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  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. THE ZOMBIES@下北沢GARDEN the legend still goes on from early60S

今日はTHE ZOMBIESザ・ゾンビーズ)を見に、下北沢GARDENに行ってきた。


てか、昔のロックを遡って聞いてた学生時代(5年〜10年前くらい)からゾンビーズってすごくカッコいいなって思ってはいたけど、海外では名盤『Odessey and Oracle』再現ライブなんて物まであるって話を聴いてた数年前ですら、まさかこの目で生ゾンビたちを見ることができる日が来るとは想像すらしてなかった。

しかも、下北沢のライブハウスでだなんて・・・

ちなみに下北沢GARDENは初めて行く会場だったんですが、なかなか小洒落た内装で、広さもクアトロとかよりちょっとでかいくらいでなかなか良かった


まずは前座で日本のバンドが2組。

トップのLITTLE BOY BLUE
出てきた瞬間、「若っ!」って思った。。
演奏が始まっても、なんかどうも学園祭に出てる高校生バンドに見えてしまい・・・
歌もちょっとアレでしたけど、もうちょっと衣装とかちゃんとしたほうが良かったかも。
ま、ドラムが超笑顔だったので、楽しさは伝わった。


2番手はEDDIE LEGEND STORY
こちらは対照的にビシッとスーツで衣装を揃えて来て60sのブリティッシュな雰囲気。
こちらは演奏がかなり良かった。
アンダートーンズとか、ストレートにゾンビーズのカヴァーとかやってて、面白かったんですが、LITTLE BOY BLUEの持ち時間の半分くらいで終了。


うーん、オープニングアクトの扱いが謎だ・・・


とまぁそんなことはホントはどうでもいいのです。

何と言っても次はいよいよザ・ゾンビーズが目の前に登場するのだから。
事前に、同じくガーデンで行われた初日、2日目の昨日の新代田Feverに行った人のTweetを見てたらあまりに評判が良すぎて期待値は上がる一方。


まずは簡単にバンドの説明。

日本での一般的な知名度はそんなに高くないかもしれないけど、60年代に活躍したイギリスのバンドで、ビートルズやストーンズ等といわゆるブリティッシュ・インベイションの一角をなしたバンド。

まぁ伝説のバンドって言っても過言ではなく、なんと今年で結成50周年。
半世紀です。

要するに生で観れること自体が奇跡に近い!


来日メンバーはこんな感じ。
Colin Blunstone – Lead Vocals
Rod Argent – Organ,Vocals
Tom Toomey – Guitar, Vocals
Jim Rodford – Bass, Vocals
Steve Rodford – Drums


オリジナルメンバーはコリン・ブランストーンロッド・アージェントの2人。

ベースのジムはロッドの従兄にあたり、ロッドとARGENTでも一緒に活動し、さらに元THE KINKSだったりしてなかなかすごい人で、現在のバンド最年長でなんと御歳70歳です。
(背が低くて可愛いおじいちゃんって感じでした)

ドラムのスティーヴはジムの息子で、息子といってもジムが70だから・・・

ギターのトムは・・・すみません、ちょっと勉強不足で経歴がよく知りません。。


それにしてもオリジナルメンバーは2人ではあるけれど、再結成にありがちな若いミュージシャンをイッパイ入れて大所帯にするのではなく、熟練のメンバーでバンドの陣容を変えてないところがいいですね。


それではライブの感想。

前座2組とは違って幕をおろしてセットチェンジも入念に。

20分くらいあって、ついに幕が開く。

ステージ上に先述の5人が。


詰襟のジャケットを着たダンディなコリン・ブランストーンに、70年代のアメリカンロックの人のようなルックスのロッド・アージェント
2人とも60代後半には見えない若々しさ。

ベースのジムはさすがにおじいちゃんな感じでしたが・・・
(ちょっとヒールが高めの靴だったけど、それでもちっちゃくてかわいかった)


1曲目"Sticks and Stones"が始まる。

声も演奏も若々しい。
ジムもベースの音がかっこよくて、かわいいおじいちゃんなんて失礼なこと言っちゃだめですね。


2曲目には"I Love You"。
日本人にはGSバンド、カーナビーズの"好きさ好きさ好きさ"でも有名ですね。
キメのフレーズ「and I don't know what to say」のとことか思わず「お前のすべーてぇーー」とか歌いたくなりますね。
この部分のコリンの声すごかったですねー。
後、ギターのトムのコーラスもかなり良い。


さっそく温まった空気のなかでメロウな"Can't Nobody Love You"や最新作『Breathe Out, Breathe In』のタイトルトラックとかを披露。

昔の曲だけでなく、新しい曲もクオリティ高すぎ!


コリンのMCがあって、「2つ残念な知らせがある」みたいな話に。
1つは、ロッドが咽喉を痛めてしまい、今日はコーラスができないとのこと。

声が出ないのに一生懸命MCをロッドがしてて、本人もあまりの出なさ具合に笑ってしまって、他のメンバーも笑いが止まらなくなるシーンが何回かあってすごい微笑ましかった。
ちなみにロッドは「コーラスができない代わりに2倍キーボード弾く」みたいなこと言ってた(笑)

もう1つは、自分たちの演奏を聴くイヤーモニター(?)の調子が悪い(音がでかい?)というもの。
スタッフが出てきたりして、途中モニターなしでやったり、再調整してつけたりしてた。

できればもっと英語が堪能なスタッフを用意しといてほしかったなぁ・・・
ま、そのスタッフをコリンが「私の新しい友達」って言っててすごく良かった。


そんな事もありつつ、一緒に歌ってと始まった"What Becomes Of The Broken Hearted"や、コリンのソロの代表曲"I Don't Believe in Miracles"とかも披露。

コリンの声のエヴァーグリーンな透明感がやばすぎる。
うっとりする。

ホント66歳の声とは思えない。


"Any Other Way"の後は『Odessey And Oracle』コーナーへ。

60年代にビートルズと同時期に同じアビー・ロード・スタジオで録音したというエピソードなどが語られ、Foo Fightersのデイヴ・グロールが「オール・タイム・フェイヴァリット」に挙げているという"Care Of Cell 44"(独房44)へ。

ビーチボーイズすら彷彿させるコーラスワークが気持ちいい。

残念ながら"A Rose For Emily"(エミリーにバラを)はロッドがコーラスできないのでカットになってしまったようなんだけど、できれば続けて聞きたかった。


フーファイもカヴァーした"This Will Be Our Year"の後は、オリジナル・ベーシストのクリス・ホワイトの作った曲といって"Beechwood Park"を披露。


そして、「オデッセイ・アンド・オラクル」コーナーを締めくくるのはもちろん"Time Of The Season"(二人のシーズン)。

今日はロッドの声がでなくて残念だったけど、ロッドの弾く間奏のハモンドの素晴らしさがそれを補ってあまりあるくらいだった。

最後に"it's the time of the season for loving"の部分を連続でリフレインして締めくくり。
割れんばかりの拍手。
もはやこの曲で終わってしまったもいいと思うくらいカッコ良かった。
(今日はほとんどの曲が終わるたびに拍手が鳴りやまなかったけど、この曲の時は格別だった)


興奮を抑えるかのように最新作から"Play It For Real"、"A Moment In Time"を2曲。
なかなかの佳曲。
再結成しても昔の曲だけで食べて行こうとしてないところが素晴らしい。


"Whenever You're Ready"があって、ひと際大きな歓声とともに始まったのは"Tell Her No"。
軽快なサウンドに軽快なコーラス。
簡単なコーラスだけに会場が一体になりましたね。


ここからは、「67年の解散以後もいろいろなプロジェクトをやってきました」と言って、メンバーのゾンビーズ以外の活動に焦点を当てたコーナー。

まずは、コリンの参加したアラン・パーソンズ・プロジェクトの"Old And Wise"。
アランといえば、アビー・ロードのスタジオエンジニアとして有名ですよね。
そういうつながりがあったのね。

まさに美声といっていいコリンのヴォーカルと、トムのドラマチックなギターソロが最高でした。


続いてコリンのソロの"Say You Don't Mind"が披露された後は、ロッド・コーナー。

ロッドとジムのやってたバンド、ARGENTの"Hold Your Head Up"。


アージェントはあまりよくらなかったんですが、プログレバンドだったみたいですね。
曲の雰囲気が60年代から一気に70年代になりました。

この曲でもコリンが素晴らしい歌を聞かせてて、ひょっとしたらオリジナルよりもカッコよくなってたりするんじゃ?

で、曲の途中でコリンが退場し、プログレ的な曲展開の楽器バトル。
俄然ロッドのキーボードも勢いをまし、それがまたカッコよすぎた。

コリンも戻ってきてみんなで「ホージョー、ヘーダッ(ホールド・ユア・ヘッド・アップ)」と合唱。

ゾンビーズを見に来たら、他のすごいバンドも観れたって感じですごい得した気分♪


と、うきうきしてたら、もう終わりの時間が。

もちろんお待ちかねのあの曲。

全米2位を記録した大ヒット曲でデビュー曲の"She's Not There"です。

最高です。
もはやそれ以上言うことはありません。


短い曲なのでもう何度でも繰り返して聞きたい。


一応予定されていた本編はここで終わり。

ステージからさがることなく、アンコールへ。

アンコールはまたまたアージェントの曲。
「ヨーロッパでヒットした曲」といって始まったのが"God Gave Rock and Roll to You"。

おー、この曲知ってる!
元ゾンビーズの人がやってるバンドの曲だなんて知らなかった。。。

これは確かにアンコールとしては盛り上がるわ。
会場全体でシンガロングして大団円。


ゾンビーズの曲ではないけど、コリンが歌ってるし、良しとしよう。


そして、ついに素晴らしい時間も残すところ1曲となりました。

最後は、"Summertime"。

MCによると、ゾンビーズを結成して一番最初にレコーディングしたのがこの曲だったそうです。

まさに特別な1曲ですね。


素晴らしい夜を締めくくるにふさわしい、素晴らしい演奏と歌でした。


メンバーがステージを去った後も、アンコールを求める拍手が鳴りやまなかった。

また観たい!


今夜観た感じだと、後5年は楽勝で続けられそう。

またぜひ来日を!


以下、セットリスト。

2011.07.10 THE ZOMBIES@下北沢GARDEN Setlist

01. Sticks and Stones
02. I Love You
03. Can't Nobody Love You
04. Breathe Out, Breathe In
05. What Becomes Of The Broken Hearted
06. I Don't Believe in Miracles (Colin Blunstone Solo cover)
07. Any Other Way
08. Care of Cell 44
09. This Will Be Our Year
10. Beechwood Park
11. Time Of The Season
12. Play It For Real
13. A Moment In Time
14. Whenever You're Ready
15. Tell Her No
16. Old And Wise (The Alan Parsons Project cover)
17. Say You Don't Mind (Colin Blunstone Solo cover)
18. Hold Your Head Up (Argent cover)
19. She's Not There
---encore---
20. God Gave Rock and Roll to You (Argent cover)
21. Summertime


〈THE ZOMBIES 来日公演〉
2011年7月8日(金) 東京・下北沢GARDEN
2011年7月9日(土) 東京・新代田FEVER
2011年7月10日(日) 東京・下北沢GARDEN
2011年7月12日(火) 大阪ミューズホール


・The Zombiesの『Odessey and Oracle』を試聴&ダウンロード⇒Odessey and Oracle - The Zombies


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カテゴリ : LIVE (2011) ・ comments(0)  
2011年07月10日(日)

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