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  2. LIVE (2012)
  3. 東京JAZZ 2012 ”the HALL” [JAZZ ROOTS]@東京国際フォーラム ホールA (Joe Sample、小曽根真、Ornette Coleman 他)

東京国際フォーラムに『東京JAZZ 2012』の土曜日、夜の部に行ってきました。

サブタイトルで「JAZZ ROOTS」と銘打たれ、以下の3組が出演。

小曽根真 JAZZ JOURNEY with エリス・マルサリス、クリスチャン・マクブライド、ジェフ"テイン"ワッツ AND MORE FRIENDS photo: 篠山紀信
ジョー・サンプル&ザ・クレオール・ジョー・バンド
東京JAZZ2012 SUPER SESSION directed by 小曽根真

ここにほんとは「Free Jazz」と呼ばれる音楽を開拓した伝説的サックス奏者、Ornette Colemanオーネット・コールマン)の名前があるはずなのに、なんと体調不良で来日中止。

オーネット目当てでチケットを買った人は多い(というかほとんどの人はそうなんじゃ?)と思うので、ほんとに残念でならない。。。

これで払い戻しを受け付けなかった東京Jazz実行委員会(NHKと日経新聞)は何らかの責任を取ってもいいくらいだと思った。
ま、払い戻しに応じたら、かなりの客がいなくなってしまってただろうな・・・


てか、体調の問題だからそれは仕方ないとして、来日中止の告知が目だたな過ぎてあまりにも不親切なのは間違いない。

会場にくるまで来日中止を知らなかった人はもちろんいるとして、中に入るまで知らなかった人もいるんじゃないだろうか・・・
案の定、入り口で係員と払い戻しできないのか、ともめてる人いたな。。

ま、そんな感じでテンションダダ下がりで行ってきた。
(他の出演者にホント申し訳ないですが・・・)


まずは日本を代表するジャズピアニスト小曽根真
今日はエリス・マルサリスというピアニストとの共演。

不勉強ながらエリスさんがどなたか行くまで知らなくて、まぁマルサリスって名前からしてあの人たちと関係ある人なんだろうと思ってたら、ウィンストンとブランフォードのマルサリス兄弟のお父様でした。

ちなみに小曽根さんとブランフォードが同じ年で、彼との交流をきっかけにお父さんとも仲良くなったんだとか。

まずは、そんな2人でピアノのデュエット。
2人のピアノを聴いてたら、ちょっとオーネットショックが和らいだ(笑)
ピアノのデュエットってあんまり聴いたことなかったけど、すごく良かった。

その後は、エリスが去って、ベースにChristian Mcbride、ドラムスにJEFF TAIN WATTSを迎えてのピアノトリオ。
旧知の仲ということで、息の合った素晴らしい演奏を。

ピアノもドラムも良かったけど、特にアコースティックベースがいい。
弦の軋む音も味があって。

今日は2階席で見てたけど、国際フォーラムって音がむちゃくちゃ良くてイイネ。

ちなみに。演奏中にはバックのスクリーンにレコーディング風景の写真が出てて、これを撮影した写真家の篠山紀信で、今日も会場にきてて、紹介されていました。

最後にエリスも再登場して4人で演奏し、約1時間のステージ終了。


15分の休憩をはさんで2組目、JOE SAMPLE & THE CREOLE JOE BAND
こちらも不勉強ながら(ホント今日はオーネット目当てだったもので・・・)、ジョー・サンプルさんも知らなかったんですが、フュージョン界を代表するベテランピアニストだそうです。

THE CREOLE JOE BANDという結構大所帯な編成のバンドを従えての演奏。
結構ファンキー。
ボーカルナンバーもあって、バラードや、Stevie Wonderの"Higher Ground"のカバーとかもやってた。

後、洗濯板みたいな楽器(スクラビングボードって言うらしいです。ってまんま洗濯板!)を使ったメンバーがいて、その人をフィーチャーしたりしてたのが面白かった。


こちらも1時間弱で終わり、15分の休憩を挟み、ついにトリ。

本来ならば・・・

この状況に立ちあがったのが小曽根真。
というわけで、彼主導の東京JAZZ2012 SUPER SESSIOというものがスタート。

まずは、今回代打を依頼された経緯を説明し、オーネットからの声明文とかも読み上げた。
(↓のほうに載せておきます)

やっぱりなんか運営の胡散臭さを感じた。。
一番の被害者は小曽根さんかもね。


というわけでまずは、1組目終了の時点の編成(小曽根、エリス、クリスチャン、ジェフ)の4人でスタート。
オーネット作のブルースナンバーを。


その後、基本は小曽根のピアノトリオを軸に次々とゲストを加えていく形に。

次はジョー・サンプルと、トロンボーニストの村田陽一さんという方。

ジョー・サンプルは自らのステージの時は主にアコーディオンを弾いてたんだけど、今回は生ピアノ。
てか、ジョーさんの生ピアノすごくいい!

後、何気に今日初めて聴くホーンの音がいい。
個人的にはジャズはどちらかというとホーン主体のほうが好きです。


お次は、オーネットナンバーから離れて、昼の部に出演したTake6が登場してアカペラでコーラスを披露。
実はちょっと昼の部のバート・バカラックベン・E・キングを期待してたんだけど、さすがにそれは望み過ぎか・・・

Take6もすごく良かったです。


そして、セッションもフィナーレへ。
最後は、大人数で。

まずは、テナーサックスの人(名前聴きとれませんでしたが、オランダの方だそうです)、トランペット(こちらはノルウェー人)、さきほどのトロンボーニストの3人のホーン隊。

そこにジョー・サンプルとエリス・マルサリスでピアノ、ギターにクレオールジョーバンドからレイ・パーカーJr.と山岸潤史の2人を加えた編成で。

ちなみにピアノが2人いるので小曽根さんはハモンドオルガンで。

そんなメンバーでオーネットの曲で大セッション。
それぞれに見せ場があって、すごく楽しかった。

ハモンドも素晴らしかったし、かなり満足。


というわけで大団円。

オーネットキャンセルで大波乱が起きるんではないかと思ってたけど、最終的にはスタンディングオベーションも起こり、アンコールも。

アンコールは小曽根真1人登場し、ピアノを独演。

これがまた良くて、荘厳な終わり方が良かった。
曲が終わり、電気が消え、次に電気がついた時にはそこにはピアノだけが残る、という演出も素晴らしかった。


結局、今日は小曽根真祭りな一夜でした。


そして、オーネットさんお大事に。
ぜひ元気になったら日本にきてください。




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“I am very sad that I cannot be at the festival this weekend,
I was looking forward to seeing everyone and having a great show.
I appreciate everyone in Japan who has supported my music through the years.
I hope to be with you some time very soon” Ornette Coleman

今週末のフェスティバルに参加できず、本当に悲しく思っています。
みなさんにお会いできること、そして素晴らしい演奏をすることを本当に楽しみにしていました。
長年私の音楽を支えて下さった日本の皆様に感謝いたします。
皆様にお会いできる日が近く来るよう願っています。



東京JAZZ (8日、夜公演)にお越しの皆さんへ

今回オーネット・コールマンが体調不良で出演できなくなってしまいました。
オーネット・ファンの皆さん同様、彼の音楽を舞台の袖から聞かせてもらおうと思っていた我々ミュージシャン達も本当に残念でなりません。
そして東京JAZZ のスタッフの方から僕に「オーネット・コールマン氏が演奏するはずだった時間で何か来て下さったお客様に楽しんで頂ける事ができないだろうか?」との連絡がありました。
オーネット・コールマンの代役など僕は当然無理だし、そんな音楽家は世界中どこにも居るはずがありません。そんな中、僕は会場に集まったミュージシャンがオーネットの曲を中心に演奏をして、それを聞いて下さる皆さんと一緒にニューヨークのオーネットさんに「早くお元気になってください」というWishing Well Messageを送りませんか?と提案させて頂いたのです。

6日夜に名古屋のブルーノートでライブをやっている最中にこの連絡を受けて戸惑いました。でも会場にわざわざ来て下さる皆さんにほんの少しでも楽しんで頂きたい、オーネットさんの曲を我々が精一杯演奏して、それを聴いて下さる皆さんと一緒にWishing Well をニューヨークに届けたい、その一心で「まとめ役」をやらせて頂く ことに致しました。

セッションのメンバーは続々と決まって来ています。そしてその一人一人が「オーネットさんの為なら....」そして「会場に来て下さった方に少しでも楽しんで頂きたい」という強い思いを持って参加してくれます。「誰が出演するかはお楽しみ!」にさせてください。年に一度しかない東京JAZZ という素敵なお祭りのワクワクを感じて頂きたいから....。

何より大切な事は、オーネットさんが一日も早くお元気になられる事だと思っています。
そして御自分が日本に行けなくなった事でファンの皆さんががっかりされる事をオーネットさんご本人が一番辛く思っていらっしゃると思います。「Wishing Well」のメッセージの込められた東京JAZZ の模 様を、東京JAZZ にお願いしてオーネットさんご本人に送って頂きます。

出演する全てのミュージシャンが心から尊敬するオーネット・コールマンの音楽を明日のステージで精一杯演奏します。少しでも皆さんに楽しんでいただけます様に.....。

With the deepest Respect to Mr. Ornett Coleman.

小曽根 真
カテゴリ : LIVE (2012) ・ comments(2)  
2012年09月08日(土)

COMMENT
K    (2012.09.09 Sun 11:54)
>yamadewさん
コメントありがとうございます。
3ステージ目の小曽根さんのセッションは素晴らしかったですね。
おかげでイベントとして成り立った感じはします。

オーネット目当ての人ばかりでもないとは思いますが、やはりイベントのトリがこれなくなったら、払い戻しには応じるくらいの対応はさすがに欲しかった気がしますが・・・

年齢が年齢だけに、また来てくれるかも心配です・・・
yamadew    (2012.09.09 Sun 09:40)
私も行ってきました!

オーネット・コールマンは残念でしたが、3ステージ目のセッションは2度とないメンバーが集結して、小曽根さんのハモンドも聞けてたいへん豪華でした。

ちなみに私は、オーネット・コールマンを生で聴いてみたいとは思っていましたが、オーネット目当てではありません。
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