1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. ノクチルカの夜 / majiko (CLOUD 7 収録)

 2010年ごろからニコニコ動画やYouTubeなどにまじ娘(「まじこ」と読みます)名義でアップロードしていた動画から人気に火がついたアーティスト・majikoが名前を新たに、メジャーデビューEP『CLOUD 7』を2017年2月15日にリリース。"ノクチルカの夜"の夜はEP収録曲。テレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」2017年2月度オープニングテーマ。

・majiko-ノクチルカの夜 MV(Lyrics,Music and Arranged by majiko)


 タイトルに使われているノクチルカとは夜光虫のこと。「海の底に沈んだ夜光虫みたい」と歌詞にも出てきますね。ピアノを主体とした楽曲で全体的にかなりジャジーな仕上がりなんだけど、急にロックぽくなるところもかっこいい。リズムもかなりジャジーなんだけど、ドラムのクレジットがSyrup16g中畑大樹ってのに驚いた。

 モデルの瀬戸かほ・主演、関山雄太・監督のミュージックビデオは歌詞の「Please rescue me from here」感にぴったり。モノクロで描かれていながら、最後の信号の青と赤だけカラーになっていますね。いくつかのインタビューでこの曲ができたきっかけについて「舞浜の河原でお酒を飲もうと、近くのコンビニに行って帰る途中石、躓き転んでしまい、半べそ状態で赤信号の前で立ち尽くしていた時に「このまま赤信号が変わらなければ良いのに」という感情から産まれました」と語っています。基本的にネガティヴな時にしか曲が作れないんだとか。舞浜なんて例のあの夢の国があるわけで、ポジティブな空気が充満している場所なので、ある意味ネガティヴを増殖するには打ってつけの場所ですね(笑)

 この曲を含め、基本的にmajiko本人が作詞・作曲からアレンジまで一人でこなしています。オルタナティヴロックな色合いの強い収録曲"SILK"は彼女が大きく影響を受けた元AIR、現Laika came back車谷浩司による書き下ろし曲ですが、本EPの世界観に絶妙にはまっています。プロデュースはまじ娘名義でリリースしていた2015年の1stアルバム『Contrast』やシングル『mirror』、2016年の2ndアルバム『Magic』から深く関わっているストレイテナーホリエアツシ(ボカロ曲などのカバーなども入った旧作もどれも必聴です)。彼女自身の才能に加え、布陣も最強ですね。

 ちなみに『CLOUD 7』なのに7曲入りじゃないのか?と思った人、CDだと"Lucifer"の13秒後に7曲目が再生されるそうなので確かめて見てください。アルバムジャケットのイラストなども手掛ける彼女ですが、本作のCDにはそれぞれの曲に合わせたイラストが封入されいるそうなので、そちらもチェックを。

 ライブもかなりヤバイらしいので見てみたい。"昨夜未明"とかすごくカッコ良さそう。


majiko -『CLOUD 7』収録曲リスト
01. prelude
02. SILK
03. ノクチルカの夜
04. 昨夜未明
05. shinigami
06. Lucifer

01 Music,Programming and Arranged by majiko
02 Lyrics,Music and Arranged by Cozy(Laika Came Back)
03〜06 Lyrics,Music and Arranged by majiko
Produced by ホリエアツシ(ストレイテナー)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2017年03月22日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. A.G.I.T. / Suchmos (THE KIDS 収録)

 神奈川県出身の6人組、Suchmosサチモス)が2ndアルバム『THE KIDS』を2017年1月25日にリリース。"A.G.I.T."はアルバムからの先行シングル。

・Suchmos "A.G.I.T." (Official Music Video)


 激しくムーディーなギターのイントロに「おっ!」と思わされ、洗練されたサウンドにボーカルと、なかなか非の打ち所がない曲ですね。終盤にどんどん激しさを増していくのもかっこいいです。昨年、フジロックに出演が決まった際にホワイトステージという1万人近く入るフジでも2番目に大きなステージに出ることを知って、そのでかいステージで小便ちびらすくらいの曲を作ってやるといって作ったんだとか。

 タイトルの"A.G.I.T."はドットが入ってるので何かの略かなぁって思ってるんだけど、調べてみてもどういう意味なのかわかりませんでした。歌詞でも「エー・ジー・アイ・ティー」って歌ってますね。いわゆる「隠れ家」的な意味の「アジト」なのでしょうか。うーん、気になりますね。わかる人教えてください。
 
 Suchmos、本ブログでは初めて紹介するのでここで簡単にプロフィール紹介。バンド名のSuchmosはジャズミュージシャンのルイ・アームストロングの愛称サッチモから(でも、読みは「サッチモス」ではなく「サチモス」)。メンバーは以下の6人。

・Suchmosメンバー
YONCE(Vo)
HSU(Ba)
OK(Dr)
TAIKING(Gt)
KCEE(Dj)
TAIHEI(Key)

 全員神奈川県出身。OKとKCEEは実の兄弟。HSUとTAIHEIはSANABAGUN.のメンバーとしても活動。2016年1月リリースの2nd EP『LOVE&VICE』収録曲(今作『THE KIDS』にも収録)"STAY TUNE"がHONDAの自動車「VEZEL」のCMソングに使われてテレビでも流れまくってました。フジロックでは2014年に会場外の新人ステージ「ROOKIE A GO-GO」に出演して、先述のように2016年にはいきなりホワイトという大出世。今やライブのチケットを取るのが大変らしい。

 Apple Musicなどで1stの『THE BAY』の頃から激プッシュされていてなんとなく聴いてはいたんですが、個人的にはあんまりピンと来てませんでした。んで、ちょうど先日ジャミロクワイが久々の新譜を出したタイミングで、それでこのアルバムを聴きながらいろいろ調べてたら、彼らと比較されててなんか腑に落ちたというか、急にスッと入って来たって感じ。過去からの影響を感じさせつつ、ハイセンスで新しい。そんなバンドだと思います。

 それにしても、このアルバムでさらにマスにアピールしそう。タイトルの「THE KIDS」ってのは「今キッズな君へ」というイメージが含まれているんだとか。ボーカルのYONCEは中学生でNirvanaに衝撃を受けて音楽の道に進むことを決めたらしいですが、初期衝動的なニルヴァーナと比べると最初からハードルが高いSuchmosに影響されてバンドを始めるキッズが出て来始めたら末恐ろしいですね。


Suchmos -『THE KIDS』収録曲リスト
[CD]
1. A.G.I.T.
2. STAY TUNE
3. PINKVIBES
4. TOBACCO
5. SNOOZE
6. DUMBO
7. INTERLUDE S.G.S.4
8. MINT
9. SEAWEED
10. ARE WE ALONE
11. BODY
[DVD]
1. Pacific
2. YMM
3. JET COAST
4. GAGA0
5. DUMBO
6. STAY TUNE
7. MINT
8. Life Easy
・Apple Musicで試聴&ダウンロード




カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2017年01月31日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. SSWB / D.A.N. (SSWB 収録)

 東京を拠点に活動する3ピース、D.A.N.が1stフルアルバム『D.A.N.』以来の新曲"SSWB"を2016年12月に配信限定でリリース。まずはミュージックビデオをどうぞ。

・D.A.N. - SSWB (Official Video)


 このビデオには、コーネリアスこと小山田圭吾の息子・小山田米呂を始め、柳俊太郎琉花Megumu磯田龍生ダイアナチアキミズトリタケシ藤江琢磨などD.A.N.と交流のある俳優やモデルなどが出演し、東京の夜を舞台にした若者たちの群像劇風のお洒落な仕上がりになっています。監督は映像作家・石田悠介。エキストラを集めて渋谷のライブハウスWWWで撮影されたバンド演奏シーンなども入ってます。

 音ももちろんクールでかっこいいですが、曲とPVがあまりにもマッチしすぎていて、合わせて一つの作品って感じがします。サウンドだけで言うと個人的にはサポートに入ってるおなじみの小林うてなによるスティールパンの音がツボです。また、レコーディングエンジニアに半野喜弘早乙女正雄、ミックスエンジニアにAOKI takamasaと、エレクトロニカ系のミュージシャン/エンジニアを起用し、さらにマスタリングをマリンこと砂原良徳が手がけるなどかなり力の入った製作陣となっています。

 ちなみにタイトルの"SSWB"は、彼らの作品おリリース元のレーベル「SSWB / BAYON PRODUCTION」にも使われていますが、"SUPER SHY WITHOUT BEER"の略だとボーカルの桜木大悟がtwitterでつぶやいていました。「ビールなしじゃ超シャイ」って意味ですね。なんか曲もビデオもオシャレピーポーな感じですが、メンバー自身は普段はそういうのとは一歩離れた生活をしてそうな雰囲気があって良いです。




 配信シングルには、2016年11月にリリースした12inchヴァイナルに収録されていた、Albino SoundによるRemix2曲も入っているので、そちらも要チェック。

 2016年のベストアルバムに彼らの1st『D.A.N.』を選ばせてもらった私としては、2017年も彼らの動向を追っていきたいと思います!


D.A.N. -『SSWB』収録曲リスト
01. SSWB
02. Native Dancer (Albino Sound Remix)
03. Dive (Albino Sound Remix)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
Zidane / D.A.N. (D.A.N. 収録)
Native Dancer / D.A.N. (D.A.N. 収録)
小林うてな / D.A.N. / yahyel@CIRCUS TOKYO 感想&セットリスト

カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2017年01月19日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. なくした / Ogre You Asshole (ハンドルを放す前に 収録)

 OGRE YOU ASSHOLEオウガ・ユー・アスホール)が2016年11月9日にP-VINEより発売されたアルバム『ハンドルを放す前に』から"なくした"("Lost,Sigh,Days")のミュージックビデオが公開されました。ディレクションはスタジオ石

・OGRE YOU ASSHOLE - なくした


 軽妙なギターカッティングに導かれ進む。ベースとドラム以外にも這うような電子音、様々なパーカッションが後ろから聞こえてくる。控えめに入ってたホーン(サックス?)が最後に主役になって終わる曲。クラウトロック、AORなど様々なジャンルを持ち出して彼らのことを語るけど、相変わらずジャンル分け不能な感じがいいですね。

 アルバムは1st以来初めてのセルフプロデュース。"なくした"のPVは彼らのリハーサルスタジオがある長野県諏訪郡原村で撮影されたものらしいけど、こんな何もないところ(と言ったら失礼だけど)で、自分たちだけで音作りしていたら独自の進化を遂げちゃったってところがすごいですね。

 細部まで音が作り込まれていて聴くたびに新たな発見のあるアルバムだけど、何度も聴いているうちにやっぱりどうしても気になるのはこれがどのようにライブで進化していくか(「再現」ではなく「進化」)。毎度毎度その進化に驚かされるばかり。アルバムでは「あえてバンド感を出さないように作った」と「ライブではもっとライブ感のあるものにする」とボーカルの出戸が語ってる映像を見たんですが、ますます期待が高まります。今月末から始まる「OGRE YOU ASSHOLE ニューアルバム リリースツアー 2016-2017」で確認するしかないな。


Ogre You Asshole -『ハンドルを放す前に』収録曲リスト
1. ハンドルを放す前に
2. かんたんな自由
3. なくした
4. あの気分でもう一度
5. 頭の体操
6. 寝つけない
7. はじまりの感じ
8. ムードに
9. 移住計画
10. もしあったなら
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
ピンホール / OGRE YOU ASSHOLE (ピンホール 収録)
ヘッドライト / OGRE YOU ASSHOLE (フォグランプ 収録)
OGRE YOU ASSHOLE@日本大学芸術学部 江古田校舎 大ホール 「Live in 日芸 ―浮かれている学校―」 感想&セットリスト
バランス / OGRE YOU ASSHOLE (浮かれている人 収録)
フラッグ(alternate version) / Ogre You Asshole (confidential 収録)
Ogre You Asshole@渋谷CLUB QUATTRO 感想&セットリスト
ムダがないって素晴らしい / Ogre You Asshole (ペーパークラフト 収録)
ROPE (meditation ver) / OGRE YOU ASSHOLE (workshop 収録)
OGRE YOU ASSHOLE@赤坂BLITZ 感想&セットリスト

カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2016年11月12日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. 愛のゆくえ / きのこ帝国 (愛のゆくえ 収録)

 きのこ帝国、メジャー2ndアルバム『愛のゆくえ』を2016年11月2日にリリース。オリコン19位。"愛のゆくえ"はアルバムのタイトルトラックで1曲目を飾る曲。映画 『湯を沸かすほどの熱い愛』(監督・中野量太、主演・宮沢りえ)の主題歌。

・きのこ帝国 - 愛のゆくえ


 メジャー以降顕著になった佐藤千亜妃の優しげな歌声とそれより以前の代名詞とも言えるシューゲイザーのような轟音を聴かせる曲。曲のテーマやどうしてこのようなサウンドになったかはオフィシャルサイトに載っていた以下のインタビューに詳しいのでそちらを見てもらった方がいいかも。

「まず“愛のゆくえ”の話からすると、実は去年、『猫とアレルギー』の制作と同時進行で録っていた曲なんですよね。台本をいただいた時、その前に自分が書いていた曲の中に何曲かストーリーとリンクするものがあるなと思って、それを監督とお会いする時に持って行ったんです。自分的には映画だとピアノのような音色が入った綺麗で美しい曲がいいと思っていたんで、そういう曲を持って行ったんですけど、監督から『僕の中ではきのこ帝国は『ロンググッドバイ』の印象が強いので、もっとフィードバックノイズと轟音が鳴っているものをイメージしてたんです』と言われて。それでまた新しく書き始めたんですけど、自分的には映画の最後に轟音の音楽が流れるイメージが沸かなくて『轟音である必要はあるのかな?』というのが引っかかったり、ちょっと混迷したりもしたんですけど(笑)。でも最終的には自分が持っているものを素直に出そうと思って……それで、映画では『家族の愛』が主題になっているんですけど、自分にとってこれぐらい熱くなれる愛って何だろうな?って考えて書いたのが、“愛のゆくえ”なんです。だから映画とリンクしつつもちゃんと独立した音楽作品になったというか、自分達の芯がちゃんと出せたので凄いよかったなって思うんですけど」
きのこ帝国オフィシャルサイト


 アルバムには、すでに配信リリースされていた"クライベイビー"、"夏の影"なども収録されています。このリードトラックを除き、アルバムの共同プロデューサー&エンジニアとしてフィッシュマンズなどで知られるzAkを起用。今作に収録されている曲のテイストにすごくマッチした人選だと思いました。『フェイクワールドワンダーランド』、『猫とアレルギー』と音楽性を広げていった過去2作を経ていよいよ焦点の定まってきた作品になってる気がします。

・きのこ帝国 - 「愛のゆくえ」Album Digest



きのこ帝国 -『愛のゆくえ』収録曲リスト
1. 愛のゆくえ
2. LAST DANCE
3. MOON WALK
4. Landscape
5. 夏の影
6. 雨上がり
7. 畦道で
8. 死がふたりをわかつまで
9. クライベイビー

●初回限定盤
・DVD:2016.8.27. 日比谷野外音楽堂「夏の影」ライブ映像より  監督:島田大介
・フォトカード(10枚)封入  撮影:奥山由之   
・スペシャル・ペーパーボックス仕様


【サイト内関連記事】
ユーリカ / きのこ帝国 (eureka 収録)
東京 / きのこ帝国 (フェイクワールドワンダーランド 収録)
桜が咲く前に / きのこ帝国
きのこ帝国presents「echoes 2」@恵比寿LIQUIDROOM (guest:plenty) 感想&セットリスト
猫とアレルギー / きのこ帝国 (猫とアレルギー 収録)
怪獣の腕のなか / きのこ帝国 (猫とアレルギー 収録)

カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2016年11月10日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. 砂の塔 / The Yellow Monkey (砂の塔 収録)

 2016年、電撃的な再結成を果たしたThe Yellow Monkeyザ・イエロー・モンキー)。再結成ツアー「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」(セトリまとめはこちら)も好評のうちに終了しましたが、ついに復活第1弾シングルを10月19日(水)、実に15年9ヶ月ぶりのリリースです。タイトルは"砂の塔"。

・砂の塔 / THE YELLOW MONKEY


 このシングルにも収録されていて、すでにPV及びライブでも披露されている新曲"ALRIGHT"がロックなイエモンを象徴するような曲だったんですが、一転この"砂の塔"は吉井和哉のソロにもありそうな歌謡曲色が強い仕上がりになっていますね。ストリングスを交えたアレンジがドラマチックさを増長させていますね。菅野美穂主演によるTBS系ドラマ「砂の塔〜知りすぎた隣人」の主題歌ということで、歌詞はかなりドラマの主題に寄せたものになってて面白いです。ミュージックビデオもそれっぽい仕上がりになっています。(タワーマンションって本当すごいらしいですね。。)

 リリース形態は3種類あって、まず通常盤は"砂の塔"と"ALRIGHT"の2曲とそれぞれのインスト(昔のシングルで言う所のカラオケってやつですね)、ファンクラブ限定盤で2016年9月1日に行われた熊本のライブハウス・熊本B.9 V1公演「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 -KUMAMOTO SPECIAL-」を編集したDVD付き、そして、初回限定盤には再結成ツアーの各公演から厳選した12曲のライブ録音が収録となっています。ファンクラブ盤と初回盤はどちらも欲しいところです。収録曲は下にまとめてあります。

 シングルが出たら次はアルバムを期待したいしちゃいますね。年内はないかもしれないけど、来年はありそう。いや、ないはずがないですね。


The Yellow Monkey -『砂の塔』収録曲リスト
●初回限定盤
1. 砂の塔
2. ALRIGHT
Bonus LIVE Tracks
3. プライマル。 ‒東京・国立代々木競技場 第一体育館‒
4. SPARK ‒長野・ビッグハット‒
5. バラ色の日々 ‒広島・広島グリーンアリーナ‒
6. BURN ‒宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ‒
7. 楽園 ‒愛知・日本ガイシホール‒
8. WELCOME TO MY DOGHOUSE ‒大阪・大阪城ホール‒
9. 花吹雪 ‒埼玉・さいたまスーパーアリーナ‒
10. BRILLIANT WORLD ‒福岡・マリンメッセ福岡‒
11. 球根 ‒兵庫・神戸ワールド記念ホール‒
12. TVのシンガー ‒神奈川・横浜アリーナ‒
13. パール ‒福島・あづま総合体育館‒
14. カナリヤ ‒北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ‒


●ファンクラブ限定盤
・CD
1.砂の塔
2.ALRIGHT
3.砂の塔 -Instrumental-
4.ALRIGHT -Instrumental-
・DVD
9月1日熊本ライブハウス公演の模様を特別編集
1.熱帯夜
2.Chelsea Girl
3.パール
4.LOVE LOVE SHOW
5.悲しきASIAN BOY


●通常盤
1. 砂の塔
2. ALRIGHT
3. 砂の塔 -Instrumental-
4. ALRIGHT -Instrumental-


【サイト内関連記事】
嘆くなり我が夜のFantasy / THE YELLOW MONKEY (smile 収録)
Romantist Taste 2012 / The Yellow Monkey (Romantist Taste 2012 収録)
ALRIGHT / The Yellow Monkey (砂の塔 収録)
The Yellow Monkey@さいたまスーパーアリーナ 感想
イエモン再結成ツアー「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」日程&セットリストまとめ

カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2016年10月22日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. Lay Your Hands On Me / Boom Boom Satellites (Lay Your Hands On Me 収録)

(2016.10.11 追記)
2016年10月9日(日)、ボーカルの川島道行さんが逝去されました。お悔やみ申し上げます。オフィシャルサイトにバンドからのお知らせがありましたので、勝手ながら本ページの下の方に引用させてもらいました。(追記終わり)

 Boom Boom Satellitesブン・ブン・サテライツ)、最後の作品『Lay Your Hands On Me』が2016年6月22日にリリースされました。そのタイトルトラック。TVアニメ「キズナイーバー」オープニングテーマ曲。

・BOOM BOOM SATELLITES 『LAY YOUR HANDS ON ME』Short Ver.


 どこまでも晴れやかなサウンドに、川島道行の伸びやかな歌声。「I'll Take You Higher」という歌詞のように昂揚感溢れる曲。まるで、これからさらに高みに連れて行ってくれるかのように・・・

 しかし、この作品を持って活動終了なのです。5月31日にポストされた中野雅之のブログで報告されたように、昨年、再発した川島の脳腫瘍の後遺症により活動が困難になったから。その再発を受けて、制作されたのが本作。バンドとしての活動だけでなく、もしかしたら人生の「終わり」も意識して作った曲が、このように祝祭を鳴らしたようなサウンドになったことに、ただただ感動します。徐々に日常生活送ることすらままならなくなっていく中で「今」を必死に生きる川島と、これまでのキャリアを含めて俯瞰で見ながらこの先も残るサウンドを作っていった中野の2人だからこそ生まれた音だと思います。

 この曲のミュージックビデオを手がけたのは関和亮。この曲の魅力を捉えた素晴らしい映像になっています。

 腫瘍の再発がわかったのは、昨年のフジロック出演翌日の定期検査でのことだったそうで、そこからわずか3日で作ったという次の"Stars and Clouds"も祈りにも似たボーカルと、静寂と激しさが入り混じったカッコイイ曲だし、ひたすら上昇を繰り返す"Flare"、その上昇が止まりアンビエントでミニマルなビートで再び地上に降りてくるような"Narcosis"、先のブログで中野も言っているように4曲ながら「アルバム」と言い切って良いくらい聴き終わった後の充足感でいっぱいです。

 ちなみに「NARCOSIS」とは「昏睡」と言う意味で、元々"Flare"について川島が付けたタイトルだったとのこと。それを聞いた中野が"Flare"というタイトルが思いつくまでに別の曲として作ったのが最後の"Narcosis"で、「昏睡状態はとても穏やかな平和な状態。川島くんがもし昏睡状態になったとしたらその時、心地よい幸せ溢れる時間だったらいいな、というイメージで作った。この物語を完結させようと思って作った」と先日ニコ生で放送されたBoom Boom Satellites特番で語っていました。しかし、そんな"Narcosis"が川島のブレス音で終わり、また1曲目の"Lay Your Hands On Me"にループして繋がっていくのを聴いていると、本当は完結せずまだまだ続けたかったんじゃないかと考えてしまいましたが・・・

 それにしてもこんな形で彼らとお別れするとは思ってなかった。今思えば去年ちょっとだけ見たフジロックのステージが最後になるとは、ちゃんと見なかったことが悔やんでも悔やみきれない。フジロックと言えばFUJIROCKERS.ORGでこんな記事も出てましたが、初めて私が彼らのライブを見たのが2000年のフジだったなぁ。あの時の格好良さったらなかった(記事にもでてくるMobyのステージもヤバかった)。フジロックなんて行けない片田舎に住む10代だった1998年頃、「ケミカル・ブラザーズ、プロディジー以来の衝撃」と英メロディー・メイカーに紹介されたってニュースと、その後に見た"PUSH EJECT"のPVから感じたこれまで聴いてた音楽とは違う、得体の知れないゾクゾクするカッコよさを実際にライブで体験できて興奮したのを思い出しました。

・BOOM BOOM SATELLITES 『PUSH EJECT-Full ver.-』


 とにかく、ニコ生の特番で最後に中野が語った「作品の中で何度もお会いしましょう」という言葉と共に、今作とこれまでの作品を聴き続けて行きたいと思います。そして、少しでも長く川島が家族("Lay Your Hands On Me"のビデオに出演している少女は実の娘さんです)と穏やかな日々を送れることを願うばかりです。

 ニコ生の特番を見逃した方はこちらから
・BOOM BOOM SATELLITES 『LAY YOUR HANDS ON ME』スペシャルトーク



Boom Boom Satellites -『Lay Your Hands On Me』収録曲リスト
1. LAY YOUR HANDS ON ME
2. STARS AND CLOUDS
3. FLARE
4. NARCOSIS

・初回限定盤
1. LAY YOUR HANDS ON ME (Hi-Res/MP3 DATA)
2. STARS AND CLOUDS (Hi-Res/MP3 DATA)
3. FLARE (Hi-Res/MP3 DATA)
4. NARCOSIS (Hi-Res/MP3 DATA)
5. LAY YOUR HANDS ON ME (MUSIC VIDEO)
6. STARS AND CLOUDS (MUSIC VIDEO)
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


【サイト内関連記事】
BOOM BOOM SATELLITES→サカナクション@新木場STUDIO COAST
Fuji Rock Festival 15 日記 7/24(金) 初日 Part2 #フジロック #fujirock

カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2016年07月07日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. Native Dancer / D.A.N. (D.A.N. 収録)

 3ピースバンド、D.A.N.ダンD.A.N.のプロフィールは前記事参照)の"Native Dancer"。2016年4月20日リリースの1stアルバム『D.A.N.』収録。SPACE SHOWER TVで2016年4月度のPower Push!に選ばれていました。

・D.A.N. - Native Dancer (Official Video)


 他の曲もそうだけど、生楽器とデジタルがホント自然に溶け合っててすごく気持ちいい。このセンスの良さは新人とは思えない。リズムは跳ねてて踊れる感じだけど、全体的な雰囲気が少しダウナーだったりチルっぽい感じが個人的にはツボです。歌詞の内容はよくわからないけど、すごく映像を喚起させるもので、まさにそれを捉えたような映画監督・五十嵐耕平によるミュージックビデオも素敵です。ビデオで踊っているのはAkane Kuriという人らしいです。

 いやぁそれにしてもこのアルバムはイイ!2016年の年間ベスト候補です。個人的にはここ数年で一番好きな日本のバンド、Ogre You Assholeくらい愛聴しそう。アルバムにはそんなオウガっぽい曲や、ボーカル・桜木大悟のファルセットもあってフィッシュマンズぽいところがあったり、そしてトリップホップなどの洋楽的なとこも魅力。市川仁也 (Ba)・川上輝 (Dr)のリズム隊もすごく良いです。スティールパンなどで本アルバムにフル参加しているシンガーソングライターの小林うてなにも注目。

 ちなみに昨年のフジロックでは場外のRookie A Go Goに出演してた彼らは、今年2016年のフジへの出演(もちろん場内のステージ)も決定!本作のリリース記念ライブの東京は渋谷WWW公演はソールドアウト。フジロックではぜひ観ておきたいです。話はそれるけど、最近きになる日本のバンドがルーキー・ア・ゴーゴーに出てたことを後で知るケースが増えてて、ちゃんとチェックしたいなと思う今日この頃。


D.A.N. -『D.A.N.』収録曲リスト
1. Zidane
2. Ghana
3. Native Dancer
4. Dive
5. Time Machine
6. Navy
7. Curtain
8. Pool
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


【サイト内関連記事】
Zidane / D.A.N. (D.A.N. 収録)


カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2016年05月23日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. Zidane / D.A.N. (D.A.N. 収録)

 東京出身の3ピースバンド、D.A.N.が1stアルバム『D.A.N.』を2016年4月20日にリリースしました。"Zidan"はそんなデビューフルアルムからの1曲目。

・D.A.N. - Zidane (Official Video)


 浮遊するシンセの空間の中、跳ねるようなベースとドラムのリズムに導かれる冷んやりとしたダンスミュージック。ファルセットボーカルも気持ちいい。曲が進むにつれグルーヴィーになっていくのが最高です。

 以下、簡単にD.A.N.の簡単なプロフィール。活動開始は2014年8月。メンバーは3人。

桜木大悟 (Gt,Vo,Syn)
市川仁也 (Ba)
川上輝 (Dr)

 活動開始直後から自主制作盤『D.A.N. ZINE』をリリースし現在すでに完売。2015年にはライブハウスWWW主催のイベント『NEWWW』でのライブも話題を集め、同年7月にはEP『EP』とフジロックの新人登竜門ステージ「Rookie A Go Go」への出演も果たし、9月に配信限定シングル"POOL"を発表後、ついに今年フルアルバムリリースとなっています。『EP』およびこの『D.A.N.』のエンジニアは葛西敏彦(トクマルシューゴ、蓮沼執太、森は生きている)。

 私はこのアルバムの1曲目で完全にノックアウト。UKの同じく3ピースバンドThe XXに通じるクールネスの虜になってしまいました。ちなみにZidanといえば、すぐにサッカー界のスーパースター、Zinedine Zidane(ジネディーヌ・ジダン)を思い出しますが、この曲との直接な関係はなさそう。でも、メンバーはまだ20代前半、なのにこの完成された音はまるで選手としてほぼ全てのタイトルを勝ち取った(そして監督としても・・・)ジダンのよう。末恐ろしい。


D.A.N. -『D.A.N.』収録曲リスト
1. Zidane
2. Ghana
3. Native Dancer
4. Dive
5. Time Machine
6. Navy
7. Curtain
8. Pool
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


【サイト内関連記事】
Native Dancer / D.A.N. (D.A.N. 収録)

カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2016年05月22日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. MUSIC VIDEO / 岡崎体育 (BASIN TECHNO 収録)

 京都府出身の26歳、岡亮聡によるソロユニット、岡崎体育の2016年5月発売のメジャーデビューアルバム『BASIN TECHNO』収録曲"MUSIC VIDEO"です。

・岡崎体育 「MUSIC VIDEO」Music Video


 いわゆる世の中に溢れるミュージックビデオ(最近PV/プロモーションビデオって言いかたしなくなりまたよね?)のあるあるをそのまま歌詞にした曲。また、それをそのまま映像にしたミュージックビデオも面白いですね。

 先日、ヤフトピにまでこの曲がすごいって載っててその時はスルーしてしまったんだけど、Apple Musicの今週のおすすめでプッシュされててアルバムを聴いたら全部面白くてはまった。

 ネット上にある情報をもとに彼のことをざっくり調べてまとめてみるとこんな感じらしい。「盆地テクノ」(京都だから?アルバムタイトルである『BASIN TECHNO』は盆地テクノを英語にしたもの)と自称し活動(テクノポップに近い)。中学生の頃にニンテンドーDSの「大合奏!バンドブラザーズ」というゲームのおまけ機能にあった作曲機能で作曲にはまり、バンドも経験しつつも、ベースを買おうと立ち寄った楽器屋でDTMソフトを勧められて購入して打ち込みでの作曲をするようになったらしい。

 岡崎体育というアーティスト名の由来は憧れのアーティストが電気グルーヴで、石野卓球の「卓球」を超えるのはそれを包括する「体育」だろうと考え、さらに本名の「岡」ではなく母親がかつてMC業をしていた時の芸名「岡崎」をゴロのよさでくっつけて「岡崎体育」になったとのこと。

 インディーズで活動をしていた時にソニーミュージックの新人発掘のスタッフに見初められ、育成契約から今回のメジャーデビューに至るというわけです。(メジャーデビュー前にメジャー(巻尺)に音源をつけた『MEASURE』って作品も出してるらしい。面白すぎ!)

 ミュージックビデオ(曲名じゃない方)以外にもネタっぽい動画もいっぱいあって、YouTubeとかで探してみてください。

 アルバムもめっちゃ面白い。個人的には1曲目を飾る"Explain"が一番好きです。機会があればまたこちらで紹介します。

 口パクだというライブを生でみてみたい。ちなみに予定される以下のワンマンは全てソールドアウト。さいたまスーパーアリーナで観れる日も近い?!

■岡崎体育ワンマンライブ 2016
2016年5月27日(金)「クソワロタ共和国」東京都 TSUTAYA O-WEST
2016年6月5日(日)「バリウケル帝国」大阪府 LIVE HOUSE Pangea
2016年6月17日(金)「バリイケメン王国」奈良県 奈良NEVER LAND


岡崎体育 -『BASIN TECHNO』収録曲リスト
1. Explain
2. MUSIC VIDEO
3. 家族構成
4. FRIENDS
5. Voice Of Heart
6. Outbreak
7. スペツナズ
8. エクレア

・初回限定盤DVD収録内容
1. Outbreak
2. MUSIC VIDEO
3. Explain
4. Voice Of Heart
5. FRIENDS
6. 家族構成
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする
カテゴリ : 邦楽 (2000〜) ・ comments(0)  
2016年05月21日(土)

  • Twitter
  • Facebook
Related Posts with Thumbnails