1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Bite / Tera Melos (X’ed Out 収録)

 米サクラメント出身の3人組、Tera Melosテラ・メロス)が『X'ed Out』をリリース。"Bite"はアルバムからのリードトラックで、PVが作られています(これがまたふざけてて楽しい♪)。Battlesの『Gloss Drop』辺りが好きな人にはすごくはまる曲だと思います。

 私はこのバンド、このアルバムで初めて知ったんですが、どの曲も複雑なことをやっているんだろうけど、ポップな曲ばかり。ポスト・ハードコア、アヴァン・マス・ロック・バンドなんてよくからない形容のされるバンドですが、小難しいこと考えずとも全然楽しめる音をならしているのでもっと多くの人にも聴いてもらいたいですね。過去に来日もしてるみたい。また来てくれないかな。

・Tera Melos メンバー
Nathan Latona - bass
Nick Reinhart - guitar & vocals
John Clardy - drums

■Tera Melos 『X'ed Out』収録曲
Label: Sargent House  Release date: April 16, 2013

1. Weird Circles
2. New Chlorine
3. Bite
4. Snake Lake
5. Sunburn
6. Melody Nine
7. No Phase
8. Tropic Lame
9. Slimed
10. Until Lufthansa
11. Surf Nazis
12. X'ed Out and Tired

・Tera Melosの『X'ed Out』を試聴&ダウンロード→
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2013年06月02日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Ice Cream (feat. Matias Aguayo) / Battles (Gloss Drop 収録)

 ポストロックバンド、Battlesバトルス)が前作『Mirrored』から4年ぶりとなる新作『Gloss Drop』を日本先行でリリース(米では6月発売)。

 "Ice Cream"は『Gloss Drop』からのリード曲。かわいらしいイントロから荒い息遣いが入り一気に盛り上がっていく展開にまずやられますね。ハモンドオルガン(?)みたいな音が楽しげですごくいいです。スペイン語のヴォーカルを聴かせるのはチリ出身のトラックメーカー(アルゼンチン出身って書かれるのもあって詳細不明)Matias Aguayoマティアス・アグアーヨ)。これまた楽しさを倍増させる歌ですね。

 今作『グロス・ドロップ』の制作にあたって一番の変化といえばやはりTYONDAI BRAXTONタイヨンダイ・ブラクストン)の脱退でしょう。ドンキャバとかHelmetとかから4人の実力者が集結したある意味スーパーバンドともいえるバンドなので誰がリーダーってわけではないかもしれないけど、タイヨンダイはバンドの頭脳的なイメージもちょっとあったので、今作を聴くまではちょっと不安もありました。

 でも、この曲やアルバムを聴いてその不安も杞憂に終わったね。なんか3人になって突き抜けた感じがあってすごくイイ。ギターのイアン・ウィリアムスは「3人になったことで力を分散されずに一点に集中できるようになった。音にスペースができて、自由に動き回れるようになった」と語ってます。

 残された3人がそれぞれ作ったパートをパズルのように組み合わせて制作したという本作。まさにマスロック(数学的なロック)の本領発揮というところでしょうか。でも決して頭でっかちの作品ではなく、すごく肉体感溢れるものになってるのはメンバーのプレイヤビリティのなせる業ですね。

 アルバムのアートワークも手掛けたベースのデイヴ・コノプカは「自分達が乗り越えてきたいろんなグチャグチャな物事を、そのまま表現してみたもの。本作は、アルバム・ジャケットのように、グチャグチャとしたものが溜まって、積み上がっていってできた作品だと思う。ジャケットの写真って、ちょっと艶やか(Glossy)で、しずく(Drop)っぽいイメージだろう? そこから、このタイトルを付けたんだ」と語っています。

 また、ヴォーカルを務めていたタイヨンダイの脱退を受けて、ゲストヴォーカルも参加してます。"Ice Cream"のMatias Aguayoに加え、"My Machines"にGary Numan、"Sweetie & Shag"にBlonde RedheadKazu Makino、"Sundome"にはBOREDOMSYamantaka Eye山塚アイ)が参加しています。日本人が2人参加してるのもうれしいですね。

 フジロック2011への出演が決定しているバトルス。先日のSonor SoundやZETTAI-MUでは見れてないので、ぜひとも新生バトルスを体験したい!

・Battlesの『Gloss Drop』を試聴&ダウンロード⇒Gloss Drop - Battles


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Atlas / Battles (Mirrored 収録)
electraglide Presents WARP 20@幕張メッセ(Battles、Chris Cunningham Live、!!!、LFO、Andrew Weatherall他)
23 / Blonde Redhead (23 収録)
4AD evening@O-EAST (DEERHUNTER、BLONDE REDHEAD、ARIEL PINK’S HAUNTED GRAFFITI)
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2011年05月08日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Go Do / Jonsi (Go 収録)

 アイスランドを代表するロックバンドSigur Rósシガー・ロス)。そのSigur RosのヴォーカリストであるJónsi(Jón “Jónsi” Þór Birgisson、ヨンシー・バーギッソン)が初のソロアルバム『Go』をリリース。全英20位、全米23位を獲得。

 プロデュースを手掛けるのは、InterpolやThe National等を手掛けたPeter Katis(ピーター・ケイティス)、そして、2009年にはヨンシーとの共作アルバム『Riceboy Sleeps』をリリースし、シガー・ロスのビジュアルデザイナーも担当するヨンシーのボーイフレンドAlex Somers(アレックス・ソマーズ)も今作での共同制作者に名を連ねています。

 そんな『Go』からの1stシングルがこの"Go Do"。地元アイスランドで6位、全英シングルチャートでは127位。アルバム1曲目に収録されていてアルバムを象徴するような曲。エレクトロニクスとフルートなどの生音が有機的に溶け合い、天使の歌声とも形容されるヨンシーのファルセットヴォイスが柔らかく飛翔するような曲。

 この躍動感はシガー・ロスの現在のところの最新作である2008年の『残響』からのモードを引き継いでいるような気がする。サウンド面で個人的にはシガー・ロスとの大きな違いは感じないけど、ほとんどの歌詞を英語で歌うことにより(シガー・ロスではアイスランド語や彼らが考案したホープランド語を使用)、より多くの人へ曲に込めた意味を伝えたい、聞き手とコミュニケーションをとりたいという、より開かれた姿勢を意図してるんじゃないかと思います。

 ちなみに本作を制作し始めた時点では、「落ち着いたアコースティックなアルバム」にするつもりだったらしい。しかし、コラボレーターであるピアニスト/コンポーザーのNico Muhly(ニコ・マーリー)の参加で一気に爆発し、このように開放的でカラフルな音像を持つ作品に仕上がったのだとか。

 ヨンシーは、SUMMER SONIC 2010への出演が決まっています。海外でのツアーではAlex(guitar, soundeffects,keyboards)、Thorvaldur Thór Thorvaldsson(drums)、Ólafur Björn Ólafsson( keyboards)、Úlfur Hansson(bass,monome)という編成で回っているようです。サマソニではどんなライブを見せてくれるのか楽しみ♪

・Jónsiの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Jónsi


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Gobbledigook / Sigur Ros (Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust 収録)
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2010年06月22日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Emperor of Charms / Pit er Pat (The Flexible Entertainer 収録)

 米シカゴにてFay Davis-Jeffers(Key.&Vo.)、Butchy Fuego(Dr.)、Rob Doran(Ba.)によって結成されたバンド、Pit er Patピット・アー・パット)が、FayとButchy2人体制になって初、通算6枚目のフルアルバム『The Flexible Entertainer』を米Thrill Jockyよりリリース。

 この"Emperor of Charms"は『The Flexible Entertainer』の6曲目に収録されている曲。トライバルなリズムの上をフェイのどこかエキゾチックなヴォーカルの乗る前半、そして、徐々にリズムが複雑に絡み合っていきトランス状態になっていくサウンドがたまらない。

 私はこの作品で初めて彼らを知りました。最近かなりいろんな音楽を雑食的に聴いているんですが、右の耳に入って左から出ていくみたいなバンドも結構ある中、この作品は凄く引っかかるものがありました。GANG GANG DANCE辺りが好きな人は絶対にはまると思う。GGDよりはメロディがはっきりしているのでこっちのほうがハマる人も多いかも。

 また、ButchyはRed Krayola、These Are Powers、Hecuba、Rainbow Arabia、Soft Circle他、数多くのレコーディングに参加しているそうです。その他にもBoredomsのEYEが主催した「77 Boadrum」に参加してたりしてるのでボアダムズ好きも要チェック。

・Pit er Patの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Pit

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2010年06月20日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. HOUSE JAM / GANG GANG DANCE (SAINT DYMPHNA 収録)

 アニマル・コレクティヴやブラック・ダイスやバトルス、TV on the Radioなどで注目を集めるNYのブルックリンシーンの要注目4人組バンド、GANG GANG DANCE。そのギャング・ギャング・ダンスの、前作『God's Money』約3年ぶり3作目となる新作『SAINT DYMPHNA』(セイント・ディンフナ)収録曲。

 GANG GANG DANCEといえばトライバルなリズムに、リジー・ボウガツォスのシャーマニックなヴォーカルが乗るちょっと難しい曲なイメージがあるけど、この曲はもっとわかりやすく、歌メロも結構しっかりとした、ポップである意味GGDの新境地的な曲かも。もちろん、よく聴くとリズムは複雑で色んな音が混ざってて、一筋縄ではいかない曲なんだけど。

 ちなみに今作の国内盤には、この"House Jam"のHOT CHIPによるリミックスと、XXXChange(Spank Rock)によるリミックス"House Party Jam"が収録されています。( アメリカではthe Social Registry、UK / EU及びオーストラリアではWarpよりリリース予定)

 この曲はまぁアルバムの中ではある意味一番普通な曲かな。1曲目を飾る"BEBEY"から2曲目"FIRST COMMUNION"を聴いてもらうと、これまでの実験的な要素と、ある意味ダンスミュージックとしても機能するエレクトロビートが融合した、この作品を理解しやすいかも。

 その他の曲だと、マイブラを連想するような静謐なサイケデリアを奏でる"VACUUM"、ストリーツの"Fit But You Know It"のMCヴァージョンにフィーチャーされていたグライムMC、Tinchy Stryder(ティンチー・ストライダー)を迎えた、正にグライムな"PRINCES"などが聴き所かな。

 ちなみに中心人物のブライアン・デグロウ(ファッション・ブランド「United Bamboo」のコラボ・デザイナーもやってます)はGGDがポップになってきているのは、「かつて"ロックンロール・リヴァイヴァル"ブームに対するアンチとして始めたのに、今やNYではエクスペリメンタルな音楽が溢れ、無意識に実験的なものを避けているから」とも語っています。

 つい先月末に来日していた彼ら。仕事で行くことができなかったのが残念でなりません。。

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The Dream Is Going Down / Black Dice (Beaches & Canyons 収録)
Atlas / Battles (Mirrored 収録)
Golden Age / TV On The Radio (DEAR SCIENCE 収録)
soon / my bloody valentine (loveless 収録)
Fit but you know it. / the streets (a grand don't come for free 収録)


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2008年10月29日(水)
  1. K's今日の1曲
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  3. Don't Go Down to Sorrow / 65daysofstatic (The Destruction of Small Ideas 収録)

 Mogwai meets Aphex Twinとも形容されるUKはシェフィールド出身のインスト・ポスト・ロックバンド、65daysofstatic65デイズオブスタティック)の3rdアルバム『The Destruction of Small Ideas』からの先行シングル。

 ピアノ主体で静かに始まり徐々に盛り上がって行って轟音ギターが鳴り響くというドラマチックな展開の静と動のコントラストが、正にモグワイにも通ずるカタルシスを与えてくれる曲ですね。しかも、爆発するまでが意外と早いので、モグワイが苦手な人でもハマる人は多いのではないでしょうか。

 エイフェックス・ツインと言われるほどブレイクビーツが多用されてる曲ってわけではないけど、その狂気性は通じるものがあるのかも。

 ちなみにメンバーいわく、
「すべての点においてポップなアルバムだと自負している(笑)」
だそうです。

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2007年05月18日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Colleen / Joanna Newsom (Joanna Newsom & the Ys Street Band E.P. 収録)

 カリフォルニア州ネバダ出身の女性シンガーソングライター、Joanna Newsomジョアンナ・ニューサム)の最新E.P.。彼女が普通のシンガーと違うのは、ハープを弾きながら歌うこと。ハープの弾き語りなんてほかにやってるひといないですよね。

 現在のところ最新アルバム「Ys」では、プロデュース&アレンジがヴァン・ダイク・パークス、レコーディングがスティーブ・アルビニ、ミックスがジム・オルークと名前を聞くだけで様々なジャンルの人が食いつきそうなメンツで作られてるのも特徴的ですね。

 そんな彼女のこの最新EPはツアーメンバーである、ケヴィン・バーカー、ニール・モーガン、ダン・キャントレル、そしてライアン・フランセスコーニというメンツで演奏されています。彼女の透明感のあるハープの音色とそれ以上に透明感のある歌声が聴いてるとクセになります。

 クラシック好きやビョーク好きとかにオススメです。

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2007年05月13日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Atlas / Battles (Mirrored 収録)

 タイヨンダイ・ブラクストン(Gt.,Key.,humanbeatbox)を中心にTomahawkのジョン・ステイニアー(Dr.)、元Don Caballero、現Storm & Stressのイアン・ウイリアムス(Gt.,Key.,mac,mixer)、元Lynxのデイブ・コノプカ(Gt.)によって結成された4人組バトルス。数枚のEPで話題になっていた彼らがついに1stアルバムをUKの老舗テクノレーベルのWarpより発表。この曲はそこからの先行シングル。

 ドカドカと鳴り響くドラムに導かれ、一つの音はどれもシンプルなのにいろんな音が複雑に絡み合って高揚していく様がカッコイイ曲ですね。エフェクト掛け捲りで意味不明なヴォーカルも頭から離れなくなるくらい中毒性があっていいです。

 ちなみにPrefuse 73のスコット・ヘレンに推薦されてWarpとの契約に至ったらしいですが、そんなプレフューズや他にもMars Volta等にホレ込まれライブのオープニングを飾ったりしてた彼らのライブはすごいらしい。そんな彼らは今年のフジロックに出演が決まってます。楽しみですねぇ。どのステージになるんでしょう。

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2007年05月06日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Cherubs / Arab Strap (Elephant Shoe 収録)

I think I could burst but I'm sure it'll keep.
The strobe in my head keeps me from sleep♪


 1995年、スコットランドにて酔いどれ詩人エイダン・モファットとマルコム・ミドルトンの2人で結成され、昨年惜しくも解散を発表したアラブ・ストラップの'99年発表の3rdアルバムの1曲目。

 心臓の鼓動のような淡々としたリズムボックスのビートに更に淡々としたギター、そこにかぶさるエイダンの呟くような歌。そこは正にアラブ・ストラップという感じだが、そこに本当に綺麗なピアノ(?)の音が。この対比、なんだか泣けてきます。
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2007年04月07日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Post Rock
  3. Your DJ Children / HELLA (TOTAL BUGS BUNNY ON WILD BASS 収録)

 カリフォルニア州サクラメントにて'01年に結成されたSpencer Seim(G)とZach Hill(Ds)の2人によるバンド、ヘラの1stフルアルバムに続いて発表されたEPに収録。

 いきなりよくわからんラップみたいなMCの後に始まる怒涛のドラミング。人力ドラムンベースというかなんというか。そこにチープな電子音がひたすら鳴り響くというなんか訳がわからないサウンドですが、これがまたすごくカッコイイんだ。ぜひこのドラムを生で見てみたいものです。

 ちなみに今年でた最新アルバム「There's No 666 in Outer Space」では、ライブでのサポートメンバーが加入し5人組に。そして、一緒にツアーを回ったMARS VOLTAとかの影響がもろに出てる傑作になってるらしい。すごい、聴きたい・・・
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2007年04月06日(金)

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