1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '09
  3. フジロック&サマソニ 2009 タイムテーブル発表!

今年ももう半年終わりますが、やはり音楽好きにとってはこれからがシーズン本番、夏フェスの季節です!

そして、日本が世界に誇る洋楽形の2大ロックフェスティバルである、
FUJI ROCK FESTIVALSUMMER SONIC
がぞれぞれタイムテーブルが発表されました。


●フジロックフェスティバル’09
1日目 7/24 Fri. TIMETABLE
2日目 7/25 Sat. TIMETABLE
3日目 7/26 Sun. TIMETABLE


●サマーソニック2009
東京初日 8.7.Fri. TIMETABLE
東京2日目 8.8.Sat. TIMETABLE
東京3日日 8.9.Sun. TIMETABLE


いやぁ、タイムテーブル見てるだけでワクワクしてきますねぇ。

毎年、タイムテーブルが発表されると、
「あー、アレとコレが時間かぶってるじゃーん」
って思うんだけど、
今年は比較的「いい感じでばらけてるなぁ」ってのが個人的な感想です。

特にサマソニは3日間開催になって、時間に余裕がでたのかなって。


昨年はそろぞれのタイムテーブルを眺めながら、自分の行動予測を立てたりしましたが、
今年ももう少し近づいたらやってみようかと思います!

さぁ、夏はもうすぐだ!!

(参考)
●去年の行動予測
フジロック08初日、行動予測
フジロック08、2日目、行動予測
フジロック08、最終日、行動予測
SUMMER SONIC 08 行動予測 初日編
SUMMER SONIC 08 行動予測 二日目編

●去年の実際の感想
Fuji Rock Festival '08
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part2
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 初日 8月9日(土) Part3
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part1
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part2
SUMMER SONIC 08@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 2日目 8月10日(日) Part3
サマソニ08@千葉 セットリスト集 初日8月9日(土)
サマソニ08@千葉 セットリスト集 2日目8月10日(日)
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2009年06月30日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. I Gotta Feeling / The Black Eyed Peas (The E.N.D. 収録)

 4人組HIP HOPグループ、THE BLACK EYED PEASブラック・アイド・ピーズ)が5枚目となるスタジオアルバム『THE E.N.D.』(Energy Never Diesの略)をリリース。リリース初週に全米で約30万4000枚を売り上げ、全米ビルボードチャート初登場1位を獲得。意外にも彼らにとっての初のNo.1ヒット作となってます。

・The Black Eyed Peas - I Gotta Feeling


 このアルバムからの2ndシングル"I Gotta Feeling"は、1stシングルとなった"Boom Boom Pow"が全米シングルチャートで12週連続1位に居座り続けたため、それに阻まれる形で2位で終わってしまいましたが、リリース初週に約24万9000件というダウンロード・セールスを記録している大ヒットになっています。

 この曲の特徴は、ちょっと哀愁のある歌メロとメンバー全員によるユニゾンのラップ。ダンスフロアの狂騒と一抹の寂寥感も感じさせるまさにパーティーアンセムって感じ。メンバーのapl.de.apは、「"That tonight's gonna be a good night!"(今夜は最高の夜になりそうだ)って、俺達初めて全員同時にラップしたんだ。実は、これまでやった事がなかったんだよ。カレッジ・パーティのアンセムになるんじゃないかと思うくらいハッピーな曲だよ」と語っています。

 また、will.i.amはこう言ってます。
 this song is dedicated to everyone who is getting ready to go out...
 (この曲は出かけようとする全ての人に捧げたもの)
 its the song to listen to when you drive to the club or party...
 (この曲はクラブやパーティーに行く車の中で聴くための曲)
 its the song to listen to after a long day or week at work...
 (この曲は日々の辛く長い仕事の後に聴くための曲)
 its the song to that makes me wanna throw my stress away...
 (この曲はストレスを発散させたいときに聴く曲)

 そして、"アイ・ガッタ・フィーリング"は、米CBSテレビの『summer promos』のテーマソングとして使用されたり、米Entertainment Weekly誌により"Song Of The Summer"(夏にピッタリな曲)の中の1曲にも選ばれています。

 アルバムの方は、シングル2曲からもわかるように、これまでの路線からはがらりと変わり、エレクトロファンク風なつくりになっています。「みんなを踊らすことの出来るアルバムを作りたかったんだ」とウィル・アイ・アムが語っているようにエレクトロダンスチューンのオンパレード。まぁヒップ・ホップとエレクトロの相性のよさは、古のAfrica Bambaataaアフリカ・バンバータ)の時代から実証済みなので悪いはずはないですね。まぁ、個人的には、BEPは3rdの『ELEPHUNK』時代が一番好きだったりしますが・・・

 そんな勢いに乗っているBEPですが、アルバムリリースにあわせてのプロモーション来日はありましたが、9月にはジャパンツアーも決定しました。私は過去にROCK ODDESSAYでのライブを観たことがありますが、単独もサマソニでも見逃してるので、ぜひ今回のステージを体験してみたいです!

・THE BLACK EYED PEAS − JAPAN TOUR 2009 ツアー日程
9/15(火) 静岡 浜松アリーナ
9/18(金) 名古屋 日本ガイシホール
9/19(土) 幕張メッセ
9/21(月・祝) 大阪城ホール
9/22(火・祝) 神戸ワールド記念ホール
9/23(水・祝) さいたまスーパーアリーナ

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DON'T PHUNK WITH MY HEART / THE BLACK EYED PEAS (MONKEY BUSINESS 収録)
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2009年06月29日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. Oh! RADIO / 忌野清志郎 (Oh! RADIO 収録)

 King of Popが亡くなったばかりですが、やはり忘れてはいけないのが2009年5月2日に58歳という若さで亡くなった日本が誇るKing of Rockこと忌野清志郎。その忌野清志郎の生前最期の歌声かつ演奏記録となったシングル"Oh! RADIO"。

・忌野清志郎 / Oh!RADIO


 もともとは大阪のFMラジオ局FM802の開局20周年を記念する楽曲として製作され、RADIO SOUL 20阿部真央HYくるり岸田繁・スガシカオボニーピンクROCK'ATRENCH山森大輔・TRICERATOPS和田唱)というグループに提供された楽曲で、iモード限定で配信されていた楽曲。このシングルのヴァージョンは、2009年2月ごろプライベートスタジオ「ロックンロール研究所」にて録音されていた、ボーカルとギター、そしてベース、ドラム、ブルースハープ全ての楽器を清志郎1人でこなしたデモがもとになっているそうです。

 そして5月9日(土)、キヨシローの密葬会場および「AOYAMA ROCK'N ROLL SHOW」と題されたロック葬において『忌野清志郎最終曲』として流されたことでも話題になりました。

 Oh ラジオ 聴かせておくれ あの頃が まんま蘇るあのナンバー♪
まさにこんな歌詞のように、キヨシローの歌を聴いて様々なことが思い出される人もたくさんいることでしょう。

 そんなキヨシローは、フジロック大好きな私のような人間にとっては、フジロックの象徴のような人。なのに、フジにラフィータフィーで出演した際に10分ほど観ただけという不孝者です。。。フジのフルライブを観ることはかないませんでしたが、今年2009年は忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ
NICE MIDDLE with New Blue Day Horns
としてキヨシローが帰ってきます。ぜひ、私もフジロッカーの一員として合唱してきたいと思います!!

・メンバー
仲井戸“CHABO”麗市 / Leyona / Chara / 甲本ヒロト / 真島昌利 /
トータス松本 / UA / Char / WILKO JOHNSON & NORMAN WATT-ROY /
BOOKER T. / 泉谷しげる

FUJI ROCK FESTIVALの主催者、SMASHの日高さんのコメントが泣かせます。
俺たちのロックスター清志郎は今、ギターと一緒にサイクリングしながら銀河の色んな星をソロツアーしていますが、7月25日土曜の夜、フジロック.グリーンステージで彼のバンドNICE MIDDLE with New Blue Day Horns とロックン・ロール・ショーをやります。この夜は彼の音楽友達も参加します。そして皆さんと歌って踊って大騒ぎをして、清志郎君の久々の凱旋公演を楽しみましょう。

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自由 / RC サクセション (GREATFUL DAYS THE RC SUCCESSION 1981-90 収録)
ラブ・ミー・テンダー / RC サクセション (GREATFUL DAYS THE RC SUCCESSION 1981-90 収録)
サヨナラColor feat.忌野清志郎 / ハナレグミ/クラムボン/ナタリー・ワイズ (サヨナラCOLOR~映画のためのうたと音楽~ 収録)
田舎へ行こう! Going Up The Country / 忌野清志郎 (ラフィータフィー 収録)


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2009年06月28日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Thriller / Michael Jackson (Thriller 収録)

 2009年6月25日午後2時26分(日本時間26日)、King Of PopことMichael Jacksonマイケル・ジャクソン)が亡くなったというニュースが全世界を駆け巡りました。いまだに信じることができない人(というか私)もいると思いますが、どうやら事実のようです。やはり当ブログでも1曲紹介したいと思って、どの曲にしようか迷った挙句、ベタ中のベタのこの曲を選ばせていただきました。

・Michael Jackson - Thriller (Official Video)


 マイケル・ジャクソンの代表曲中の代表曲"Thriller"("スリラー")。いわずと知れた世界で1番売れ、8つのグラミー賞と7つのTOP10ヒットシングルを出した1982年12月1日発売のアルバム『Thriller』(セールス1億400万枚以上。2006年11月15日のギネス世界記録の認定)のタイトルトラック。

 シングルでは意外にもBillboardチャートでは1位は獲得しておらず、最高位は4位。ビルボード誌1984年年間ランキングは第78位。シングル発売は1984年とアルバム発売からかなり経っており、アルバムからの最後のシングル(7枚目)であることを考えると、4位ってすごいと思います。ちなみにイギリスでは最高位10位。

 プロデュースはQuincy Jonesクインシー・ジョーンズ)で、作曲はRod Temperton。曲がキャッチーなのは言うまでもないですが、この曲はやはりなんと行ってもミュージック・ビデオでしょう。14分にも及ぶ長尺のこの曲のビデオは制作費2億円で、ホラー映画風のショートフィルム仕立てになっており、特殊メイクで狼男になったマイケル本人や、ゾンビなどが登場します。

 人種差別の残る音楽界(MTV)では黒人の登場するビデオが流れないという当時の風習を打ち破った作品としても有名です。

 このビデオは、私の幼い頃の記憶に、すごく怖かったことがくっきりと焼きついてます。'84年といえば私は4,5歳なので、たぶんリアルタイムで見たのでしょう。ということは、記憶に残ってる一番最初のPVということになるのか・・・。それを考えると感慨深いものがあります。

 それにしても人の命というものは儚い。ご冥福をお祈りします。

・Michael Jackson - 『Thriller』収録曲
1. "Wanna Be Startin' Somethin'" 6:02
2. "Baby Be Mine" 4:20
3. "The Girl Is Mine" 3:42
4. "Thriller" 5:57
5. "Beat It" 4:19
6. "Billie Jean" 4:54
7. "Human Nature" 4:05
8. "P.Y.T. (Pretty Young Thing)" 3:58
9. "The Lady in My Life" 4:59

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2009年06月27日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 独り言(音楽ネタ)
  3. マイケル・ジャクソン氏、死去?!

キング・オブ・ポップことMichael Jacksonマイケル・ジャクソン)が2009年6月25日(日本時間26日)、搬送先の米ロサンゼルス市のUCLAメディカルセンターにてロサンゼルス市警によって死亡が確認されたそうです。

悲しいとか云々じゃなくて、とにかくビックリだし、ショックです。
イギリスでの長期公演も発表されていただけに・・・

ご冥福をお祈りします。

・Michael Jacksonの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Michael Jackson
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2009年06月26日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Arma-Goddamn-Motherfuckin-Geddon / Marilyn Manson (The High End of Low 収録)

 Brian Hugh Warnerブライアン・ヒュー・ワーナー)率いる(というかそのもの)Marilyn Mansonマリリン・マンソン)の7枚目となるオリジナルアルバム『The High End of Low』(全米4位)からの1stシングル。

・Marilyn Manson - Arma-goddamn-motherf**kin-geddon


 マリリン・マンソン黄金時代を築いたTwiggy Ramirezトゥイギー・ラミレズ)の復帰という大きなニュースに迎えられての新作ですが、そんなことよりやっぱり1stシングルに"Arma-Goddamn-Motherfuckin-Geddon"(アルマ・ガッデム・マザーファッキン・ゲッドンって読むの?)ってタイトルつけちゃうところがマリマンの勝ちな気がする。このセンスがマリマンですよ!もちろん、ベースラインがカッコイイことは言うまでもないですね!

 ちなみにマンソン自身がこのアルバムを表現して"very ruthless, very heavy, and very violent"(非常に冷酷で、重く、暴力的)だと言ってます。はい、これはいつもそうだと思います。やっぱりマンソンはマンソンだったってことで。あー、マンソンのライブ観たいなぁ。

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2009年06月25日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. Battle For The Sun / Placebo (Battle For The Sun 収録)

 '94年にロンドンにて結成された3ピースバンド、PLACEBOプラシーボ。実はメンバーにイギリス人はいません)の前作『Meds』以来約3年ぶりとなる最新作『BATTLE FOR THE SUN』をリリース。全英アルバムチャート8位のほか、ドイツ・フランス・スイスで1位を獲得し、ヨーロッパ各国で軒並みTOP10入りを果たしています。全米Billboardでも過去最高の51位。プロデュースはDavid Bottrill(ディヴィッド・ボトレル。Tool、Muse、King Crimson他)。さらにミックスはAlan Moulder(アラン・モルダー)。

・Placebo - Battle For The Sun


 このアルバムのタイトルトラック"BATTLE FOR THE SUN"は、ヘヴィなギターリフが印象的な曲。後半に掛けて、ストリングスも加わりハードにドライブしていくところがカッコイイですね。そのヘヴィなギターと抜けのよいドラムの音の対比が面白いですね。2007年にスティーヴ・ヒューイットが脱退し、Evalineというアメリカのバンドでドラムを叩いていたSteve Forrestスティーヴ・フォレスト。22歳!)が加入したのが大きく影響してしたのでしょうか。

 この曲に対してVo.ブライアン・モルコは 「アルバム全体を決定づける曲。この曲は今作でボク達がやりたかった方向性を示していて、つまりシネマスコープというかワイドスクリーンのようなアプローチで、パノラマ写真で撮ったような壮大な景色を描きたかったんだ。ボク達がこのアルバムでやりたかったのはそういうことで、遠近感や奥行きだけじゃなく、広々とした幅もあるっていう。それにすごく色彩に富んだものにもしたかった」と語っています。

 また、「これまでの作品は、ヨーロッパのマーケットにあう音楽を作ってきていた気がするんだ。メランコリーでグレイな雰囲気。でも今回は違うんだ。世界中の人々に受け入れられ、かつリスナーの感じ方によって見える風景が異なるものになったと思うよ」とも語っています。

 そんなプラシーボは、前述のように欧州諸国では絶大な人気を誇っていますが、それが逆に災いして日本でのライブは2000年のフジロック以来実現していません。(フジロックで見たなぁ、懐かしい)。しかし、今作でレーベルを移籍し、9年ぶりの来日がSUMMER SONIC 09で決定。サマソニではぜひ観るっきゃないですね。てか、ブライアンってもう37歳とかなんですね・・・

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2009年06月24日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2009)
  3. くるり@Zepp Tokyo くるりワンマンライブツアー2009〜敦煌(ドンファン)〜 感想&セットリスト

くるりのワンマン、『くるりワンマンライブツアー2009〜敦煌(ドンファン)〜』を観にZepp Tokyoへ行ってきました。

Zepp tokyoイメージ画像

今回のツアーではこのゼップ3DAYSに加え、追加公演で6月10日にすでにゼップでやったみたいで、東京はさらに7月に日本武道館でもやるみたいですね。
個人的にくるりはフェスとかで1年に1回くらいのペースで見てるのですが、単独公演は5年くらい前の武道館以来なので、久しぶりです!

では、ライブの感想。

開演時間ちょい遅れくらいで岸田&佐藤とサポートドラムのボボ(?)登場。

ナニがペットボトル並みにでかすぎてズボンのチャックがしまらないという岸田の横縞のロングTシャツからのぞく右手の手首にはサポーターが。
なんか昨日のライブでは手首を気にしていたとか言う噂がチラホラ。

心配になるも、演奏が始まってしまえば全然気にしてない様子で(MCのときとかたまに曲げたりしてたけど)一安心。

最新作『魂のゆくえ』が出たばかりなのでそれ中心。
なのに、シングル曲以外聴いてない。
ごめん、くるり。
でも、楽しかった。

"かごの中のジョニー"が始まる前に、ヒバリがやりまくってどうのこうのと軽く下ネタ入ったMC(というか語り)があったけど、コンセプトアルバムかなんかですか?


でもやはり昔の曲は盛り上がる。
"青い空"では、かなり前で見てたので、ついモッシュに参加してしまった。。

もちろん「こんなーことはー、いいたくーなーいのさー♪」とか口ずさみながら。

それにしても岸田の飄々としていて、かつ変態的なMCはいいなぁ。
とりあえず、岸田はフケがすごくてシャンプーをパンテーンからサクセスに変え、佐藤とボボのロン毛組はメリット派ということが分かった。

てか、岸田さん、30代だからフケが出るんじゃなくて、それはあなたの体質の問題です(笑)

ライブは進み、"さよならストレンジャー"から、「速い曲やります」的なMCからの"トレイン・ロック・フェスティバル"〜"すけべな女の子"の流れはヤバカッタ。

でもそれ以上に、次の"飴色の部屋"のときの照明がよかったなぁ。
虹のような七色の光に包まれたステージと曲がぴったりでした。


開放的なメロディが素敵な"ロックンロール"、シャバダバダな(?)"ホームラン"、そして""ですよ。
やっぱ"虹"いいわぁ。
正直『さよならストレンジャー』からこんなにやるとは思わなかった。
初期の、岸田・佐藤・もっくんのころの雰囲気が大好きな私には堪らない。
ボボもなかなかいい味だしてましたけど。

本編最後は新作から"デルタ"でシメ。


で、一旦下がってすぐライトがついたと思ったら、佐藤社長が1人登場し、物販を宣伝。
さすが社長。
Tシャツは複数枚買えとのことです。
グッズにパンツもあるみたいです。
結局最後は下の方に話が行ってましたが・・・


そんな宣伝の最中に岸田も出てきて、アンコール。

アンコール前半はアコースティックセットで、"魂のゆくえ"〜"夜汽車"。
そして、同じく新作から激し目の曲"リルレロ"をやって、アンコールラストへ。


「後1曲やります」
って言って、客からリクエストを取り、
"ブレーメン派"と"東京派"に分かれた時、ブレーメン派が多少多く、ブレーメンに決まりかけた瞬間、
客の1人の
「両方やって」
って声に反応して、岸田が
「空気の読めない客がいるな。今年の目標は空気を読まないなので、両方やる」
的なこと言って、急遽2曲やりました♪

てか、11年前、高校時代から毎日のように聴いてたNHK-FMの某番組のエンディングで"東京"を聴いて以来、自分にとって、くるりと言えば"東京"というくらい好きな曲。

そして、やはり今日も"東京"は名曲でした。
チェスの盤のようなポロシャツを着た佐藤のコーラスがまた泣かせるくらい素晴らしかったです。

"ブレーメン"も今日のライブを観て好きになりました。
これぞライブの醍醐味ですね。


昔、「すごぞ、くるり」なんてキャッチフレーズがありましたが、「まだまだすごいぞ、くるり」なライブでした。

あ、個人的には岸田は眼鏡の方がいいです。

以下、セットリスト。


2009.06.23 くるり@Zepp Tokyo Setlist

01. LV45
02. 愉快なピーナッツ
03. 太陽のブルース
04. Natuno
05. かごの中のジョニー
06. つらいことばかり (交響曲第九番)
07. 青い空
08. ベベブ
09. 鍋の中のつみれ
10. さよならストレンジャー
11. トレイン・ロック・フェスティバル
12. すけべな女の子
13. 飴色の部屋
14. 七月の夜
15. ロックンロール
16. ホームラン
17. 虹
18. デルタ
---encore---
19. 魂のゆくえ
20. 夜汽車
21. リルレロ
22. ブレーメン
23. 東京

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2009年06月23日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Brazil / Latin America
  3. Soy Loco Por Ti America / Gilberto Gil (Soy Loco Por Ti America 収録)

 Caetano Velosoカエターノ・ヴェローゾ)と並び称さされるブラジルポピュラーミュージック(MBP)界の重鎮、
Gilberto Gilジルベルト・ジル)が1987年に発表したアルバム『Soy Loco Por Ti America』のタイトルトラック。

・Gilberto Gil - Soy Loco Por Ti América


 かわいらしいキーボードの音とジルベルトの優しくどこか憂いを帯びているのに力強い歌声とバックのリズミカルなパーカッションの音の絡みがかっこいい曲。曲の構成としては同じパートが繰り返されていくものなんだけど、繰り返されるたびにどんどん演奏と歌が熱くなってくとこが好きです。

 この曲はブラジルの人気女性シンガーIvete Sangaloイヴェッチ・サンガロ)の2005年のアルバム『As Supernovas』でカヴァーされ、さらにドラマ「América」に使われ有名になったそうです。

 ちなみに『Soy Loco Por Ti America』とは「僕はアメリカに夢中」という意味だそうです。ここでいうアメリカとはアメリカ合衆国ではなく、ブラジルなどの南米も含めたアメリカ大陸を指しています。ブラジル音楽だけでなく、ロック、ソウル、レゲエなど様々な音楽が混ざりあう彼の音楽にぴったりなタイトルですね。

 ジルベルト・ジルはこのアルバムの翌年から1992年にかけて彼の出身地であるサルヴァドールの市議会議員を務め、さらには2002年よりブラジル政府の文化大臣も務めました。まさにブラジルの音楽だけでなく文化全体をを象徴するアーティストだということですね!

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カテゴリ : Brazil / Latin America ・ comments(0) K 
2009年06月22日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Pop
  3. New in Town / Little Boots (Hands 収録)

 英ブラックプール出身の元DEAD DISCOのヴォーカリストVictoria Heskethヴィクトリア・ヘスケス)のソロユニットLITTLE BOOTSリトル・ブーツ)がデビューアルバム『Hands』をリリース。プロデュースはGreg Kurstin。全英アルバムチャート5位を獲得。リトル・ブーツの由来は「Caligula」という映画からとられているらしい。

・Little Boots - New In Town (Video)


 この"New in Town"はアルバム1曲目を飾り、シングルとしてもリリースされ全英チャート13位を記録。エレクトロでアップテンポなサウンドでありながらどこか郷愁感を漂わすこの曲の歌詞は、レコーディングで訪れたロサンゼルスでの体験からインスパイアされており、外国人(イギリス人)である彼女にとってロスでの生活は楽しいものではあった反面、孤独感も感じており、その二面性のようなものを表現しているそうです。

 Little Bootsを語る上で欠かせないのが、毎年イギリスの国営放送であるBBCが選出するその年の有力新人をランキングする「Sound Of」の「Sound Of 2009」で見事1位を獲得したということ。

BBC sound of 2009 ランキング TOP10
昨年のランキング TOP10と1位のAdele

 昨年の1位のアデルはデビュー作が全英1位で、最終的には米グラミー賞の最優秀新人賞まで獲得してしまったので、それと比べるとリトル・ブーツはまだまだそこまででもないですが、今後に期待ですね!てか、昨年はそのAdeleとかDuffyとかどこかレトロでソウルフルなサウンドが選ばれてヒットしましたが、2009年はリトル・ブーツやLady GaGaとかエレクトロ(というかディスコ?)寄りなのが面白いですね。

 そんなLittle Bootsが注目されるきっかけになったが彼女のYOUTUBE CHANNEL。そこで和製電子楽器TENORI-ONテノリオン)やキーボードを操り、様々な曲(MGMT、HOP CHIP、WILEY、MILEY CYRUS、HUMAN LEAGUE、ESTELLE、CYNDI LAUPER等)のカヴァーを披露しています。

 最後に彼女を評してのコメントを。

彼女はデカくなるね。彼女は若い頃のデビー・ハリーを彷彿させるんだ。
これは有望であること以外の何ものでもない
」―  JOE GODDARD (HOT CHIP)

リトル・ブーツは、2009年最もエキサイティングなダンス・ポップの星だ。
彼女は、エレクトロ・ディスコ世代の為に失われたコーラスの美学を再構築
して見せている
」―  (NME誌)

 SUMMER SONIC 09 8/8(土)東京、8/9(日)大阪 出演決定!



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2009年06月19日(金)