1. K's今日の1曲
  2. Pop
  3. 4 Minutes ft. Justin Timberlake / Madonna (HARD CANDY 収録)

We only got 4 minutes to save the world♪

 ロックの殿堂入りも果たした、ポップ界の女王Madonnaマドンナ)の通算12作目となる最新作『HARD CANDY』からの1stカット曲"4 Minutes"。Justin Timberlakeをフィーチャリング。プロデュースはTimbaland。この曲は全英チャートでNo.1を獲得しています。

・Madonna - 4 Minutes


 ティンバランドによるビートの上をマーチングバンドを起用したというホーンが盛り上げて行く中、マドンナジャスティン・ティンバーレイクが交互に掛け合うように「世界を救うには4分間しか残されていない」歌われます。しかし、そこはマドンナ"No hesitating Grab a boy Grab a girl"とシリアスになりすぎないのがイイネ!

 YouTubeにアップされた動画を見たマドンナ直々に出演をオファーしたという日本のダンスユニット・はむつんサーブが出演しているミュージック・ビデオも必見。

 アルバムはティンバランドのほかにもNeptunesのファレル・ウィリアムズやネイト“デンジャ”ヒルズがプロデュースした曲があったり、Kanye Westエイコンをゲストに迎えたりとHIP HOP色が強い作品になってます。更に、ここ数作のエレクトロ・ディスコ系もしっかりと通過した音になってるとこがさすが。洗練された大人なヒップ・ホップというか。さすが今年50歳になるだけはあるね。全然見えないけど。。

 キャンディーの柄をバックにしたボンテージ・ルックのマドンナが写ったアルバムジャケットは前作『Confession On A Dance Floor』のレオタード姿同様にインパクト大。ちなみに今作のヴィジュアルイメージは女ボクサーだそう。タイトルはマドンナ曰く「これはタフさとスイートさの共存を表すもの。私があなたを痛めつけてあげるわ。でもあなたはそれを気持ちいいと感じるはず」と語っているそうです。

 木村拓哉主演のフジテレビ系月9ドラマ『CHANGE』の主題歌にも起用された"Miles Away"も収録。日本でもヒット間違いなしですね。

 マドンナは昨年、コンサートプロモーション会社ライブ・ネーションとアルバム3枚の発売・ライブツアー・商標権等をまとめた契約を締結し、音楽業界に衝撃が走らせました。未だに彼女を中心にポップ・ミュージックの世界は動いているような気がしてなりませんね。

【サイト内関連記事】
Hung Up / MADONNA (Confessions on a Dance Floor 収録)
AMERICAN LIFE / MADONNA (AMERICAN LIFE 収録)


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2008年04月30日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 独り言(音楽ネタ)
  3. SUMMER SONIC 2008の出演者が豪華すぎる件について

SUMMER SONIC 2008サマソニ2008)の出演アーティストのかなりの数が発表されてます。
日程別・ステージ別も早くも発表されました。

今年は日英友好150周年だかなんだかで、特にUKロック勢の豪華さが目立ちますね。

そんなラインナップを見ながらつらつら独り言。

まずは東京初日、土曜日のラインナップ。

●東京 8.9. sat.
MARINE STAGE
THE VERVE / THE PRODIGY / PANIC AT THE DISCO
ZEBRAHEAD / THE SUBWAYS / ONEREPUBLIC
JOE LEAN AND THE JING JANG JONG / LOS CAMPESINOS!

初日のメイン、マリン・ステージを見ると、再結成&初来日ザ・ヴァーヴがやはり目玉。
そこにプロディジーやら今ノリに乗ってるパニック・アット・ザ・ディスコから、新人勢まで万遍なく。
まさにサマソニならではって感じ。
ちなみにヘッドライナーはThe Verveということですが、出演順はヴァーヴ⇒プロディジーになるそうです。

Bitter Sweet Symphony / the verve (URBAN HYMNS 収録)
Poison / the prodigy (MUSIC FOR THE JILTED GENERATION 収録)
rock & roll queen / The Subways (YOUNG FOR ETERNITY 収録)

MOUNTAIN STAGE
SEX PISTOLS / LOSTPROPHETS / MAXIMUM THE HORMONE
NEW FOUND GLORY / TRIVIUM / KIDS IN GLASS HOUSES
BEAT UNION / THE METROS

で、裏のメインともいえるマウンテン・ステージに目をやると、きましたよついに。
パンクの伝説、再結成セックス・ピストルズ
正直他はロストプロフェッツくらいしか興味はないですが、ピストルズはなんとしてでもも見たい!

Rooftops / LostProphets (Liberation Transmission 収録)

■SONIC STAGE
PAUL WELLER / THE FRATELLIS / DEATH CAB FOR CUTIE
CAJUN DANCE PARTY / BAND OF HORSES
BLOOD RED SHOES / THESE NEW PURITANS

マウンテンに対抗するように、ソニック・ステージのトリはモッド・ファーザーことUKロック界の兄貴、ポール・ウェラー
ピストルズと同じくパンクを生き抜き、更なる高みに上った御大。見たい!!
そして、何気に一番みたいのが、デス・キャブ・フォー・キューティー
話題沸騰のケイジャン・ダンス・パーティーも出るし、実はこのステージが一番熱い気がしてきた。

Wild Wood / Paul Weller (Wild Wood 収録)
Flathead / The Fratellis (Costello Music 収録)
Crooked Teeth / death cab for cutie (PLANS 収録)
It's Getting Boring By The Sea / BLOOD RED SHOES (I'll Be Your Eyes 収録)
Numerology (AKA Numbers) / These New Puritans (Beat Pyramid 収録)

■DANCE STAGE
SOUTH CENTRAL / FRIENDLY FIRES
WE SMOKE FAGS / SANTOGOLD

■BEACH STAGE
JACK'S MANNEQUIN / OLD MAN RIVER

■ISLAND STAGE
GO!GO!7188 / the pillows / HiGE / VOLA&THE ORIENTAL MACHINE
THE TROUBADOURS / JOHNNY FOREIGNER

で、残りの(ってまとめて悪いですが・・・)ダンス・ビーチ・アイランドもそれぞれ通なセレクト。
ダンス・ステージのサントゴールドがちょっと気になる存在かな。
個人的にはアイランドもツボですが、邦楽はいつでも見れるので時間があればって感じで。


●東京 8.10. sun.
MARINE STAGE
COLDPLAY / ALICIA KEYS / THE KOOKS / 311
THE HOOSIERS / VAMPIRE WEEKEND / THE WOMBATS

東京2日目、日曜日のマリン・ステージは今やUKのみならず世界を代表するバンドになったコールドプレイがついにヘッドライナーとして登場。
新人時代以来となるサマソニ登場です。
そして、個人的に一番見たいのはアリシア・キーズ
こんなロック・フェスで見れるなんてもう一生ないかも。
アリシア曰く、「コールドプレイの前なら出演してもよい」ということで決定したらしい。

YELLOW / COLDPLAY (PARACHUTES 収録)
Sound of Speed / COLDPLAY (X&Y 収録)
You Dont Know My Name / Alicia Keys (The Diary of Alicia Keys 収録)

MOUNTAIN STAGE
FATBOY SLIM / DEVO / JUSTICE / JUNKIE XL
POLYSICS / LATE OF THE PIER / THE TING TINGS

2日目のマウンテンはダンス色が強いですね。
ファットボーイジャスティスとか。
ティン・ティンズも見逃せない。

Because We Can / Fatboy Slim (The Greatest Hits Remixed 収録)
D.A.N.C.E. / Justice (Cross 収録)

・SONIC STAGE
THE JESUS AND MARY CHAIN / SPIRITUALIZED
SUPER FURRY ANIMALS / AGAINST ME! / BIFFY CLYRO 
MUTEMATH / MGMT / SILVERSUN PICKUPS

ソニックのほうはUK裏番長的なラインナップ。
スピリチュアライズドからジザメリに続く流れとかヤバイね。
正直、この日のソニックは1日中いても飽きないかも。

■DANCE STAGE
HADOUKEN! / NEW YOUNG PONY CLUB / CRYSTAL CASTLES
DOES IT OFFEND YOU,YEAH? / THE TEENAGERS

■BEACH STAGE
CAFÉ TACVBA / SKINDRED
XAVIER RUDD / BEDOUIN SOUNDCLASH

■ISLAND STAGE
THE LIVING END / FOREVER THE SICKEST KIDS
9mm Parabellum Bullet / GOOD 4 NOTHING
dustbox / Pay money To my Pain

で、最後はまたまとめちゃちゃいますが、ダンスは攻撃的なダンス・バンドが揃ってる。
ビーチはすいません、よくわかりません。。
アイランドはメロディック・パンクなラインナップ。

Alice Practice / Crystal Castles (Crystal Castles 収録)


こうして全体を見ると、はじめに書いたようにイギリス勢がヤバイ。
アメリカはもうこの際どうでもいいってかんじでしょうか(アリシアとか居るけど)。

UK祭りだわっしょいわっしょい!って感じです。


ちなみにこれだけ豪華だと気になるのはタイムテーブルですね。

毎年サマソニといえば見たいものが被って涙をのむことが多い。

でも、主催者であるクリエイティブマンの清水氏のインタビューによると、なんとかTimetableを工夫して、「全部じゃないけど、数十分だけなら見れるように配慮する」とかいう発言が出ています。

これは、ステージ間を走り回ることになりそうだ!!

後は、運営側がしっかりと管理したフェスになることを祈るのみ。
毎年、失望させられることが多いもので・・・

SUMMER SONIC 05 Tokyo1日目
SUMMER SONIC '06 1日目
SUMMER SONIC '06 2日目
SUMMER SONIC 07 1日目
SUMMER SONIC 07 2日目

・summer sonic '08 Cold play - viva la vida
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2008年04月29日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. The Age Of The Understatement / The Last Shadow Puppets (The Age Of The Understatement 収録)

Affection to rent the age of the understatement
Before this attraction ferments♪


 たった2枚のアルバムで英国ロックシーンを担う存在へと成長したArctic Monkeyのフロントマン、アレックス・ターナーと、元Little Flames、現The Rascalsのマイルズ・ケインがタッグを組んだバンド、The Last Shadow Puppetsのデビューアルバム『The Age Of The Understatement』のタイトルトラック&先行シングル。ちなみにこのアルバム、なんと!というか当然というか、全英チャート初登場No.1になっています。

・The Last Shadow Puppets - The Age Of The Understatement (Official Video)


 かねてからバンド結成の噂のあった彼らが、バンド名をザ・ラスト・シャドウ・パペッツとし放った楽曲でいきなり飛び込んでくるのは大仰なストリングスサウンド。そこにマーチングのようなドラム(ちなみにドラム&プロデュースはsimian moble discoのジェイムス・フォード)と、西部劇の音楽のようなようなギター。なんか映画のサントラみたい。わずか3分余りにこんなに詰め込んで高揚感を与える楽曲を作ってくるなんて・・・。もちろん、アレックスとマイルズの声の重なりも超カッコイイ!

 ちなみにアルバム全体を通して、ストリングスを使いまくり。ほんと何にも制約されずやりたい放題に作った結果、こんなすごいの作ってくるとは。アレックス曰く、「Scott Walkerみたいな音楽を創ってみたい」と思ったそう。スコット・ウォーカーなんてイギリスの裏ロック番長を引き合いに出してくるあたりが若いくせににくいね。

 こんな作品を作ってきて気になるのはやはりアークティック・モンキーズの次の作品ですよね(ラスカルズのファンのかたごめんなさい)。個人的にはアンセムだらけだった1stが大好きで、成長は感じられたもののちょっとストイックな感じのした2ndがイマイチだったので、このTLSPのノリでA・モンキーズに取り掛かったらいい感じになるんじゃないかと、勝手に思ったりします。

 ちなみに、このバンドは結構2人とも本気モードなようで、ツアーとかもするそうです。新作が聴けるのは先になりそうです。

【サイト内関連記事】
Brianstorm / Arctic Monkeys (Favourite Worst Nightmare 収録)
fake tales of san francisco / Arctic Monkeys (Whatever Peole Say I Am, That's What I'm Not 収録)
view from the afternoon / arctic monkeys (Whatever People Say I Am That's What I'm Not... 収録)
When The Sun Goes Down / arctic monkeys (Whatever People Say I am, That's What I'm Not.. 収録)


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2008年04月27日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. パラレル / 安藤裕子 (Chronicle 収録)

悲しみが隙を見て 顔をのぞく日もある 喜びも気がつけば いつも隣にいたよ
君が好き♪


 安藤裕子、前作"海原の月"から約5ヶ月ぶりとなった2008年最初のリリース曲。映画『自虐の詩』の主題歌にもなった"海原の月"では彼女の持ち味であるしっとりとしたバラードだったけど、今回のシングル"パラレル"は彼女のシングル曲では最速となるBPMという疾走感のあるナンバーになってます。

・安藤裕子 / パラレル


 ピアノを主体とし、軽快なのに重いドラムのリズムと、ストリングスが絡みあいながら疾走しながら舞い上がっていく感じがします。真っ白な部屋で背後にドラムだけを配して安藤裕子ねえやんが自由奔放に歌いまくるPVも良いです。(動きが若干怪しいですが・・・、ちょっとBRAHMANのtoshi-lowっぽい・・・)

 この曲のカップリングは、"元祖アンニュイの女王"とも言われる早瀬優香子の"セシルはセシル"。正に80sのCity Popsみたいな仕上がりになってます。

 2008年は5月21日に4枚目となるアルバム『Chronicle』(クロニクル)もリリースされます。
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2008年04月26日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. New Wave / Post Punk
  3. Hamburger Lady / Throbbing Gristle (D.o.A The Third And Final Report Of 収録)

She's dying, She is burned from the waist up

 70年代中ごろロンドンで結成されインダストリアル・ミュージックの基礎を作った、ジェネシス・P・オリッジ (Genesis Breyer P-Orridge)、クリス・カーター (Chris Carter)、コージー・ファニ・トゥッティ (Cosey Fanni Tutti)、ピーター・クリストファーソン (Peter Christopherson)からなる4人組、THROBBING GRISTLEスロッビング・グリッスル)の'78年リリースの2ndアルバム『D.o.A The Third And Final Report Of』収録曲"Hamburger Lady"。

・Throbbing Gristle- Hamburger Lady


 静かに唸るような低音と、テープの逆回転のようなサウンドコラージュが流れる中、エフェクトのかかった呪術的に呟くような歌が乗る曲。そこで歌われる歌詞は、上半身を火傷した女性について。そんな女性をハンバーガーに例える悪意に満ちた(?)歌詞。ずっと聴いてると頭がおかしくなることうけあいです(笑)

 最初にインダストリアルと書いたけど、彼らの音を聴いて今のインダストリアルを想像するのは難しいかも。このアルバムでも何曲かはそれっぽいものもあるけど、どちらかというとノイズやアヴァン・ギャルドに近いものが多いかな。同時代のCABALET VOLTAIREEINSTURZENDE NEUBAUTENの方が現在のものに近いかも。

 元々は、TGが'77年に発表した1st『The Second Annual Report』で、「工業生産される大衆音楽」へのアンチテーゼとして“INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE”というスローガンを掲げたことがその語源とされているそうです。

 ちなみにTGの前身は、クーム・トランスミッション(Coum Transmission)というパフォーミング・アート集団。バンド名のスロッビング・グリッスルは直訳すると「脈打つ軟骨」。まぁ男性のアレの隠語です。メンバーのコージーは元ストリッパーらしい。彼らのライブはそういった面もあり、視覚面でも過激なものだったそうです。

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2008年04月25日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (〜2008)
  3. 極東最前線〜ジャンプ・スウィング・花に嵐〜@渋谷CLUB QUATTRO (eastern youth、the band apart)

今日は渋谷のクラブクアトロまでeastern youthイースタン・ユース)のライブイベント
極東最前線ジャンプ・スウィング・花に嵐
に行ってきました。

ライブ前にクアトロの近くでお笑いのダイノジの大谷さん(エアギター世界チャンピオンじゃない方ね)が歩いてた。
たしか、イースタン好きだと思うけど、ただ単に近くに吉本のホールがあるからだけかも。

ま、それはいいとしてライブの簡単に。
セットリストは下記に。


まずはゲストのthe band apart

バンアパは以前、ROCK IN JAPAN FES.でチラッと観たことあるけど、ガッツリ観るのは初。
しかも、こんな小さなハコで。

メンバーこんな顔してたんだ・・・


バンアパといえば、ボサノバっぽいフレーズとかあって、CD等の音源で聴くとオサレーな感じが出るけど、ライブではもっと激しさが前に出るね。

ボーカルの人とギターの人(メンバーの名前しらなんです。ごめんなさい)のギター2本が絡み合っていい感じ。

ステージ中央でギターを弾きまくってた方の顔は長髪に隠れてほとんど確認できなかったけど。

それにしても、なによりベースの音が超カッコイイね。

そんなベースの人のMCもなかなか味があって面白かった。

最近のマイブームは"工具"で、友達から7,500円借りて買ったとか、最近のマイブームは"チャリンコ"で、街で自転車に乗ってる人が被ってるヘルメットをアーモンドって言ったり、モンスターハンター(ゲームね)についてとか。

【SETLIST】
silences
coral reef
cerastone song
Circle and Lines
shine on me
I love you Wasted Junks & Greens
Moonlight Stepper
higher
Can't Remember
beautiful vanity


そしてそして、メインのeastern youth

イースタンユース、こちらもガッツリ観るのは初。
過去にフジロックで二回観てるけど、どちらも短かったし。
ちなみに、今年のフジロックに出演決定!!

いやぁ、イースタン、超かっこよかった。

日本の他のパンク系のバンドとは次元が違うと言うか。

FUGAZIあたりのD.C.ハードコアだけではなく、オルタナ(グランジ?)な雰囲気も感じさせるサウンド、なのに歌詞は『和』。
メロディも『和』か。

曲間に挟みこまれる、吉野寿の即興かなんかわからんが弾き語りみたいのにはフォークっぽい感じが漂ってるし。


最新作『地球の裏から風が吹く』からの曲が多いかなぁと思ってたら、意外とセットリストは万遍なくやった感じでしたね。

そして、吉野のMCが超面白かった♪

立川談志を観に行った話しとか(談志のモノマネ似てたな)、バンアパの流れでアーモンドの話を被せてきたりとか。

本編が終わり、アンコールで出てきたときのMCでは、
「一旦引っ込んで、また出てくる必要ってあるのか?」
とか。

アンコールされたから出てくるんじゃなくて、まだ自分達自身がやりたくて出てくので、呼ばれなくても出てくるんだってさ。


なにはともあれ、あっちゅう間の1時間半弱。

他にも聴きたい曲いっぱいあったんだけど。
それはまた次の機会に。

次の極東最前線は、7/8(火)にLIQUIDROOM ebisuで、ゲストにキセルを迎えて"極東最前線 〜あのUFOに乗りたかったの。〜"と題して行われるらしい。

今日は偶然仕事休みだったけど、平日は厳しいよ・・・

【setlist】(かなり怪しいので後でちゃんと編集します)
片道切符の歌
自由
滑走路と人力飛行機

スローモーション
ばかやろう節
夜がまた来る
荒野に針路を取れ
夜明けの歌

敗者復活の歌
黒い太陽

---encore---
Don Quijote
沸点36℃


後、ベスト盤が年代別にわかれて2枚出るそうです。
要チェック。

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2008年04月24日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. 沸点36℃ / eastern youth (地球の裏から風が吹く 収録)

生まれたくて生まれたんじゃないと 拗ねて世界に唾を吐いて 楽になったか?

 2008年結成20周年を迎えた、吉野寿(ギター、ボイス)、二宮友和(ベース、コーラス)、田森篤哉(ドラム)の3人からなるスリーピースバンド、eastern youthイースタン・ユース)の07年リリースのVAP移籍後初アルバムとなる『地球の裏から風が吹く』収録曲"沸点36℃"。先行シングルとしてもリリースされています。

・【MV】沸点36℃ − eastern youth


 文学的でありながら心にするっと、そしてグサっとと突き刺さる歌詞を激しく疾走感のあるサウンドにのせて吉野の熱い歌声で聴かせる曲。36℃といえば人間の平熱くらい。平熱で沸点。いつだって沸点を迎えたまま、"終わりでも何でも構わず"突き進む。そんな歌。

 朝の風景を歌った「始まり」を感じさせるアルバムタイトルトラックとなった1曲目"地球の裏から風が吹く"から「夜がまた来る 空が落ちてくる」と歌われる最終曲"夜がまた来る"まで全体を通した流れも完璧。

 ちなみにシングル、アルバム共に印象的な絵がジャケットが使われているけど、この絵は、2005年に踏切事故で亡くなった画家の石田徹也による作品らしい。

 イースタンユースと言えば"極東最前線"というライブシリーズが有名ですね。明日、渋谷のクラブクアトロでthe band apartをゲストに迎えて行われる"極東最前線〜ジャンプ・スウィング・花に嵐〜"を観にいってきます。過去にFuji Rock Festivalで2度ほど観たことあるけど、ガッツリ見るのは初。06年のフジロックでのMCで"ここに集まったお客さんの半分でも東京でのライブにきてくれれば、かなり助かります"って言ってたのが印象的。2年かかりましたが、明日楽しみです!

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2008年04月23日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. Punk / Hardcore
  3. Bleed American / Jimmy Eat World (Bleed American 収録)

I'm not crazy cause I take the right pills everyday♪

 アリゾナ出身の4人組エモバンド、Jimmy Eat Worldジミー・イート・ワールド)の2001年発表のアルバム『BLEED AMERICAN』のタイトルトラック。このアルバムは全米TOP10にも入ったヒット曲"The Middle"や日本でもアサヒスーパードライTVCM「人生の歓び」編CM曲にも使われた"Sweetness"等も収録し、彼らの出世作となってます。

・Jimmy Eat World - Bleed American


 前述の"ザ・ミドル"はかなりポップなですごくいいんだけど、個人的にはこのタイトルトラックの熱い感じがすごく好き。まさにエモーショナルなロック。でも、エモ(エモコア)ってちょっと否定的にとらえられることが多いよね。まぁ、かっこよければ呼称なんてどうでもいいですよね。

 ちなみにウィキペディアによるとこんな感じ⇒エモとは


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2008年04月20日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. ズーディザイア / 電気グルーヴ (J-POP 収録)

欲しがらZOO らしからZOO あしからZOO Desire♪

 石野卓球とピエール瀧の2人からなるテクノユニット、電気グルーヴがオリジナルとしては2000年の『VOXXX』以来8年ぶりに発表したニュー・アルバム『J-POP』(このネーミングセンスがにくい)収録曲。

・ズーディザイア / 電気グルーヴ


 この久しぶりとなった新作ですが、1曲目の"完璧に無くして"から電気節が炸裂でかなり盛り上がるけど、この3曲目の"ズーディザイア"が個人的にはかなりツボ。「動物園の欲望」とでも訳すのかどうかわからんけど、ひたすら韻を踏みまくる歌詞もいいんだけど、バックトラックがアホみたいに攻撃的でアゲアゲでカッコイイ。曲の最後に静かな部分が挿入されるけど、あのメロディがすごく気になりますね。

 後、"元Joy Division"って歌詞にもニヤっとさせられますね。(元Joy Divisionといえば、New Order。で、電気はかつてNew Orderから名前を取って"N.O."って曲も出してましたね)

 電気といえば、ちょっとコミックバンド的なイメージで捉えられがちだけど、純粋に音として凄まじく先鋭的なのにキャッチーなとこが堪らないですね。シリアスさとオチャラケ感の融合でポップさを倍増させてるところとか。正にJ-POP

 アルバムには先行シングルとなった"少年ヤング"と"モノノケダンス"もAlbum Mixとして収録されてます。初回盤にはこの2曲のPVの入ったDVDも付属。アルバムのジャケットのイケメン(?)な2人も必見。

 4月1日に恵比寿のLIQUID ROOMで行われたレコ発ライブ「こう言えば三太夫 〜ニューアルバム『J-POP』発売記念ライヴ〜」ではなんと元メンバーのまりんこと砂原良徳が登場したとのこと。観たかったな、それ。

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モノノケダンス / 電気グルーヴ (モノノケダンス 収録)
electraglide 2012@幕張メッセ国際展示場 (SQUAREPUSHER、FLYING LOTUS、ORBITAL、電気グルーヴ、AMON TOBIN ISAM 他)
Missing Beatz / 電気グルーヴ (人間と動物 収録)
Star Fes. 2013@川崎市東扇島東公園 (The Orb、電気グルーヴ、スチャダラパー 他) 感想&セットリスト 


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2008年04月19日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Amerykahn Promise / Erykah Badu (New Amerykah, part 1: 4th World War 収録)

Promise I'll love you till the day I die♪

 ネオ・ソウルの旗手ERYKAH BADUエリカ・バドゥ)のデビュー10周年、前作『Worldwide Underground』からは4年ぶり、通算4枚目として彼女の誕生日2月26日にリリースされた最新作『New Amerykah, part 1: 4th World War』(『ニュー・アメリカ パート・ワン(第4次世界大戦) 』)の1曲目"Amerykahn Promise"。この曲のプロデュースはRoy Ayers(HIP HOPではしばしばサンプリングネタとして使われるヴィブラフォン奏者)

・After Midnight 2: Erykah Badu "Amerykahn Promise"


 "more action, more excitement, more everything"という低音ナレーションの後一気に雪崩れ込むように始まるファンキーなサウンド。往年のSLY & THE FAMILY STONEか!って突っ込みたくなるほどの激ファンクサウンド。ホーンもギターも、もちろんエリカ・バドゥの歌も最高!そこで歌われるのは自分のBABY(赤ちゃん?彼氏?)への愛。『無償の愛』ってとこでしょうか。

 このアルバムは各楽曲の後半にインタールード的な部分があったりとかアルバムを通して聴いて楽しめるような作りになってる気がします。このファンキーな1曲目から、どこか静謐でアフリカン・チャントのような2曲目"the Healer"に続くとことかもいいですね。ファンキーな曲とクラシックソウル的な曲の配置のバランスもいいですね。先述のロイ・エアーズをはじめ、Madlib・Shafiq Husayn・Karriem Riggins・Taz Arnold ・Om’Mas Keith・James Poyser・Questloveと楽曲ごとにプロデューサーが違うけど、1つの作品としてまとまってるし。

 ちなみにタイトル『New Amerykah, part 1』もわかるように、パート2のほうもあるそうです。また4th World War(第4次世界大戦)をみて3次は?と思うかもしれないけど、3次はエリカにとって2001年の『9・11』同時多発テロをさしているそうです。

 アルバムからの先行シングルとなった9th Wonder(ナインス・ワンダー)プロデュースの"HONEY"もボーナス・トラックとして収録(ボートラだから、前曲の後少しブレイクがありますね)。この曲のビデオは様々なアルバムのジャケットをパロったものがたくさん出てくるのですが、そこに出てくる元ネタを最後に紹介。

・Erykah Badu - Honey


Rufus / Chaka Khan『Featuring Chaka Khan』(裏ジャケ)
Diana Ross『Blue』
Funkadelic『Maggot Brain』
Eric B. & Rakim『Paid In Full』
Ohio Players『Honey』
Minnie Riperton『Perfect Angel』
Labelle『Chameleon』
De La Soul『3 Feet High and Rising』
Beatles『Let It Be』
Nas『Illmatic』
Olivia Newton John『Physical』
Grace Jones『Nightclubbing』
Outkast「Hey Ya」(Video)
Earth Wind & Fire 『Head to the Sky』
Rolling Stone(John Lennon/Yoko Ono)(雑誌)

【サイト内関連記事】
You Got Me feat. Erykah Badu / THE ROOTS (things fall apart 収録)
Amerykahn Promise / Erykah Badu (New Amerykah, part 1: 4th World War 収録)
See Thru To U feat. Erykah Badu / Flying Lotus (Until The Quiet Comes 収録)
StarFes.14@幕張海浜公園 (Nas、PUBLIC ENEMY、ERYKAH BADU 他) #starfes


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2008年04月18日(金)