1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2009)
  3. AIDAN MOFFAT & LORD CUT-GLASS@shibuya O-Nest(sonic&trip、よしむらひらく、ligths)

渋谷のO-Nestにて、AIDAN MOFFAT + THE BEST-OFSLORD CUT-GLASSのカップリング来日ツアーの初日を観てきました。

エイダン・モファットといえば、元ARAB STRAPで、そのアラブ・ストラップが所属してたレーベルCHEMICAL UNDERGROUNDケミカル・アンダーグラウンド)を主宰していたTHE DELGADOSザ・デルガドス)のAlun Woodwoodアラン・ウッドワード)の新ユニットがロード・カット・グラスです。

ちなみにどちらも聴いたことなかったのですが、アラブ・ストラップもデルガドスも好きなので行ってきました。

今回は日本人の前座が3組。
sonic&tripよしむらひらくlights

まずはlights。
地味でしたが結構好きです。
静かな曲やりますっていった2曲目がツボ。
メンバー紹介で皆「さん」付けって紹介してるのが気になった。

次はよしむらひらく。
「名前だけでも覚えてってください」
って言ってたので、名前を覚えました。

最後は、sonic&trip。
ドラムが元くるりもっくんでした。
6月に久々にくるり単独に行きます。
もっくん復帰しないかなぁ。
って全然sonic&tripの感想になってないですね。。。


さて、メイン。

まずは、LORD CUT-GLASS
勝手な予想に反してソロで、クラシックギターを弾き語り。
弾き語りというかギターインスト。
なかなかきれいなメロディにうっとししましたが、ちょっと眠くなりました。。。


そして、AIDAN MOFFAT + THE BEST-OFS
エイダンは他のアーティストの時も結構会場をプラプラしてましたね。
こちらも前知識なしで望んだら、なんとエイダンはドラムというかパーカションで、歌はギターの人が歌ってた。
音のほうはアコースティックな感じで、アコーディオンも入ってたりしてなかなか心地よかった。
アップテンポな曲とかも結構ありました。


で、エイダンは歌わずに終わるのかぁと思ってたら再びセットチェンジ。

今度はエイダンがヴォーカル。
てか、酔いどれ詩人と形容されることが多いエイダンですが、良く見ると顔真っ赤だし。
さっきからビールのみまくってたしなぁ。
そして歌が始まり、エイダンの声はいいなぁと再確認。
最後のほうでは歌詞を度忘れしたりとか声がでなくなったりするアクシデントもあったけど、逆にそれがアットホームな感じがして良かったです。


あ、ライブ関係ないけど、O-Nestはタバコ吸う人が多くて、ちょっと嫌。


〈AIDAN MOFFAT & LORD CUT-GLASS JAPAN TOUR 2009〉
5月31日(日) 渋谷 O-nest with sonic&trip / lights / よしむらひらく
6月1日(月) 京都 CLUB METRO with Yasushi Yoshida
6月2日(火) 鰻谷 SUNSUI with Vampilia
6月3日(水) 名古屋 KD japon
6月5日(金) 渋谷 O-nest


【サイト内関連記事】
I FOUGHT THE ANGELS / THE DELGADOS (Universal Audio 収録)
Cherubs / Arab Strap (Elephant Shoe 収録)

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2009年05月31日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン ツアー 2009 蘇る勤労@沖縄市民会館 5月31日 セットリスト

UNICORNユニコーン)の再結成ツアー、『蘇る勤労』の沖縄市民会館公演2日目のセットリストです。

ついにツアー最終日
最終日ならではのサプライズがあるか?っていうのが最大の注目点でしたが、な、なんと、テッシー作・ヴォーカル曲の"オールウェイズ"(『スプリングマン』収録。この曲好きです!)を民生に促される形で歌ったとか。

そして、"忍者ロック"と"CSASMA)"を両方やって、アンコール最後"すばらしい日々"では風船が降ってくるという演出があったそうです。

もちろん、今ツアー最長の演奏時間を記録したのは言うまでもない。

無理してでも沖縄に行けばよかった。。。


2009.05.31 UNICORN@沖縄市民会館 2日目 SETLIST
01. ひまわり
02. スカイハイ
03. おかしな二人
04. ボルボレロ
05. ペケペケ
06. 素浪人ファーストアウト
07. オッサンマーチ
08. キミトデカケタ
09. ロック幸せ
10. AUTUMN LEAVES
11. デーゲーム
12. オールウェイズ
13. 最後の日
14. PTA
15. WAO!
16. BLACKTIGER
17. R&R IS NO DEAD
18. サラウンド
19. 大迷惑
20. ヒゲとボイン
21. 車も電話もないけれど
22. HELLO
---encore1---
23. 人生は上々だ 〜 忍者ロック 〜 CSA改めSMA 〜 人生は上々だ
---encore2---
24. すばらしい日々

ユニコーンツアー2009"蘇える勤労" ツアースケジュール&セットリスト集シャンブル 各曲レヴュー
カテゴリ : ユニコーン ・ comments(0) K 
2009年05月31日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. 最後の日 / ユニコーン (シャンブル 収録)

UNICORNユニコーン)、再結成第1弾アルバム『シャンブル全曲紹介、アルバムの11曲目、"最後の日"。作詞作曲奥田民生ヴォーカル奥田民生

・最後の日


 イントロから鳴り響く管楽器の音。これは、阿部義晴(トランペット)、奥田民生(サックス)、そしてセシン(シンセサイザー?)からなるホーンセクション『天才ハカホーン』が演奏しているそうです。(阿部Bはユニコーン解散前もたま〜にホーン吹いてた気がするけど、民生ってどうなんでしょ?)そんな本職ではないホーンの音がすごくいいんだなぁこの曲。スカ調なリズムも軽快で、メロディの展開("I LOVE YOU HONEY"ってとこが何度聴いてもイイ!!)も含め、派手な曲では決してないけど、何度も何度もリピートして聞きたくなりますね。手拍子やムーグの音も楽しげでグッド。

 この曲はなんと言っても歌詞が好き。民生のお得意の実はエロい歌詞を押韻とか使ってさらりと歌ってしまうところはソロで培ってきた要素も感じさせます。そして、やはり今日2009年5月31日再結成ツアー"蘇る勤労"も以前ラストライブを行った沖縄市民会館で最終日を迎える時にこの曲を聴くと変な感慨があります。"最後の日"の"最後"というのが「地球最後の日」なのか「2人の関係が最後の日」なのか分かりませんが、なんか「ユニコーンの5人の関係」や、「ユニコーンとファンの関係」、そして「ツアーが終わってしまうことに対する思い」等々、いろんな関係・思いと重ねて聴いてしまいますね。「終わらないで 終わらないで 最後の日」ってグッときます。

 とりあえずツアーも一区切り。「日本の夏 勤労の夏」と題して夏フェスにでまくる予定みたいですが、どんな「再度の日」を見せてくれるのでしょうか。

ユニコーンツアー2009"蘇える勤労" ツアースケジュール&セットリスト集
シャンブル 各曲レヴュー


ユニコーン -『シャンブル』収録曲リスト
1. "ひまわり" (5:28)
2. "スカイハイ" (5:17)
3. "WAO!" (4:31)
4. "ボルボレロ" (3:52)
5. "ザギンデビュー" (3:37)
6. "キミトデカケタ" (2:46)
7. "オッサンマーチ" (3:40)
8. "AUTUMN LEAVES" (4:08)
9. "水の戯れ〜ランチャのテーマ〜" (4:32)
10. "BLACKTIGER" (3:48)
11. "最後の日" (4:16)
12. "R&R IS NO DEAD" (5:04) 
13. "サラウンド" (5:52)
14. "パープルピープル" (4:32)
15. "HELLO" (5:02)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード
Listen on Apple Music


【サイト内関連記事】
すばらしい日々 / UNICORN (SPRINGMAN 収録)
働く男 / UNICORN (ケダモノの嵐 収録)
雪が降る町 / UNICORN (The Very Best Of Unicorn 収録)
デーゲーム / 坂上二郎とユニコーン (THE VERY RUST OF UNICORN 収録)
与える男 / 吉井和哉 (UNICORN TRIBUTE 収録)

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2009年05月31日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン ツアー 2009 蘇る勤労@沖縄市民会館 5月30日 セットリスト

UNICORNユニコーン)の再結成ツアー、『蘇る勤労』の沖縄市民会館公演初日のセットリストです。

ついに残すところ今日と明日の沖縄2DAYS。
会場は、1993年の『4946ツアー』、つまり解散前のラストとなった沖縄市民会館。
ツアー最後になって、初の初日にBパターン。
さぁ『蘇る勤労』最後は、やはりあの曲?

2009.05.30 UNICORN@沖縄市民会館 SETLIST
01. ひまわり
02. スカイハイ
03. スターな男
04. ボルボレロ
05. 働く男
06. 黒い炎
07. オッサンマーチ
08. キミトデカケタ
09. ブルース
10. AUTUMN LEAVES
11. 自転車泥棒
12. ザギンデビュー
13. PTA 〜光のネットワーク〜
14. WAO!
15. BLACKTIGER
16. R&R IS NO DEAD
17. サラウンド
18. 大迷惑
19. ヒゲとボイン
20. 車も電話もないけれど
21. HELLO
---encore1---
22. 人生は上々だ 〜 CSA改めSMA 〜 人生は上々だ
---encore2---
23. 開店休業


ユニコーンツアー2009"蘇える勤労" ツアースケジュール&セットリスト集シャンブル 各曲レヴュー
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2009年05月30日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Lisztomania / PHOENIX (Wolfgang Amadeus Phoenix 収録)

 フランスはヴェルサイユ出身の4人組、PHOENIXフェニックス)の通算4枚目のオリジナル・アルバム『Wolfgang Amadeus Phoenix』をリリース。全米アルバムチャート76位。"Lisztomania"はその最新作からのシングル曲。

・Phoenix - Lisztomania Official Video


 反復するギターの音と、柔らかなエレクトロサウンド、その音の上をポップなメロディと歌声がずっぱまりで、一聴してすぐに虜になってしまいました。ちなみにタイトルの"リストマニア"とは、ドイツのロマン派の詩人Heinrich Heineハインリヒ・ハイネ)が、Franz Lisztフランツ・リスト)のピアノの演奏に集まった多大な聴衆のレスポンスの様子を言い表した造語のようです。

 アルバムの共同プロデュースとして、フレンチエレクトロユニットのCassiusカシアス)のPhilippe Zdarフィリップ・ズダール)が参加。この曲やアルバムに先駆けて無料ダウンロードリリースされた"1901"などエレクトロの要素が効果的に使われていますが、特に2部構成になっている"Love Like a Sunset"等はアルバムの中でも白眉の出来だと思います。

 ちなみにギタリストのLaurent Brancowitzローレン・ブランコウッツ)は、フェニックス結成前に、後にDAFT PUNKダフト・パンク)を結成するThomas Bangalterトーマ・バンガルテル)とGuy-Manuelギ=マニュエル)とDarlin'ダーリン)というバンドを組んでいたが、そのバンドが短命に終わってしまったので、新たなバンドとしてPhoenix (不死鳥)というバンド名にしたとのことです。

 そんな彼らはSUMMER SONIC 09での来日が決定しています。

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One More Time / Daft Punk (Discovery 収録)
ROBOT ROCK / DAFT PUNK (HUMAN AFTER ALL 収録)
Get Lucky (featuring Pharrell Williams) / Daft Punk (Random Access Memories 収録)

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2009年05月30日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Divinations / MASTODON (Crack The Skye 収録)

 元TODAY IS THE DAYのメンバーを中心に2000年に始動したアメリカの4人組カオティック・メタル・プログレバンド(ってすごい形容の仕方だな…)MASTODONマストドン)。2006年のメジャー第1弾『Blood Mountain』に続いて通算4枚目となるフルアルバム『Crack The Skye』を2006年3月にリリース。プロデュースはブレンダン・オブライエン。全米初登場11位、全英32位を記録。

・Mastodon - Divinations


 アルバムからの先行シングルとなった"Divinations"(予言)は、6弦バンジョーが使われるユニークなイントロに、ギターの音が絡み、オジー・オズボーンばりの高音ヴォーカルもカッコイイ曲です。アルバムの中ではもっとも短い曲で、彼らのもついろんな魅力が凝縮されていて、最初に聴く1曲にはもってこいかも。

 この『クラック・ザ・スカイ』は、「不自由な身体から抜け出した幽体の多次元の旅」を描いたコンセプト・アルバムになっており、NEUROSISのスコット・ケリーをフィーチャーしたタイトル・トラック“Crack The Skye”を始め、ジャム・セッションから生まれた“The Last Baron”(最後の伯爵)、奪還-逃亡-殉職者-螺旋の4楽章からなる大作“The Czar”(皇帝)など、聴き応え十分。

 ちなみに「Skye」とはドラムのBrann Dailorが10代のころに14歳で自殺した彼の妹の名前だそうです。そのことについて、ブラン「このアルバムには自分の人生の具体的な時期に触れている箇所がいくつかあって、それは初めてやったことだった。音楽が本当にそれを要求していたんだ。ブレントが曲のほとんどを書いて、ブレントとトロイと俺の3人でほとんどの歌詞を書いた。ブレントはより深く音楽を掘り下げていったし、俺はこれまでちゃんと触れたことがなかった自分の過去のことを歌詞にした。これが最高のチャンスだと感じたんだよ」と語っています。

 後、WEBに掲載されていたインタビューでは、さまざまなアーティストの名前が出てきたのが気になりました。デヴィッド・ギルモア、ジェリー・カントレル、アリス・イン・チェインズ、ウィーザー、ピクシーズ、フガジ、レディオヘッド、デリンジャー・エスケイプ・プラン、フランク・ザッパ、ジェイムス・ブラウン、スティーヴィ・ワンダー、マーズ・ヴォルタ、ヘルメット、ニューロシス、モーツァルト、レッド・ツェッペリン、ビートルズ、キング・クリムゾン。なるほど、ただヘヴィなだけではない彼らの音はこのようなリスナー体験から出来上がってるんだなぁと妙に納得させられました。

 イギリスのヘヴィロック系の音楽雑誌ケラングでも"Best Band on the Planet"(地球上で最も素晴らしいバンド)と称された彼らは、今年のSUMMER SONICでの来日が決まっています。ぜひサマソニで生でこの音を体験したいですね。

●MASTODON メンバー
 ブラン・デイラー(Dr)
 ブレント・ハインズ(G/Vo)
 ビル・ケリハー(G)
 トロイ・サンダース(B/Vo)


MASTODON -『Crack The Skye』収録曲リスト
 1. Oblivion - 忘却
 2. Divinations - 予言
 3. Quintessence - 精髄
 4. The Czar - 皇帝
 I. Usurper - 奪還
 II. Escape - 逃亡
 III. Martyr - 殉職者
 IV. Spiral - 螺旋
 5. Ghost of Karelia - カレリアの亡霊
 6. Crack The Skye - クラック・ザ・スカイ
 7. The Last Baron - 最後の伯爵
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


【サイト内関連記事】
Stolen From Me / Gone Is Gone (Gone Is Gone 収録)

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2009年05月29日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Classic etc.
  3. UEFA Champions League Anthem(チャンピオンズリーグ・アンセム)

 欧州サッカー連盟(UEFA)主催によるヨーロッパNO1クラブを決定する大会
 『UEFA Champions LeagueUEFAチャンピオンズリーグ

 そんなチャンピオンズリーグを盛り上げる大会テーマソングがこの
 "UEFA Champions League Anthem"(UEFAチャンピオンズリーグ賛歌
 です。

・UEFA Champions League® Anthem (Full + Lyrics)


 この曲は、18世紀の音楽家Georg Friedrich Händelゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル)が1727年にイギリス王ジョージ2世の戴冠式のために作曲した"Coronation Anthems"("ジョージ2世の戴冠式アンセム")の第1曲目"Zadok the Priest"("司祭ザドク")を、映画『ロボコップ』の音楽監督もつとめたイギリス人Tony Brittenトニー・ブリテン)が作詞とアレンジを加え、大会のために創り上げたもの。

・Zadok the Priest


 さらにそれをRoyal Philharmonic Orchestraロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団)の演奏で、the Academy of St. Martin in the Fields chorusセント・マーチン・アカデミー合唱団)の合唱でレコーディング。「シンプルでインパクトのあるもの」というコンセプトで作られたそうですが、まさにそのインパクトは絶大で、テレビで見てるだけでも、この曲が流れたときの高揚感はすごいです。

 ちなみにこの曲の歌詞は、UEFAの公式言語である英語、ドイツ語、フランス語が使われており、このような歌詞になってます。

 Ils sont les meilleurs(フランス語:彼らは最高だ
 Sie sind die Besten(ドイツ語:彼らは最高だ
 These are the champions(英語:彼らがチャンピオンだ

 Die Meister(ドイツ語:道を極めし者
 Die Besten(ドイツ語:最高の者
 Les Grandes Equipes(フランス語:偉大なチーム
 The Champions(英語:それがチャンピオン


 そして、ついに今年もこの季節がやってきました。現地時間2009年5月27日。
 日本時間で2009年5月28日。
 UEFA Champions League2008/2009シーズンの決勝戦

 永遠の都ローマは、Stadio Olimpicoスタディオ・オリンピコ)にて、昨年の王者イングランドのマンチェスター・ユナイテッド( Manchester United Football Club)とスペインのFCバルセロナ(Futbol Club Barcelona)によって行われます。・・・というか今、まさにキックオフ直前です。
(全然関係ないけど、一度スタディオ・オリンピコの目の前まで行ったことあります。中には入ってないけど)

 バルサが欧州チャンピオンズカップ1回(1991/92)・UEFAチャンピオンズリーグ1回(2005/06)、マンUが欧州チャンピオンズカップ1回(1967/68)・UEFAチャンピオンズリーグ2回(1998/99, 2007/08)と優勝回数ではマンUが1歩リード。

 クラブ総合では、イングランド・スペインともに優勝回数は11回で最多(イタリアのセリエAも11回)。プレミアリーグ王者とリーガ・エスパニョーラ王者の対戦によって単独1位なるのはどこの国になるのかも注目です。

 気になるスターティングメンバーは以下。

●マンチェスター・ユナイテッド(監督:アレックス・ファーガソン)
GK
1 エドウィン・ファン・デル・サール
DF
3 パトリス・エブラ
5 リオ・ファーディナンド
15 ネマニャ・ビディッチ
22 ジョン・オシェイ
MF
8 アンデルソン
11 ライアン・ギグス
13 朴智星
16 マイケル・キャリック
FW
7 クリスティアーノ・ロナルド
10 ウェイン・ルーニー

(ベンチ)
29 クシュチャク
21 ラファエウ
23 ジョニー・エバンズ
17 ナニ
18 ポール・スコールズ
9 ディミタル・ベルバトフ
32 カルロス・テベス


●バルセロナ(監督:ジョセップ・グアルディオラ)
GK
1 ビクトル・バルデス
DF
3 ジェラール・ピケ
5 カルレス・プジョール
16 シウビーニョ
24 ヤヤ・トゥーレ
MF
6 シャビ・エルナンデス
8 アンドレス・イニエスタ
28 セルヒオ・ブスケツ
FW
9 サミュエル・エトー
10 リオネル・メッシ
14 ティエリ・アンリ

(ベンチ)
13 ピント
2 マルティン・カセレス
15 セイドゥ・ケイタ
7 エイドゥル・グジョンセン
11 ボヤン・クルキッチ
27 ペドロ・ロドリゲス
46 マルク・ムニエサ

主審:マッシモ・ブサッカ
副審:マティアス・アルネット
   フランチェスコ・ブラギナ
第4審判員:クラウディオ・チルケッタ


 どっちが勝つか。ビッグ・イヤーを手にするのはどのチーム?
 始まる前の私の勝手な予想を。2−1でマンUの勝ち。さぁどうだ?

(追記)
 結果は、2−0でバルサの勝利。得点は、前半にエトー、後半にメッシ。
はっきり言って圧勝でした。バロンドールは間違いなく、メッシになるでしょうね。



カテゴリ : Classic etc. ・ comments(0) K 
2009年05月28日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Folk/Country
  3. Beyond Here Lies Nothin / Bob Dylan (Together Through Life 収録)

 BOB DYLANボブ・ディラン)の全米・全英を含む世界17カ国以上でNo.1を獲得した33作目のオリジナルアルバムとなる最新作『TOGETHER THROUGH LIFE』。ディランが全英で1位を獲得するのは、なんと『New Morning』(新しい夜明け)以来、約40年ぶりとのこと。プロデュースはJack Frost(ジャック・フロスト←ディランの変名なのでいわゆるセルフプロデュース)。

・Bob Dylan - Beyond Here Lies Nothin' (Explicit Video)


 この"Beyond Here Lies Nothin'"はアルバムの1曲目を飾る曲で、アルバムの発売に先駆けてオフィシャルサイトにて3月30日〜31日の1日だけ無料配信されています。冒頭から鳴り響くイカしたホーンの音と、ディランのブルージーな歌声。ボブ・ディラン、つい先日5月24日に68歳になったばかり。むちゃくちゃカッコイイ。

 ちなみにこの"Beyond Here Lies Nothin'"やアルバムのほとんどの曲はGrateful Dead(グレイトフル・デッド)のRobert Hunter(ロバート・ハンター)との共同作詞。共作が多いのは名作『DESIRE』(「欲望」)を彷彿とさせますね。

 レコーディングにはディランの普段のツアーメンバーに加え、Los Lobos(ロス・ロボス)のDavid Hidalgo(デヴィッド・イダルゴ)やTom Petty and the HeartbreakersMike Campbell(マイク・キャンベル)等が参加しています。

 また、このアルバムは以下の3種類の形態で発売されています。(国内盤にはまた別のヴァージョンがあります)

・通常盤 - 楽曲のみ
・デラックス盤(3枚組) - 通常盤CDに、ディランのラジオ番組であるテーマ・タイム・ラジオ・アワーで放送分のエピソード「Friends & Neighbors」、及びDVDとして、映画『No Direction Home』から外された、ディランの最初のマネージャーであるRoy Silver(ロイ・シルバー)のインタビューが付加
・LPレコード(2枚組) - 米盤には通常盤CDが付加

●BOB DYLAN - 『TOGETHER THROUGH LIFE』収録曲
・Disc one (通常盤はこちら)
01. Beyond Here Lies Nothin'
02. Life is Hard
03. My Wife's Home Town
04. If You Ever Go To Houston
05. Forgetful Heart
06. Jolene
07. This Dream of You
08. Shake Shake Mama
09. I Feel A Change Comin' On
10. It's All Good

・Disc two
Theme Time Radio Hour: Friends & Neighbors
01. Howdy Neighbor (J. Morris) - Porter Wagoner & The Wagonmasters
02. Don't Take Everybody to Be Your Friend (M.Gabler/R. Tharpe) - Sister Rosetta Tharpe
03. Diamonds Are a Girl's Best Friend (L. Robin/J. Styne) - T-Bone Burnett
04. La Valse de Amitie (O. Guidry) - Doc Guidry
05. Make Friends (E. Mcgraw) - Moon Mulligan
06. My Next Door Neighbor (J. McCain) - Jerry McCain
07. Let's Invite Them Over (O. Wheeler) - George Jones & Melba Montgomery
08. My Friends (C. Burnett/S. Ling) - Howlin' Wolf
09. Last Night (W. Jones) - Little Walter
10. You've Got a Friend (C. King) - Carole King
11. Bad Neighborhood (Caronna/M. Rebennack) - Ronnie & The Delinquents
12. Neighbours (M. Jagger/K. Richards) - The Rolling Stones
13. Too Many Parties and Too Many Pals (B. Rose/M. Dixon/R. Henderson) - Hank Williams
14. Why Can't We Be Friends (S. Allen/H. Brown/M. Dickerson/J. Goldstein/L. Jordan /C. Miller/H. Scott/L. Oskar) - War

・Disc three
Roy Silver - The Lost Interview (DVD)

 さ、この衰えぬ創作意欲を目の当たりにしたら、もう望むものは来日公演のみ。もう死ぬまでに(私が?ディランが?)一度は観たい!!

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I'm Not There / Bob Dylan with The Band (I'M NOT THERE ORIGINAL SOUNDTRACK 収録)
HURRICANE / BOB DYLAN (DESIRE 収録)
SARA / BOB DYLAN (DESIRE 収録)


カテゴリ : Folk/Country ・ comments(0) K 
2009年05月27日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. Folk/Country
  3. SARA / BOB DYLAN (DESIRE 収録)

 今年2009年に発表された最新作『Together Through Life』が前作『Modern Times』に続いて2作連続全米初登場1位を飾ざり(全英も1位)、まさに絶好調ともいえる状態を保っている大御所、BOB DYLANボブ・ディラン)が1976年にリリースし、全米1位・全英3位を獲得したディラン最大のヒット作『DESIRE』(邦題:『欲望』)のアルバムラストを飾る曲。

・Bob Dylan - Sara -Rolling Thunder Revue


 タイトルである"SARA"とは、当時の奥さんサラのこと。ディランとサラは1965年に結婚。74年ごろから二人の間に隔たりができ、この曲をきっかけに一時は修復するものの結局1977年に離婚してしまう。

 ディランのハーモニカも、Scarlet Riveraスカーレット・リヴェラ)のヴァイオリンも、そして何より歌声も、すべてがメランコリック。そして、何よりも歌詞が切ない。

 Lovin' you is the one thing I'll never regret
あなたを愛したことは決して後悔しない
というところが、終わりを予感しているよな気もします。

 常に世間を煙に巻いてきたディランが、自らの思いをここまで赤裸々に発した歌は他にないのではないでしょうか。だって、最後がこれだもん。すごい!

 Sara, oh Sara Don't ever leave me, don't ever go
サラ、サラ わたしをすてないで、行ってしまわないで

 また、
 Stayin' up for days in the Chelsea Hotel,
 Writin' "Sad-Eyed Lady of the Lowlands" for you

と、ディラン66年の作品"ローランドの悲しい目の貴婦人"(『ブロンド・オン・ブロンド』収録)の制作秘話のようなものも語られています。

 Jacques Levyジャック・レヴィ)との共作曲が大部分を占めるこのアルバムですが、この"SARA"はボブ・ディラン単独でクレジットされています。また同じく単独クレジットになっている"One More Cup of Coffee (Valley Below)"(コーヒーもう一杯)も個人的にはかなり好き。中近東風のメロディとEmmyLou Harisエミルウ・ハリス)のコーラスがたまりません。

 また、このアルバムにはAllen Ginsbergアレン・ギンズバーグ)によるライナーノーツが付いています。なかなか英語の原文で読むのは難しいので邦訳の付いている国内盤をオススメしますが、日本語で読んでも結構難しいです。。

●BOB DYLAN - 『DESIRE』 収録曲
1. Hurricane(ハリケーン)
2. Isis(イシス)
3. Mozambique(モザンビーク)
4. One More Cup of Coffee (Valley Below)(コーヒーもう一杯)
5. Oh, Sister(オー,シスター)
6. Joey(ジョーイー)
7. Romance in Durango(ドゥランゴのロマンス)
8. Black Diamond Bay(ブラック・ダイアモンド湾)
9. Sara(サラ)
・BOB DYLANの楽曲を試聴&ダウンロード⇒

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BOB DYLAN@Zepp Tokyo Japan Tour 2010 東京2日目
BOB DYLAN@Zepp Tokyo Japan Tour 2010 東京追加公演


カテゴリ : Folk/Country ・ comments(0) K 
2009年05月26日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Folk/Country
  3. HURRICANE / BOB DYLAN (DESIRE 収録)

 BOB DYLANボブ・ディラン)が1976年に発表した通算17作目のスタジオアルバム『DESIRE』(邦題『欲望』、全米1位・全英3位)の1曲目を飾る曲"HURRICANE"。シングルとしてもリリースされ、ビルボードチャート33位を記録。

・Bob Dylan - Hurricane


 ディラン自身によるアコギのストロークと、ベースとドラムという最小限の音の上をヴァイオリンの音色が縦横無尽に駆け巡る楽曲で、8分を超える長尺なナンバーですが、全くだれることなく最後まで緊張感が漲ってます。個人的にディランの曲で一番好きな"All Along The Watchtower"(見張り塔からずっと)に曲の雰囲気が似てると思うんですがどうでしょう。(話はそれますが、見張り塔〜は、多くのアーティストにカヴァーされており、特にJIMI HENDRIXによるカヴァーが有名で、しばしばジミヘン版が一番良いと耳にしますが、個人的にはオリジナルが一番カッコイイと思います)

 話を"HURRICANE"に戻します。この曲は他の『欲望』収録曲同様に、ミュージカル『オー!カルカッタ!』のディレクターとして知られるJacques Levy(ジャック・レヴィ)との共作。曲のテーマはずばり「冤罪告発」。無実の罪によって30年間も投獄された「ハリケーン」という異名をもつ黒人ボクサー、ルービン・カーター。彼が獄中で執筆した『ザ・シックスティーンス・ラウンド』を読んだディランは彼に面会しこの曲を書き上げたそうです。その無罪を訴えたこの曲は、その事件の一部始終を克明に描いた歌詞と、それを伝えたいとするいつになく力強いディランの歌声がグッときます。

Couldn't help but make me feel ashamed to live in a land
Where justice is a game

どうにもできず ただこのような国に生まれたことを恥じるだけだ
 ここでは正義はゲームでしかない


 バラク・オバマが黒人初の大統領になった現在ではたぶん想像もつかないくらい人種差別が激しかったんでしょうね。ま、たぶんアメリカはまだまだ病んだ国だろうと思うけど。

 ちなみに'75年の7月30日に一旦この曲は完成したが、弁護士から歌詞の一部に事実と異なる箇所があると指摘され、歌詞を書き直し10月24日に再びミュージシャンを集めなおしてレコーティング。そのため、アルバム他の曲でバックボーカルを務めるEmmyLou Harisエミルウ・ハリス)ではなく、ロニー・ブレイクリーが担当しています。

 「ルービン・カーター事件」について詳しくはWikipediaで。またデンゼル・ワシントンの主演で『ザ・ハリケーン』として映画化(監督: ノーマン・ジュイソン)されているのでそちらもチェックしてみてください。

 またこの曲、というかアルバムのサウンドの要ともいえるヴァイオリンのScarlet Riveraスカーレット・リヴェラ)。彼女とディランの出会いは、ディランが自らの運転でNYのセカンドアヴェニューを車を走らせているときにヴァイオリンケースを持って歩いていた長髪の女性(リヴェラ)に声をかけたのがきっかけだったそうです。ディランがそんな彼女を気に入ったのは、後のローリング・サンダー・レヴュー2終了までツアーに帯同させたのでもわかりますね。

 それにしてもこの『DESIRE』ってアルバム、やばいです。ボブ・ディランとは非常に多作なアーティストで、オリジナル盤だけでも大量にあって、さらに編集盤やライブ盤も数限りなく出ているうえに、時代によって音が全く違うので、どれから入っていいか迷う人も多いと思いますが、このアルバムから入るといいんじゃないかなぁって思います。

 この"Hurricane"を筆頭に、ディランが音楽的にもセールス的にも一番乗りに乗っていた時期の名曲の数々を堪能できます。あまりに名曲が多すぎて、1回で紹介しきれないです。。

●BOB DYLAN - 『DESIRE』 収録曲
1. Hurricane(ハリケーン)
2. Isis(イシス)
3. Mozambique(モザンビーク)
4. One More Cup of Coffee (Valley Below)(コーヒーもう一杯)
5. Oh, Sister(オー,シスター)
6. Joey(ジョーイー)
7. Romance in Durango(ドゥランゴのロマンス)
8. Black Diamond Bay(ブラック・ダイアモンド湾)
9. Sara(サラ)

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2009年05月25日(月)