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  3. 第12回 東京JAZZ@東京国際フォーラム ホールA (Buena Vista Social Club、Lee Konitz、大江千里 他)

今年で12回目を数えるイベント、『東京JAZZ』に行って参りました。

私が観てきたのは、the HALL(東京国際フォーラム ホールA)の「JAZZ BEYOND」と題された回。

出演は、
Buena Vista Social Club featuring Omara Portuondo
Lee Konitz quartet
大江千里 Saturday Night Orchestra
の3組。

「JAZZ BEYOND」と言うだけあって、ジャズの向こう側、ジャズという枠を越えたラインナップですね。

ちなみに、他の回の出演者をいくつか挙げると、トニー・ベネット、ラリー・カールトン、デヴィッド・サンボーン、そしてチック・コリア等々、なかなか豪華な物になっております。
(ボビー・マクファーリン来日中止ってのもあり、昨年のオーネット・コールマンの来日中止の衝撃に続き、東京Jazzは呪われてるんじゃないかって思ってしまいますが・・・)


というわけで、以下、簡単にレポートを。


トップバッターは大江千里 Saturday Night Orchestra

メンバーはこんな感じ。
大江 千里(p)、 ジム・ロバートソン(b)、 レジー・クインネリー(ds)、 ジョナサン・パウエル(tp)、 ヤシーン・ボラレス(sax)、 エイドリアン・カニングハム(sax)、 ダニエル・バーニッジ(cond)、 クリス・ジョーダス(tp)、 マイク・ロドリゲス(tp)、 ルイス・ボニーラ(tb)、 フランク・コーエン(tb)、 ジャリール・ショー(sax)
Special Guests : シーラ・ジョーダン(vo)、 マット・ダスク(vo)

正直、大江千里と言えば条件反射的に"格好悪いふられ方"を頭に浮かべてしまいますが、2008年から、ニューヨークに渡りジャズを学び、2012年にジャズミュージシャンとして世界デビューしていたとのこと。
今回はジャズ・ピアニストとしての大江千里が、NYで活躍するミュージシャンたちと「ジャズの楽しさをわかちあう」スペシャル・オーケストラとしてのステージとなります。


ライブの方はオーケストラ形式の編成や、ピアノトリオ編成など曲によって形を変えて進行。
昨日(ちなみに大江千里の53歳の誕生日!)出たばかりのジャズアルバム『Spooky Hotel』の曲を中心に。
ホテルをコンセプトにしたアルバムで、大江自身はホテルのコンシェルジュの設定だそうです。

曲は正真正銘のジャズ。
歌とか歌うのかなって思ったけど、ピアニストに徹しておりました。

ヴォーカルは2人、ゲストで登場。
まずは、カナダの男性シンガー、マット・ダスク。
なかなかの伊達男でした。


もう一人は御年84歳になる、女性シンガー、シーラ・ジョーダン。
大江が大好きなシンガーで、今回共演する事になったのは、直接彼女のアパートを訪ねて、作った曲を聴かせて頼んだというエピソードを話していました。
そのとき、「なかなか良いけど、もっと良い曲にして2週間後に持ってきなさい」って言われたらしい。

それで共演をOKしてくれた彼女も、OKしてもらえた大江もすごいですね。

そんな素敵な共演はとても良かった。
特に、一番最後にやったブルース曲が最高でした。


結局、持ち時間を15分ほどオーバーして終了。



2組目は、リー・コニッツ・カルテット

メンバーは以下の4人。
リー・コニッツ(sax)、 フロリアン・ウェーバー(p)、 マット・ウィルソン(ds)、 トーマス・モーガン(b)

Lee Konitzと言えば、1940〜50年代のCool Jazz期を代表するアルトサックス奏者でマイルス・デイヴィスの『クールの誕生』にも参加している、今年で御年86歳になる超大御所です。

とはいえ、彼のリーダーアルバムは実は1枚も聴いた事ないので、逆にすごく楽しみにしていました。

出てくると、大御所にこんな言い方しちゃ行けないと思うけど、いい感じのおじいちゃんでした。
MCもお茶目な感じ。

真っ白な白髪と真っ白なジャケットがすごく合ってた。

彼の吹くサックスは優しく、とても心地よかった。
支える他の3人ももちろんすばらしく、特にドラムは、ドラミングをずっと観てるだけでも楽しかったです。


演奏時間は45分弱。
もっと聴きたい!と思うくらいあっという間でした。

「また来年!」って言ってたので、冗談ではなくホントに来て欲しいな。



最後は、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ featuring オマーラ・ポルトゥオンド

メンバーは以下の大所帯。
オマーラ・ポルトゥオンド(lead vo)、 ジーザス・アグイジェ・ラモス(tb,vo,MD)
グアヒーロ・ミラバール(tp)、 バルバリート・トーレス(laud)
ペドロ・パブロ(double bass)、 アルベルト・ラ・ノーチェ(bongos)
イダニア・ヴァルデス(vo,minor per)、 ローランド・ルナ(p)
フィリベルト・サンチェス(timb)、 アンドレス・コアヨ(congas/cajon/minor per)
カルロス・カルンガ(vo)、 ルイス・アレマニー(tp)
パピ・オビエド(tres)、 グアヒリト・ミラバール(tp)

言わずと知れたBuena Vista Social Club。
音楽も映画も好きだったので、今日はこれが一番のお目当てでした。

ちなみに11年前の第1回目の東京Jazzにも出演しており、その時のメンバーはわからないけど、イブライム・フェレールやコンパイ・セグンドなど、もう既に亡くなってしまった主要メンバーを生で観てみたかったです。

今回は女性シンガー、オマーラ・ポルトゥオンドをフィーチャーということだったんですが、前半は彼女抜きで。
すっかり新陳代謝というか、メンバーも入れ替わり、結構若い(それでも40代くらい?)のメンバーで、歌い踊るステージ。

シンガーが踊りながら歌うだけでなく、楽器を弾きながらステップを踏んだりする様は超楽しかった。

後半、満を持してオマーラが登場。

ここで会場全体が彼女のものになった。
皆の心を一気につかんだ感じ。


登場するときは足下がおぼつかない感じだったのに、いざ歌い始めると、バンドのメンバーと踊ったり、客を煽ったりと、もうすぐ83歳とは思えないほどの若々しさ。
声量もすごい!

気づけば客席は総立ち状態。

いやぁ楽しかった。

アンコールが無かったのは残念だけど、満足満足。


それにしても今日は、シーラ・ジョーダン、リー・コニッツ、オマーラ・ポルトゥオンドと80代になっても衰えない若々しさに脱帽した1日でした。



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2013年09月07日(土)

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