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  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2017)
  3. 汝、我が民に非ズ(町田康新プロジェクト)@神楽音 感想&セットリスト

東京・神楽坂に今年2017年5月末に新しくできたライブハウス、神楽音(KAGURANE)にて町田康の新プロジェクト、汝、我が民に非ズの「実演」を観てきました。

神楽坂の神楽音で町田康の新プロジェクト、汝、我が民に非ズの実演を見に行ってきた

ちなみに神楽音に行くのは初めて。
神楽音自体の説明も下の方にまとめてみました(神楽音へ

汝、我が民に非ズは2015年くらいから活動していて、メンバーはこんな感じ。

町田康 (Vocal)
野田博 (Sax)
大古富士子 (Key)
中村'JIZO'敬治 (Guitar)
瀬戸尚幸 (Bass)
米窪絵美 (Drums)

中に入るとキャパ80人という小さい会場で、ステージ寄りに簡易的な椅子が20くらい並べてあって、後ろ半分がスタンディングという形式。
すでに椅子は全部埋まってたので後ろの方の壁際で見ました。

時間がちょっと過ぎたところでフラッとメンバー登場。
コンビニの袋を手に現れた町田康はその袋からペットボトルの麦茶を取り出しサックスの野田に渡すというアットホームというかなんとも生活感あふれる感じでライブが始まる。

1曲目はサックスの音かなり効いたたファンキーな曲。
「情熱だけの人生」というフレーズが何度も繰り返されるなぁと思ってたらずばり曲のタイトルでした。

今回、彼の様々な音楽生活を通しても初めて実演を見たんですが、声のパンチ力がすごいですね。
失礼ながらこんなに歌える人だとは思ってなかったです。
昔のCD音源なんかより声が若々しい!

バンドは如何にも手練れといった趣で早々に今日はいい実演になる予感がしました。

ちなみに町田康は基本的に歌詞がプリントされたカンペを見ながら終始歌ってた。
最近だとよくiPadなんかを使ってるパターンが多いけど、紙ってところがまたいいですね。

何枚も重ねたプリントを持って歌う姿は、講演だったり大学の講義風にも見えました。

そして、曲もさることながらおしゃべりも面白い。
最初の一言「こんばんわ」から漂う近所の兄ちゃん感。
歌っているときの眼光鋭さとのギャップがいい。

曲紹介などありつつ、上海に行った時に人間って店があってそこで食べた人間豆腐っていうものが後から字面をみるとビックリしたって話や、雑誌とか新聞で近況なんて語ったりしている人がいるけど「ほとんどが自慢で恥ずかしい」といいつつ、自らは謙遜でもなんでもなく「毎日本を読んでいるだけなので近況はない」とかなんとか。

そうこうしているうちに30分ほどで演奏が終わり、休憩。
休憩があるとは思わなかったけど、これはこれで良し。

15分ほどあって後半戦。

後半も町田節を炸裂させながら進む。
「夕方は好きだけど夜は耐えられない」って話から"ひがくれ哀話"って曲に繋がったりと、音楽としゃべりが連動していく。

途中で、なぜか文章を書くコツ講座。
芥川賞作家によるコツ、まず1つ目は「外来語を使わない」
例えば「ライブ」ではなく「実演」とかいうとグルーヴが生まれるとのこと。
(というわけで本記事は「実演」と書いてみたってわけです。)

その2は、「普通に書く」。
これはたしかに言えるな。
その前に話してた「ポストロックってなんやと楽屋でずっと議論していた。ロックなんて曖昧なもののポストってなんやねん」って話から、「ロックもポストロックが普通になったらロックがポストロックになる」って。
字にするとなんだかかんだかだけど、直観としてはすごくわかりやすいね。

今日思ったんだけど、町田康の音楽自体も聞いてると意外と「普通」なんですよね。
なのに唯一無二感もすごい。

まぁ結局、普通にそういうことができるのが才能って感じもしますが。。

そうそう、勝手な主観だけど、今日演奏された曲のいくつかがユニコーンの『ヒゲとボイン』辺りと通じるものがあるな思った。

後半も盛りだくさんな中、ギターリフのかっこいい"白線の内側に下がってお祈りください"という曲で終了。

一旦下がってアンコール。
まずは告知から。
7月27日と9月1日にライブがあって、9月分の予約は7月20日からって話になり、「7月から9月のことを考えなきゃいけない」と嘆く。
ほんと「ものすごい速さで時が過ぎる」ね。

最初に演奏された"花の飛び"という曲は、起伏のある曲の構成にサックスの音も相まってなんだかキングクリムゾンを聴いているかのよう。

最後は"君が好きだった歌"を歌い上げ終演。

どうやらINUの"つるつるの壺"なんかもよく演ってるってのを小耳に挟んでいたので聴いてみたかったけど、それはまた観に来いってことで。

いやぁ楽しかった。
これは定期的にライブやってる高円寺にもいってみるしかなさそうです。

終演後、町田康の新著「ホサナ」のサイン入り本が売られていたので一緒に行った町田康が好きすぎる妻が迷わず購入。
町田康の新著「ホサナ」

町田康の新著「ホサナ」のサイン入り本

セットリストは6月30日の高円寺公演と同じと町田康が言っていたので調べたらこちらのブログにセトリが載っていたので借用させていただきます。(一部変更しております)

2017.07.05 汝、我が民に非ズ(町田康新プロジェクト)@神楽音 Setlist

01. 情熱だけの人生
02. かくして私の国家は滅んだ
03. 人間のささげもの
04. (不明)
05. 試される愛と意思
06. あいぜんテロル
07. (不明2)
08. 手紙節
---休憩---
09. だから君は今日も神を見る
10. RB
11. ひがくれ哀話
12. リターン
13. 貧民小唄
14. 夏の午後
15. 風の中の君
16. いろちがい
17. つらい思いを抱きしめて
18. 白線の内側に下がってお祈りください
---encore---
19. 花の飛び
20. 君が好きだった歌

神楽音とは

オフィシャルサイトよりかいつまんで説明)
ミュージシャンとして活動しながら、kilk recordsやライブハウス“ヒソミネ”を運営してきた森と、
レコーディングスタジオ“アソルハーモニクス”を運営してきた森が出会い、
ヒソミネの「非ライブハウス空間、ノルマ無し、プロジェクター照明」
アソルハーモニクスの「極限までの音質の追求、アーティストホスピタリティ」
それらを継承し、併せ持ったのが“神楽音”とのこと。

キャパは80人。サウンドシステムは300人クラス。
プロジェクターは6500ルーメン。

ライブアクトを中心とした“神楽音”
クラブアクトを中心とした“KGR(n)”
という2つの顔を持っています


神楽坂の駅、飯田橋寄りの改札からほど近い場所にあり、ビルの1階の奥の方の螺旋階段を降りると入り口。
神楽坂のライブハウス神楽音へ降りる螺旋階段

神楽坂のライブハウス神楽音の入り口

中に入るとバーカウンター。
ドリンクチケットのバッチはこんな感じ。
神楽坂のライブハウス神楽音のドリンクチケットバッチ

お酒は基本、グラスなのでライブを見ながらだとちょっと落として割ってしまいそうなので注意が必要。

ステージの大きさはキャパ80人ってことでメンバーが6人もいたらいっぱいいっぱいって感じでした。
神楽坂のライブハウス神楽音のステージ

音はなかなか良かったです。
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2017年07月05日(水)

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