1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '06
  3. Fuji Rock Festival '06 帰路&総括

 最高だったフジの3日目から一夜明け、いよいよ帰り。4泊お世話になったお部屋の掃除とか。朝ごはんはも先輩のIさんによる美味しいそうめんをいただき、いよいよ帰り。

 自分が初めてフジロックに参加した2000年から数えて今回までで7年間ともにフジの山道を歩いてボロボロになったサンダル(写真真ん中)も苗場に埋葬しました。やっぱり最後は聖地苗場でってことで。


 そして、帰路は車組と新幹線組(自分は新幹線)に分かれて。車中で苗場名物の笹団子とエチゴビールで舌鼓を打ちつつ東京へ。

 
 Good Bye 苗場。また来年!!


 ここでフジロック06を勝手に総括。

・天気も2日目に雨が降ったものの、大きく崩れることもなく、ここ数年例を見ない過ごしやすさだった気がする。
 
・レッチリとフィッシュマンズの時は人が多すぎて若干萎えたけど、それ以外はそんなに混雑がなかった。


 ちなみに今年のベスト・アクトはハッピー・マンデーズかな。曲・演奏の良さ云々とかじゃなくて、もうとにかく楽しかったから。


 素晴らしい仲間にも恵まれ楽しかったです。

 
 来年もまたいけるといいな♪
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2006年07月31日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '06
  3. Fuji Rock Festival '06 3日目 #フジロック

 ついに最終日。外は晴天。空気も澄んでて気持ちいい!!

 いつものように朝飯をしっかりと食べて出発。WHITE STAGEでのENVYに照準を合わせて出発する予定がいつものようにダラダラしてたら間に合わず。しかも、リストバンドを付け忘れてために(ほんとはよくないけど、いつも緩めにつけて夜ははずしてます)宿に取りに帰ってさらにロス…。それからフジに来てるという友人と連絡を取ってグリーンでちょっとだけ立ち話。


 そんな感じでゆっくりしてたので、最終日一発目はホワイトでISISの途中からスタート。快晴のお昼の野外でアイシスってのもなかなかオツなもので、重いグルーブが心地よかった。


 それからGREEN STAGEへ移動しKT TUNSTALLを。心地よい風とともにKT登場。爽やかでいて、さらにどっしりとした演奏にやられた。一人で音を重ねていく"Black Horse & the Cherry Tree"や、誰もが口ずさめる名曲"Suddenly I See"など素晴らしいライブを見せてくれました。


 KTにしびれた後は、またまた女性アーティスト、Likkle Maiを見にFIELD OF HEAVENへ。ヘブンといえばレゲエがよく似合う。ドライ&へヴィ時代とはまた違った緩やかなレゲエに身を委ねる野外の昼下がり、まさにヘブンですね。

 
 SNOW PATROLとか見たいなぁとかおもいつつも、グリーンまで戻るのがめんどくさかったので、さらに奥地ORANGE COURTへ。またまた女性アーティストで小野りさ。あんまりゆっくり見る時間はなかったけど、一番前のほうまで歩いていってボッサに聞き惚れる。

 
 が、すぐまた移動。BROKEN SOCIAL SCENEをちょっとだけでも見ようと思いヘブンを通過し、急いでホワイトへ。…行こうと思ったら混雑しててなかなか前に進めない。しかも、途中で今回すぐ売切れてしまったこの3日券を譲ってくれた方に遭遇したので、しばらく立ち話を。


 で、結局ヘブンに居座ることに。なぜなら次はFishmans。今回のフジの目玉といっても過言ではなく、それを証明するかのように人がどんどんヘブンに流れ込んでくる。

 
 メンバー自身によるサウンドチェックを終え、いよいよその時はやってきた。"Go Go Round This World"によってライブ開始。この曲大好きだー。ドラムの欣ちゃんによるヴォーカルは佐藤伸治が乗り移ったかのような声。「今日のフジロックのライブは、彼も喜んでいると思います」という欣ちゃんのMCに泣けた。

 その後も曲ごとにクラムボン原田郁子bonobosの蔡、キセルUApocopen(誰?)と豪華なヴォーカル陣を迎えフィッシュマンズの名曲たちを歌って行き、最後はハナレグミ永積タカシによる"ナイト・クルージング"でラスト。本音を言えばもちろん佐藤の歌が聴きたいってのがあるけど、それは無理なので、今日のこのライブは現在できる最高のライブだったのではないかと思います。


 フィッシュマンズを聴いて夢見心地のままホワイトへ。TRANSIT KINGSをチラッとみる。オーブのアレックス・パターソン、元KLFのジミー・コーティによって結成されたプロジェクト。っていう前知識もなく、普通に楽しんですぐに移動。


 グリーンにてTHE RACONTEURSを。ブレンダン・ベンソンWhite Stripesのジャック・ホワイトによって結成されたバンド。フジでは以前、ホワイト・ストライプスの圧倒的なライブを見たことがあるけど、このバンドではまたそれとは違った所謂クラシックロック的な大らかな音を聴かせてくれてました。David Bowieの"It Ain't Easy"のカヴァーもやってました。


 聴きたかった"Steady, As She Goes"も聴けたので、満足してRED MARQUEEに移動。KILLING JOKEを見る。フジロックってこういった伝説のバンドが見れるのがまたいいよね。

 で、レッドに入ると爆音のインダストリアル・サウンドが。ヴォーカルのジャズは太ってしまってるのは残念だけど、顔は白塗りで異様な雰囲気を発しててなかなかイイ。何を言っているかはちゃんと聞き取れなかったけど、政治的/社会的なメッセージを発していることはわかりました。正直どれも同じ曲に聞こえなくもないけど、むちゃくちゃカッコよかった。


 キリング・ジョークで盛り上がった後は、もうフジも終盤、グリーンのメインであるTHE STROKESを。まぁ、「フジのトリでストロークスってのものなぁ」ってのが見る前はあったんだけど、やっぱり曲がいいので素直に楽しめました。メインステージのトリなのにこんな感想ですいません。決して嫌いじゃない(むしろ好き)ので悪しからず。


 ストロークスを途中で切り上げ、いそいそとレッド。レッドの大トリ大江慎也をみる。ってなんかここ数年、毎年のように大江を見てる気がする…。で、昨日のジプシーズのときに宣言してたように、ギターは花田裕之。ドラムは池畑潤二だし、期待するのはもちろんThe Roostersのナンバーですね。そして、期待にこたえるように"SAD SONG"とか"恋をしようよ"とか惜しげもなく披露。マジ最高!!

 "C'MON EVERYBODY"でいったん締めたあと、アンコールで"C.M.C."を。もう狂ったような盛り上がり。個人的には今日一番の沸点を記録しました。で、"テキーラ"、"キング・ビー"で最後までテンションを切らすことなくライブは終了。「後、"ROSIE"さえ聴ければ最高だったのに」と思ったら、なんと1曲目にやったらしくて、これだけが悔まれるとこだけど。

 圧巻のライブ終了後、サイン会があるとのことでオアシスエリアにあるブースに移動。CDを買うと整理券をもらえるんだけど、結局ゲットならず。でも、すごく近くで大江を見ることができたのでぜんぜん満足でしたけど。なんか年季の入ったファンが多かったのもよかったね。


 そんな興奮の余韻に浸りつつ、軽く腹ごしらえしてからグリーンへ。先ほど大トリはストロークスといったけど、フジの定番のクロージングとしてVery Special GuestのHAPPY MONDAYSが出演。「ハピマンとか客少ないだろうなぁ」とか思いつつ、グリーンに向かうと、そんな心配は無用でした。多くの人がフジが終わるのを名残惜しむように楽しんでた。しかも、"Kinky Afro"とかやっちゃってるし。

 俄然テンションがあがり、「Yippee-ippee-ey-ey-ay-yey-yey」って口ずさみながら、今年最後のモッシュピットへ。ヴォーカルのショーン・ライダーはどっからどうみても酔っ払ってるし、ダンサーのべズの動きも怪しすぎ。もう、まさにイメージどおりのマンデーズ。

 "Step On"、"24 Hour Party People"、"Hallelujah"とか、激ファンキーでダンサブルでもうなんだかわからないくらい陽性なヴァイブを放ってた。フジの最終日の日曜を終え、「幸せな月曜」を迎えるには最高のバンドだったのではないでしょうか。

 
 初日のマッドネス同様、Trojansのギャズ・メイオールが出てきてアンコールを煽るも、結局酔っ払いすぎたハピマンの面々は出てこず、ライブは終了。これでFuji Rock Festival '06のメインステージのライブはすべて終了です。


 毎年のようにフジが終わるのを名残惜しむように騒ぐ客と、終演後すぐにステージを解体しだすスタッフとの対比がなんか寂しい…。が、メインのグリーンが終わったからといってフジが終わるわけではありません。夜はこれから。


 グリーンを後にし、レッドに向かっていると苗場食堂の周りに多くの人だかりが。見るとキセルの2人が演奏してた。狭いスペースに人がぎっしり。レッドからもれ聞こえる爆音のダンスビートに音がかき消されてしまってはいたけど、山の寒い夜に暖かい空気の流れるライブでした。


 キセル終了後はレッドへ。DIGITALISMをチラッとみて、お目当てのNIGHTMARES ON WAX SOUND SYSTEMを。UKの先鋭的なレーベルWarpの古株であるNIGHTMARES ON WAXがついに初来日。今回は、セレクター、DJ、シンガーを引き連れてのステージ。なので、イメージとはちょっと違ったけど、ダビーなレゲエを中心としたサウンドで、深夜ってのもあっていろんな意味で意識が飛びそうになりました。


 で、さすがに体力の限界!!ってことで、途中で切り上げ宿へ。これでフジロック終了ですわ。うーん、寂しい。


 そして、3日間(前夜祭も入れると4日間)の思いを胸に就寝。


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2006年07月30日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '06
  3. Fuji Rock Festival '06 2日目

 フジロック06、2日目。朝は今日もまったりと。ドライカレーをいただきつつ飲んだり。


 そんなこんなでお昼頃出発。GREEN STAGEでのMO'SOME TONEBENDERにあわせて。まぁ到着した頃にはすでに始まっていたけど・・・

 モーサムがグリーンって?!って思ったけど、そんなことは全然なかった。ギターばりばりのロックナンバーから打ち込みを多用したダンサブルなナンバーで圧倒。「古い曲をやります」といって始まった"ペチカ"。個人的に今年にはいって一番よく聴いた曲で、これが聴けただけでも満足です。夏の野外にてこの冬の曲を聴けるとは思わなかっただけにうれしかったな。「第1回目のフジのときに、勇(藤田)と一緒に観に行って、やめようと思っていたバンドをまたやろうという気になった」というエピソードとかもありつつ、最後は「このステージにふさわしい曲」ということで"GREEN&GOLD"をやってシメ。


 お次はWHITE STAGEに移動しeastern youth。もうライブのほうは終盤で2曲ほど。「ここに集まったお客さんの半分でも東京でのライブにきてくれれば、かなり(経済的に)助かります」的なMCにウケタ。もっと観たかったなぁ。


 お次はFEILD OF HEAVENに移動。ヘブン名物のオーガニック・ビール(4種類あります)を大学の先輩と飲みつつ、座りながらROCK'N'ROLL GYPSIESを鑑賞。うーん、大人のロックって感じ。渋い!カッコイイ!!花田が「明日のレッドにも出演します」って言ったので、明日のタイムテーブルを確認すると、あのお方の名前が。こりゃ期待できるぞ。とか思ってたら、雨がぱらつきだしました。


 ジプシーズ終了後、雨も強くなってきたので100均のカッパを着込みグリーンへと、その前にグリーンを横切ってトイレに行って、そこで先輩と別れ1人グリーンへ。グリーンではTHE HIVESが演奏中。でも、なにか違和感が・・・と思ったら、Vo.が金髪になってるし。黒髪じゃなかったっけ?あ、でも北欧の人だから元々が金なのかな?と、どうでもいいことを考えたりしてたけど、ライブの方は相変わらずキレててカッコ良かった。


 雨も強くなってきたので避難もかねて屋根のあるRED MARQUEEへ。そこでなんとなく観たTHE LIKEがこれまたよかった。女性3人組でそれぞれがセレブを親に持つっていう前情報だけで甘いポップソングをイメージしてたけど、これまた力強いロックバンドでびっくり。イメージだけで決め付けるのはよくないですね、やっぱ。


 ライク終了後も雨は降り続き、ちょっと疲れも溜まってたので、レッドにて座って軽くねたりしつつ、次のJINNY LEWINSまで。Clap You Hands Say Yeahのキャンセルが出てその代役で出演した彼女。まったく知らないアーティストだけど、なかなか良かった。双子のゴスペル・シンガー、ワトソン・ツインズをコーラスに、カントリー風味のロックソング。キラキラした衣装にダンスもあって楽しいライブでした。自分同様に雨のおかげでたまたま見た人の心をつかんだことでしょう。


 雨も弱まったので外へ。でも雨で地面はぬかるんでしまったので、サンダル履きの自分は足を保護するために、朝入り口でもらったゴミ袋を両足に巻いて。これ意外と快適。なんとなく思いついたけど、毎年これやればよかった・・・


 完全防備が完了したとこでSONIC YOUTHをみにグリーンへ。オルタナの伝説(というには現役バリバリだけど)、ソニックユースを観るのは実に6年ぶりとかそれくらい。すごい期待感を持ってみたけど、やっぱよかった。最新作「Rather Ripped」がストレートなロック色の強い作品(ソニックユースにしてはって話だけど)だったので勢いがあったし。その分、お得意のノイズは控えめだったけど・・・。後は"Teenage Riot"や"Dirty Boots"あたりが聴けたら最高だったかな。


 ソニック・ユースの貫禄のライブの後はレッドに戻ってJUNIOR SENIOR。かなりの人数。おっさんの方(実年齢は知りません・・)でけぇ。となりの若い方でも180近くあるのに、それより全然でかい。そんな巨体を揺らしつつ演奏される曲はどれもファンキーで踊れる。"MOVE YOUR FEET"とか大いに盛り上がりました。


 ジュニア・シニアで盛り上がった後は、さらに盛り上がるべくグリーンで電気グルーヴに臨む。ちょっと腹ごしらえしつつ、グリーンへ移動中にすでに"Shangri-La"が遠くから聞えててテンション上がる。やっぱ電気いいわぁ。へたくそな歌なのになんでこんなに盛り上がるんだろ。映像もよくわからんけど、楽しいし。次に観たいのがあったので、長くは観れなかったけど、とてもよかった。近くで見てた外国人のグループも踊りまくってたしね。


 電気を早めに切り上げた理由はレッドにて再結成KULA SHAKERを見るため。皆考えることは同じなのか、予定時間前からかなりの人が。メンバー登場とともに大歓声が起こりライブ開始。キーボード(現Oasisのサポート)以外はオリジナル。過去に1度Jeevasのライブをフジでみて、その時にもクーラの曲はやったんだけど、やっぱ本物はちゃうね。やっぱオルガンの音がなきゃ。

 新曲や2ndからの曲等々の後、ついにきました、"Grateful When Your're Dead"。ちょっと焦らしつつ始まって会場は興奮の渦へ。「パ、パ、パー♪」と合唱。その後も"Tattva"であのクーラ特有のインド趣味全開。お得意のカヴァー"Hush"で盛り上げ、トドメとばかりに"Hey Dude"へ。多分、レッド的にも個人的にもこの日最大の沸点を記録したのではないかと思うくらい盛り上がりました。もちろんフルに合唱。そこで終わらずに"I'm Still Here"、"Govinda"をやって終了。聴きたかった曲をすべてやってくれて大満足でした。この日のベストアクト決定。


 クーラの余韻に浸りつつ今年のフジロックの一番の目玉、RED HOT CHILI PEPPERSを見るためグリーンへ移動。と、いいつつも、レッチリはすでに単独でもフェスでもライブ見たことあるし、最新作をほとんど聴いてないってのもあってそこまで期待せずに臨む。

 ちょうどグリーンにつくと1曲目"CAN'T STOP"が始まったところでした。そんなことよりも、グリーンを埋め尽くした人の数に圧倒されました。自分は過去7回フジに参加してるけど、こんなに人が集まってるのをみたのは初めてです。その状況に若干萎えつつも、なんとか前方のステージが良く見えるとこまで移動し観戦。

 2曲目に現在ヒット中の"DANI CALIFORNIA"が始まり会場は大盛り上がり。でも、アルバム「CALIFORNICATION」が最高傑作だと信じて疑わない自分は次の"SCAR TISSUE"にグッときつつも、何か物足りない。相変わらずフリーは頭おかしいし、ジョンのギターとコーラスは冴え渡るし(ビー・ジーズの"HOW DEEP IS YOUR LOVE"をカヴァーしたり)、アンソニーもチャドも貫禄のステージングなんだけど。

 どこか集まってる人達の中に「とりあえず見ておくか」的な空気があったような気がしたからかな。まぁ、ただ単に自分が最新作をそんなに聴いてないからかもしれないけど・・・。そんなイマイチ盛り上がれないまま、アンコールで"GIVE IT AWAY"をやってレッチリ終了。


 レッチリ終了後、いそいでホワイトへ。SCISSOR SISTERSを見る。レッチリに人が集まりすぎたためか、客の入りはかなり寂しいものでした。でも少ないからこそ、そこに集まった人の盛り上がりはすごかった。ここにレッチリの客との違いを見た気がします。ライブのほうも昨年UKで最もアルバムを売り上げたバンドだけあって、とても楽しいライブでした。レッチリ途中で切り上げてきても良かったかなと思えたくらいかな。


 シザー・シスターズでシメて会場を後に。帰りにちょっとTHE PALACE OF WONDERへ寄り道。毎年恒例の鉄でできた大きなオブジェとかを鑑賞し、今年からできたCRYSTAL PALACE TENTの中もちょっと覗いてきまいた。DJがスカとか流してていい感じ。で、外に出ると軽く入場規制がかかってた。それをみて、ここで深夜2:45から予定されてるTHE RUDE PRESSURESをちょっと見たいなぁと思ってたけど、諦めることに。昨日のマッドネスの時にもゲスト出演してたRico Rodriguezが出演予定だったんだけど。あー見たかったなぁ。


 つーわけで、宿にもどって就寝。明日はいよいよ最終日。やっぱなんだかんだで早い。今日はついにフジロック恒例の雨が降ったけど、明日はどうなることか。



2日目のタイムテーブル
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2006年07月29日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '06
  3. Fuji Rock Festival '06 1日目

 前夜祭の夜、結構遅くまで起きていたので、初日は10時前に起床。いよいよフジロックが始まるというのになかなかのんびりした出だしで。そして、朝からお酒をいただく。さらに、昨晩から先輩がこだわって作ったカレーと野菜スープをいただく。こんな優雅なフジロックもありでしょう。

 
 今回の旅のメンバーの残りの3人も合流し、話したりしているうちに一番最初のアーティストが始まる時間は余裕で過ぎてたり…。とりあえず最初の照準をWHITE STAGEザ・クロマニヨンズにあわせて先輩の1人と出発。さぁいよいよフジロックの始まりだ!!


 会場に入って早速GREEN STAGEへ。前夜祭ではRED MARQUEEとオアシスエリアにしか入れないので、1年ぶりのグリーン。グリーンでは前夜祭にも出演したFLOGGING MOLLYが演奏中でそれを横目に一路ホワイトへ。


 ザ・クロマニヨンズといえば、あのハイロウズのヒロトとマーシーが組んだ新バンド。一緒に行ったメンバーは誰もそうだと知らなかったみたいだけど・・・。と、いうわけで、これは見ておかないとということで。感想は、まぁヒロトとマーシーって感じでしたよ。ストレートなロックンロール。まぁ今後に期待ってレベルですかね。


 特に見たいのもななかったので、一度グリーン方面へ。今日は比較的くもりで安定したすごしやすい天気だったので、グリーンそばの物販の前の芝のとこで座って休憩。ちょっと寝っころがってみたり。いやーのんびりしてて気もち良い。その後、一旦オアシスに行って軽く腹ごしらえ。黒毛和牛の串焼きをいただく。


 そこで先輩と別れ1人グリーンへ。なんだか毎年、誰かと一緒に行動するのは前半だけなんだよな。時間が進むにつれ観たいのが増えて(被って)くるからいろんなとこに行きたくなるので、しょうがないんだけど。


 グリーンに移動しTHE COOPER TEMPLE CLAUSEを観る。昨日の前夜祭でも見たけど、やっぱりもう一度観たかったので。前夜祭では若干音が悪い気がしたけど、グリーンは音もなかなか。好きな1stからの「Film Maker」とかも聴けて満足。そして最後は昨日同様に圧巻の「Panzer Attack」で終了。

 
 そういやこのとき、ステージに向かって正面の真ん中辺りでライブを見てたんだけど、そこからふとモッシュピットの方を観たら偶然大学の同期を発見。社会人になっても来る人は来るもんだねぇ。ということでライブ途中からモッシュピットへ。確か去年のフジでは一度も入ってないので2年のモッシュピットでした。


 クーパー後、その知り合いとちょっと話した後は、なんとなく奥まで行ってみようと思い、ボードウォークを通ってORANGE COURTへ。

 
 1年ぶりにきたオレンジで演奏をしていたのはTHE TERRY ADAMS & STEVE FERGUSON QUARTET。渋いおじさんが演奏してるなって思ったたけですぐに移動してしまったんですが、NRBQの人だったみたいですね。それからオレンジからFIELD OF HEAVENGIPSY AVALONを通ってホワイトへ。


 元プロスケーターという肩書きをもつ西海岸ストリート・カルチャーのカリスマTOMMY GUERREROが演奏中。元スケーターって言ってもメロコアとかそんなものではもちろんなく、ファンクやジャズ、ちょっとポストロックっぽいところもあるグルーヴィーなサウンド。歌はほとんどなく基本インストなんだけど、そのギターのグルーヴが心地よく、野外にピッタリでした。


 と、まあトミー・ゲレロのグルーヴにやられつつも、後ろ髪を引かれながらグリーンに移動し、ASIAN KUNG-FU GENERATIONを観る。アジカンは昔よくライブに行ったけどここ2年くらい見てなかったもので、ちょっ観たくなって。ライブの方は楽曲もポップだし、人気のあるバンドなので盛り上がってはいたけど、最近の曲を知らないこともあって、まぁ普通だなって感じ。トミー・ゲレロ最後まで見ても良かったかな・・・


 アジカンを見た後はレッドへ・・・行こうと思ってオアシスを歩いていたら、MTV等が出してるDJブース、Purple Hazeに人だかりが。夜にレッドで出演予定のThe Zutonsが出てきて2曲ほどアコースティックライブ。コーラスワークも素敵なライブでした。その後のサイン会(整理券持ってないので参加はできず)のときにメンバーを凄く近くでみれて、携帯で写真撮りまくってしまった。。


 それから気を取り直し、レッドにてTHE CRIBSを観る。UK出身の3ピースで全員が兄弟で、しかも双子のツインヴォーカルっていうバンド。3ピースながらすごくしっかりとした骨太なサウンドを聞かせるバンドでした。


 クリブスの途中で抜け、再びグリーンへ。DIRTY PRETTY THINGSの登場を待つ人で熱気が。そこにカール・バラー登場。DTPといえば、ほぼ元Libertines。そこに、先ほど演奏したクーパー〜を脱退したディズが加入等言う、なんだか複雑な出演順。まぁ友好的な脱退らしいのでそうでもないのかもしれないけど。

 ライブのほうはというと、すごくまとまりがあって演奏もかっちりしててカッコイイ。リバティーンズの影を追う人からするとその整合性のあるサウンドに違和感があるかも。自分もその1人で、なんか物足りないなぁと思ってたところにラストでリバのデビュー曲「Get Along」が。この曲が一番盛り上がってたのが皮肉ですね。


 DPTの次はレッドへ。なんだか今日はレッド〜グリーンの行き来が多いな。移動が楽だから説が高いけど。んで、レッドにてROGER JOSEPH MANNING JR.を観る。ロジャーといえば、元ジェリー・フィッシュなわけで、もう極上のポップソングが目白押し。メロディがはっきりしていて初めて聴いてもすんなり聴ける聴きやすさでした。


 そしてまたグリーンに移動しJETを。ジェットってなかなか新作出さないので、観ようか迷ったけどほかに見るものがなかったもので。i-podのCMに使われ、ジェットのブレイクのきっかけになった「Are You Gonna Be My Girl」はもちろん大盛り上がり。ま、そのほかは若干だれた感じは否めなかったけど。


 ジェットを途中で切り上げ、初日のレッドのトリ、THE ZUTONSへ。先ほどアコースティックライブは見たけど、やっぱりフルバンドで観たくて。2年前のフジでは5分ほどチラ見することしかできなかったし。

 そんなズートンズ、やっぱ最高。雑食サウンドにソウルフルな歌。そして、このバンドの強みといえば、紅一点アビ嬢がいること。その華のあるステージアクション、ルックスだけじゃなく、そのサックスの音がインパクトがあって良い。一番最後、ステージ前方のお立ち台みたいなとこでメンバーが踊りまくって大盛り上がりでライブ終了。


 ズートンズの余韻に浸りつつも、メインのトリ、FRANZ FERDINANDを見にグリーンへ。もうすでにライブは始まっていました。ステージ前に歩いてる途中に早くも「Do You Want To」が。それから続々と踊れて楽しい曲の連発。

 自分の好きな「Take Me Out」を中盤に。やっぱこの曲が一番だ。変な曲なのにポップで楽しい。そして、アンコールも含め約1時間半のライブは大盛り上がりで終了。

 と、ここまで書いてきて凄く楽しかったんですが、やっぱり何かフランツがトリってしっくり来ない。好きか嫌いかと問われれば「好き」って答えるけど、トリかトリでないかといえば「トリではない」って答える。この辺はフジロックに対する考えかたの違いによるものなのでしょうがないけど。


 フランツのアンコールをステージ後方で見て、終わると同時に急いでホワイトへ移動。もちろん、再結成MADNESSを観る為。んで、到着してみると、かなりの人が踊りまくってました。自分もその中に入り楽しんでると、程なくしてメンバーが下がってしまいました。

 早すぎるよと思ってたら、Trojansのギャズ・メイオールが出てきて、客をあおりまくりアンコールへ突入。それからがほんともう楽しかった。スカを貴重とした陽性なサウンド。客も全員楽しそう。メインのグリーンとは違って、他のステージのトリってそのバンドが好きな人が集まってる感じがしていいね。

 ステージ上を見ると、あの名トロンボーニストのリコ・ロドリゲスまでいたりしてかなり豪華。最近Ricoの昔のCDを買ったばかりだったので、特にリコのトロンボーンが聴けてうれしかった。そして、数度のアンコールの最後は昔日本のCMでも使われた「In The City」を。もう会場は大盛り上がりで終了。途中からしか見てないけど、今日のベストアクトのひとつには確実に入るライブでした。

 
 マッドネス終演後、混雑の中宿へ。もうすでに皆もどってました。わけあって風呂に入れないとのことなので、体を軽く拭いて、寝酒を飲んで就寝。こうして初日は終了。


 初日を振り返ってみると、心配された雨もほんのちょっとだけぱらついただけで、雨具も必要なく快適な一日だったなと。疲労もあまりたまってないし、明日もまた楽しむぞ。


初日のタイムテーブル
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2006年07月28日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '06
  3. Fuji Rock Festival '06 前夜祭

 今年もフジロックの季節がやってきました。春から社会人になり、フジに行く暇があるのか心配でしたが、無事に休暇がとれ、今回も4泊5日でフル参加!!フジに参加するのは7年連続7回目。フル参加は3年連続4回目。


 しかし、前夜祭から気合入れていくぞー!!って感じだったのですが、お昼に仕事を終えた後、いろいろ必要なものを買うために買い物をしてたら、新幹線で東京を出発できたのは結局夕方。

 
 新幹線に揺られること2時間弱で越後湯沢到着。去年は売り切れで買いそびれたパンフレットを今年は早々に駅で購入し、シャトルバス乗り場へ。時間的にピークではなかったはずだけど、それでもなかなかの行列。ピークじゃないだけにバスの本数が少なくかったからってのもあったかも。


 無事にシャトルバスに乗り込みいざ苗場へ!そして、バスに揺られること40分ほどでいよいよ会場に。今年も道路から会場全体を見下ろせるとこまで来ると一気にテンションが上がりました。


 さてさて、今回のフジロックは大学の同期とか先輩等と6人で参加。前夜祭から前乗りするのはそのうち自分を含めて3人・・・なんですが、2人は夜遅くにしかこれないとのことなので、大きな荷物を持ったまま1人会場へ。


 着いたのが、もう夜の9時頃だったので、前夜祭はもうすでに始まっていたため、リストバンド交換のとこもすいていてスムーズにリストバンドを手に入れ、いよいよ場内へ突入。1年ぶりのフジロック、いよいよ開始!!


 早速、オアシスエリアを通り、まっすぐRED MARQUEEへ。前夜祭恒例の盆踊りとか抽選大会とか早食い大会とかはすべて終了していて、もうすでにライブが開始されてました。


 自分が着いたときに演奏していたのは、FLOGGING MOLLY。レッドに向かってる途中からパンキッシュなアイリッシュ・サウンドが聞えてきて凄く楽しそう。レッドからは汗まみれの人が飛び出してきたりして、盛り上がってるのがわかりました。


 自分はというと、荷物を持ってるということもあり、軽く飯をくいつつ(肉をナンで挟んだようなヤツ)外で観戦。


 ほどなくしてライブが終了し、DJ MAMEZUKAのDJがスタート。ちなみに以後、去年同様に各ライブの合間はこの人のDJでつながれてました。相変わらず、ベタな選曲で盛り上げてたなぁ。


 お次のライブは少年ナイフ。今年は本編に出演せず前夜祭のみの参加。と、いうわけで貴重なライブを。演奏も歌もお世辞にもうまいとはいえないけど、楽しくていいライブ。MCもほのぼのしてたし。日本が誇る世界的なバンドってのを意識させないところも良いよね。


 次はTHE FIRE TUSK PAINPROOF CIRCUS。今回の前夜祭で唯一知らなかったアーティスト。どんなんだろうと見てたら、女の人が出てきて朗々とキャバレー音楽(そんなんあったっけ?)を歌い上げたかと思いきや、SMショーやら、ディスティラーズの音楽に乗せてストリップっぽいことをやったりとやりたい放題でした。フジロックの10周年を祝うように日本語で「タンジョウビ、オメデトウ」とかいうMCもありました。


 そんな際物もありつつ、前夜祭のトリは明日のGREEN STAGEにも出演予定のTHE COOPER TEMPLE CLAUSE。クーパーといえば、5年前のフジロック'01で一度見たきりで個人的にかなり見たかったバンドです。しかも、あの時もこのレッドマーキーでのライブだったのですが、寝不足だったのと直前に酒を飲んだのも有りライブ中に半分くらい寝てしまった記憶が・・・。しかも、最前列で柵によっかかりながら。。。

 というわけで、今回はそのリベンジってことで。ちょうどあの頃は彼らがデビューしたての新人バンドだったんだけど、今回はもうばっちり中堅って感じの貫禄のあるライブでした。1stが好きで2ndは聞いてなかったので知らない曲が多かったけど(新曲もやってたらしい)なかなかカッコよかった。最後は1stから「Panzer Attack」でシメ。


 クーパーが終わる頃にはすでに0時。それから程なくして合流予定の2人も苗場に到着し、宿(会場から超近い)へ。去年は4泊5日キャンプをしたんだけど、今年は先輩が宿を提供してくれたので。


 宿に着いて酒を飲んだり、布団の準備などをして3時過ぎ(4時頃)就寝。

 さ、明日からいよいよ本番。天気とかも気になるけど、とりあえず寝て体力をつけなければ。

 3日間楽しむぞ!っと。

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2006年07月27日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. あ、 / bonobos (あ、うん 収録)

 あぁ、見えないものに頼ってばかりいる
 幸せのかたちなんてどうでもいいのにね♪


 bonobosボノボ)の3rdフルアルバム『あ、うん』の1曲目"あ、"。スカパラのメンバー(北原雅彦:トロンボーン、NARGO:トランペット)参加曲。

 プロデュースは前作同様、bonobos&朝本浩文。生音とバックにある味付け程度のプログラミングサウンドがこれまた心地よい曲です。

 タイトルの「あ、」は「気付き」の「あ、」でしょうか?とにかく歌詞がいいので、歌詞にも注目。

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THANK YOU FOR THE MUSIC / bonobos (electlyric 収録)
あの言葉、あの光 / bonobos (electlyric 収録)
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VINTAGE × DI : GA 2005@CLUB QUATTRO(チャットモンチー、bonobos、Sparta Locals 他)
on and on / bonobos (あ、うん 収録)
Beautiful / bonobos (あ、うん 収録)
GOLD / bonobos (オリハルコン日和 収録)

カテゴリ : 邦楽 (2000年代) ・ comments(0) K 
2006年07月26日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. Beautiful / bonobos (あ、うん 収録)

 夕暮れまぎわ きみの完璧なその笑顔
 ほんのひとときが永遠に ぼくの心ふるえてた♪


 bonobosボノボ)、超名曲「THANK YOU FOR THE MUSIC」を含む「electlyric」から約1年で発表された最新3rd『あ、うん』からの先行シングル"Beautiful"。

・bonobos - Beautiful


 ゆったりとしたレゲエのリズムに絡むアコギのカッティング、Vo.蔡忠浩の声、全てが心地よいラブソング。

 若干イントロがコーネリアスの「スター・フルーツ・サーフ・ライダー」に似てなくもないけど、そんなことどうでもいいですね。

 名曲です。

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カテゴリ : 邦楽 (2000年代) ・ comments(0) K 
2006年07月25日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Teen Age Riot / Sonic Youth (Daydream Nation 収録)

 We're off the streets now. And back on the road. On the riot trail♪

 USオルタナシーンのゴッド・ファーザー、SONIC YOUTHソニック・ユース)のインディーズ時代を締めくくった1988年発表、LP2枚組の大作となった傑作アルバム『DAYDREAM NATION』(全英99位)の1曲目を飾る名曲"Teen Age Riot"。

・Sonic Youth - Teenage Riot


 抑えられたギターの音とキム・ゴードンの囁くような歌に導かれ始まる導入部から、一気にギターがドライブして行きサーストンの歌が始まる展開。決して派手さはないけど、冷たく熱い感じがすごくカッコイイ曲です。歌詞はなんだか難しいけど若者の迸る熱を感じますね。ちなみにサーストン・ムーア曰く「(ダイナソーJR)のJ・マスキスが大統領のファンタジーの世界」について書いたそうです(なんじゃそりゃ笑)。

 この曲のミュージックビデオはバンド自ら製作していて彼ら自身が影響を受けた人物などの映像がコラージュされています。もちろんJ・マスシスも登場しますよ!上のYouTubeでご丁寧にリストアップしてくれている人がいたので引用させてもらいます。

1. SY like Ciccone Youth (old video footage)
2. Writer and music critic Harvey Pekar (on Letterman)
3. Dennis Wilson (The Beach Boys, hitting the drums)
4. very young Joni Mitchell (It seems, but it isn't Nico)
5. German musician, producer, actor, etc Blixa Bargeld, in a long footage (Einsturzende Neubauten¥ The Bad Seeds, 3:43 It's NOT Sid Vicious, It's NOT Sid Vicious!!!!!!!!!!!!!)
6. German actress Nastassja Kinski (''Paris¥Texas'' footage. SY almost got sued by german director Wim Wenders, but everything ended well)
7. Jad Fair (Half Japanese)
8. Patti Smith (several times!)
9. Mark E. Smith (The Fall)
10. Henry Rollins (and The Black Flag, many times)
11. Daniel Johnston (playing accoustic guitar)
12. Neil Young
13. Sun Ra
14. Mike Watt playing an imaginary guitar (Minutemen/Firehose)
15. Iggy Pop (several times, solo and I think, maybe, from some old footage of The Stooges too, I am not sure)
16. Ian MacKaye (Minor Threat¥Fugazi)
17. actor¥writer¥director¥Woody Allen fave, Alan Alda
18. The band MC5
19. The band Kiss, playing and dancing
20. Johnny Thunders (New York Dolls¥The Heartbreakers)
21. D. Boon (Minutemen¥ The Reactionaries, walking on a crowd)
22. young Nick Cave (3:35)
23. J. Mascis (Dinossaur Jr.) hitting
24. Lou Barlow (Sebadoh¥Folk Implosion¥Dinosaur Jr.)
25. Susanna Hoffs (1:46 in a Bangles video). Susanna is a real punk¥alt country rock pioneer from Southern California, important figure from the movement Paisley Underground, with Kendra Smith, Rain Parade, David Roback and Hope Sandoval)
26. Elvis Presley dancing
27. Novelist, short story writer, essayist, painter, ''father - or grandfather - of Counterulture'', William S. Burroughs. He worked as a sponken word artist with many bands¥musicians (3:31)
28. comedian ''Pee-wee Hermann'' (Paul Reubens)
29. singer¥songwriter¥actor Tom Waits
30. Legend Richard Hell
31. Writer Jack Kerouac
32. Underground fillmmaker and photographer Richard Kern
33. Legendary Lydia Lunch
34. At 0:12, the classic formation of the band Pussy Galore, with Jon Spencer (from the well-known Blues Explosion, and the bassist Cristina Martinez (Boss Hog)
35. Legendary Buffalo Springfield
36. Jeff McDonald (Redd Kross, 0:47)
37. 3:36 James Chance (saxophonist, keyboard player, songwriter and singer, legend from No Wave movement, frontman of Teenage Jesus and the Jerks, James White and the Blacks, The Flaming Demonics, James Chance & the Sardonic Symphonics, James Chance and Terminal City, James Chance and Les Contortions, and, of course, The Contortions)
And Reference to:
38. Butthole Surfers (in a poster)
39. Throbbing Gristle (in a t-shirt)

At 13 seconds, that's pussy galore
Sub Pop Records co-founder Bruce Pavitt @ :37


 アルバム全体を通して、これまでのソニック・ユースから考えるとかなりポップで聞きやすい。この後、メジャー・デビューを果たし、Nirvanaによるグランジ革命が起こる下地を作ったという意味でも彼らの偉大さがわかります。正に必聴盤。

 印象的なアルバムジャケットはドイツの画家・Gerhard Richterゲルハルト・リヒター)の1983年の『Kerze』(英語にすると「Candle」なのでロウソクですね)という作品が使われています。


Sonic Youth -『Daydream Nation』収録曲リスト
1. "Teen Age Riot"
2. "Silver Rocket"
3. "The Sprawl"
4. "'Cross the Breeze"
5. "Eric's Trip"
6. "Total Trash"
7. "Hey Joni"
8. "Providence"
9. "Candle"
10. "Rain King"
11. "Kissability"
12. "Trilogy"
 a) "The Wonder"
 b) "Hyperstation"
 z) "Eliminator Jr."
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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(She's In A) Bad Mood / Sonic Youth (Confusion Is Sex 収録)
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Thurston Moore@新宿MARZ (guest:灰野敬二、吉田達也)



(2017.03.23最終更新)
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2006年07月24日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. PRANGIN OUT / the streets (the hardest way to make an easy living 収録)

 With rational thout it would seem that I nead to be not doing the stuff that makes
 Death seem like an easier option I need a totally Trojan plan right now♪


 UKガラージ界のNo.1リリシスト、マイク・スキナーのソロユニット、The Streetsザ・ストリーツ)の3rdアルバム『the hardest way to make an easy living』の1曲目"PRANGIN OUT"。

・Prangin Out


 今作を聴いてまず最初に感じたのは、元々ポップっちゃポップだったけど、更に聴きやすくなったなぁってこと。この曲はテンポはゆっくり目だけど、コーラス部分とかがメロディアス。

 歌詞の方はこれまでの市井の人間(特に労働者階級)のことを歌ったものから、ポップスターとして一躍有名になった自分自身について物へ変わってます。

 テーマは変われど、そのストーリーテリング能力は相変わらずで、前作同様、アルバムを通して一つの作品になってて、さすがストリーツだなって作品になってます。

 ま、セレブならではの体験に基づいたのが多いので、これまでどおりの支持が得られるのかはわからないけど・・・

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2006年07月23日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (1990年代以前)
  3. ラブ・ミー・テンダー / RC サクセション (GREATFUL DAYS THE RC SUCCESSION 1981-90 収録)

 何 言ってんだー ふざけんじゃねぇー 核などいらねぇ♪  忌野清志郎仲井戸麗市という両巨頭を擁したロックバンド、RC サクセションのデビュー35周年を記念し、81〜90年までにリリースした楽曲の中から18曲を厳選したベスト盤の東芝EMI版『GREATFUL DAYS THE RC SUCCESSION 1981-90』収録曲"ラブ・ミー・テンダー"。 ・ラブミーテンダー / RCサクセション  エルヴィス・プレスリーのあの名曲を清志郎による日本語詞を載せてカヴァー。「Love me tender」の部分を「何言ってんだー」ってダジャレっぽくあててたりするんだけど、歌詞全体はかなり社会派の歌詞になってます。  RCでカヴァーといえば、「サン・トワ・マミー」なども有名ですが、その曲も今作に収録されてます。 【サイト内関連記事】 ・自由 / RC サクセション (GREATFUL DAYS THE RC SUCCESSION 1981-90 収録)Oh! RADIO / 忌野清志郎 (Oh! RADIO 収録)田舎へ行こう! Going Up The Country / 忌野清志郎 (ラフィータフィー 収録)
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2006年07月22日(土)