
Ballad Of A Thin Manやせっぽちのバラッド) / 『Highway 61 Revisited』

●演奏回数 12回
All Along The Watchtower見張塔からずっと) / 『John Wesley Harding』

●演奏回数 7回
The Levee's Gonna Breakザ・レヴィーズ・ゴナ・ブレイク) / 『Modern Times』
I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ) / 『Another Side of Bob Dylan』

●演奏回数 6回
Tweedle Dee & Tweedle Dumトゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム) / 『Love and Theft』
Cold Irons Boundコールド・アイアンズ・バウンド) / 『Time Out of Mind』

●演奏回数 5回
Honest With Meオネスト・ウィズ・ミー) / 『Love and Theft』
Shelter From The Storm嵐からの隠れ場所) / 『Blood on the Tracks』
Summer Daysサマー・デイズ) / 『Love and Theft』

●演奏回数 4回
Spirit On The Waterスピリット・オン・ザ・ウォーター) / 『Modern Times』
Watching The River Flow川の流れを見つめて) / 『Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II』
High Water (For Charlie Patton)ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パットン)) / 『Love and Theft』
Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Againメンフィス・ブルース・アゲイン) / 『Blonde on Blonde』
I'll Be Your Baby Tonightアイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト) / 『Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II』
Can't Waitキャント・ウェイト) / 『Time Out of Mind』
Desolation Row廃墟の街) / 『Highway 61 Revisited』
Sugar Babyシュガー・ベイビー) / 『Love and Theft』

●演奏回数 3回
Po' Boyポー・ボーイ) / 『Love and Theft』
Girl From The North Country北国の少女) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』
Leopard-Skin Pill-Box Hatヒョウ皮のふちなし帽) / 『Blonde on Blonde』
Things Have Changedシングス・ハヴ・チェンジド) / 『ワンダー・ボーイズ オリジナル・サウンドトラック』
Lay, Lady, Layレイ・レディ・レイ) / 『Nashville Skyline』
Just Like A Woman女の如く) / 『Blonde on Blonde』
A Hard Rain's A-Gonna Fallはげしい雨が降る) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』
Love Sickラヴ・シック) / 『Time Out of Mind』
Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)我が道を行く) / 『Blonde on Blonde』
Tryin' To Get To Heavenトライン・トゥ・ゲット・トゥ・ヘヴン) / 『Time Out of Mind』
It's All Over Now, Baby Blueイッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー) / 『Bringing It All Back Home』
Blowin' In The Wind風に吹かれて ) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』

●演奏回数 2回
Beyond Here Lies Nothin'ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング) / 『Together Through Life』
The Man In Meザ・マン・イン・ミー) / 『New Morning』
Not Dark Yetノット・ダーク・イェット) / 『Time Out of Mind』
Don't Think Twice, It's All Rightくよくよするなよ) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』
Cat's In The Wellキャッツ・イン・ザ・ウェル) / 『Under the Red Sky』
Make You Feel My Loveメイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ) / 『DYLAN』
Forgetful Heartフォゲットフル・ハート) / 『Together Through Life』
John Brownジョン・ブラウン) / 『MTV Unplugged』
I Feel a Change Comin' Onアイ・フィール・ア・チェンジ・カミング・オン) / 『Together Through Life』
Under The Red Skyアンダー・ザ・レッド・スカイ) / 『Under the Red Sky』
Masters Of War戦争の親玉) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』
Rollin' And Tumblin' (Elmore James cover)(ローリン・アンド・タンブリン) 『Modern Times』
Rainy Day Women #12 & 35雨の日の女) / 『Blonde on Blonde』
Every Grain Of Sandエヴリィ・グレイン・オブ・サンド) / 『Shot of Love』
Mr. Tambourine Manミスター・タンブリン・マン) / 『Bringing It All Back Home』
When The Deal Goes Downホェン・ザ・ディール・ゴーズダウン) / 『Modern Times』


●演奏回数 1回
The Lonesome Death Of Hattie Carrollハッティ・キャロルの寂しい死) / 『The Times They Are a-Changin'』
Ballad Of Hollis Brownホリス・ブラウンのバラッド) / 『The Times They Are a-Changin'』
To Ramonaラモーナに) / 『Another Side of Bob Dylan』
This Wheel's On Fire火の車) / 『The Basement Tapes』
Senor (Tales of Yankee Power)セニョール(ヤンキー・パワーの話)) / 『Street Legal』
Man In The Long Black Coat黒いコートの男) / 『Oh Mercy』
It Ain't Me, Babe哀しきベイブ) / 『Another Side of Bob Dylan』
Blind Willie McTell(ブラインド・ウイリー・マクテル) / 『The Bootleg Series Volumes 1-3 (Rare & Unreleased) 1961-1991』
If You Ever Go To Houstonイフ・ユー・エヴァー・ゴー・トゥ・ヒューストン) / 『Together Through Life』
Just Like Tom Thumb's Blues親指トムのブルースのように) / 『Highway 61 Revisited』
Gonna Change My Way Of ThinkingI Feel a Change Comin' Onゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング) / 『Slow Train Coming』
Love Minus Zero/No Limitラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット) / 『Bringing It All Back Home』>)
Simple Twist Of Fate運命のひとひねり) / 『Blood on the Tracks』
Workingman's Blues #2ワーキングマンズ・ブルース #2) / 『Modern Times』
Nettie Mooreネティ・ムーア) / 『Modern Times』
My Wife's Home Townマイ・ワイフズ・ホーム・タウン) / 『Together Through Life』
Forever Youngいつまでも若く) / 『Planet Waves』

全公演で必ず演奏した曲が4曲、1公演でしか演奏しなかった曲がなんと17曲。
全公演に参加した人もたぶん中にはいらっしゃるでしょうが、まさに全公演観るべきツアーだったようですね。

また日本に来てくれないかな。
てか、海外に観にいけばいいのか!

・BOB DYLANの楽曲を試聴&ダウンロードする⇒Bob Dylan


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SARA / BOB DYLAN (DESIRE 収録)
Beyond Here Lies Nothin / BOB DYLAN (TOGETHER THROUGH LIFE 収録)
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ボブ・ディラン自伝 Bob Dylan:Chronicles, Vol. 1
カテゴリ : 独り言(音楽ネタ) ・ comments(2) K 
2010年03月30日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. 独り言(音楽ネタ)
  3. BOB DYLAN Japan Tour 2010 演奏曲集 後半

Bob Dylanボブ・ディラン)のライブハウスツアーとなった、Japan Tour 2010。

大阪と名古屋のセットリストから統計をとった前半に続き、後半戦、東京7公演で演奏した曲を演奏回数順にまとめてみました。
ちなみに私は23日と28日の公演に参加しました。

(参考)
BOB DYLAN@Zepp Tokyo Japan Tour 2010 3月23日(火) 感想&セットリスト
BOB DYLAN@Zepp Tokyo Japan Tour 2010 3月28日(日) 感想&セットリスト
BOB DYLAN Japan Tour 2010 演奏曲集(大阪・名古屋 7公演分)

●BOB DYLAN JAPAN TOUR 2010 スケジュール
・大阪追加公演 3/11 Zepp Osaka
・大阪公演 3/12,13,15,16 Zepp Tokyo
・名古屋公演 3/18,19 Zepp Nagoya
・東京公演 3/21,23,24,25,26,29 Zepp Tokyo
・東京追加公演 3/28 Zepp Tokyo



●演奏回数 7回
Highway 61 Revisited追憶のハイウェイ61) / 『Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61
Thunder On The Mountainサンダー・オン・ザ・マウンテン) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ
Like A Rolling Stoneライク・ア・ローリング・ストーン) / 『Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61
Joleneジョリーン) / 『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ

●演奏回数 6回
Ballad Of A Thin Manやせっぽちのバラッド) / 『Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61

●演奏回数 5回
All Along The Watchtower見張塔からずっと) / 『John Wesley Harding』(ジョン・ウェズリー・ハーディング

●演奏回数 4回
Summer Daysサマー・デイズ) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト

●演奏回数 3回
Sugar Babyシュガー・ベイビー) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト
Tweedle Dee & Tweedle Dumトゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト
Shelter From The Storm嵐からの隠れ場所) / 『Blood on the Tracks』(血の轍
Blowin' In The Wind風に吹かれて ) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン
It's All Over Now, Baby Blueイッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー) / 『Bringing It All Back Home』(ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ) / 『Another Side of Bob Dylan』(アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン
Cold Irons Boundコールド・アイアンズ・バウンド) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド

●演奏回数 2回
Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Againメンフィス・ブルース・アゲイン) / 『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド
Mr. Tambourine Manミスター・タンブリン・マン) / 『Bringing It All Back Home』(ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
Watching The River Flow川の流れを見つめて) / 『Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II』(グレーテスト・ヒット第2集
Honest With Meオネスト・ウィズ・ミー) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト
I'll Be Your Baby Tonightアイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト) / 『Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II』(グレーテスト・ヒット第2集
High Water (For Charlie Patton)ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パットン)) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト
Tryin' To Get To Heavenトライン・トゥ・ゲット・トゥ・ヘヴン) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド
Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)我が道を行く) / 『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド
Desolation Row廃墟の街) / 『追憶のハイウェイ61』(Highway 61 Revisited
The Levee's Gonna Breakザ・レヴィーズ・ゴナ・ブレイク) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ
When The Deal Goes Down4.ホェン・ザ・ディール・ゴーズダウン) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ
Can't Waitキャント・ウェイト) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド


●演奏回数 1回
Don't Think Twice, It's All Rightくよくよするなよ) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン
Not Dark Yetノット・ダーク・イェット) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド
Cat's In The Wellキャッツ・イン・ザ・ウェル) / 『Under the Red Sky』(アンダー・ザ・レッド・スカイ
Forgetful Heartフォゲットフル・ハート) / 『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ
John Brownジョン・ブラウン) / 『MTV Unplugged』(MTVアンプラグド
Under The Red Skyアンダー・ザ・レッド・スカイ) / 『Under the Red Sky』(アンダー・ザ・レッド・スカイ
Masters Of War戦争の親玉) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン
It Ain't Me, Babe哀しきベイブ) / 『Another Side of Bob Dylan』(アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン
Rollin' And Tumblin' (Elmore James cover)(ローリン・アンド・タンブリン) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ
Blind Willie McTell(ブラインド・ウイリー・マクテル) / 『The Bootleg Series Volumes 1-3 (Rare & Unreleased) 1961-1991』(ブートレッグ・シリーズ第1〜3集
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Things Have Changedシングス・ハヴ・チェンジド) / 『ワンダー・ボーイズ オリジナル・サウンドトラック
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A Hard Rain's A-Gonna Fallはげしい雨が降る) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン
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Lay, Lady, Layレイ・レディ・レイ) / 『Nashville Skyline』(ナッシュヴィル・スカイライン
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Every Grain Of Sandエヴリィ・グレイン・オブ・サンド) / 『Shot of Love』(ショット・オブ・ラブ
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Po' Boyポー・ボーイ) / 『ラヴ・アンド・セフト』(Love and Theft
I Feel a Change Comin' Onアイ・フィール・ア・チェンジ・カミング・オン) / 『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ
Gonna Change My Way Of ThinkingI Feel a Change Comin' Onゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング) / 『Slow Train Coming』(スロー・トレイン・カミング
Love Minus Zero/No Limitラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット) / 『Bringing It All Back Home』(ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
Simple Twist Of Fate運命のひとひねり) / 『Blood on the Tracks』(血の轍
Workingman's Blues #2ワーキングマンズ・ブルース #2) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ
Nettie Mooreネティ・ムーア) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ
Rainy Day Women #12 & 35雨の日の女) / 『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド
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SARA / BOB DYLAN (DESIRE 収録)
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アイム・ノット・ゼア / I'M NOT THERE@シネマライズ
ボブ・ディラン自伝 Bob Dylan:Chronicles, Vol. 1
カテゴリ : 独り言(音楽ネタ) ・ comments(0) K 
2010年03月29日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. BOB DYLAN@Zepp Tokyo 「Japan Tour 2010 東京追加公演」 感想&セットリスト

BOB DYLANボブ・ディラン)の奇跡のライブハウスツアーもついに大詰め。
29日の最終公演の1つ前の東京追加公演を観に、23日に続いてZepp Tokyoへ行ってまいりました。

Zepp tokyoイメージ画像

(参考)
BOB DYLAN Japan Tour 2010 演奏曲集(大阪・名古屋 7公演分)
BOB DYLAN@Zepp Tokyo Japan Tour 2010 東京2日目 感想&セットリスト

今日もメンバーは同様です。
・BOB DYLAN
・TONY GARNIER (bass)
・DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet)
・STUART KIMBALL (guitar)
・GEORGE RECILE (drums / percussion)
・CHARLIE SEXTON (guitar)


今回はステージに向かって左端の前から3列目くらいで観てきた。

開演時間を回った頃、スタッフが出てきてなにやら床とか机の上に貼ってあるセットリストに手を加えてましたね。
直前に何か変更があったのでしょうか。

てか、先に書いちゃうと、今日は"Gonna Change My Way Of Thinking"、"Love Minus Zero/No Limit"、"Simple Twist Of Fate"、"Nettie Moore"、"Workingman's Blues #2"の5曲も今来日で初披露しました。
追加公演だからでしょうか?


というわけで、ライブ。

まず一言、23日の公演の数倍良かった。
まじ最高。


17:10頃、暗転しメンバーが登場し、ワンテンポ置いてディランが登場。
ここで一気に客が前に詰まったので、私もそれに乗じて前へ。
23日に見たときは、登場しても全然周りの人が動かなかったんだけど、今日の客はなかなかアグレッシブ。

ディランの今日の衣装は、ジャケットの襟と袖、パンツのサイドのストライプが銀色で、中のシャツは白って感じ。

1曲目は、『Slow Train Coming』から"Gonna Change My Way Of Thinking"。
いきなり今ツアー初披露曲です。
(ま、そんなことは後から知ったんですが・・・)


で、今日のライブですが、先ほど客がアグレッシブとか書きましたが、それ以上にバンドの演奏、ディラン本人の歌もアグレッシブで、23日もかなり良かったのに、それ以上。

3曲目の"I'll Be Your Baby Tonight"で早速ディラン本人のギターが登場。
ギターソロを弾きながら時折見せる笑顔からディラン本人もノッてる雰囲気が伝わってきました。


そんなノリにノッた今日のライブでしたが、これまた本日初登場の"Workingman's Blues #2"が終わってからのライブ後半の演奏は1曲終わるごとにすさまじい勢いでよりアグレッシブに、よりヘヴィになっていきました。

"Highway 61 Revisited"の後半部分とか特に圧巻だったな。
ディランのキーボードが無茶苦茶かっこいいんだ。

さらにそんな"追憶のハイウェイ61"から"Nettie Moore"の泣きのメロディに繋がる流れは反則過ぎた。
軽く泣きそうになった。

次の"Thunder On The Mountain"も含めてもっとちゃんと『Modern Times』を聴かなきゃと思った。

そして、今ツアーのハイライトといえば本編ラストの"Ballad Of A Thin Man"。
23日に見たときもかなり感動したのに、今日はそれを軽く越えてた。
何?このヘヴィさ。
60代も後半の言ってしまえばお爺さんがこんなライブをやってのけるんだよ。
全ミュージシャンはディランのライブを一度観なきゃダメだね。
たとえ何年も前に観たとしても、今現在のライブを観ないと。


"やせっぽちのバラッド"で本編を締めた後は、当然アンコール。
ここで恒例のようにバックに今ツアーのトレードークかなんかになってる模様の垂れ幕が落ちてきて、程なくしてメンバー再登場。

こちらも定番となった"Like A Rolling Stone"から始まる。
で、先ほどから今日はすごかったと言ってきましたが、この曲はすごいという言葉を超越してた。
もはや神懸ってると言っても過言ではないくらい。

実は、23日に見たときは正直ビミョ〜な演奏で、ディランの歌い方もあんなんだし、若干ガッカリしたんですが、今日はもう大満足。
なんというか最初のドラムの1音で最高のものになると予感できた。
これだよこれ、私が観たかった(聴きたかった)のは。

若干歌詞を間違えたとかあったみたいですが、そんなの全然気にならず。
ディランも笑顔を見せて楽しそうだったし。
(歌詞を間違ったから笑った説有)

というわけで、"Like A Rolling Stone"ですっかりノックアウトされてしまったので、残りの2曲は私にとってほぼオマケ状態。
"Blowin' In The Wind"が初めて聴けたのはもちろん嬉しかったですが、若干それも上の空でした。
ちなみに"風に吹かれて"は、思ったより原曲の面影を残してて良かった。
ま、それでも全然違う曲と言ってもいいくらいでしたが・・・

そんな感じで夢にまで見た最高のひと時はあっという間に終了。
2時間も経ったとは感じられないくらい。

今回も最後に電気がつくと、メンバーが並んで立っていて、ディランが客席を見つめて終了。
で、なんと今回はディランがお辞儀までしました!!
お辞儀一つでネットで話題になるディランってステキ!

しかも、客席を何度か指差したりして、客を讃えるようなこともしてました。
(なんかマフィアのドンみたいなイメージだったな)

客の熱気も、バンドの演奏の熱気も素晴らしい最高のライブでした。

全14公演に及んだ今回の来日公演も残すは、明日の1公演のみ。
私はそのうち2公演観ることができて、他公演でやった曲の中でも聴きかったけど聴けなかった曲もいくつもあるし、たぶん明日の最終公演でもさらに新しく曲を追加してくると思うけど、
伝説上のミュージシャンではなく、現役のロックミュージシャン、ボブ・ディランを観ることができただけで幸せでした。

神様、最後といわず、また日本に来てね。

以下、セットリスト。

2010.03.28 Bob Dylan@Zepp Tokyo Setlist

01. Gonna Change My Way Of Thinking(ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング)
02. Love Minus Zero/No Limit(ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット)
03. I'll Be Your Baby Tonight(アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト)
04. Simple Twist Of Fate(運命のひとひねり)
05. Tweedle Dee & Tweedle Dum(トゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム)
06. Shelter From The Storm(嵐からの隠れ場所)
07. Summer Days(サマー・デイズ)
08. Workingman's Blues #2(ワーキングマンズ・ブルース #2)
09. High Water (For Charley Patton)(ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パットン))
10. Tryin' To Get To Heaven(トライン・トゥ・ゲット・トゥ・ヘヴン)
11. Highway 61 Revisited(追憶のハイウェイ61)
12. Nettie Moore(ネティ・ムーア)
13. Thunder On The Mountain(サンダー・オン・ザ・マウンテン)
14. Ballad Of A Thin Man(やせっぽちのバラッド)
---encore---
15. Like A Rolling Stone(ライク・ア・ローリング・ストーン)
16. Jolene(ジョリーン)
17. Blowin' In The Wind(風に吹かれて)

・収録アルバム
01 - 『Slow Train Coming』(スロー・トレイン・カミング)
02 - 『Bringing It All Back Home』(ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム)
03 - 『Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II』(グレーテスト・ヒット第2集)
04,06 - 『Blood on the Tracks』(血の轍)
05,07,09 - 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト)
08,12,13 - 『Modern Times』(モダン・タイムズ)
10 - 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド)
11,14,15 - 『Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61)
16 - 『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ)
17 - 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン)

●BOB DYLAN JAPAN TOUR 2010 スケジュール
・大阪追加公演 3/11 Zepp Osaka
・大阪公演 3/12,13,15,16 Zepp Tokyo
・名古屋公演 3/18,19 Zepp Nagoya
・東京公演 3/21,23,24,25,26,29 Zepp Tokyo
・東京追加公演 3/28 Zepp Tokyo

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カテゴリ : LIVE (2010) ・ comments(0) K 
2010年03月28日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. 「CHAMPION ROAD Vol.1」 OGRE YOU ASSHOLE vs DEERHOOF@恵比寿LIQUIDROOM 感想&セットリスト

毎回面白いイベントや、おぉっ!と思わせてくれるような人を日本に呼んでくれたりするレーベルcontraredeがまた新たに面白そうなイベント『contrarede presents CHAMPION ROAD Vol.1』を開催したのでLIQUIDROOMへ行ってきました。

そのVol.1は『OGRE YOU ASSHOLE vs DEERHOOF』。

サンフランシスコのDEERHOOFディアフーフ)と日本のOGRE YOU ASSHOLEオウガ・ユー・アスホール)による対戦。

オウガ側からの熱望により対戦が組まれることとなったらしい。

まずはDEERHOOF
てっきり後だと思ってたんですが、会場に行ってセッティングされている楽器でディアフーフが先だとわかりました。

暗転し、バックのスクリーンにサトミ・マツザキのシュール(?)な映像が流れ、程なくして、ギターのジョン・ディートリックが登場しギターを弾き始め、続いてエド・ロドリゲスが加わりギターが2本になり、いよいよドラムのグレッグ・ソーニア、サトミ・マツザキも登場し、始まった1曲目は"Panda Panda Panda"。

昨年も彼らのライブをリキッドに観にいきましたが、そのときはやってくれなかったので、超うれしい。
何年か前のフジロックで聴いて以来だな。

超ふざけた歌だけど、この演奏で聴いたときの破壊力は抜群。
後半が特にやばいですね。

彼らの場合、歌もサトミが時折見せるダンスも、ふざけてるっちゃふざけてるんだけど、その真面目にふざけてる感じがすごく好き。
グレッグのドラムを始め、演奏も圧倒的なんですが、その演奏風景を見てること自体が楽しいっていうか。

今日のライブではずっとバックのスクリーンにいろんな映像が流れてたけど、その映像なんか全く目に入らないくらいでした。

Ramonesの"Pinhead"のカヴァーではジョンがヴォーカルをとったり、Canned Heatの"Going Up The Country"ではグレッグがヴォーカル・ギターでサトミがドラムだったりと、メンバー同士が楽器を取り替えたりするのも楽しかった。
("Going Up The Country"の時のドラムのイスのくだりは特に楽しかった♪)

で、相変わらず日本語で一生懸命MCをしようとするグレッグが最高すぎた。
超かわいかったです。

最後は"Bascket Ball Get Your Groove Back"でバニーちゃんバニーちゃんいって終了。
トップバッターだったため、アンコールがなかったのが残念でした。


次にOGRE YOU ASSHOLE
彼らはCDJなどの邦楽イベントでも、昨年のThe Cribsの来日公演の前座でも観たけど、洋楽のバンドと一緒に出てるほうが違和感なく聴ける感じがする。
今日も同様。

個人的には、今日はDeerhoof目当てでしたが、会場はどちらかというと彼ら目当てのほうが多かったかも。
そういや昨年のCDJでも入場制限かかるくらいだったもんね。

メジャーデビュー曲となった"ピンホール"から始まり、続いて最新作『フォグランプ』から"ヘッドライト"と、のっけから飛ばしてました。

Deerhoofの時とは違って、バックのスクリーンにはサイケデリックな映像が流れてて、彼らの不思議なサウンド感とマッチしてた。
本編ラストの"ワイパー"はライブで聴いてみたかったんですが、やっぱりCDで聴くより数倍良かった。
彼らの曲はライブ会場で大音量で味わったほうがその良さが分かりやすいと思います。

アンコールで"ステージ"をやって終了。

MCでは、今回の対バンツアーはこれまでで一番楽しかったって話してました。

このイベントが決まったときに想像したとおり、面白い対バンでしたね。
VOL.2は誰と誰がガチンコ勝負するのか楽しみです。


以下、セットリスト。

2010.03.26 contrarede presents CHAMPION ROAD Vol.1 OGRE YOU ASSHOLE vs DEERHOOF Setlist

・DEERHOOF Setlist
01. Panda Panda Panda
02. Dummy Discards A Heart
03. Fresh Born
04. Perfect Me
05. Buck And Judy
06. Giga Dance
07. Rainbow Shilhouette of the Milky Rain
08. Milking
09. O'Malley,Former Underdog
10. Pinhead
11. The Tears and Music of Love
12. Offend Maggie(Instrumental)
13. Going Up The Country
14. Bascket Ball Get Your Groove Back

・OGRE YOU ASSHOLE Setlist
01. ピンホール
02. ヘッドライト
03. ネクタイ
04. ひとり乗り
05. コインランドリー
06. フラッグ
07. ロボトミー
08. どっちかの角
09. アドバンテージ
10. かたっぽ
11. ワイパー
---encore---
12. ステージ

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2010年03月26日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. ヘッドライト / OGRE YOU ASSHOLE (フォグランプ 収録)

 2001年に長野県で結成されたロックバンド、OGRE YOU ASSHOLEオウガ・ユー・アスホール)の2009年10月リリースのメジャーデビューアルバム(通算3作目)『フォグランプ』収録曲"ヘッドライト"。シングル『ピンホール』に引き続き、プロデュースに石原洋、エンジニアに中村宗一郎というゆらゆら帝国のレコーディングチームを迎え制作されています。

・[PV] ヘッドライト - OGRE YOU ASSHOLE


 シンプルで切れの良い軽快なギターのフレーズとヴォーカル出戸学の特徴的な声。一聴するだけでかなり気になる曲ですが、聴けば聴くほどスルメのように気になっていく中毒性があります。2本のギターの絡み、ベースとドラムの軽快なのに複雑なリズムと音のほうもカッコよく、後半ギターがブーストしていく様がやばいですね。ライブで聴くと楽しそう♪

 アルバムタイトルになった『フォグランプ』とは、自動車の前方にある補助ライトで、濃霧の発生時など視界が制限される場合、他の交通からの視認性を向上させる目的で設置されるもので、「霧灯」ともいいます。アルバムを聴いていると、"クラッカー"のようなのほほんとした雰囲気でドライブをしていたら、急に霧が辺りにたちこめてきたので"フォグランプ"を点け、更に霧が濃くなる中"ヘッドライト"を光らせながらひた走り、それが終には雨に変わり("レインコート")、"ワイパー"を作動さしてさらに車を走らせる、といったような風景を勝手に連想させられます。

 バンドの名付け親であるModest Mouseモデスト・マウス)の名前を引き合いに出すまでもなく、USインディーロックの影響は多聞に聴き取れますが、決して只のフォロワーというわけではなく、こんなバンド、日本にもアメリカにもなかなか居ないだろうなというユニークさがありますね。ラストを飾る8分越える大作"ワイパー"とか無茶苦茶カッコイイので多くの人に聴いてもらいですね。


OGRE YOU ASSHOLE -『フォグランプ』収録曲リスト
1. クラッカー
2. フォグランプ
3. 箱
4. ステージ
5. ヘッドライト
6. K
7. レインコート
8. ワイパー
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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2010年03月25日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2013
  3. サマソニ2010、出演アーティスト第2弾発表

フジロックを追うようにサマソニも出演アーティスト第2弾の発表がありました。

早速、今回発表されたアーティストをば。

●SUMMER SONIC 2010 出演アーティスト 第2弾
BIFFY CLYRO / BIGELF / CALVIN HARRIS [DJ Set]
DARWIN DEEZ / EVERYTHING EVERYTHING / HURTS / JASON DERULO / MICHAEL MONROE

ビッフィ・クライロに、EVERYTHING EVERYTHING、そしてマイケル・モンロー!!

おぉー。
・・・と、思いつつも、やっぱりビミョー。。
悪くはないんだけど。。

今年は、ROCK IN JAPAN FES.と日程は被ってるし、サマソニの集客やばいかもね。
海外のフェスとも被ってるらしいし、求めすぎるのも酷なのかもしれないけど。


ちなみに第1弾はこれ。
●サマーソニック 2010 出演アーティスト 第1弾
JAY-Z / THE SMASHING PUMPKINS / THE OFFSPRING / PIXIES
DREAM THEATER / NICKELBACK / A-HA / SUM 41 / ORBITAL
JONSI / DEADMAU5 / SLASH / PENDULUM / ORIANTHI / 3OH!3
30 SECONDS TO MARS / ALL TIME LOW / BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB
COHEED AND CAMBRIA / EVERLAST / FANFARLO / GIRLS
HUDSON MOHAWKE / THE MACCABEES / MY PASSION
PASSION PIT / SURFER BLOOD / SURKIN / TWO DOOR CINEMA CLUB
UFFIE / YES GIANTESS


●過去のさまそ日記
SUMMER SONIC 05 Tokyo1日目
SUMMER SONIC '06 1日目
SUMMER SONIC '06 2日目
SUMMER SONIC 07 1日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 07 2日目@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part2
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part3
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part2
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part3
サマソニ08@千葉 セットリスト集 初日8月9日(土)
サマソニ08@千葉 セットリスト集 2日目8月10日(日)

SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月7日(金)
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月8日(土) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月8日(土) Part2
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part1
SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part2
サマソニ09@千葉 セットリスト集 初日 8月7日(金)
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2010年03月24日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. BOB DYLAN@Zepp Tokyo 「Japan Tour 2010 東京2日目」 感想&セットリスト

行ってきました、ついに。
神様、BOB DYLANボブ・ディラン)のライブ。

Zepp tokyoイメージ画像

東名阪のZeppをまわる最初で最後の奇跡のライブハウスツアーの東京2日目。

今回のメンバーはこんな感じ。
・BOB DYLAN
・TONY GARNIER (bass)
・DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet)
・STUART KIMBALL (guitar)
・GEORGE RECILE (drums / percussion)
・CHARLIE SEXTON (guitar)

会場の中に入り、結構前の方のディランのキーボード真正面くらいの位置をゲットし、開演を待つ。

開演時間に白髪のオッサンが出てきてキーボードの上にセットリストだか楽譜だかわかんないけど、何か紙を置きに来るというフェイントがありつつ、定刻より遅れること5,6分でついに暗転。

普段Zeppにライブ観に来るときには、暗転と同時に前方に客が押し寄せるんだけど、さすがに年齢層の違いか全く動かないことにビックリ。
でも、盛り上がってないわけではなく、静かに燃えてる感じがヒシヒシと伝わってきました。

で、暗い中、英語のナレーション(リスニング力のない私には「ロックンロールがどうたらこうたら」っていってる部分しか聞き取れませんでした・・・)が流れ、前述のバンドメンバーが定位置に。

そしてワンテンポ遅れて、ディランが登場。
ライトがつき、始まったのは『Under the Red Sky』収録の"Cat's In The Well"だ。

つい数メートル先の目の前に動く神様がいる!
メンバー全員黒いスーツでキメていて、御大ディランももちろん黒いスーツに黒いハットという出で立ちだったんですが、中のシャツが真っ赤ですごくセクシー。
よく観るとズボンの横のラインにも赤いストライプが入ってました。
うーん、かっくいい。

ついでに自身もシンガーソングライターであるギタリストのチャーリー・セクストンのイケメンっぷりにも痺れる。

と、ここで先に告白しておかないといけないのは、さきほど「1曲目は"Cat's In The Well"だ」とか書いたけど、
私はボブ・ディランはかなり好きだけど全曲知ってるわけでもないし、さらに近年の(てか、昔から)ディランはライブでは、アレンジも歌い方も原曲とはかなり違うものになっているので、この曲が何て曲かわからなかった。。
というか、今日やった曲ですぐにどの曲か分かったものの方が少なかったです。。

しかししかし、そんなことは神様のライブにおいては最早どうでもいいことだったりする。
1曲目から「何だこのカッコよさは?」ということしか頭に浮かばない。

続く2曲目"It's All Over Now, Baby Blue"で早速ボブが中央のマイクのところに出てきて、曲の途中でハープの演奏を聴かせる。
ハープ用のマイクがあって、それがシャワーみたいな形してたのが面白かったです。

ちなみにこの"It's All Over Now, Baby Blue"は今回の来日では今日が初演だったようで、調べてみるとかの名作『Bringing It All Back Home』からまだ今日のこの曲しか演奏してないみたい。
超意外・・・

この後も基本的には、中央でハープを吹きながら歌うのと、横でキーボード弾きながら歌うときの半々な感じでライブは進行していきました。
ハーブは何種類かあるらしく専用のハーブ入れみたいなところからディラン本人が曲ごとに選んでとりだしてましたね。

それにしてもディランの声に張りのあること。
歌い方はあんなんだけど、声に衰えがないというか、むしろ曲をグイグイ引っ張って行ってるのは彼の言葉を短く切る感じの歌い方と声なような気がした。

後はディランの弾くキーボード。
これがまたヤバイ。
メイン楽器をギターからキーボードに移して久しいですが、ディランの弾くキーボードがあんなにグルーヴィーでカッコイイとは思いもよらなかった。


そんな演奏でロックンロールな曲が続きましたが、スチュアートがアコギを弾く最新作『Together Through Life』からの"Forgetful Heart"のようなバラードナンバーもかなり良かった。
ジョージの叩くコンガもいい味出してたし、何よりディランのハーブの音色にウットリさせられました。

"Under The Red Sky"ではディラン自らギターを披露。
エレキでソロを弾きまくってた。
なんだ、ギターまだまだ全然弾けるじゃん。
今日はこの曲1曲だったのが残念。。

中盤では私の大好きな"Masters Of War"も演ってくれました。
・・・といいつつこの曲も例に漏れず、「あーすげぇかっこいいブルースナンバーだな」とか思って、最初"戦争の親玉"だとは気づかないという失態。。
だって歌い方はもちろん、音も原曲の印象的なアコギの雰囲気とは異次元の曲になってるんだもん。
でも、カッコイイから仕方ない。

ちなみにこの曲が入っている『The Freewheelin' Bob Dylan』はかなり大好きなアルバムで、その中でもこの曲と"A Hard Rain's A-Gonna Fall"がすごく好きなので、できれば次は"激しい雨"も聴きたいな。


そして、ここからが怒涛の名曲ラッシュ。
セットリストを観てもらえばわかるけど、ヤバイくないですか?

誰の演奏がどうしたとか細かいことはもう覚えておりません。

ここからのセットリストは、12曲目(今回で言うと"Shelter From The Storm")以外は今ツアーでは定番の流れのようなので、演奏もがっちり決まっていて、勢いもハンパなかった。

その中でも本編ラストの"Ballad Of A Thin Man"(やせっぽちのバラッド)のカッコよさには痺れた。

この曲で一旦しめ、神様は去っていきました。
そして、当然起こるアンコールの拍手。


それに応えてメンバー再登場。
アンコール1発目は誰もが知る、泣く子も黙る超々々々々々々名曲"Like A Rolling Stone"。
もちろん沸き立つ会場。
・・・が、個人的にはスタジオ盤のイメージが強すぎて、若干物足りなかったかな。

それに続く最新作からの"Jolene"が余りにもカッコよかっただけに、それがちょっと際立ってしまいました。
"Jolene"くらいのテンションでやったら最高だと思うんだけど。

"Jolene"終わりで、やっとここでMC、というかメンバー紹介。
メンバー紹介も若干何て言ってるか聞き取りにくい(笑)

そして本日のラストは、私がディランの曲の中で最も好きな曲、"All Along The Watchtower"(見張塔からずっと)。
オリジナルのハーブとアコギに導かれるアレンジが超好きで、もちろん所謂ジミヘンのカヴァーのようなアレンジのヴァージョンも好き。

今日ももちろんジミヘン調のアレンジ。
唸りを上げるギターにキーボード、激しく打ち鳴らされるドラム、そしてディランの歌。
歌い方は変わってしまっても、この曲のカッコよさは全く失われてない。
やっぱり好きだ、この曲。

自分の好きな曲がライブのラストの定番になってるって幸せです。


そんな感じで大団円。
演奏が終わり、暗転する中、メンバーが前に出てきて横一列に。
・・・なのに全然ライトがつかなくて、観ててちょっとヒヤヒヤしたけど、なんとかライトがついて、ディランのなんともいえぬ表情にグッときた。

カッコイイ・・・と思わず口をついて出てしまいました。

で、当のディランは何か思わせぶりな手の動きをして「何かするのか?」ってたぶん会場の皆が固唾を飲んだと思いますが、結局何もせずに去っていきました。
うーん、今日最大の謎だ・・・


とにかくこれが私の動く神様を拝む人生の初体験です。

私は後1回、28日の公演に行きます。

とりあえず今日得た教訓は、「曲への思い入れはひとまず捨てて、全ての曲を初めて聴くかのように感じろ」です。

ディランのライブに関しては、先入観とかは持たないほうが楽しめそうです。


以下、セットリスト。

(参考)
BOB DYLAN Japan Tour 2010 演奏曲集(大阪・名古屋 7公演分)

2010.03.23 Bob Dylan@Zepp Tokyo Setlist

01. Cat's In The Well(キャッツ・イン・ザ・ウェル)
02. It's All Over Now, Baby Blue(イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー)
03. Summer Days(サマー・デイズ)
04. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)(アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ)
05. Forgetful Heart(フォゲットフル・ハート)
06. Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again(メンフィス・ブルース・アゲイン)
07. John Brown(ジョン・ブラウン)
08. Under The Red Sky(アンダー・ザ・レッド・スカイ)
09. Honest With Me(オネスト・ウィズ・ミー)
10. Masters Of War(戦争の親玉)
11. Highway 61 Revisited(追憶のハイウェイ61)
12. Shelter From The Storm(嵐からの隠れ場所)
13. Thunder On The Mountain(サンダー・オン・ザ・マウンテン)
14. Ballad Of A Thin Man(やせっぽちのバラッド)
---encore---
15. Like A Rolling Stone(ライク・ア・ローリング・ストーン)
16. Jolene(ジョリーン)
17. All Along The Watchtower(見張塔からずっと)

・収録アルバム
01,08 -『Under the Red Sky』(アンダー・ザ・レッド・スカイ)
02 -『Bringing It All Back Home』(ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム)
03,09 -『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト)
04 -『Another Side of Bob Dylan』(アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン)
05,16 -『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ)
06 -『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド)
07 -『MTV Unplugged』(MTVアンプラグド)
10 -『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン)
11,14,15 -『Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61)
12 -『Blood on the Tracks』(血の轍)
13 -『Modern Times』(モダン・タイムズ)
17 -『John Wesley Harding』(ジョン・ウェズリー・ハーディング)

●BOB DYLAN JAPAN TOUR 2010 スケジュール
・大阪追加公演 3/11 Zepp Osaka
・大阪公演 3/12,13,15,16 Zepp Tokyo
・名古屋公演 3/18,19 Zepp Nagoya
・東京公演 3/21,23,24,25,26,29 Zepp Tokyo
・東京追加公演 3/28 Zepp Tokyo

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カテゴリ : LIVE (2010) ・ comments(0) K 
2010年03月23日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. SOLDIER OF LOVE / SADE (SOLDIER OF LOVE 収録)

 ナイジェリア出身のSade Aduシャーデー・アデュ)率いるイギリスの4人組バンド、SADEシャーデー)が前作『Lovers Rock』より約10年ぶりとなる新作『Soldier Of Love』をリリース。全英4位・全米1位を獲得し、アメリカでは発売初週に50万枚以上の売り上げを記録し、その衰えぬ人気を示しました。

 アルバムタイトルトラックともなったこの"Soldier Of Love"はアルバムからのリードトラックにもなっています。一聴してのとりあえずの感想は、カッコイイの一言。「Massive Attackの新曲だよ」とか紹介されても信じてしまいそうな洗練されたダークなビートと、シャーデー・アデュの低音の声の響き。そんな声で「この無法地帯で全力で生き抜こうとしている 私は愛の戦士」なんて歌われたら・・・。50歳を過ぎてるとは思えないその見目麗しいルックスを確認するうえでもこの曲のPVも必見です。

 アルバムのほうもソウル、R&B、ジャズ、ロック、レゲエと様々な音楽性が混ざり合いながらもシャーデーとしかいいようのない音を鳴らす曲がつまっています。さすが!

カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0) K 
2010年03月22日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. 独り言(音楽ネタ)
  3. BOB DYLAN Japan Tour 2010 演奏曲集 前半

神様Bob Dylanボブ・ディラン)の奇跡のライブハウスツアーとなった、Japan Tour 2010も、Zepp Osaka、Zepp Nagoyaの計7公演を終え、今日から始まるZepp Tokyoでの東京公演のみとなってしまいました。

というわけで、東京に向け、大阪・名古屋での前半戦のセットリストを調べてみました。
各公演のセットリストは全公演終わってから更新できたらします。

●BOB DYLAN JAPAN TOUR 2010 スケジュール
・大阪追加公演 3/11 Zepp Osaka
・大阪公演 3/12,13,15,16 Zepp Tokyo
・名古屋公演 3/18,19 Zepp Nagoya
・東京公演 3/21,23,24,25,26,29 Zepp Tokyo
・東京追加公演 3/28 Zepp Tokyo

とりあえず、この前半7公演でどの曲を演奏したか、その演奏回数順にまとめてみました。

全公演でやる定番の曲から、まだ1度しか演奏してない曲もあったりと様々。
行くたびにはじめてやる曲があったりと、全公演追っかける価値のあるライブになっているようです。

私は、23日と28日の公演に行きます。
その日がどうなるか今から楽しみです♪

では、大阪・名古屋での演奏曲を演奏回数順に。


●演奏回数 7回
All Along The Watchtower見張塔からずっと) / 『John Wesley Harding』(ジョン・ウェズリー・ハーディング
Highway 61 Revisited追憶のハイウェイ61) / 『Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61
Thunder On The Mountainサンダー・オン・ザ・マウンテン) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ
Ballad Of A Thin Manやせっぽちのバラッド) / 『Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61
Like A Rolling Stoneライク・ア・ローリング・ストーン) / 『Highway 61 Revisited』(追憶のハイウェイ61
Joleneジョリーン) / 『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ

●演奏回数 5回
The Levee's Gonna Breakザ・レヴィーズ・ゴナ・ブレイク) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ

●演奏回数 4回
I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ) / 『Another Side of Bob Dylan』(アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン

●演奏回数 3回
Spirit On The Waterスピリット・オン・ザ・ウォーター) / 『Modern Times』(モダン・タイムズ
Tweedle Dee & Tweedle Dumトゥイードル・ディー&トゥイードル・ダム) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト
Cold Irons Boundコールド・アイアンズ・バウンド) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド
Honest With Meオネスト・ウィズ・ミー) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト

●演奏回数 2回
Watching The River Flow川の流れを見つめて) / 『Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II』(グレーテスト・ヒット第2集
High Water (For Charlie Patton)ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パットン)) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト
Po' Boyポー・ボーイ) / 『ラヴ・アンド・セフト』(Love and Theft
Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Againメンフィス・ブルース・アゲイン) / 『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド
I'll Be Your Baby Tonightアイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト) / 『Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II』(グレーテスト・ヒット第2集
Girl From The North Country北国の少女) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン
Leopard-Skin Pill-Box Hatヒョウ皮のふちなし帽) / 『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド
Things Have Changedシングス・ハヴ・チェンジド) / 『ワンダー・ボーイズ オリジナル・サウンドトラック
Lay, Lady, Layレイ・レディ・レイ) / 『Nashville Skyline』(ナッシュヴィル・スカイライン
Shelter From The Storm嵐からの隠れ場所) / 『Blood on the Tracks』(血の轍
Beyond Here Lies Nothin'ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング) / 『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ
Just Like A Woman女の如く) / 『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド
A Hard Rain's A-Gonna Fallはげしい雨が降る) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン
Can't Waitキャント・ウェイト) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド
The Man In Meザ・マン・イン・ミー) / 『New Morning』(新しい夜明け
Love Sickラヴ・シック) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド
Desolation Row廃墟の街) / 『追憶のハイウェイ61』(Highway 61 Revisited

●演奏回数 1回
The Lonesome Death Of Hattie Carrollハッティ・キャロルの寂しい死) / 『The Times They Are a-Changin'』(時代は変る
Ballad Of Hollis Brownホリス・ブラウンのバラッド) / 『The Times They Are a-Changin'』(時代は変る
To Ramonaラモーナに) / 『Another Side of Bob Dylan』(アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン
Not Dark Yetノット・ダーク・イェット) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド
Don't Think Twice, It's All Rightくよくよするなよ) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン
Cat's In The Wellキャッツ・イン・ザ・ウェル) / 『Under the Red Sky』(アンダー・ザ・レッド・スカイ
This Wheel's On Fire火の車) / 『The Basement Tapes』(地下室(ザ・ベースメント・テープス)
Summer Daysサマー・デイズ) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト
Make You Feel My Loveメイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ) / 『DYLAN』(ディラン
Forgetful Heartフォゲットフル・ハート) / 『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ
Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)我が道を行く) / 『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド
John Brownジョン・ブラウン) / 『MTV Unplugged』(MTVアンプラグド
I Feel a Change Comin' Onアイ・フィール・ア・チェンジ・カミング・オン) / 『Together Through Life』(トゥゲザー・スルー・ライフ
Under The Red Skyアンダー・ザ・レッド・スカイ) / 『Under the Red Sky』(アンダー・ザ・レッド・スカイ
Masters Of War戦争の親玉) / 『The Freewheelin' Bob Dylan』(フリーホイーリン・ボブ・ディラン
Senor (Tales of Yankee Power)セニョール(ヤンキー・パワーの話)) / 『Street Legal』(ストリート・リーガル
Tryin' To Get To Heavenトライン・トゥ・ゲット・トゥ・ヘヴン) / 『Time Out of Mind』(タイム・アウト・オブ・マインド
Rollin' And Tumblin' (Elmore James cover)(ローリン・アンド・タンブリン) 『Modern Times』(モダン・タイムズ
Man In The Long Black Coat黒いコートの男) / 『Oh Mercy』(オー・マーシー
Rainy Day Women #12 & 35雨の日の女) / 『Blonde on Blonde』(ブロンド・オン・ブロンド
Every Grain Of Sandエヴリィ・グレイン・オブ・サンド) / 『Shot of Love』(ショット・オブ・ラブ
Sugar Babyシュガー・ベイビー) / 『Love and Theft』(ラヴ・アンド・セフト



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2010年03月21日(日)