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  3. Divinations / MASTODON (Crack The Skye 収録)

 元TODAY IS THE DAYのメンバーを中心に2000年に始動したアメリカの4人組カオティック・メタル・プログレバンド(ってすごい形容の仕方だな…)MASTODONマストドン)。2006年のメジャー第1弾『Blood Mountain』に続いて通算4枚目となるフルアルバム『Crack The Skye』を2006年3月にリリース。プロデュースはブレンダン・オブライエン。全米初登場11位、全英32位を記録。

・Mastodon - Divinations


 アルバムからの先行シングルとなった"Divinations"(予言)は、6弦バンジョーが使われるユニークなイントロに、ギターの音が絡み、オジー・オズボーンばりの高音ヴォーカルもカッコイイ曲です。アルバムの中ではもっとも短い曲で、彼らのもついろんな魅力が凝縮されていて、最初に聴く1曲にはもってこいかも。

 この『クラック・ザ・スカイ』は、「不自由な身体から抜け出した幽体の多次元の旅」を描いたコンセプト・アルバムになっており、NEUROSISのスコット・ケリーをフィーチャーしたタイトル・トラック“Crack The Skye”を始め、ジャム・セッションから生まれた“The Last Baron”(最後の伯爵)、奪還-逃亡-殉職者-螺旋の4楽章からなる大作“The Czar”(皇帝)など、聴き応え十分。

 ちなみに「Skye」とはドラムのBrann Dailorが10代のころに14歳で自殺した彼の妹の名前だそうです。そのことについて、ブラン「このアルバムには自分の人生の具体的な時期に触れている箇所がいくつかあって、それは初めてやったことだった。音楽が本当にそれを要求していたんだ。ブレントが曲のほとんどを書いて、ブレントとトロイと俺の3人でほとんどの歌詞を書いた。ブレントはより深く音楽を掘り下げていったし、俺はこれまでちゃんと触れたことがなかった自分の過去のことを歌詞にした。これが最高のチャンスだと感じたんだよ」と語っています。

 後、WEBに掲載されていたインタビューでは、さまざまなアーティストの名前が出てきたのが気になりました。デヴィッド・ギルモア、ジェリー・カントレル、アリス・イン・チェインズ、ウィーザー、ピクシーズ、フガジ、レディオヘッド、デリンジャー・エスケイプ・プラン、フランク・ザッパ、ジェイムス・ブラウン、スティーヴィ・ワンダー、マーズ・ヴォルタ、ヘルメット、ニューロシス、モーツァルト、レッド・ツェッペリン、ビートルズ、キング・クリムゾン。なるほど、ただヘヴィなだけではない彼らの音はこのようなリスナー体験から出来上がってるんだなぁと妙に納得させられました。

 イギリスのヘヴィロック系の音楽雑誌ケラングでも"Best Band on the Planet"(地球上で最も素晴らしいバンド)と称された彼らは、今年のSUMMER SONICでの来日が決まっています。ぜひサマソニで生でこの音を体験したいですね。

●MASTODON メンバー
 ブラン・デイラー(Dr)
 ブレント・ハインズ(G/Vo)
 ビル・ケリハー(G)
 トロイ・サンダース(B/Vo)


MASTODON -『Crack The Skye』収録曲リスト
 1. Oblivion - 忘却
 2. Divinations - 予言
 3. Quintessence - 精髄
 4. The Czar - 皇帝
 I. Usurper - 奪還
 II. Escape - 逃亡
 III. Martyr - 殉職者
 IV. Spiral - 螺旋
 5. Ghost of Karelia - カレリアの亡霊
 6. Crack The Skye - クラック・ザ・スカイ
 7. The Last Baron - 最後の伯爵
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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Stolen From Me / Gone Is Gone (Gone Is Gone 収録)

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2009年05月29日(金)

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