1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. Leave Them All Behind / Ride (Going Blank Again 収録)

 Rideライド)再結成!そしてFuji Rock Festival 2015に出演決定!ということで今日は彼らの'92年のリリースの2ndアルバム『Going Blank Again』(全英5位)からのシングル"Leave Them All Behind"を紹介します。全英シングルチャートでは現在のところライド最高の5位、アメリカのモダンロックチャートでも20位を記録しています。2014年に英NMEが発表したオールタイムベストソングで273位。

・Ride - Leave Them All Behind


 アルバム冒頭を飾る曲。メンバー4人全員による共作で、マークとアンディのツインボーカル。基本的には1st『Nowhere』の路線を踏襲しつつも、シーケンサーによるイントロ、力強いベースとドラム、8分を越える大曲ながら最後までダレずに聴かせ、明らかな成長を見せつけた曲だと思います。もしリアルタイムでアルバムリリース前にこれ聴いたらきっとアルバム即買ってしまいますね。

 アルバムでは続いてシングルとしてもリリースされた"Twisterella"が2曲目にきて、これがまたこれまでのシューゲイザーサウンドから離れネオアコかって感じの雰囲気もあったり(ちょっとストーン・ローゼズぽさも)、その他の曲も後のブリットポップにも通じるものもあったりして一気に音楽性の幅を広げたものになってます。私もそうでしたが、ライドっていうとついつい『Nowhere』のイメージが強かったりしますが、『Going Blank Again』もオススメです。


 何はともあれライド再結成てことで簡単にライドのプロフィールを振り返ってみます。1988年にイギリスはオックスフォードで学生時代の友人等で結成。オリジナルメンバーはこの4人(今回の再結成で全員揃います)。

・RIDE member
Andy Bell(アンディ・ベル) Guitars/Vocals
Laurence Colbert(ローレンス・コルバート) Drums
Mark Gardener(マーク・ガードナー) Vocals/Guitars
Steve Queralt(スティーヴ・ケラルト) Bass

 マークとアンディのツインボーカルの人気もあってオリジナルアルバム4枚等を発表し、いずれもヒットチャートを賑わすも、96年にはメンバー間のいざこざもあり解散。解散後はアンディのhurricane #1オアシスビーディ・アイでの活動や、マークはソロやローレンスとのANIMAL HOUSEなどそれぞれの活動が忙しく、一旦2001年にTV番組で1日限りの再結成はありつつも、継続的なものにはなりませんでした。それがついに再結成(メンバー間の仲は解散直後に修復済みだったらしい)。ビーディ・アイの解散が一番大きかったかもしれませんが、個人的にはそのショックを補って余りある感じです。

 さらに先述のようにフジロックでの来日も決定。昔アニマルハウスをフジロックで見たことはあるのですが(ちなみに、その時に今はなき渋谷のHMVでインストアがあってマークのサインを貰ったことがあります♪)、まさかライドが見れるとは思わなかった。最近のインタビューでは初期のEPと『Nowhere』と『Going Blank Again』の曲をメインでやると語っているので楽しみすぎますね。2012年にリリースされた『Going Blank Again』の20周年エディション(下のアルバムジャケット画像からリンクしてます)には92年のロンドンはBrixton AcademyでのライブのDVDが付いているのでフジの予習にピッタリなので要チェック!

・Ride - Leave Them All Behind (live at Brixton Academy 27/03/1992)


Ride -『Going Blank Again』収録曲リスト

1."Leave Them All Behind"
2."Twisterella"
3."Not Fazed"
4."Chrome Waves"
5."Mouse Trap"
6."Time of Her Time"
7."Cool Your Boots"
8."Making Judy Smile"
9."Time Machine"
10."OX4"
・試聴&ダウンロード


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FUCKIN' IN THE BUSHES / oasis (STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS 収録)
TURN UP THE SUN / oasis (DON'T BELIEVE THE TRUTH 収録)
oasis@国立代々木競技場第一体育館
The Shock of the Lightning / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
Bag It Up / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
I'm Outta Time / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
oasis JAPAN TOUR 2009@幕張メッセ国際展示場


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2015年02月22日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. I Wanna Be Adored / The Stone Roses (The Stone Rose 収録)

 The Stone Rosesザ・ストーン・ローゼズ)の1989年リリースのUKロック史上に燦然と輝くデビューアルバム『The Stone Roses』(リリース時『石と薔薇』という邦題がついていました)。プロデュースはジョン・レッキー。"I Wanna Be Adored"はその1stアルバムの1曲目を飾る曲。

・The Stone Roses - I Wanna Be Adored


 イントロの何やら不穏な雰囲気を出すベース音からして何かが始まる感じがしてカッコイイ。そこに控えめにならされる綺麗なギターのフレーズと徐々に力強くなっていくドラムのリズムが加わり盛り上がっていく様がたまらない。そして、"I Wanna Be Adored"(崇拝されたい/憧れられたい)と繰り返す歌詞。同郷の後輩oasisの"rock'n roll star"にも通じるピュアな上昇志向がまた良いですね。

 この曲から続く"She Bangs the Drums"以降は、キラキラしたサウンドが満載。ギターももちろんカッコいいけど、リズム隊が特にいいですね。イアンの儚げな(音程も・・)ヴォーカルもこのサウンドだからこそ光る。最後に大曲"I Am The Resurrection"で終わる流れも完璧。

 ちなみに、『The Stone Roses』発売当初は全英19位、全米86位を記録。数度の再発があって2009年には全英5位を記録していることからもその影響力は年を経ることに増しているのがわかります。
 
 そして、2011年10月18日、Ian Brown(イアン・ブラウン、vo.)、John Squire(ジョン・スクワイヤ、Gt.)、Mani(マニ、Ba.)、Reni(レニ、Dr.)の黄金のラインナップでの再結成を発表。さらに、フジロック12での来日(初日・金曜日のヘッドライナー)も決まっています。イアンとジョンのそれぞれのソロではローゼズナンバーを演奏したのを聴いたことあるけど、この4人が揃って演奏されるなんて夢のよう。楽しみ♪

(このページの下の方に再結成ツアー初日のバルセロナ公演のセットリストを参考までに載せておきます)


The Stone Roses -『The Stone Roses』収録曲リスト
1. "I Wanna Be Adored"
2. "She Bangs the Drums"
3. "Waterfall"
4. "Don't Stop"
5. "Bye Bye Badman"
6. "Elizabeth My Dear"
7. "(Song for My) Sugar Spun Sister"
8. "Made of Stone"
9. "Shoot You Down"
10. "This Is the One"
11. "I Am the Resurrection"
オリジナルは以上の11曲。その他、後のリリースでシングルなどを収録した様々なバージョンが出ています。
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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2012年06月11日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. One To Another / The Charlatans (Tellin’ Stories 収録)

 The Charlatansザ・シャーラタンズ)の1997年リリースの5thアルバム『Tellin' Stories』(全英1位。プラチナディスク獲得)からの1stシングル"One To Another"。UKシングルチャートで3位を獲得した彼らの過去最大のヒット曲。

・The Charlatans - One To Another


 ピアノ(ハモンド・オルガン?)のリフとグルーヴィーなリズムがカッコイイ。デビュー当初のマッドチェスターなノリとオアシスのようなラッドなノリのいいとこ取りな感じが良いですね。アルバム完成前に、バンドのサウンドの核を担っていたキーボーディストのロブ・コリンズが交通事故で亡くなるという悲劇がありましたが、この"ワン・トゥー・アナザー"がロブのフル参加した最後のシングル曲となっています。PVには映像としてのロブの最後の姿が映っているので必見です。

 何故か最近急にブリット・ポップな時期のUKロックを聴きたくなって、この曲も久々に聞いたけど、今聞いても全然アリなサウンドですね。まぁ彼らの場合はポッと出の新人ではなく、この時期ですでに中堅クラスのバンドだったので、時代に乗りつつも流されてなかったのが良かったのかも。

 ちなみに今作には"North Country Boy"(4位)、"How High"(6位)、"Tellin' Stories"(16位)とシングルヒット曲も多く収録されているほか、どの曲も粒ぞろい。ライナーノーツを書いている当時ロッキング・オンの増井修なんか「歴史的名盤」なんて書いてるし。ま、歴史的かどうかはわかりませんが、長く聞ける名盤だと思います。

 そして2010年には11枚目のオリジナルアルバム『Who We Touch』(全英21位)を発表し健在をアピール。来日も果たし(LIQUIDROOM公演でカール・バラーがステージに登場したらしい。行けなくて残念)、今後も目が離せませんね。


The Charlatans -『Tellin’ Stories』収録曲リスト
1. "With No Shoes"
2. "North Country Boy"
3. "Tellin' Stories"
4. "One to Another"
5. "You're a Big Girl Now"
6. "How Can You Leave Us"
7. "Area 51"
8. "How High"
9. "Only Teethin'"
10. "Get on It"
11. "Rob's Theme"
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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Being Unguarded / Tim Burgess & Peter Gordon (Same Language, Different Worlds 収録)
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2011年02月03日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. BRASSNECK / THE WEDDING PRESENT (BIZARRO 収録)

 英リーズにて結成された4人組ロックバンド、THE WEDDING PRESENTザ・ウェディング・プレゼント)の1989年リリースの2ndアルバム『BIZARRO』(全英22位)収録曲"BRASSNECK"。シングルとしてもリリースされUKチャート24位を記録。

 イントロからギャリギャリ鳴り響くギター、そこに加わってくるうねるベースとドラムのグルーヴのかっこいい疾走感のある曲。イアン・カーティスにちょっとモリッシーを足したようなDavid Lewis Gedge(デイヴィッド・ルイス・ゲッジ)の声も素敵。タイトル"BRASSNECK"は、「brass neck」(厚顔)のことでしょうか。別れた(別れる寸前?)彼女へ、サビの部分では「お前は恥知らずでずうずうしい(厚顔)」と罵り精一杯強がって見せるものの、結局は未練タラタラの歌詞がいいですね。最後に"He won't object! Keep writing to me Just don't forget you ever knew me"「僕のこと忘れないで!」と言っちゃうところなんて特に。

 さらに"BRASSNECK"は米インディー界の鬼才Steve Albini(スティーヴ・アルビニ)のもとで再レコーディングされたヴァージョンもあります。アルビニ節の効いた仕上がりになってて、さらにかっこよかったりします。そして、そのアルビニを迎えて制作された次作『Seamonsters』は全英13位と彼ら最大のヒット作になります。

 アルバム『BIZARRO』全体を通して、恋愛関係を歌った(そのどれもが惨めな男(ゲッジ本人?)が登場)歌詞を、ラウドで切れ味鋭く疾走感のあるギターサウンドで奏でられる作品になっています。特にシングルリリースされ33位を記録した"Kennedy"や9分を超える大作"TAKE ME!"辺りは出色の出来ですね。ちなみにタイトル『ビザーロ』とは、スーパーマンに登場する、敵が作ったスーパーマンのコピーロボットのことらしいです。

 今作を聴いていると、80年代のポストパンクと90年代のブリットポップ、そして80年代後半から90年代半ばまでのUSオルタナロックを繋ぐようなバンドだったんだなぁって思ったりします。

 このアルバムの後、数作出してTWPは1997年1月には一旦活動休止。ゲッジは、恋人のSally Murrell(サリー・マーレル)と組んだユニットCINERAMAシネラマ)でも活動していましたが、徐々にTWPの音楽性に近づいて行ったのに加え、サリーとの破局もあり、04年当時のシネラマのメンバー4人でTHE WEDDING PRESENTとして再始動。現在までにアルバム2枚を発表しています。

 そして、そんな再始動THE WEDDING PRESENTが16年ぶりとなった昨年の来日公演に続いて今年2010年も、明日5月7日に来日公演が東京は渋谷O-WESTにて行われます。今回はこの『BIZARRO』をアルバムの曲順に再現するという特別公演。ゲストには日本からQomolangma Tomatoとbloodthirsty butchersの参加が決定しています。

・THE WEDDING PRESENTの楽曲を試聴&ダウンロード⇒The Wedding Present

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2010年05月06日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. I Love the Sound of Breaking Glass / Nick Lowe (Jesus of Cool 収録)

 イギリスのパブ・ロック界(というかロック界)の重鎮、Nick Loweニック・ロウ)の'77年のシングル曲。全英チャート7位のヒットとなっています。Kippington LodgeBrinsley Schwarzブリンズレー・シュウォーツ)のメンバーとして活動してきたニックが'78年に発表した1stソロアルバム『Jesus of Cool』(全英22位)にも収録。その1stアルバムはアメリカでは曲目を一部差し替えて『Pure Pop for Now People』(全米127位)としてリリースされていますが、この"I Love the Sound of Breaking Glass"は米盤にも収録されています。

・Nick Lowe - “I Love The Sound of Breaking Glass” (Official Video)


 軽快なギターのリズムに弾むようなピアノの音がかわいらしい曲ですね。ニック本人がベーシストというだけあってベースの低音がグイグイくるのものカッコイイです。日本の2人組、Ego Wrappin'エゴ・ラッピン)がこの曲をカヴァーしてたりします。ちなみにこの曲ですがDavid Bowieデヴィッド・ボウイ)の"Breaking Grass"という曲をパロって作ったそうです。ま、ボウイの『Low』が自分の名前「Lowe」に似てるからと、それに対抗して"Bowi"って曲を作っちゃったりと、ニックさんは結構洒落の聞いた人のようですね。
 
 ニック・ロウを良く知らない人がこの記事を読んでるとあれなので、彼自身のアーティスト活動とは別にプロデュース作品も軽く紹介。個人的にはダントツでThe Damnedザ・ダムド)の1st『Damned Damned Damned』(邦題『地獄に落ちた野郎ども』)が印象的。ロンドンパンクのアルバム第1号(シングル第1号のダムドの"New Rose"ももちろんニックプロデュース)となった作品の、あのプリミティヴでロウなパンクサウンドは必聴です。

 そして、もちろん一番有名なのはElvis Costelloエルヴィス・コステロ)のデビュー作『My Aim Is True』からの初期5作でしょう。コステロの代表曲としても知られる"(What's So Funny About) Peace, Love and Understanding"はNick Loweの曲です、知ってましたか?

 そんな大御所のニックさんですが、先述のブリンズレー・シュウォーツ以外にも同じくパブロックの雄Dave Edmundsデイヴ・エドモンズ)と組んだRockpileロック・パイル)や、RY COODERライ・クーダー)、ジム・ケルトナー、そしてジョン・ハイアットらと組んだLittle Villageリトル・ヴィレッジ)などがあります。

 なんとそのリトル・ヴィレッジ時代の盟友であるスライドギターの名手Ry Cooderとのジョイントでの来日が今日11月4日Zepp Nagoya公演から始まります。なんか考えただけでもすごい組み合わせですね。まぁ海外でのセットリストを見ると(下記参照)、どちらかというとライ・クーダーよりのセットのようですが、近年さらに深みを増してきたニックのナンバーをライ・クーダーのスライドで聞けるだけでも感涙ものかも知れませんが。ちなみに私は観にいくか迷い中。なんたって、チケット代がお高い。。。ウドーさんなんとかしてよ。。

RY COODER & NICK LOWE Japan Tour 2009
・名古屋公演
11/04(水) Zepp Nagoya
・大阪公演
11/06(金) グランキューブ大阪
・東京公演
11/05(木) JCB HALL
11/09(月) Bunkamura オーチャードホール
11/10(火) Bunkamura オーチャードホール
11/11(水) Bunkamura オーチャードホール
料金:S¥12,000 A¥10,000(座席指定/税込)

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Cruel To Be Kind / Nick Lowe (Labour of Lust 収録)
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2009年11月04日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. Step Into My World / hurricane #1 (hurricane #1 収録)

 元RIDEライド)のギター&ヴォーカル、現oasisオアシス)でベースを務めるAndy Bellアンディ・ベル)がライド解散後1996年に結成したバンドhurricane #1ハリケーン #1)の1997年リリースのデビューアルバム『hurricane #1』(全英11位)収録のデビュー曲。全英29位を記録。

・Hurricane #1 - Step Into My World


 アンディの広がりのあるメランコリックなギターと、たぶんVo.のAlex Loweアレックス・ロウ)によるアコースティックギターのストロークに導かれる楽曲で、アレックスのちょっとしゃがれた声がそのサウンドにマッチしててすごくイイ!曲後半のアンディによるこれでもかと弾きまくるギターソロも90年代UKロック!!って感じがしてすごく良いです。きっと弾き語りで聴いても良いと思えるメロディの強さもあります。ちなみにアレックスは元ボクサーらしく、"STEP INTO MY WORLD "のシングル盤のジャケットにはストリートでトレーニングをするボクサーの写真が使われています。

 アルバムの冒頭を飾る"JUST ANOTHER ILLUSION"(全英35位)や"Chain Reaction"(全英30位)のような力強い歌を聞かせるグルーヴィーな楽曲など、どれも粒ぞろいな楽曲がずらりと並ぶこのデビュー作、たぶん初期oasisや所謂ブリット・ポップ好きには間違いなくツボにはまる作品だと思います。特に「最近のオアシスはどうもなぁ」って人は絶対グッと来るはず。

 結局バンドは99年に2nd『Only the Strongest Will Survive』(全英55位)を出した後解散してしまいます。その後、アンディはGay Dadゲイ・ダッド)に加入寸前にまで行ったところで、オアシスに電撃加入、そして今に至ります。

 ノエル・ギャラガーの脱退宣言で「オアシス解散か!」と連日騒がれていますが、ここはoasisには初心に帰ってボーンヘッドとギグジーに戻ってきてもらって(トニーはいいや・・・)、アンディは本職に戻ってRideは難しいとしても、せめてhurricane #1の再結成でもしてくれないかなぁ、なんて。

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2009年10月27日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. Yes / Manic Street Preachers (The Holy Bible 収録)

 イギリスはウェールズ出身のロックバンド、MANIC STREET PREACHERSマニック・ストリート・プリーチャーズ)の1994年発表の3rdアルバム『THE HOLY BIBLE』。全英アルバムチャート6位。3人となった次作『Everything Must Go』で国民的バンドに上り詰める前の、4人のマニックスでの頂点を刻んだ傑作です。英国人画家Jenny Saville(ジェニー・サヴィル)によるジャケットのアートワークも印象的。(『Strategy (South Face/Front Face/North Face)』という作品らしい)

・Manic Street Preachers - Yes

 
 この"YES"という曲は、アルバムの1曲目を飾る曲で、特にシングルとしてはリリースされていない曲ですが、個人的には今作で一番好きな曲。

You can buy her, you can buy her
This one's here, this one's here, this one's here and this one's here
Everything's for sale


 という印象的なスポークンワードの後に始まる出だしからカッコイイのだけど、それに続くシンプルなギターに乗せて歌われるあまりにも鋭く現実の暗部を射抜く歌詞にやられた。しかも、サビにかけて言葉に引っ張られるように鋭くなっていくサウンドとジェイムスの歌にも痺れます。ギタリストとしての音楽的な貢献はないのかも知れないけど、Richey Edwardsリッチー・エドワーズ)という稀代のリリシストの思想によってこの音も導かれてるのではないでしょうか。

・Manics - Yes, Live (Reading '94)


 解散宣言とともに発表された1st『Generation Terrorists』、そしてその宣言の内容も果たせず、解散することすらしなかった2nd『Gold Against the Soul』、そのどちらもパンクバンド風を装いつつも、メタルやハードロックの要素も感じられる現在まで続くメロディアスでちょっと大仰なサウンドを鳴らす作品でした。

 この『ホーリー・バイブル』では一転、彼らの音楽の原体験ともいえるP.I.L.等に代表されるポストパンクな音に焦点を絞った作品になっていて、暗く思い雰囲気が漂っています(って言ってもメロディセンスは顕在ですが)。翌年の1995年2月1日、アメリカツアーに旅立つ前日(なんかJoy Divisionイアン・カーティスみたいですね・・・)に失踪してまった(ついに昨年2008年11月28日に裁判所により正式な死亡宣告がなされ、その宣言を遺族も受け入れたそうです。。)リッチーの当時の精神状態が強く反映されているのでしょうか。でも、最近のインタビューでベースのニッキーが「ホーリー・バイブルを録音していた時期のリッチーはすごくハッピーでいい状態だった」という旨の発言をしているので、真相は分かりませんが・・・

 上記のようにこれまでの作品とは雰囲気が異なったためか、チャート上はこれまでの最高成績を記録してますが、セールス的には不調だったようです。しかし、10年以上経った現在では様々な雑誌等で行われる「歴史上最も偉大なアルバム」的な投票では必ず上位に顔を出し、2004年には10周年を記念してCD2枚組+DVD『Holy Bible - 10th Anniversary Edition』も発売。マニックスのメンバーにとっても、ファンにとっても「心に残る一枚」になっているのは間違いありません。マニックスの最高傑作だとは決して思いませんが、私にとってもマニックスで一番好きな作品かもしれません。

 そして今年2009年、『Journal For Plague Lovers』で、再び4人のマニックスが帰ってくる。

●MANIC STREET PREACHERS 『Holy Bible』収録曲
CD 1: Digitally Re-mastered Original Album + Live Tracks
1. "Yes" - 5:00
2. "Ifwhiteamericatoldthetruthforonedayit'sworldwouldfallapart" - 3:39
3. "Of Walking Abortion" - 4:01
4. "She Is Suffering" - 4:43
5. "Archives of Pain" - 5:29
6. "Revol" - 3:04
7. "4st 7lb" - 5:05
8. "Mausoleum" - 4:12
9. "Faster" - 3:55
10. "This Is Yesterday" - 3:57
11. "Die in the Summertime" - 3:05
12."The Intense Humming of Evil" - 6:12
13. "P.C.P." - 3:58

・以下、『Holy Bible - 10th Anniversary Edition』
CD 1続き
14. "The Intense Humming of Evil" - Live - 4:58
15. "4st 7lb" - Live - 4:44
16. "Yes" - Live - 4:30
17. "Of Walking Abortion" - Live - 3:47

CD 2: US mix of album/Demos & Radio Sessions
1. "Yes" - 5:19
2. "Ifwhiteamericatoldthetruthforonedayit'sworldwouldfallapart" - 3:43
3. "Of Walking Abortion" - 4:07
4. "She Is Suffering" - 4:57
5. "Archives of Pain" - 5:30
6. "Revol" - 3:05
7. "4st 7lb" - 5:10
8. "Mausoleum" - 4:13
9. "Faster" - 3:53
10. "This Is Yesterday" - 3:58
11. "Die in the Summertime" - 3:07
12. "The Intense Humming of Evil" - 6:14
13. "P.C.P." - 3:57
14. "Die in the Summertime" - Demo - 2:26
15. "Mausoleum" - Demo - 3:29
16. "Of Walking Abortion" - Radio1 Evening Session - 3:39
17. "She Is Suffering" - Radio1 Evening Session - 4:25
18. Yes" - Radio1 Evening Session - 4:40

DVD
1. "Faster" - Top Of The Pops
2. "Faster" - Butt Naked
3. "P.C.P." - Butt Naked
4. "She Is Suffering" - Butt Naked
5. "4st 7lb" - MTV Most Wanted
6. "She Is Suffering" - MTV Most Wanted
7. "Faster" - Glastonbury '94
8. "P.C.P." - Glastonbury '94
9. "Yes" - Glastonbury '94
10. "Revol" - Reading '94
11. "Faster" - US Video
12. "Judge Yr'self" - Video
13. "Yes" - New film (made by Patrick Jones)
14. "Band Interview" (30mins)

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EVERYTHING MUST GO / MANIC STREET PREACHERS (EVERYTHING MUST GO 収録)
Cardiff Afterlife / Manic Street Preachers (LIFEBLOOD 収録)
A Design For Life / Manic Street Preachers (Everything Must Go 収録)
Your Love Alone Is Not Enough / Manic Street Preachers (Send Away the Tigers 収録)
Peeled Apples / MANIC STREET PREACHERS (JOURNAL FOR PLAGUE LOVERS 収録)


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2009年06月02日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. Not Alone / Bernard Butler (People Move On 収録)

 元SUEDEスウェード)の、と言うかもはやトッププロデューサーと言っても過言ではないギタリスト、Bernard Butlerバーナード・バトラー)が'98年に発表した1stソロアルバム『People Move On』(全英11位)の7曲目"Not Alone"。"Stay"に続き、2ndシングルとしてもリリースされています。

・Bernard Butler - "Not Alone" (Official Video)


 デビューアルバムのオープニングを飾るにふさわしく、果てしなくドラマチックで壮大なイントロ、そこから流れる流麗なストリングスの響きにまずノックアウト。そして、スウェード解散後、マッカルモント&バトラーを経て、ついに自ら歌う道を選んだ男の、線は決して太くはないけれど、高く、繊細で、力強い歌声が胸に来ます。そして、もちろん後半で炸裂するギターがカッコいい。バーナード曰く「僕がこれまで書いた曲の中で最もポジティヴなもの」とこの"Not Alone"のことを語っています。

 このアルバムではほとんどの楽器をバーナード自らが演奏しています。ドラムのみ日本人ドラマーのマコ・サカモトが叩いています。

 この後、2nd『Friends And Lovers』をリリースしてからソロはお休み中。McAlmont & Butlerで1枚アルバムを出し、2005年にはまさかのブレッド・アンダーソンとの和解を経て、ザ・ティアーズとしてアルバム『Here Comes The Tears』をリリース。まぁ正直、レノン/マッカートニー(The Beatles)、モリッシー/マー(The Smiths)と並び証されたAnderson/Butlerの復活をアピールする作品にはならなかったかなぁ・・・。そういえば、歌詞の最後の"Maybe I misunderstood"(たぶん俺は誤解していたんだ)ってとこがなんかブレッドに対しての歌詞なのかなぁって思ったり。

 と、そんな感じのバーナードのキャリアでしたが、冒頭にも書いたようにプロデューサーとしてここ最近は名前が急浮上。Cajun Dance PartyやBlack Kidsをはじめ、新人を手がけさせたらピカイチ(The Libertinesのデビュー曲もそうでしたね)。そして、極めつけは昨年UKで一番売れたDuffyの『Rockferry』のプロデュース。ダフィーはグラミー賞にもノミネートされ、ブリット・アウォーズでは、British Female Solo Artist、British Breakthrough Act、British Albumの3冠。そしてそして、バーナード・バトラー本人も"Producer Of The Year"を獲得しています。

 非常にめでたいことですが、これでソロ活動再開や、ましてやSUEDEの再結成とかはありえなくなりましたね。。。



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2009年03月09日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. Do They Know It's Christmas? / Band Aid (Do They Know It's Christmas? 収録)

 Boomtown Ratsのボブ・ゲルドフの呼びかけによって、イギリスとアイルランドのアーティストが集まって結成されたチャリティー・プロジェクト、Band Aidバンド・エイド)。1984年、エチオピアで起こった飢餓を受け、発起人であるゲルドフとUltravoxのミッジ・ユーロによって書かれ、錚々たるメンツによってレコーディングされた曲。この"Do They Know It's Christmas?"は現在までに英国内で350万枚以上を売り上げ、シングル盤ではイギリス史上2番目の売り上げを記録しています。(1位はElton Johnの"Candle In The Wind '97" )

・Do they Know it's Christmas ~ Band Aid 1984


 参加したメンバーで主なものを挙げると、ボブとミッジはもとより、U2のボノフィル・コリンズボーイ・ジョージジョージ・マイケルスティングポール・ウェラーデュラン・デュランスパンダー・バレエバナナラマ等80年代に第2次ブリティッシュ・インヴェイションを巻き起こしたバンド、そして御大ポール・マッカートニーデヴィッド・ボウイなど、もう豪華すぎ。

 まぁ曲のほうはたいした曲ではないと思うけど、その豪華なアーティストが一堂に会してレコーディングしてる風景が収められたビデオを観ながら聴くといい感じです。映像を見ると私の大好きなポール・ウェラーが1人だけなんか浮いてる感じがするのだけが気になりますが・・・(1人だけパンクだから?)

 歌詞のほうは目的が目的だけにシリアスなものになっているんだけど、曲の雰囲気的にシリアスになりすぎてないとこがよいです。ま、「彼等はクリスマスが訪れることを知っているのだろうか?」ってなんか、「パンがないならケーキを食べれば?」くらい、「"もてる者"と"もたざる者"」との認識のズレがありそうな気がしますが。まぁチャリティーに関して批判的になるのは簡単ですが、それがもし偽善であったとしても、それで救われる人がいればそれはそれでいいと個人的には思います。



 ちなみに、1989年にはバンド・エイドII、2004年にはバンド・エイド20によって"ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス"が顔ぶれは変われどリメイクされ、同プロジェクトは引き継がれています。

以下、参加メンバー
・Bob Geldof, Simon Crowe, Pete Briquette, Johnny Fingers (Boomtown Rats)
・Midge Ure, Chris Cross (Ultravox)
・Bono, Adam Clayton (U2)
・Phil Collins (Genesis)
・Boy George, Jon Moss (Culture Club)
・George Michael (Wham!)
・Sting (The Police)
・Paul Weller (The Style Council)
・Simon Le Bon, John Taylor, Roger Taylor, Andy Taylor, Nick Rhodes (Duran Duran)
・Steve Norman, Tony Hadley, Martin Kemp, John Keeble, Gary Kemp (Spandau Ballet)
・Keren Woodward, Sarah Dallin, Siobhan Fahey (Bananarama)
・David Bowie
・Paul McCartney (The Beatles)
・Paul Young
・Glenn Gregory, Martyn Ware (Heaven 17)
・Marilyn
・Jody Watley (Shalamar)
・James "J.T." Taylor, Robert 'Kool' Bell, Dennis J. T. Thomas (Kool & the Gang)
・Francis Rossi, Rick Parfitt (Status Quo)
・Holly Johnson (Frankie Goes to Hollywood)
・Stuart Adamson, Bruce Watson, Tony Butler, Mark Brzezicki (Big Country)
・Trevor Horn

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2008年12月25日(木)
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  3. Take It Easy Chicken / MANSUN (Legacy: The Best of Mansun 収録)

 1995年にイギリスはチェスターにて結成され、2003年に解散したMansunマンサン)が今年2008年暮れにベストアルバム『Legacy: The Best of Mansun』を解散から5年、本国イギリスより2年遅れで日本リリース。

 この"Take It Easy Chicken"は'95年に自主レーベルSci-Fi Hi-Fi Recordingsから1000枚限定で発売された彼らの初のシングル曲。当時のバンド名表記はManson。その時はヒットしませんでしたが、96年に『Two EP』として再リリースされUKシングルチャートで32位を記録。全英1位を獲得したデビューアルバム『Attack of the Grey Lantern』の英国本国盤には収録されていません(米盤には収録)。

・Mansun - Take It Easy Chicken (Official Promo Video)


 ピコピコという打ち込み音から、ハードにドライブするギターが入ってくるイントロから超カッコイイ曲。イケメンヴォーカル、ポール・ドレイパーの粘っこい声もクセになります。ライブとかで聴いたら盛り上がるだろうなぁ。ちなみに、かの故ジョン・ピールがこの曲を聴いてJohn Peel Sessionに彼らを呼んだとか。

 メジャーデビュー作で大ヒットを飛ばした後、その耽美な世界観と高度な音楽性を高めることに成功し、ファンの間では最高傑作とも言われる2nd『Six』が全英6位とふるわず(それでもすごいと思うけど。てか今聴いても2ndカッコイイよ)、3rdで12位、4thはお蔵入り(後にリリース)、そして解散、となんとも残念な結果になったのは良く知られています。

 しかし、こうしてベストとかを聴くとやはり他のブリットポップ期のバンドとは一線を画す存在感を感じさせるバンドだったんだなぁと思います。かのRadioheadのトム・ヨークも当時彼らに対してシンパシーを感じていたとか。

 そんな彼らのベスト・アルバム『レガシー:ザ・ベスト・オブ・マンサン』には、ビデオ・クリップ16曲のほか、98年ライヴ映像、バンド誕生から解散までをポール・ドレイパー、ドミニク・チャドの言葉でつづるドキュメンタリー映像(日本語字幕付き)を収録したDVDと、オリジナル年表や、ディスコグラフィー、来日公演のセットリスト集などをまとめた「保存版:マンサン・データ・ブック」が付いています。

 最近のインタビューでポールが「どの曲も100%嘘偽りない、本当の気持ちがこもっている。今でもマンサンの曲は生きているし、取り憑かれたみたいにそこから逃れることができない」と話しています。あー、再結成してくれないかなぁ・・・


Mansun -『Legacy: The Best of Mansun』収録曲リスト
●『レガシー:ザ・ベスト・オブ・マンサン』
・CD
1. I Can Only Disappoint U
2. Wide Open Space
3. Stripper Vicar
4. Being A Girl (Part One)
5. Negative
6. Take It Easy Chicken
7. Legacy
8. She Makes My Nose Bleed
9. Closed For Business
10. Six
11. Getting Your Way
12. Electric Man
13. The Chad Who Loved Me
14. Egg Shaped Fred
15. Slipping Away
16. Fool
17. Taxloss
 
・DVD
1. Flourella
2. Egg Shaped Fred
3. Take It Easy Chicken
4. Stripper Vicar
5. Wide Open Space
6. Wide Open Space (US version)
7. She Makes My Nose Bleed
8. Taxloss
9. Closed For Business
10. Legacy
11. Being A Girl (Part One)
12. Negative
13. Six
14. I Can Only Disappoint U
15. Electric Man
16. Fool
・ノーバディ・ケアズ・ホェン・ユーアー・ゴーン (ドキュメンタリー)
・Taxloss (Live at Brixton - 23/10/98)
・ラヴ・リメインズ (スーパー・8・モンタージュ)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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(2017.09.09最終更新)
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2008年12月16日(火)