中目黒にあるクラブ、Solfaに行ってきました。

お目当ては、79歳というアジア最高齢のDJといわれるおばあちゃんDJ、DJ SUMIROCK（DJスミロック）。

会場に入ってくる時からサングラスをかけ、足元もラバーソールでビシッと決めた出で立ちで登場。



時間になり、恒例となっている「鉄腕アトム」からプレイスタート。


出だしでちょっと躓き、彼女が通うDJスクールの先生に助けられる場面もありましたが、その後は所謂「つなぎ」も完璧。（カウントを取ったりしてる姿がカワイイ）

彼女の年齢を考えるとかなりアゲアゲな選曲ながら、「頑固なところもある」と先生に言われるくらいの拘りを持った「抑えるところは抑る」プレイも冴え渡る。


いやぁ79歳恐るべし。
ちなみにスクールに通い始めたのは70代になってからだそうです。

さらにこのスクールには「DJ SumZ」こと70歳のDJおじいちゃん、小熊進さんと言う方もいて、今日のこのイベントにも出てたらしいんだけど、見逃したのは残念。
人間、年齢でできることを自ら制限することがいかに意味のないことかわかりますね。
（ま、本人の資質、努力があってこそでしょうけど）


DJ SUMIROCK目当てで今日はテレビやらラジオやらがいっぱい取材に来てて（プレイ中に照明炊いたりとかかなりウザかった）、出番の後も取材を受けてたんだけど、その取材終わりで「今日は楽しかったです」と伝えて帰りました。
（その伝えてる様子もカメラで取られてて、そのテレビ局の人がスミロックに「良かったですねぇ」って言ってたのがなんかバカにしてるようでちょっとイラっとしましたが）


最後にDJ SUMIROCKこと岩室純子さんの昼の顔を紹介しておきます。

高田馬場に1954年からある老舗餃子屋「餃子荘ムロ」の女将で、そこで働いた後にできる趣味（夜遅くからできること）ということでDJを始めたそうです。
餃子もぜひ食べてみたいですね。

・餃子荘ムロHP：http://gyouzasou-muro.com/

ちなみに出身も馬場。
そういうこともあって、最初は必ず「鉄腕アトム」なのかと納得。

※手塚治虫の「手塚プロダクション」が高田馬場にあり、また「鉄腕アトム」で、お茶の水博士が長官を勤める科学省がある場所が高田馬場。