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Pearl's Dream / Bat for Lashes (Two Suns 収録)
カテゴリ・タグ:UK Rock (2000年代)
2010.02.07
ksmusic最新情報
パキスタン系イギリス人、Natasha Khan(ナターシャ・カーン)によるユニット、Bat for Lashes(バット・フォー・ラッシェズ)の2ndアルバム『Two Suns』。2009年にリリースされ、全英5位・全米141位を記録。1st『Fur and Gold』に続き、2010年のマーキュリー・プライズにノミネート(Brit Awardsでは彼女自身がBest Female Solo Artistにノミネート)。そんな作品の国内盤がやっと発売されました。
・Bat For Lashes - Pearl's Dream
この"Pearl's Dream"は、アルバムからの2ndシングルで全英173位を記録している曲。エレポップ(テクノポップ?)のようなシンセのメロディが印象的。ナターシャの息遣いまで聞こえる歌声が曲の雰囲気にすごくマッチしてます。後半どんどんとリズムが強調されて行く中歌われる"You know that it's time to go up, up, up, up, up"ってとこの文字通り上昇していくような感覚が、すごく耳に残りますね。ちなみにアルバムタイトル『Two Suns』とは、様々な事象の間にある二重性(二面性)を表しているようで、この"Pearl's Dream"における「Pearl」も、ナターシャのAlter Ego(オルター・エゴ = もう一つの自我)の象徴として描かれています。この曲のビデオに登場するもう1人の金髪のナターシャがパールなのでしょう。
アルバム全体もジャケットのアートワークのように神秘的で、寓話チックな世界観が貫かれています。Bjorkあたりがよく引き合いに出されてますが、個人的にはビョークっていうよりもKate Bush(ケイト・ブッシュ)なイメージに近いように感じます。後は、今作を作るに当たって、しばらくの間ニューヨークに移り住み、アルバムに参加したYEASAYERやGANG GANG DANCE、TV・オン・ザ・レディオ、MGMTらNY勢から大きなインスピレーションを得ているとのこと。確かにギャング・ギャング・ダンスに通じるようなトライバルで、どこかシャーマニックな雰囲気もありますね。ナターシャのエキゾチックなルックスの印象が強いだけかもしれないけど。あ、関係ないけど、ナターシャのお父さんは有名なスカッシュ選手らしいです。
ツアーのオープニングに起用したRadioheadや、M.I.A.、意外なところでは、あのリンゴ・スターや、MUSEのマシュー・ベラミーまでもが最近のお気に入りに挙げていたり、伝説的アーティスト、スコット・ウォーカーがゲストで参加した曲("The Big Sleep")があったり、アルバムからの1stシングルで全英TOP40ヒットとなった"Daniel"がMTV Video Music Awardで「breakthrough video of the year」を獲得したりと業界でも話題のBat for Lashes。要チェックですね。ライブには元AshのCharlotte Hatherleyなんかがギターを弾いてるらしい。ぜひ来日もしてほしいです。
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・HOUSE JAM / GANG GNAG DANCE (SAINT DYMPHNA 収録)
・Golden Age / TV On The Radio (DEAR SCIENCE 収録)
・Time to Pretend / MGMT (Oracular Spectacular 収録)
・Kids / MGMT (Oracular Spectacular 収録)
・Bat For Lashes - Pearl's Dream
この"Pearl's Dream"は、アルバムからの2ndシングルで全英173位を記録している曲。エレポップ(テクノポップ?)のようなシンセのメロディが印象的。ナターシャの息遣いまで聞こえる歌声が曲の雰囲気にすごくマッチしてます。後半どんどんとリズムが強調されて行く中歌われる"You know that it's time to go up, up, up, up, up"ってとこの文字通り上昇していくような感覚が、すごく耳に残りますね。ちなみにアルバムタイトル『Two Suns』とは、様々な事象の間にある二重性(二面性)を表しているようで、この"Pearl's Dream"における「Pearl」も、ナターシャのAlter Ego(オルター・エゴ = もう一つの自我)の象徴として描かれています。この曲のビデオに登場するもう1人の金髪のナターシャがパールなのでしょう。
アルバム全体もジャケットのアートワークのように神秘的で、寓話チックな世界観が貫かれています。Bjorkあたりがよく引き合いに出されてますが、個人的にはビョークっていうよりもKate Bush(ケイト・ブッシュ)なイメージに近いように感じます。後は、今作を作るに当たって、しばらくの間ニューヨークに移り住み、アルバムに参加したYEASAYERやGANG GANG DANCE、TV・オン・ザ・レディオ、MGMTらNY勢から大きなインスピレーションを得ているとのこと。確かにギャング・ギャング・ダンスに通じるようなトライバルで、どこかシャーマニックな雰囲気もありますね。ナターシャのエキゾチックなルックスの印象が強いだけかもしれないけど。あ、関係ないけど、ナターシャのお父さんは有名なスカッシュ選手らしいです。
ツアーのオープニングに起用したRadioheadや、M.I.A.、意外なところでは、あのリンゴ・スターや、MUSEのマシュー・ベラミーまでもが最近のお気に入りに挙げていたり、伝説的アーティスト、スコット・ウォーカーがゲストで参加した曲("The Big Sleep")があったり、アルバムからの1stシングルで全英TOP40ヒットとなった"Daniel"がMTV Video Music Awardで「breakthrough video of the year」を獲得したりと業界でも話題のBat for Lashes。要チェックですね。ライブには元AshのCharlotte Hatherleyなんかがギターを弾いてるらしい。ぜひ来日もしてほしいです。
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