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シアターN渋谷にて、映画『kocorono』を見てきた。

・映画『kocorono』予告編


1987年から活動を続ける日本のロックバンド、bloodthirsty butchersブラッドサースティー・ブッチャーズ)を追ったドキュメンタリーです。

現在のメンバーである、吉村秀樹(Vo.&Gt.)、射守矢雄(Ba.)、小松正宏(Dr.)、田渕ひさ子(Gt.)を中心にバンド関係者、彼らと同時代を生きたバンドや後輩バンドの証言、過去のライブ映像により映画は進んでいきます。
Rage Against The Machineザック・デ・ラ・ロッチャなんかも出てきます!)

ちなみに映画のタイトルにもなった『kocorono』とは、ブッチャーズが1996年にリリースした日本のロックの名盤に挙げられる同名アルバムからとられています。
アルバムは、2月〜12月までをモチーフにした11曲が収められていたもので、2010年には、別のコンピ盤にのみ入っていた"1月/january"も加えた、完全盤がリリースされています。

■『kocorono』
2010 年/日本映画/カラー/ HD /ビスタサイズ/ステレオ/116分/デジタル上映
製作:重村博文、宮路敬久
音楽: bloodthirsty butchers
製作担当:長谷川英行、近藤順也、渡邊恭子(なべちゃん)
制作:アイランドフィルムズ
協力:リバーラン
製作:「 kocorono 」製作委員会
出演: bloodthirsty butchers  吉村秀樹、射守矢雄、小松正宏、田渕ひさ子 他

配給:日本出版販売  提供:キングレコード + 日本出版販売



(以下、ちょっとだけネタばれがあるかもしれませんのでご了承ください)


映画の内容としては、バンドのこれまでの栄光の軌跡を追った映画・・・というよりは、ロックバンドとして活動していくことの困難さ、そして、それを乗り越えてでも続けていくしかないという姿、つまり、バンドのこれから先を見つめた作品だと思った。

メンバー間の音楽に向き合う姿勢等で言い争う姿や、マネージメント会社との金銭に関してもめる姿など、隠すところなくさらけ出されています。
特に、リーダーである吉村秀樹が他のメンバーに対して厳しく当たる姿など、見ていてちょっと辛くなったりするかもしれません。

でもそれは、バンドを思ってのことってのが見ているうちにわかっていきます。

面白かったのは、田渕ひさ子が吉村のことを「悪役を買って出ている」と表現してたところかな。
田渕ひさ子といえば、元Number Girlで、2003年にブッチャーズに途中加入したしたのは周知の事実だけど、長年培ったバンドのヒエラルキーの外から見れる人ということですごい貴重な存在なんだろうなぁって思った。
後は、同じく「この人たち売れる気は微塵もないんだろうなぁって思ってたら、そんなことなくてすごく売れたいと思っていた」と田渕ひさ子が語っていたのもかなり興味深い発言でした。


射守矢雄が「アーティストやミュージシャンといわれるより、あえて言うなら『バンドの人』って呼ばれたい」って話にもなんかすごくグっときた。

これからもバンドの人として長く活動してくれるといいな。
そして、もっと一般的に広く知られるバンドになってほしいと思った。

(2013.05.30 追記)
2013年5月27日、吉村秀樹が急性心不全のため、46歳という若さで逝去されました。
ご冥福をお祈りします。

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2011年02月16日(水)

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