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  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. Echoes Around The Sun / Paul Weller (22 Drems 収録)

 The JamStyle Council〜ソロと常にUKロックを牽引してきた、御大Paul Wellerポール・ウェラー)のスタジオアルバムとしてはソロ9作目、そして全英No.1を獲得した最新作『22 Dreams』収録曲"Echoes Around The Sun"。プロデュースはポール・ウェラー自身とNoonday UndergroundのSimon Dineで、ポールの地元サリー州にあるBlack Barn Studiosにて録音。

・Paul Weller - Echoes Round The Sun


 弟分であるOASISのノエル・ギャラガー(この曲ではキーボード)とゲム・アーチャー(同ギター)をゲストに迎えたこの曲は、ギターフィードバックとバックで流れるストリングスが印象的なヘヴィなナンバーになってます。このギターの感じは『Stanley Road』とか『Heavy Soul』でも一部あったけど、これだけアグレッシブに前面に出るのって結構珍しい気がする。今年2008年ついに50歳になったウェラー兄貴の「まだまだ行けるぜ!」感溢れた曲ですね。

 ちなみにこの曲は、今年のSUMMER SONICでも披露され、同じくサマソニでやったジャム時代の"Eaton Rifles"のような激しい曲にも遜色ない(というかそれ以上)勢いがあってすごくカッコよかったです。

 『22 Drems』と題された今作。21曲で70分超(アナログなら2枚組。22曲じゃなくて21曲になったのは1曲ボツになった曲があるかららしい)の大作なんだけど、その音楽性の幅の広さがすごい。ファンク・ソウル・クラウトロック果てはエレクトロニカまでもう何でもあり。共に中近東風のエスニックな印象を受ける冒頭"Light Nights"とラストの神秘的なインスト曲"Night Lights"にはさまれる形になっているけど、本人曰く、コンセプトアルバムではないそうですが。

 切れ味鋭いギターで熱いロックを聴かせるタイトルトラック"22 Dreams"。一時Stone Roseにも在籍したアジズ・イブラヒムのスポークン・ワードの入る"God"。アコースティックのイントロとオルガンの音が心地よい"Cold Moments"。クラシカルな"Lullaby für Kinder"。ピアノだけで歌い上げる"Invisible"。挙げてるとキリがないですね。
 
 前述のオアシスの2人とかも含めゲストも豪華。"Song for Alice"でトランペットを吹くのはロバート・ワイアット。"Black River"の間奏の弾む感じとか最高だなぁって思ってたら、この曲は元Blurのグレアム・コクソンだし。その他にもLittle Barrieのメンバーや、もちろんOcean Colour Sceneのポール・クラドックも参加。更に、今後発売するシングルにはPrimal Screamのボビー・ギレスピーやイネスまで参加してるらしい。

 この作品には、ボーナス・ディスクと詩人サイモン・アーミテイジによるアルバム解釈が短編の読み物として掲載された32ページの豪華ブックレットが付いた2枚組のデラックス・エディションもあります。

 キャリア何度目かの(3度目?4度目?)黄金期を迎えたポール・ウェラーからますます目が離せませんね。

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2008年09月01日(月)

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