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  3. 11th Dimension / Julian Casablancas (Phrazes for the Young 収録)

 2000年代最初の10年の締めくくりに発表されたThe Strokesザ・ストロークス)のフロントマンでソングライティングの中核を担う男、Julian Casablancasジュリアン・カサブランカス)のソロアルバム『Phrazes for the Young』。ストロークスの各メンバーがソロ作を次々に発表する中、ついに満を持しての真打の登場です。プロデュースは、The Mars Voltaにもかつて在籍し、Maroon 5Rilo Kiley等を手掛けたJason Lader。チャートでは、全英19位、全米9位を獲得。

 そんなジュリアンの1stソロからのシングルとして発表されたのがこの"11th Dimension"です。シンセサイザーの音が前面に出た音作りなんだけど、最新の音っていうよりもレトロフューチャーリスティックな雰囲気をもった懐かしい感じのメロディとトーンを持った曲ですね。途中で入ってくるベースのフレーズなんかがNew Orderなんかを髣髴させるところが個人的にはツボです。こういったサウンドにもジュリアンの声がマッチしてるのが意外な発見。

 この曲のミュージックビデオがまた面白い。それこそ80sのハリウッドの映画みたいなダサかっこ良さが最高です。まじめな顔で演技するジュリアンがいちいち笑えます。このPVを観ててふと思ったのはなんかジュリアンって、お笑い芸人のチュートリアル徳井っぽくない?シュッとしたルックスのイケメンなのに、実は変態みたいな(笑)

 "11th Dimension"以外の楽曲もなかなか粒ぞろい。近年のストロークスにも繋がる"River of Brakelights"やスペースエイジゴスペルとでも形容できそうな"4 Chords of the Apocalypse"、カントリーの影響もうかがえる"Ludlow St."等が個人的なお気に入り。また"Glass"の浮遊感、そこから繋がるラストの"Tourist"のかっこよさとか、最初は「ん?」って思ったけど、聴いてるうちにどんどん嵌ってくようなアルバムになってます。

 ちなみにアルバムタイトル『Phrazes for the Young』はオスカー・ワイルドの『青年のための成句と哲学』(Phrases and Philosophies for the Use of the Young)から取られているそうです。後、ジャケットにジュリアンと一緒に写る犬は、ジュリアンの飼い犬でBalkiと名前だそうです。

 さて、ギターのアルバート・ハモンドJr.の2枚のソロ、ドラムのファブリツィオ・モレッティLittle Joy、ベースのニコライ・フレイチュアNickel Eyeに続き、ジュリアンもソロを出したってところで、そろそろストロークスの次が気になりますね。『First Impressions of Earth』が2006年だからもう4年も経つしね。『Is This It』で21世紀の音楽シーンに先鞭をつけた彼らは次の10年にどんな作品を出すのか楽しみでなりません。

・Julian Casablancasの楽曲を試聴&ダウンロードする⇒Julian Casablancas


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カテゴリ : US Indie ・ comments(0)  
2010年02月14日(日)

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