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  3. Somewhere, 1001 candles@東京建物 Brillia HALL (Spiritualized、ACIDMAN、SPIRITUALIZED、Carl Barat & Gary Powell) 感想&セットリスト

東京建物 Brillia HALLにて『New years eve GALA CONCERT Somewhere, 1001 candles』というイベントの初日(追加公演)に行ってきました。

Somewhere, 1001 candlesというイベントの看板

出演者は以下。

New years eve GALA CONCERT Somewhere, 1001 candles出演者一覧


ACIDMAN
SPIRITUALIZED
Carl Barat & Gary Powell (from The Libertines)
(ちなみに明日の2日目・大晦日は銀杏BOYZの峯田和伸とスピリチュアライズドの対バンです)

ジェイソン・ピアース率いるUKのスピリチュアライズドと日本のバンドACIDMANの2マンという不思議な組み合わせ。
さらに、直前になってカール・バラーとゲイリー・パウエルというザ・リバティーンズの二分の一というなんとも豪華なオープニングアクトが決定。
というわけでほぼそれにつられてチケット買って行ってきた。

ちなみにイベントの趣旨は、今年の4月にロンドンで開催したSOMEWHERE,という音楽祭でやった1001本のキャンドルを並べて行ったイベントを日本でも再現するっていうものらしい。

会場は今年できたばかりのホールで、正式には豊島区立芸術文化劇場でネーミングライツとして東京建物 Brillia HALLという名前になっています。
キャパは1300人といことでステージとの距離も近く、音響もしっかりしてそうで、実際今日の感じはすごく良かった。
Somewhere, 1001 candlesというイベントで行った東京建物 Brillia HALLの入り口

中に入るとステージ上にはイベントのコンセプト通りキャンドルがいっぱい。
(まぁ本物ではなく電気で光るやつでしたが。。。)

席に荷物を置き、外にバーカウンターがあったので、一緒に行った妻とワインをグラス一杯飲む。
うん、年末っぽい。

まずはCarl Barat & Gary Powell
今回は2人ということでどうするんだろうと思ってたら、日本から2(ツー)というバンドをやっている古舘佑太郎と赤坂真之介がギターとベースでサポートに入るということが事前に発表されてバンドでの出演となりました。
(古舘佑太郎はあの古舘伊知郎の息子ですね。前にやってたThe SALOVERSは結構好きでした)

予定の6時半を少し過ぎたところで暗転。
なぜかBen Folds Fiveの"Song for the dumped"(しかも日本語版"金返せ"の方)が丸々流れる。
この時点で軽くテンションが上がったところで、カール御一行さまが登場。
その姿を見るなり「かっこいいぃぃー」とリバでもカール派の妻のテンションが速攻でマックスに。
(序盤で早速革ジャンを脱いでさらに大興奮の妻)

それにしてもカールさん相変わらずシュッとしててかっこいいですな。
何気に過去にピート・ドハーティー抜きのリバティーンズ(2004年のフジロック)、Dirty Pretty Things(2006年のフジロック)Manic Street Preachersの前座(2010年)とカールを見る機会があったんだけど、最後に観てから10年もたったとは思えないね。

1曲目はDirty Pretty Thingsの"Deadwood"。
サポートに入る2人もちゃんとしててなかなかかっこいい。

東京建物 Brillia HALLで観たSomewhere, 1001 candlesというイベントで観たThe Libertinesのカール・バラーとゲイリー・パウエル

"So long my lover"では女性のゲストが出てきてデュエット。

会場には妻同様にテンション上がりまくったファンがカールに掛け声をかけてやり取りする場面もあったりとなかなか距離が近い感じで面白かった。

そこからリバの"Time for heroes"、Dirty Pretty Thingsの"Bang Bang you're dead"、ラストは極め付けの"Don't look back into the sun"をかましてあっという間に終了。
全然物足りない。
カールとピートの並ぶ姿も拝みたいし、こりゃ海外までリバティーンズ観に行くしかないか?!

最後は4人で前に出てきて肩組んで挨拶して帰ってった。
(ちなみにゲイリーは途中からアーセナルのユニフォーム着てた。スパーズ好きとしてはちょっと悔しい。。)

今日支払ったチケット代の9割くらいはこれでもう満足してしまったので、残りの2組は1年間頑張ってきた自分への年末のご褒美みたいなもんだ。

※セトリはまとめて下の方に記載

転換中、カール観て上がったテンションを落ち着かせるべく(?)ワインをもう一杯。

続いてACIDMAN
ACIDMANはフェスでチラッと見たことしかなくてちゃんと見るのは初と言ってもいいかも。

登場SE("最後の国"という彼らのインスト曲らしい)が流れるとカール&ゲイリーの時とは打って変わり、客席前方のお客さんが一気に立ち上がる。
今日はACIDMAN目当てのお客さんが一番多かったようです。

ちなみに登場曲"最後の国"ではリズムをとって手拍子をとるのが恒例らしいっぽいんだけど、私の席の近くにいたインド系の外国人のグループの人たちも一緒になって手拍子で盛り上がってたのはなんか嬉しかったな。
(ライブ中も途中から座ってられず立ち上がっって体を動かして盛り上がったりしてた)

そんなACIDMANの1曲目は"リピート"。
この曲、個人的には昔"赤橙"とおんなじくらいよく聴いてたのでいきなりやってくれて最高でした。

MCでは今日のキャンドルが配置されたステージについて「この雰囲気にのまれています」とボーカルの大木。
会場に合わせてセットリストも急遽変更したんだとか。
そのためか徐々に盛り上がっていく曲が多めだったかな。

1st以降の曲はあんまり聴いてなかったけど、どれも良かったので今度聴いてみよう。

ACIDMANが終わり、さらにワインを飲む。
「年末だから」という言葉を免罪符に。。

そして、最後はSPIRITUALIZED
スピリチュアライズドは何度か観たけど、今回はアコースティックセットということで一体どんな風になるのか期待と不安が入り混じった状態で臨んだ。

ステージに登場したのは、ジェイソンとキーボードのトム・エドワーズのみ。
どうやら2人でやるらしい。

スピリチュアライズドの曲以外にもダニエル・ジョンストンやスペースメン3時代の曲を織り交ぜたセトリ。
アコギとキーボード、時折ハーモニカなども加わって落ち着いた雰囲気。
ワインを飲み過ぎて気持ちよくなってたせいで、私は勝手に"宇宙遊泳"状態(笑)
めっちゃ気持ちよかった。

夢と現の間を漂っているうちにあっという間にライブが終了。
ある意味贅沢な聴き方をしてしまったけど、さっきも言ったとおり、カール&ゲイリーで元はほぼとったので今日は許してください。

ちなみにステージ後方は幕が降りててキャンドルは終始見えなかった。
途中から幕が上がって後ろにキャンドルとオーケストラが登場して・・・というようなライブを想像してたので拍子抜け。
「これが"ステヤン"というやつなのか」と妙に納得した。

この先はライブレポと関係ないので読み飛ばしてもらって構わないけど、今回チケット代5000円のB席というものを購入。
当日引き換えと書かれていたので、会場に行って引き換えてみると、「S席12,000円」となっているところが横線引かれて、B席ってスタンプが押してあった。
個人的にはラッキーだけど、最初からS席を買った人になんだか申し訳ない。。。
後、カール&ゲイリーも急遽直前に決まって、開園時間前に出ること知らなくて見逃した人もいたらしい。
主催者側はもうちょっとしっかりやったほうがいいかもね。

とりあえず、明日の本公演に行く人がストリングス入りのスピリチュアライズドを観れることを祈ってます。

以下、セットリスト。

2019.12.30 new years eve GALA CONCERT Somewhere, 1001 candles@東京建物 Brillia HALL Setlist

・Carl Barat & Gary Powell setlist
01. Deadwood (Dirty Pretty Things song)
02. Glory Days (Carl Barât and The Jackals song)
03. So long my lover
04. Time for heroes (The Libettines song)
05. Bang Bang you're dead (Dirty Pretty Things song)
06. Don't look back into the sun (The Libettines song)

・ACIDMAN setlist
01. リピート 
02. ストロマトライト
03. spaced Out
04. 世界が終わる夜
05. MEMORIES
06. ある証明

・SPIRITUALIZED setlist
01. Rock & Roll
02. The Morning After
03. Sitting on Fire
04. True Love Will Find You in the End (Daniel Johnston cover)
05. Walking With Jesus (Spacemen 3 cover)
06. Feel So Sad
07. Lay It Down Slow
08. Baby I'm Just a Fool

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2019年12月30日(月)

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