1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. FACTORY LIVE 0130@フジテレビV4スタジオ(サカナクション、DE DE MOUSE、清竜人、OKAMOTO'S) 感想&セットリスト

フジテレビの深夜の音楽番組FACTORYの収録観覧に行ってきた。
ファクトリーに参加するの久しぶりだな。

今日の出演者は、司会が東京スカパラダイスオーケストラ谷中敦Puffy吉村由美

で、ライブがサカナクションDE DE MOUSE清竜人OKAMOTO'Sの4組に、オープニングアクトとしてLoungeGateが出演。


まずはOPactのLoungeGate
2MC、1DJで、なぜか1Bass。
ベースだけ生って変わってるね。
ま、曲はポップなHIP HOPって感じ。
なんかバラエティ番組の前説を見せられてるような感じもしましたが・・・


そんなオープニングの後は、セットチェンジがあって司会の2人が登場。
今日はなんと吉村由美ちゃんの35歳の誕生日らしいです。
って、「ちゃん」なんて付ける歳じゃないですね。。
LoungeGateのMC2人がケーキを持ってきて、由美がロウソクの火を消したりしてた。


で、次からが本番。
トップバッターは、OKAMOTO'S
昨年末のCountdown Japan 09/10で初めて見たバンドで、早くも2度目。
切れの良いギターサウンドがカッコイイ1曲目、歌が始まったとたん、ちょっと客のテンションが落ちたような・・・
歌がいなた過ぎて、ちょっとモタった感じがしたからかな。
ミック・ジャガーに明らかに影響を受けてる歌い方とパフォーマンスは悪くはないんだけど。
後半にかけて歌にドライブがかかって行くにつれ、曲全体がどんどんかっこよくなってってました。
CDJ同様にルースターズの"恋をしようよ"のカヴァーもやってました。


セットチェンジがあり、司会の2人が登場。
先ほどのOKAMOTO'Sのメンバーは18,9歳だって話に。
若い!


続いて2番手は、清竜人
今日やっと名前覚えた。竜清人だったっけ?っていつも間違ってました。。。
緊張のせいか、MCはガチガチだったけど、歌かなり良かった。
途中からベースにTOKIE、ドラムにASA-CHANGが加わってバンド編成に。
なかなか豪華ですね。
てかTOKIE久しぶりに見たなぁ。相変わらずベースかっこよすぎ。
そういやASA-CHANGって元スカパラのリーダーだよね。谷中さんとの仲はどうなんだろう?
演奏が全部終わった後、清竜人は丁寧な挨拶をして去っていきました。


3番手は、DE DE MOUSE
お目当てPart1。
前から結構見たかったんだよねぇ。
ホントFactoryはいい番組だ。
どんなライブをやるのか知らなかったのでDJでもやるんかなと思ってたら、普通にドラムと、パーカッションの人もいたりしてほぼツインドラム状態。
そんな生のビートと打ち込みのビートが合わさったリズムと、民俗音楽のメロディとかが混じったサウンドがカッコイイ。
デデマウスこと遠藤大介は、MCのしゃべり方がちょっとイメージと違ったな。


トリは、サカナクション
今日のお目当てPart2。
"Ame(B)"のイントロに乗って登場する定番パターンでライブスタート。
この曲の間奏部分でグイグイと前に出てくるベースの草刈の動きがいつもいいんだよなぁ。
その後も相変わらずの流れのセットリスト。
確かに盛り上がる鉄板のセットだけど、そろそろ違ったパターンも観てみたいな。
3月発売の新作『KIKUUIKI』が出たら変わるのかな。

今日の個人的ハイライトは最新シングルの"アルクアラウンド"かな。
CDJで初めて聴いたときよりも数倍かっこよかった。

続くMCでVo.の山口が「Factoryは三年連続三度目で・・・」って話し出すと笑いがおき、その後も「三年連続三度目」って言うたびに笑いが・・・
なんでも3年連続でその年のライブ初めはファクトリーでだそうです。
そういや私が始めてサカナクションのライブを観たのも2年前のファクトリーだったな。

MCをしながらヘッドフォンをしだしたので、次はもちろん"ネイティブダンサー"。
その次の"セントレイ"と、この2曲に関してはもう何も言うことないです。最高です。

終盤にはメンバー紹介も。
「メンバー紹介します。あ、やっぱ止めます。メンバー紹介ってなんかかっこ悪くない?」とかいいつつ結局紹介。

これを期に私もメンバーの名前を覚えるために(←ライブ結構観てるけど、全く覚えてなかった・・)以下に今日の紹介の際のMC情報も付けて

・サカナクション
岡崎英美(キーボード):好きな食べ物は「パン」
草刈愛美(ベース):好きな食べ物は「豆」
岩寺基晴(ギター):好きなお酒は「ビール」
江島啓一(ドラム):髭に円形脱毛症ができてる
山口一郎(ヴォーカル)

こんな感じ。

そんなメンバー紹介が終わって本編ラストの"ナイトフィッシングイズグッド"
この曲はほんとシメの曲としてもってこいですね。

で、アンコールもあったんだけど、ナイトフィッシングイズグッドをやった後、何をやるかと思えば
「ちょっと懐かしい曲を」と言って『GO TO THE FUTURE』から"夜の東側"をやって終了。


今回の収録も長くて疲れたけど、楽しかったです。

以下、セットリスト
2010.01.30 FACTORY LIVE 0130@フジテレビV4スタジオ Setlist

・LoungeGate Setlist
1. Sunset Drive
2. BPM99 〜君との時間を愛と呼べるように〜
3. We Love Music

・OKAMOTO'S Setlist
1. Insane Man
2. Beek
3. マダラ
4. 恋をしようよ
5. Run Run Run

・清竜人 Setlist
1. ラヴ
2. ジョン・L・フライの嘘
3. ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
4. ワールド
5. 痛いよ

・DE DE MOUSE Setlist
1. dancing horse on my notes
2. my favorite swing
3. journey to freedom
4. baby's star jam
5. like your magic

・サカナクション Setlist
1. Ame(B)
2. ライトダンス
3. アルクアラウンド
4. ネイティブダンサー
5. セントレイ
6. アドベンチャー
7. ナイトフィッシングイズグッド
---encore---
8.夜の東側

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2010年01月30日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2010年代)
  3. 流星とバラード / 東京スカパラダイスオーケストラ (WORLD SKA SYMPHONY 収録)

 東京スカパラダイスオーケストラTokyo Ska Paradise Orchestra)の最新シングル『流星とバラード』が発売されました。この"流星とバラード"は、2002年発表の歌モノシングル3部作の第三弾となった"美しく燃える森"(アルバム『Stompin' On DOWN BEAT ALLEY』収録)以来8年ぶりとなる奥田民生をゲストヴォーカルに迎えた曲です。作詞が谷中敦で、作曲は川上つよし

 フェス等で顔を合わせる機会の多い両者ですが、そんなライブの際に民生が「もうずいぶん経ったし、そろそろまた俺が歌ってもいいんじゃない?」と何気なく言ったことから実現したそう。そんな気軽な会話からさらっとこんな名曲を生んでしまうあたりが2組のベテランのなせる技って感じでしょうか。

 それにしても民生のヴォーカルである。ソロとも、また、昨年再結成したユニコーンの時とも違うこの声。"美しく燃える森"の時もそうだったが、クールでいて、スカパラから発せられるダーティーなダンディズムも感じさせるこの曲での民生の声がたまらない。そんな声で"悩んだメロディー抱きしめて モノクロの夜にさよならを"なんて歌われたらたまんないったらありゃしないです。

 そんなスカパラですが、3月10日にはニューアルバムのリリースも決定。タイトルは『WORLD SKA SYMPHONY』。その新作には民生のほか、Crystal Kayが参加した"ずっと"、斉藤和義を迎え『スカパラ登場』収録のインストゥルメンタル曲"君と僕"に谷中敦による作詞を加えリアレンジした"君と僕2010"なども収録されるそうです。

 アルバム初回盤は、"KinouKyouAshita"、"流星とバラード"のPVとそのメイキングの模様を収めたDVD付き。さらに、昨年のEUROPEAN TOUR2009をダイジェストでまとめた映像集も収録。また、20周年イヤーの1年間を完全密着したDVD『and TOKYO SKA goes on..』もアルバムと同時発売されることが決定しています。



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MONSTER ROCK / TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA (MOODS FOR TOKYO SKA WE DON'T KNOW WHAT SKA IS! 収録)

愛のために / 奥田民生 (29 収録)
ギブミークッキー / 奥田民生 (comp 収録)
快楽ギター / 奥田民生 (comp 収録)
ベビースター / 奥田民生 (comp 収録)
custom / 奥田民生 (E 収録)
トリッパー / 奥田民生 (トリッパー 収録)
トリッパー(one light club mix) / 奥田民生 (「カスタムメイド10.30」オリジナル・サウンドトラック 収録)
サプリメン / 奥田民生 (LION 収録)
手紙 / 奥田民生 (LIVE SONGS OF THE YEARS 収録)
遺言 / 奥田民生 (股旅 収録)
無限の風 / 奥田民生 (無限の風 収録)
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明日はどうだ / 奥田民生 (Fantastic OT9 収録)
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2010年01月28日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2013
  3. JAPAN JAM 2010 出演アーティスト第2弾発表!!

 株式会社ロッキング・オンが、夏のROCK IN JAPAN FESTIVAL、年末のCOUNTDWON JAPANに続き、今年の5月に富士スピードウェイにて開催が決定した音楽フェスJAPAN JAM、そのJAPAN JAM 2010の出演者の第2弾発表がありました。

 今回発表されたアーティストも含め、現在(2010年2月28日)発表されているラインナップは以下。

エレファントカシマシ / 奥田民生 [NEW!!] / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
ZAZEN BOYS / ストレイテナー [NEW!!] / the telephones [NEW!!] / 10-FEET [NEW!!]
BEAT CRUSADERS / 吉井和哉

 フェスの名前にある通り、『JAM』をテーマに、出演するアーティストそれぞれがどのようなパフォーマンスを行うかを自ら発案するというスタイルらしいので、どんなライブになるのか楽しみですね。個人的にはアーティスト同士のコラボとか観てみたいです。

★郵便振替先行受付実施!!
◆受付期間  1月28日(木)〜2月15日(月) (当日消印有効)
◆受付券種  
5/15 入場券 ¥8,500
5/16 入場券 ¥8,500
2日通し入場券 ¥16,000
5/15 駐車券付き入場券 ¥10,000
5/16 駐車券付き入場券 ¥10,000
2日通し駐車券付き入場券 ¥19,000
◆枚数制限  お一人様お一口につき全券種合計4枚まで

その他、お申込に関する詳細は、公式サイトにてご確認ください。

JAPAN JAM 2010 公式サイト http://japanjam.jp

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2010年01月28日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン 新曲『裸の太陽』 アクエリアスTVCMソングに決定!!

 昨年再結成し話題をさらった私の最も愛するバンドUNICRORNユニコーン)が2010年も新曲が発表されることが決定。曲は作詞が奥田民生、作曲が奥田民生・手島いさむとなっています。メインボーカルも民生ですね。

 タイトルは『裸の太陽』で、昨年の復活第1弾シングル"WAO!"に続いて、 「アクエリアス」のテレビCM「アンセム」篇に起用されることが決定しています。

 現在のところCDのリリースの情報は発表されていませんが、CMのほうは2月1日(月)よりオンエアがスタート予定。モーグルの上村愛子、サッカーの本田圭佑、ビーチバレーの浅尾美和、ゴルフの石川遼の4人が出演しているそうです。楽しみですね♪」

 ユニコーンは出演選手に向けて「選手たちと僕たちで決定的に違うところは勝ち負けなどの順位があるところ。2番ではダメだということは大変だと思う。最近はよく『負けても頑張ったからいい』と言うけれど、やはり一番にこだわらないといけないと思うので頑張ってほしいです。」と語っています。(日本コカ・コーラ ニュースリリースより)

 4月7日(水)には、ドキュメンタリーDVD3枚+「ユニコーンツアー2009 蘇える勤労の日々」5/3@さいたまスーパーアリーナのライブDVD1枚の計4枚セットのDVD BOXの発売も決定してるし、2010年も彼らの活動から目を離せない嬉しい年になりそうです。

・タイトル: 「裸の太陽」
・アーティスト: ユニコーン
・作詞/作曲: 作詞:奥田民生、作曲:奥田民生・手島いさむ



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すばらしい日々 / UNICORN (SPRINGMAN 収録)
スターな男 / UNICORN (ケダモノの嵐 収録)
働く男 / UNICORN (ケダモノの嵐 収録)
雪が降る町 / UNICORN (The Very Best Of Unicorn 収録)
デーゲーム / 坂上二郎とユニコーン (THE VERY RUST OF UNICORN 収録)
忍者ロック / ユニコーン (THE VERY RUST OF UNICORN 収録)
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2010年01月27日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. Green Day@さいたまスーパーアリーナ 「Japan Tour 2010」 (Openning Act:Prima Donna) 感想&セットリスト

GREEN DAYグリーン・デイ)待望の来日公演の2日目、さいたまスーパーアリーナ2DAYSの初日に行ってきました。

GREEN DAYのさいたまスーパーアリーナ公演に行ってきた

彼らのライブを観るのは2004年のSUMMER SONIC以来。
たしかサマソニの時はまだ『American Idiot』が発売される直前で、新作はパンクロックオペラになる程度の情報が入ってた頃だったと思う。

正直そのときは、まぁ好きだけど、最近はそれほどでもないなっていう程度のバンドでした。
が、『American Idiot』が発売され、その内容に度肝を抜かされて、完全に参った!って状態に。

で、前回の単独来日には行けなかったので、ほんと待望のライブでした。

もちろん昨年リリースの『21ST CENTURY BREAKDOWN』が出た後だけど、その世界観は地続きなので無問題。

まずは前座のPRIMA DONNAプリマ・ドンナ)。
これといった前知識も無いままのぞみましたが、なかなか良かった。
イケメン風のヴォーカル君もなかなかサービス精神旺盛だったし、見事な細マッチョぶりも見せ付けてたし。
サックスが入ったりしてたんだけど、音がほとんど聞こえてないのがちょっと残念。

30分ほどでプリマドンナが終わり、20分くらいセットチェンジがあって、SEでマイケル・ジャクソンが流れる中、ウサギちゃんが登場。
アサヒビールをビン2本一気飲みし、加藤茶バリにフラフラよっぱいらいを演じたりしたのがあって、18時きっかりにグリーン・デイ登場!

1曲目は実質アルバムの1曲目ともいえるタイトルトラック"21ST CENTURY BREAKDOWN"。
バックスクリーンに映し出されるビルの夜景(グリーン・デイなので摩天楼じゃなくてロスかな?)とこの曲のイントロがマッチしててすごくカッコイイ。

それにしてもすっかりシュッとした体系になったビリーは、年を追うごとにかっこよくなってる。

3曲続けて『21ST CENTURY BREAKDOWN』からの曲が続き、お待ちかね『American Idiot』から"HOLIDAY"。
グリーン・デイならではのメロディと勢いはこれまでの作品同様なのに、サウンド全体から受けるスケール感はやはり『American Idiot』以降を感じさせる曲ですね。

その後もここ2作の曲が続き、前半のクライマックス"BOULEVARD OF BROKEN DREAMS"へ。
前半はほとんど客に歌わせてた。
グリーンデイのライブと言えば、会場全体の一体感がすごい。
全ての曲を客が暴れながらも大合唱するさまはものすごい。

同じく客の大合唱が起こるバンドといえば真っ先にoasisが思い浮かぶが、オアシスはリアム(もしくはノエル)の「俺について来い」っていうアティテュード(それがまた良いんだが)、ビリーの場合は「皆で一緒に行こう!」っていう感じというか。
とにかく何もかもがフレンドリーなのだ。
だから客をステージに上げるし、ギターを弾かせたりするんです。
(そういやノエルがこの曲を"Wonderwall"のパクリだって文句を付けてましたね。どうなったんでしょ?あの後。お願いだからそんなこと言わないでくれよノエル兄貴)

そんな"BOULEVARD OF BROKEN DREAMS"で一区切りのついた前半を終え、次の"2000 LIGHT YEARS AWAY"から過去の代表曲連発の怒涛の中盤戦へ。

イントロに入る前のギターの音で一発でわかった"HITCHIN' A RIDE"や"WELCOME TO PARADISE"、そして"WHEN I COME AROUND"。
もう説明の必要もない名曲たち。
何度聴いたかわからない。
もちろん合唱。

と、代表曲が続いたと思ったら、ビリーがブラック・サバスの"Iron Man"のイントロをギターで弾きだし(って、あのドゥーンっていう一音だけでこの曲って分かるとことがすげぇよ、トニー・アイオミ!)、そのままThe Whoの"My Generation"へ。
うほっ、カッコイイ。
あのベースソロは、最初マイクがそれっぽく弾いてたけど、後半はビリーがギターで弾いてたね。

そして、ある意味ハイライトとなったのは、"LONGVIEW"。
例のごとく今回のライブでも客が何人がステージに上げられてたんですが、(ビリーとキスしてた女性もいましたね)、この曲の時にはビリーの「この曲歌える人いる?」みたいなMCを受けてステージに上がった男性が。

なんとほぼ1曲丸まるこの曲を歌いきった。

もちろん歌詞もバッチリ。てか、あの大舞台で歌いきるあんたはすごい。
と、皆が思ったはず。
ま、ビリーの声で聴きたかった気もするけど、まぁすごかったので許す。

そんな"LONGVIEW"の後は、ベタだけどなんだかんだで一番テンションのあがる"BASKET CASE"。
やはりこの曲が無ければグリーン・デイはないと思えるような名曲中の名曲。
まぁ言わずもがなの大合唱でした。

続いて"She"〜"KING FOR A DAY"と盛り上がり続けて、カヴァーゾーンへ。
ビートルズの"HEY JUDE"なんて、誰のライブだよっていうくらい客に合唱させて大盛り上がり。

『21ST CENTURY BREAKDOWN』屈指の名曲"21 GUNS"はライブで聴けただけでも嬉しいし、本編ラストとなった"AMERICAN EULOGY"もむちゃくちゃカッコイイし、もう大満足。

もちろんアンコールもたっぷり。
アンコール1曲目は"AMERICAN IDIOT"。
続く"MINORITY"。
「アメリカのバカにはなりたくない」と歌う"American Idiot"から、「俺はマイノリティになりたいんだ!」と歌う"Minority"。
もう完璧な流れ。
多くのフォロアー達を生み出しながらも、常に変わり続け、道を切り開き続けるグリーンデイならでは歌える曲だと思う。

そんな"Minority"でこの日最大の盛り上がりのピークを迎え、最後はしっとりと
"Last Night on Earth"〜"WAKE ME UP WHEN SEPTEMBER ENDS"〜"GOOD RIDDANCE (TIME OF YOUR LIFE)"
の3曲。

特にビリーの弾き語りで披露された最後の"GOOD RIDDANCE"は沁みた。

そんなビリーの雄姿を撮りたいのは分かるけど、あまりにも携帯で撮ろうとしてる人が多かったのは萎えたけど。

と、まぁそんな感じで終始だれることなくサービス精神満点の約2時間半。

終始モッシュで汗だくになって体力的な披露のでかさはハンパ無いけど、気分的にはほんとあっという間。

最高でした。

以下、セットリスト。
洋楽のアーティストだと全部同じにするバンドも多いけど、今ツアーは結構変わってるようです。

2010.01.23 GREEN DAY@さいたまスーパーアリーナ Setlist

01. 21ST CENTURY BREAKDOWN
02. KNOW YOUR ENEMY
03. EAST JESUS NOWHERE
04. HOLIDAY
05. THE STATIC AGE
06. !VIVA LA GLORIA!
07. ARE WE THE WAITING
08. ST.JIMMY
09. BOULEVARD OF BROKEN DREAMS
10. 2000 LIGHT YEARS AWAY
11. HITCHIN' A RIDE
12. WELCOME TO PARADISE
13. WHEN I COME AROUND
14. IRON MAN (イントロのみ、Black Sabbath cover)〜MY GENERATION (The Who cover)
15. BRAIN STEW
16. JADED
17. LONGVIEW
18. BASKET CASE
19. SHE
20. KING FOR A DAY〜STAND BY ME(Ben E King cover)〜SATISFACTION(The Rolling Stones cover)〜HEY JUDE(The Beatles cover)〜SHOUT!
21. 21GUNS
22. AMERICAN EULOGY
---encore---
23. AMERICAN IDIOT
24. MINORITY
25. LAST NIGHT ON EARTH
26. WAKE ME UP WHEN SEPTEMBER ENDS
27. GOOD RIDDANCE (TIME OF YOUR LIFE)  

・Green Day − JAPAN TOUR 2010 ツアー日程
1/21(木) 大阪城ホール
1/23(土) さいたまスーパーアリーナ
1/24(日) さいたまスーパーアリーナ
1/25(月) 名古屋ガイシホール

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カテゴリ : LIVE (2010) ・ comments(0) K 
2010年01月23日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『“THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-』@シネセゾン渋谷

2003年10月11日、幕張メッセにて行われた『BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN』と題されたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTミッシェル・ガン・エレファント)の解散ライブのドキュメンタリー映画、『“THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-』を渋谷のシネセゾンにて観てきました。

昨年の12月16日(アベの誕生日)に公開になってたんだけど、やっと見るとことができました。


内容はドキュメンタリーとはいいつつも、ほぼその日のライブを収めた作品になっていた。

もちろん、1曲目"ドロップ"の演奏から映画は始まっていた。

実際に私も、あの時、あの場所に居ました。
たしか、30分くらい開演が遅れてたかな。
客いれの間のBGMが進み、DOORSの"THE END"が流れ終わった後、客電が落ち、いつもの"ゴットファーザー 愛のテーマ"が流れ、メンバーが登場。

そうして鳴らされた1曲目"ドロップ"。

あの時は、それと同時に前方の人が押し寄せ、押し合いになり、このゆっくりな曲でこの盛り上がりになるんだ!?ってビックリした。
それと同時に始まった大合唱で、チバの声なんてほとんど聞こえなかったを覚えてる。

もうヤケクソになって、行けるとこまで前に行って、一緒になって大合唱して、終演後はしばらく立ち上がれないくらいまで燃え尽きたな。


そんなこともあって今回映画のために5.1chにされたクリアな音とスクリーンの映像を、映画館のふかふかなイスに座りながら観るってのは変な気持ちでした。

でもそんなのは始めのうちだけで、その後はその圧倒的な演奏と歌にただただ痺れまくりの約2時間。

炎天下の中、東京・豊洲で行われた第2回フジロックフェスティバルや、同じく1998年の仙台公演の模様、そしてインタビュー映像等が一部挟み込まれてはいたものの、ほぼラストライブの演奏でした。

その解散ライブの当日に発売になったラストシングル"エレクトリック・サーカス"の演奏中のメンバーのなんともいえない表情にはウルっとさせられた。

後は、解散後すぐに出たこの時のライブDVDを観たときも思ったけど、最後の"世界の終わり"で、演奏開始早々ギターの一番太い弦である6弦を切ったアベと、声の出なくなったチバを観て、あぁミッシェルはもう既に終わってたんだなって思った。

もう彼らのライブは一生見ることできないんだな・・・

"バイバイ、ジェニー、バイバイ、ダニー、バイバイ、ビリー、バイバイ、ケリー"。
そして、バイバイ、アベ、バイバイ、ミッシェル!!

以下、参考までに当日のセットリスト。

2003.10.13 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT@幕張メッセ BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN Setlist

登場SE.ゴットファーザー 愛のテーマ
01. ドロップ
02. ゲット・アップ・ルーシー
03. バードメン
04. デッド・スター・エンド
05. ストロベリー・ガーデン
06. アッシュ
07. フリー・デビル・ジャム
08. デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ
09. I was walkin' & Sleepin'
10. ブラック・タンバリン
11. 深く潜れ
12. カルチャー
13. ブギー
14. 赤毛のケリー
15. ゴッド・ジャズ・タイム
16. エレクトリック・サーカス
17. ミッドナイト・クラクション・ベイビー
18. ベイビー・スターダスト
19. スモーキン・ビリー
20. リリィ
---encore---
21. GT400
22. リボルバー・ジャンキーズ
23. ジェニー
---encore---
24. 世界の終わり


映画観た帰りにHMVに行ったら、今日発売のミッシェルのDVDボックス(10枚組+ボーナスディスク2枚)が完売で、完全生産限定なので「再入荷なし」ってかかれてた。。

で、家に帰ってAmazon観たら、普通に売ってて、しかも定価19,800円のところが、14,652円で売ってたの即買いしてしまった。

40型のTVを先日購入し、それももうじき届くし、一応、うちのDVDプレーヤーは5.1chなので超楽しみ♪



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ハイ!チャイナ! / thee michelle gun elephant (chicken zombies 収録)
眠らなきゃ / thee michelle gun elephant (cult grass stars 収録)
サンダーバード・ヒルズ / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT (SABRINA HEAVEN 収録)
HUM69 / The Birthday (ピアノ 収録)
The Birthday@Zepp Tokyo TOUR 愛でぬりつぶせ 09
The Birthday / こだま和文 from DUB STATION TOKYO FM×SHINJUKU LOFT presents 「90×90」@新宿LOFT
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2010年01月20日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『かいじゅうたちのいるところ』(原題:Where the Wild Things Are)

映画『かいじゅうたちのいるところ』(原題:Where the Wild Things Are)を観てきました。

アメリカの絵本作家、モーリス・センダック(Maurice Sendak)の世界中で約2000万部を売り上げた大ベストセラー絵本を実写映画化したもの。

監督は、スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)。


ここ最近、Arcade Fireの"Wake Up"がバックに流れるCMがTVでよく流れてて、超気になっていたので。


で、見てきての感想ですが、もうなんと言っても主人公マックスを演じるマックス・レコーズ君がかわいすぎってのと、登場するかいじゅう達(NOT 怪獣)がマックス以上にかわいいってことに尽きる。

このかいじゅう達は現代なら普通フルCGで作るところが、いわゆる着ぐるみに人が入って演技していたらしいです。
スターウォーズの初期の3部作辺りに出てきそうな感じっていうとわかりやすいか。


内容のほうはネタばれになるので詳しくは書かないけど、ハッキリと答えを出さない内容に賛否両論がある作品じゃないかな。
個人的にはそれがまたよかったんだけど。
正解がないのが人間関係だと思うし。


原作は絵本だけど、大人が観たほうが考えさせられることが多いかも。


ちなみに、劇中にアーケイド・ファイアの曲は一切使われていません。
劇中の全楽曲は、先週末にライブを観たYeah Yeah Yeahsヤー・ヤー・ヤーズ)のカレン・Oによるものです。
そんなカレンによる音楽の出来もかなり良く、この音楽がなければ作品が成り立たないのではないかというくらいの使われ方が劇中でされています。

あ、でも今作の制作中に、監督のスパイク・ジョーンズは"Wake Up"が収録されている『Funeral』を聴きながら作業を行っていたそうです。



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Zero / Yeah Yeah Yeahs (It's Blitz 収録)
YEAH YEAH YEAHS@品川ステラボール
Neighborhood #2 (Laika) / Arcade fire (Funeral 収録)
THE ARCADE FIRE@新木場STUDIO COAST
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2010年01月20日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. fountains of wayne@渋谷CLUB QUATTRO 「ACCOUSTIC ROCK TOUR 2010」 感想&セットリスト

渋谷のクラブクアトロにfountains of wayneファウンテインズ・オブ・ウェイン)のライブを観てきました。

ACCOUSTIC ROCK TOUR 2010」と題されたアコースティックライブ。
前日の大阪に続き、東京2DAYSの初日です。

ま、今回の来日は、たぶんベースのアダム・シュレシンジャーが、Hansonのテイラーと元スマパンのジェイムス・イハとチープトリックのバン・Eと組んだバンド、TINTED WINDOWSで先週来日したついでに抱き合わせでFOWも呼ばれたんでしょう・・・


1曲目の"Little Red Light"からアコースティックなだけにメロディがさらに際立ち、コーラスも抜群でかなり良かった。

"Someone To Love"のイントロのアコースティックギターの音はかなりヤバカッタですね。

MCもジョークを言いまくり。
今回、ベースのクリスがたびたびグランドピアノを弾いて、ギターのジョディ・ポーターがベースを弾く場面があったんだけど、まず最初はボーカルのクリス・コリングウッドが、
「昨日の大阪はエルトン・ジョンが来てくれたけど、今日はアリシア・キーズが来てくれています」
ってアダムを紹介し、ジョディのことを「ロン・カーター(JAZZベーシスト)」って紹介したり。
(後半には、「リュウイチ・サカモト」って紹介したり、自分のことを「セカイ ノ クロサワアキラ デス」って言ってましたね(笑))

後は、パーカッションが必要だって言って、客を3人ほどステージに上げて、タンバリンやらマラカスっぽいのとか振らせたりもしてた。
その曲が終わるとアダムが「デスティニーズ・チャイルド」ってその3人のことを呼んだり(笑)

そんな感じでかなりアットホームな感じでステージは進行。

"The Summer Place"とか新曲も披露。
なんでも、次のアルバムはほとんど完成してるらしい。
でも、「ほとんど完成してるけど、1年後、2年後、ひょっとしたら10年後になるかも・・・」って言ってましたが・・・


とか冗談ばかり言ってましたが、アコースティックながら演奏自体は結構激しくノリノリな曲も多く、すごく盛り上がったし、"Fire in the Canyon"のようなカントリーチックな曲はさらにそれっぽく(ヒーハーって言ってましたね!)、"Hackensack"のようなメランコリックなメロディの曲はさらにメランコリックにと、それぞれの曲の魅力をなくすことなく、新たなアレンジでの発見とかもあってかなり貴重な体験ができた気がします。

"Radiation Vibe"で本編が終わりアンコール。

アンコールの"Troubled Times"〜"Stacy's Mom"〜"Denise"の流れはヤバカッタ。

"Troubled Times"のあのメロディとコーラスの美しさはアコースティックな旋律で聞くとハマリ過ぎでしょう。
彼らの最大のヒット曲である"Stacy's Mom"はしっとりとした感じで始まったので、一瞬何の曲か分からなかったくらい。
でもメロディが良くてビックリ。

そして、最後の"Denise"はかっこよすぎ。
11年前に彼らの存在を知るきっかけになった曲だけあって、聞けて嬉しかったです。
この曲もコーラスがヤバイんだよなぁ。
そして、ドラムのリズムもたまらないです。


そんな感じで1時間20分ほどで終了。
ちょっと短かったけど、かなり濃密だった気がする。
明日の2日目も行きたくなった。
たぶん行かないけど、いける人は絶対行ったほうがいいと思うな。


ちなみにMCで、フジロックに出るって言ってた。
数年前のフジにきたときは、後半15分くらいしか観れなかったので、今年こそはフルにエレクトリックセットを見たいな。

以下、セットリスト。

2010.01.19 fountains of wayne@渋谷CLUB QUATTRO ACCOUSTIC ROCK TOUR 2010 Setlist

01. Little Red Light
02. Someone To Love
03. The Summer Place
04. Fire Island
05. Cold Comfort Flowers
06. Hey Julie
07. Barbara H.
08. A Road Song
09. Red Dragon Tattoo
10. Valley Winter Song
11. I-95
12. Fire In The Canyon
13. Hackensack
14. Bright Future In Sales
15. Radiation Vibe
---encore---
16. Cemetery Guns
17. Troubled Times
18. Stacy's Mom
19. Denise

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2010年01月19日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Doubt / Delphic (Acolyte 収録)

 マンチェスター出身の3人組、Delphicデルフィック)。英BBCの選ぶ『Sound Of 2010』の3位に選ばれたり、活動休止していた名門テクノレーベルR&Sが、彼らのシングル"Counterpoint"をリリースするために復活したということも話題になった彼らの待望のデビューアルバム『Acolyte』がついにリリース。全英アルバムチャート8位。

 ベルギーのR&Sからの"Counterpoint"、続いてフランスのKitsunéから"This Momentary"をリリースし、この3rdシングル"Doubt"はメジャーのPolydorからリリースされ、全英79位を記録しています。前の2つのシングル同様に、ダンスミュージックながらロックの強度を持ち、哀愁のある歌メロがあったりと、同郷の先輩New Order等に通じるマンチェの伝統って感じですね。

 またこの曲"Doubt"の特設サイトでリミックスコンテストが行われています。

 2009年夏にサマソニに、11月には原宿ASTRO HALLでワンマンがありましたが、アルバムリリース後の来日も期待します。テクノを基調に置きつつも、バンドサウンドも織り交ぜた彼ならではの音は、ライブで見たから気持ちいいだろうなぁ。

・Delphic メンバー
ジェイムス・クック(Vo, B)
リチャード・ボードマン(Multi-instrumentalist)
マット・コックセッジ(G)
support ダン・ハドレー(Dr)



 そんな感じで2010年最初の曲紹介はDelphicの"Doubt"でした。2010年もいろいろ曲紹介していくので当ブログをよろしくお願いします。
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2010年01月18日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2010)
  3. YEAH YEAH YEAHS@品川ステラボール 感想&セットリスト

YEAH YEAH YEAHSヤー・ヤー・ヤーズ)の、2度のフジロックをはさみつつも、ワンマンとしては2003年以来7年ぶりとなる待望の、ほんと待望の来日公演に行ってきました。

チケットがソールドアウトで某SNSサイトのコミュニティでは「チケット譲ってください」書き込みが多数あるなか、なんとかゲットし参加決定。

個人的にはその初来日時にフジテレビの音楽番組FACTORYの収録観覧で観て以来。
こんなに間が開くとは・・・

会場は品川プリンスにある品川ステラボールSHINAGAWA PRINCE STELLAR BALL)。

初めて行く会場だったのでそこも楽しみに
・・・してたんだけど、ロッカーの配置が最悪で早速萎えた。。。
あ、そこで5,000円札を拾ったんですが、もちろん懐に・・・じゃなくてスタッフに届けました。


気を取り直してライブ。
入場に時間がかかったのもあって、20分くらい遅れてスタート。

メンバー登場と同時に一気に前へ。
ステージ向かって中央よりちょい左の前から3,4人目をゲット。

1曲目はスローナンバー"Runaway"でスタート。
ジュディ・オングなみに衣装を広げるカレン・Oに沸き立つ会場。
待ってました!

・・・が音が小さい。。。
ていうか、スピーカーの位置が微妙すぎる。
後ろで見る分には問題ないけど、前のほうで見ると、音が後ろから聞こえるって言う・・・
ニックのあのハイセンスなギターの音が・・・
待望の来日だけに、これだけが不満で不満で・・・

文句はこれくらいにしてと。
2nd『Show Your Bones』収録の"Phenomena"と2曲続けてミドルテンポのナンバーが続いた後は、昨年リリースの3rd『It's Blitz』収録曲でもっとも踊れるナンバー"Heads Will Roll"へ。
3rdの曲ではライブで最も聴きたかった曲。
もちろんモッシュ、モッシュ!

この後も各アルバムから満遍なく。
静と動の配置が絶妙なセットリストで進んでく。

パンキッシュな"PIN"に、なぜかクランプスのカヴァーがあったかと思えば、再び"Dull Life"で再び激しく。
てか、"Dull Life"かっこよすぎでしょう。
昨日の大阪をはじめ、この曲を1曲目に持ってくるライブも多いようで、もしそれだったらだいぶ印象違うんだろうなぁ。


それにしてもステージングも派手なカレンさんですが、衣装はもっと派手。
衣装チェンジを何度もやってるようで、脱いだり、被ったり、羽織ったりしてるだけだったりするとこもウケた。
てか、あのインディアンの羽帽子みたいな被り物はいったい何?(笑)

でも、確か前観たときはもっと破天荒な感じだったんだけど、少し大人になった感じですね。
てか、色気増したよね?

"Cheated Hearts"の時、ステージから降りてきて最前列の客にコーラスさせてたりしてたんだけど、カレンを超近くで見れた♪

そしてここからがクライマックス。
今回ステージ後方には、巨大な目玉の風船がぶら下がってたんだけど、シンセのイントロを溜めに溜めて始まった3rdからの1stシングル"Zero"の時に、客席にその目玉風船がいくつも投下。
跳ねる風船と同じように沸き立つ会場。
この曲のシンセの切ないフレーズがいいだなよなぁ。

関係ないけど、「ゲゲゲの鬼太郎」の「目玉おやじ」役の声優、田の中勇さんが最近亡くなったんだよなぁ・・・


そして、風船が片付けられ、"Y Control"で本編はシメ。

アンコールで再びメンバーが登場し、多くの人に感謝の言葉を。
先日無くなったJay Reatardの名前もその中に。
後、今回はカレン、ニック、ブライアンのほかにサポートが1人いたんだけど、その人がデヴィッド・パホだったのをこのとき知った。。。

そんなMCの後に演奏されるのは、そうもちろんYEAH YEAH YEAHS流ラブソング、"MAPS"。
大阪や海外公演ではアコースティックヴァージョンで演奏されてたらしいですが、東京は通常ヴァージョン。
アコースティックヴァージョンもネットでみて、良いなって思ったけど、やっぱりこの曲はカレンの囁くような歌から、ニックのギターが爆発する瞬間に得られるカタルシスがハンパないので、通常のエレクトリックヴァージョンが聞けて個人的には嬉しかった。
あ、音がもう少しよければ・・・

初期の楽曲"Art Star"の後は、最後は"Date With The Night"をぶちかまし、マイクを何度も床に叩きつけカレンは去っていきました。

終わってみれば"Date With The Night"の時に何度か中に待った無数の「Y」に切り抜かれた銀テープが私の腕やら首やらにいっぱい張り付いてました。

そんな感じでYYYsにやられて帰ってきました。

とりあえずSMASHさん、今日の音の悪さは許すから、今年のフジロックに彼らをもう一度呼んでください。


以下、セットリスト。


2010.01.16 YEAH YEAH YEAHS@品川ステラボール Setlist

01. Runaway
02. Phenomena
03. Heads Will Roll
04. Pin
05. Human Fly(The Cramps cover)
06. Dull Life
07. Gold Lion
08. Miles Away
09. Skeletons
10. Soft Shock
11. Cheated Hearts
12. Zero
13. Y Control
---encore---
14. Maps
15. Art Star
16. Date With The Night



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Honeybear / YEAH YEAH YEAHS (Show Your Bones 収録)
Date With the Night / Yeah Yeah Yeahs (Fever To Tell 収録)
Zero / Yeah Yeah Yeahs (It's Blitz 収録)
Sacrilege / Yeah Yeah Yeahs (Mosquito 収録)
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2010年01月16日(土)