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  2. LIVE (2010)
  3. Pavement@新木場STUDIO COAST 感想&セットリスト

本日は90年代オルタナティヴロックをある意味象徴していたバンド、Pavementペイヴメント)のライブに行って来た。

1999年の解散から10年、期間限定で再結成したペイヴメントが日本にもやってきてくれました。
今日は来日2日目、新木場STUDIO COAST2日目。

仕事を終え、開演ギリギリに新木場駅に着き、駅からコーストへの道すがら、私と同じように早足で歩くスーツ姿の人多数。
走ってる人もいた。
待望のライブに遅れてはならん!という意気込みがひしひしと。

そして、開演時間の19時ほぼちょうどに到着し、中に入って1,2分でメンバー登場です。

今回の再結成メンバーは以下の通り。
・Pavement メンバー
Stephen Malkmus スティーブン・マルクマス(Vo、Gt)
Scott Kannberg スコット・カンバーグ(Gt)
Mark Ibold マーク・イボルド(Ba)
Steve West スティーブ・ウエスト(Dr)
Bob Nastanovich ボブ・ナスタノビッチ(Dr、Per、etc.)

他のメンバーよりスティーヴンがちょこっとだけ遅れて登場し、「アリガト、Hello」と言って、なんかごにょごにょした感じでライブスタート。
なんかこのちょっとグダグダした感じがペイヴメントのイメージのまんまでうれしい。
(ちなみに、私はライブ観るの初めてです)

"In the Mouth a Desert"から始まった今日のセットは、2曲目にしていきなり大名曲"Shady Lane"なんて飛び出しちゃって序盤から盛り上がる。

てか、予想以上に演奏がしっかりしてる。
いや、しっかりしてるってのもなんか違うな。
決して演奏は上手いとは言えないし、いわゆる下手うまともまた微妙に違うし、なんか言葉では上手く表せませんが、
「あれっ?今なんか演奏ずれてない?」
って思う瞬間があったと思った次の瞬間にはすさまじいアンサンブルに耳を奪われたりと、このすごく不安定ながらも絶妙なバランスで成り立つ彼らのサウンドにどんどん引き込まれる。


曲自体もそんなに激しいわけではないし、かなり脱力したアレンジとメロディに脱力ヴォーカルがのってたりするんだけど、むちゃくちゃロック。
スティーブ・ウエストのドラムに加え、ボブ・ナスタノビッチがツインドラム状態になったり、パーカッションを入れたりしてるおかげでかなりボトムがしっかりしてるのがその要因かも。
後、現在ソニック・ユースにも参加してるマーク・イボルドのベースもかなり良かったです。

てか、ボブ!面白すぎ!!
あそこまで自由でいいんだろうか。
ドラム、タンバリン、コーラス、というか叫び、歌、変な笛みたいなやつ、彼がペイヴメントというバンドを体現してる存在なんじゃないかと錯覚させられますね。


後は、メンバーのルックスでいえば、スティーヴンの変わらないハンサムさ(イケメンじゃなくてハンサムって感じ)と、スコット・カンバーグのハゲっぷりに目が行きましたね(笑)
でも、そんなスコットがリードヴォーカルをとる"Kennel District"等の数曲もかっこよかった。


ライブ中、メンバー同士で軽く喋ったり、客から手渡されたCDにサインして返したりとか、なかなかゆる〜い空気の中、代表曲を出し惜しみすることないセットリストが繰り広げられていったんですが、その演奏中と曲間のギャップが大きくて面白い。

ちょうど個人的なハイライトになった"stereo"の時もそんな感じでした。
メンバー間でふざけ合った直後に突入した"stereo"のかっこよさはハンパなかった。
サビの部分では当然のように大合唱が巻き起こり、飛び跳ねる人多数。

てか、ハイライトは"stereo"から後の残りすべてだったかも。
"Summer Babe"の演奏もヤバかったし、パンキッシュな"Unfair"でのボブの叫びも、"Cut Your Hair"のあのコーラスもどれも最高なまま本編終了。

この時点で1時間チョイ。
ほんとあっという間。

当然のアンコールです!
スコットがヴォーカルを取る"Date With IKEA"から始まり、ボブのシャウトが炸裂する"Debris Slide"とかあって、"Here"へ。

今回のステージは照明が電球がいくつも頭上に輝いていて、それが星のようで、この"Here"にむちゃくちゃマッチしててかなりぐっときた。


アンコール1回目が終わったけど、さらなるアンコールに応えて再・再登場。
2回目のアンコールで披露された本日唯一のラスト作『Terror Twilight』からの"Spit on a Stranger"は感涙ものの演奏でしたね。

そんな"Spit on a Stranger"が終わり、ついに最後の曲"Conduit for Sale!"。
この曲で再び盛り上げてあっという間の1時間40分のライブが終了。

これで東京公演は終わりです。
後は、大阪と名古屋。

彼らのライブを観るのはこれで最初で最後になるのかな。
1年限定の復活なら、夏フェスでもう1度戻って来て欲しいな。

今回のツアーの招へい元はクリエイティヴマンだし、ぜひサマソニに!!
よろしくお願いします!

以下、セットリスト。

2010.04.08 Pavement@新木場STUDIO COAST Setlist

01. In the Mouth a Desert (Slanted and Enchanted)
02. Shady Lane (Brighten the Corners)
03. Father to a Sister of Thought (Wowee Zowee)
04. Perfume-V (Slanted and Enchanted)
05. Silence Kid (Crooked Rain, Crooked Rain)
06. Grounded (Wowee Zowee)
07. Rattled by the Rush (Wowee Zowee)
08. Kennel District (Wowee Zowee)
09. Zurich Is Stained (Slanted and Enchanted)
10. Range Life (Crooked Rain, Crooked Rain)
11. Loretta's Scars (Slanted and Enchanted)
12. Starlings of the Slipstream (Brighten the Corners)
13. Two States (Slanted and Enchanted)
14. Fight This Generation (Wowee Zowee)
15. Stereo (Brighten the Corners)
16. Summer Babe (Slanted and Enchanted)
17. Unfair (Crooked Rain, Crooked Rain)
18. Cut Your Hair (Crooked Rain, Crooked Rain)
---encore1---
19. Date With IKEA (Brighten the Corners)
20. Debris Slide (Perfect Sound Forever)
21. Stop Breathin' (Crooked Rain, Crooked Rain)
22. Here (Slanted and Enchanted)
---encore2---
23. Trigger Cut (Slanted and Enchanted)
24. Spit on a Stranger (Terror Twilight)
25. Conduit for Sale! (Slanted and Enchanted)

PAVEMENT JAPAN TOUR 2010 日程
・東京:  2010/4/7(水)@ 新木場STUDIO COAST
・東京:  2010/4/8(木)@ 新木場STUDIO COAST
・大阪:  2010/4/10(土)@ ZEPP OSAKA
・名古屋: 2010/4/12(月)@ ZEPP NAGOYA

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カテゴリ : LIVE (2010) ・ comments(2)  
2010年04月08日(木)

COMMENT
K    (2010.05.17 Mon 23:04)
>sleepwalkerさん
ほんといいライブでしたよね。
解散前にはライブ観ることはできなかったんですが、たぶん昔からこんな感じだったんだろうなって思いました。
sleepwalker    (2010.04.09 Fri 22:03)
ライティング、よかったですよね。
解散してたことを微塵も感じさせない演奏に感動しました。
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