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Atoms For Peace@新木場STUDIO COAST (support act:ANSTAM) 感想&セットリスト
カテゴリ・タグ:LIVE (2013)
2013.11.23
ksmusic最新情報
Atoms For Peace(アトムス・フォー・ピース)のツアーファイナル(ジャパンツアーだけでなくワールドツアーファイナル)の新木場Studio Coast公演3日目に行ってきました。
一応メンバーを書いておくとこんな感じ。
トム・ヨーク (Vo、G、Keys、プログラミング) -Radiohead
フリー(B) - Red Hot Chili Peppers
ナイジェル・ゴドリッチ (プロダクション&プログラミング)
ジョーイ・ワロンカー(Dr)
マウロ・レフォスコ(パーカッション)
言わずと知れたレディオヘッドのフロントマンと、レッチリのベーシストという英米を代表するバンドのメンバーが集まるスーパーバンド。
2010年のフジロックでの来日も記憶に新しいですね。
その時は、トムのソロアルバム『The Eraser』をライブで再現する為に集められたバンドでしたが、今年バンドとしてのデビューアルバム『Amok』をリリースして、満を持しての再来日となります。
まずは前座のANSTAM。
ベルリン出身のエレクトロ系のアーティストらしい。
トムのお気に入りだとか。
映像も音も結構面白く、トムが好きそうだなぁとは思ったけど、結構わかりやすく、ある意味普通だったかな。
会場のスタッフや客のしゃべり声が大きくて、あまり集中して音を聴けなかったのが残念。
さてさて、いよいよAFP(って略すのかな?)。
ANSTAMの後、ちょっとフロアに余裕が出たので、前の方に陣取る。
近い!
この距離で、トムやフリーが見れるなんて。
レディへもレッチリも何度かライブ見てるけど、その2バンドともこの距離で見る事なんてあり得ない話だからね。
開演予定より5分ほど遅れて客電が落ち、メンバー登場。
トムヨークはここ最近のレディオヘッドの時と同じようにオールバックで後ろを縛る髪型。
AFPだとどうしてもあのタンクトップに立川談志のようなヘッドバンドをして、今いくよくるよのくるよ師匠の「どやさ、どやさ」みたいな踊りをしてるイメージが先行しちゃうんですが(笑)
ま、今の髪型も一時期の志村けんの様にも見えなくない・・・
おでこ広くなってるし。
ってくだらない話はさておき、ライブは"Before Your Very Eyes..."からスタート。
「ホントにトムがこの距離で歌ってるよー!」っていう感動は一瞬だけで、そこから後は、ひたすらパーカッシヴでダンサブルなロックサウンドに、それをさらに増幅させるような照明(LED?)もあって、その音と光の洪水に飲み込まれるようでした。
それにしても何と言ってもこのバンドはリズムが命。
これぞフリーとも言うべきベースと動きはもちろんですが、ドラムのジョーイ・ワロンカーに加え、パーカッションでマウロ(マウロの演奏を見てるだけでも楽しめるくらいいろいろな楽器を使ってた)が居る事によって全く別物になる。
最近のレディオヘッドがツインドラム体制に移行しているのも、トムの頭の中のサウンドを具現化するのにはもはや1人では限界に達したのかな。
ちなみにレディへの6人目のメンバーとも言えるプロデューサーのナイジェルは、プロダクション&プログラミングと担当はなっていますが、ギターを弾いたりしてサウンド全体を整える役割を果たしている感じでした。
ギターと言えば、このバンドでのメインギタリストはトムで、レディへの時もそうだけど、ただのリードギターでもただのリズムギターでもなく、その中間を行くような彼のギタースタイルは結構好きです。
そんなこんなでライブは進む。
トムも定番の「コンバンワー」(伝説のサマソニのMCを思い出すww)や「ゲンキデスカー」と日本語のMCも出てご機嫌なのがイイ。
(後は最終日なので「Last Show, Last Show, Last Show...」とか言ってました)
トム、フリー、マウロの3人が集まって踊ったりしてるのも楽しい。
トムのソロ曲もバンドの『Amok』も、共にライブ用にブラッシュアップされ、さらに強度を増したサウンドになっていて、ただ単に肉体感を得たとかいう言葉では表せないくらい、ライブならではの進化を見せていた。
"Cymbal Rush"で本編終了。
"Feeling Pulled Apart by Horses"から始まったアンコールでは、少し実験的なサウンドにシフトしたような気がした。
U.N.K.L.E.の"Rabbit in Your Headlights"とか懐かしかったなぁ。
"Amok"の後、2度目のアンコール。
ツアースタッフなどにも感謝を述べ、メンバー紹介の時にはトムが自身の事を、「ジャスティン・ビーバーです」と渾身の親父ギャグで紹介して、最後は"Black Swan"で終わりました。
次作や次のライブがあるかは全くわかりませんが、忘れた頃にでもいいので、またやってください。
あ、ライブ中に「レディオヘッドのライブを見たいなぁ」って思ったのは内緒です。
以下、今日のセットリスト。
2013.11.23 Atoms For Peace@新木場STUDIO COAST Setlist
01. Before Your Very Eyes...
02. Default
03. The Clock (Thom Yorke song)
04. Ingenue
05. Unless
06. And It Rained All Night (Thom Yorke song)
07. Harrowdown Hill (Thom Yorke song)
08. Dropped
09. Cymbal Rush (Thom Yorke song)
---encore1---
10. Feeling Pulled Apart by Horses (Thom Yorke song)
11. Reverse Running (Thom Yorke song)
12. Rabbit in Your Headlights (UNKLE cover)
13. Paperbag Writer (Radiohead cover)
14. Amok
---encore2---
15. Atoms for Peace (Thom Yorke song)
16. Black Swan (Thom Yorke song)
・Atoms For Peace Japan Tour 2013 日程
11/18(月)大阪 ZEPP NAMBA
11/19(火)大阪 ZEPP NAMBA
11/21(木)東京 新木場STUDIO COAST
11/22(金)東京 新木場STUDIO COAST
11/23(土)東京 新木場STUDIO COAST
【サイト内関連記事】
・Default / Atoms For Peace (AMOK 収録)
・Ingenue / Atoms For Peace (AMOK 収録)
・Harrowdown Hill / Thom Yorke (The Eraser 収録)
・There There. (The Boney King of Nowhere.) / Radiohead (Hail to the Thief 収録)
・my iron lung / RADIOHEAD (the bends 収録)
・PROVE YOURSELF / RADIOHEAD (PABLO HONEY 収録)
・POP IS DEAD / RADIOHEAD (POP IS DEAD 収録)
・ANYONE CAN PLAY GUITAR / RADIOHEAD (PABLO HONEY 収録)
・Where I End and You Begin (The Sky is Falling in.) / Radiohead (Hail to the Thief. 収録)
・ALL I NEED / RADIOHEAD (IN RAINBOWS 収録)
・RADIOHEAD Japan Tour 2008@大阪市中央体育館 初日 セットリスト
・RADIOHEAD Japan Tour 2008@大阪市中央体育館 2日目 セットリスト
・RADIOHEAD Japan Tour 2008@さいたまスーパーアリーナ 初日 セットリスト
・RADIOHEAD Japan Tour 2008@さいたまスーパーアリーナ 2日目
・RADIOHEAD Japan Tour 2008@東京国際フォーラム 初日 セットリスト
・RADIOHEAD Japan Tour 2008@東京国際フォーラム 2日目 セットリスト
・Lotus Flower / Radiohead (The King Of Limbs 収録)
・UNDER THE BRIDGE / RED HOT CHILI PEPPERS (LIVE IN HYDEPARK 収録)
・Can't Stop / Red Hot Chili Peppers (By The Way 収録)
・GIVE IT AWAY / RED HOT CHILI PEPPERS (BLOOD SEX SUGAR MAGIK 収録)
・Dani California / Red Hot Chili Peppers (Stadium Arcadium 収録)
・CHARLIE / RED HOT CHILI PEPPERS (STADIUM ARCADIUM 収録)
・RED HOT CHILI PEPPERS@東京ドーム
一応メンバーを書いておくとこんな感じ。
トム・ヨーク (Vo、G、Keys、プログラミング) -Radiohead
フリー(B) - Red Hot Chili Peppers
ナイジェル・ゴドリッチ (プロダクション&プログラミング)
ジョーイ・ワロンカー(Dr)
マウロ・レフォスコ(パーカッション)
言わずと知れたレディオヘッドのフロントマンと、レッチリのベーシストという英米を代表するバンドのメンバーが集まるスーパーバンド。
2010年のフジロックでの来日も記憶に新しいですね。
その時は、トムのソロアルバム『The Eraser』をライブで再現する為に集められたバンドでしたが、今年バンドとしてのデビューアルバム『Amok』をリリースして、満を持しての再来日となります。
まずは前座のANSTAM。
ベルリン出身のエレクトロ系のアーティストらしい。
トムのお気に入りだとか。
映像も音も結構面白く、トムが好きそうだなぁとは思ったけど、結構わかりやすく、ある意味普通だったかな。
会場のスタッフや客のしゃべり声が大きくて、あまり集中して音を聴けなかったのが残念。
さてさて、いよいよAFP(って略すのかな?)。
ANSTAMの後、ちょっとフロアに余裕が出たので、前の方に陣取る。
近い!
この距離で、トムやフリーが見れるなんて。
レディへもレッチリも何度かライブ見てるけど、その2バンドともこの距離で見る事なんてあり得ない話だからね。
開演予定より5分ほど遅れて客電が落ち、メンバー登場。
トムヨークはここ最近のレディオヘッドの時と同じようにオールバックで後ろを縛る髪型。
AFPだとどうしてもあのタンクトップに立川談志のようなヘッドバンドをして、今いくよくるよのくるよ師匠の「どやさ、どやさ」みたいな踊りをしてるイメージが先行しちゃうんですが(笑)
ま、今の髪型も一時期の志村けんの様にも見えなくない・・・
おでこ広くなってるし。
ってくだらない話はさておき、ライブは"Before Your Very Eyes..."からスタート。
「ホントにトムがこの距離で歌ってるよー!」っていう感動は一瞬だけで、そこから後は、ひたすらパーカッシヴでダンサブルなロックサウンドに、それをさらに増幅させるような照明(LED?)もあって、その音と光の洪水に飲み込まれるようでした。
それにしても何と言ってもこのバンドはリズムが命。
これぞフリーとも言うべきベースと動きはもちろんですが、ドラムのジョーイ・ワロンカーに加え、パーカッションでマウロ(マウロの演奏を見てるだけでも楽しめるくらいいろいろな楽器を使ってた)が居る事によって全く別物になる。
最近のレディオヘッドがツインドラム体制に移行しているのも、トムの頭の中のサウンドを具現化するのにはもはや1人では限界に達したのかな。
ちなみにレディへの6人目のメンバーとも言えるプロデューサーのナイジェルは、プロダクション&プログラミングと担当はなっていますが、ギターを弾いたりしてサウンド全体を整える役割を果たしている感じでした。
ギターと言えば、このバンドでのメインギタリストはトムで、レディへの時もそうだけど、ただのリードギターでもただのリズムギターでもなく、その中間を行くような彼のギタースタイルは結構好きです。
そんなこんなでライブは進む。
トムも定番の「コンバンワー」(伝説のサマソニのMCを思い出すww)や「ゲンキデスカー」と日本語のMCも出てご機嫌なのがイイ。
(後は最終日なので「Last Show, Last Show, Last Show...」とか言ってました)
トム、フリー、マウロの3人が集まって踊ったりしてるのも楽しい。
トムのソロ曲もバンドの『Amok』も、共にライブ用にブラッシュアップされ、さらに強度を増したサウンドになっていて、ただ単に肉体感を得たとかいう言葉では表せないくらい、ライブならではの進化を見せていた。
"Cymbal Rush"で本編終了。
"Feeling Pulled Apart by Horses"から始まったアンコールでは、少し実験的なサウンドにシフトしたような気がした。
U.N.K.L.E.の"Rabbit in Your Headlights"とか懐かしかったなぁ。
"Amok"の後、2度目のアンコール。
ツアースタッフなどにも感謝を述べ、メンバー紹介の時にはトムが自身の事を、「ジャスティン・ビーバーです」と渾身の親父ギャグで紹介して、最後は"Black Swan"で終わりました。
次作や次のライブがあるかは全くわかりませんが、忘れた頃にでもいいので、またやってください。
あ、ライブ中に「レディオヘッドのライブを見たいなぁ」って思ったのは内緒です。
以下、今日のセットリスト。
2013.11.23 Atoms For Peace@新木場STUDIO COAST Setlist
01. Before Your Very Eyes...
02. Default
03. The Clock (Thom Yorke song)
04. Ingenue
05. Unless
06. And It Rained All Night (Thom Yorke song)
07. Harrowdown Hill (Thom Yorke song)
08. Dropped
09. Cymbal Rush (Thom Yorke song)
---encore1---
10. Feeling Pulled Apart by Horses (Thom Yorke song)
11. Reverse Running (Thom Yorke song)
12. Rabbit in Your Headlights (UNKLE cover)
13. Paperbag Writer (Radiohead cover)
14. Amok
---encore2---
15. Atoms for Peace (Thom Yorke song)
16. Black Swan (Thom Yorke song)
・Atoms For Peace Japan Tour 2013 日程
11/18(月)大阪 ZEPP NAMBA
11/19(火)大阪 ZEPP NAMBA
11/21(木)東京 新木場STUDIO COAST
11/22(金)東京 新木場STUDIO COAST
11/23(土)東京 新木場STUDIO COAST
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・RADIOHEAD Japan Tour 2008@大阪市中央体育館 初日 セットリスト
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・RADIOHEAD Japan Tour 2008@東京国際フォーラム 初日 セットリスト
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・Lotus Flower / Radiohead (The King Of Limbs 収録)
・UNDER THE BRIDGE / RED HOT CHILI PEPPERS (LIVE IN HYDEPARK 収録)
・Can't Stop / Red Hot Chili Peppers (By The Way 収録)
・GIVE IT AWAY / RED HOT CHILI PEPPERS (BLOOD SEX SUGAR MAGIK 収録)
・Dani California / Red Hot Chili Peppers (Stadium Arcadium 収録)
・CHARLIE / RED HOT CHILI PEPPERS (STADIUM ARCADIUM 収録)
・RED HOT CHILI PEPPERS@東京ドーム