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Crying Lightning / Arctic Monkeys (Humbug 収録)
カテゴリ・タグ:UK Rock (2000年代)
2009.09.17
ksmusic最新情報
2000年代半ば、彗星のように登場し、一躍UKロック界の寵児となったArctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)が早くも3枚目となるアルバム『Humbug』(ハムバグ。たわごと、ナンセンスの意。縞々の薄荷キャンディーの名前でもある)をリリース。全英1位、全米15位を記録してます。
・Arctic Monkeys - Crying Lightning (Official Video)
この"Crying Lightning"は『Humbug』からの1stシングルで、デジタルダウンロードだけで全英12位を記録。ヘヴィなベースのリフから始まるイントロに象徴されるようにこれまでの彼らの楽曲に比べグッと重心を落としたバンドアンサンブルを聴かせてくれる曲ですね。聞けば聞くほどそのサウンドの虜になってしまうような魅力があります。
このサウンドのキーになってるのはやはり、アルバムの全10曲中7曲のプロデュースを手がけたQueens Of The Stone Age(クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)のJosh Homme(ジョシュ・オム)の影響が大きいと思います。それとサフォークの農場やカリフォルニアのモハベ砂漠というレコーディングの環境もそのどっしりとした広大な音に影響を与えているんじゃないでしょうか。
正直1stの『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』が大好きだった私にとってその1stの音を期待して聞いた2nd『フェイヴァリット・ワースト・ナイトメアー』はどこか消化不良だったのですが、この3rdでのサウンドの変化(というか進化と言ってもいい)は、もはや1stがどうとか言ってる次元に彼らはすでにいないんだなと思わせる有無を言わさぬカッコよさがあります。
ライブDVD『At the Apollo』の監督Richard Ayoadeが撮ったこの"Crying Lightning"のミュージックビデオで、荒波の中航海していく小船に乗った彼らの行く手には、曲を演奏する巨大な彼ら自身が登場するんですが、なんかそれが、目指す先にはもはや自分自身しかいないって感じがして凄くいいです。まぁ今や彼らの乗ってるのは小船ではなく大きな船だと思いますけど。
アルバムの他の曲では『In Utero』期のNirvanaを髣髴とさせる硬質なリフで疾走する"Potion Approaching"や、前作を手がけたSimian Mobile Disco(シミアン・モバイル・ディスコ)のJames Ford(ジェイムス・フォード)プロデュースによる"Cornerstone"などもお気に入り。
デビュー4年でここまできたら、今後どうなっていくのか楽しみですね。10月には日本武道館公演も決まってますが、このアルバムの音を聞かされるともっとでかいとこで聴いてみたくなりますね。
・Arctic Monkeys 来日公演
2009年10月19日(月)@日本武道館 open18:00/start19:00
【サイト内関連記事】
・When The Sun Goes Down / arctic monkeys (Whatever People Say I am, That's What I'm Not.. 収録)
・view from the afternoon / arctic monkeys (Whatever People Say I Am That's What I'm Not... 収録)
・fake tales of san francisco / Arctic Monkeys (Whatever Peole Say I Am, That's What I'm Not 収録)
・Brianstorm / Arctic Monkeys (Favourite Worst Nightmare 収録)
・No One Knows / Queens Of The Stone Age (Songs For The Deaf 収録)
・Arctic Monkeys - Crying Lightning (Official Video)
この"Crying Lightning"は『Humbug』からの1stシングルで、デジタルダウンロードだけで全英12位を記録。ヘヴィなベースのリフから始まるイントロに象徴されるようにこれまでの彼らの楽曲に比べグッと重心を落としたバンドアンサンブルを聴かせてくれる曲ですね。聞けば聞くほどそのサウンドの虜になってしまうような魅力があります。
このサウンドのキーになってるのはやはり、アルバムの全10曲中7曲のプロデュースを手がけたQueens Of The Stone Age(クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)のJosh Homme(ジョシュ・オム)の影響が大きいと思います。それとサフォークの農場やカリフォルニアのモハベ砂漠というレコーディングの環境もそのどっしりとした広大な音に影響を与えているんじゃないでしょうか。
正直1stの『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』が大好きだった私にとってその1stの音を期待して聞いた2nd『フェイヴァリット・ワースト・ナイトメアー』はどこか消化不良だったのですが、この3rdでのサウンドの変化(というか進化と言ってもいい)は、もはや1stがどうとか言ってる次元に彼らはすでにいないんだなと思わせる有無を言わさぬカッコよさがあります。
ライブDVD『At the Apollo』の監督Richard Ayoadeが撮ったこの"Crying Lightning"のミュージックビデオで、荒波の中航海していく小船に乗った彼らの行く手には、曲を演奏する巨大な彼ら自身が登場するんですが、なんかそれが、目指す先にはもはや自分自身しかいないって感じがして凄くいいです。まぁ今や彼らの乗ってるのは小船ではなく大きな船だと思いますけど。
アルバムの他の曲では『In Utero』期のNirvanaを髣髴とさせる硬質なリフで疾走する"Potion Approaching"や、前作を手がけたSimian Mobile Disco(シミアン・モバイル・ディスコ)のJames Ford(ジェイムス・フォード)プロデュースによる"Cornerstone"などもお気に入り。
デビュー4年でここまできたら、今後どうなっていくのか楽しみですね。10月には日本武道館公演も決まってますが、このアルバムの音を聞かされるともっとでかいとこで聴いてみたくなりますね。
・Arctic Monkeys 来日公演
2009年10月19日(月)@日本武道館 open18:00/start19:00
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・Brianstorm / Arctic Monkeys (Favourite Worst Nightmare 収録)
・No One Knows / Queens Of The Stone Age (Songs For The Deaf 収録)