1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. GOLD / bonobos (オリハルコン日和 収録)

 bonobosボノボ)、昨年のベスト盤『Pastrama -best of bonobos-』をはさんで、オリジナルとしては2006年の『あ、うん』以来2年11ヶ月ぶりとなるアルバム『オリハルコン日和』収録曲"GOLD"。P-ヴァイン・レコード内に作った自らのレーベル「ORANGE LINE TRAXXX」よりリリース。

・bonobos - Gold


 いきなり「ありがとう さよなら 更に言うと愛してる」という歌詞の飛び込んでくるアルバム1曲目"GOLD"。どうしても昨年末に脱退したギターの佐々木康之(コジロウ)のことが頭に浮かびますね。もちろん彼のことも含まれていると思うけど、歌詞を最後まで読むともっと大きなくくりでの出会い(誕生)と別れ(死)が歌われていて、なのにすごく個人的な感情まで包括されてるとこがやばいですねぇ。

 名曲"Thank You For The Music"等を生み出したコジロウの脱退で、ソングライティングの片翼を失って不安になりましたが、この曲を聴く限り今後のbonobosも大丈夫そうですね。ま、1つ心配な点としては、コジロウ脱退の原因の1つで、Vo.蔡が他人の作った曲(自分の気持ちではない歌詞)を歌うことに抵抗があったというのがあるらしく、今後のライブでコジロウの作ったいくつかのアンセムを歌ってくれるのかは気になるところですね。

 アルバムには、ゲストミュージシャンとして、HAKASE-SUN、木暮晋也(ヒックスヴィル、トーテムロック)、武嶋聡(copa salvo、EGO-WRAPPIN'、UNDER CURRENT)、辻村豪文(キセル)、野村卓史(グッドラックヘイワ)等が参加しています。レコーディングエンジニアはZAKで、全曲そのZAKのスタジオ"st-robo"で録音されています。

 アルバムに関して、蔡忠浩が語ってるのを下のほうに載せておきます。

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2009年04月30日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2009)
  3. THE BACK HORN@JCB HALL 「KYO−MEIツアー」〜創造のパルス〜 感想&セットリスト

水道橋(後楽園?)のJCB HALLにTHE BACK HORNザ・バック・ホーン)のライブを観にいってきた。

私の初JCBホールです!

昨年リリースのアルバム『パルス』を引っさげての、バックホーン史上最長の52本にも及ぶ「KYO−MEIツアー」〜創造のパルス〜のツアー最終日です。

バックホーンは結構好きな曲が多いし、イベント等でライブは何度か観てるのですが、単独公演は観たことがなかったので見に行ってきました。

開演時間を15分ほど過ぎた頃に暗転し荘厳なSEがながれるなかメンバー登場。
1曲目は"世界を撃て"。
『パルス』の1曲目です。

曲が始まると前方に詰まる客。
私もその流れにのって前へ。
そして、年甲斐もなくモッシュに参戦。
(ま、すぐへばってやめたけど・・・)
「世界を撃て」的に振り上げる手の人差し指を突き出してる人多数。

続く2曲目も『パルス』から"グラディエーター"をやって、シングル曲"ブラックホールバースデイ"へ。
今日最初のピーク!

ここでドラムのマツの「今日も素晴らしい『パルス』を生み出して帰ろうと思います」というMCがあり、"白夜"へ。
バックホーンといえば激しいバンドってイメージが強いけどこういったミドルテンポの曲が個人的には大好きです。
「白夜」ばりにうっすら明るくなる白い照明もかっこよかった。

続く「オーオオー、オオーオーオーオー」ってコーラスが盛り上がる"フロイデ"の後は、中盤のクライマックスとなった『人間プログラム』収録の"アカイヤミ"。

カオティックな情念渦巻く演奏に、山田将司の絶唱。
曲の最後にメンバーが壊れだし、栄純が将司にギターを渡し、マイクで叫びまくった後、ステージから客席へダイヴ!
その間、将司がギター弾いてた。

そんな絶頂の後も畳み掛けるように"人間"〜""と攻撃的に続き("罠"のサビがかっこよかった!)、"生まれゆく光"へ。
さっきまでモッシュしてた人も身動きせずに聞き入ってた。

"生まれゆく光"の後は長めのMCタイム。
今回のツアーでは普段やらないこととして長めのMCをやってるらしい。
マツがメンバーに問いかけると、マイクを使わずに身振りで答えて、
「なんでマイク使わんの?」
って突っ込まれてた。
後、ベースの岡峰に栄純が
「なんでギター持たずに仁王立ちしてんの?」
って突っ込まれてたのにウケた!

そんなグダグダのMCの後は、""をやって、待ってましたの"サニー"。
私が始めて彼らを知ったきっかけになった曲。
彼らのメジャーデビュー曲で、当時頻繁にSpace Shower TVで流れてたのを思い出す。
スカ超のAメロのキャッチーさと、魂を吐き出すように歌う姿は衝撃的でしたね。
「大きな手 僕たちの 心奪って消えてった♪」
って歌詞のとこで皆、手のひらを掲げていたのも感動的。

そして、イントロのギターのメロが印象的な""の後は、本編最後、最大の瞬間風速を記録した定番の"コバルトブルー"。
もりあがらないわけがないって感じでしょうか。

嵐のような演奏が終わり、本編終了。
もちろんアンコール有り。
しかも、最終日だからか2度も。

1度目は今ツアー定番の"無限の荒野"と""。
そして、ダブルアンコールへ。
バラードナンバー"泣いている人"と、最後は再び『パルス』から"覚醒"で終了。

最初のほうでマツも同じようなこと言ってたけど、Vo.の将司の「やっとこの『パルス』っていうアルバムが今日のライブで本当の意味で完成したんだなと思っています」っていうMCがありました。

ライブを通してオーディエンスとつながることで成り立ってるバンドなんだなぁと思った。
ちなみに会場では30代後半〜40代と思しきファンが多かったのが印象的でした。

以下、セットリスト。

2009.04.29 THE BACK HORN@JCB HALL SETLIST
01. 世界を撃て
02. グラディエーター
03. ブラックホールバースデイ
04. 白夜
05. フロイデ
06. アカイヤミ
07. 赤い靴
08. 人間
09. 罠
10. 生まれゆく光
11. 蛍
12. サニー
13. 声
14. コバルトブルー
---encore1---
15. 無限の荒野
16. 刃
---encore2---
17. 泣いている人
18. 覚醒

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2009年04月29日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン ツアー 2009 蘇る勤労@広島グリーンアリーナ 4月29日 セットリスト

UNICORNユニコーン)の再結成ツアー、『蘇る勤労』の広島グリーンアリーナ公演、2日目のセットリストです。

Bパターンの"働く男"と"SMA"が同居する意外とめずらしいパターンですね。
関係ないけど、福岡である夏フェス「HIGHER GROUND 2009」の7/26(日)に出演が決定しましたね。


2009.04.29 UNICORN@広島グリーンアリーナ 2日目 SETLIST
01. ひまわり
02. スカイハイ
03. スターな男
04. ボルボレロ
05. 働く男
06. 水の戯れ〜ランチャのテーマ〜
07. オッサンマーチ
08. キミトデカケタ
09. ロック幸せ
10. AUTUMN LEAVES
11. 自転車泥棒
12. ザギンデビュー
13. PTA
14. WAO!
15. BLACKTIGER
16. R&R IS NO DEAD
17. サラウンド
18. 大迷惑
19. ヒゲとボイン
20. 車も電話もないけれど
21. HELLO
---encore1---
22. 人生は上々だ〜CSA改めSMA〜人生は上々だ
---encore2---
23. 開店休業


ユニコーンツアー2009"蘇える勤労" ツアースケジュール&セットリスト集
シャンブル 各曲レヴュー


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2009年04月29日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン ツアー 2009 蘇る勤労@広島グリーンアリーナ 4月28日 セットリスト

UNICORNユニコーン)の再結成ツアー、『蘇る勤労』の広島グリーンアリーナ公演の初日のセットリストです。

ついに来ました、メンバー4/5の地元、ユニコーン結成の地、広島!
地元ではセットリストを変えるのかが気になるところでしたが、Aパターンの”忍者ロック”版だったようです。

2009.04.28 UNICORN@広島グリーンアリーナ SETLIST
01. ひまわり
02. スカイハイ
03. おかしな二人
04. ボルボレロ
05. ペケペケ
06. 素浪人ファーストアウト
07. オッサンマーチ
08. キミトデカケタ
09. ロック幸せ
10. AUTUMN LEAVES
11. デーゲーム
12. 最後の日
13. PTA 〜光のネットワーク〜
14. WAO!
15. BLACKTIGER
16. R&R IS NO DEAD
17. サラウンド
18. 大迷惑
19. ヒゲとボイン
20. 車も電話もないけれど
21. HELLO
---encore1---
22. 人生は上々だ 〜 忍者ロック 〜 人生は上々だ
---encore2---
23. すばらしい日々

ユニコーンツアー2009"蘇える勤労" ツアースケジュール&セットリスト集シャンブル 各曲レヴュー
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2009年04月28日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. Kingdom Of Rust / Doves (Kingdom Of Rust 収録)

 マンチェスターを拠点に活動する3人組Dovesダヴス)の全英1位を獲得した前作『Some Cities』から4年ぶりの4枚目となるアルバム『Kingdom Of Rust』(「錆ついた王国」)の1stシングルとなったタイトルトラック"Kingdom Of Rust"。シングルはUK Singles Chartで28位を獲得しています。アルバムは全英2位。

・Doves - Kingdom Of Rust


 カントリーの要素を感じさせるアコースティックな感触と、ダヴスならではのメランコリックなメロディの融合、そしてバックを覆うストリングスのアレンジがドラマチックな曲です。朴訥としたヴォーカルのため派手さはないけど、じわじわボディ・ブローのように効いてくる良さがありますね。

 アルバムは、長年のコラボレーターであるダン・オースティンとの共同プロデュースですが、"Winter Hill"と"10:03"の2曲はRadioheadやThe Stone Roses等の仕事で知られるジョン・レッキーが手がけています。それにしても相変わらずカッコイイ作品を届けてくれますね。ぜひ日本でももっと人気が出てほしいな。

 また、この作品は2008年12月になくなったJimi Goodwin(ジミ・グッドウィン、bass, vocals, guitar)の父親に捧げられています。

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2009年04月27日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Punk / Hardcore
  3. Know Your Enemy / Green Day (21st Century Breakdown 収録)

 米カリフォルニア州出身の3人組パンクバンド、GREEN DAYグリーン・デイ)。2004年にリリースされ、英米で1位、世界中で大ヒットし1500万枚以上を売り上げ、05年のグラミー賞で『最優秀ロック・アルバム』を受賞、翌年のグラミーでは収録曲の"Boulevard Of Broken Dreams"が『最優秀レコード賞(Record of the Year)』を受賞した前作『American Idiot』から早5年。待望の、待望の最新作が遂に5月15日にリリース決定。アルバムタイトルは『21st Century Breakdown』(「21世紀のブレイクダウン」)。

・Green Day: "Know Your Enemy" - [Official Video]


 その待望の最新作からの先行シングルとして発表されたのがこの"Know Your Enemy"。あれだけの傑作を作り上げ、5年と言う歳月を経ての最初のアクションには大きな注目が集まりましたが、出来上がってきた楽曲は、シンプルなドラムとギターリフで突っ走るストレートなロックソング。"お前の敵を知っているか?"というシンプルなメッセージの裏に、「世界で何が起きているか自分なりに理解する必要がある一方、一歩下がって自分自身を見つめなおせ」という2重の意味を含ませているそうです。

 アルバム『21st Century Breakdown』は、グロリアクリスチャンという2人の若者を主人公にした3部構成のストーリーとなっており、第1幕:『Hero And Cons/ヒーローとペテン師』、第2幕『Charlatans And Saints/いかさま師と聖人』、第3幕『Horseshoes And Handgrenades/馬蹄と手榴弾』となっているらしい。世界情勢を反映させた前作『アメリカン・イディオット』に比べ、より"パーソナル"な視点で書かれた作品になっているとのこと。プロデュースがNIRVANAの歴史的名盤『Never Mind』を手がけたブッチ・ヴィグというのも楽しみ。ほんとアルバムの発売が待ち遠しいですね。

(ちなみに、シングル『Know Your Enemy』にはアルバム未収録曲(日本盤はボートラで付きますが)"Lights Out"が収録されています)

●『21st Century Breakdown』(「21世紀のブレイクダウン」)収録曲
1. SONG OF THE CENTURY(ソング・オブ・ザ・センチュリー)
第1幕:Hero And Consヒーローとペテン師
2. 21ST CENTURY BREAKDOWN(21世紀のブレイクダウン)
3. KNOW YOUR ENEMY(ノウ・ユア・エナミー)
4. !VIVA LA GLORIA!(!ヴィヴァ・ラ・グロリア!)
5. BEFORE THE LOBOTOMY(ビフォア・ザ・ロボトミー)
6. CHRISTIAN'S INFERNO(クリスチャンズ・インフェルノ)
7. LAST NIGHT ON EARTH(ラスト・ナイト・オン・アース)
第2幕:Charlatans And Saintsいかさま師と聖人
8. EAST JESUS NOWHERE(イースト・ジーザス・ノーウェア)
9. PEACEMAKER(ピースメーカー)
10. LAST OF THE AMERICAN GIRLS(ラスト・オブ・ジ・アメリカン・ガールズ)
11. MURDER CITY(マーダー・シティ)
12. ?VIVA LA GLORIA?(LITTLE GIRL)(?ヴィヴァ・ラ・グロリア?(リトル・ガール))
13. RESTLESS HEART SYNDROME(レストレス・ハート・シンドローム)
第3幕:Horseshoes And Handgrenades馬蹄と手榴弾
14. HORSESHOES AND HANDGRENADES(ホースシューズ・アンド・ハンドグレネイズ)
15. THE STATIC AGE(ザ・スタティック・エイジ)
16. 21 GUNS(21ガンズ)
17. AMERICAN EULOGY(アメリカン・ユーロジー)
18. SEE THE LIGHT(シー・ザ・ライト)
19. ライツ・アウト* Bonus Track

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2009年04月26日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. JAZZ
  3. Easy Living / Clifford Brown (Memorial Album 収録)

 Clifford Brownクリフォード・ブラウン)。ブラウニーの愛称で呼ばれ、同じトランペッターである帝王Miles Davisマイルス・デイヴィス)をして「すべての若きトランペット奏者の中でブラウニーはずば抜けていた」と言わしめたジャズ・トランペット奏者。

・Clifford Brown - Easy Living


 "Cherokee"や"Hymn Of The Orient"などのアップテンポで激しいプレイの光る曲が多い中、このバラード"Easy Living"の叙情的な美しさは一際耳をひきますね。静かにバックで流れれるピアノとフルートの音色もたまらないです。

 この『Memorial Album』は、1956年6月26日に25歳と言う若さで交通事故死したブラウンがBLUE NOTEに残した4つの音源のうちの下記の2つのセッションを収録したアルバムとなっています。

1. 1953年6月9日 ルー・ドナルドソン・クインテット
2. 1953年8月28日 クリフォード・ブラウン・セクステット

アルバム収録曲で言うと、曲名の後ろに*をつけたのが1.で付いてないのが2.の録音になっています。
(ちなみに下記は国内盤アルバムの曲順。輸入盤は違います)
1. Hymn Of The Orient
2. Easy Living
3. Minor Mood
4. Cherokee
5. Wail Bait
6. Brownie Speaks *
7. De-Dah *
8. Cookin' *
9. You Go To My Head *
10. Carving The Rock *
11. Bellarosa *
12. Brownie Eyes
13. Hymn Of The Orient (alt.take)
14. Cherokee (alt.take)
15. Wail Bait (alt.take)
16. Cookin' (alt.take) *
17. Carving The Rock (alt.take #1) *
18. Carving The Rock (alt.take #2) *

録音メンバーは以下。
●1953年8月28日 クリフォード・ブラウン・セクステット
Clifford Brownクリフォード・ブラウン), trumpet
Gigi Gryceジジ・グライス), alto sax and flute
Charlie Rouseチャーリー・ラウズ), tenor sax
John Lewisジョン・ルイス), piano
Percy Heathパーシー・ヒース), bass
Art Blakeyアート・ブレイキー), drums

●1953年6月9日 ルー・ドナルドソン・クインテット
Clifford Brownクリフォード・ブラウン), trumpet
Lou Donaldsonルー・ドナルドソン), alto sax
Elmo Hopeエルモ・ホープ), piano
Percy Heathパーシー・ヒース), bass
"Philly" Joe Jonesフィリー・ジョー・ジョーンズ), drums

 今作にも参加しているドラマー、アートブレキーとの歴史的セッション『バードランドの夜』(1954年2月21日)も有名ですが、そのニューヨークのジャズ・クラブ「バードランド」)の名前の由来ともなったYardbird(バード)という愛称を持つ、「モダン・ジャズ(ビ・バップ)の父」といわれるアルト・サックス奏者Charles Parker Jrチャーリー・パーカー)をして、
フィラデルフィア(ブラウニーの初期の本拠地)に行くならトランペット奏者は連れて行く必要はない。クリフォード・ブラウンというすごいやつがいるからだ
と言わしめたそうです。

 彼が夭折していなければ、その後どうなってたのでしょう・・・

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カテゴリ : JAZZ ・ comments(0) K 
2009年04月25日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2009)
  3. KEANE@新木場STUDIO COAST 感想&セットリスト

新木場のSTUDIO COASTに、UK出身の3人組KEANEキーン)の来日公演を観に行ってきました。
以前、フジロック'04でちょっとだけ見たけど、ちゃんと見るのは初。

特に、昨年出た3rdアルバム『Perfect Symmetry』が個人的に大ヒットだったので、このタイミングで見なければ!ってことで。



それにしても、過去3作すべて全英1位で、ここ2作はUKバンドとしては珍しく全米TOP10入りと、欧米での人気はアリーナやスタジアムクラス。
そんなバンドをスタジオ・コースト規模で見れるなんて。

で、ライブ。
開演時間を15分ほど過ぎた辺りで暗転し、メンバー登場。
バックには3rdのジャケットの「Perfect Symmetry」といいつつ思いっきりアシンメトリーな模様の幕が掛かる中、
ヴォーカルのTom Chaplin(トム・チャップリン)、キーボードのTim Rice-Oxley(ティム・ライス=オクスリー)、ドラムのRichard Hughes(リチャード・ヒューズ)の3人に加え、サポートのベーシストの人の4人で。

1曲目は3rdから"The Lovers Are Losing"。
トムがギターを弾きながら歌うのは、ライブならではですね。
でも、若干ギターの音は小さめかな。

バンドのメインソングライターで、Coldplayのクリス・マーティンにコールドプレイへの参加も要請されたこともあるティムは、
中心人物ではあるもののフロントマンの役割はトムに任せ、演奏者として徹してたけど、
彼の体全体大きくリズムを取りながらキーボード弾く姿はライブの勢いをよくあらわしててましたね。

ドラムのリチャードはさらに寡黙にドラム叩いてたけど、結構複雑なリズム叩いてるのを生で見て新たな発見でした。

そして、サポートのベースの方(どなた?)は、ベース以外にもキーボードやパーカッションにコーラスと大活躍。
キーボード弾きながらタイコ叩いたりもしてましたね。

セットリストの方は出だしが3rdからの1stシングルだったので、3rd中心かなぁと思ったら、結構満遍なく(若干2ndの曲が少なかったですね)やりました。
アッパーな曲の多い3rdに比べ、1st、2ndの曲は美メロを浪々と歌い上げるのかと思いきや、意外とトムがステージを右に左にと動き回り、手を上に掲げたりアクションが大きくてビックリ。
すごく汗かいてたし。

ライブ中盤には、個人的に待ってましたの"Spiralling"。
この曲の"Hooo!"ってとこは絶対ライブで盛り上がるはず!と思ってたら、やっぱり盛り上がった。
ティムとベースの人のコーラスに合わせて、会場もそこはみんな"フーーー"と合唱。

そこでいったん盛り上がった後は、トム以外のメンバーがステージを去り、弾き語りで"Your Eyes Open"。
緩急の付け方が絶妙です。

3rdで個人的に一番好きな"You Haven't Told Me Anything"もやってくれた。
イントロの部分で打ち込みっぽい始まり方になってて「おっ!かっこいいじゃん」って思ったんだけど、トムのギターの音がほとんど聞こえなくて、全体的にはちょっと残念だったかな。
もう一度、別の場で聞きたいです。

終盤、"Perfect Symmetry"の後は、名曲"Somewhere Only We Know"。
当然のごとく会場中の大合唱。
途中、客だけに歌わせる場面も。

そして立て続けに"Crystal Ball"をやって本編終了。

アンコールは3曲。
昨日の大阪はBIG CAT公演よりは"Better Than This"の1曲多かったようです。

最後の"Bedshaped"の美しさといったら筆舌に尽くしがたいものがありましたね。
ここでももちろん会場の合唱がありました。

ライブ中、トムが「夏にまた帰ってくる」的なことを言ってたと思ったら、今年のサマソニに登場することが決まったそうです。
前回のサマソニでは諸事情により来日したのにドタキャンになってしまったので、ぜひリベンジを果たしてほしいですね。

以下、セットリスト。

・2009.04.24 KEANE@新木場STUDIO COAST Setlist

01. The Lovers Are Losing
02. Everybody's Changing
03. Bend And Break
04. Nothing In My Way
05. Again And Again
06. This Is The Last Time
07. Spiralling
08. Your Eyes Open (Tom solo)
09. Try Again
10. You Haven't Told Me Anything
11. Leaving So Soon?
12. You Don't See Me
13. Perfect Symmetry
14. Somewhere Only We Know
15. Crystal Ball
---encore---
16. Better Than This
17. Is It Any Wonder?
18. Bedshaped

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2009年04月24日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. You Haven't Told Me Anything / Keane (Perfect Symmetry 収録)

 UK出身の3ピースバンド、KEANEキーン)の全英1位・全米7位(その他、アルゼンチンやメキシコで1位)を獲得した2008年発表の3rdアルバム『Perfect Symmetry』(「パーフェクト・シンメトリー」)収録曲。

・Keane - You Haven't Told Me Anything


 この"You Haven't Told Me Anything"は、特にシングルとしてリリースされたわけではないけど、個人的には今作で最も好きな曲です。浮遊感のあるキーボードの音と、簡素なドラム(マシーン?)とこれまたシンプルなギターサウンド。しかし、抜群のメロディ感とスピード感のあるサウンドがすごく病みつきになって何度も何度もリピートして聞いてしまう魅力を持っています。

 このアルバムはセルフプロデュースではあるものの、製作段階でベルリン、パリ、そしてロンドンとスタジオセッションを重ねており、パリでは著名なプロデューサー、ジョン・ブライオンとも仕事をして、ジョンの「世間にどう思われるか、あるいは自分がどう思うかさえも気にせずに、ただやってみるしかない」という理念の下、スタジオの奥の方で見慣れないパーカッション類を探したり、ありとあらゆるやり方でヴォーカルを録音したりした成果がこの曲には現れているそうです。

 さて、キーンですが、この『Perfect Symmetry』を引っさげて今日から来日公演が始まっています。2006年のサマソニではトム・チャップリンのドラッグ関係の問題でドタキャンになってしまったので、まさに待望の!って感じですね。

●KEANE JAPAN TOUR SCHEDULE
・2009.4/23(木)大阪 BIG CAT
・2009.4/24(金)東京 新木場スタジオコースト

・Keane - You Haven't Told Me Anything


 私は明日のSTUDIO COAST公演に行く予定です。予習用として下記に来日直前のオーストラリアはシドニーでのライブのセットリストを載せて起きます。

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KEANE@新木場STUDIO COAST 感想&セットリスト

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2009年04月23日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. ユニコーン ツアー 2009 蘇る勤労@名古屋日本ガイシホール 4月22日 セットリスト

UNICORNユニコーン)の再結成ツアー、『蘇る勤労』の名古屋日本ガイシホール公演のセットリストです。

Aパターンの忍者ロックヴァージョンですね。

2009.04.22 UNICORN@名古屋日本ガイシホール SETLIST
01. ひまわり
02. スカイハイ
03. おかしな二人
04. ボルボレロ
05. ペケペケ
06. 素浪人ファーストアウト
07. オッサンマーチ
08. キミトデカケタ
09. ロック幸せ
10. AUTUMN LEAVES
11. デーゲーム
12. 最後の日
13. PTA 〜光のネットワーク〜
14. WAO!
15. BLACKTIGER
16. R&R IS NO DEAD
17. サラウンド
18. 大迷惑
19. ヒゲとボイン
20. 車も電話もないけれど
21. HELLO
---encore1---
22. 人生は上々だ 〜 忍者ロック 〜 人生は上々だ
---encore2---
23. すばらしい日々

ユニコーンツアー2009"蘇える勤労" ツアースケジュール&セットリスト集シャンブル 各曲レヴュー
カテゴリ : ユニコーン ・ comments(0) K 
2009年04月22日(水)