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  3. 映画『ザ・フー:アメイジング・ジャーニー』(Amaging Journey:The Story of The Who)

先月行われた初のJapan Tourも好評だったイギリスのロックバンド、THE WHOザ・フー)のドキュメンタリー映画『ザ・フー:アメイジング・ジャーニー』(原題:『Amaging Journey:The Story of The Who』)を観て来ました。
渋谷のシアターNにて。



ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズと並び3大英国バンドとも称され、後のハードロックやパンク(さらにNEW WAVEも?)まで影響を与えた偉大なブリティッシュロックバンド。
そんな彼らの歴史だけに、出てくるエピソードからライブ映像まで全てがいちいち全てカッコよく、ずっとシビレっぱなしでした。

監督は、ニューポート・フォーク・フェスティバルを記録した『Festival』、70年のワイト島フェスティバルを捉えた『Wight』、マイルス・デイヴィスを題材にした『Miles Electric』を手がけた、マレー・ラーナー

※以下、軽くネタバレ有。

LPレコードが壁一面に並べられた部屋で、1枚のレコードが掛けられ、それの曲目が映画の各チャプターになっている構成でストーリーが進んで行きます。
(ちゃんとA面、B面とひっくり返される映像も流れます)

まずはメンバーの生い立ちから始まる。
1940年代半ば生まれのメンバーが幼少時代を過ごした終戦後の荒れ果てたロンドンの町並み。
音楽との出会い、そしてメンバーとの運命の出会い。
そしてバンド結成。
なんかもう正に奇跡って感じです。

現存するメンバーであるピート・タウンゼントロジャー・ダルトリーのインタヴューがメインなんだけど、さらにコメントで度々登場する人物がこれまた豪華。
スティングエディ・ヴェダー(Perl Jam)、ノエル・ギャラガー(oasis)、エッジ(U2)等。
スティングがジョン・エントウィッスルのベースを絶賛するシーン。
関係ないけどここで、スティングがフーの『四重人格』をモチーフにした映画『さらば青春の光』でモッズのリーダーであるエース役をやってたのを思い出した。
ちょっと忘れがちな事実です・・・

そういや前半はジョンのエピソードが多かったな。
個人的には、私が生まれる前に死んでしまったキース・ムーン(78年死去、私は79年生まれ)は仕方ないとしても、ジョンがいるフーのライブを一度でいいから観てみたかった。
初来日がジョンの死後って悲しすぎるよ。。
この映画を観て、いちばんまともだと思ってたジョンが一番の変人で、まさにロックンローラーな人だったんじゃないかと思うようになりました。

もちろん、奇人で変態で、そして天才ドラマー、キース・ムーンのエピソードもいちいちすごい。
キースの死後、バンドに加入した元SMALL FACESのケニー・ジョーンズも自ら「残されたメンバーの精神的な穴は埋められなかった」と認めてたしね。

後は、音楽ジャーナリストのリチャード・バーンズキット・ランバートとともに初期ザ・フーを売り出すために奔走した元マネージャー、クリス・スタンプや75年から現在に至るまでマネージャーを務めるビル・カービシュリーのインタビューがどれも興味深いものばかりでした。
後は、初期のプロデューサーであるシェル・タルミーが出てきたことに個人的にはビックリ。

ザ・ハイ・ナンバーズ時代のライブ映像や、「ライヴ・アット・リーズ」の映像など見所は多いですが、なによりこの映画の一番の見所は、キースとジョンの2人のメンバーが亡くなり、2人だけになったピートとロジャーがお互いに相手のことを認め合い友情を深めているというエピソードが語られる場面だと思います。
かなりグッときます。

4人の強烈な個性を持った天才(ピート曰く「キースもジョンも天才。そして俺も。でもロジャーはただのシンガー」とか言っちゃってたけど・・・)がぶつかり合って素晴らしい音楽を創造していった彼らだけど、メンバーを失い、友情を深めた、自らを見つめなおした今の彼らのライブが素晴らしいのも先日の来日公演を観れば一目瞭然ですしね。

とにかく、詳しいエピソードやライブ映像は実際に映画を観てもらうしか、そのかっこよさが伝わらないかも。
ザ・フーが好きとか関係なく、ロックが好きなら絶対見るべき映画だと思います。
そしてぜひグッときてくだい。

最後に流れる、いろんな映像を繋ぎ合わせて1つにした"My Generation"を観るだけでもお金を払う価値ありです。

監督:マーレイ・ラーナー
編集:ポール・クロウダー
出演: ロジャー・ダルトリー、ピート・タウンゼンド、ジョン・エントウィッスル、キース・ムーン
配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ

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2008年12月19日(金)

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