1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Holy Mountain / Noel Gallagher’s High Flying Birds (Who Built The Moon? 収録)

 ノエル・ギャラガー率いるNoel Gallagher’s High Flying Birdsノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ)、2017年11月リリースの3枚目のアルバム『Who Built The Moon?』からの1stシングル"Holy Mountain"。UKシングルチャート69位。

・Noel Gallagher’s High Flying Birds - Holy Mountain


 サックスにティン・ホイッスル、ごった煮の音の塊が迫ってくるノエル流グラムロックと言えるブギーを効かせたノリのいい曲(リアム・ギャラガーには「音が多すぎ」と酷評されていましたが・・・)。歌詞もいきなり「踊れ!踊れ!」って始まるし、これは踊らなきゃソンソンですね。オルガンでPaul Wellerポール・ウェラー)が参加しているのも話題。個人的にはさらにベースを弾いているのが元JellyfishのJason Falkner(ジェイソン・フォークナー。ソロやBeckのサポートなんかでも有名です)がツボです。アルバムでもほとんどの曲に参加しています。

 ミュージックビデオを手がけたのはグラフィックデザイナーで『Ghost Box』というインディーレーベルも主宰するJulian House。BBCの伝説的音楽番組『TOP OF THE POPS』で70年代に使われていたカメラで撮影したそうです。レトロな雰囲気の仕上がりになっているのもその効果ですかね。

 この曲はベルギー出身のアーティスト、プラスティック・バートランドの77年の"Ca Plane Pour Moi"ってヒット曲に似てるって話もあるけど、まぁそこはご愛嬌というか、こういう曲調だと似てしまうのは仕方ないでしょう。

・Plastic Bertrand - Ca Plane Pour Moi


 まぁこれにもって話になってくると新しい曲できなくなりますね。。

・Ricky Martin - She Bangs


 それよりアルバム『Who Built The Moon?』(「誰が月を作ったの?」)には"The Man Who Built the Moon"って曲なんかあって、デヴィッド・ボウイの『The Man Who Sold the World』(『世界を売った男』)を意識しているのは明白で、そういうオマージュが散りばめられているところがノエルの面白いところですよね。

 アルバムのプロデュースはデヴィッドはデヴィッドでもDavid Holmes(デヴィッド・ホルムズ)。エレクトロニック系のアーティストだけど、Primal Screamを手がけていたりこういったダンス色やサイケ色の濃いロックを手がけるのにはもってこいの人選ですね。もうちょっとアルバムを聴いたら他の曲も紹介してみたいと思います。

 最後に余談ですが、期せずして同じ年にアルバムをリリースしたリアム・ギャラガー、個人的にはアルバムからの1stシングル対決ではリアムの"Wall Of Glass "の方が好きだったりします。比べても仕方ないんですけどね。。


Noel Gallagher’s High Flying Birds -『Who Built The Moon?』収録曲リスト
1. "Fort Knox"
2. "Holy Mountain"
3. "Keep on Reaching"
4. "It's a Beautiful World"
5. "She Taught Me How to Fly"
6. "Be Careful What You Wish For"
7. "Black & White Sunshine"
8. "Interlude (Wednesday Part 1)"
9. "If Love Is the Law"
10. "The Man Who Built the Moon"
11. "End Credits (Wednesday Part 2)"
12. "Hum Jaise Hai"
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2017年11月28日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Things People Want / Paul Draper (Spooky Action 収録)

 Paul Draperポール・ドレイパー)ソロデビュー!・・・と聞いてどれくらいの人が反応してくれるのかわからないけど、個人的には大興奮。90年代後半ブリット・ポップ円熟期に登場し人気も評価も高かったバンド、Mansunマンサン)のフロントマンが2003年の解散から14年の時を経てついにソロ1stアルバム『Spooky Action』をリリース。"Things People Want"はアルバムからの先行シングル。

・Paul Draper - Things People Want


 哀愁のあるイントロからポール・ドレイパー印満点ですが、なにより歌が始まって聞こえてきた声の衰えのなさが嬉しくて仕方ない。この粘っこいというかなんというか独特なヴォーカルがたまらない。シンセ主体のサウンドがメロディに合っててすごくいいです。アルバムの他の曲も含めソロということでギターロックバンド然としたサウンドではないけど、マンサンの時もそういう部分があったし、低音ヴォーカルってとこがDepeche Modeなんかにも通じる感じでなかなか良い。

 というわけで完全復活と言っていいでしょう。まぁ実は昨年からEPは2枚ほど出ていて(アナログ盤チャートやデジタルじゃなくてフィジカルチャートでは軒並み上位にランクインしていました)、このフルアルバムにもその辺の曲が何曲か入っているので初めて聴く曲は少ないけど、こうしてアルバムとしてまとめてくれたってのが本気度が伝わりますね。本アルバムも全英チャートで19位になっているので待ってた人も多そうです。

 UKではライブツアーもやってるっぽいので、こうなったら日本に来てほしい。本作とちょっとでいいからマンサンナンバーを期待。てか、これを書いている時点でWikipediaで『Spooky Action』のページがあるのは日本語版だけ。英語版にすらないってところが日本での人気を物語っていますね。本当は2009年のMy Vitriolの来日公演にゲスト出演するはずだったのに。。。(確か公演直前に日本への飛行機に乗っていないことが発覚したんだよね。結局あれはなんだったのだろうか)。ちなみにアルバムジャケットのポールは靄がかかっててよく見えませんが、最近の海外サイトの写真を見る限り、少し顎のラインは丸くなったけどいい感じのナイスミドルになっているようなのでご心配なく(笑)


Paul Draper -『Spooky Action』収録曲リスト
1. Don't Poke The Bear
2. Grey House
3. Things People Want
4. Who's Wearing The Trousers
5. Jealousy Is A Powerful Emotion
6. Friends Make The Worst Enemies
7. Feeling My Heart Run Slow
8. You Don't Really Know Someone `Til You Fall Out With Them
9. Can't Get Fairer Than That
10. Feel Like I Wanna Stay
11. The Inner Wheel
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2017年09月09日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Wall Of Glass / Liam Gallagher (As You Were 収録)

 ついについに、我らがLiam Gallagherリアム・ギャラガー)が帰ってきた!!説明不要といいつつ説明するけど、元オアシス(一応元ビーディ・アイ)のボーカリスト、稀代の名ソングライターであるNoel Gallagherの弟。そんな前置きは置いといて、彼のソロデビューシングル"Wall Of Glass"が2016年6月1日にリリースされました。

・Liam Gallagher - Wall Of Glass (Official Video)


 なんか妙に興奮してこのブログを書いているけど、ただリリースされたのが嬉しいのではなく、曲が笑っちゃうくらいかっこいいのです。ブルージーかつハードでソウルフル。軽快なリズムも良し。これぞリアムというボーカルも堪能できちゃうというね。最高。

 ソングライティングのクレジットはリアム自身。「And the stone you throw Will turn back in its path One day you'll shatter like a wall of glass」(お前が投げる石は返って来て、ある日お前はガラスの壁みたいに砕け散る」って歌詞はなんだか兄ノエルとの関係なんじゃないかと勝手に思ってます。兄弟の和解からのオアシス再結成も気になるところですが、最近活動停止した国民的アイドルグループとも取れるフレーズ「one direction」が出てきたり、再結成したマンチェスターの先輩ストーン・ローゼズを想起させる「I believe the resurrection's on」なんてのも出てきたりとなんだか意味深。「オアシスにはまだやり残した仕事がある」的な発言を最近してたのも気になります。

 今のところレコーディングのメンバーとかはわかっていないけど、この曲のプロデューサーを務めるのはAdeleの"Hello"なども手がけたThe Bird and the Beeのグレッグ・カースティンだけに一流のミュージシャンが参加しているのは間違いないでしょう。アルバムがどういうものになるのか楽しみ。(タイトルは『As You Were』って言われてたけど、正式に決まったのかな?)(追記)タイトルは『As You Were』に正式に決定したようです。リリースは2017年10月6日。

 とにかくこの素晴らしいシングルと来るアルバムは、先日の痛ましいテロで悲しみにくれるマンチェスターの人々にもきっと力を与えてくれるんじゃないかと思います。

 リアム・ギャラガーはソロでサマソニ2017とソニマニ2017への出演が決まっています。参考までに5月31日にManchesterのO2 Ritzで行われたソロデビューライブのセットリストを載せておきます。タイトル見るだけでアガりますね。

2017.05.31 Liam Gallagher@O2 Ritz Setlist

SE. Fuckin' in the Bushes (Oasis song)
01. Rock 'n' Roll Star (Oasis song)
02. Morning Glory (Oasis song)
03. Greedy Soul
04. Wall of Glass
05. Bold
06. Paper Crown
07. D'You Know What I Mean? (Oasis song)
08. Slide Away (Oasis song)
09. All I Need
10. I Get By
11. You Better Run
12. Universal Gleam
13. Be Here Now (Oasis song) (with Bonehead on guest guitar)
---encore---
14. Live Forever (Oasis song) (A capella)


Liam Gallagher -『As You Were』収録曲リスト
1. "Wall Of Glass"
2. "Bold"
3. "Greedy Soul"
4. "Paper Crown"
5. "For What It"s Worth"
6. "When I"m In Need"
7. "You Better Run"
8. "I Get By"
9. "Chinatown"
10. "Come Back To Me"
11. "Universal Gleam"
12. "I've All I Need"
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D'You Know What I Mean? / oasis (BE HERE NOW 収録)
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oasis@幕張メッセ国際展示場 「JAPAN TOUR 2009」 感想&セットリスト
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The Roller / Beady Eye (Different Gear, Still Speeding 収録)
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Flick Of The Finger / Beady Eye (BE 収録)



(2017.07.03最終更新)
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2017年06月03日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Fire That Burns / Circa Waves (Different Creatures 収録)

 UKはリバプール出身の4人組、Circa Wavesサーカ・ウェーヴス)の"Fire That Burns"。2017年3月10日リリースの2ndアルバム『Different Creatures』(全英11位)からの2ndシングル。

・Circa Waves - Fire That Burns


 イントロからガツンとくるギターサウンドにUKロック的なグッドメロディ、そしてサビでまた激しくなる音に一発でやられた。これはかっこいい。ちなみにシングルの時のクレジットにアメリカの3ピースバンド、PVRISがフィーチャーされていると書かれていたけど、どの辺で関わっているんだろ?

 歌詞に関しては、ヴォーカルのキエラン・シュッダルが以下のように語っているのが日本のオフィシャルサイトに書いてありました。
この曲は双方についての曲で、相手を喜ばせるために人はどこまでやるかについて歌っている。情熱が持つダークな面を表しているんだ


 ミュージックビデオはサスペンス映画のような作りになっていて、現実と虚構が入り混じり混乱していく主人公をキエランが好演してます。最後のシーンとか良くできてて面白い。ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られる俳優のIsaac Hempstead-Wright(アイザック・ヘンプステッド=ライト)が出演しているのにも注目。彼はサーカ・ウェイヴスのファンなんだとか。

 それにしても本アルバムでの進化はなかなかすごいと思う。スマパンやArctic Monkeys、Nine Inch Nailsなどを手がけたAlan Moulder(アラン・モウルダー)をプロデューサーに迎えたのは大きいのかもしれないけど、まず何と言っても曲が良いのと、デビューから培ってきたライブでの演奏能力も加わっていると思うし、なんか音に自信が満ち溢れている感じがします。過去に2回サマソニでライブを見て、「かっこいいけどもう一押し足りない」感があったんだけど、完全に払拭されました。同じくオフィシャルでアルバムについてキエランは、デビュー・アルバムと比べて新作が大きく変化したことについて以下のように語ってます。
変化はしたけど、サーカ・ウェーヴスらしさは残っていると思う。前と同じような作品も作りたければ作れたけど、自分自身が好きなバンドも、ビートルズのように、全然違うバンドがプレイしているようなレコードを作るバンドなんだよね。進化や変化は大切なことだと思う。特に今、音楽業界内での移り変わりは激しい時だしね


 曲が激しくなっただけではなく、ちょっとニューウェーブぽいタイトルトラックの"Different Creatures"やアコースティックな"Love’s Run Out"などバリエーションも増えてて、今後も楽しみ。まずは2015年、2016年に続いて、3年連続出演となるSUMMER SONIC 2017のステージを楽しみに待ちましょう。


Circa Waves -『Different Creatures』収録曲リスト
01. Wake Up
02. Fire That Burns
03. Goodbye
04. Out On My Own
05. Different Creatures
06. Crying Shame
07. Love’s Run Out
08. Stuck
09. A Night On The Broken Tiles
10. Without You
11. Old Friends
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2017年03月18日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Say Something Loving / The xx (I See You 収録)

 UKの3ピース、The xxザ・エックスエックス)の2016年1月13日リリースの3rdアルバム『I See You』(全英1位・全米5位)収録曲"Say Something Loving"。

・The xx - Say Something Loving (Official Music Video)


 胸が締め付けられるようなラブソング。歌詞はロミーとオリバーの共作になっていますが、「additional production by Romy Madley Croft」と付記されているところを見ると、最近婚約を発表したロミーの思いが強くこもってる感じがします(ちなみに婚約相手はヴィジュアル・アーティストのHannah Marshall)。"On Hold"と同じくAlasdair McLellanが手がけたシンプルな青い背景で演奏する3人のシーンに、南ロンドンで撮影された映像が差し込まれるミュージックビデオも必見。後、「Before it slips away」というフレーズが印象的なイントロとサビ前パートは、Billy AlessiとBobby Alessiによる双子デュオ、アレッシー・ブラザーズの76年作"Do You Feel It?"がサンプリングされています。

・Alessi Brothers - Do You Feel It ? (1976)


 The xxはフジロック2017への出演が決まっています。Green Stageのトリ前かWhite Stageのトリかなぁ。すごいステージになりそう。絶対に見ないと損しますよ。


The xx -『I See You』収録曲リスト
1. "Dangerous"
2. "Say Something Loving"
3. "Lips"
4. "A Violent Noise"
5. "Performance"
6. "Replica"
7. "Brave for You"
8. "On Hold"
9. "I Dare You"
10. "Test Me"
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2017年03月12日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. No Diggity / Alice Jemima (Alice Jemima 収録)

 UKはデヴォン出身の22歳の女性シンガーソングライター、Alice Jemimaアリス・ジェミマ) がセルフタイトルとなるデビューアルバム『Alice Jemima』を2017年3月3日にリリース。ロンドンのインディーレーベルSunday Best Recordingsより。プロデュースは、London Grammar、Bloc Party、Foxesなどを手がけるRoy Kerr。

・Alice Jemima - No Diggity


 "No Diggity"はアルバム収録曲。1996年にR&Bグループのブラックストリートが全米1位を獲得した大ヒット曲のカバーです。オリジナルはこちら。

・Blackstreet - No Diggity ft. Dr. Dre, Queen Pen


 アリスのこのカバーはSoundcloudでは300万回以上再生されたことで話題になっていました。オリジナルよりグッとテンポを落とし、インディーR&Bぽい雰囲気に仕上げていてすごくかっこいい。雰囲気としてはBANKSあたりが好きな人は結構ハマるかも。

 実は私、3年半位前にロンドンに旅行した際にアリスのライブを見たことがあります。お目当てだったバンドの前座での出演で時間は短かったのですが、そのキュートなルックスと歌声、曲も良くてすごく記憶に残ってました。こうしてデビューアルバムを発表してくれてなんかすごく嬉しい。ちなみにお目当てはLet's Buy Happinessというバンドでメチャクチャカッコ良かったのですが、デビュー作(ぜひ聴いて欲しい→Start It / Let's Buy Happiness)をリリースするレーベルが見つけられず、自主制作で配信のみのリリースして解散してしまっただけに感慨もひとしお。

 脱線したので話をアリス・ジェミマに戻すと、ライブの時はかなりローファイな感じだったのがこのデビュー作ではかなり洗練された作品になってて「これはひょっとして売れるかも!」って予感がしますね。特に日本ではフェスにでも出れば一気に人気出そう。ぜひ来日を!


Alice Jemima -『Alice Jemima』収録曲リスト
1. Electric
2. Dodged a Bullet
3. No More
4. Liquorice
5. Falling out of Love
6. When You Dance
7. So
8. Toxic
9. No Diggity
10. Live for Now
11. Cocoa Liquor
12. Take Me Back
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Let's Buy Happiness@Hoxton Square Bar & Kitchen in London (Memory Maze、Alice Jemima)

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2017年03月07日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Priestess / Pumarosa (Pumarosa 収録)

 南ロンドンを拠点にする5ピースバンド、Pumarosaピューマローザ)の2016年9月リリースのEP『Pumarosa』収録曲"Priestess"。

・Priestess


 パティ・スミスを彷彿させるような低音ヴォーカルで「You dance, you dance, you dance」と繰り返される歌。反復しながら徐々に盛り上がっていくにサイケデリックな音像。なかなかドープな感じがしてかっこいいです。後半に入ってくるサックスも個人的にツボです。

 バンドの簡単なバイオ。メンバーは以下の5人。

・Pumarosa member
Isabel Munoz-Newsome(イザベル・ムニョス・ニューサム):リード・ボーカル、ギター
Henry Brown(ヘンリー・ブラウン):ベース
Tomoya Suzuki(トモヤ・スズキ):シンセサイザー、サックス
Neville James(ネヴィル・ジェイムス):ギター
Nicholas Owen(ニコラス・オーエン):ドラム

 イザベルとニコラスが2人で組んでいたパンク・デュオに他の3人が加入して結成。この"Priestess"でデビュー。この曲のミュージックビデオに登場する女性の振り付けはイザベルの妹が担当しているんだとか。プロデュースはフランツ・フェルディナンドの『Tonight: Franz Ferdinand』などを手がけたダン・キャレイ。所属レーベル・Chess ClubはMØやHindsなどをリリースしているところです。名前もルックスも日系人ぽいメンバーも気になるところですね。

 本EPは2016年9月にリリースされたものですが、日本盤としてボーナストラックを加えて2017年2月に再リリース。そして、『Hostess Club Weekender』での来日も決まっているのでそのタイミングってことでしょうか。フルアルバムはまだですが、結構期待のバンドだと思います。

■Hostess Club Weekender
2017年2月25日(土):Pixies / MONO / Girl Band / Pumarosa
2017年2月26日(日):The Kills / Little Barrie / The Lemon Twigs / Communions
会場:新木場STUDIO COAST


Pumarosa -『Pumarosa』収録曲リスト
1. PRIESTESS
2. HONEY
3. CECILE
4. SINKING HEART (DEMO)
5. PRIESTESS (SHURA REMIX) (JAPAN BONUS TRACKS)
6. ORIGINAL SINNA (JAPAN BONUS TRACKS)
7. HATCHED AND CROSS HATCHED (JAPAN BONUS TRACKS)
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2017年02月17日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Automaton / Jamiroquai (Automaton 収録)

 90年代に一大アシッドジャズブームを巻き起こしたジェイ・ケイ率いるJamiroquaiジャミロクワイ)が久々の新曲"Automaton"を発表。2017年3月31日に発売される2010年の『Rock Dust Light Star』以来7年ぶりとなる8thアルバム『Automaton』のタイトルトラック。

・Jamiroquai - Automaton


 ダンスミュージックで音の方は今風になってはいますが、EDMとかそっち系ではなくてちゃんとジャミロクワイってわかる音になっているのがいいですね。そして軽やかなジェイ・ケイのボーカルはサウンド以上に「これぞジャミロクワイ!」感をだしますね。

 「Automaton」とは自動装置、自動人形、ロボット、機械的に行動する人とかいう意味の言葉で、Wikipediaによると「オートマタ(英: Automata 複数形)、オートマトン(Automaton 単数形)は、主に12世紀から19世紀にかけてヨーロッパ等で作られた機械人形ないしは自動人形のこと」らしい。ジェイ・ケイは『Automaton』について「今日のAI(人工知能)やテクノロジーの台頭によって、人間らしい生き方を忘れるようになってきたことにインスピレーションを得た」というようなことを語っていたりします。かつて"Virtual Insanity"なんて曲を大ヒットさせた彼らですが、そんな時代が今まさに来ているのかもって気になりますね。

 アルバムリリース後の5月には来日公演も決まっています。一度見てみたいけど、チケット代がなかなかお高い。。フェスにでも出てくれないでしょうか。

■Jamiroquai 来日公演 2017
日程:2017年5月25日(木)
時間:OPEN 18:00/ START 19:00
会場:東京 国際フォーラム HALL A
チケット代:SS指定席¥18,000(税込)、S指定席¥12,000(税込)


Jamiroquai -『Automaton』収録曲リスト
1. "Shake It On"
2. "Automaton"
3. "Cloud 9"
4. "Superfresh"
5. "Hot Property"
6. "Something About You"
7. "Summer Girl"
8. "Nights Out in the Jungle"
9. "Dr Buzz"
10. "We Can Do It"
11. "Vitamin"
12. "Carla"
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Virtual Insanity / jamiroquai (High Times : Singles 1992-2006 収録)

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2017年01月28日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Hallelujah Money / Gorillaz (Humanz 収録)

 架空のカートゥーン・バンド、Gorillazゴリラズ)が2011年の『The Fall』以来となる新曲"Hallelujah Money"を公開しました。

・Hallelujah Money (feat. Benjamin Clementine) - Gorillaz


 アルバム『At Least For Now』で英マーキュリープライズを獲得しているアーティスト・Benjamin Clementineベンジャミン・クレモンタイン)をボーカルにフィーチャー。「お金をほめ讃えよ」とでも訳せそうな"Hallelujah Money"ってタイトルに、NYのトランプ・タワーのエレベーター(本物?CG?)の中で後ろに様々な映像が流れ、そこでベンジャミンが歌うミュージックビデオを「Dark times」だというツイートとともに公開したりと、トランプが大統領になることを憂うナンバーになっています。エレクトロゴスペルって感じのサウンドもかっこいいですね。




 この曲と同じ日にArcade Fireが新曲をリリースしたりと、意識的なミュージシャンはすでに様々なリアクションを起こしていたり、今後さらに増えそう。どうなるかわからない時代だけど、今年はすごく良い音楽が生まれそうな予感がするのは、ある意味トランプ効果なのかも。今年出るであろうゴリラズのニューアルバムも楽しみ。(追記)アルバム『Humanz』のリリースが2017年4月28日に決定。ノエル・ギャラガーの参加など詳細が出たので下に追記しておきます。スーパーデラックスバージョンのアナログ盤がすごいらしい。(追記)フジロック2017へのヘッドライナー出演が蹴ってしました!


Gorillaz -『Humanz』収録曲リスト
01 "Ascension" feat. Vince Staples
02 "Strobelite" feat. Peven Everett
03 "Saturnz Barz" feat. Popcaan
04 "Momentz" feat. De La Soul
05 "Submission" feat. Danny Brown and Kelela
06 "Charger" feat. Grace Jones
07 "Andromeda" feat. D.R.A.M.
08 "Busted and Blue"
09 "Carnival" feat. Anthony Hamilton
10 "Let Me Out" feat. Mavis Staples and Pusha T
11 "Sex Murder Party" feat. Jamie Principle and Zebra Katz
12 "She’s My Collar" feat. Kali Uchis
13 "Hallelujah Money" feat. Benjamin Clementine
14 "We Got The Power" feat. Noel Gallagher and Jehnny Beth
(ボーナス・トラック)
15 "The Apprentice" feat. Rag’n’ Bone Man, Zebra Katz, and RAY BLK
16 "Halfway To The Halfway House" feat. Peven Everett
17 "Out Of Body" feat. Kilo Kish, Zebra Katz, and Imani Vonshà
18 "Ticker Tape" feat. Carly Simon and Kali Uchis
19 "Circle Of Friendz" feat. Brandon Markell Holmes
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DIRTY HARRY / GORILLAZ (DEMON DAYS 収録)
FEEL GOOD INC. / GORILLAZ (DEMON DAYS 収録)
METAMORPHOSE SPRING 12@幕張メッセ (The Flaming Lips、Orbital、Afrika Bambaataa、GORILLAZ SOUND SYSTEM 他)



(2017.03.31最終更新)
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2017年01月21日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. On Hold / The xx (I See You 収録)

 UKの3ピース、The xxザ・エックスエックス)の2016年1月13日リリースの3rdアルバム『I See You』収録曲"On Hold"。アルバムからの先行シングルとして昨年11月に発表済みでUKシングルチャート38位、USロックソングで7位を記録。(追記)アルバムは全英1位、全米チャートでも自身最高の2位を記録。

・The xx - On Hold (Official Video)


 ロミー・マドリー・クロフトとオリヴァー・シム、2人のヴォーカルで対話的に綴られる歌詞。ミュージックビデオでもあるように"On Hold"とは「電話口で待たされている状態」を表しますが、「I can't hold on」と関係を続けられないと歌うロミーと、「I thought I had you on hold」とまだ続けられると思っているオリヴァーという関係の対比が面白い。登場人物は元恋人と思しき2人ですが、もう既に先に進んでいる女性と、まだ過去に取り残されている男性って感じでしょうか。これまでの作品では、お互いが別々に自分のパートを仕上げてくることが多かったのが、今作では膝を突き合わせて歌詞を考えたそうです。

 曲のテーマを青春の一コマとして映像化したミュージックビデオも素晴らしい。監督はイギリスの写真家・Alasdair McLellanアラスデア・マクレラン)。アルバムをレコーディングを開始した、米テキサスのマーファで撮影。ちょうど米大統領選挙の混沌期に撮影された本ビデオは、発表に際して「レコーディングや過去のツアーで出会ったアメリカの人々から感じた温かさや歓迎の気持ちを反映した」というようなメッセージをFacebookなどで投稿していました。

 ちなみに、これまでの彼らのイメージよりもサウンドにポップさが増しているのが特徴ですが、この曲では数々のポップヒットを放ったブルーアイドソウルデュオ、ダリル・ホール・アンド・ジョン・オーツによる1981年の全米ナンバーワンヒット曲"I Can't Go For That (No Can Do)"がサンプリングされています。

・Daryl Hall & John Oates - I Can't Go For That (No Can Do)


 この辺りは昨年ソロアルバム『In Colour』を売上的にも評価的にも成功させた、DJ・プロデューサーとしても活躍するメンバーのJamie xxことジェイミー・スミスの経験が活かされてのかも。前作『Coexist』の後、ジェイミーのソロがあった間、他の2人のメンバー、ロミーとオリヴァーも各々活動していてバラバラの時期を過ごしたんだとか。その離れていた期間が3人で活動したいという気持ちを募らせたと最近のインタビューでも語っているのを見ました。前作が「共存」ってタイトルからして、今作の『I See You』ってタイトルは、3人ともそれぞれがお互いを「見ている」(感じている)って意味かもしれませんね。後、"On Hold"の7インチ盤の銀一色のアートワークにメンバーが映った姿がアルバムジャケットになっている(2017.01.16追記:勘違いしてたんですが、『I See You』のアートワークは配信ではメンバーが写しだされたジャケットですが、アナログ盤やCDは銀一色に「X」となっています)のは、それを覗き込むリスナーの顔が映ることでThe xxはこのアルバムを聴く「あなた」を「見ている」って意味なのかもしれませんね。

 というわけで、この曲が当サイト『K’s今日の1曲』の2017年初おすすめ曲投稿になります。いきなり今年のベストソング、ベストアルバム候補に出会ってしまいましたが、今年も当ブログをよろしくお願いいたします。(もっと曲紹介の投稿を増やしたいところですが・・・)


The xx -『I See You』収録曲リスト
1. "Dangerous"
2. "Say Something Loving"
3. "Lips"
4. "A Violent Noise"
5. "Performance"
6. "Replica"
7. "Brave for You"
8. "On Hold"
9. "I Dare You"
10. "Test Me"
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(2017.01.26最終更新)
カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2017年01月14日(土)

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