1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. 風の詩を聴かせて / 桑田佳祐 (I LOVE YOU -now & forever- 収録)

虹の向こうに見えるは 希望に燃ゆ未来
守ってくれたら 悲しみにはもう負けない♪


 桑田佳祐の2007年リリースソロ10枚目のシングル"風の詩を聴かせて"は、2年前に亡くなったプロウィンドサーファー飯島夏樹さんを描いた『Life 天国で君に逢えたら』の主題歌。(追記)オリジナルアルバムには収録されていないですが、後にベスト盤『I LOVE YOU -now & forever-』に収録されます。

・桑田佳祐 - 風の詩を聴かせて


 アコースティックなスローバラードでしっとり聴かせるところが、さすが桑田佳祐って感じ。歌詞はまんま映画の世界とシンクロしてますね。

 やっぱ桑田佳祐とかサザンオールスターズとかいいですね。個人的には昨日カラオケでサザンを歌って改めていいなぁと。みんな知ってるし、一体感も得られるし、ベタだけどやっぱ日本の夏はサザンだなと。

 カップリングの「NUMBER WONDER GIRL」は缶コーヒーのワンダのCM曲としても使われています。

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2007年08月26日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. MISS LUCIFER / PRIMAL SCREAM (EVIL HEAT 収録)

Panther girl, take me home Hip to hip, bone to bone
Evil heat, all night long
Evil heat, all night long♪


 ボビー・ギレスピー率いる(メンバー交代も激しく、しかも豪華だけど、やっぱり彼ありきの)、Primal Screamプライマル・スクリーム)の2002年発表の『EVIL HEAT』からの先行シングル"MISS LUCIFER"。このアルバムを形容してボビー曰く『エレクトロニック・ガレージ・バンド・フューチャー・ロックンロール』だそうです。そして、この曲は正にその言葉を表現した曲って感じです。

・Primal Scream - Miss Lucifer


 前作『Xtrmntr(エクスターミネーター)』の路線を引き継いだと思われる攻撃的なサウンドに、どこか冷めた感じのするボビーの歌声がクールですね。本国イギリスよりも日本での方が人気があるだのといわれてますが、そんなこと気にならないくらいカッコイイ。これを聞かない英国人の方がおかしいんじゃないの?

 2006年発表の『Riot City Blues』では、またまた方向転換を果たした彼ら。その次に来る作品がどうなるのか、まだまだ楽しみは尽きません。

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2007年08月22日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (1990年代以前)
  3. 恋をしようよ / The Roosters (The Roosters 収録)

お前がいくら めかしこんで 俺の前に やってきても
そんなことには かまっちゃいねえ 
俺はただお前と やりたいだけ♪


 1980年11月にデビュー・シングルを発表した、もはや伝説のロックバンドと言っても過言ではない、The Roosters(ザ・ルースターズ)のそのデビューシングルに"ロージー"と共に収録された彼らの代表曲"恋をしようよ"。デビューアルバム『The Roosters』収録。

・The Roosters-恋をしようよ


 なんと言っても耳に残るのは「やりたいだけ」っていう歌詞。なんてストレートなんでしょ。そんな歌詞をシンプルなロックンロールサウンドにのせて、大江と花田が輪唱して行くだけでなんでこんなにカッコイイんでしょうか。2人の声とともに2本のギターの絡まり方もカッコイイです。何故かこのサウンドを聴いてると、Jeff Beck時代のThe Yardbirdsを思い出してしまいます。

 この後、彼らはメンバー交代を繰り返し、Vo.の大江までもが精神的におかしくなり脱退し、その後も花田をメインにすえ活動を続け1988年に解散します。

 しかし、2004年のフジロックにて、大江慎也(ボーカル&ギター)・花田裕之(ギター)・井上富雄(ベース)・池畑潤二(ドラムス)というオリジナルメンバーでの正式なラストライブを行います。そんなライブを幸運にも自分は見ることができてホントに良かったと思います。

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2007年08月21日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. ナツメ / 音速ライン (100景 収録)

僕らは何も知らないままに 大人になっていくけど
見果てぬ夢と あの日の空 守るための未来を♪


 藤井敬之(vo、g)と大久保剛(b)による2人組(元々は3人組)、音速ラインの2006年発表の2ndアルバム『100景』収録曲"ナツメ"。彼らの4thシングルでもあります。

・ナツメ 音速ライン


 いつのまにか”大人”になってしまうことへの戸惑いと不安を歌ったといわれるこの曲は、切ないサウンドに藤井の切ない声、とにかく切ない。藤井のルックスからは想像できないくらいとにかく切ない曲です。後は、彼らの曲特有の和な感じがいいですね。

 ちなみに「ナツメ」とは、蛍光灯の一番暗くした時のオレンジ色の豆電球を「ナツメ球」といいます。転じて、淡く消え入りそうな青春の儚さを表現したタイトルだそうです。

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ROCKIN'ON PRESENTS JAPAN CIRCUIT - vol.32 -@SHIBUYA-AX(GRAPEVINE、スネオヘアー、音速ライン、NICO Touches the Walls
ナツメ / 音速ライン (100景 収録)
音速ラインpresents「ビール☆ナイト」-olympia 2008-@O-EAST (曽我部恵一BAND、GO!GO!7188、いわき兄弟)
FLIP SIDUO Vol.12〜MINE★ROCK FESTIVAL 2.1〜@duo MUSIC EXCHANGE (音速ライン、スネオヘアー)

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2007年08月20日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (1990年代以前)
  3. サマーヌード / 真心ブラザーズ (B.A.D.〜MB’s・シングル・コレクション 収録)

今はただ 僕ら二人で通りすぎる その全てを見届けよう
心のすれ違う瞬間でさえも包むように♪


 1989年、共に早稲田大学在学時にサークルの先輩後輩である、桜井秀俊倉持陽一ことYO-KINGの2人によって結成された真心ブラザーズ(元々はThe 真心ブラザーズ、'95年からTheがなくなる)の'95年のヒット曲"サマーヌード"。真心といえば、というか夏といえばこの曲って感じですねぇ。

・真心ブラザーズ 『サマーヌード』


 鍵盤のイントロ、ホーンにストリングス、間奏に入ってくる女性コーラスと豪華でファンキーなサウンドなんだけど、歌詞や歌声がどこか切ない曲ですね。夏の真っ只中っていうより、ちょっと夏の終りっぽい雰囲気がある気がします。

 PVにデビュー前のPuffyの2人が出てるのも要チェック。

・真心ブラザーズ 『ENDLESS SUMMER NUDE』


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SPARKS GO GO presents SHIBUYA JUNCTION 2011“また倶知安じゃないジャン!”@SHIBUYA-AX (倶知安乃風、UNICORN、真心ブラザーズ、齊藤ジョニー、


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2007年08月19日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. the pot / tool (10,000 Days 収録)

Who are you to wave your finger?
So full of it
Eye balls deep in muddy waters
F**kin' hypocrite♪


 アメリカはLAで'90年に結成されたバンド、toolトゥール)の2006年に発表され当然のように全米初登場No.1をかっさらった4thアルバム『10,000 Days』収録曲"the pot"。メイナード・キーナンのソウルフル(彼らの曲でソウルフルって表現されることってほとんどないと思いますが・・・)なイントロのアカペラのヴォーカルから一気に引き込まれてしまう曲です。

・Tool - The Pot


 そんなイントロから、ギター、ベース、そしてドラムとそれぞれが複雑なリフ/リズムを刻み、それが一体となって正にうねるようなグルーヴに昇華されていく様がたまりませんね。その複雑さやコンセプト性などからプログレって表現もされるほどです。

 そして、彼らの真骨頂はライブ。以前、2002年の赤坂BLITZ公演とサマソニ'06でそのライブを見たことあるけど、その凄まじさといったらなかった。ライブと共に、彼らはPV等の映像作品もこだわってるので必見です。まぁ、好き嫌いはかなり分かれるとは思うけど・・・

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2007年08月18日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (1990年代以前)
  3. DRIVE / SUPERCAR (スリーアウトチェンジ 収録)

悩んでなんかないわよね。 長い夜に飽きただけでしょ?
忘れたわけじゃないのよね。 ちょっぴり夢に疲れただけでしょう?


 SUPERCARスーパーカー)のデビュー・アルバム『スリーアウトチェンジ』収録曲"DRIVE"。ジャカジャカなるギターの音と、ベースのフルカワミキの歌声がすごく爽やかで夏!なイメージの1曲。PVのイメージも夏っぽいしね。(PVはネット上には上がってませんでした。。。)

・SUPERCAR / DRIVE


 爽やかなギタポって感じですが、ギターのコードがイイ感じで変なとことか、この後の彼らが化けていく瞬間がつまった曲な気もします。

 ビデオの中でショッピングカートに乗ってるシーンとか、間違いなくレディオヘッドの"Fake Plastic Tree"を意識してるんだろうな。


SUPERCAR -『スリーアウトチェンジ』収録曲リスト
1. cream soda (3:13)
2. (Am I) confusing you ? (4:43)
3. smart (3:01)
4. DRIVE (3:33)
5. Greenage (3:21)
6. u (3:31)
7. Automatic wing (5:12)
8, Lucky (4:14)
9. 333 (2:36)
10. TOP 10 (2:52)
11. My Way (3:42)
12. Sea Girl (2:50)
13. Happy talking (2:47)
14. Trash & Lemmon (3:09)
15. PLANET (5:18)
16. Yes, (3:25)
17, I need the sun (4:25)
18, Hello (3:36)
19. TRIP SKY (12:54)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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STROBOLIGHTS / SUPERCAR (HIGHVISION 収録)

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2007年08月16日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Stronger / Kanye West ft. Duft Punk (Graduation 収録)

n- n- now th- that don't kill me can only make me stronger
i need you to hurry up now cause i can't wait much longer♪


 スーパープロデューサー、Kanye Westカニエ・ウェスト)の待望の3rdアルバム『Stronger』からの先行シングル"Stronger"。なんと、DAFT PUNKをフィーチャーするという大ネタ使い。これがズッパマリ。単純に楽しいし、カッコイイし。何故かわけのわからない日本の映像が出てくるPVも注目。

・Kanye West - Stronger


 ちなみにアルバムにはColdplayのクリス・マーティン、ジョン・レジェンド、コモンなどがゲスト参加してます。アメリカでは、50centと同日発売とかで話題になってますが、個人的には断然、カニエさんですけどね。

 大ヒットしたデビュー作『The College Dropout』、同じく大ヒットした前作『Late Registration』から2年、プロデューサーから見事1人のアーティストとしても大成した彼が放つアルバムタイトルは『Graduation』。一つの到達点って感じの意味が込められてるのでしょうか?

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2007年08月15日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. New Wave / Post Punk
  3. Thousands are Sailing / The Pogues (If I Should Fall From Grace With God 収録)

Thousands are sailing Across the western ocean
To a land of opportunity That some of them will never see
Fortune prevailing Across the western ocean
Their bellies full Their spirits free
They'll break the chains of poverty

And they'll dance♪


 アイルランド生まれ、ロンドン育ちのシェイン・マガウアンをリーダーに、1983年始めにロンドンで結成されたバンド、The Poguesザ・ポーグス)の長いキャリアの中でも特に人気の高い1988年発表の3rd『If I Should Fall From Grace With God墜ちた天使)』(プロデュースはスティーブ・リリー・ホワイト)収録曲"Thousands are Sailing"。

・The Pogues - 05 - Thousands are Sailing (Live @ T&C '88)


 アイルランド民謡とパンクを融合させたような音楽性だけでなく、アメリカへ向かうアイルランド移民を歌ったこの曲の物語性が素晴らしいです。それをシェインのあの嗄れ声で歌われたら、切ない間奏(マンドリン?バンジョー?)も相まって泣きそうになりますね。

 アルバム全体も捨て曲なしの大傑作です。

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2007年08月14日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. 月と細胞 / 松崎ナオ (虹盤 収録)

夢を見て 見上げたくなる そんな夢見て
日の光受けながら 君を照らし続けるよ 月が見える♪


 2001年発表、松崎ナオの3rdアルバム『虹盤』収録曲"月と細胞"。2000年にシングルでもリリースされています。アルバムの曲ごとに参加ミュージシャンやプロデューサーが違ってますが、この曲のプロデュースは元The pillowsの上田ケンジ。他にもギターがムーンライダースの白井良明だったり、ドラムが元ユニコーンの川西幸一だったりと何気に豪華。

・月と細胞 / 松崎ナオ


 彼女の歌声は決して美声と言うわけではなく、すこし鼻に掛かった声をしてるけど、それがまた曲の雰囲気にあってていいんですよねぇ。後、歌詞に出てくる、『日』は『君』のことを指し、『月』は『僕』を指してて、『日』である『君』に照らされることによって『月』である『僕』は輝き、更に『君』を照らし返すっていう意味だと勝手に解釈してます。

 ちなみに彼女が歌を歌い始めた切っ掛けは
「友達に手紙を書こうと思ったが気持ちが上手く伝えられず歌を書いた」
だそうです。

 アルバムのラストには"月と細胞と"という対になる曲も含まれてます。
カテゴリ : 邦楽 (2000年代) ・ comments(0) K 
2007年08月13日(月)