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  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2016)
  3. 『Sunday Special』@Tokyo Dome City Hall (Travis、Ben Watt Band、John Grant、Lapsley) 感想&セットリスト

『Hostess Club Weekender』などを手がけるレーベル、Hostess Entertainmentが新たに手がけるイベント『Hostess Club Presents Sunday Special』に行ってきました。

Hostess Club Presents Sunday Special

第1回目になる今回の出演者は以下の4組。

Travis
Ben Watt Band feat. Bernard Butler
John Grant
Låpsley

会場はTokyo Dome City Hall(東京ドームシティホール)。
Weekenderの方はこれまで恵比寿ガーデンホールや新木場Studio Coastだったりしたのでまた新たな感じになっています。

まず先頭バッターはLapsleyラプスリー)です。

何気に今日一番見たかったアーティスト。
XL Recordings所属の女性シンガー。
「Next Adele」なんて言われているけど、3月に出たばかりのデビューアルバム『Long Way Home』を聴くとオーセンティックなスタイルのアデルに比べると歌を主にしつつも、もっとクラブ寄りのサウンドで結構ツボでした。

薄手のロングコートをまとったラプスリーは男性バンドメンバーを3人引き連れ登場。
シンバルやドラムパットでメインのビートを刻むメンバー(この人がラプスリーとアイコンタクトを取りながらライブを進めていました)に、シンセをメインに操るメンバー、打ち込み系の機材とベースを弾くメンバーという構成。

"Falling Short"からライブがスタートし、19歳とは思えない貫禄も漂わせながら(時に見せる笑顔は結構カワイイ)軽やかに、時にしっとりと歌う。
マイクも2種類使い分けて、1人で2声を操る。
1曲だけキーボードを弾きながら歌う場面も。

初来日で桜を楽しみにしてたらしいけど、ちょっとだけ時期が遅かったのは残念。

最後は"Hurt Me"で締め。
期待に違わぬアーティストでした。


次はJohn Grantジョン・グラント)。

もともとThe Czarsってバンドをやってた人で、ソロになってからも昨年出た『Grey Tickles, Black Pressure』で4作目というなかなかのキャリアを持っている人。
今作で晴れて日本盤も発売されたというタイミングでの来日です。

失礼な話、今日の出演者の中で一番期待していなかった(というかあまり知らなかった)アーティスト。
が、一番の衝撃と感動をもらったライブでした。

まずはシンガーソングライター然とした曲を歌ってたんだけど、徐々に曲がダンサブルだったり突然ヘヴィーになったり思わぬ展開を見せていく。
50歳にも近い恰幅の良い大柄なオッサンの踊るダンスがこんなに素敵だとは!って感じの動きも良かった。
真っ赤や青などのシンプルなスクリーンをバックにメンバーの影が映ったり、上から吊るされたミラーボールの光が反射して視覚的にもグッド。

バンドメンバーも手練れって感じで最高で、その中でもドラムの人の叩き方がすごくかっこ良くてずっと見てたんだけど、この人が元Siouxsie & the BansheesのBudgie(バッジー)だということを後から知りました。。

もっとアルバムを聴き込んでまたライブを見たい!


ここで余談。
今回会場が東京ドームシティホールってことで私は家も割と近いし、ライブ間の待ち時間も外に出てぷらぷらできるし(今日は何と言っても桜花賞の日だったのでWINSに行ってました)、すごく良かった。
HCWもここでやらないかなぁ。

外に出て戻ってきたら入り口のところでちょうどトラヴィスのサイン会中でメンバーを間近で見れた!
(さっきはラプスリーも見れました)


後半戦。
Ben Watt Band feat. Bernard Butlerです。

言わずと知れたEverything But the Girlベン・ワットさん。
2014年のサマソニでも見ましたが、元Suedeのバーナード・バトラーと一緒に来日です。
その時は2人だけでしたが、今回はドラム、ベースを従えたバンド編成。

基本的にはベン・ワットの歌をメインにしているのはもちろんだけど、やっぱり目と耳が行くのはバーナードさん。
20年以上までのスウェード時代と全く変わってないルックス。
ピックを使わずフィンガーピッキングで奏でるギターが艶めかしいこと。
アームを多用して時に激しく弾き、曲に彩りを加えていく。

リズム隊もベテランの人たちですごく心地よい音を鳴らしてた。

って、ほとんどベンさんのことに触れていませんが、すごく良いライブでした。


さてさて、最後はTravisトラヴィス)です。

つい先日、20周年を飾る今年のフジロックへの出演も決まりましたが、過去に2008年2014年のフジロックで見ているので屋内でライブを見るのは2007年のサマソニ以来です。

スティーヴ・ライヒ的なミニマルミュージックのようなSEが流れてメンバー登場。
Fran Healyは思ってたよりもヒゲが伸びてなくて、少しだけ若々しさが戻った感じ。

1曲目は今月発売の新作『Everything At Once』でも1曲目を飾る"What Will Come"でスタート。
トラヴィスらしい大らかなメロディーのこの曲からノリの良い"Selfish Jean"になだれ込み歓声が上がる。

フランが「今日は古い曲と新しい曲をやるよ」とMCで。

すでに公開されてる曲以外では、"What Will Come"のほか、"Radio Song"、"Animals"、"Paralysed"、"Idlewild"を披露。

個人的には、激しいギターサウンドに「ウウー、ウウー!」ってコーラスの入る"Radio Song"と今度は「オーオーオーオー」とコーラスが入りフランのドスの効いた声が聴ける"Paralysed"がツボでした。

激しいといえば、今日のこのライブは今まで見た彼らのライブの中で一番ロックしてて、ギターのアンディは何度も床に跪いてギターをかき鳴らしてた。
(機材トラブルか何度もスタッフと演奏中に話てたのは気になったけど)

顔を真っ赤にして激しく演奏するアンディに対して、涼しい顔でベース弾き、"Moving"などで時に歌い上げるダギーという対照的な感じと、後方から安定したビートを提供するニールって感じで、個人的には何よりも良い曲を書くバンド(過去にメンバー自身の「バンドよりも曲が残れば良いという発言有」)ってイメージだったんだけど、こんなにバンドらしいバンドだったんだ!って20年近く聴いてきて今更ながら実感しました。

そんなことを考えながら"Driftwood"〜"Writing to Reach You"(これもギターが超かっこ良かった)という名曲の2連打には感涙を禁じ得ない。

後半は過去の代表曲を中心に進み、最初からずっとステージ上手に鎮座ましましてたバンジョーも"Sing"の大合唱でお役目を果たし、終盤。

新作収録の"3 Miles High"からの"Turn"の大合唱。
名曲すぎる。

これにて本編終了。
("Turn"の終盤にフランがアンディとダギーになにか耳打ちしてたんだけど、後からセトリの紙を見て、これで終わりにしようって言ってたんだなってわかった)


アンコール。
新作から"Magnificent Time"。
ミュージックビデオでメンバーの踊る陽気なダンスがありましたが、これを曲の途中でフランの指導の元、練習してみんなでダンス。
楽しかった!

今日がライブで初披露だったらしい。
元々はこれが本編最後の曲と予定されてたっぽいけど、もっとダンスが浸透して最初からみんなで踊れて、これが最後だと"Turn"で終わるのとライブの雰囲気が一気に変わりそうですね。
どっちも捨てがたい!

みんなで盛り上がった後は、今度はフランただ一人でアコギ抱えマイクを通さず地声だけで"Flowers in the Window"を弾き語り。
沁みる。

今日最後の新曲はアルバムタイトルトラック"Everything at Once"。
この曲に象徴されるようにホントに披露されたどの曲もライブ映えするものばかりですね。

最後のMC。
フランが「いつもならSee You、って言ってしばらく戻ってこれないけど、今度はすぐ7月に戻ってくるよ。フジロックでね」と。
さらにフジのポスターを見て、出演日(2日目、7月23日)はフランの誕生日だと気付いたらしい。

他にも今日の出演者について語って、「ブリットポップはオアシスやブラーで始まったと思われているけど、スウェードからだよ」とバーナード・バトラーへの賛辞を送ってた。
(ダギーのT in The Parkの話はよく聞き取れなかったんだけど、わかった人がいれば教えてください)

そんなこんなでオーラスは、今年のフジロックで雨をもたらすか、"Why Does It Always Rain on Me?"で締めくくりました。
いやぁアルバムもフジも楽しみだ!


というわけで、初開催の『SUNDAY SPECIAL』もこれで終了。
まさに特別な日曜日になりました。

以下セットリスト。

2016.04.10 Sunday Special@Tokyo Dome City Hall Setlist

・Travis Setlist
Hostess Club Presents Sunday SpecialでのTravisのセットリストです
左がフランorダギー側ので、右がアンディ側のセトリ。
01. What Will Come
02. Selfish Jean
03. Radio Song
04. My Eyes
05. Moving
06. Animals
07. Driftwood
08. Writing to Reach You
09. Paralysed
10. Idlewild
11. Side
12. Where You Stand
13. Sing
14. Love Will Come Through
15. Closer
16. 3 Miles High
17. Turn
---encore---
18. Magnificent Time
19. Flowers in the Window (フラン アコギ弾き語り)
20. Everything at Once
21. Why Does It Always Rain on Me?

・John Grant Setlist
01. Down Here
02. Grey Tickles, Black Pressure
03. Marz
04. Pale Green Ghosts
05. Snug Slacks
06. You And Him
07. Glacier
08. Queen of Denmark
09. GMF
10. Disappointing

・Lapsley Setlist
01. Falling Short
02. Painter
03. Cliff
04. Operator (He Doesn't Call Me)
05. Tell Me The Truth
06. Love Is Blind
07. Seven Months
08. Station
09. Hurt Me

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Hostess Club Weekender 2014.JUNE@新木場STUDIO COAST (Blonde Redhead、Simian Mobile Disco、SOHN 他) 感想&セットリ
The Beautiful Occupation / TRAVIS (12 Memories 収録)
Writing to Reach You / Travis (The Man Who 収録)
Why Does It Always Rain On Me / Travis (The Man Who 収録)
Closer / TRAVIS (THE BOY WITH NO NAME 収録)
J. Smith / Travis (Ode to J. Smith 収録)
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2016年04月10日(日)

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