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  3. Mitski@恵比寿LIQUIDROOM (guest:okada takuro) 感想&セットリスト

日米ハーフのシンガーソングライター、Mitskiミツキ)の来日公演を観に恵比寿のLIQUIDROOMに行ってきました。

Mitskiの恵比寿LIQUIDROOM公演に行ってきました

2016年に初来日ライブはしていますが、その時はソロアコースティックライブだったのでバンド編成では初の公演となります。

また、本日はゲストで元・森は生きているのOkada Takuroが出演。
ソロ名義のデビュー作『ノスタルジア』をリリースしたばかりですが、こちらもバンド編成では今日が初ライブなんだそうです。

まずはOkada Takuro岡田拓郎)。
(余談ですが奥田民生好きの私にはどうしてもOkuda Tamioと空目してしまう・・・)

バンドはギター×2、ベース、ドラム、コーラス(優河というシンガーソングライターでリードボーカルも何曲かとってました)という編成。
『ノスタルジア』を一応事前に聴いて、「これはライブだと絶対いいはずだ」と思ってたら、これがまた想像よりも良かった。
タイトルからも想像されるどこか懐かしさもあるメロディに、基本歌がメインでありつつ、ちょいポストロックな雰囲気。
時に激しく演奏されるのがライブならでは。
特にドラムが個人的に好みの叩き方だったのが良かったな。
(調べたら石若駿という人で、若いのにジャズシーンで結構活躍しているドラマーらしい)

どうやらバンド解散後はライブ自体やってなかったらしくMCでは「2年ぶりに人前で自分の曲を歌うので緊張してます」って言ってた。
次にどっかでまた見る機会があったら、絶対もっとかっこよくなっているはず。


セットチェンジがあり、ステージ上は一気にシンプルに。
上手にマイクスタンド1本とベース1本、下手にギター1本とエフェクター、後方にドラムという構成に。

20時になった頃、Mitskiとメンバー2人(ギターの人は彼女のプロデューサーのPatrick Hyland?)が登場。
音を確かめるように鳴らされるギターとドラムの中、声を確かめるようにMitskiがアドリブで歌い始める。
そこから出世作となった前作『Bury Me At Makeout Creek』からの"Francis Forever"がスタート。

ベースを弾きながらクールに歌うMitski。
基本的にコーラスなどはなく彼女の声一本勝負。

3ピースというシンプルな編成だけど、様々なエフェクターを駆使するギターと、時に打ち込みも使いインダストリアルな感じになるリズムという感じで一筋縄では行かない感じがかっこいい。

2曲終わり、『Puberty 2』の冒頭3曲を続けて演奏。
昨年、海外メディアで軒並み年間ベスト上位に選出された作品だけあって、始まった時の歓声も一際大きい。
"Happy"の後半、おもむろに前に出てきて跪きながらベースを弾くMitskiがかっこいいったらありゃしない。

"Townie"が終わりMC。
「ただいま、ミツキです。皆さん今夜来てくれて本当ありがとうございます」
と日本語で。

日本で幼少期を過ごしたとはいえ、こんなに普通に日本語を話せるとは思ってなかったのでちょっとびっくり。
日本をホームだと感じてくれているなら嬉しいね。
その後も「歌詞、英語ですみません」ってMCもありました。

MCが終わり"Your Best American Girl"が始まる。
この曲に込められた彼女の複雑な感情が溢れ出ているようで、聴いているとグッとくるものがあった。
特に、日本で歌うことに特別な思いもあるんじゃないのかな。

ちなみに彼女のライブを見ていて、2015年に同じくLIQUIDROOMで見たCourtney Barnettのライブを思い出した。
3ピースの女性ボーカルでオルタナサウンドを鳴らすという共通点があるけど、コートニーの方はユーモアとアイロニーが感じられるとこがあったのが全然違ってて面白いと思った。

後半、ニューウェーブっぽいギターが印象的な"I Will"、そしてリードドラムとも言えるドラムとフィードバック全開のギターが圧巻だった"Drunk Walk Home"が終わり、2人のメンバーが去ってMitskiがエレキギターを受け取ってソロ弾き語りへ。

"A Burning Hill"や"Last Words of a Shooting Star"などの静かな曲もいいけど、オープンチューニングでギターをかき鳴らし歌う"My Body’s Made of Crushed Little Stars"が最高にかっこ良かった。
「Kill me, Jerusalem」って歌詞のリフレインが強烈。

そして、「最後の1曲です。悲しいね。でも、終わる時はさらりと終わりましょう」と言って始まった"Class of 2013"。
スタジオ音源ではピアノで朗々と歌われるこの曲が、歪んだギターとともに絶唱へと変わる。
最後、ギターのピックアップに向けて歌う姿に痺れた!

宣言通りさらりとステージを去るMitski。
しかし、拍手が止まずアンコールで再登場。

「さらりと終わりましょうと言っときながらね(笑)」と笑顔を見せ、「これしか取り柄がないのでこれが仕事になってほんまによかった。皆さんのおかげです」と言ってバンド編成でもう1曲。

Personal Bestというイギリスのバンドの"This is What We Look Like"をカバー。
(「bandcampで後で探して聴いてね」言ってた→https://personalbest.bandcamp.com/track/this-is-what-we-look-like

なんか切ないポップロックって感じですごく良かった。

これにてライブ終了。
18曲もやって1時間弱。

演奏時間以上の濃密なライブでした。

以下、セットリスト。

2017.11.24 Mitski@恵比寿LIQUIDROOM Setlist
Mitski@恵比寿LIQUIDROOM公演のセットリスト
01. Francis Forever
02. I Don’t Smoke
03. Happy
04. Dan The Dancer
05. Once More to See You
06. Townie
07. Your Best American Girl
08. Thursday Girl
09. I Want You
10. I Bet on Losing Dogs
11. First Love / Late Spring
12. I will
13. Drunk Walk Home
---ソロ弾き語り---
14. A Burning Hill
15. My Body’s Made of Crushed Little Stars
16. Last Words of a Shooting Star
17. Class of 2013
---encore---
18. This is What We Look Like (Personal Best cover)

■Mitski JAPAN TOUR 2017 日程
11月24日(金)東京・LIQUIDROOM
 Guest: Okada Takuro
11月25日(金)京都・CLUB METRO

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Your Best American Girl / Mitski (Puberty 2 収録)
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2017年11月24日(金)

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