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  3. 映画『ボヘミアン・ラプソディ』感想 #BohemianRhapsody

大ヒット中の映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。

・予告編


タイトルの「ボヘミアン・ラプソディ」とは言わずと知れたロックバンド、QUEENクイーン)が1975年10月31日にリリースしたバンド最大のヒット曲"Bohemian Rhapsody"からとられています。

・Queen - Bohemian Rhapsody (Official Video)


以下、ネタバレあり。

映画はボーカルのFreddie Mercuryフレディ・マーキュリー)の人生を中心に、クイーン結成のちょっと前から、キャリア後半のハイライトである20世紀最大のチャリティイベント「ライブエイド」への出演までが描かれています。

正直、個人的にはクイーンの曲は大好きだけど、なぜかあまりバンド自体のストーリーを知ろうとしてこなかったので初めて知ることばかりでとても面白かった。

たとえば、メアリー・オースティンという女性の存在がいかにフレディにとって大きかったんだなぁとか、マネージャーのポールとの関係とか。
観終わった後にいろんなサイトなどで調べてどんどんクイーンに詳しくなってしまいました。

調べてみると、映画なので史実とは違う面もあり、大きなところではフレディがHIVに感染しエイズであることが分かったのは劇中ではライブエイド前だけど、実際はライブエイド後と言われていることだとかあるけど、これはストーリー上いたしかたないかなってところかな。

細かいところは置いとくとして、主演のRami Malekラミ・マレック)のフレディ感がすごかった。
気になる歌声の方は、フレディの歌声を重ねているものがほとんどですが、マレック本人が歌ってるところもあるらしい(さらに公認のコピーバンド、Queen Extravaganzaのボーカルの人の声も使われているそうです)。

後は、たまにレビューなどでみかける「フレディ(とクイーンのメンバー)の音楽にかける情熱が・・・」的なものは個人的にはほとんど感じなかった。

その代わり、フレディという観る者すべてを圧倒し虜にしてしまう史上最高のパフォーマーの一人であるスーパースターが、いかに孤独で、いかにつながりを求め、いかにクソ野郎で、いかに弱く、いかに最高に人間味に溢れた人物だったのかが描かれていた良い映画だったなという印象です。

何はともあれクライマックスのライブエイドを完コピしたような映像と音楽を体験したら、映画館を出てすぐにカラオケ行ってママミヤーと熱唱したり、家に帰って爆音でクイーンを聴きたくなることは保証します。

余談ですが最後に本作の見どころを3つ。
・ブライアン・メイ役の人があまりにもブライアン・メイ
・ジョン・ディーコンの扱いがぞんざい
・クイーン→ボヘミアン・ラプソディ→ウェインズワールド→マイク・マイヤーズ

【サイト内関連記事】
The Show Must Go On / Queen (Innuendo 収録)



■映画クレジット
・監督:ブライアン・シンガー
・脚本:アンソニー・マクカーテン
・原案:
 アンソニー・マクカーテン
 ピーター・モーガン
・製作:
 グレアム・キング
 ジム・ビーチ
 ロバート・デ・ニーロ
 ピーター・オーベルト
 ブライアン・メイ
 ロジャー・テイラー
・製作総指揮:
 アーノン・ミルチャン
 デニス・オサリヴァン
 ジェーン・ローゼンタール
 デクスター・フレッチャー
・出演者
 フレディ・マーキュリー - ラミ・マレック
 メアリー・オースティン - ルーシー・ボイントン
 ブライアン・メイ - グウィリム・リー
 ロジャー・テイラー - ベン・ハーディ
 ジョン・ディーコン - ジョゼフ・マゼロ
 ジョン・リード - エイダン・ギレン
 ジム・ビーチ - トム・ホランダー
 ポール・プレンター - アレン・リーチ
 レイ・フォスター - マイク・マイヤーズ
 ジム・ハットン - アーロン・マカスカー
 ボブ・ゲルドフ - ダーモット・マーフィ
 ラリー・マレン・ジュニア - マシュー・ヒューストン
 シェリー・スターン - ミシェル・ダンカン
・音楽:ジョン・オットマン
・撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
・編集:ジョン・オットマン
・製作会社:
 20世紀フォックス
 ニュー・リージェンシー
 GKフィルムズ
 クイーン・フィルムズ
・配給:20世紀フォックス
・公開:
 イギリス 2018年10月24日
 アメリカ 2018年11月2日
 日本 2018年11月9日
・上映時間:134分
・製作国:イギリス・アメリカ合衆国
・言語:英語
・オフィシャルサイト:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

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2018年12月07日(金)
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  3. 映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』@新宿ピカデリー #davidbowie

映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』(原題『DAVID BOWIE IS』)を新宿ピカデリーで見てきました。

映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』を見てきました

2016年1月10日。69歳の誕生日からわずか2日後に亡くなったDavid Bowieデヴィッド・ボウイ)の追悼上映ということでアンコール上映が決定。

映画の概要はこちら。
<映画について>

本作は、V&A博物館でのクロージング・ナイトに撮影された。司会進行役には本展覧会のキュレーターでもあるヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが務め、ボウイのステージ衣装、歌詞などの創作活動に使われたメモ、ストーリーボード、ダイアリーなど、珍しい貴重な資料や当時の衣装などを巡りながら、それらについての意味合い・背景を興味深く語ってくれる。
また、クロージング・ナイトに登壇したスペシャルゲスト、日本を代表するデザイナー山本寛斎氏らが思い思いに明かすデヴィッド・ボウイとの秘話も必見だ。本作の監督はBAFTA受賞歴を持つ2012年ロンドン・オリンピックの生中継や第82回アカデミー賞の監督も手掛けたハミッシュ・ハミルトンが務めた。実際に回顧展を観るのとはまた別の味わいがあるドキュメンタリー映画に仕上がっている。

2015年1月に日本で超限定上映された本作は、メインの映画館では連日ほぼ満席を記録し、上映のエンディングでは客席から拍手が起こることもあるほど、ボウイ ファンの心を鷲掴みにした。


<作品基本情報>

原題:DAVID BOWIE IS
監督:ハミッシュ・ハミルトン(BAFTA受賞監督)
司会:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ
尺:98分  製作国:イギリス
言語:英語  字幕:日本語字幕あり

http://www.culture-ville.jp/#!about-dbi/cf98より。



中に入るとほぼ満席というような人の入り。
ボウイの長年のファンと思しき熟年の方から、デートで来ましたって感じのカップルまで幅広い客層で、最初違うスクリーンと間違ったかなと思った。

ボウイの生い立ちから、現在(ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で回顧展が行われたのが2013年3月。『The Next Day』で見事なカムバックを果たした頃ですね)までを、時系列ではなく、様々な切り口でキュレートしたものを紹介しつつ、展覧会に来たお客さんや研究者や作家などのインタビューと、回顧展の最終日に行われたトークセッション(山本寛斎Pulpジャーヴィス・コッカーなどなど)の模様を挟み込む形で映画は進んでいきます。


楽曲のビデオやライブ映像などの挟み方がすごく良く考えられていて、見ていてすごく引き込まれるものがありました。


ちょっと気になったのは、インタビューで話しているお客さんが、70年代初頭にボウイをテレビで見て衝撃を受けた世代の人が結構多かったことかな。

V&Aまで足を運んだ人の中心がその層だったのでしょうかね。
まぁ皆それぞれの思い入れが強くて話も面白かったけど。


改めてボウイってカッコイイ、すごい!と興奮しながら見てたけど、最後の方で少し若めのお客さんが「この展示会でボウイを身近に感じることができた。後は本人を生でみるだけ」って言ってたけど、その一言で一気に現実に戻されました。

今後ボウイを生で見ることはもう叶わないんだなって。
(私は2004年の来日公演に行きました)

でも、ボウイの残した音楽やアート、その生き様はきっと後世にずっと残り続けるんでしょう。

ボウイの死から2週間経って徐々にボウイロスから抜け出して来たところで、これを見てまたボウイロスが再燃してしまったので、これからボウイのレコードでも聴きます。


ちなみに、回顧展『David Bowie is』は2017年春に日本でも開催されることが決定しています。
絶対に行く!

【サイト内関連記事】
The man who sold the world / David Bowie (The man who sold the world 収録)
RUBBER BAND / DAVID BOWIE (THE DERAM ANTHOLOGY 1966-1968 収録)
Rock 'n' Roll Suicide / DAVID BOWIE (ZIGGY STARDUST 収録)
HEROES / DAVID BOWIE (HEROES 収録)
Sue (Or In A Season Of Crime) / David Bowie (Nothing has changed 収録)
鋤田正義/デヴィッド・ボウイ写真展「TIME - David Bowie by Masayoshi Sukita」@スパイラルガーデン1F
鋤田正義 写真展 『Flash Back!』@箱根彫刻の森美術館
Lazarus / David Bowie (★ (Blackstar) 収録)
Blackstar / David Bowie (★ (Blackstar) 収録)


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2016年01月24日(日)
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  3. 映画『幼獣マメシバ 望郷篇』Presents スブタDEサンバ!カーニバル@シネマート新宿

映画『幼獣マメシバ 望郷篇』を観にシネマート新宿に行ってきました。
幼獣マメシバ 望郷篇

まずは映画の予告編から。
・劇場版『幼獣マメシバ 望郷篇』予告編


制作/キャストはこんな感じ。
監督:亀井亨 脚本:永森裕二
劇場版キャスト:佐藤二朗 盒桐痢|殄拈参屐/原大吉 盛岡冷麺 篠田薫 朝倉伸二 佐藤貢三 / 田根楽子 / 宍戸開
公式サイト:http://mame-shiba.info/

すでに2009年の『幼獣マメシバ』を皮切りに、『マメシバ一郎』『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』、『幼獣マメシバ 望郷篇』とテレビシリーズ4作に加え、それぞれ映画が公開されていますが、テレビ埼玉とかTVKとか所謂地方のUHF系のテレビ局とかで放送されていたので知らない人も多いのでは?

というわけで簡単に説明すると、佐藤二朗演じる中年無職の引きこもりの主人公・芝二郎が豆柴の一郎と様々なことに巻き込まれながら成長していく物語、です。


んで、実家で柴犬を飼っている無類の柴犬好きの私は見なければならない映画なのです!
・・・と息巻いてみましたが、芝二郎のキャラを始め、周りを固める俳優陣の何とも言えない味のある演技でついついハマってしまったという感じ。


で、映画の感想と行きたい所ですが、公開中でネタバレになってしまうので、「クスクス笑える面白い映画」と一言だけに留めておいて詳しくは割愛。


そして、今日は映画だけでなく、「スブタDEサンバ!カーニバル」と題されたイベントが上映後にありました。
エンディングテーマになっている"スブタDEサンバ!〜パイナップルを添えて"を歌う謎の歌手、盛岡冷麺と監督の亀井亨氏を迎えてのイベント。
途中から作詞を手がける吉津屋こまめさんも登場。

司会を務めるプロデューサーの方とみんなのやり取りで、この「マメシバシリーズ」の制作スタッフの楽しそうなノリがわかって楽しい。

イベントの中では、スブタDEサンバ!のCDも付いている映画パンフレットに、盛岡冷麺とオープニングテーマ"望遠郷"を歌う高橋直純の2人(笑。同一人物っていうツッコミはなしで)によるサインを入れたものが当たるジャンケン大会や、盛岡冷麺宛てに高橋直純から電話が掛かってくるなんて寸劇もあったり。

他にもいろいろありましたが、メインイベントは「スブタDEサンバ!〜パイナップルを添えて」を皆で踊るっていうもの。
その踊りと歌はこんな感じ。

・ドラマ『幼獣マメシバ 望郷篇』ED曲「スブタDEサンバ!〜パイナップルを添えて」TV size Ver.

作詞:吉津屋こまめ 作曲:野中"まさ"雄一 編曲:corin.
歌:盛岡冷麺

・「スブタDEサンバ!〜パイナップルを添えて」ダンス教則ビデオ



肝心の柴犬は登場しませんでしたが、楽しいイベントでした。


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2014年10月04日(土)
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  3. 映画『ドキュメント灰野敬二』

渋谷のシアターNにて映画『ドキュメント灰野敬二』を見てきた。

1952年生まれ、今年60歳になった日本を代表するアーティスト、灰野敬二のドキュメンタリー映画。

灰野の出生から現在に至る人生をたどりながら、音楽に対する思いなどがつづられていく作りになってます。

海外での評価も高いアーティストながら、その風貌からしてミステリアス。
こうやって独白のような形で自ら語る映像はものすごく貴重だと思います。

人とは違うものを作り出すという今の灰野を形作った幼少時代のエピソードや、彼の独自の音楽理論、そしてそれを実行に移す姿などなど興味深いものばかり。

音楽への愛の強さがハンパなくて、音楽に人生をかけてる姿がカッコ良かった。
家族のことを語る、一人の人間、灰野敬二が垣間見れたのもよかった。


個人的にツボだったエピソードは、不失者のベースシストで2008年に亡くなった盟友、小沢靖と新宿のタワレコの9階でよく待ち合わせをしてたという話。
私も新宿タワレコの9階好きでした。
(クラシック、ジャズ、ワールドミュージック、現代音楽等々があるフロア。現在は10階に移転。)

そういえば、新宿のdisk unionで灰野敬二を見かけたことあります。


後、知らなかったけど、不失者に今、元ゆらゆら帝国の亀川千代がいるんですね。

以前、ジム・オルークと共演したライブを観たことしかないので、ぜひ不失者のライブ観てみたいな。

【サイト内関連記事】
新宿JAM 27th Aniversary 裏窓Presents 灰野敬二 × ジム・オルーク@新宿JAM
Thurston Moore@新宿MARZ (guest:灰野敬二、吉田達也)



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2012年07月22日(日)
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  3. 映画『PJ20 パール・ジャム トゥウェンティ』(原題:Pearl Jam Twenty)

TOHOシネマズ六本木ヒルズにて映画映画『PJ20 パール・ジャム トゥウェンティ』(原題:Pearl Jam Twenty)を見てきた。

アメリカを代表するロックバンド、Pearl Jamパール・ジャム)が2010年に結成20周年を迎えたのを機に制作された映画で、音楽ジャーナリストでありアカデミー賞受賞監督でもあるCameron Croweキャメロン・クロウ)が監督を務めています。

12000時間にも及んだ映像の中から編集したんだとか。

流れとしては、80年代後半のシアトルシーン、90年代初頭のブレイク&グランジ革命、チケットマスターとの戦い、デンマークでのロスキルド・フェスでの観客死傷事件、そして現在っていう感じで進んでいく。

もちろん話の中心は現在のメンバー、
Eddie Vedderエディ・ヴェダー
Stone Gossardストーン・ゴッサード
Jeff Amentジェフ・アメン
Mike McCreadyマイク・マクレディ
Matt Cameronマット・キャメロン
の5人によって語られていくんだけど、周りに出てくる関係者がまたその時代を象徴する人ばかりで面白かった。

ストーンとジェフのいた前身バンドとも言えるMother Love Boneの話、特にヘロイン中毒で亡くなったヴォーカリストAndrew Woodアンドリュー・ウッド)の話とか興味深かった。

全然違うけど、いなくなっても後のバンドに影響を与えるところとか、なんかPINK FLOYDのシド・バレットが思い浮かんだり。

その絡みでSOUNDGARDENChris Cornellクリス・コーネル)とかも出てきたりして、当時のシアトルの音楽シーンの横のつながりがわかるのも面白い。


そして、何と言ってもやはりオルタナロックや90年代の音楽好きには、NIRVANAニルヴァーナ)のKurt Cobainカート・コバーン)とのエピソードが最も興味を惹かれるところで、当時の人気を二分し、犬猿の仲とも言われたエディやバンドとカートのそれぞれの思いがなんとも言えずグッときた。


後、チケットマスターとの法廷闘争に関しては、普段からe+とかチケットぴあとか、やたら手数料ばっかりとりやがってと思ってる私としては、彼らのようなアーティストが日本にも出てきてくれればなぁなんて思ったり。


メンバー間の軋轢などで幾度か危機を迎えながらも、Neil Youngニール・ヤング)のような偉大な先達の力を借りつつ、乗り越えて行く姿がとても頼もしく、R.E.M.が解散しちゃったけど、パール・ジャムがいればアメリカのロックもまだまだ大丈夫だなと思わせてくれる映画でした。

何と言っても、劇中で使われる音源や、ライブ映像がむちゃくちゃカッコイイので、ロック好きは必見です。
(と言っても、1週間限定公開だったので、DVDとかBlue-rayが出たらね・・・)

・Pearl Jamの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Pearl Jam


【サイト内関連記事】
Last Kiss / Pearl Jam (rearviewmirror (greatest hits 1991-2003) 収録)
Jeremy / Pearl Jam (rearviewmirror (greatest hits 1991-2003) 収録)

Part of Me / Chris Cornell (Scream 収録)
Like a Hurricane / Neil Young and Crazy Horse (greatest hits 収録)
Rockin' in the Free World / Neil Young (Greatest Hits 収録)
t-bone / neil young & crazy horse (re・ac・tor 収録)
PLATEAU / NIRVANA (MTV UNPLUGGED IN NEW YORK 収録)
Where Did You Sleep Last Night / NIRVANA (MTV UNPLUGGED IN NEW YORK 収録)
You Know You're Right / NIRVANA (NIRVANA 収録)
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2011年10月20日(木)
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  3. 映画『UPSIDE DOWN The Creation Records Story』(「アップサイド・ダウン:クリエイションレコーズ・ストーリー」)

渋谷のシアターNにて映画『UPSIDE DOWN The Creation Records Story』(「アップサイド・ダウン:クリエイションレコーズ・ストーリー」)を見てきた。

言わずと知れた、80年代〜90年代に隆盛を誇ったイギリスのインディーレーベル、Creation Recordsのドキュメンタリー映画です。

私のように90年代半ばに洋楽を聴き始め、UKロックにはまったようなものにとっては、何と言ってもoasisオアシス)を排出したレーベルで、ある意味人生を変えた・・・は大げさとしても、クリエイションがなければ今とは違う人生を歩んでて可能性もなくはない、レーベルです。

というわけで、これを観ないわけにはいかない!というわけで観てきた。


内容としては、オーナーのアラン・マッギーを中心に、レーベルのキーとなるバンド、Primal Screamプライマル・スクリーム)のボビー・ギレスピーとの出会い、そして映画のタイトルにもなった"Upside Down"を作ったJesus & Mary Chain(ジーザス・アンド・メリー・チェイン)、オアシスのノエル・ギャラガー等々、レーベルに所属したバンドのメンバーの証言でつづられるストーリーになってて、年代順に話が進んでいくんだけど、その時々に出てくるバンドの曲がどれも名曲過ぎて、楽しかった。

その名曲たちが話の途中にテンポ良く入ってくるので、スピード感もすごくあって、見ててちょっと興奮する管じ。

それにしても、シューゲイザー、アシッド・ハウス、ブリット・ポップと、そしてオアシスの25万人ギグ@ネブワース、もはや80年代〜90年代のUKロックの縮図ともいえるとこがすごい。

特に91年にプライマル『Screamadelica』、マイブラ『Loveless』、TFC『bandwagonesque』がほぼ同時期にリリースされたというのはまさに奇跡です。


テレヴィジョン・パーソナリティーズに影響を受けてクリエイションを運営し始めたことは初めて知ったし、他には、Factory Recordsとその主宰者のトニー・ウィルソンとの絡み、アメリカのSireとか同時代の他のインディーレーベルとの絡みなんかも興味をひかれました。

後、アンディ・ベルマーク・ガードナーというライドのフロントマン2人が一緒に並んでしゃべってるのにちょっと興奮。
ライド、活動再開してくれないかなぁ。

印象に残ってた発言としては、Super Furry Animalsグリフ・リースが1999年にクリエイションが閉鎖したことについて、
「ノストラダムスは1999年にクリエイションが終わると宣言した。みんなミレニアムを恐れすぎてるんだ」
って言ったことと、
オアシスのノエルが
「みんなクリエイションに戻りたいんだ」
って言ってたことかな。


とにかく全UKロックファン、というかロックファン必見。

ページの下の方に私の好きなクリエイションからリリースされた楽曲のビデオでも貼っときます。



【サイト内関連記事】
I'm Outta Time / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
Bag It Up / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
The Shock of the Lightning / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
Whatever / oasis (Whatever 収録)
D'You Know What I Mean? / oasis (BE HERE NOW 収録)
Supersonic / oasis (Definitely Maybe 収録)
Stand By Me / oasis (BE HERE NOW 収録)
DON'T LOOK BACK IN ANGER / oasis (FAMILIAR TO MILLIONS 収録)
Hello / oasis ((WHAT'S THE STORY)MORNING GLORY? 収録)
Wonderwall / oasis ((WHAT'S THE STORY)MORNING GLORY? 収録)
THE IMPORTANCE OF BEING IDLE / oasis (DON'T BELIEVE THE TRUTH 収録)
TURN UP THE SUN / oasis (DON'T BELIEVE THE TRUTH 収録)
FUCKIN' IN THE BUSHES / oasis (STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS 収録)
Acquiesce / oasis (The Masterplan 収録)
oasis JAPAN TOUR 2009@幕張メッセ国際展示場
NOEL GALLAGHER & GEM OF OASIS@LIQUIDROOM
oasis@国立代々木競技場第一体育館

I Love To Hurt (You Love To Be Hurt) / Primal Scream (Beautiful Future 収録)
CAN'T GO BACK / PRIMAL SCREAM (BEAUTIFUL FUTURE 収録)
MISS LUCIFER / PRIMAL SCREAM (EVIL HEAT 収録)
ROCKS / PRIMAL SCREAM (Give Out But Don't Give Up 収録)
Swastika Eyes / PRIMAL SCREAM (XTRMNTR 収録)
Burning Wheel / Primal Scream (Vanishing Point 収録)
loaded (7"version) / primal scream (come together 収録)
higher than the sun / PRIMAL SCREAM (SCREAMADELICA 収録)
SONICMANIA 2011@幕張メッセ (UNDERWORLD、primal scream 他)
Primal Scream@Zepp Tokyo

vapour trail / ride (nowhere 収録)

TEENAGE FANCLUB@Shibuya O-EAST 

soon / my bloody valentine (loveless 収録)

Wake Up Boo! / The Boo Radleys (Wake Up! 収録)

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2011年09月24日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『赤い靴 デジタルリマスター・エディション』(原題:『THE RED SHOES』)

渋谷のユーロスペースにて映画『赤い靴』(原題:『THE RED SHOES』)を見てきました。

公式サイト

アンデルセン童話赤い靴」をベースに綴られる、バレエダンサーを描いた作品。

もともと1948年に公開された映画で、この度、巨匠Martin Scorseseマーティン・スコセッシ)が2年の歳月をかけてオリジナル・ネガを修復した「デジタルリマスター・エディション」が、2009年カンヌ国際映画祭で世界初公開されたのを経て日本でも公開されます。

監督は、Michael Powellマイケル・パウエル)とEmeric Pressburgerエメリック・プレスバーガー)。


主人公のプリマを目指すバレエダンサー、ヴィクトリア・ペイジを演じるのは、自身もサドラーズ・ウェルズ・バレエ団(現ロイヤル・バレエ団)で1946年の「眠れる森の美女」のプリマとして脚光を浴びたMoira Shearerモイラ・シアラー)。

バレエ団の主宰者ボリス・レルモントフAnton Walbrookアントン・ウォルブルック)が、レルモントフに見出される若き作曲家ジュリアン・クラスターMarius Goringマリウス・ゴーリング)が演じています。


その3人を中心に物語が進んで行き、最後に待っている悲しい結末・・・

そんなストーリーもさることながら、やはり圧巻なのは、20分近くにも及ぶ『赤い靴』の上演シーン。
実際の舞台のようでありながら、映画ならではの視覚効果も使われ、映画全体の主題を暗示するような役割を果たしていると思う。


個人的にはレルモントフのヴィッキーへの思いが、「芸術への愛」なのか「恋愛感情」なのかが最後までよくわからなかったんだけど、たぶんそのどっちもなんだろうな。

芸術を追い求める冷徹な人間として描かれながらも、最終的には人間味あふれる人物だったレルモントフに私は惹かれました。





ちなみに今回私は、駐日英国大使館からの試写会ご招待というもので観てきました。

2008年に日英修好通商条約調印150周年の一環のプロジェクト『UK-Japan 2008』で、公認ブロガーというものをやらせていただいた縁で。

ご招待感謝です。

そういや大使館にも行ったなぁ
UK-Japan 2008日英共同プロジェクト助成金受賞式及び閉幕式
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2011年05月19日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』

渋谷のシネクイントにて映画『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』を見てきました。

公式サイト

監督・脚本・編集は「SR サイタマノラッパー」シリーズの入江悠




以下、ちょっとだけネタばれ。

タイトルに「神聖かまってちゃん」とはあるけれど、特にかまってちゃんが主人公として進んでいくわけではなく、かまってちゃん自体がある意味触媒として機能した3つの物語がそれぞれ(特に交わることもなく)進んでいくというものでした。

その3つのストーリーは以下。

1.プロ棋士を目指す女子高生の美知子二階堂ふみ)の家族や彼氏・友人との物語
2.昼は清掃業、夜はショーパブダンサーとして働くシングルマザーのかおり森下くるみ)とその息子涼太の物語
3.神聖かまってちゃんのマネージャーの劔樹人(あらかじめ決められた恋人たちへ)の物語。(ここに神聖かまってちゃんのメンバーも本人役で出演。もちろん劔樹人も本人役)


まぁ3つの物語の内容自体は結構ありがちなストーリーだったけど、最終的にかまってちゃんのSHIBUYA-AX公演の当日にストーリーが盛り上がっていくのは結構面白かったです。


で、まぁ結局は、"ちりとり"と"ロックンロールは鳴り止まないっ"はいい曲だなぁと思ったのが最終的に頭に残ったわけですが・・・(笑)



【サイト内関連記事】
ロックンロールは鳴り止まないっ / 神聖かまってちゃん (友だちを殺してまで。 収録)
ももクロとかまってちゃん@SHIBUYA-AX HMV THE 2MAN みんな仲良くできるかな?編(ももいろクローバー、神聖かまってちゃん)
神聖かまってちゃん@LIQUIDROOM (オープニングゲスト:ねごと)
モテキナイト@代官山UNIT (難波章浩、神聖かまってちゃん、TOKYO No.1 SOUL SET、向井秀徳、Half-Life 他)
MUSIC LTD.@SHIBUYA-AX(神聖かまってちゃん、SISTER JET、ナオト・インティライミ、moumoon)
Public/image.FOUNDATION SPECIAL: FREE LIVE SHOW!!!@恵比寿LIQUIDROOM(Metalchicks、MASS OF THE FERMENTING DREGS、神聖かまってちゃん)
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2011年05月18日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『ランナウェイズ』(原題:The Runaways)

映画『ランナウェイズ』(原題:The Runaways)を渋谷のシネクイントにて観てきました。

1970年代後半に活躍したデビュー当時ティーンネイジャーだけのガールズロックバンド、The Runawaysザ・ランナウェイズ)を描いた映画。

原作が元ヴォーカルのCherie Currieシェリー・カーリー)の伝記本『ネオン・エンジェルNEON ANGEL)』で、製作総指揮にJoan Jettジョーン・ジェット)が関わっているので、かなり史実に忠実なんじゃないでしょうか。

内容の方は詳しくは書きませんが、男性社会だった70年代ロックシーン(まぁ今でもそうっちゃそうですが・・・)やツアー生活、バンドの成功そして挫折、メンバー間の軋轢、苦悩などが描かれてて、ランナウェイズを知らなくても楽しめるストーリーになってる気がします。

なんてったって、シャーリーを演じたDakota Fanningダコタ・ファニング)がかわいすぎるのと(子役の頃から考えるとシャーリー役はかなりの挑戦だったのでは?)、ジョーン・ジェットを演じるKristen Stewartクリステン・スチュワート)がカッコイイ。

ちなみにクリステン・スチュワートは、ギターと歌も練習してランナウェイズの曲を自ら演奏できるまでになったらしく、歌声も含めジョーン・ジェットのお墨付きらしいです。

バンドの演奏シーンも見どころです。



■ランナウェイズ (The Runaways)
監督 フローリア・シジスモンディ
製作総指揮 ジョーン・ジェット、ケニー・ラグナ
製作 アート・リンソン、ジョン・リンソン、ウィリアム・ポーラッド
脚本 原作 シェリー・カーリー
脚本 フローリア・シジスモンディ
撮影 ブノワ・デビエ
編集 リチャード・チュウ
製作会社 River Road Entertainment
配給 Apparition、クロックワークス
上映時間 109分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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2011年04月28日(木)
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  2. 映画
  3. 映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(原題:『NOWHERE BOY』)

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(原題:『NOWHERE BOY』)を飯田橋のギンレイホールにて観てきました。

言わずと知れたロック史上最も偉大な人物の一人、John Lennonジョン・レノン)を描いた映画です。

■キャスト
ジョン・レノン: アーロン・ジョンソン
ミミ・スミス: クリスティン・スコット・トーマス
ジュリア・レノン: アンヌ=マリー・ダフ
ポール・マッカートニー: トーマス・サングスター

この映画の面白いところは、ザ・ビートルズとして名声を得る前の若き日のジョン・レノンを描いた点ですね。

ジョン・レノンは複雑な家庭環境で少年時代を送ったことが有名で、そこを中心に、エルヴィスに感化されロックンロールに目覚め、クオリーメン結成、そして、世界を変えることになるバンドへと・・・というように話が進んで行きます。

詳しい内容は割愛。


まぁ個人的には、ジョンは決して「ひとりぼっち」ではなかったのかなぁなんて感想を持ったりしました。

最後のミミ伯母さんとのやりとりのシーンはとりわけ感動的だったな。

そして、"Mother"へと続くエンドロールは正直ベタだけど、グッときた。


今作は、英国アカデミー賞や英国インディペンデント映画賞で多くの部門でノミネート。
母・ジュリアを演じたアンヌ=マリー・ダフが助演女優賞を受賞しています。




【サイト内関連記事】
Happy Xmas (War Is Over) / John Lennon (Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon 収録)
GOD / JOHN LENNON (JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND 収録)
MOTHER / JOHN LENNON (JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND 収録)
COME TOGETHER / JOHN LENNON (LIVE IN NEW YORK CITY 収録)
YELLOW SUBMARINE / THE BEATLES (REVOLVER 収録)
I'm Only Sleeping / THE BEATLES (REVOLVER 収録)
TOMORROW NEVER KNOWS / THE BEATLES (REVOLVER 収録)
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2011年03月18日(金)

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