1. K's今日の1曲
  2. Punk / Hardcore
  3. Smells Like Teen Spirit / Patti Smith (twelve 収録)

Hello Hello Hello, How Low?


 2007年ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入りを果たしたパンクの女王ことPatti Smithパティ・スミス)の新作『twelve』はなんとカヴァーアルバム。彼女のアイドルであるキース・リチャーズのいるストーンズのカヴァーなど、タイトル通り12曲納められいます。

・Patti Smith - Smells like teen spirit (Full Video)


 で、この曲はもちろん誰もが知っているNirvanaのロック史に残る名曲"Smells Like Teen Spirit"のカヴァー。原曲の歪んだグランジサウンドとはうってかわって、ぐっとテンポを落としてかなりルーツミュージック寄りでアコースティックな仕上がりのカヴァーになってます。パティの深みのある声とサウンドがマッチしててかなり素敵な曲になってますね。

・Nirvana - Smells Like Teen Spirit


 パティとニルヴァーナといえば、2001年のフジロックでの"Heart Shaped Box"のカヴァーが忘れられません。アレはマジ震えた!!このアルバム制作当初はHeart Shaped Boxをカヴァーする予定もあったらしいです。

 ↓↓↓全収録曲リストはこちら
1)Are You Experienced? (Jimi Hendrix)
2)Everybody Wants To Rule The World (Tears For Fears)
3)Helpless(Neil Young)
4)Gimme Shelter(Rolling Stones)
5)Within You Without You(Beatles
6)White Rabbit(Jefferson Airplane)
7)Changing Of The Guards(Bob Dylan
8)The Boy In The Bubble(Paul Simon
9)Soul Kitchen(Doors)
10)Smells Like Teen Spirit(Nirvana)
11)Midnight Rider(Allman Brotehrs Band)
12)Pastime Paradise(Stevie Wonder)

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映画『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ』 Patti Smith: Dream of Life

JUGEMテーマ:PUNK


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2007年04月30日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. Wake Up Boo! / The Boo Radleys (Wake Up! 収録)

Wake up its a beautiful morning, Feel the sun shining for your eyes.
Wake up its so beautiful, For what could be the very last time♪


 UK出身のロックバンド、The Boo Radleysブー・ラドリーズ)の90年代ブリット・ポップ期を代表する名曲。シュー・ゲイザー、レゲエ、ハウス等、さまざまな音楽を取り入れてきた彼らのポップセンスが大爆発した1995年発表の3rdアルバム『Wake Up!』の1曲目に収録される曲"Wake Up Boo!"。

・The Boo Radleys - Wake Up Boo!


 イントロは日本で言うところの渋谷系っぽいちょっとお洒落な感じもあり、そこから爽やかでときにちょっとセンチメンタルな感じもするメロディで歌が始まり、サビでポップにはじける感じがむちゃくちゃ気持ちいいですね。ホーンがとても効果的に使われてるところもグッド。

 「まさに最後かも知れない時のために」ってとこが泣けますね。


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2007年04月29日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Hard Rock / Heavy Metal
  3. Hush / Deep Purple (Shades Of Deep Purple 収録)

Shes got loving like quicksand Only took one touch of her hand
To blow my mind and Im in so deep That I cant eat and I cant sleep♪


 70年代ハードロックといえば、知らない人はまずいないと思われるバンド、Deep Purpleディープ・パープル)の1968年発表のデビューアルバムからのヒットシングルで、アメリカでも4位になった曲"Hush"。「ナーナナー、ナーナナー、ナーナーナー」っていうコーラスがすごく印象に残る曲です。ちなみに彼らのオリジナルではなく、ジョー・サウスという人のカヴァーらしい(ま、このヴァージョンが一番有名だけど)。アルバム『Shades Of Deep Purple』収録。

・Deep Purple Hush (Original Film Clip 1968)


 このデビュー時のメンバーは、ロッド・エヴァンス(Vo.)、リッチー・ブラックモア(Gt.)、ジョン・ロード(Key.)、ニック・シンパー(Ba.)、イアン・ペイス(dr.)の5人。パープルといえば、イアン・ギランがVo.の第2期とデヴィッド・カヴァーデイルがVo.の第3期が有名だけど、所謂ハードロック・ヴォーカリストという感じの2人と比べると、このロッドの歌声はもっと甘くソウルフル。

 やはりこの時期のバンドの肝はリーダーのジョン・ロードによるキーボードですね。スウィングしててすごくカッコイイ。正に60年代のスウィンギン・ロンドンなイメージもありますね。ハードロック期の彼らしか聴いたことない人にも一聴の価値ありです。

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2007年04月28日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Power Pop
  3. Stacys Mom / fountains of wayne (Welcome Interstate Managers 収録)

Stacy's mom has got it goin' on
She's all I want and I've waited for so long
Stacy, can't you see you're just not the girl for me
I know it might be wrong but I'm in love with Stacy's mom♪


 アダム・シュルシンガーとクリス・コリンウッドのソングライティング・コンビを擁する米インディー界を代表するベテランバンド(って言ってもいいよね?)、fountains of wayneファウンテインズ・オブ・ウェイン)の2003年発表の通算4作目『WELCOME INTERSTATE MANAGERS』収録の大ヒット曲"Stacy's Mom"。

・Fountains of Wayne - Stacy's Mom


 わかりやすいメロディにコーラス、キーボードの音もポップさに一味加えていて、これでもかって言うくらいポップなロック曲。最後のサビの方で半音上がるとことか、すごくベタなんだけどなんでこんなに気持ちいいんでしょう。

 Death Cab For CutieとかThe Shinsとかがどんどんブレイクしてるのは、彼らのようなバンドが下地を作ったおかげでしょうね。

 曲の内容をよく表したミュージックビデオも必見。

 今年、新作の『Traffic And Weather』を発表した彼らは、フジロック'07にも出演決定。苗場の山に似合うような似合わないような、よくわからん感じだけどフジで観たいことは確実です。

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2007年04月24日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. American Rock
  3. Ohio / Crosby, Stills, Nash & Young (greatest hits (neil young) 収録)

Gotta get down to it Soldiers are gunning us down Should have been done long ago.
What if you knew her And found her dead on the ground
How can you run when you know?


 元The Byrdsのデビッド・クロスビー、元Buffalo Springfieldのスティーブン・スティルス、元The Holliesのグラハム・ナッシュによって結成されたスーパーグループ、CS&Nに元バッファロー・スプリングフィールドのニール・ヤングを加えて4人組CSN&YCrosby, Stills, Nash & Young)として発表したシングル曲"Ohio"。曲はニールによる楽曲。

・Ohio- Crosby, Stills, Nash and Young


 この曲の主題は、1970年にオハイオ州ケント大学で起きた州兵によって4人の学生が狙撃されて死亡するという事件についてである。この事件がおきたのが6月で、この曲が発表されたのが8月。ニール・ヤングという人物の世の中に対する敏感さに脱帽である。あの9.11の事件の後に、放送が規制されていたJohn Lennonの"Imagine"を真っ先にカヴァーしたとこに彼の衰えぬ反骨精神を感じました。

 で、サウンド自体に関してですが、このバンド(とうかユニット)の特徴であるフォークロック的なサウンドに4色のコーラスが絡む音としても素晴らしい作品だと思います。

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2007年04月21日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. til the end / haven (between the senses 収録)

lately I'm sure words won't implore you to stay
it won't keep me near you
lately I'm sure words won't implore you to stay
lately I'm sure words won't implore you to stay now♪


 UKはコーンウォール出身、2001年The Smithsの初代マネージャーJoe Mossに見出されデビューしたhavenヘイブン)の2002年発表のデビューアルバム『between the senses』収録曲"til the end"。プロデュースはその元スミスジョニー・マー

・Haven - Til the End (May 2001)


 美しいギターのメロディに哀愁たっぷりなゲイリーの歌声、UKロックに求めてしまう要素が満載ですね。サビにかけて盛り上がる曲展開とそれに呼応するようにファルセットを聴かせる声。たまりませんね。

 何気にベースとかのリズムがしっかりしてる点も見逃せないバンドです。でも、最近何してるんだろう?3年前くらいにフジでライブ見て以来名前あまり聴いてない・・・


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2007年04月19日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. The Seed 2.0 (feat. Cody Chesnutt) / The Roots (Phrenology 収録)

I push my seed in her push for life
Its gonna work because I'm pushin' it right
If Mary drops my baby girl tonight
I would name her Rock-N-Roll♪


 フィラデルフィア出身のヒップ・ホップバンド(そう、まさにバンド!)、The Rootザ・ルーツ)の2002年発表の5thアルバム『Phrenology』収録曲"The Seed 2.0"。シンガー兼ギタリストのCody Chesnutt(コディ・チェスナット)をフィーチャー。

・The Roots - The Seed (2.0) ft. Cody ChesnuTT


 ブラック・ソートのラップとコディの歌が交互にくる展開のこの曲は、のっけからクエスト・ラブのドラムとスムースなギターがファンキーでありつつどこかメロウでカッコイイ。

 アルバムには、先行シングルでMusiqをフィーチャリングした"Break You Off"をはじめ、"Sacrifice"にはNelly Furtado、"Rolling With Heat"にはTalib Kweli、"Complexity"にはJill Scottとゲスト陣も豪華。

 もちろんゲストだけでなく、まさにロックな"Rock You"やBAD BRAINS?って思うようなハードコアな"!!!!"等、HIP HOPの枠にとらわれないバラエティ豊かなものになってます。

 そして、なんと言っても彼らの魅力はライブ。生バンドならではの演奏(特に即興)がむちゃくちゃカッコイイので必見です。

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2007年04月18日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. Hip Hop / R&B / Soul
  3. Ready Or Not / Fugees (The Score 収録)

Ready Or Not, Here I Come, You Can't Hide
Gonna Find You and Take it Slowly
Ready Or Not, Here I Come, You Can't Hide
Gonna Find You and Make you want me♪


 Wyclef Jeanワイクリフ・ジョン)、Prasプラーズ)、そして紅一点Lauryn Hillローリン・ヒル)の3人からなるヒップ・ホップユニット、FUGEESフージーズの大ヒットを記録した'96年発表の2ndアルバム『The Score』(全米1位・全英2位)収録曲"READY OR NOT"。

・The Fugees - Ready or Not


 Enyaエンヤ)の"Boadicea"という曲をサンプリングした重厚なバックトラックに(勝手に使ったために後に訴訟をおこされましが)、ローリンのちょっとハスキーな歌声がピッタリとマッチ。そこに三者三様のラップのフロウが挟み込まれ、ちょっとダークなんだけどそこがまたカッコイイ。

 アルバムにはヒットシングル"FU-GEE-LA"やロバータ・フラックの名曲"Killing Me Softly"やボブ・マーリーの名曲"No Woman, No Cry"などの大ネタを使った曲も含まれ、そのどれも元々彼らの曲だったんじゃないか?と勘違いさせるような曲になってます。

 この曲の歌詞の中にも「Buffalo soldier」って出てきたりとボブ・マーリー好きがでてますね。そういやローリンってボブの息子と結婚してたような・・・


 このアルバムの後、メンバーはそれぞれソロの道へ。ローリンは言わずもがな、ワイクリフもヒットを量産しました。Destiny's Child(デスティニーズ・チャイルド)の初期ってワイクリフがプロデュースしてましたよね。プラズだけは1発屋だったけど・・・

 数年前、ライブで再結成。シングルも確か出たはずだけど、アルバムはでるんでしょうか?


FUGEES -『THE SCORE』収録曲リスト
1. Red Intro
2. How Many Mics
3. Ready Or Not
4. Zealots
5. The Beast
6. Fu-Gee-La
7. Family Business
8. Killing Me Softly
9. The Score
10. The Mask
11. Cowboys
12. No Woman, No Cry
13. Manifest/Outro
14. Fu-Gee-La (Refugee Camp Remix)
15. Fu-Gee-La (Sly & Robbie Mix)
16. Mista Mista

・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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2007年04月17日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. speed trials / Elliot Smith (either/or 収録)

You little child, what makes you think you're tough
When all the people you think you're above
They all know what's the matter♪


 Elliot Smithエリオット・スミス)、1997年発表の3rdアルバム『either/or』の1曲目"speed trials"。全編弾き語りだった2ndから一転、バンドサウンド(といってもかなりローファイな)を伴った曲が多い作品になってます。

・Elliott Smith-"Speed Trials" from "Either/Or"


 エリオットの囁くようなヴォーカルとローファイなバンドサウンドが良く合う。これがゴージャスなサウンドだったらやっぱり何か違いますね。この曲のサビにかけての盛り上がりもこの音ならではのよさがあります。

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2007年04月16日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Punk / Hardcore
  3. Ruby Soho / Rancid (...And Out Come The Wolves 収録)

Destination unknown Ruby ruby ruby ruby soho
Ruby ruby ruby ruby soho
Ruby ruby ruby ruby soho♪


 元OPERATION IVYのティム・アームストロングが中心となって結成され、2ndLet's Go」から元UK SUBSのラーズ・フレデリクセンが加入し4人組になった後、1995年に発表され人気を決定付けたRANCIDランシド)の名作3rdアルバム『...AND OUT COME THE WOLVES』に収録の彼らの代表曲"RUBY SOHO"。

・Rancid - "Ruby Soho"


 ティムのしゃがれた声のジョー・ストラマー的なパンク・ヴォーカル、そして何よりシンガロングできるサビが超アガる曲ですね。ライブに行って一緒に「ルービ・ルビ・ルビ・ソーホー」って叫んびたくなりますねぇ。

 アルバム全体を通して、プロデューサーにグリーンデイ等を手掛けたジェリー・フィンを、ミキサーにニルヴァーナ等を手掛けたアンディ・ウォラスを起用してるところからもわかるようにメジャー感のあるバラエティ豊かな仕上がりになってます。

 何より階段にうずくまって座るパンクスのアルバムジャケットがかっこよすぎです。

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2007年04月15日(日)