1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Burning Fence / Asian Dub Foundation (Punkara 収録)

Don't matter what you're for only what you're against♪

 1993年ロンドンにてインド/バングラディッシュ系の在英エイジアンによって結成されたASIAN DUB FOUNDATIONエイジアン・ダブ・ファウンデーション)のベスト・アルバム『Time Freeze 1995/2007』に続き発表された3年ぶり6枚目の最新作『PUNKARA』(Punkara(パンカラ)=Punk(パンク)+Bhangra(バングラ))からの先行カット曲"Burning Fence"。

・Asian Dub Foundation - Burning Fence


 ストリングスから入ってくるイントロが名曲"Fortress Europe"を彷彿とさせ、アンセムの予感をプンプンと感じさせてくれる曲です。しかし、今回のアルバムを通しても言えるけど、ラップ的なMCから、より歌にシフトしてるような印象も受けます。どちらにせよ今回の作品の歌詞のほとんどを手がけた現リーダーのチャンドラソニックによる「何を支持していようがかまわない。肝心なのは何に抗っているかだ」というメッセージが例えリーダーやMCが代わろうと、曲調が代わろうとエイジアン・ダブ・ファウンデーションであることには変わりは無いって感じがしますね。

 ちなみにアルバムのタイトル『パンカラ』は先述のようにパンクとバングラをかけた造語らしいけど、オーストラリアのアボリジニの言葉で『体内のフィーリングから未来を察知する能力』という意味もあるらしい。後、パンクといえばパンクのゴッドファーザーことIGGY POPがゲストで参加したStooges時代の名曲"No Fun"のカヴァーなんてものも収録されてます。

 そんな彼等はただ今、絶賛来日ツアー中。日程は、
●Asian Dub Foundation Japan Tour 2008
 Very special guest:THA BLUE HERB
・2008年5月29日(木) 愛知:名古屋CLUB QUATTRO
・2008年5月30日(金) 大阪: 難波HATCH
・2008年6月01日(日) 東京: 新木場STUDIO COAST

 ゲストにTHA BLUE HERBってのもなかなか楽しみな組み合わせですね。先のベスト盤には初代MCでソロアルバム『Minolity Large』を発表したDEEDER ZAMANが参加してるみたいですが、ライブだけでいいから飛び入りとかないかなぁ。ディーダー時代の曲で好きな曲イッパイあるのですが。

 後、フジロックにも出演決まりましたね。CDのライナーの一番最後のSPECIAL THANKSにも「Lastly thanks to All Japanese ADF fans and all Fuji Rock Massive!」って書かれたてたりします。

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ASIAN DUB FOUNDATION@SHIBUYA-AX (Opening Act:African Head Charge)
Asian Dub Foundation@新木場STUDIO COAST (guest:THA BLUE HERB) 感想&セットリスト
Asian Dub Foundation@Shibuya O-EAST (Special Guest:THE QEMISTS) 感想&セットリスト


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2008年05月31日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (1990年代以前)
  3. 雨曝しなら濡れるがいいさ / eastern youth (雲射抜ケ声 収録)

生まれた日から 後ろは無いさ 広がる世界が在るばかり 見据えてやるさ♪

 北海道出身のベテラン・スリーピースバンド、eastern youthイースタン・ユース)の1999年発表の7thアルバム『雲射抜ケ声』収録曲"雨曝しなら濡れるがいいさ"。アルバムからの先行シングルにもなりました。

・eastern youth 雨曝しなら濡れるがいいさ


 現在の所の最新作『地球の裏から風が吹く』を聴いて私の中のイースタン・ユース熱が再燃してきて久々にこの作品を聴いたのですが、やっぱりいいですね。この曲なんか「雨が降ろうが雪が降ろうが、運命を受け入れ、後ろを振り返らず、ただ目の前に広がる世界と対峙して行こう!」という意志の感じられる超熱い曲ですね。絶唱してるのに、何故か優しく胸にしみこんでくる吉野のヴォーカルが堪らないです。

 今年2008年、結成20周年を記念して2枚のベストアルバム『1996−2001』と『2001−2006』、オムニバス・アルバム『極東最前線2』を7月23日に同時リリースすることが決定。

 気になる『極東最前線2』の収録アーティストは、
54-71、少年ナイフ、コクシネル、ゆらゆら帝国、Shugo Tokumaru & the Magic Band
THE BACK HORN、CURSIVE、M.A.G.O.、SAKE ROCK、手水、二階堂和美、TUCKER
にせんねんもんだい、NOTALIN'S、俺はこんなもんじゃない、TEASI、Test Pattern
タテタカコ、Deerhoof、枡本航太、ZAZEN BOYS、miscorner/c+llooqtortion
Facing New York、envy、小谷美紗子(:小谷美紗子+eastern youth)
toe(ゲストボイス:吉野寿)、PANICSMILE、foul、eastern youth

 メンツをみただけでもやばいですねぇ。

 個人的にはtoe+吉野寿が超気になります。

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沸点36℃ / eastern youth (地球の裏から風が吹く 収録)
極東最前線〜ジャンプ・スウィング・花に嵐〜@渋谷CLUB QUATTRO (eastern youth、the band apart)

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2008年05月28日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. Tired / Adele (19 収録)

I'm tired of trying your teasing aint enough♪

 イギリス・メディアに「トラフィック・ストッパー」(立ち止まらずにいられない声)と評されるロンドン出身の19歳Adeleアデル・アドキンス)の全英1位を獲得したデビュー作『19』収録曲"Tired"。

・Adele - Tired


 しっとりとしたミドルテンポの曲が多いデビュー作ですが、この"Tired"は比較的アップテンポな曲。後半に入ってくるストリングスがドラマチック。軽快なリズムにのって軽快に歌われるのは、やはりこのアルバム全体を通して歌われる"失恋"に関する歌詞。しかも、そのすべての体験は彼女が体験した1人の男性に対する恋愛について。アデル曰く『今までもこれからも、自分の知ってる人の中で、あそこまで私の心をかき乱すようなことをする人が出て来るとは思えない』とのこと。

 アルバムからの次のシングルは"Cold Shoulder"に決定。こちらもアップテンポでリズミカルな曲です。そして、ついにアメリカ上陸決定。アメリカでは先ごろあの名プロデューサー、リック・ルービンが取締役に就任したコロンビアとの契約が決定。しかもリック・ルービン直々のオファーだったらしい。アメリカでもブレイク間違いなしか!?

 そしてそして、ついに初来日が決定。今年初頭にあったジャック・ペニャーテの来日ライブのオープニングアクトが決定してたのが中止になりお預けになってましたが、SUMMER SONIC 08で来日します。サマソニではビーチステージで予定されているようです。海でアデルってなんか想像できないけど、楽しみですね。

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Chasing Pavements / Adele (19 収録)


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2008年05月26日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (〜2008)
  3. FLEET present's EXVISION vol.1@渋谷O-nest(FLEET、miaou、Keishiro iwatani Band)

渋谷のO-nestFLEETってバンド主催のイベント「EXVISION vol.1」に行ってきた。

たまたまMySpaceみたらチケットプレゼント的なことやってて応募したら当たったので。

正直知らないバンドだったけど、なんでもCDには自分の好きなtoeのドラムの柏倉隆史が参加してるとかなんとか書いてあったので。
後は、バンド以外にDJとしてDUB SQUADの人が出るとかなんとかで。

で、出演は、
LIVE : FLEET / miaou / Keishiro iwatani Band
DJ: TARO ACIDADUB SQUAD / FLAT!

簡単に感想。

・TARO ACIDA
開演時間から30分くらいと、各ライブの間にDJ。
結構ベタな選曲。
DUB SQUADって益子樹とかいるし結構有名だと思うんだけど、客の入りが・・・

・Keishiro iwatani Band
岩谷啓士郎、ギターが上手かった。
ベースの音がなかなか好み。
会場のO-nest結構音いいですねぇ。
MCの声が小さくて何言ってるのか半分くらいしか聴こえなかったのは残念。

・miaou
いわゆるポストロック的な音。結構好きかも。
フライヤーの紹介文を読むと、CDではtoeのギターの美濃がエンジニアで参加してるんだって。
メンバーは3人で、後はライブのみのサポートみたい。
ベースとドラムは姉妹らしい。
こちらもベースがカッコイイ。
toeはどちらかというと横揺れな感じだけど、こちらは時折タテノリになる感じが。
結構そこが勢いになってライブ栄えしてよかったです。
個人的には今日一番よかった。

・FLEET
岩谷啓士郎とそのバンドのベースの人がサポートで。
HP(http://www.fleet-sound.com/news/)をみてイメージしてたのとちょっと違ってた。
意外と普通にギターバンドなのね。
もっとエレクトロニカ系を期待してたのに・・・
MACを2台使ってる割には・・・
でもドラムがかっこよかったので良し。
Vo.のテンパリまくりのMCが逆に面白かった。

今後の進む方向によっては化ける可能性もあるので今後に期待。
キーボードの女性の方の経歴も若干気になるし。


開演10分前に会場に入って、客が全然いなくてビビッタけど、彼らが始まる頃には結構人が入ってた。

そんな感じのイベント。


一応、自分もあまり知らなかったので、備忘録として出演者のプロフィールをフライヤーより転載。
■FLEET
2005年、デザインのフィールドで活動していた佐藤純一(vo.gt)とギタリストの池田雄一を中心に結成。後に作曲家の仲井朋子(key,cho)が加入。ポストロック、ニューウェーブ、エレクトロ二カ、ギターポップといったキーワードを随所に感じさせながら、独自のセンスとアイデンティティーで、決してそのどれとも言えない音楽をデザインするユニット、FLEET。 toeのドラマー柏倉隆史やROVOの益子樹、高山徹、ドイツはベルリンからtakeshi nishimotoなどを向かえて制作された待望のフル・アルバム「review」が好評な中、ライブ活動を再会。現在ニューアルバムをレコーディング中。

■miaou
1999年、神奈川にて結成。2003年にtoeの美濃氏をエンジニアに迎えた1st album『happiness』をリリース。以降現在までに2枚のフルアルバムと1枚のEPをリリースしている。 また海外ミュージシャンとの交流にも積極的で、これまでにART OF FIGHTING/below the sea/Tracer AMC等を招いてのJAPAN TOURを敢行した。今や日本のポストロックシーンには無くてはならない存在である。

■Keishiro Iwatani Band
LOVES.、Broken Boy、トクマルシューゴ&ザ・マジックバンド、フラバルス、そしてFLEETなど、様々なフィールドで多彩な活動を繰り広げるギタリスト/エンジニア、岩谷啓士郎。 さらに神谷洵平(drum : 月球)、新井優人(Bass : ex.月球)が加わったスペシャルバンド!

■TARO ACIDA(DUB SQUAD/FLAT!)
93年に益子樹、中西宏司、山本太郎によって結成されたDUB SQUADの一員として、国内外のレーベルより多数の作品を発表。「FUJI ROCK FESTIVAL」「METAMORPHOSE」をはじめ多数のイベントに出演。
DJとしては、多様なジャンルのダンス・ミュージックをボーダーレスにミックスする、遊び心に溢れたスタイルのプレイを聴かせる。



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2008年05月25日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. Rocket / Polysics (We ate the machine 収録)

ギモンギモンギモン そしてどうなる ギモンギモンギモン 未来どう想う♪

 そろいのツナギとサングラス(?)の世界に誇る日本の4人組バンド、DEVOの正統な後継者ことPolysics(バンド名の由来は、Vo.のハヤシが生まれて初めて購入したシンセサイザー「polysix」から)の先ごろリリースされたアルバム『We ate the machine』収録曲。この曲は、フジテレビ系アニメ「もやしもん」エンディングテーマとして、シングルとしても2007年にリリースされています。

・POLYSICS - Rocket Live


 ファミコンのようにピコピコ言うイントロが印象的。カヨによる歌いだしからハヤシの声が入ってきて一気にサビに突入するところがカッコイイ。シンプルなんだけど、絶対に盛り上がる曲ですねぇ。



 ハードコアな"機械食べちゃいました"や"ディスコティックな"イロトカゲ"、KRAFTWERKのようなレトロな感じのするテクノポップ"Blue Noise"等々バラエティにとんだ作品になっていると思います。ちなみにこのアルバムの初回限定盤には、昨年6月に日比谷の野音で行われたライブの模様を収録したDVDが付きます。

 そんなポリシックスはただ今、全国ツアー『POLYSICS WORLD TOUR OR DIE 2008!!!!〜ハミ出ろ!!怒濤のワキワキ・ジャパンツアー!!!!〜』の真っ最中。今年もサマソニ等の夏フェスにもいろいろ出演が決まっているし、ライブをぜひ観たいですねぇ。

 【サイト内関連記事】
I My Me Mine / POLYSICS (Now is the time! 収録)

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2008年05月21日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Time to Pretend / MGMT (Oracular Spectacular 収録)

Forget about our mothers and our friends. We were fated to pretend♪

 アンドリュー・ウィンガーデン (Andrew Vanwyngarden)とベン・ゴールドワッサー (Ben Goldwasser) によってNYはブルックリンにて結成されたユニット、MGMTの2007年10月のデビュー作『Oracular Spectacular』の1曲目"Time to Pretend"。2007年4月にインディから『Time to Pretend EP』としてもリリースされています。

・MGMT - Time To Pretend


 印象的なシンセのフレーズとヘヴィなドラムがカッコイイ、ミドルテンポのサイケデリック・ダンスミュージック。激しいサウンドの中に遠くから聞こえるホーンの音や、祝祭的な音の風景はどこかマーキュリー・レヴ(Mercury Rev)やフレーミング・リップス (The Flaming Lips)を彷彿とさせます。それもそのはず、この作品には上記の両バンドと関係の深い、デイブ・フリッドマン (Dave Fridmann)が参加しています。

 アルバムのジャケットから勝手にThe Slitsのようなイメージを持ってたけど、全然違いますね・・・

 この曲の色彩感溢れるカラフルでサイケなビデオの方も面白いので要チェック。
 
 今年の夏、サマーソニック08での来日も決まっております。



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2008年05月20日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Folk/Country
  3. I'm Not There / Bob Dylan with The Band (I'M NOT THERE ORIGINAL SOUNDTRACK 収録)

I'm not there, I'm gone It's all about confusion and I cry for her♪

 Bob Dylanの半生を元に、リチャード・ギア、クリスチャン・ベイル、ベン・ウィショー、マーカス・カール・フランクリン、ヒース・レジャー、ケイト・ブランシェットという6人の俳優を起用し作成された映画『アイム・ノット・ゼア / I'M NOT THERE』(監督:トッド・ヘインズ)のタイトルにもなったボブ・ディランの未発表曲。

 『映画の感想

・I'm Not There-I'm Not There


 この曲はBasement Tapesのセッション時の曲で、なんでも、ニール・ヤングがこの曲のマスターに近いテープをもっていたらしい。バックを務めるのはTHE BAND。音は決してよくはないが、ディランらしいといえばディランらしい魅力のある曲ですね。「俺はそこにはいない(I'm Not There)」ってのがカッコイイ。時代の寵児となりながらも常に世間を煙に巻いていたディランを表す言葉としてもピッタリ。

 このサウンドトラックは、映画に使われているのは半分くらいで、サントラっていうよりもトリビュート・アルバムとして聴いたほうがいいかもね。エディ・ヴェダーやソニック・ユース、ヨ・ラ・テンゴ等のオルタナの大御所から、ウィリーネルソンという正真正銘の大物、映画にも出演しているシャルロット・ゲンスブール、そしてキャット・パワーやカレン・Oのような若手までバラエティにとんだメンツ。もうその時点でディランの偉大さがわかります。

 このサントラのために結成されたThe Million Dollar Bashersは、Sonic Youthのリー・ラナルドとスティーブ・シェリー、ジョン・メデスキ、そしてあの元Televisionのトム・ヴァーラインという豪華なメンツ。劇中でも使われるEddie Vedder & The Million Dollar Bashersの"All Along the Watchtower"とか超カッコイイです。

 ちなみにSonic Youthによる"I'm Not There"はよれよれ具合がディランにそっくりで面白いです。ちょっとボブ・ディラン+ソニック・ユースってニール・ヤングっぽいって思ったり・・・

・収録曲は以下。

 
DISC 1
1. All Along the Watchtower / 見張塔からずっと - Eddie Vedder & The Million Dollar Bashers
2. I'm Not There / アイム・ノット・ゼア - Sonic Youth
3. Goin' To Acapulco / アカプルコへ行こう - Jim James & Calexico
4. Tombstone Blues / トゥームストーン・ブルース - Richie Havens
5. Ballad Of a Thin Man / やせっぽちのバラッド - Stephen Malkmus & The Million Dollar Bashers
6. Stuck Inside Of Mobile With the Memphis Blues Again / メンフィス・ブルース・アゲイン - Cat Power
7. Pressing On / プレッシング・オン - John Doe
8. Fourth Time Around / フォース・タイム・アラウンド - Yo La Tengo
9. Dark Eyes / ダーク・アイズ - Iron & Wine & Calexico
10. Highway 61 Revisited / 追憶のハイウェイ61 - Karon O & the Million Dollar Bashers
11. One More Cup Of Coffee / コーヒーもう一杯 - Roger McGuinn & Calexico
12. The Lonesome Death Of Hattie Carroll / 八ッティ・キャロルの寂しい死 - Mason Jennings
13. Billy 1 / ビリー1 - Los Lobos
14. Simple Twist Of Fate / 運命のひとひねり - Jeff Tweedy
15. Man In the Long Black Coat / 黒いコートの男 - Mark Lanegan
16. Senor (Tales Of Yankee Power) / セニョール - Willie Nelson & Calexico

DISC 2
1. As I Went Out One Morning / ある朝でかけると - Mira Billotte
2. Can't Leave Her Behind / キャント・リーヴ・ハー・ビハインド - Stephen Malkmus & The Million Dollar Bashers
3. Ring Them Bells / 鐘を鳴らせ - Sufjan Stevens
4. Just Like a Woman / 女の如く - Charlotte Gainsbourg & Calexico
5. Medley: Mama, You've Been On My Mind/A Fraction Of Last Thoughts On Woody Guthrie / ママ,ユーン・ビーン・オン・マイ・マインド/ウディ・ガスリーへの最後の想い - Jack Johnson
6. I Wanna Be Your Lover / アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー - Yo La Tengo
7. You Ain't Goin' Nowhere / どこにも行けない - Glen Hansard & Marketa Irglova
8. Can You Please Crawl Out Your Window? / 窓からはい出せ - The Hold Steady
9. Just Like Tom Thumb's Blues / 親指トムのブルースのように - Ramblin' Jack Elliott
10. The Wicked Messenger / 悪意の使者 - The Black Keys
11. Cold Irons Bound / コールド・アイアンズ・バウンド - Tom Verlaine & the Millions Dollar Bashers
12. The Times They Are a Changin' / 時代は変る - Mason Jennings
13. Maggie's Farm / マギーズ・ファーム - Stephen Malkmus & The Million Dollar Bashers
14. When the Ship Comes In / 船が入ってくるとき - Marcus Carl Franklin
15. Moonshiner / ムーンシャイナー - Bob Forrest
16. I Dreamed I Saw St. Augustine / 聖オーガスティンを夢でみた - John Doe
17. Knockin' On Heaven's Door / 天国への扉 - Antony & The Johnsons
18. I'm Not There / アイム・ノット・ゼア - Bob Dylan with The Band

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MASTERS OF WAR / BOB DYLAN (THE FREEWHEELIN' 収録)
Like A Rolling Stone / Bob Dylan (No Direction Home - The Soundtrack 収録)
ボブ・ディラン自伝 Bob Dylan:Chronicles, Vol. 1
アイム・ノット・ゼア / I'M NOT THERE@シネマライズ
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2008年05月19日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. GREAT DJ / The Ting Tings (WE STARTED NOTHING 収録)

 Vo.&Gt.のケイティ・ホワイトとDr.のジュールズ・デ・マルティーノの2人によってイギリスはマンチェスターで結成されたThe Ting Tingsザ・ティン・ティンズ)のデビュー・アルバム『WE STARTED NOTHING』にも収録される予定のシングル曲"Great DJ"。FOXテレビ『シンプル・ライフ』エンディングテーマにもなっています。(追記)サントリーのダイエットビールのCM及び、フジテレビ系ドラマ『素直になれなくて』の挿入歌にもなっています。

・The Ting Tings - Great DJ


 男女2人組だとWhite StripesThe Kills、最近のUKロックだとBlood Red Shoesあたりのハードなギターロックをイメージしがちだけど、ザ・ティン・ティンズはもっとガーリィというか。ギターとドラム(と、ちょいエレクトロ)というシンプルな曲にケイティのキッチュな歌がのってかなりポップな音を鳴らすバンドです。この曲もア・ア・ア・アー・アー・ア・ア・ア・アーとかイー・イ・イ・イー・イーってコーラスが聴いてて楽しくなってきますね。超クセになる。この曲の携帯の着メロがUKで大人気だそうです。

 このバンドで気になるのはやはりバンド名でしょう。バンド名の由来は、ヴォーカルのケイティが以前務めていたセルフリッジというセレブご用達で有名な英デパートで共に勤務していた中国人女性の名前らしい。ちなみに中国語でTingは「聴」という意味だそうです。日本人からするとかなり怪しい語感ですが(笑)

 デビューアルバム『WE STARTED NOTHING』は英米では5月、日本盤は6月発売。更にアルバム収録曲“Shut Up and Let Me Go”が、iPodiTunesCM曲に決定しています。同じくiPodのCMに使われてたCSSとも似たような世界観がある気がします。メンバーの人数は全然違うけど。

 そんな彼等はSUMMER SONIC 08での来日も決まっています。イギリス国営放送BBCが選んだ『Sound of 2008』(Adeleが1位だったやつ)でも第3位に選ばれブレイク間違いなし。ぜひサマソニで観たいですね。

 最後に彼らを評した各音楽誌のコメントを。

「ここ数年で英国が生み出した 最も優れたポップ・バンド」
「英国音楽の未来がキラキラ・ロックの流星群のように破裂している
・・・そしてザ・ティン・ティンズという壮大なポップ猛獣が現れた。」-以上、英NME誌
「マジックテープのように頭にひっつく 切れのある癖とメロディ」-英The Mirror誌
「中毒的なエレクトロ・ポップ」-英Q誌
「感染的ポップ」 -英Time Out誌

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2008年05月16日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Hard Rock / Heavy Metal
  3. Painkiller / Judas Priest (The Best of Judas Priest: Living After Midnight 収録)

Chromium plated boiling metal Brighter than a thousand suns♪

 今年6月に自身初となる2枚組メタル・オペラ(通算16枚目)『nostradamus』(ノストラダムス)を発表する、イギリスはバーミンガム出身(元祖Heavy MetalのBlack Sabbathと同郷)のメタル・ゴッドことJudas Priestジューダス・プリースト)のベストアルバム『The Best of Judas Priest: Living After Midnight』収録曲"Painkiller"。オリジナルはVo.ロブ・ハルフォード脱退直前の'90年リリースの『Painkiller』収録。(ペインキラーって「痛み止め」?)

・Judas Priest - Painkiller


 この時期に加入した元Racer XMr. Bigポール・ギルバートのバンド)のスコット・トラヴィスのイントロのドラミングが凄まじい。そこからK. K. ダウニンググレン・ティプトンのツインギターのリフが絡んできて、ロブ・ハルフォードのハイトーン・スクリームが!!ってもうカッコよすぎdeath。前述のドラムに引っ張られるスピード感溢れる曲で、発表当時人気のあったMetallicaSlayer等のスラッシュ・メタルっぽい感じもありますね。ギターソロは正にMETAL!!って感じだけど。

 歌詞にあるように「レーザー光線より速く 核爆弾よりも大きな爆音」って感じ!ライブでヘッドバンキングしながら聴いたら楽しそう♪


Judas Priest -『The Best of Judas Priest: Living After Midnight』収録曲リスト

1. Better By You, Better Than Me
2. Take On The World
3. The Green Manalishi (With The Two-Pronged Crown)
4. Living After Midnight
5. Breaking The Law
6. United
7. Hot Rockin'
8. You've Got Another Thing Comin'
9. The Hellion / Electric Eye
10. The Hellion
11. Electric Eye
12. Freewheel Burning
13. Some Heads Are Gonna Roll
14. Turbo Lover
15. Locked In
16. Johnny B. Goode
17. Ram It Down
18. Painkiller
19. A Touch Of Evil
20. Night Crawler

Judas Priest -『Painkiller』収録曲リスト

1. Painkiller
2. Hell Patrol
3. All Guns Blazing
4. Leather Rebel
5. Metal Meltdown
6. Night Crawler
7. Between The Hammer & The Anvil
8. A Touch Of Evil
9. Battle Hymn
10. One Shot At Glory
11. Living Bad Dreams
12. Leather Rebel (Live)
「Painkiller - Judas Priest」を試聴&ダウンロード


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LOUD PARK 09 初日@幕張メッセ9〜11ホール (Judas Priest、Megadeth、Antrax、Arch Enemy 他)
Judas Priest@日本武道館

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2008年05月15日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Punk / Hardcore
  3. napoleon solo / at the drive-in (in/CASINO/OUT 収録)

this you know, this you know this is foever♪

 テキサス州のメキシコ国境近い街エル・パソ出身の5人組、at the drive-inアット・ザ・ドライブ・イン。ちなみにバンド名は80sのメタルバンドPOISONの"Talk Dirty To Me"という曲の歌詞から取ったらしい)が'98年にリリースした2ndアルバム『in/CASINO/OUT』収録曲"napoleon solo"。

・At the Drive-In - "Napoleon Solo"


 最初から勢いで突っ切る曲だけではなく、徐々に徐々に溜めて溜めて一気に爆発する感じが、終始勢いで突っ走るハードコアとは違った彼らの魅力の1つで、この曲もまさにそんな彼らの魅力を凝縮したような曲ですね。その爆発がなんとなく冷めた感じなのもいいね。FUGAZIとかそのあたりに通じるカッコよさ。

 メジャーデビュー作にて、ラストアルバムになった次作『Relationship Of Command』は間違いなく傑作だけど、このアルバムでもその萌芽を見ることができるなかなかの名作だと思います。

 彼らは2001年に解散を発表しオマー&セドリックによるアフロ組みのMARS VOLTAとジム、ポール、トニーによるSPARTAに別れ活動していきます。その後の2組の進んだ道を考えれば解散は仕方なかったかなとは思うけど、その2組がぶつかり合ってさらにその先に行ってたらどうなってたかを見てみたかった気もしますが・・・


at the drive-in -『in/CASINO/OUT』収録曲リスト
1. "Alpha Centauri" – 3:13
2. "Chanbara" – 2:59
3. "Hulahoop Wounds" – 3:24
4. "Napoleon Solo" – 4:48
5. "Pickpocket" – 2:38
6. "For Now..We Toast" – 3:02
7. "A Devil Among the Tailors" – 3:12
8. "Shaking Hand Incision" – 3:36
9. "Lopsided" – 4:41
10. "Hourglass" – 3:25
11. "Transatlantic Foe" – 3:37
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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arcarsenal / at the drive-in (relationship of command 収録)
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2008年05月13日(火)