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Slumberland / King Gnu (Sympa 収録)
カテゴリ・タグ:邦楽 (2010年代)
2019.02.12
ksmusic最新情報
4人組バンドKing Gnu(キングヌー)がメジャーデビューアルバム(通算2作目)『Sympa』を2019年1月16日にリリース。"Slumberland"はアルバムの2曲目ですが、1曲目がイントロ的な曲なので実質アルバムオープニングナンバー。
・King Gnu - Slumberland
今注目のバンドってことでまずはメンバー紹介から。
・King Gnu
常田 大希 ギター、ボーカル、チェロ、プログラミング担当
勢喜 遊 ドラムス、サンプラー担当
新井 和輝 ベース、シンセベース、コントラバス担当
井口 理 ボーカル、キーボード担当
バイオグラフィは以下、オフィシャルサイトより。
2017年のフジロック、ルーキー・ア・ゴー・ゴーに出演が決まった時に予習で何曲か聴いてみた時には「なんかスカしたバンドだなぁ」くらいにしか思ってなくてインディーズでの1stもスルーしてたんだけど、このアルバムを聴いたらなんとかっこいいこと。特にこの"Slumberland"から"Flash!!!"、"Sorrows"と続く流れが好き。ツインボーカルってところも好み。
最近の日本のバンドで「このバンドは好きかどうか」の基準を勝手にSuchmosに設定しているんだけど(変な基準に使っちゃってファンの方すみません)、King GnuはSuchmosより好きかも。
話がそれすぎたので"Slumberland"に戻します。大仰なイントロからファンキーなリズムに突入して始まるAメロ、サビにかけてストリングスを交えて盛り上がっていくのがかっこいい。韻を踏みまくりの歌詞も気持ち良いね。
タイトルの"Slumberland"とはたぶん造語。「Slumber」とは「眠り」とか「停滞」とか「まどろみ」って意味で「眠りの国」とでも訳すのかな。ミュージックビデオも含めネット上では社会風刺が込められた曲と言われているけど、個人的には小難しいことはおいといて、「Rock‘n' roller sing only‘bout love and life.」というフレーズに全てが詰まっているような気がします。テレビのニュースで報じられている様なニュースなんかよりも、さらにはtwitterのような不特定多数とのSNSというよりも、LINEなど自分が直接接することのできる人とのつながりのようなものを信じているような感じというか。ちなみにアルバムタイトルの『Sympa』とはフランス語で「同意」的な意味の言葉で、インタビューで中心メンバーの常田が「これからシンパ(同調者、共鳴者)を集めていくぞ」という意味もあってタイトルにつけたと語っていました。今時珍しく「ロックバンド」ってとこにもこだわりを感じます。
こっからは完全に余談なので読み飛ばしてもらってかまいません。バンド名にあるGnuは動物のヌー(アフリカとかにいる大型の牛みたいなやつね)のことで、インタビューでも「春から少しずつ合流して最後はデカい群になる。僕たちもそうなりたい」と語っているのを読みました。んで、ちょっとコンピュータをかじった人なら「GNU」というとIT用語を思い出します(GNUとは)。そして、「Sympa」を調べるとこちらにもGNUの名が(Sympaとは)。常田大希のソロ時代の「Srv.Vinci」の「Srv」は「サーバー」のことらしいし、アルバムのインタールードもモールス信号だし、なんだかエンジニア界隈にはニヤッとさせられることばかり。意図した物かは知りませんが、偶然としたらすごいですね。以上、余談でした。
■King Gnu -『Sympa』収録曲リスト
1. Sympa I
2. Slumberland
3. Flash!!!
4. Sorrows
5. Sympa II
6. Hitman
7. Don't Stop the Clocks
8. It's a small world
9. Sympa III
10. Prayer X
11. Bedtown
12. The hole
13. Sympa IV
・Apple Musicで試聴&ダウンロード
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・King Gnu - Slumberland
今注目のバンドってことでまずはメンバー紹介から。
・King Gnu
常田 大希 ギター、ボーカル、チェロ、プログラミング担当
勢喜 遊 ドラムス、サンプラー担当
新井 和輝 ベース、シンセベース、コントラバス担当
井口 理 ボーカル、キーボード担当
バイオグラフィは以下、オフィシャルサイトより。
東京藝術大学出身で独自の活動を展開するクリエイター・常田大希が2015年にSrv.Vinciという名前で活動を開始。その後、メンバーチェンジを経て、常田大希(Gt,Vo)、勢喜遊(Dr,Sampler)、新井和輝(Ba)、井口理(Vo,Key)の4名体制へ。『SXSW2017』、『Japan Nite US Tour 2017』出演。2017年4月26日、バンド名をKing Gnuに改名し新たなスタートをきった。
2017年のフジロック、ルーキー・ア・ゴー・ゴーに出演が決まった時に予習で何曲か聴いてみた時には「なんかスカしたバンドだなぁ」くらいにしか思ってなくてインディーズでの1stもスルーしてたんだけど、このアルバムを聴いたらなんとかっこいいこと。特にこの"Slumberland"から"Flash!!!"、"Sorrows"と続く流れが好き。ツインボーカルってところも好み。
最近の日本のバンドで「このバンドは好きかどうか」の基準を勝手にSuchmosに設定しているんだけど(変な基準に使っちゃってファンの方すみません)、King GnuはSuchmosより好きかも。
話がそれすぎたので"Slumberland"に戻します。大仰なイントロからファンキーなリズムに突入して始まるAメロ、サビにかけてストリングスを交えて盛り上がっていくのがかっこいい。韻を踏みまくりの歌詞も気持ち良いね。
タイトルの"Slumberland"とはたぶん造語。「Slumber」とは「眠り」とか「停滞」とか「まどろみ」って意味で「眠りの国」とでも訳すのかな。ミュージックビデオも含めネット上では社会風刺が込められた曲と言われているけど、個人的には小難しいことはおいといて、「Rock‘n' roller sing only‘bout love and life.」というフレーズに全てが詰まっているような気がします。テレビのニュースで報じられている様なニュースなんかよりも、さらにはtwitterのような不特定多数とのSNSというよりも、LINEなど自分が直接接することのできる人とのつながりのようなものを信じているような感じというか。ちなみにアルバムタイトルの『Sympa』とはフランス語で「同意」的な意味の言葉で、インタビューで中心メンバーの常田が「これからシンパ(同調者、共鳴者)を集めていくぞ」という意味もあってタイトルにつけたと語っていました。今時珍しく「ロックバンド」ってとこにもこだわりを感じます。
こっからは完全に余談なので読み飛ばしてもらってかまいません。バンド名にあるGnuは動物のヌー(アフリカとかにいる大型の牛みたいなやつね)のことで、インタビューでも「春から少しずつ合流して最後はデカい群になる。僕たちもそうなりたい」と語っているのを読みました。んで、ちょっとコンピュータをかじった人なら「GNU」というとIT用語を思い出します(GNUとは)。そして、「Sympa」を調べるとこちらにもGNUの名が(Sympaとは)。常田大希のソロ時代の「Srv.Vinci」の「Srv」は「サーバー」のことらしいし、アルバムのインタールードもモールス信号だし、なんだかエンジニア界隈にはニヤッとさせられることばかり。意図した物かは知りませんが、偶然としたらすごいですね。以上、余談でした。
■King Gnu -『Sympa』収録曲リスト
1. Sympa I
2. Slumberland
3. Flash!!!
4. Sorrows
5. Sympa II
6. Hitman
7. Don't Stop the Clocks
8. It's a small world
9. Sympa III
10. Prayer X
11. Bedtown
12. The hole
13. Sympa IV
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