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King Crimsonキング・クリムゾン)の3年ぶりの来日公演『KING CRIMSON UNCERTAIN TIMES JAPAN TOUR 2018』の14日目、東京公演最終日、および追加公演の2つ目である12月19日(水)公演に行ってきました。

King Crimson 2018来日公演フライヤー

今回の来日メンバーはこのような感じ。

Robert Fripp(ロバート・フリップ、Guitar)
Jakko Jakszyk(ジャッコ・ジャクスジク、Guitar, Vocals)
Mel Collins(メル・コリンズ、Saxes, Flute)
Tony Levin(トニー・レヴィン、Basses, Stick, Backing Vocals)
Pat Mastelotto(パット・マステロット、Acoustic And Electronic Percussion)
Gavin Harrison(ギャヴィン・ハリソン、Acoustic And Electronic Percussion)
Jeremy Stacey(ジェレミー・ステイシー、Acoustic And Electronic Percussion, Keyboards)
Bill Rieflin(ビル・リーフリン、Mellotron, Keyboards, Fairy Dusting)

トリプルドラムという「なんじゃこりゃ〜」インパクトはそのままに、さらに1人増えて8人編成に。
前回はドラムだったビルが一時バンドを離れていた間に代打で入ったジェレミーがその座に収まり、戻ってきたビルはキーボードに転向というアクロバティックな人事からしてプログレッシブ!!

King Crimson 「UNCERTAIN TIMES JAPAN TOUR 2018」 セットリストまとめ

定刻の5分前くらいになんとか会場に入り、席に着く。
前回は1階席だったけど今日は2階席。
距離は遠いけれど、全体がよく見渡せてなかなか良席。

日本語の後、フリップさんと思しき英国アクセントで「撮影録音はダメよ、写真はトニー・レヴィンが撮ってる間だけはオッケーよ」という内容のアナウンスが流れる。

そして、ほぼ開演時間通りに暗くなり、シックな衣装に身を包んだメンバーが登場。
定位置へ。
下段にならんだ3台のドラムには左からパット、ジェレミー、ギャヴィンと座り、上段は左からメル、トニー、ビル、ジャッコ、そして一番端にロバート・フリップ御大が鎮座ましますという並び。

King Crimson 2018来日公演、東京最終日bunkamuraオーチャードホール

まずは挨拶代わりの1曲目"The Hell Hounds of Krim"。
今回はこちらのセトリ一覧を見てもらえばわかるけど、オフィシャルで作られているセットリストの紙には第1部と第2部それぞれ最初に「DRUMSONS〜〜」が演奏され、その「〜〜」の部分は日によってテーマがあるのか毎日変わるというもの。(後で確認すると本日はただ「DRUMSONS」として書かれてなかった。。。)

というわけで、アドリブが満載(たぶん)のドラム三重奏を堪能し、いよいよ本編。
いきなり"太陽と戦慄 パートII"でガツンとやられる。
「なるほど、そうきたかぁ」なんて余裕をかます暇もなく手に汗握る緊張感と興奮が押し寄せる。
激しいリフとメルのサックスが吹き荒れる!

続いて始まったのが"エピタフ(墓碑銘)"。
どうやらメロディアスな曲ではトリプルドラムではなく、ジェレミーはキーボードにスイッチするみたい。
ジャッコの歌声も素晴らしい。
それとともにグレッグ・レイクもジョン・ウェットンも亡くなってしまったんだなぁ、としんみり。

"Neurotica"、"The ConstruKction Of Light"とリズムと反復のサウンドが印象的なサウンドが続いた後は、組曲"Lizard"の中から"The Battle of Glass Tears"(戦場のガラスの涙)のパートの3曲。

荘厳に歌い上げられる"夜明けの歌"から始まり、吹き荒れる暴風のような"最後の戦い"、ロングトーンのギターが鳴り渡る"ルーパート王子の嘆き"と聴きどころ多し。

と、まぁここまでも最高だったんだけど、ポストパンク/ニューウェーブが好きな私には続く2曲"Discipline"、"Indiscipline"が聴けたのが何よりも嬉しい。
2015年のツアーの時には"Neurotica"も含めセットリストにこの時期の曲はなかったのに、『ディシプリン』ばかり聴いてた時期があったな。
で、トリプルドラムでどうやって表現するんだろうと思ったけど、気づけばフリップ先生のギターを弾く指元ばかりに集中しちゃってあんまり覚えてない(笑)

再び時代が遡り『クリムゾン・キングの宮殿』コーナー。
"ムーンチャイルド"を朗々と歌い上げ、トニーの「コンバンワー」も飛び出したベースソロ、ビルのメロトロン、獰猛にディストーションの効いたギターを鳴らすフリップ、ジェレミーのピアノと即興を挟んで"The Court of the Crimson King"(セトリでは「ITCOTCK」と表記されてた)へ。

またまた2015年に話をして申し訳ないけど、この曲は必ず聴けるだろうとたかをくくっていたら、なんと全10公演の中で唯一私が行った日だけやらなかったので、やっとやっと念願の宮殿なのです。

いやぁ良すぎるでしょ、これは。
ベタベタにキャッチーなのに、これぞプログレ!っていうね。
ブレイクの後のコーダがまたたまらなかった。

スタンディングオベーションの中、第1部終了。

ここから約20分の休憩へ。
男子トイレの大行列(メタル系のライブとかでもよくある感じ)で、用を足すだけでほぼ休憩が終わった。。

そして、第2部へ。
こちらもDRUMSONSということで"Devil Dogs Of Tessellation Row"からスタート。
三者三様のドラミングが一つになる現クリムゾンの象徴するような瞬間が何度もやってくる。

ここから『ポセイドンのめざめ』パート。
"冷たい街の情景"と"ケイデンスとカスケイド"。
ついつい演奏ばかりに耳が行くけど、この対局の曲調である2曲を聴くとジャッコのボーカルがすばらしさがよくわかる。

ギターがたっぷりたっぷり楽しめる"Breathless"(ロバート・フリップの1979年リリースのソロアルバム『Exposure』収録曲)の後は、"堕落天使"が始まる。

そこからクリムゾンの中でとりわけ好きな『Red』の曲が続くかなと期待したけど、残念ながら叶わず。
でも"Fallen Angel"は前回聴けなかったので感涙モノでした。

"Easy Money"が終わり、じわりじわりと終盤に向けて進んでいく。
"Meltdown"から"Level Five"へと続く「Radical」パートへ(今日は"Radical Action 1"はなかった)。

まさに"ラジカル"な演奏から一瞬静寂が訪れ"Starless"が始まるところは鳥肌モノ。
それに応えるような客席からの拍手がまたたらまらない。

セットリストは毎日変わり、その日の朝に決めるなんて話もあるので、この流ればかりじゃないはずなのに完璧すぎてこわい。
徐々に照明が赤く染まっていく瞬間、感極まりこみ上げるものがありました。

ここで第2部本編が終わり、スタンディングオベーションの中去っていくメンバー。
鳴り止まない拍手に応えアンコール。

最後はもちろん"21世紀のスキッツォイド・マン"。
「もちろん」とかいいつつ、今日はこの曲は聴けないものだと思ってた。
今回のツアーでなぜか公演日が奇数の日(今日は19日で奇数)はこの曲やってなかったから。
なので、本編で"スターレス"が始まった時に、思わず「これはアンコールであれをやる!」と実はガッツポーズしてた。

ギャヴィンのドラムソロ、観客の雄叫び等々もあって大盛り上がりの演奏で約3時間(休憩20分)にわたったライブが終幕。

そして今回もまた一番最後までステージに残り、深々とお辞儀をして去っていくロバート・フリップさんが素敵でした。
それが見れただけでも良い年が越せそうです。

次のツアーはまた3年後とかになるのかな。
今回は前回聴き逃した宮殿だけじゃなく、『Discipline』期の曲も聴けて嬉しかったけど、"Red"も聴けなかったし、他の日にはやってた"One More Red Nightmare"はまだ1度も聴けてないし、振り返ると悔しいことも。
やっぱ1ツアー、3公演くらい行かないとダメだなぁと再認識。
それに、次もさらにパワーアップしてるんじゃないかと思うし。
ドラムカルテットとかになってたりして(笑)

後は、メンバー全員いいお歳なので元気でいて欲しいと願うばかり。
今日もメルさんが頻繁にティッシュで鼻かんでたし、体には気をつけて!

以下、セットリスト。

2018.12.19 King Crimson@Bunkamuraオーチャードホール Setlist

第1部
01. The Hell Hounds Of Krim
02. Larks' Tongues In Aspic Part
03. Epitaph
04. Neurotica
05. The ConstruKction Of Light
06. Lizard
Dawn Song, Last Skirmish, Prince Rupert's Lament
07. Discipline
08. Indiscipline
09. Moonchild
10. Cadenzas
11. The Court Of The Crimson King

第2部
12. Devil Dogs Of Tessellation Row
13. Pictures Of A City
14. Cadence And Cascade
15. Breathless
16. Fallen Angel
17. Easy Money
18. Meltdown
19. Radical Action II
20. Larks' Tongues In Aspic Part (Level Five)
21. Starless
---encore---
22. 21st Century Schizoid Man




King Crimson 「UNCERTAIN TIMES JAPAN TOUR 2018」 セットリストまとめ

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2018年12月19日(水)

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