1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Linkin Parkのチェスター・ベニントン亡くなる

 Linkin Parkリンキン・パーク)のヴォーカリスト、Chester Benningtonチェスター・ベニントン)が2017年7月20日に亡くなりました。首を吊って亡くなったと報道されています。

 メンバーのマイク・シノダのツイート



 ここではリンキン・パークの2000年にリリースされたデビュー曲"One Step Closer"(『Hybrid Theory』収録)を紹介して追悼といたします。

・One Step Closer (Official Video) - Linkin Park


 90年代後半に「ラップ・メタル」とか「ニュー・メタル」なんて言われた音楽が流行り始め、Rage Against The MachineやKornは本物で、Limp Bizkitは偽物とか音楽ファンの中で論争が起こったりしたけど、そんな中颯爽と登場したリンキンの高機能性はそんな論争がどうでもよくなるくらいのインパクトがありましたね。あれから17年。こんな結末になるとは。奇しくも7月20日は今年亡くなったSoundgardenのクリス・コーネルの誕生日だったとか。悲しいですね。ご冥福をお祈りします。


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2017年07月21日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Arma-Goddamn-Motherfuckin-Geddon / Marilyn Manson (The High End of Low 収録)

 Brian Hugh Warnerブライアン・ヒュー・ワーナー)率いる(というかそのもの)Marilyn Mansonマリリン・マンソン)の7枚目となるオリジナルアルバム『The High End of Low』(全米4位)からの1stシングル。

・Marilyn Manson - Arma-goddamn-motherf**kin-geddon


 マリリン・マンソン黄金時代を築いたTwiggy Ramirezトゥイギー・ラミレズ)の復帰という大きなニュースに迎えられての新作ですが、そんなことよりやっぱり1stシングルに"Arma-Goddamn-Motherfuckin-Geddon"(アルマ・ガッデム・マザーファッキン・ゲッドンって読むの?)ってタイトルつけちゃうところがマリマンの勝ちな気がする。このセンスがマリマンですよ!もちろん、ベースラインがカッコイイことは言うまでもないですね!

 ちなみにマンソン自身がこのアルバムを表現して"very ruthless, very heavy, and very violent"(非常に冷酷で、重く、暴力的)だと言ってます。はい、これはいつもそうだと思います。やっぱりマンソンはマンソンだったってことで。あー、マンソンのライブ観たいなぁ。

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2009年06月25日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Divinations / MASTODON (Crack The Skye 収録)

 元TODAY IS THE DAYのメンバーを中心に2000年に始動したアメリカの4人組カオティック・メタル・プログレバンド(ってすごい形容の仕方だな…)MASTODONマストドン)。2006年のメジャー第1弾『Blood Mountain』に続いて通算4枚目となるフルアルバム『Crack The Skye』を2006年3月にリリース。プロデュースはブレンダン・オブライエン。全米初登場11位、全英32位を記録。

・Mastodon - Divinations


 アルバムからの先行シングルとなった"Divinations"(予言)は、6弦バンジョーが使われるユニークなイントロに、ギターの音が絡み、オジー・オズボーンばりの高音ヴォーカルもカッコイイ曲です。アルバムの中ではもっとも短い曲で、彼らのもついろんな魅力が凝縮されていて、最初に聴く1曲にはもってこいかも。

 この『クラック・ザ・スカイ』は、「不自由な身体から抜け出した幽体の多次元の旅」を描いたコンセプト・アルバムになっており、NEUROSISのスコット・ケリーをフィーチャーしたタイトル・トラック“Crack The Skye”を始め、ジャム・セッションから生まれた“The Last Baron”(最後の伯爵)、奪還-逃亡-殉職者-螺旋の4楽章からなる大作“The Czar”(皇帝)など、聴き応え十分。

 ちなみに「Skye」とはドラムのBrann Dailorが10代のころに14歳で自殺した彼の妹の名前だそうです。そのことについて、ブラン「このアルバムには自分の人生の具体的な時期に触れている箇所がいくつかあって、それは初めてやったことだった。音楽が本当にそれを要求していたんだ。ブレントが曲のほとんどを書いて、ブレントとトロイと俺の3人でほとんどの歌詞を書いた。ブレントはより深く音楽を掘り下げていったし、俺はこれまでちゃんと触れたことがなかった自分の過去のことを歌詞にした。これが最高のチャンスだと感じたんだよ」と語っています。

 後、WEBに掲載されていたインタビューでは、さまざまなアーティストの名前が出てきたのが気になりました。デヴィッド・ギルモア、ジェリー・カントレル、アリス・イン・チェインズ、ウィーザー、ピクシーズ、フガジ、レディオヘッド、デリンジャー・エスケイプ・プラン、フランク・ザッパ、ジェイムス・ブラウン、スティーヴィ・ワンダー、マーズ・ヴォルタ、ヘルメット、ニューロシス、モーツァルト、レッド・ツェッペリン、ビートルズ、キング・クリムゾン。なるほど、ただヘヴィなだけではない彼らの音はこのようなリスナー体験から出来上がってるんだなぁと妙に納得させられました。

 イギリスのヘヴィロック系の音楽雑誌ケラングでも"Best Band on the Planet"(地球上で最も素晴らしいバンド)と称された彼らは、今年のSUMMER SONICでの来日が決まっています。ぜひサマソニで生でこの音を体験したいですね。

●MASTODON メンバー
 ブラン・デイラー(Dr)
 ブレント・ハインズ(G/Vo)
 ビル・ケリハー(G)
 トロイ・サンダース(B/Vo)


MASTODON -『Crack The Skye』収録曲リスト
 1. Oblivion - 忘却
 2. Divinations - 予言
 3. Quintessence - 精髄
 4. The Czar - 皇帝
 I. Usurper - 奪還
 II. Escape - 逃亡
 III. Martyr - 殉職者
 IV. Spiral - 螺旋
 5. Ghost of Karelia - カレリアの亡霊
 6. Crack The Skye - クラック・ザ・スカイ
 7. The Last Baron - 最後の伯爵
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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2009年05月29日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. the pot / tool (10,000 Days 収録)

Who are you to wave your finger?
So full of it
Eye balls deep in muddy waters
F**kin' hypocrite♪


 アメリカはLAで'90年に結成されたバンド、toolトゥール)の2006年に発表され当然のように全米初登場No.1をかっさらった4thアルバム『10,000 Days』収録曲"the pot"。メイナード・キーナンのソウルフル(彼らの曲でソウルフルって表現されることってほとんどないと思いますが・・・)なイントロのアカペラのヴォーカルから一気に引き込まれてしまう曲です。

・Tool - The Pot


 そんなイントロから、ギター、ベース、そしてドラムとそれぞれが複雑なリフ/リズムを刻み、それが一体となって正にうねるようなグルーヴに昇華されていく様がたまりませんね。その複雑さやコンセプト性などからプログレって表現もされるほどです。

 そして、彼らの真骨頂はライブ。以前、2002年の赤坂BLITZ公演とサマソニ'06でそのライブを見たことあるけど、その凄まじさといったらなかった。ライブと共に、彼らはPV等の映像作品もこだわってるので必見です。まぁ、好き嫌いはかなり分かれるとは思うけど・・・

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2007年08月18日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Minerva / deftones (deftones 収録)

 For the hearts you break everytime you moan
 And God bles you all on the earth♪


 米サクラメント出身のヘヴィ・ロックバンド、deftonesデフトーンズ)の2003年発表のセルフタイトル・アルバム『deftones』からの先行シングル曲"Minerva"。

・Deftones - Minerva [Official Music Video]


 ギターの静かなイントロから重厚なサウンドにうつっていくメロディアスな曲。音はすごく重いのにメロディはすごくしっかりしてて、エモっぽさもありますね。

 もうすぐ新作「SATURDAY NIGHT WRIST」を発表予定。System of A Downサージ・タンキアンが参加してる局もあるんだとか。SOADとデフトーンズの組み合わせってだけでもワクワクしますね。

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Hexagram / deftones (deftones 収録)

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2006年09月10日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Hexagram / deftones (deftones 収録)

 but I would expect it from anyone now to protect life's indigenous sound...♪

 今年のサマソニで久方ぶりの来日を果たしたdeftonesデフトーンズ)の2003年発表の4thアルバム『deftones』の1曲目"Hexagram"。バンド名をアルバムタイトルに持ってきただけでも、その自信の表れが伺える作品です。

・Deftones - Hexagram [Official Music Video]


 イントロの後始まるチノ・モレノの絶叫がカッコイイです。数あるヘヴィ・ロック勢の中では比較的ヒップ・ホップ色の薄いバンドなんだけど、この曲のヴォーカルとコーラスの掛け合いのとことかのグルーヴは凄まじいものがありますね。

 この曲や"Bloody Cape"のような激しい曲はもちろん良いのですが、アルバムには"Lucky You"のような打ち込みを使った一筋縄にはいかない曲も含まれています。どこかで、デフトーンズのことを『ヘヴィ・ロック界のレディオヘッド』と評してるのをみたことあるけど、それもなるほどとうなずける作品です。

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2006年09月05日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Another Brick In The Wall (Parts 1, 2, 3) / Korn (Greatest Hits Vol.1 収録)

 Goodbye cruel world I'm leaving you today Goodbye
 Goodbye all you people There's nothing you can say
 To make me change my mind Goodbye♪


 米ヘヴィ・ロックを代表するバンド、Kornコーン)の1994年のデビュー作「KORN」から2003年の「TAKE A LOOK IN THE MIRROR」までの代表曲を集めたベスト・アルバム『Greatest Hits Vol.1』用に録音された曲。英プログレッシブ・ロックを代表するバンド、PINK FLOYDの名曲"Another Brick In The Wall"のカヴァー。

・Korn - Another Brick In The Wall [HD] (Live in Amsterdam 2012)


 ピンク・フロイドの中でもヘヴィな部類に入るこの曲をコーンがカヴァーするとすごくはまりますね。結構原曲に忠実にカヴァーしてるけど、まさにコーンって感じの仕上がりになってるし。

 それにしても、この年代をさかのぼるような曲順になっているベスト盤を聴くと、コーンのたどって来た深化の軌跡のがわかります。Vo.のジョナサン・デイビスのトラウマティックな歌詞がよく取りざたされるけど、それよりもこのサウンドの衝撃度は計り知れない。

 コーンに並ぶヘヴィ・ロックのバンドは、Rage Against The MachineToolくらいしか居ないんじゃないかと個人的には思います。

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2006年08月31日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. GOT THE LIFE / KoRn (FOLLOW THE LEADER 収録)

 I'll never ever follow So give me something that is for real
 I'll never ever follow Get your boogie on♪


 ジョナサン・デイビス率いるKornコーン)の'98年発表の3rdアルバム『Follow The Leader』からのシングル曲"Got The Life"。ヘヴィなサウンドにちゃんと歌メロもありかなり聴きやすくカッコイイ曲です。

・Korn - Got The Life


 コーン史上、最もキャッチーなアルバムで大ヒットを記録。まぁそこがある意味批判の対象になってしまうのがコーンっぽいけど。

 それにしてもタイトル通り、まさにヘヴィ・ロック界のリーダー的存在として、リンプ・ビズキットなどを引き連れたツアー「ファミリー・ヴァリューズ・ツアー」を立ち上げたのもこの頃ですね。

 このアルバムの後、Kornは更に深化の道をたどっていきます。

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2006年08月03日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. Judith / a perfect circle (Mer De Noms 収録)

 前作「Lateralus」に続き新作「10,000 Days」も1週間で56万枚以上売り上げ全米初登場1位を飾ったToolのVo.メイナード・ジェイムズ・キーナンによるサイド・プロジェクトa perfect circle(ア・パーフェクト・サークル)の'00年発表の1stアルバム『Mer De Noms』(全米4位)収録曲"Judith"。

・A Perfect Circle - Judith


 トゥールにも通じる重く暗い曲調だけど、比べると若干ポップかな(どこが?って突込みが聴こえてきそうだけど・・・)

 歌詞も「神」がどうのって話だけど、それだけじゃなく、音だけ聴いても独特の世界観を持っていて日本のバンドじゃこの音は出せないだろうなと。サイド・プロジェクトといいつつも現在までに数枚アルバムも出していてメイナードが本気で取り組んでいるのがわかります。

 ちなみにアルバムタイトルはフランス語で「多数の名前」という意味らしい。


a perfect circle -『Mer De Noms』収録曲リスト
1. "The Hollow"
2. "Magdalena"
3. "Rose"
4. "Judith"
5. "Orestes"
6. "3 Libras"
7. "Sleeping Beauty"
8. "Thomas"
9. "Renholdër"
10. "Thinking of You"
11. "Breña"
12. "Over"
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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2006年05月10日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. Heavy Rock
  3. RADIO/VIDEO / SYSTEM OF A DOWN (MEZMERIZE 収録)

 They take me away from The strangest places♪

 SYSTEM OF A DOWNシステム・オブ・ア・ダウン)の全米初登場1位を獲得したアルバム『MEZMERIZE』に収録曲"RADIO/VIDEO"。お得意の先の読めない展開が楽しい曲。イントロは静かに始まり、歌が始まるとともに爆発、そしてリズミカルな中盤から後半に「Lalalala・・・」って言う楽しげなコーラスもありつつ最後までめまぐるしく曲調が変わっていきます。訳わかんないようだけど、メロディが哀愁があってすごく聴き易いんよねぇ。他のヘヴィ・ロック系とは一線を画すかっこよさです。

・System of a Down Radio/Video


 ちなみにこのアルバムとの兄弟作である「HYPNOTIZE」も大ヒット。でもこっちのアルバムのほうが力が入ってるような気はします。

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B.Y.O.B / SYSTEM OF A DOWN (MEZMERIZE 収録)


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2006年02月12日(日)