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  3. BJORK@日本武道館 感想&セットリスト

アイスランド出身の歌姫Bjorkビョーク)@日本武道館。
過去にフジロック03と05年のLive8で観たことはあったけど、単独を観るの初♪

武道館イメージ画像

以下、感想を簡単に。

訳あって、会場に入ったのが開演予定時間過ぎの19:20。
しかし、ここは大物ビョークだけあって時間通り始まらず、うちらを待ってたかのように武道館に入るや否やメンバー登場。

バックメンバーが登場後、いよいよBjörk登場!!

そして1曲目は、最新作『Volta』から"Earth Intruder"でガツンとスタート。

今回のメンバー構成は、キーボード、ドラム、Computer&Programming×2、10人からなるホーン隊(ブラス隊)、そしてビョーク。

武道館はでかい会場だけど、それでも今まで見たビョークのライブの中では一番狭い会場。
ってことで1階スタンドにもかかわらず想像以上に近い♪

蝶のようなヒラヒラした衣装に裸足で妖精のように跳ね回るビョーク可愛い、・・・けど怪しい。。
ホーンの人達も民族衣装のような服装。

どうでもいいけど、確かに目の前でビョークが歌ってるのに、何故かステージ上が現実で起こってることじゃないような変な感覚になってしまいました。

曲の最後、炎が上がってたけど、武道館って火使っていいんだっけ?

そして、『アリガト』と一言で会場は沸き上がる。
今日は終始『アリガト』を言いまくりでしたね。
毎回言い方が違って『アルィィガト』みたいな超巻き舌のとかあったね。


それからアルバム『Homogenic』から"HUNTER"。
おー、昔の曲もやるんだぁとテンション上がる。
曲の最後にはビョークが客席に向かって蜘蛛の糸のようなものをパーっと。
まさにハンター!!

それにビックリしてると次も同じく『ホモジェニック』から"All Is Full Of Love"。
うぉー、この曲もうこんな序盤でやっちゃうの?!って感じ。
無茶苦茶好きです、この曲。
ビョークの声にマジ震えた。
泣きそう。。


その後もVolta Tourとはいいつつも、セットリストはほぼベスト的選曲。
過去の名曲にも負けず『ヴォルタ』の曲も最高。


でもやっぱり過去の名曲たちにはもうテンション上がりまくり。

特に"ARMY OF ME"〜"BACHELORETTE"の流れは反則でしょ。
"アーミー・オブ・ミー"のあの低音(ブラスの音がいいアクセントになってました)、"バチェラレット"の壮大さ。
ウルッときちゃいましたね。

その後も圧巻のステージは進んで行き(ブラス隊がビョークの周りを囲んだりするステージングとかも良かった)、いよいよ私の一番大好きなあの曲。

会場全体もこれを待ち望んでたのか、イントロの低音が鳴り出した瞬間から大歓声!
もうこの出だしはあれしかない、そう"Hyperballad"です。

ヤバイ、最高。

実は今回ライブに行く前にYoutubeで昨年のグラストンベリーとかコーチェラの映像をチェックしてて、この曲のアレンジが変わってることは知ってたんだけど、生は想像以上にすごかった。

今回のステージで度々登場したReactableという変わったインターフェースで音を出す機械を使って、超アグレッシブな電子サウンドに。
2番目のサビのとこは今回のツアーにも参加しているマーク・ベルのユニットLFOの"FREAK"になってましたね。

それにあわせてビョークもステージを走り回り踊りまくり、バックのホーンの人達も、そして会場中もノリノリ。

正直、オリジナルのアレンジで聴きたかったってのもちょっとはあるけど、やはり最新型の音を聴けるのがライブの醍醐味ではないかと思うので、満足です。

そして、そのアグレッシブなアレンジのまま"PLUTO"に雪崩れ込んで本編終了。

この時点で大体1時間20分くらいかな。
うー、短い。あっという間。


圧巻の本編の余韻に浸ってると、再びメンバー登場。
ここで、ひとまずビョークによるメンバー紹介。
なんか、そんなのやるイメージなかったから面白かった。

最後に紹介されたマーク・ベルが誕生日かなんかだったようで、アイスランド語で"Happy Birthday"を歌うという場面もありました。

そして、『DEBUT』から"THE ANCHOR SONG"をブラス隊に囲まれながらしっとりとやって、
アンコールラストは『Volta』から"Declare Independence"。

最後に過去の代表曲ではなく、こんな攻撃的な曲を持ってくるとは。
パンクと言っても過言ではないでしょう。
(そういや昔ビョークの在籍したKUKLの作品って、究極のD.I.Y.アナーキスト・ハードコアバンドcrassのレーベルから出てたんですよね。)

曲が始まる前にビョークは"コソボ"って何度も言ってました。
この曲のテーマとちょうどタイムリーな話題がリンクしてるとは。


アリーナ中を覆いつくした紙ふぶきも含め圧巻のエンティング。
"ハイヤー、ハイヤー"っていうコーラスも会場中大合唱。

そして、最後に『アリガトー』と叫んでビョークは去っていきました。


チケット代10200円。
これちっとも高くないよ。

まさにプライスレス

以下、セットリスト

2008.02.22 Bjork@日本武道館 Setlist

01. BRENNID BID VITAR (walk in)
02. EARTH INTRUDERS
03. HUNTER
04. ALL IS FULL OF LOVE
05. UNISON
06. IMMATURE
07. VERTEBRAE BY VERTEBRAE
08. JOGA
09. HOPE
10. DESIRED CONSTELLATION
11. ARMY OF ME
12. BACHELORETTE
13. WHO IS IT
14. COVER ME
15. WANDERLUST
16. HYPERBALLAD
17. PLUTO
---encore---
18. THE ANCHOR SONG
19. RDECLARE INDEPENDENCE

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Hyperballad / Bjork (Post 収録)
All is full of love / Bjork (Homogenic 収録)
Earth Intruders / Bjork (Volta 収録)
Bachelorette / Bjork (Homogenic 収録)
Declare Independence / Bjork (volta 収録)
Björk@日本科学未来館「Bjork Digital Opening Party」


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カテゴリ : LIVE (〜2008) ・ comments(2) K 
2008年02月22日(金)

COMMENT
K    (2008.02.23 Sat 12:59)
>pさん
マーク・ベルはLFOの人ですよね。
reactableを使ってた部分はLFOの"FREAK"になってましたね。
この記事まだ書きかけなのでちょこちょこ修正していく予定です。
p    (2008.02.23 Sat 11:45)
reactable知ってて、マークベル知らないんですか?
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