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  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. Bitter Sweet Symphony / the verve (URBAN HYMNS 収録)

 I need to hear some sounds that recognize the pain in me♪

 UK出身のバンド、the verveザ・ヴァーヴ)のアメリカでも大ヒットしたアルバム『URBAN HYMNS』(1997年9月29日リリース。全英1位・全米23位)収録のヒット曲"Bitter Sweet Symphony"。シングルチャートで全英2位・全米12位。プロデュースはKilling JokeののYouth。

・The Verve - Bitter Sweet Symphony (Official Video)


 印象的なストリングスのメロディに乗って結構淡々と歌われる曲で、初めて聴いたときはなんかパッとしない曲だと思ったけど、聴けば聴くほどクセになる曲です。ま、そのストリングスの部分はRolling Stonesの曲からサンプリングしたもので、ストーンズの元マネージャーに訴えられて、この曲の印税をほとんど持っていかれたそうです。

(追記)上に書いたことがちょっと事実と違うので、その後NMEでこの曲について特集されていたのでそこから引用。これを見ると、この曲の歌詞に出てくる「"You’re a slave to money then you die"(君は死ぬまで金の奴隷)」ってのが身にしみますね。。。ちなみに、2019年にはストーンズ側から“Bitter Sweet Symphony”のロイヤリティや権利をリチャード・アシュクロフトに譲渡し、ソングライターのクレジットから名前を取り除くことで同意したそうです。
ザ・ヴァーヴは、”Bitter Sweet Symphony” で、ザ・アンドリュー・オールダム・オーケストラによる”The Last Time”という楽曲にあったループ(あの荘厳な!)をサンプリングして使用している。同曲を制作する上で、この曲の著作隣接権(※録音したものについての権利)については、発売元であるデッカ・レコードから許可を得ていた。しかしながら、この”The Last Time”はそもそも、ザ・ローリング・ストーンズの楽曲のカヴァーであった。つまり、どちらのヴァージョンも、その著作者(作詞・作曲者)は、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズとなるが、その著作権(※作詞・作曲についての権利)の利用については、許諾を得ていなかったのだ。

“Bitter Sweet Symphony”が発表され、一躍話題となると、ザ・ローリング・ストーンズの元マネージャーであり、”The Last Time”の著作権を所有していたアブコ社のアラン・クラインは、「“The Last Time”を盗用した」としてザ・ヴァーヴを告訴する。さらに、既にこの曲がアルバム『アーバン・ヒムス』に収録されていること、そしてこのループなくしては、”Bitter Sweet Symphony”が成立しないことを知り、交渉を有利に進めることができることに気づいたアランは、”Bitter Sweet Symphony”の「作詞者」としてリチャードを認めるかわりに、リチャードがその作詞について持つべき著作権を、わずかな額でアブコ社に譲渡することを要求したのである。かくして、その要求を受け入れたリチャードは、”Bitter Sweet Symphony”のアイデアやほとんどのメロディを創作したにもかかわらず、その権利を譲渡した対価〜たった1000ドル(約10万円)をアブコ社から得たのみであり、逆にアブコ社は、そのあまりにも少額な投資で、大ヒット曲“Bitter Sweet Symphony”の著作権すべてを所有することになった。


・The Last Time - The Andrew Oldham Orchestra


 曲もさることながらミュージックビデオが強烈。Vo.のリチャード・アシュクロフトが街をずんずんとひたすら真っ直ぐ歩いていくビデオで、この頃の飛ぶ鳥を落とす勢いというか唯我独尊感とかそういうのが現れてる気がします。

 この曲が出たときの紹介文でオアシスのVo.のリアムが一晩で30回以上聴いたとかいううたい文句があったり、ノエルが「Cast No Shadow」って曲を捧げたりとオアシスとは関係が深いみたいですね。ヴァーヴも美メロの曲多いけど、オアシスよりはちょっと毒とか捻くれ感があったりするとこが違いですかね。サイケ色も強いし。

 この曲ととともにアルバムもUKロックを代表する名作として名高く、この曲はNMEとローリングストーン誌で1997年のベストシングルを、アルバムは1998年のブリット賞でベストアルバムを受賞しています。


the verve -『URBAN HYMNS』収録曲リスト
1. "Bitter Sweet Symphony"
2. "Sonnet"
3. "The Rolling People"
4. "The Drugs Don't Work"
5. "Catching the Butterfly"
6. "Neon Wilderness"
7. "Space and Time"
8. "Weeping Willow"
9. "Lucky Man"
10. "One Day"
11. "This Time"
12. "Velvet Morning"
13. "Come On" (includes "Deep Freeze")
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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2005年10月11日(火)

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