1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. 「奥田民生 生誕50周年伝説 ”となりのベートーベン”」@東京国際フォーラム 感想&セットリスト

東京国際フォーラムで開催された『奥田民生 生誕50周年伝説 "となりのベートーベン"』に行ってきました。

奥田民生 生誕50周年伝説 となりのベートーベンはチケットソールドアウトでした

ユニコーンUnicorn)、ソロと活躍しているOTこと奥田民生の生誕50周年イヤーである2016年を締めくくるイベントです。

早速今日の出演者一覧です。

■出演:奥田民生
・ゲスト出演:うつみようこ / オカモトショウ(OKAMOTO'S) / 岸田繁(くるり) / 草野マサムネ(Spitz) / Char / トータス松本(ウルフルズ) / 仲井戸麗市 / 浜崎貴司 / PUFFY / 真心ブラザーズ / 八熊慎一(SPARKS GO GO) / 吉井和哉 / Leyona / 和田唱(TRICERATOPS) ※50音順

・1部バンド:
band1
Drums:古田たかし / Bass:根岸孝旨 / Guitar:長田進 / Keyboard:斎藤有太
band2
Drums:湊雅史 / Bass:小原礼 / Keyboard:斎藤有太

・2部バンド:
Drums:伊藤大地 / Bass:ハマ・オカモト(OKAMOTO'S) / Guitar:松浦善博 / Keyboard:斎藤有太 / Percussion:三沢またろう

・スペシャルオーケストラ:
金原千恵子 / 西村浩二 / 村田陽一 / 山本拓夫をはじめとする大編成スペシャルオーケストラ


会場に入るとステージには大きなシャンデリアがぶら下がっていました。

私の席は、お土産付きの特等席ではなく、一等席だったんですが、PA卓のちょっと後ろ、ステージ真正面というなんとも素晴らしい席でした。
数列前はどうやら、関係者席ぽくて、いつも空耳アワーでしょっちゅう民生Tシャツを着てるイラストレーターの安斎肇さんとかいました。

始まるまでずっとBGMでロックンロールが流れてるなーって思ってたら、全てチャック・ベリーの"Roll Over Beethoven"の様々なカバー曲だということに気づいた。
小ネタ効いてますね!

19時10分くらいに暗転。
まずは今回の発起人である、民生ソロをずっと支えてきたキーボーディスト、斎藤有太登場。

今日のイベントの開催趣旨など話した後、「奥田民生と長年一緒にやってきた俺たちからのお祝いと、民生の音楽を長年聴いてきた皆へのプレゼントです」とすごくいいこと言ってました。


そして、古田たかし根岸孝旨長田進という私の大好きな民生ソロ初期バンドメンバーが登場し、最初のゲストを呼び込む。

まずは、OKAMOTO'Sオカモトショウ
ゲストに呼びこまれ、主役の民生登場。

1曲目は"マシマロ"。
こんなメンツをバックにトップバッターを務めるってのはなかなか度胸あるね。
ハーモニカもカッコよかった。


1曲終わって、オカモトショウが次のゲスト、浜崎貴司を呼び込む。
どうやらゲストが1曲歌い、終わったら次のゲストを呼び込む、っていう流れであることが途中でわかった。
てか、民生は歌わないってのも途中で知ったのは秘密。

浜崎貴司ボーカルで"野ばら"。
いい選曲するね。


続いて、浜崎貴司曰く、紅二点・Leyonaうつみようこ
「O」と「T」と書かれたTシャツを2人それぞれが着て、ホットパンツ姿という出で立ち。
そんな2人が歌うのは"悩んで学んで"。
女性ボーカルで聴くこの曲もなかなか乙なものです。
民生と長田さんのギターの絡みがカッコよすぎ。


次は「岸田のくるりくん」と言って呼びこまれた、くるり岸田繁
歌うは"The STANDARD"。
原曲に忠実に歌い上げてたのがなんか意外でしたが、さすがサンフジンズで一緒にやってるだけあって雰囲気はバッチリ。
最後、ジューイ・ラモーンって民生に言われてたね。


次はスパゴー八熊慎一
ベースが2人ということで、ヤックと根岸さんでベース対決。
民生にしきりに「ネギちゃん縮んだ」とからかわれてたけど、理由を聞くと「ヘルニア」って答えてて「笑えない」って皆んなに突っ込まれてた(笑)
そんなメンツで"愛のために"。
民生の普通のライブでもなかなか聴けないのに、ここで聴けるとは。
民生・ヤック・長田・根岸の4人で真ん中に集まって演奏しながらワチャワチャしてるのがいい感じでした。


ヤックに呼びこまれたのは吉井和哉
吉井和哉も「ネギちゃん縮んだ」って言ってた。
いろんな人に「この曲を歌え」と言われるという"手紙"を。
個人的に民生の曲で1、2を争うくらい好きなこの曲は、どうせなら民生ボーカルで聴きたいなってちょっと思ったけど、吉井和哉の歌があまりにもすごくて感動してしまった。
ここまで出た他の人には悪いけど、ロックボーカリストとしての格がちょっと違うなって思ってしまいました。

民生の超絶ギターを堪能し、第1部の前半終了。

民生のメンバー紹介の後、斎藤有太を残して、他のメンバーがはけ、続いて近年のバンドメンバー湊雅史小原礼(2人とも登場の際軽く小ボケをかましてた)が加わり、MTR&Yに。


band2のトップバッターはTRICERATOPS和田唱を迎え"夕陽ヶ丘のサンセット"を。
結構渋い選曲だと思った。
和田唱のボーカルとギターやっぱ好きだなぁ。トライセラ久しぶりに見たい!


2組目は、和田唱と血液型と星座が一緒というスピッツ草野マサムネ
楽屋でアンチエイジング話に花を咲かせてたらしい。
てか、MCの声ちっちゃ(笑)
しかし、歌えば草野マサムネ色に染めちゃうところがさすが。


そんな草野マサムネとアンチエイジング話をしていたという、真心ブラザーズの2人を呼び込む。
桜井秀俊のギターで始まった"息子"。
YO-KINGのボーカルに感動しつつも、民生がライブでこの曲を歌うときにCDとは違う歌い方をいつもしてたことを思い出して、なんかすごく懐かしい気持ちになりました。


さらに次がウルフルズトータス松本っていう流れはやばい。
スピッツ、真心、ウルフルズってなんか高校生だったころを思い出すなぁ。

真っ赤なスーツを着たトータスが歌うのは"明日はどうだ"。
この曲めっちゃ好きなんだよねぇ。
キー的にトータスはちょっと苦しそうだったけど、カッコ良かった。


ここからは民生の先輩にあたる2人への流れ。
まずは、CHABOこと仲井戸麗市
民生に「若いねぇ」とか「やっと大人になって酒もタバコもいける」とか言えるのも、60代も半ばになった日本ロック界のレジェンドくらいでしょうか。
小原礼に、「同年代がいて安心」とか言ってた。

そんな彼が歌うのは"人間"。
第1部で一番やると思ってなかった曲だけど、どうやら斎藤有太がCHABOのために選曲したそうで、彼のギターと歌声にマッチしてて、納得の1曲でした。


次のゲストを呼び込むのを忘れて帰ろうとしつつも戻ってきて、「名前が似てるからこの順番になったのかな」って言いつつ、「My Name Is CHABO, His Name Is Char」と言ってCharを呼び込む。
こちらも60歳を迎えた先輩ですね。
彼とのギターバトルのために用意された曲は"あくまでドライブ"。
米南部っぽいサウンドが2人のギタープレイにハマりまくりでした。


最後は第1部に登場したゲスト、バンドメンバー全員登場して民生本人曰く「不朽の名作」"イージュー☆ライダー"を。
くるりの岸田から始まり、ワンフレーズずつ歌い継ぎ、最後はYO-KINGでシメ。
メンバーが豪華すぎてちょっとクラクラしちゃいました。


ここで第2部まで休憩。

奥田民生 広島カープ2奥田民生 広島カープ1
ロビーにはこんなのも展示されてました。
他にも民生がライブのときに使っているiPadアプリなどありました。

休憩中はスクリーンにサッポロビールの「大人エレベーター」の特別編のようなもので、クリス・ペプラーによるインタビューが流れてて、「才能と努力、どっちが大事ですか?」って質問に「才能」と答えてたのが印象的でした。


さて、第2部。
21時過ぎに開演。
幕が上がり、総勢40名近くのオーケストラが登場し、どよめく会場。
これはすごい。

バンドメンバーも一新。
伊藤大地ハマ・オカモトという若手のリズム隊を起用するあたりが民生の優しさを感じる。
この2人のグルーヴは第1部のベテランたちとは全然違って面白かった。

まずは"ライオンはトラより美しい"から。
早速オーケストラの迫力に圧倒される。
バンドも、パーカッションが入ってさらにパワーアップ。
よく見ると、和田唱・Leyona・うつみようこの3人がコーラス隊になっていて豪華極まりない。


そして次は絶対やってくれると期待してた"コーヒー"。
オーケストラをバックにやると聞いた時から絶対にピッタリはまると思ってたので。
予想通りこれが最高すぎた。
もちろん、「もう30だから」ってところは「もう50だから」と歌い変えてて、昔ライブでよくやってた時、毎年数字が上がっていくのを楽しみにしてたのを思い出した。


2曲終わり斎藤有太からメンバー紹介。
オーケストラも一人一人紹介してたけど、さすがに管楽器のメンバーを紹介し終えたところで断念し、ストリングスは金原千恵子ストリングスとひとまとめに紹介。

そんなメンツでやるのを一番楽しみにしてたというのが次の"股旅(ジョンと)"。
ちょっと笑いが起きたけど、オーケストラが入ってむちゃくちゃかっこいい仕上がりになってた。
ホーンが特に効いてて、劇場で西部劇を見てるような雰囲気になりました。


そういえば、先ほど関係者席の近くの席だったと書きましたが、演奏中にその辺りに第1部に登場したミュージシャンが続々やってきて座って見てたので、そちらも気になって仕方なかった。
しーたかさんとかは特にノリノリで聴いてたきがする。


今日初のソロ以外の曲、井上陽水奥田民生の"手引きのようなもの"、オーケストラ、コーラス、パーカッション全てがズッパマリの"へへへイ"、"MILLEN BOX"と続く。


ここでオーケストラに第二バイオリン追加。
できてたのは「さすらい秀俊」こと真心ブラザーズの桜井秀俊。
前に『顧問豊作』でも見たけど、おいしすぎますね。

曲はもちろん"さすらい"でした。


無事大役を果たしたさすらいさんが去って、本編最後は"風は西から"。
斎藤有太のピアノから始まり、コーラス隊による英語バージョンからの通常バージョン。

すっかり近年の民生の定番ソングになりましたね。


アンコールへ。
ここで最後のゲスト、Puffyの2人が登場。
愛弟子をここで出すところもまた民生ならではの優しさか。

パフィーも来年20周年ってのに軽くめまいを覚えつつ、始まったのは"アジアの純真"。
民生のボコーダーも冴える。
この曲もオーケストラにピッタリ。


パフィーが去り、オーケストラのみでユニコーンの"すばらしい日々"が流れる。
感動でちょっと泣きそうになった。

その間に、第1部からの出演者全員登場し、オーラス、"CUSTOM"。
この流れは反則でしょう。

曲の後半ではステージ上から紙吹雪が舞い落ちてきて感動に拍車をかける。
近くの席では泣いてる方もいました。

2015年のライブ納めとしてこれ以上ないエンディングでした。

最後は「来年は普通にやります」ってことと、今日の功労者、斎藤有太を讃えて去って行きました。


そして、スクリーンにはエンドロール。
ベートーベンらしく第9が流れる中、今日の出演者の名前が出てたんだけど、第2バイオリン・桜井秀俊という名前だけで笑いをとって、最後の最後においしいところを持ってった桜井さんでした。

以下、セットリスト。

来年もよろしくおねがいします 奥田民生

2015.12.22 「奥田民生 生誕50周年伝説 ”となりのベートーベン”」@東京国際フォーラム Setlist

・第1部
---band1---
01. マシマロ (オカモトショウ(OKAMOTO'S))
02. 野ばら (浜崎貴司)
03. 悩んで学んで (Leyona & うつみようこ)
04. The STANDARD (岸田繁(くるり))
05. 愛のために (八熊慎一(SPARKS GO GO))
06. 手紙 (吉井和哉)
---band2---
07. 夕陽ヶ丘のサンセット(和田唱(TRICERATOPS))
08. スカイウォーカー (草野マサムネ(Spitz))
09. 息子 (真心ブラザーズ)
10. 明日はどうだ (トータス松本(ウルフルズ))
11. 人間 (仲井戸CHABO麗市)
12. あくまでドライブ (Char)
---バンド1&2---
13. イージュー☆ライダー (全員)

・第2部
01. ライオンはトラより美しい
02. コーヒー
03. 股旅(ジョンと)
04. 手引きのようなもの
05. へへへイ
06. MILLEN BOX
07. さすらい
08. 風は西から (english ver.)
09. 風は西から
---encore---
10. アジアの純真 (PUFFY)
11. すばらしい日々 (Instrumental)
12. CUSTOM
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カテゴリ : LIVE (2015) ・ comments(3)  
2015年12月22日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. King Crimson@Bunkamuraオーチャードホール 感想&セットリストまとめ #キングクリムゾン

プログレッシヴ・ロックの雄、King Crimsonキング・クリムゾン)の12年ぶりの来日公演『THE ELEMENTS OF KING CRIMSON TOUR in JAPAN 2015』の7日目、東京追加公演の初日、渋谷は東急のBunkamuraオーチャードホール公演に行ってきました。

会場に着くと年季の入ったファンが詰め掛けていて、グッズ売り場は大行列。
並んでまではって感じだったので、早速中へ。

入ってすぐにステージ前列に並ぶ3台のドラムセットに圧倒される。
写真では見たことあったけど、実際に見るとやっぱすごいですね。

King Crimson 2015 トリプルドラム
(終演後に撮らせてもらったトリプルドラム)


席は10列目という好位置。
ステージが近い!

会場に入ってすぐにもあったけど、開演中の注意事項(撮影してるのがばれたら即退場とか)の立て看板、および、アナウンスが流れた。
まずは日本の女性スタッフによるアナウンスの後、フリップと思しきイギリスアクセントの英語アナウンス。

15分ほど過ぎてメンバー登場。
皆さん正装。
フリップがお辞儀をして会場が拍手に包まれる。

今回の来日メンバーはこんな感じ。

Robert Fripp(ロバート・フリップ、Guitar)
Jakko Jakszyk(ジャッコ・ジャクスジク、Guitar and vocals)
Mel Collins(メル・コリンズ、Flute and saxhophones)
Tony Levin(トニー・レヴィン、Bass and chapman stick)
Bill Rieflin(ビル・リーフリン、Drums and Keyboard)
Pat Mastelotto(パット・マステロット、Drums)
Gavin Harrison(ギャヴィン・ハリソン、Drums)

ステージ上の並び順としては、前面が左からパット、ビル、ギャヴィンのドラマー3人、一段上がった後段が左からメル、トニー、ジャッコ、そして御大ロバート・フリップ大先生という並び。

ちょっと焦らした感じで始まった1曲目はなんと"太陽と戦慄パート1"("Larks' Tongues in Aspic, Part One")。
緊張感ある演奏と、これが生クリムゾン、しかも現在進行形の、って考えると興奮してきた。
普段あまり着席のライブを見ないのでちょっと勝手は違うけど、なんか体が熱くなりました。

途中、メル・コリンズがフルートでソニー・ロリンズの"St. Thomas"のあの可愛らしいフレーズを挟んでほっこりしたところで、続けて"君が代"のメロディを挟み込んできて、またもや拍手が巻き起こった。


ライブではついついドラマーを見てしまうことが多いんですが、今日は3人もいて目移りして大変だったんですが、この1曲目でパット・マステロット中心に見ることに決定。
見てるだけで楽しすぎです。


続く"平和/終章"("Peace - An End")でも「ヘイワーワー」と日本語で歌い、次は"冷たい街の情景"("Pictures Of A City")と『ポセイドンのめざめ』(『In The Wake Of Poseidon』)から2曲のボーカルナンバーを披露。
ジャッコさんの声はなかなか伸びやかで良いですね。


ここで、"Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)"の1、2とそれに挟まれる形で"Meltdown"という構成の新曲群へ。
ただの懐メロに終わらせないロバート・フリップのロバート・フリップたる所以を見せつけられた感じ。
(ま、このトリプルドラムっていう攻撃的な編成の時点で明らかですが)

曲は割と近年のクリムゾンサウンドという感じ。
"Meltdown"は歌メロがオルタナっぽさもあってカッコよかった。


このメドレーから"Level Five"に流れるのが今ツアーの定番のようですが、ここでなんと始まったのは"Red"。
これは意表を突かれた!
個人的に最も聴きたかった曲の1つだけに、イントロのギターから痺れまくり。

トリプルドラムのアンサンブルが凄すぎ。
下手するとただ音数が増えるだけになりかねないところを、三者三様のドラミングが一緒になることで3倍以上の効果をもたらす。
でも、リズムが原曲と結構変わったので、違和感を覚えた人お多かったかも。
個人的にはすごくよかった。

そのリズムに絡むメル・コリンズのサックスも最高。
フルートに始まり、ソプラノ、アルト、テナーとサックスも曲によって使い分け、その音が入るたびにクリムゾンらしさを再認識する感じ。

"Red"が終わり(私同様に興奮して叫んでる人がいましたね)、"エピタフ(墓碑銘)"("Epitaph")が始まるという流れにもびっくり。
Confusion will be my epitaph」(混乱こそ我が墓碑銘)というこのフレーズをボーカルは違えど、生で聴ける日が来るとは。

ここではビル・リーフリンがドラムの代わりにシンセを弾いてメロトロンの音を再現していました。

ここからしばらく往年の名曲群から離れ新しめの曲を。
個人的には"Hell Hounds of Krim"や"Banshee Legs Bell Hassle"といったリズムを主体とした流れが良かった。
(Hell Hounds〜で3人のドラマーたちがそれぞれ片手に2本、計2×2×3=12本のスティックでリズムを刻む中、後ろでトニー・レヴィンがちょっと踊るようなしぐさをしてたのがツボでした)

"Easy Money"でのコブシの効いたジャッコの歌や、"The Letters"の後半の展開も堪能し、今日は珍しくところで演奏された"Level Five"のハードな側面も満喫。

極み付きは、再びビルがキーボードに向かって始まったのは、"Starless"。
『RED』の最後を飾るこの曲は、つまり、70年代クリムゾンを締めくくる曲ともいえますが、それにふさわしい重厚さを備えた名曲ですね。

曲の後半に照明が変わり、ステージが真っ赤に染まったのがあまりにかっこよくて痺れました!


スターレスで本編が終わり、スタンディングオベーション。

ここで、トニー・レヴィンの写真撮影タイム。
この時だけ、客席からも写真を撮っていいことになっていたので、私も何枚か撮りましたが赤い照明のせいであまりうまく撮れませんでした。。。

トニーだけでなく、フリップも写真撮ってたのはなんかかわいかったな。


撮影後メンバーがはけ、しばらくしてからアンコール。

アンコールは2曲か多くて3曲なので、まだやってなくて、聴きたい曲が4,5曲あって、どれをやるんだろう?とやきもきしてたところで"太陽と戦慄パート2"("Larks' Tongues in Aspic, Part two")がスタート。

これは外せない。

そして、最後は"21世紀のスキツォイドマン"("21st Century Schizoid Man")。
オープニングのエフェクトの時点で歓声が上がる!

個人的にはこの瞬間、"クリムゾンキングの宮殿"("The Court of the Crimson King")をやらないであろうことがわかってそのショックがあったんだですが、結局なんだかんだでこの日一番心躍ったのはこの曲でした。

ヴォーカルのあの感じも再現されてて大満足。

途中にギャヴィンだけドラムソロコーナーがあって、それがまた最高で、それを他の2人が拍手で称える姿がまたすごく良かったです。


というわけで大団円。

それぞれステージを捌けていく中、フリップが再びお辞儀をして、最後の最後まで素敵でした。


それにしても、まさかの「宮殿」がセトリ落ちしたのは結構ひきづったけど、よくよく考えるとそれ以外は最高のセトリだった。

時間さえ許せば他の公演も行きたかったけど、今回はこの1回で私は終了です。
本公演が行われた先週だけだったら仕事的に1回も行けなかったので、1回行けただけで良しとします。


以下、日程とセトリのリストです。
※セトリに間違い等あればご指摘よろしくお願いします。

THE ELEMENTS OF KING CRIMSON TOUR in JAPAN 2015 日程&セトリ
・東京
12月7日(月) Bunkamuraオーチャードホール セットリスト
12月8日(火) Bunkamuraオーチャードホール セットリスト
12月9日(水) Bunkamuraオーチャードホール セットリスト
12月10日(木) Bunkamuraオーチャードホール セットリスト
12月16日(水) Bunkamuraオーチャードホール(追加公演) セットリスト
12月17日(木) Bunkamuraオーチャードホール(追加公演) セットリスト

・大阪
12月12日(土) フェスティバルホール セットリスト
12月13日(日) フェスティバルホール セットリスト

・高松
12月19日(土) サンポートホール高松(追加公演) セットリスト

・名古屋
12月21日(月) 名古屋国際会議場センチュリーホール セットリスト


2015.12.07 King Crimson@Bunkamuraオーチャードホール Setlist

01. Larks' Tongues In Aspic Part I
02. Pictures of a City
03. Epitaph
04. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
05. Meltdown
06. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
07. Level Five
08. Peace - An End
09. Hell Hounds of Krim
10. The ConstruKction of Light
11. The Letters
12. Banshee Legs Bell Hassle
13. Easy Money
14. The Talking Drum
15. Larks’ Tongues In Aspic Part II
16. Starless
---encore---
17. Devil Dogs of Tessellation Row
18. The Court of the Crimson King
19. 21st Century Schizoid Man



2015.12.08 King Crimson@Bunkamuraオーチャードホール Setlist

01. Peace - An End
02. 21st Century Schizoid Man
03. Epitaph
04. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind I)
05. Meltdown
06. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
07. Level Five
08. Hell Hounds of Krim
09. The ConstruKction of Light
10. One More Red Nightmare
11. Banshee Legs Bell Hassle
12. The Letters
13. Sailor's Tale
14. Easy Money
15. Starless
---encore---
16. The Court of the Crimson King
17. The Talking Drum
18. Larks' Tongues in Aspic, Part II



2015.12.09 King Crimson@Bunkamuraオーチャードホール Setlist

01. Peace - An End
02. Pictures of a City
03. Epitaph
04. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind I)
05. Meltdown
06. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
07. Level Five
08. A Scarecity of Miracles
09. Hell Houns of Krim
10. Easy Money
11. Red
12. Interlude
13. Letters
14. Larks' Tongues in Aspic, Part II
15. The Court of the Crimson King
16. 21st Century Schizoid Man
---encore---
17. Devil Dogs of Tessellation Row
18. Starless



2015.12.10 King Crimson@Bunkamuraオーチャードホール Setlist

01. Peace - An End
02. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
03. Meltdown
04. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
05. Level Five
06. Epitaph
07. Banshee Legs Bell Hassle
08. One More Red Nightmare
09. VROOOM
10. Easy Money
11. Hell Hounds of Krim
12. Suitable Grounds for the Blues
13. Letters
14. Sailor's Tale
15. The Court of the Crimson King
16. Starless
---encore---
17. Larks' Tongues in Aspic, Part One
18. 21st Century Schizoid Man



2015.12.12 King Crimson@大阪フェスティバルホール Setlist

01. Peace - An End
02. Larks’ Tongues In Aspic Part I
03. Pictures Of A City
04. Epitaph
05. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
06. Meltdown
07. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
08. Level Five
09. Easy Money
10. The Letters
11. The ConstruKction of Light
12. Red
13. Hell Hounds of Krim
14. 21st Century Schizoid Man
15. Starless
---ecnore---
16. The Talking Drum
17. Larks’ Tongues In Aspic Part II
18. The Court of the Crimson King



2015.12.13 King Crimson@大阪フェスティバルホール Setlist

01. Peace - An End
02. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
03. Meltdown
04. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
05. Level Five
06. Pictures of a City
07. Epitaph
08. The ConstruKction of Light
09. VROOOM
10. Banshee Legs Bell Hassle
11. Easy Money
12. A Scarcity of Miracles (Jakszyk, Fripp and Collins cover)
13. The Letters
14. Sailor's Tale
15. Starless
---encore---
16. The Court of the Crimson King
17. 21st Century Schizoid Man



2015.12.16 King Crimson@Bunkamuraオーチャードホール Setlist

01. Larks’ Tongues In Aspic Part I
02. Peace - An End
03. Pictures of a City
04. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
05. Meltdown
06. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
07. Red
08. Epitaph
09. Hell Hounds of Krim
10. The ConstruKction of Light
11. A Scarcity of Miracles (Jakszyk, Fripp and Collins cover)
12. Banshee Legs Bell Hassle
13. Easy Money
14. Interlude
15. The Letters
16. Level Five
17. Starless
---encore---
18. Larks’ Tongues In Aspic Part II
19. 21st Century Schizoid Man



2015.12.17 King Crimson@Bunkamuraオーチャードホール Setlist

01. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
02. Meltdown
03. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
04. Level Five
05. Peace - An End
06. Epitaph
07. Red
08. Pictures of a City
09. Hell Hounds of Krim
10. The ConstruKction of Light
11. A Scarcity of Miracles (Jakszyk, Fripp and Collins cover)
12. VROOOM
13. Banshee Legs Bell Hassle
14. Easy Money
15. Sailor's Tale
16. Starless
---encore---
17. Devil Dogs of Tessellation Row
18. The Court of the Crimson King
19. 21st Century Schizoid Man



2015.12.19 King Crimson@サンポートホール高松 Setlist

01. Larks' Tongues In Aspic Part I
02. Pictures of a City
03. Epitaph
04. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
05. Meltdown
06. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
07. Level Five
08. Peace - An End
09. Hell Hounds of Krim
10. The ConstruKction of Light
11. Red
12. A Scarcity of Miracles (Jakszyk, Fripp and Collins cover)
13. Easy Money
14. The Talking Drum
15. Larks’ Tongues In Aspic Part II
16. Starless
---encore---
17. The Court of the Crimson King
18. 21st Century Schizoid Man



2015.12.21 King Crimson@名古屋国際会議場センチュリーホール Setlist

01. Larks' Tongues in Aspic, Part One
02. Pictures of a City
03. Peace - An End
04. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
05. Meltdown
06. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
07. Level Five
08. Epitaph
09. Hell Hounds of Krim
10. The ConstruKction of Light
11. A Scarcity of Miracles (Jakszyk, Fripp and Collins cover)
12. The Letters
13. Sailor's Tale
14. Red
15. Banshee Legs Bell Hassle
16. Easy Money
17. Starless
---encore---
18. The Court of the Crimson King
19. 21st Century Schizoid Man
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カテゴリ : LIVE (2015) ・ comments(8)  
2015年12月16日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. モーモールルギャバン@Zepp DiverCity Tokyo 感想&セットリスト

モーモールルギャバンの全国ツアー『Tour 2015 “Would you be my friend”』のツアーファイル、Zepp DiverCity Tokyo公演に行ってきました!

モーモールルギャバン@Zepp DiverCity

今ツアーは様々なゲストを呼んで行われた「Champs-Elysées de ツーマン」編(日程と対バン相手一覧はこちら)の後、東京・大阪での「ワンマン à Tokyo et Osaka」編の2部構成で今日はその最終日です。

3年3ヶ月ぶりのニューアルバム『シャンゼリゼ』をリリースしてのツアー。
・・・なのですが、チェックするの忘れてて、ほとんど聴くことなくライブを迎えてしまいました。。。


開演に先立ち諸注意のアナウンスが流れる。
程なくして、暗転。

ステージには幕がかかってたんだけど、虹色にライトがあたり、幕が開いてライブスタート!

1曲目は『シャンゼリゼ』から"さらば人類"。
この曲はミュージックビデオを見てたのでバッチリ。

ステージを見ると、PVに出てきた千手観音ばりのセットが3人それぞれの後ろに。
ゲイリーはあんまり変わってなかったけど、T-マルガリータはパーマの部分がさらに伸びてるし、ユコは髪が黒くなってて印象がだいぶ変わってた。

そんなユコはキーボードだけでなく、ギターも持ち出し、弾くというよりひたすらノイズを出して、初っ端からアゲまくる。

ゲイリーの「ベース!T−マルガリータ!!」という掛け声から鳩尾直撃の低音を響かせ"ユキちゃんの遺伝子"と続く。
マルのベースはいつも超カッコイイのはもちろんなんだけど、改めてこの曲の演奏を見てると、ゲイリーのドラムがヤバすぎ。
歌いながらあんなドラム叩けるとか天才かもしれない。

ちなみにいつもモーモーのワンマンを見るときは前の方でほぼモッシュをするように見るんだけど、今日は割と下り目でじっくりと落ち着いて見たので、演奏をじっくりと見てしまいました。

演奏といえば、"POP! 烏龍ハイ"〜"愛のテーマ"の後の"細胞9"が特にカッコよかった。


中盤は『シャンゼリゼ』からの曲を中心に。
個人的には"ナイトメアダンス"と"ハイパーライター"が結構お気に入りです。

若干、音が割れていたので聴きなじみのいい曲以外だとたまによくわからない部分があったのはちょっと残念だったかな。


終盤、"悲しみは地下鉄で"をじっくり聞かせた後、"裸族"〜"ユキちゃん"〜"サノバビッチェ"と畳み掛ける。

ここで『シャンゼリゼ』から"バイララ"。
曲の内容的に本編はこれで終わりにするだろうなって思ってたら、もう1曲始まった。

お待ちかねの"サイケな恋人"。
結構、初期の代表曲を封印しちゃうバンドが多いけど、やってくれるのは嬉しいね。
パンティーは永遠です(笑)

ゲイリーがお立ち台にのって、パンツを脱いで客席に投げるのもやってくれた。
脱いだら下にはくまモンのパンツ履いてた(笑)

最後は全員壊れまくりの圧巻の演奏で、最後はユコが銅鑼を鳴らして去って行きました。


アンコール。
まずはマルだけ登場し、ゲイリーのお立ち台にのって「まるでゴミのようだ」といつものように客を弄ってから、告知。

一瞬溜めたから、なんか解散とか悪い発表かと思ったら良いニュース。

新作のレコーディングに入って、来年夏前にリリース予定とのこと。
人気アニメキャラクターのデザインなどを手掛けるイラストレーター・すしおとのコラボもあるとのこと。

別のコラボ話もあったけど、そっちはまだ秘密だそうです。

なんか今日は客の入りがちょっとイマイチかなぁと思ってただけに活動が縮小したらいやだなぁって思ったけど、まだまだ攻める感じで一安心。

で、アンコールは"俺、風呂入るTonight"と"野口、久津川で爆死"という両極端なナンバーを。
野口では定番のマルの喋りがあったんだけど、今回のツアーに触れて、「“Would you be my friend”ってタイトルで、友達を作るツアーだったのに、結局LINEの友達が1人増えただけだった」という話でした。

どうやら溺れたエビの検死報告書のメンバー1人だけだったらしい。
すると、ユコが「私もLINE友達になった」って話からゲイリーが「俺だけ友達になっていないことが今発覚しましたー」と完璧な三段落ちで爆笑。

美味しすぎです。

爆発的な演奏でアンコールが終わり、これで終了かと思ったら、再アンコール。

"スシェンコ・トロブリスキー"をやってシメ。

ゲイリーがライブ中しきりに「貴重な土曜日の夜に時間とお金を割いてきてくれてありがとう」って言ってたけど、また何度でも見たくなるライブでした。


以下、セットリスト。

2015.12.12 モーモールルギャバン@Zepp DiverCity Tokyo Setlist

01. さらば人類
02. ユキちゃんの遺伝子
03. POP! 烏龍ハイ
04. 愛のテーマ
05. 細胞9
06. ナイトメアダンス
07. クレイジーベイビー
08. N
09. MAD MADONNA
10. ハイパーライター
11. ATTENTON!
12. ハイヒールブルース
13. 紅のベッド
14. 悲しみは地下鉄で
15. 裸族
16. ユキちゃん
17. サノバビッチェ
18. バイララ
19. サイケな恋人
---encore1---
20. 俺、風呂入るTonight
21. 野口、久津川で爆死
---encore2---
22. スシェンコ・トロブリスキー

モーモールルギャバンのステージセット

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2015年12月12日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. Mercury Rev@恵比寿LIQUIDROOM 感想&セットリスト #マーキュリーレヴ

Mercury Revマーキュリー・レヴ)のライブを恵比寿LIQUIDROOMで見てきました。

2009年のサマソニは見れず、その前のフジロック2005は確かダイナソーJRと迷ってチラ見で終わったので、まともに見るのは2001年に当時まだ新宿にあったリキッドルームで見て以来。

というわけで、仕事をほったらかして恵比寿へ向かいました。

開演時間ギリギリに到着し、当日券を買って中へ。
幻想的なBGMが流れてた。

Twitterとかでガラガラってつぶやきを見てて不安だったけど、それなりに埋まってて一安心。

程なくしてメンバー登場。

Jonathan Donahueジョナサン・ドナヒュー)とGrasshopperグラスホッパー)の2人だけになってしまったマーキュリー・レヴですが、ライブではベースとドラム、キーボード(フルートも)の3人を加え、5人編成。
(ベースの人がフレーミング・リップスのウェイン・コインみたいな感じでした。)

ステージには左からベース、左奥に一段上がってドラム、真ん中にジョナサン、その右奥にキーボード、右にグラスホッパーという並び。

1曲目は7年ぶりの最新作『The Light In You』から"The Queen of Swans"でスタート。
のっけから動きまくるジョナサン。

各メンバーのとこに行っては、まるで指揮者のようなアクション。
声質とその細身の体(腹回りだけちょっと恰幅が良くなったような気もしなくはないですが・・・)、そして満面の笑みもあって、なんか妖精が飛び回って魔法をかけてるようにも見えた。


2曲目には私の大好きな"The Funny Bird"。
グラスホッパーによる荒れ狂う嵐のようなギターが最高すぎる。

そこから初期マーキュリー・レヴでジョナサンがヴォーカルを取った名曲(初期はボーカリストは別に居たんだよね)、"Car Wash Hair"に続く流れも最高。
フルートはキーボードの人が生演奏してて、それもまた良かった。

前半から幸せな流れのセトリ。

中盤は『The Light In You』からの曲を中心に進む。

ステージを舞うように動き回り、時にはギターを弾き、ステージから一段降りてきたリとジョナサンのステージングを見てるだけであっという間に1時間近く経ってた。


終盤は泣いて喜ぶ『Deserter's Songs』〜『All Is Dream』ナンバーを連発。

"Holes"〜"Tides of the Moon"と来て、極めつけは"Opus 40"。
感動で泣きそうになった。

客席を見回すとジョナサンと同じアクションで両手を振り上げてる人が大勢。
客入りは置いといて、ホントに大好きな人が集まったんだなぁ、とこれまた感動してしまいました。

鳴りやまない拍手の中、アンコール。

"Goddess on a Hiway"、"The Dark Is Rising"の2曲で終了。
言うことなし。

何より終始ジョナサンが素敵すぎた。

終演後、ポスターを購入した人はサイン会に参加できたんだけど、そのどさくさに紛れてジョナサンに握手してもらいました♪

フェスでも何でもいいので、もっと来日して欲しい!

以下、セットリスト。

Mercury Rev セットリスト

2015.12.01 Mercury [email protected]恵比寿LIQUIDROOM Setlist

01. The Queen of Swans
02. The Funny Bird
03. Car Wash Hair
04. Endlessly
05. Frittering
06. Tonite It Shows
07. Are You Ready?
08. You're My Queen
09. Diamonds
10. Central Park East
11. Holes
12. Tides of the Moon
13. Opus 40
---encore---
14. Goddess on a Hiway
15. The Dark Is Rising

(2015.12.02 追記)
2015.12.02 Mercury [email protected]大阪 SOMA Setlist

01. The Queen of Swans
02. The Funny Bird
03. Car Wash Hair
04. Endlessly
05. Frittering
06. Are You Ready?
07. You're My Queen
08. Diamonds
09. Central Park East
10. Holes
11. Tides of the Moon
12. Opus 40
---encore---
13. Goddess on a Hiway
14. The Dark Is Rising

■Mercury Rev JAPAN TOUR 2015
12月1日(火) 東京 LIQUIDROOM
12月2日(水) 大阪 SOMA

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2015年12月01日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. SHELLAC / MONO@代官山UNIT 感想&セットリスト

USインディー/オルタナティヴロック界を代表するエンジニア/プロデューサー、Steve Albiniスティーヴ・アルビニ)率いるSHELLACシェラック)の22年ぶりの来日ツアーの初日、代官山UNIT公演に行ってきました!

スティーヴ・アルビニ率いるShellacの来日公演に行ってきました

そんなアルビニ先生を迎え撃つのは日本のMONOモノ)です。

今回はダブルヘッドライナーという扱いでガッツリと。


まずはMONO

反復するメロディを軸に、静と動を行き来するサウンド。
ギターの2人は着席しているので、赤いドレスでまさに紅一点のベーシストTamakiのユラユラしたアクションが映える。

轟音ポストロックにありがちな単調なドラミングではなく、私の好きな手数多い系なのも良かった。

最後は、ライブでしゃべる事がほとんどない(らしい)MONOが、「来年アルビニをプロデューサーに迎え新作をレコーディングする」と言って去って行きました。

いよいよSHELLAC
機材はアルビニ先生自らセッティングを行う。
本職みたいなものだからね。

スムースジャズのような陽気な音楽が流れる中、セッティングが終わり、メンバー登場。

メンバーは以下の3人。
スティーヴ・アルビニ(Gt,Vo)、ボブ・ウェストン(Ba)、トッド・トレイナー(Dr)。

オレンジ色のTシャツを軽くパンツインして、肩ではなく腰につけるタイプのギターストラップをしてて、これがまたウエストポーチをした普通のオジサンって感じがして素敵。

準備が終わり唐突に演奏開始。
1曲目は98年の『Terraform』から"Canada"でスタート。

3人で鳴らす最初の1音から脳天直撃のアルビニ先生印のサウンド。
たった一音で心と頭をこんなに一気にもってかれたのは初めてかも。

何より、爆音なのに音が割れない(そして、耳が痛くない)ことに感動。
ヤバすぎる。

アルビニ先生のギターの鋭利さと言葉の強さもあるけど、ボブのベースもトッドのドラムも凄まじすぎた。

セトリの方は曲の間にメンバーでこそこそ耳打ちしながら考えているよう。
でも、すべてのアルバムから満遍なくやってるいるみたい。

また、曲と曲の間にちょいちょい客からの質問タイムがあって、ボブが質問を受け付けてた(英語のみ)。
「なぜこんなに長い間、来日しなかったの?」って質問に「I Don't Know」とだけ答えたボブにたいして、先生の答えは「シカゴから日本は非常に遠い」とジェスチャー付きで回答。
単純明快すぎる回答に納得せざるを得なかった。

さすが先生!

その他の質問だと、「好きな日本食は?」ってやつに先生は「ラーメン。朝ラーメン食べて、昼もラーベン食べて、夜はこのショーの後にラーメン食べる」って言ってた(笑)
ボブは「サーモン(鮭)が美味しかった」とのこと。どうやら築地に行ったぽいね。


後は、どうしてギターストラップを使わないかも判明。
肩からのやつだとすれて胸のあたり傷がつくことと、お腹が出た場合に肩からのやつだとお腹に押されてどんどん前に出て弾きにくくなるかららしい(笑)
ちなみに、ボブがベースを低い位置で構えるのも同じ理由(笑)

とかなんとか、笑もありつつ、演奏が始まるとひたすら鋭く激しくむちゃくちゃカッコイイ音を鳴らし続ける。

そして、終盤のハイライトは"Wingwalker"。
アルビニとボブが飛行機のように手を広げながら、朗読のように言葉を綴る。

言ってることの半分くらいしかわからなかったけど、すごく考えさせられるものでした。

↓こんな感じ
・Shellac - Wingwalker


"Wingwalker"が終わり、MONOへの感謝を述べて、"The End Of Radio"へ。

歌詞にあるようにトッドがスネアドラムをもってステージの前へ。
そのスネアのリズムとボブの低く重いベースリフで淡々と曲が進み、後半アルビニ先生のギターが入ってくる。
かっこよすぎてチビリそう。


チューニングの間に最後の質問タイム。
「ダンスミュージックは好きか?」「クリスマスは何を料理するか」とかアルビニ先生のことをよく知ってる人ならではの質問があったり、客:「54-71が好きです」・ボブ:「ベースプレイヤーが最高だ」ってやりとりがあったり。

後、客:「次はいつ来日するの?」・ボブ:「明日だ」ってのが最高でした。

そして、『1000 Hurts』のラストソング"Watch Song"でシメ。
最後に、アルビニ・ボブ・トッドでシンバルを叩きまくって大団円。
トッドの背後の高い位置に設置されてたシンバルがやっと最後に叩かれました!


アンコールを求める客をよそに、早速撤収を始めるアルビニ先生。
徹頭徹尾アルビニ先生らしくて素晴らしかったです。

以下、セットリスト。

2015.11.24 SHELLAC@代官山UNIT Setlist

01. Canada
02. My Black Ass
03. Copper
04. Compliant
05. This Is A Picture
06. Steady As She Goes
07. Riding Bikes
08. A Minute
09. Squirrel Song
10. Prayer to God
11. You Came In Me
12. Dude Incredible
13. Wingwalker
14. The End Of Radio
15. Watch Song

翌日2日目のセトリはこちら。

2015.11.25 SHELLAC@代官山UNIT Setlist

01. Ghosts
02. My Black Ass
03. You Came in Me
04. Compliant
05. Canada
06. All the Surveyors
07. Copper
08. Steady as She Goes
09. Riding Bikes
10. Squirrel Song
11. Surveyor
12. Dog and Pony Show
13. Wingwalker
14. The End of Radio
15. Crow
16. Spoke

終演後にはメンバー直々にTシャツ販売。

アルビニ先生からではなくボブから購入。
一緒に行った妻とスリーショットをiPhoneで撮ってもらってたら、トッドも乱入してきてブレブレだけど4人で撮れた。

さらに別のところにいたアルビニ先生も捕獲して、チケットの半券にサインしてもらって、またもやスリーショット。

最高なひと時でした。

水性ペンでだったので、サインがちょっと滲んでしまいました。。。
Shellacのスティーヴ・アルビニ先生にサインをもらいました

■『SHELLAC / MONO JAPAN TOUR 2015』日程
11月24日(火)代官山UNIT
11月25日(水)代官山 UNIT
11月26日(木)梅田 Shangri-La
11月27日(金) 京都 METRO
カテゴリ : LIVE (2015) ・ comments(0)  
2015年11月26日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. OZZFEST JAPAN 2015@幕張メッセ (Ozzy Osbourne、Janes Addiction、BABYMETAL 他) 感想&セットリスト #オズフェス

OZZFEST JAPAN 2015』の2日目@幕張メッセに行ってきました。

2013年に続いて2度目の開催となるオズフェス
前回はオジー・オズボーンを擁する編成としては初来日となったBlack Sabbathを筆頭にトゥールなどそうそうたるメンツでしたが、今回もなかなかのメンツ。

以下、2日目の出演者一覧です。

■OZZFEST JAPAN 2015@幕張メッセ 2日目出演アーティスト


Ozzy Osbourne & Friends
featuring
Geezer Butler from Black Sabbath
Tom Morello from Rage Against the Machine
Zakk Wylde from Black Label Society
Dave Navarro from Jane's Addiction
ふなっしー

Jane's Addiction (ゲスト:YOSHIKI
Hatebreed
A Day To Remember
Black Label Society
BABYMETAL / Fear, and Loathing in Las Vegas
人間椅子 / 9mm Parabellum Bullet
HER NAME IN BLOOD
OLDCODEX
OPENING ACTS: ANIMETAL THE SECOND / a crowd of rebellion / 彼女 in the display

セットリストはこちら
初日のヘッドライナーKornのセットリストはこちら

体力を考えて昼過ぎからの参戦。
リストバンド交換所から会場入り口が遠いのは想定済み。

中に入ると基本的に人が黒い(笑)。もちろん私も上も下も黒でした。

オフィシャルTシャツとオジーTシャツとベビメタTシャツを来てる人が多かった。

会場をちょっとぷらぷらしつつ、まずはA Day To Rememberからライブ参戦。

ちょっとエモっぽい要素もあってキャッチーで聴きやすくてカッコいいバンドでした。
曲によってはギターの人のコーラスが入ってツインボーカルみたいになるとことがカッコよかった。

最後はベースを遠くのスタッフに高く投げて渡したり、両ギタリストが左右から走ってきて中央のボーカルが掲げたペットボトルを蹴りあげる演出があって、あの手慣れた感は定番なのかな。


お次は9mm Parabellum Bullet
ラウパやパンスプなどと同様にステージは横に2つ並ぶ形で交互にライブがあるので、移動が楽でいいです。

9mmのライブはたぶん久しぶり。まだガンバっててイイね。
彼等世代のバンドもそんなには残ってないので。

相変わらずギターとベースのステージアクションが面白い。
知ってる曲も結構あって楽しめました。


続いてBlack Label Society
ツェッペリンの"Whole Lotta Love"とサバスの"War Pigs"をマッシュアップさせたSEが鳴り響き登場。

メンバーのルックス通り、リフで攻めるごりごりのハードロック。
なによりギターの柄がいかにもザック・ワイルドらしくて良かった。

ライブ後、ゴリラのように胸を両手でドンドン叩くアクションで興奮状態のまま去って行きました。


次の人間椅子は前の方で見ようとしたら、お客さんの数と熱気がすごい!
2013年の前回オズフェスト・ジャパンでのステージが話題を呼んで再ブレイクしたって話は本当なんですね。前回よりも明らかに客が増えてた。
飄々とした感じもありつつも、嬉しそうな感じがメンバーから伝わって来てすごく良かった。

ギターの和嶋慎治が和服を新調したって話や、メンバーを君づけで呼びあうとこもなんか微笑ましいんだけど、一度演奏が始まるとドゥームな重く激しいナンバーから、スピードナンバーまで、緩急つけながら鉄壁の演奏でアゲて行く。

白塗りの坊さんに、メガネ、時代遅れのヤンキースタイルのリーゼントって自分たちで言うように、奇抜な格好と歌詞世界に注目が集まるけど、演奏が何よりカッコイイね。
ワンマンも一度見てみたいな。

後、50年後、100年後も続けるって言ったけど、なんかあのルックスなら本当に続いてそうで怖い(笑)


ここらでちょいと腹ごしらえ。
ロングポテトとかたこ焼きとか食った。

途中からHatebreedに参戦。
Black Label Societyとかに比べるとだいぶモダンな音でした。
ちょっとエモっぽいとこもあったかな。


そして、今日のTシャツ着用率No1のBABYMETALへ。
前の方に行くとヤバそうなので、下り目で余裕のあるとこで見た。

サマソニ等でなんかやんか見た事あるので、Star Wars風のオープニング映像とかのネタは知ってるんですが、今日はオズフェスだけあって、ところどころオジー仕様になってた。

ライブが始まるや否や予想通り凄い事に。歓声もすごかった。

ベビメタと言えば、ゴリゴリのメタルサウンドにアイドル的な歌が入るのが魅力だと思うんだけど、個人的には"メギツネ"みたいな日本的な抒情性のあるメロディがいわゆるメロディックメタルに近くて好きかも。



さてさて、ここから個人的お目当て。
残りの2組さえ見れれば今日のチケット代の元を取ったようなもんです。

まずは、Jane's Addction
現在のメンバーはこんな感じ。
Perry Farrell (Vo.)
Stephen Perkins (Dr.)
Dave Navarro (Gt.)
Chris Chaney (Ba.)

ペリー・ファレルとデイヴ・ナヴァロがいれば個人的にはオッケーです。
で、楽しみにしてたのに、トイレに行ったのが大誤算で、並んでるうちにライブが始まってしまった。。
しかも、「Senores y Senoras」とあの声が聞こえて1発目から"Stop!"っていうね。完全に下手こいた。。

気を取り直して、用を済ませて前の方へ。
ベビメタでみんな疲れたのか、簡単に前の方に行けた!

まず何よりもメンバーがスリムな体型を維持してることに感動。
太ったジェーンズ・アディクションなんて見たくないもんね。

曲によってはセクシーなチャンネー2人が登場して、踊ったり、ペリーと絡んだりという演出付き。
若干声は辛そうだったけど、歌も演奏もカッコ良かった。

後半に、事前にアナウンスされていたX JAPANYOSHIKIが登場。
「友達のYOSHIKI」と紹介しててたけど本当なんだろうか(笑)

そんなYOSHIKIのピアノとともに"Classic Girl"をしっとりと演奏して、最後は"Whores"。
前述の女性2人に加え、さらに女性が出てきたと思ったら、ワイヤーに吊るされ上に上がっていく。
しかも、よく見ると、ワイヤーの金具が直接背中の肉を貫通して付けられていて・・・

結局最後はそれが気になって演奏どころじゃないうちに終わってしまいました。。。


そして、ついにやってきました、帝王オジー・オズボーンです。
当初ブラック・サバスでの出演予定だったのが、オジーのソロに変わったしまったけれど(トニー・アイオミの体調など今後サバスを見れる可能性が低いことが残念でなりません)、その代わりに、素敵な仲間たちがゲスト参加するという今回のライブ。
オジーさんと愉快な仲間たちって感じか。


予定時間よりちょい早くらいで御大オジーが登場し(なんか見た目シュッとした?)軽く客を煽ったあと、ギター・ベース・ドラム・キーボードの基本メンバーが入ってきた。
1曲目は、オジーのソロデビューアルバム『Blizzard of Ozz』(ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説)の1曲目、"I Don't Know"からスタート。

こりゃ盛り上がりますねー。

2曲目で早速1人目のゲスト、トム・モレロを呼び込む。
豪華すぎて腰抜かしそう。

まずはオジーの曲紹介の時点で大歓声の上がった"Mr. Crowley"。
これぞトムモレロなトリッキーな音もありつつ、レイジとは懸け離れた情緒的なフレーズも聞けて面白い。
最後は歯で弾きながらギターのボディを裏返したら、そこに「OZZY RULES」と書かれてた!
曲終わりにはオジーからのマウストゥマウスのキスまで!!

続く"Bark at the Moon"では会場全体で「ばかだもーん」を大合唱。
消防の放水機のようなもので客席に向けて泡を噴射するという荒技も飛び出して大盛り上がり。
(今日はちょいちょいこの放水機が登場。バケツの水は自ら被るのがメインで、1回だけ客席にまきました)


トムモレロが去り、基本メンバーに戻って"Suicide Solution"、"Flying High Again"、"Shot in the Dark"の3曲。
なんか妙に安定感があるのはいつのものメンバーだからでしょうか。

シンセのフレーズが印象的な"Shot in the Dark"が終わったところでギターソロコーナー。
今日はゲストが多いのでGus G(であってるよね?)の見せ場がちょっと少ないのでここぞとばかりに弾きまくり。
すげーな、やっぱ。

ギターソロが終わり、ドラムソロからの、バスドラのキック音が始まる。
お待ちかねのブラック・サバスコーナー。

当然ここでゲストのギーザー・バトラーが呼び込まれる。
待ってました!
トム・モレロも再び加わる。

リフの合唱が巻き起こった"Iron Man"に、ギーザーのベースがかっこよすぎな"N.I.B."。
ちょっとだけトムモレロのギターがサバスっぽくなくて微妙かなって思ったところもあったけど、これはサバスではなくオジー&フレンズなんだと思ったら、途中から気にならなくなった。


トムが去って"Snowblind"、"Behind the Wall of Sleep"の2曲をやって、そろそろサバスコーナー終わりかなと思ったところで、次のゲスト、ジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロ登場!

2曲、"War Pigs"と"Fairies Wear Boots"を。
こちらは比較的オリジナルに近い演奏でした。


サバスコーナーが終わり、ギーザーとデイヴが去ると、次なるゲストはザック・ワイルドです。
個人的な世代としてはオジーソロといえばザック・ワイルドなイメージ。
ザックの参加した『No More Tears』からグラミーも獲得した曲"I Don't Want to Change the World"をやった後は、お待ちかねのあの曲"Crazy Train"。

故ランディ・ローズと作り上げたこの名曲を一緒に演奏するのは、トムモレロでもデイヴナヴァロでもなく、やっぱりザック・ワイルドですね。
まぁ正直、今日はギターの音のバランスが小さすぎてあまりあのリフがよく聞こえなくてちょっと残念だったんだけど、やっぱかっこいい。

同じく『No More Tears』から妻シャロンに宛てたという"Mama, I'm Coming Home"(2曲ともモーターヘッドのレミーとの共作なんですね)をしっとりと歌い上げ、いよいよオーラス。

今日出てきたゲスト全員が登場し"Paranoid"を。
完全に忘れていたアイツ、ふなっしーも出てきてオジーに泡噴射をくらってグロッキーになってました(笑)

まぁ中にはふなっしーが出てきて喜んでいる人や、こんなの呼ぶんじゃねぇって怒ってる人も半々くらいいた感じでしたが、まぁお祭りみたいなもんなんで個人的にはどうでも良いです。

てか、それよりトム・モレロとデイヴ・ナヴァロとザック・ワイルドが並んでギター弾いてるっていう構図がヤバ過ぎでしょう!
Rage Against The MachineとJane's Addiction(Red Hot Chili Peppersもか)の共演なんて想像しただけでヨダレが出る90年代〜2000年代初頭青春組にはたまりません。


大盛り上がりの中、大団円。

もう盛り沢山すぎてクッタクタ。

耳も遠くなって外の音も聞こえにくいし、軽く非日常感を感じながら会場を後にしました。
楽しかった。

以下、セトリ。

2015.11.22 Ozzfest Japan 2015@幕張メッセ Setlist

・Ozzy Osbourne and Friends Setlist
01. I Don't Know
02. Mr. Crowley (with Tom Morello)
03. Bark at the Moon (with Tom Morello)
04. Suicide Solution
05. Flying High Again
06. Shot in the Dark
07. Iron Man (Black Sabbath song) (with Tom Morello and Geezer Butler)
08. N.I.B. (Black Sabbath song) (with Tom Morello and Geezer Butler)
09. Snowblind (Black Sabbath song) (with Geezer Butler)
10. Behind the Wall of Sleep (Black Sabbath song) (with Geezer Butler)
11. War Pigs (Black Sabbath song) (with Geezer Butler and Dave Navarro)
12. Fairies Wear Boots (Black Sabbath song) (with Geezer Butler and Dave Navarro)
13. I Don't Want to Change the World (with Zakk Wylde)
14. Crazy Train (with Zakk Wylde)
15. Mama, I'm Coming Home (with Zakk Wylde)
16. Paranoid (Black Sabbath song) (ゲスト全員&ふなっしー)

・Jane's Addiction Setlist
01. Stop!
02. Ain't No Right
03. Mountain Song
04. Just Because
05. Up the Beach
06. Ocean Size
07. Three Days
08. Been Caught Stealing
09. Classic Girl (with YOSHIKI)
10. Whores

・BABYMETAL Setlist
01. Babymetal Death
02. ギミチョコ!! (Gimme Chocolate!!)
03. いいね! (Iine!)
04. あわだまフィーバー (Awadama Fever)
05. Road of Resistance
06. メギツネ (Megitsune)
07. イジメ、ダメ、ゼッタイ (Ijime, Dame, Zettai)

・人間椅子 Setlist
01. なまはげ
02. 冥土喫茶
03. どっとはらい
04. 人間椅子
05. 針の山 (Breadfan) (Budgie cover) (Hari no Yama)

・Black Label Society Setlist
01. The Beginning... At Last
02. Funeral Bell
03. Bleed for Me
04. Heart of Darkness
05. Suicide Messiah
06. My Dying Time
07. Concrete Jungle
08. Stillborn


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2015年11月23日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOM 感想&セットリスト

オーストラリアのシンガー/ギタリスト、Courtney Barnettコートニー・バーネット)の来日公演に行ってきました。

場所は恵比寿のLIQUIDROOM。

Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOM


10分ほど開演予定時間から過ぎたところでメンバー登場。

バンドは3ピースで、コートニーをステージ下手に、ベースが上手、中央にドラム。
(ベースはBones Sloane、ドラムはDave Mudieというアルバムでも演奏している人たちだったみたい)

私はステージに向かって左はじの前の方にいたので、コートニーが近い!

バスドラには4分割されて「C」「B」「3」(残り1つはマイク)と書かれてて、C、BはCourtney Barnettの頭文字として3は何?3人ってこと?

とか思ってるうちに演奏スタート。
"Avant Gardener"から始まり、1stアルバム『Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit』とEPの曲を満遍なく。

3人だけなので、音は結構スカスカではあったけど、曲に合ってて悪くない。

マイクスタンドを少し高めに設置してて、ちょっと背伸びするように歌うコートニーがなんかすごくカワイイ。
後、『The Double EP: A Sea of Split Peas』のジャケでも使われていた北斎の絵の柄になったTシャツもイカしてた。

スリーピースで、ギター・ヴォーカルが左利きとくれば、彼女と同じ名前のあの人の亡き旦那がやってたバンドをついつい思い浮かべますが、どこか90年代オルタナ(グランジというよりはローファイか)な匂いのするサウンドは個人的にすごいツボ。

時折床に倒れこみながらフィードバック全開で轟音を鳴らしたりする姿はロックアーティストそのもの。
ステージバックにメンバー越しに投影された映像やライティングも相まってカッコよすぎでした。

ちなみにコートニーはピックを使わずフィンガーピッキングでギターを弾いているからか、爆音になってもどこか耳に優しい感じがした。

気づけばあっという間にライブも終盤。

"Kim's Caravan"からの3曲が圧巻で、本編ラストの"Pedestrian at Best"は特に盛り上がった。

アンコールに1曲"History Eraser"をやって終演。
ステージから少し降りてギターを弾いて、フィードバックノイズを振りまいて去って行きました。

終演後、2階の物販エリアでコートニーとメンバー2人が登場し、即席のサイン会。

思わず『Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit』のアナログ盤を購入(しかも、ラスト1枚でした)して、それに3人のサインをしてもらって、記念撮影。
コートニーに肩まで組んでもらった♪
(写真では私が写ってる部分はカット)

かっこいい上にすごくいい人そうで好感触。
また、来日してほしいね。フェスでもいいかも。

以下、セットリスト。

2015.10.30 Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOM Setlist

Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOM セットリストCourtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOMでメンバーと写真撮ってサインももらいました

01. Avant Gardener
02. Dead Fox
03. Out of the Woodwork
04. Lance Jr.
05. Are You Looking After Yourself
06. Canned Tomatoes (Whole)
07. Elevator Operator
08. Scotty Says
09. Depreston
10. An Illustration of Loneliness (Sleepless in New York)
11. Debbie Dinner
12. Small Poppies
13. Kim's Caravan
14. Nobody Really Cares If You Don't Go to the Party
15. Pedestrian at Best
---encore---
16. History Eraser

Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOMでメンバーからアナログ盤にサインももらいました

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Pedestrian at Best / Courtney Barnett (Sometimes I Sit and Think, and Sometimes I Just Sit 収録)

Courtney Barnett JAPAN TOUR 2015
日程:10月29日(木) 
会場:梅田CLUB QUATTRO大阪
出演者:Courtney Barnett

日程:10月30日(金) 
会場:恵比寿LIQUIDROOM東京
出演者:Courtney Barnett
カテゴリ : LIVE (2015) ・ comments(0)  
2015年10月30日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. The Exploited@新宿MARZ (support:HellCity) 感想&セットリスト

UK PUNK/HARDCOREを代表するバンド、The Exploitedジ・エクスプロイテッド)を観に新宿MARZに行ってきました!


(関係ないけどMarzに行く道すがらdisk unionでsex pistolsの『勝手にしやがれ』とJohnny Thundersの『L.A.M.F.』を購入するなどパンクな1日になりました)

サポートアクトは中国のパンクバンド、HellCity
2人のギタリストのトロージャンモヒカンがお見事な出来。

基本的には中央のメンバーがヴォーカル&ギターでフロントマンのようですが、ギタリストとベーシストも立ち位置を入れ替えながら歌にコーラスとフル稼働。

結構カッコ良かった。
G.B.Hの"Sick Boy"のカバーは超盛り上がりました。


セットチェンジが30分ほどあって、The Exploited

過去にExploitedのライブを1回だけ見たことがあって、それが2009年だったので6年ぶり。
その時と同じメンバーかは覚えてないけど、ベースの人はたぶん一緒だったかな。

まぁいろいろあれど、ヴォーカルがワッティーから変わってないのはデカいね。


まず1曲目は"Let's Start a War (Said Maggie One Day)"。
早速巻き起こるモッシュの嵐。
鋲の付いた革ジャンを着た男たちが暴れまくるので、私は脇の方に避難しつつ楽しむ。


序盤から"UK 82"や"Dead Cities"など代表曲を連発。

"Troops Of Tomorrow"ではベースの機材トラブルなどあったけど、基本的には次から次へと勢いよくライブが進んで行く。

ワッティーはコーラスの部分で頻繁に客席に向けマイクを差し出し歌わせる。
マイクを向けられた客はそれに対して、歌って返さないといけないので、全ての曲のコーラスを歌えるかどうか踏み絵的な感じもあったけど、それを全員こなしてたのはさすが!

てか、モッシュに突撃していくハードコアなファンには当然のことか。

よく見るとHellCityのボーカルの人もモッシュしながら歌いまくってました。


その後もハードコアの名曲達を連発しながら本編ラスト"U.S.A."で盛り上がりは最高潮に!
ダイバーも続出し、大盛り上がりで本編終了。

からのアンコール。
"Sex & Violence"では、ワッティーは登場せず、代わりに客がステージに大勢挙がって大合唱。


ワッティーが再登場しての"Punks Not Dead"を演って、最後は"Was It Me?"で締めくくり。

いやぁカッコ良かった。

ワッティー55歳。今だ衰え知らず。
前回との違いとしては、マイクを頭に叩きつけるアクションが減ったことくらいか。
腹の出方はさらに大きくなったような気もしなくないけど。。

しかし、彼らのスケジュールを見るともう明後日にはロンドンでライブやってたりと、精力的な活動に脱帽です。

以下、セットリスト。
セトリの紙をもらった人に写真撮らせてもらったので文字起こし。
もっとやったような気もするけど、よくわかりません(笑)

2015.10.18 The Exploited@新宿MARZ Setlist

the exploited@新宿Marzのセットリスト

Let's Start a War (Said Maggie One Day)
Fight Back
Dog Of War
UK 82
Chaos Is My Life
Dead Cities
Alternative
Troops Of Tomorrow
Noise Annoys
Never Sell Out
Anarchy
Holidays
Beat The Bastards
Fuck The System
Cop Cars
Porno Suit
Army Life
U.S.A.
---encore---
S+V
Punx
Was It Me?

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MAGMA 09@横浜BAY HALL(DISCHARGE、G.B.H.、THE EXPLOITED 他)
U.S.A. / The Exploited (Troops Of Tomorrow 収録)



The Exploited Japan Tour
日程:10月17日(土) 
会場:中野MOONSTEP東京
出演者:The Exploited / Hell City / Hazard / THE DiSCOCKS

日程:10月18日(日) 
会場:新宿MARZ東京
出演者:The Exploited / Hell City
and more
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2015年10月18日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN@横浜赤レンガ野外特設ステージ (Pat Metheny、Jeff Beck、INCOGNITO 他) 感想&セットリスト

NYで2011年から開催されている『Blue Note JAZZ FESTIVAL』が日本上陸。

その『Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN』に行ってまいりました。
会場は、横浜の赤レンガ倉庫のとこに作られた野外特設ステージとMotion Blue Yokohamaです。

出演陣はこんな感じ。

HIATUS KAIYOTE
PAT METHENY with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestra
SNARKY PUPPY
ROBERT GLASPER TRIO
INCOGNITO
JEFF BECK
SOIL & "PIMP" SESSIONS
DJ TATSUO SUNAGA

なんていうか、これ、豪華すぎでしょう。
チケットは、S席、A席、スタンディングと松竹梅あれど、私の購入したスタンディングなんか1万円もしないんだから、すごい。
2組見れば元が取れてお釣りまできそうですね。


それではいざレポートです。

jeff beck@blue note jazz festival in japanに行ってきました

メイン会場である野外特設ステージへ。

メインステージのBIRD STAGEがS席側にあり、A席を挟み、さらに後ろのスタンディング側に2ndステージであるDIZ STAGEがありました。
ステージの名前にニヤリとさせられますね。

リストバンドを交換し、まずはDIZステージへ。

ハイエイタス・カイヨーテを見る。
すでに結構な人が集まってたけど、横の方から入ったら結構前に行けた。

昨日あったブルーノート東京での単独公演もすごく盛り上がったって聞いたので楽しみに。

オーストラリアはメルボルン出身、ボーカルの紅一点ナイ・パームの独特のメイクと青いキラキラの衣装出てきてまず目を引く。
ギターも弾きながら歌うのがさらにカッコいいね。

髭もじゃのベーシスト、ポール・ベンダーの着てたフランク・ザッパTシャツもイカしてた。

サウンドはJazz色は薄めでシンセを主体としたR&Bでネオソウルとでも言えそうな音に、時折エレクトロ系の音が入ってくる感じでなかなか面白い。
スタジオ音源を聴くよりも全然カッコよかった。

日本のアニメ「天空の城ラピュタ」にインスパイアされた"Laputa"って曲もやりました。

アンコールもあって初っ端からいいライブが見れた♪


お次は、メインのBIRD STAGEでパット・メセニーです。
彼目当てで来た人が一番多いのでは?

バンドメンバーは、ベースにScott Colley、ドラムにDanny Gottlieb、そして、ブルーノート東京オールスタージャズオーケストラを率いてのライブ。
エリック・ミヤシロさんという指揮者兼トランペッターの人がいい味出してた(パットメセニーのMCを日本語に通訳もしてた)

ジャズギターといえばこの人、っていうくらいの大御所なんだけど、実はあまりちゃんと聴いてこなかったんですが、やっぱり良いですね。
日曜のまだ明るい時間に外で聴けるなんて贅沢すぎる。

オーケストラを率いてってことでいろんなサウンドが聞こえてきますが、彼のソロが始まると一気に盛り上がりますね。

今日はドイツのジャズベーシスト、エバーハルト・ウェーバーに捧げた曲を披露。
脳卒中を患いもう演奏の出来ないウェーバーの過去の演奏のフレーズを使い、それを演奏する過去の映像を切り貼りして1曲(しかも、30分くらいの大作)に仕上げたもので、素晴らしいベースソロもあってすごく良かったです。


続いてDIZステージでスナーキー・パピーを。
予備知識なしで見たんですが、これがまたカッコ良かった。
ケンドリック・ラマーとかエリカ・バドゥのバックなんかも務めていたりする人たちが集まったバンドらしい。
そりゃかっこいいわけだ。

ファンキーかつヒップホップ的な要素もあってすごく盛り上がった。
スーパーマリオの音楽を挟み込んだりと楽しかったです。


お次のロバート・グラスパー・トリオ(ウータンクランTシャツ着てた!)はバードステージだったけど、そのままディズステージ前に残って映像はスクリーンで楽しむ。
音はちゃんと聞こえるし、スタンディングエリアだとそもそも遠いしね。

徐々に日が沈んでいくシチュエーションにぴったり。

と、マッタリしてたら、スペシャルゲストでパット・メセニー登場!
2人でフレディ・ハバートの"Little Sumflower"を共演。
何度も言いますが贅沢すぎるね。


さてさてすっかり暗くなり、満月、というかまさに中秋の名月が出てた!

DIZステージのトリのインコグニートを待つ。
普通に中心人物のブルーイはステージにいて、細やか指示を出しながらサウンドチェックをしてた。

しかも、客席に向かって「Welcome to Sound Check!」って言ってた(笑)
そして、自分の使うマイク以外に、ヴォーカリスト(3人)用のマイクも1本ずつマイクチェックして、さらに、それぞれのヴォーカルの真似をしたり、男性ボーカルの人のことを「ヤンチャ」とか言ったりと面白すぎ。

で、サウンドチェックからの流れで、本編がスタート。
ステージが埋まるほどの大所帯でのっけからアゲていく。

曲によってボーカルが変わるのも楽しい。
ラテンなリズムが結構入ってくるのもイイネ。

ブルーイは基本的にはステージの端でリズムギターを弾いて陰でバンドを支えてる感じなだけど、ところどころで変な動きをしたりとお茶目で面白かった。
いい人なんだろうな。

後半にあったドラムとパーカッションの2人だけでバトルのように演奏してたのは圧巻でした。

最後は、ブルーイが「世界は一つ」的なMCで締め、ボブ・マーリーの"One Love"を流して去って行きました。



さて、もう十分お釣りがくるくらい楽しみましたが、最後はジェフ・ベックさんです。
過去に2度ほどワンマンを見てますが、今回はボーカルもいるってことで楽しみにしてました。

メンバーはこんな感じ。
Jeff Beck(g)
Rhonda Smith(b)
Jonathan Joseph(ds)
Nicolas Meier(g)
Jimmy Hall(vo)

時間になり、まずはボーカル抜きでインストナンバーからスタート。

相変わらずのフィンガーピッキング。
よくあんな強く弾けるるよなぁ、と改めて感心。

後、70過ぎた人に見えないのも相変わらず。

2曲目に披露した、"You Know You Know"はロンダ・スミスのベースソロが超かっこよかった。
この人はプリンスのバンドでも弾いてたりする人らしい。
前回ジェフベック見たときのベースはタルちゃんだったし、女性ベーシストが好きなんでしょうか。


続いてジミー・ホールが出てきてヴォーカルナンバーを2曲。
この人はアルバム『Flash』に参加してた人ですね。

見た目からもわかるように、かなりアメリカ南部っぽい感じの歌で、個人的にはちょっとアレです。。
趣味の問題ですが、もうちょっと黒い感じがある人の方が良かったかな。


こんな感じでヴォーカルナンバーとインストナンバーを混ぜながらライブは進む。

"Yermin"ではもう一人のギタリスト、ニコラスがクラシックギターを奏で、日本の"さくらさくら"のメロディを織り交ぜて弾いてました。
てか、ジェフベックの横でギター弾くってなんかすごいね。
あのロン・ウッドでさえベースに転向させられたのに。

よく考えるとギターが2人いる編成を見たこと自体が初めてかも。
後、今日の出演者で唯一バンドにキーボードがいないってことにも気づいた。


中盤の見所は、"Cause We've Ended as Lovers"(哀しみの恋人たち)と"Superstition"(迷信)というスティーヴィー・ワンダー関連のジェフベックの代表曲の連打。

特に"Superstition"がボーカル入りで聴けたのは嬉しかった!


終盤、おなじみのビートルズナンバー"A Day in the Life"のカバーはアウトロでジミヘンの"Purple Haze"のフレーズをさらりとミックスした後は、"Rollin' and Tumblin'"で本編を締めた。
(コール・アンド・レスポンスがあんまりうまくいってなかったかな。。)


ステージ中央で4人手をつないで挨拶をして一旦ステージを去ったけど、アンコールで再登場し、さらに2曲。

第2期ジェフ・ベック・グループでもやっていた"Going Down"でブルーノートジャズフェスティバル in ジャパンを締めました。

いやぁ盛りだくさんの1日。
ステージは遠かったけど、パット・メセニーとジェフ・ベックを1日で見れただけで幸せでした。

以下、セットリスト。

2015.09.27 Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN@横浜赤レンガ野外特設ステージ Setlist

・Jeff Beck@Bird Stage Setlist
01. Loaded
02. Even Odds
03. You Know You Know (Mahavishnu Orchestra cover)
04. Morning Dew (Bonnie Dobson cover)
05. A Change Is Gonna Come (Sam Cooke cover)
06. Yemin (Nicolas Meier cover)
07. Lonnie on the Move (Lonnie Mack cover)
08. Nine
09. Nadia (Nitin Sawhney cover)
10. Little Wing (The Jimi Hendrix Experience cover)
11. Cause We've Ended as Lovers (Syreeta cover)
12. Superstition (Stevie Wonder cover)
13. Big Block
14. Corpus Christi Carol (Benjamin Britten cover)
15. A Day in the Life (The Beatles cover)
16. Rollin' and Tumblin' (Hambone Willie Newbern cover)
---encore---
17. Danny Boy (Ernestine Schumann-Heink cover)
18. Going Down (Moloch cover)

・PAT METHENY Setlist
01. HAVE YOU HEARD
02. JAMES
03. HOMMAGE
04. LAST TRAIN HOME
05. FIRST CIRCLE
06. SONG FOR BILBAO
07. ARE YOU GOING WITH ME?

・ROBERT GLASPER TRIO Setlist
01. SIGN ‘O’ THE TIMES
02. TELL ME A BEDTIME STORY
03. THE WORST
04. LITTLE SUNFLOWER
05. SILLY RABBIT

・INCOGNITO Setlist
01. TALKIN’ LOUD
02. GOODBYE TO YESTERDAY
03. GOOD LOVE
04. ALWAYS THERE
05. AS
06. COLIBRI
07. PERCUSSION & DRUM SOLO
08. STEP ASIDE
09. HATS
10. EVERYDAY
11. BRAZILIAN LOVE AFFAIR

・SNARKY PUPPY Setlist
01. SHOFUKAN
02. THING OF GOLD
03. WHAT ABOUT ME?
04. SLEEPER
05. LINGUS
06. QUARTER MASTER

・HIATUS KAIYOTE Setlist
01. CHOOSE YOUR WEAPON
02. BREATHING UNDERWTER
03. SHAOLIN MONK MOTHERFUNK
04. NAKAMARRA
05. LAPUTA
06. BOOM CHILD
07. MOLASSES
08. BY FIRE

・SOIL&”PIMP”SESSIONS Setlist
[1st] JAZZ UNLIMITED set
01. Jazz Crime
02. Fuller Love
03. Mo’ Better Blues
04. Una Mas

[2nd] DEATH JAZZ set
01. Summer Goddess
02. 閃く刃
03. 表nothin’ 裏girl
04. A Wheel Within A Wheel
05. Fantastic Planet
06. 殺戮のテーマ
07. Spartacus Love Theme

Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN
会場:横浜赤レンガ野外特設ステージ神奈川県
日程:9月27日(日)


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Jeff Beck@NHKホール
カテゴリ : LIVE (2015) ・ comments(0)  
2015年09月27日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. Soul Camp 2015@豊洲PIT (Ms. Lauryn Hill、TALIB KWELI、The Beatnuts、Biz Markie 他) 感想&セットリスト

MTVが主催するイベント『SOUL CAMP 2015』に行ってきました。
会場は豊洲PIT(TOYOSU PIT)を中心としたエリアです。

2日間開催の2日目に参戦。
今日の出演者は、Ms. Lauryn HillThe BeatnutsBiz MarkieTALIB KWELIなどなど(2日間の全アーティストはページ下の方にまとめときます)。

初日にYASHIIN BEYことMOS DEFの出演がキャンセルになり、今日も当然Black Starはなくなって、TALIB KWELIのソロに変更に。

これは本当にショックだったけどね。。。

それでは感想。

Soul Camp 2015でローリン・ヒルを見てきました

まずはチケットをリストバンドに交換し、LIVE AREAであるtoyosu pitへ。
Lord Finesseが始まってた。

不勉強ながらロードさんのことはよく知らないんですが、結構ベテランの人みたいですね。
DJが鳴らすビートは結構ファンキーで乗りやすく、コール・アンド・レスポンスもあってかなり盛り上がりました。
ルックスが少しぽっちゃりしてて、その辺も愛嬌があって良かった。


外に出てMAGIC BEACHと名付けられたDJ AREAへ。
豊洲PITから道路を渡ったところに作られたエリアで、チケットなくても音は外からでも聞ける感じ。
(実際、ゆりかもめの駅から見てる人が結構いましたね)

たぶんDJ SWINGであろう人を人ちらっと見て、チュロス食ったりして、またライブエリアへ。

ザ・ビートナッツを見る。
ロード・フィネスに続いてこちらも東海岸を代表するユニット。

まずはDJプレイからスタート。
DJを務めるのは日本人のDJ SARASA。
The Beatnutsのビートを日本人が作ってライブするってなんかすごいね。

個人的な世代の問題もあるけど、やっぱ90年代のヒップホップは楽しい。
2MCってのがまたいいね。

こちらもコールアンドレスポンスがあったけど、熱狂的なファンも多かったか、一際大きなレスポンスがあったな。


またまたちょこっとMAGIC BEACH行って(あ、ちなみにビーチ感は全くありません。。)、戻ってタリブ・クウェリを見る。
ホントはブラック・スターを見れるはずだったのに。。。モス・デフキャンセルってどういうことですかクリマンさん。
ローリンくらい楽しみにしてたのに。。

しかし、意図せず2日連続でソロをやることになった相方のタリブさん、あんた最高だよ。
ソロの曲以外にもBlack Starの曲もやった。

惜しむらくはタリブさんのアルバムをあまりちゃんと聞いたことがなかったこと。
こんなことならBlack Starのアルバム予習しないで、タリブさん聞いときゃ良かった。
てか、今からでも遅くないか。


後ろ髪引かれつつ、PITを離れビーチへ。
この2日間のイベントを通して、もっとも大御所と言えるビズ・マーキーさんのDJを見に。

大御所のDJあるあるですが、誰もが知ってる大ネタを連発するってこと。
HIP HOP系だけでなくROCK系まで幅広く。(昔、grandmaster flashを見たときにNirvanaを掛けたのを思い出した)
フェスっつうものをわかってらっしゃいます。

楽しかった。
(最後まで見れなかったけど、The Beatnutsの2人が出てきたらしい)


はい、早くもヘッドライナーのあのお方の時間。
ローリン・ヒル様です。

モス・デフのキャンセルで金返せーと言いたい気持ちもありますが、東京・大阪のBillboard liveでのワンマンでは4万円というチケット代ってことを考えると、ローリン見るだけでお釣りがくるようなもんです。

開始の30分前に中に入ったけど、もうすでに超満員と言っていいほどで、酸欠になったのか、近くにいた女性が、もうちょっとで始まるってところで倒れて運ばれて行きました。。

割と前の方にいたので、この混み具合だとうちらもやばいなって思ってたところで、タイムテーブルより10分も早くDJが始まり、さらに前に人が寄ってったので、若干スペースができて一安心。

DJが15分くらい続き、そこにバンドメンバー(キーボードやドラム、ギター、ベースにホーンなどなどのフルバンド)、コーラス隊の3人が登場し、セルフィーやらなにやらした後、演奏開始。
ブラック・ミュージック系のお決まりと言ってもいい、この前説で場を盛り上げてからのローリン姐さん登場!

これが大体タイムテーブルから過ぎること15分後、DJ開始から約30分後の18時55分。
ここからが圧巻ライブ。

白い衣装に坊主に近い短髪のローリン。
見た目的には大きな赤ちゃんにも見えなくもない感じなんだけど、アコースティックギターを持って椅子に座り、歌い始めた瞬間、場の空気が一転。

圧倒的な歌声。

バンドの作り出す重厚なサウンドに一人で対抗しうる力強さ。
褒め言葉になるかはわからないけど、これはロック!

序盤は座ってギターを弾きながら歌ってたけど、そのギターを置いて、中盤からはスタンディングで歌い、ラップする。
歌もラップもこのレベルでこなせるアーティストって他に思いつかないです。

歌いながら、バンドの演奏を全て操り、コーラス隊に至っては歌唱指導してんじゃないかってくらいのコントロールフリークっぷり。
生で見たことはないけど、James Brownってこんな感じだったんじゃないかなっていうくらい。


そして、お待ちかねのフージーズの名曲たちも惜しげなく披露。
"How Many Mics"のマシンガンのようなラップからの、"Fu-Gee-La"〜"Ready or Not"〜"Killing Me Softly With His Song"という流れは失禁ものの出血大サービス。
1曲始まるごとに大歓声。

この時点でほぼ持ち時間を使い切ってて、もう大満足だし、そろそろ終わりかなぁって思ったら、大間違い。
むしろここからパーティー始まるってくらいだった。

レゲエナンバー連発からの、ボブ・マーリーメドレー。

どれも良かったんだけど、ボブの"Jamming"からスティーヴィー・ワンダーの"Master Blaster (Jammin')"をつなげて行くアレンジに痺れた!

まだ結婚してるんだか良くわかりませんが(そもそも結婚はしてない説)、ボブ・マーリーの息子との間に5人も子供がいるだけありますね。(6人目は違う男性との間の子らしい)
てか、母親がローリンで、おじいちゃんがボブ・マーリーって人間がいること自体もはや空想上の話ですね。。


話はそれましたが、レゲエの後は、先ごろトリビュートアルバムが出たニーナ・シモンのカバーが有名な"Feelin' Good"と"Black Is The Color Of My True Love's Hair"を。
カッコ良かったとしか、言うことはありません。

そして、DJも入れれば2時間越え(本来の持ち時間は1時間20分)のライブを締めくくったのは、ソロの大ヒットナンバー"Doo Wop (That Thing)"。


本当素晴らしいライブ見せてもらいました。
4万でも高くない、迷ってる人はビルボードのライブに行きましょう!


以下、セットリスト。

2015.09.23 Soul Camp 2015@toyosu pit Setlist

・Lauryn Hill Setlist
01. Conformed to Love
02. I Gotta Find Peace Of Mind
03. War In the Mind (Freedom Time)
04. Mystery Of Iniquity
05. Ex-Factor
06. Final Hour
07. Lost Ones
08. How Many Mics (Fugees song)
09. Fu-Gee-La (Fugees song)
10. Ready or Not (Fugees song)
11. Killing Me Softly With His Song (Fugees song)
12. Signs
13. Who's Going To Help Me Praise
14. Guiltiness
15. Bad Card
16. Jamming (Bob Marley & The Wailers cover) 〜 Master Blaster (Jammin) (Stevie Wonder cover)
17. Is This Love (Bob Marley & The Wailers cover)
18. Could You Be Loved (Bob Marley & The Wailers cover)
19. Feelin' Good (Cy Grant cover)
20. Black Is The Color Of My True Love's Hair (folk song cover)
21. Doo Wop (That Thing)

上記以外に、ネットで拾ったセトリ画像には、こんな曲も入ってました。
やったかどうか不明です。

"Stronger Than Pride"、"Mr International"、"Punky Reggae Party"、"We'll Be Forever Loving Jah"、"I Believe In a Love Again It Will Be Forever"、"God Only Knows"、"Knocks Me Off My Feet"、"If I Was Your Woman"、"Ne Me Quitte Pas"

たぶん、やるかもしれない曲も書かれてたっぽいので、雰囲気に合わせて変えるのかもね。

MTV presents SOUL CAMP 2015
会場:豊洲PIT東京
日程:9月22日(火)
出演:COMMON / BIZ MARKIE / TALIB KWELI / DJ Jazzy Jeff
DJ HASEBE / DJ HASEBE / KASHI DA HANDSOME / DJ MARTIN (Wu-World Radio) / DJ MASTERKEY / DJ MINOYAMA / DJ TAIKI / DJ YANATAKE

日程:9月23日(水)
出演:Ms. LAURYN HILL / THE BEATNUTS / TALIB KWELI / LORD FINESSE
BIZ MARKIE / DAISUKE KURODA (kickin) / DJ JIN (RHYMESTER) / DJ KENTA (ZZ PRODUCTION) / DJ LEAD (HOT97 / The Heavy Hitters) / DJ Mitsu the Beats (GAGLE/Jazzy Sport) / DJ SWING / DJ WATARAI


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READY OR NOT / FUGEES (Refugee Camp) (THE SCORE 収録)
カテゴリ : LIVE (2015) ・ comments(0)  
2015年09月23日(水)

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