1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Views / Noga Erez (Views 収録)

 イスラエル出身のエレクトロニック・シンガー/プロデューサーのNoga Erezノガ・エレズ)の2020年2月リリースのシングル"Views"。彼女の長年のコラボレーターであるOri Roussoとアメリカのラッパー、Reo Cragunをフィーチャーしています。

・Noga Erez - VIEWS ft. ROUSSO, Reo Cragun


 ROUSSOによるコーラスがクセになる曲ですね。2017年のデビューアルバム『Off The Radar』の時はもっと鋭利で無機質な感じのサウンドのイメージが強かったですが、この曲はなんかオーガニックなイメージ。ヒップホップ色も強いですね。そろそろ次のアルバムが気になるころですが、こういう曲が増えてると面白いな。無限に階段を登るミュージックビデオも面白いのでぜひ。

・Noga Erez - "VIEWS (feat. ROUSSO)" [Live] - Kids Against The Machine Vol. 1



Noga Erez -『Views』収録曲リスト
1. VIEWS ft. ROUSSO, Reo Cragun
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2020年06月06日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Deal Wiv It with slowthai / Mura Masa (R.Y.C. 収録)

 Mura Masaムラ・マサ)の2ndアルバム『R.Y.C.』(2020年1月17日リリース)からのシングル"Deal Wiv It"。UKのラッパー、slowthaiスロータイ)をフィーチャー。

・Mura Masa - Deal Wiv It with slowthai (Official Video)


 Joy Division/New Order、Talking Headsなどポストパンク/ニューウェーブを彷彿させるベースとドラムに、slowthaiのいかにも英国ラッパーなイントネーションがたまらない。the streetsのマイク・スキナーを思い浮かべる人も多いかも。歌詞の内容としては成功をおさめ貧しい生活から脱出した後、地元に戻ったら妬まれるというもので、スロータイ自身の体験が元になったであろうものになっています。

 「Deal Wiv It」(=「Deal with it」)は直訳すると「それに対処しろ」って意味だけど、「不愉快で残念なことだけど、それに向き合っていくしかない」というようなニュアンスがあるそうで、まさにこの曲のテーマですね。これをふまえてミュージックビデオを見ると、家を飛び出し傍若無人に走るスロータイが、最後にMura Masaの乗るオープンカーに飛び乗るシーンが痛快ですね。

 ちなみにこの2人はslowthaiの2019のデビュー作『Nothing Great About Britain』(全英9位)でもコラボしているのでこちらもチェック。

・slowthai, Mura Masa - Doorman


 Mura Masaについては一つ前の記事に書いたので、ここではスロータイについて簡単に。

・slowthaiとは
 1994年12月18日、UKはノーサンプトン生まれの25歳。本名:Tyron Kaymone Frampton。英リングスの公営住宅の母子家庭で育つ。バルバドスとアイルランドの血を引く。2017年にインディーレーベルと契約を結びキャリアをスタート。BBCの期待の新人リスト「BBC Sound of 2019」の4位に選ばれる(Mura Masaは2016の5位)。2019年のデビューアルバム『Nothing Great About Britain』が全英チャート9位になり、英マーキュリープライズにもノミネート。slowthaiという名前は彼独特のスローな喋り(SlowなTyron)に由来する幼少期のニックネームから。

 Mura Masaとslowthai、どちも今後の活動が楽しみですね。


Mura Masa -『R.Y.C.』収録曲リスト
1. "Raw Youth Collage"
2. "No Hope Generation"
3. "I Don"t Think I Can Do This Again" (with Clairo)
4. "a meeting at an oak tree" (with Ned Green)
5. "Deal Wiv It" (with slowthai)
6. "vicarious living anthem"
7. "In My Mind"
8. "Today" (with Tirzah)
9. "Live Like We're Dancing" (with Georgia)
10."Teenage Headache Dreams" (with Ellie Rowsell)
11. "(nocturne for strings and a conversation)"
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2020年01月21日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Teenage Headache Dreams / Mura Masa (R.Y.C. 収録)

 エレクトロニックミュージック・プロデューサー/マルチインストゥルメンタリストのMura Masaムラ・マサ)の2ndアルバム『R.Y.C.』(2020年1月17日リリース)からのシングル"Teenage Headache Dreams"。

・Mura Masa, Ellie Rowsell, Wolf Alice - Teenage Headache Dreams


 ロンドンのオルタナロックバンド、Wolf Aliceエリー・ロウゼルをボーカルにフィーチャー。リピートされるリフとベースラインに導かれ始まる序盤、ムラ・マサ本人のボーカルとエリーの声が重なっていく。後半にかけて歌も熱を帯びロックに爆発するのがかっこよい。

「10代の頭痛夢」というタイトル、「Seems like the good time's over But nothing's really over anymore」(良い時間は終わったようだ、でも実際は何も終わっていない)という歌詞、男女二人が格闘するようにダンスするミュージックビデオ、終わった青春を懐かしむようでもあり、青春真っ只中を描いたようである、複雑な心情を描写しているように感じます。ムラ・マサは20代前半、エリーは20代後半とまだ若いですが、もう10代ではないし、まだ大人にも完全になりきれない時期ならではの曲のような気もしますね。

 NMEによると“Teenage Headache Dreams”についてムラ・マサは次のように語っています。
“It’s possible to feel happy even if it means relying on something that isn’t necessarily true, or is half-imagined, or might not even have happened at all.
「必ずしも真実とは限らないこと、半分は想像のようなこと、まったく起こってはないかもしれないことに寄りかかっていたとしても幸せを感じることは可能なんだ」

“If we can find a shared remembrance of a good time, we’re more likely to be able to find that again. A little bit of escapism is healthy.”
「素晴らしかった時の記憶を共有できたら、僕らはもう一度それを見出すようなことだってできるわけでね。少しくらいの逃避は健全なものなんだ」


 アルバムタイトルは1曲目の"Raw Youth Collage"の略でしょうか。直訳すると「生の若者のコラージュ」ってことだけど、つまり様々な若者の姿を描写した曲が詰まってるということなのかな。ちなみに全体を通してロック色が強く、「パンクロックにインスパイアされた」なんて紹介のされかたをしています。パンクかどうかは意見の別れるとこだけど、こう言ったダンス系のアーティストが「青春」を表すのにロック的サウンドに向かうのは面白いですね。

 ここまで紹介しておいてなんですが、本サイト初登場なのでMura Masaの簡単なバイオグラフィー。

・Mura Masaとは
 1996年4月5日、イギリス海峡のチャンネル諸島に位置する王室属領・ガーンジー生まれの23歳。本名はAlex Crossan。Mura Masaの由来は日本の名刀「村正」から。地元でパンクやハードコアなどのバンドをやっていたが、徐々にハドソン・モホークなどのダンスミュージックに傾倒していき16歳ころからSoundCloudなどに自身の曲をアップし始める。発表した曲がBBCラジオなどで取り上げられ始め、大学進学とともにイギリス本土へ移住し、ライブ活動も開始。Mixtapes『Soundtrack to a Death』(2014年)、EP『Someday Somewhere』(2015年)を経てBBCの期待の新人リスト「BBC Sound of... 2016」で5位に選ばれる(その時の1位はJack Garratt)。そして、2016年の1stアルバム『Mura Masa』とA$AP Rockをフィーチャーした"Love$ick"で一躍トップアーティストに。

 2019年11月には単独での来日ライブもありましたね。私は2016年のフジロックの深夜でちょこっと見ることができたけど、また今作をひっさげたライブも見たい。ライブ映えしそうな曲揃っているしね。

 というわけで、この曲がこのサイトでの2020年最初に紹介するおすすめ曲になりました。今年もどうぞよろしくお願いします!


Mura Masa -『R.Y.C.』収録曲リスト
1. "Raw Youth Collage"
2. "No Hope Generation"
3. "I Don"t Think I Can Do This Again" (with Clairo)
4. "a meeting at an oak tree" (with Ned Green)
5. "Deal Wiv It" (with slowthai)
6. "vicarious living anthem"
7. "In My Mind"
8. "Today" (with Tirzah)
9. "Live Like We're Dancing" (with Georgia)
10."Teenage Headache Dreams" (with Ellie Rowsell)
11. "(nocturne for strings and a conversation)"
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2020年01月20日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Mile High / James Blake (Assume Form 収録)

 James Blakeジェイムス・ブレイク)、2019年1月18日リリースの通算4作目『Assume Form』収録曲"Mile High"。米ラッパー・Travis Scottトラヴィス・スコット)とプロデューサーのMetro Boominメトロ・ブーミン)をフィーチャーした曲。

・James Blake- Mile High (feat. Travis Scott and Metro Boomin)


 Migosの大ヒット曲"Bad and Boujee"やPost Maloneの"Congratulations"を手がけたメトロ・ブーミンと組んだことからもわかるように、かなりヒップホップ寄りなトラック(いわゆるトラップってやつ)ですね。トラヴィス・スコットのメロディアスなフロウに、低い声からファルセットまで歌い分けるジェイムス・ブレイクの歌が絡むのがかっこいいです。絡みといえば、2人の小芝居が見れるミュージックビデオも面白い。

 ここ数年のジェイムス・ブレイクと言えば、ビヨンセやJay-Z、ケンドリック・ラマー、もちろんトラヴィス・スコットなどHIP HOP/R&B系の大物とのコラボが注目されていて、今作でもOutKastのアンドレ3000の参加も話題になっています。今作全体の雰囲気もこれまでよりもずっとアップビートな感じで、そこがウケたのか全英6位・全米21位と過去最高のチャートアクションを記録。まぁより内向的なサウンドが恋しくもあるけど、これはこれで面白いと思います。

 フジロック2019に出演決定。3度目となるフジロック出演だけど、今回はどんなステージなるのでしょうか。ゲストとか出てきたりするのかな?


James Blake -『Assume Form』収録曲リスト
1. "Assume Form" James Blake
2. "Mile High" (featuring Metro Boomin and Travis Scott)
3. "Tell Them" (featuring Metro Boomin and Moses Sumney)
4. "Into the Red"
5. "Barefoot in the Park" (featuring Rosalía)
6. "Can't Believe the Way We Flow"
7. "Are You in Love?" Blake Blake 3:17
8. "Where's the Catch?" (featuring André 3000)
9. "I'll Come Too"
10. "Power On" Blake
11. "Don't Miss It" Blake
12. "Lullaby for My Insomniac"
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2019年02月10日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. drink i'm sippin on / Yaeji (EP2 収録)

 NYはブルックリンを拠点に活動する韓国系アメリカ人エレクトロニックアーティスト、Yaejiイエジ、本名:Kathy Yaeji Lee、ハングルだと「예지」、発音的には「イェィジー」って感じ)の2017年リリースの『EP2』収録の"Drink I'm Sippin On"。

・Yaeji - Drink I'm Sippin On (Official Music Video)


 最近のHIP HOPにありそうなベースの効いたクールなサウンドに、韓国語と英語を織り交ぜた彼女のなんともいえないボーカルがクセになる曲。気がつくと「クゲアニヤークゲアニヤー、アニヤクゲアニヤー」と口ずさんでしまします。ちなみにハングルだと"그게아니야"となっていて、日本語に翻訳すると「そうじゃない」って意味らしい。

 Yaejiは1993年にニューヨークで生まれ、ロングアイランドやアトランタなどのアメリカ国内だけでなく、日本や両親の出身地・韓国にも住んでいたことがあるそう。名門カーネギーメロン大学でアート系を専攻していたそうですが、大学のラジオの運営に関わることで音楽に興味を持ち、次第にこの道に入ったという経歴の持ち主。

 他の曲を含め英語だけでなく韓国語をかなり使っているのが面白いと思います。最近、アメリカで韓国のボーイズグループ、BTS(防弾少年団)がBillboardのHot 100に曲をチャートインさせたりしてますがそちらも韓国語でヒットさせてたんだよなぁ。アメリカだけでなく彼女はイギリスのBBCが選ぶ2018年の期待の新人『Sound of 2018』のリストにも選ばれてたし、世界的に韓国が来てますね!

 2018年、Yaejiに注目です。ライブも楽しそう。すでに2017年の大晦日に来日してたみたいですが。。。ちなみに中学生の時に1年だけ日本に住んでて、その後も何度も日本に遊びに来ているらいしい。下のDJの動画でも後ろに日本のCMがいっぱい流れてますね。こちらもチェック!

・Yaeji Boiler Room New York DJ Set



Yaeji -『EP2』収録曲リスト
1. "feelings change"
2. "raingurl"
3. "drink i'm sippin on"
4. "after that"
5. "SPRORGNSM"
6. "passionfruit"
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2018年01月16日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Blue Train Lines feat. King Krule / Mount Kimbie (Love What Survives 収録)

 Mount Kimbieマウント・キンビー)の3rdアルバム『Love What Survives』からKing Kruleキング・クルエル)をフィーチャーした曲"Blue Train Lines"を紹介。

・Mount Kimbie - Blue Train Lines (Official Video) ft. King Krule


 前回の"Delta"に続き今作からもう1曲選ぶのにあたってボーカルをフィーチャーした曲にしようと思ったところ、ベタにJames Blake参加曲にしようか、アカデミー賞にもノミネートされた女性アーティスト、Micachu参加曲も話題性があってよかったんだけど、ここはあえてマウント・キンビーの作品でもおなじみのKing Kruleを迎えた曲を選択。何故なら彼のエモーショナルなボーカルも相まって今作に流れるロックっぽさを最も表したようなナンバーだったから。歯切れの良いエンディングなんか「これはパンクか?」って思うくらいです。

 と、割とロック、ポストパンク、ニューウェーヴ的な音になっていますが、先述のジェイムス・ブレイクやミカチュ参加曲などはこれまでのマウント・キンビーぽさもあるので、そちらも聞いてみてください。

・Mount Kimbie - We Go Home Together ft. James Blake


・Mount Kimbie - Marilyn ft. Micachu



Mount Kimbie -『Love What Survives』収録曲リスト
1. "Four Years and One Day"
2. "Blue Train Lines" (featuring King Krule)
3. "Audition"
4. "Marilyn" (featuring Micachu)
5. "SP12 Beat"
6. "You Look Certain (I’m Not So Sure)" (featuring Andrea Balency)
7. "Poison"
8. "We Go Home Together" (featuring James Blake)
9. "Delta"
10. "T.A.M.E.D"
11. "How We Got By" (featuring James Blake)
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2017年10月11日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Delta / Mount Kimbie (Love What Survives 収録)

 ドミニク・メイカーとカイ・カンポスによるエレクトロニックユニット、Mount Kimbieマウント・キンビー)が3rdアルバム『Love What Survives』(全英98位)を2017年9月にリリース。"Delta"はアルバム収録曲。

・Mount Kimbie - Delta


 James Blakeを始め、Micachu、King Kruleなどボーカルを迎えたナンバーも多いけど、ここはインストの"Delta"を紹介。ポスト・ダブステップといった枠を超えてよりバンド的な音に振れた本アルバムの中でも個人的にはこの曲が一番ヒット。曲のタイトルは多分シンセサイザーの「KORG DELTA」から取られているんじゃないかと思うけど、そのシンセの音色ときっと人力であろうビートが絡まって徐々にスピード感を増していくところがかっこいい。

 曲の雰囲気、ミュージックビデオの雰囲気はDJ Shadowの"High Noon"にも通じるところがありますね。初めて"High Noon"を聞いた時の衝撃はなかなかものもでしたが、あれから20年も経つのか。。。話はそれたけど、"Delta"のミュージックビデオはアルバムジャケットのアートワーク同様に写真家/映像作家のフランク・ルボンが手がけています。

 アルバムめっちゃかっこいいので次も本作から別の曲を紹介予定。お楽しみに。

 ちなみにマウント・キンビーは昨日10月6日(金)に大阪・Fanj Twiceでライブを行い、今日「朝霧Jam 2017」と、10月9日(月)に東京・WWW Xで来日公演を行います。どちらもチケットはソールドアウト済みなので、次こそは観たい!

Mount Kimbie -『Love What Survives』収録曲リスト
1. "Four Years and One Day"
2. "Blue Train Lines" (featuring King Krule)
3. "Audition"
4. "Marilyn" (featuring Micachu)
5. "SP12 Beat"
6. "You Look Certain (I’m Not So Sure)" (featuring Andrea Balency)
7. "Poison"
8. "We Go Home Together" (featuring James Blake)
9. "Delta"
10. "T.A.M.E.D"
11. "How We Got By" (featuring James Blake)
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2017年10月07日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Jelly / Laurel Halo (Dust 収録)

 アメリカ出身、現在はベルリンを拠点に活動する女性アーティスト、Laurel Haloローレル・ヘイロー)が3枚目のアルバム『Dust』を2017年6月23日にリリース。レーベルはHyperdub。英WIRE誌などでAlbum of the Yearを獲得した2012年の『Quarantine』以来となるボーカルをフィーチャーしたアルバム。

・Laurel Halo - Jelly (Hyperdub 2017)


 アルバムから先行公開されていた"Jelly"はフランス出身でWarpからもアルバムを出しているLafawndah(ラファウンダ)とUKのシンガー/プロデューサー・Klein(クライン)をヴォーカルに迎えています。打ち込みと生のパーカッション、人の声が合わさって、無機質さと温かさが同居したようなサウンドになってて気持ちいい。ちょっとクラフトワークっぽいチープさがあるのもいいですね。

 フィーチャーされているLAFAWNDAHやKleinも動画貼っておきます。こちらもなかなか良い!
・LAFAWNDAH - ALLY


・Klein ft Kahlia Bakosi - With U


 本作はニューヨーク州にあるExperimental Media and Performing Arts Center(通称EMPAC。こんなとこ)で作曲作業が行われています。ここでは様々なワークショップが行われたり、実験的な技術などを使うことができたそうで、その辺りも本作の音作りに大きく生かされているようです。

 私はLaurel Haloを知ったのは2015年のEP『In Situ』でインスト作から入ったのですが、ボーカル曲も良くてクセになりますね。

 ゲストでは他にもJulia Holterや$hit and $hineのCraig Clouseなどなど参加していて気になることだらけですが、一番きになるのはアルバム収録曲の"Moontalk"。よくよく聞いていると「あなたの〜」とか「よくできました」「おめでとう」なんて言ってる。果ては「もののあわれ」とか。『Quarantine』の会田誠『切腹女子高生』なんて例もあるし、彼女と日本との関係ってのも気になりますね。


Laurel Halo -『Dust』収録曲リスト
1. "Sun to Solar"
2. "Jelly"
3. "Koinos"
4. "Arschkriecher"
5. "Moontalk"
6. "Nicht Ohne Risiko"
7. "Who Won"
8. "Like an L"
9. "Syzygy"
10. "Do U Ever Happen"
11. "Buh-Bye"
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2017年07月17日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Dance While You Shoot / Noga Erez (Off The Radar 収録)

 イスラエルはテルアビブ出身の女性シンガー/プロデューサー、Noga Erezノガ・エレズ)の2016年リリースのデビュー曲"Dance While You Shoot"。2017年6月2日リリースのデビューアルバム『Off The Radar』収録。

・Noga Erez - Dance While You Shoot (Official Video)


 「イスラエル」というワードにエキゾチックな美しい顔立ちの女性がどアップで写ったアルバムジャケットに惹かれ再生。エディットされたボーカルに不穏なビート、そして、「Dance While You Shoot」=「銃撃中のダンス」とでも訳せそうなタイトル(ミュージックビデオを見る限り「Shoot」は「銃を撃つ」と「撮影する」の両方の意味がかけられてrそう)。もうこれだけでノックアウト。90年代のWarp全盛期のようなヒップホップを通過したテクノって感じのサウンドがたまらない。

 インタビューでこの曲について以下のように語っています。
ある日、前日に出来上がったビートを自室で聴いていたんです。それは、私たちが生きて経験してきた過酷な現実から生まれた、とても力強いビートでした。現実は混沌としていて、私の周りで起こっていることに私は不安が募っていました。『Dance While We Shoot』にはヘリコプターの音が入っているでしょう? あの音に、リスナーは巻き起こる暴力を想像するはずです。私は、前日に作ったビートを聴きながら、自室でひとり怒りとストレスに震えていました。ずいぶんと長い時間、そんな風にただ座ったままでいたんですが、深呼吸をして立ち上がり、コーヒーを淹れようとキッチンへと歩き始めた——その時、「Can you dance while you shoot(銃を撃ちながら踊ってみて)」という歌詞が思い浮かんだんです。それまで、私の体の中にうごめいていた怒りの感情をなんとかしてポジティブなものへと昇華する手立てを、ずっと探していたんです。だから、あの曲は私の精神状態から生まれたものですね。
闘いの歌:ノガ・エレズの音楽は聴く者の感覚を刺激する


 その存在感といい、曲の感じも含めM.I.A.と比較されることが多いようですが、スリランカ反政府ゲリラのメンバーを父に持つM.I.A.と国際社会から度々批判されるイスラエル出身のノガ・エレズっていうどちらも複雑な出自が音に現れてるのかもね。


Noga Erez -『Off The Radar』収録曲リスト
1. Balkada
2. Dance While You Shoot
3. Toy
4. Instruction
5. Pity
6. Quiet One
7. Worth None
8. Global Fear
9. Hit U
10. Off The Radar
11. Side Effect
12. Muezzin
13. Noisy¥
14. a hit is A Hit
15. Junior
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2017年06月14日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Kerala / Bonobo (Migration 収録)

 前回に続きNinja TuneよりリリースされたBonoboボノボ)の6枚目のアルバム『Migration』(全英5位・全米59位)からの1stシングル"Kerala"を紹介。

・Bonobo : Kerala


 この曲は2014年に行ったDJツアーのツアーバスの中で作ったラフバージョンが下地となってできあがったもので、アルバム『Migration』で一番最初にレコーディングを行ったものなのだそう。ビートと完全にシンクロした一度見たら忘れたられないくらいのインパクトのあるミュージックビデオはColdplayのツアーでの映像演出を行っているBISONが手がけたもの(参考リンク)。出演している女性は、映画『007 慰めの報酬』(原題:『007 Quantum of Solace』)でボンドガールだった女優のGemma Arterton(ジェマ・アータートン)。

 ちなみにボーカルパートはR&Bシンガー、Brandyブランディー)の"Baby"がサンプリングされています。これにすぐ気付いた人はすごい!

・Brandy - Baby - Music Video


 曲名の「Kerala」ってどういう意味だろう?と調べてみたところインドの州の一つである「ケーララ州」というものがあるみたい。アルバムが『Mgration』(=「移住」)なので、これまでボノボ自身が住んだことのあるところなのでしょうか。
 
 アルバムにはLAのデュオ、ライやSkrillexことソニー・ムーアのレーベル「OWSLA」に所属するバンド・Hundred Watersのニコル・ミグリス、LAのブルックリンを拠点にモロッコの伝統音楽「グワナ」を演奏するバンド・Innov Gnawa、前回紹介したチェット・フェイカーことニック・マーフィーなどが参加。どの曲から聴くかで印象も大きく変わるので、アルバムを通して聴くことをおすすめします。


bonobo -『migration』収録曲リスト
1. "Migration"
2. "Break Apart" (featuring Rhye)
3. "Outlier"
4. "Grains"
5. "Second Sun"
6. "Surface" (featuring Nicole Miglis)
7. "Bambro Koyo Ganda" (featuring Innov Gnawa)
8. "Kerala"
9. "Ontario"
10. "No Reason" (featuring Nick Murphy)
11. "7th Sevens"
12. "Figures"
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No Reason (featuring Nick Murphy) / Bonobo (Migration 収録)
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2017年02月05日(日)

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